-ゆえに- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:1813 件
――辰巳センセイは国語教師、ゆえに言葉で心と謎を解く。
第8回ネット小説大賞受賞を受賞し、上下巻にて書籍化された
『辰巳センセイの文学教室』続編です。
現実の事件に、文学が交錯する緻密な構成と、
言葉で心を優しくつつむクライマックス――シリーズの面白さはそのままに。
これまで支えていただいた皆様へのお礼の思いを込めて紡ぎました。
開幕は、辰巳が教師になるまでを描いた前日譚『銀河鉄道の夜』編(リメイク)
……そして、本編の「その先」を描く二つの後日譚へ繋がります。
大
切に大切に織り上げた、辰巳と咲耶の到達点です。
どうかごゆるりとお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 18:43:11
117583文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:248pt 評価ポイント:156pt
【全20話】
次期宰相フェリクス・シュミット。
頭脳明晰、将来有望、類稀なる美貌の持ち主である彼は現在二十八歳。そろそろ結婚を考えなければならないが、一向に決まることがなかった。
「僕は頭の悪い女性を妻にする気はありませんので」
それもこれも全て、原因はフェリクス自身にある。
彼は有能すぎるがゆえに、相手に求めるレベルも高いのだ。そして少々、人を見下しがちだった。
しかしそんな彼に現宰相である父は告げた。一ヶ月以内に婚約者を連れて来いと。そしてそれは王命で
あると。
「しかも三姉妹の中から一人選べ? ……面倒ごとの予感しかしない」
陛下の命とあらば、さすがのフェリクスも断るわけにはいかない。嫌々ながらも件の伯爵家へと向かうこととなる。
領地経営もこなす長女か、女性騎士団に仮入団中の次女。このどちらかを、とフェリクスは考える……のだが。
なぜか、いつもニコニコとしているだけの三女メアリにばかり目が向いてしまう。
メアリはあまり多くを語らない。常にニコニコしており、余計なことを口にしなかった。
そんな彼女は誰よりも人をよく見ており、どうするのが最適解かを自然と理解する少女だったのだ。
「他にやりたいことのある姉様たちのために……フェリクス様には私を選んでもらわないと」
家族を想うメアリは今日もニコニコしながら、さり気なく根回しをする。自分を選んでもらうために。
「でもあの人、絶対に腹黒。笑顔の眼鏡宰相だなんて腹黒に決まってるもの」
メアリのほわほわして見えて計画的なアプローチに、フェリクスはいつしかハマっていく。
メアリもまた、フェリクスと関わることで気持ちに変化が起きていき……?
互いに恋などする気もなかった二人は、いつしか惹かれ合う……のかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 21:22:43
50941文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:32650pt 評価ポイント:25304pt
作:九四山井耐排夢
ヒューマンドラマ
短編
N0193IH
異世界に転生した主人公は、前世の記憶に塗りつぶされた結果、うまく生きていくことができない。
それでも前世の知識を披露して足掻いた結果、王子の婚約者となったが、彼は彼女の孤独や違和感を理解できない。
前世の記憶を持つがゆえに普通に生きていくことができなかった悪役令嬢の末路とは。
最終更新:2023-07-15 04:00:00
2082文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:676pt 評価ポイント:646pt
元中二病の高校生、白鳥瑛汰は元中二病であがゆえに孤独であった。ある日高校入学と同時に高校デビューをしたおかげで歓迎会に誘われるが、会場に行く途中にクラスの美少女、千本木葵が暴走するトラックを目の前にショックで立ち止まってしまう。瑛汰は彼女を助けようとするも、二人共死亡。そして異世界に転生してしまった。
美少女と異世界生活を頑張って攻略する話です。
最終更新:2023-07-14 20:23:18
7969文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:gehena
現実世界[恋愛]
連載
N3782IH
俺は、大貴族の息子(ぽっちゃり)である。一生遊んでもまだあまりある額の金を既に手にしている。
だから、遊びまくった。学力は0だが、コネで最難関校であるシュワルツ高校に入学できたのだ。
なぜこんな学校に入学したかって?女子が多いからに決まっているだろう。
男は皆、兵隊になるためのことしか勉強しない。それ以外は必要がない。
女子は体が男ほど強くない。ゆえに、学問を発展させ、研究者として祖国に尽くすのが最高の栄誉とされる。
だから、この高校には女子が多い。多いな
んてレベルじゃないな。今年の入学した男は4人しかいないらしい。たいして女子は100を超える。
ハーレムの形成。それをここで成すのだ。優秀な遺伝子を遺してやろう。そう決意して俺はここに来た。
そこまでは良かったのだ。
突如現れた美少女のその甘い言葉に引っかかって、僕はまんまと彼女の家に行き・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 16:45:04
5922文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
あの蒼い瞳に映りたい――いつからそう思い始めただろう
燕国第一皇子翠景は、名君と名高い父・恒來の最側近であり、若くして宰相になった珀令に対して得も言われぬ感情を抱いていた。
この国にはない蒼い瞳を持ち、人目を引く容貌と濡れ羽色の髪を持つ珀令は、かつて燕に滅ぼされた亡国の敵将だった。
敵国の男を気に入り宰相にまで就かせた父と、祖国の仇であるはずの男へ忠義を尽くす珀令。
異様ともいえる二人の関係は翠景にとって理解しがたく、それゆえに美しく孤高な男の感心を独占している父親のことが
羨ましくて仕方なかった。
あの深く蒼い瞳に映るのが自分であれば……そんな鬱屈とした本音と、それを否定する自尊心を抱きながら過ごす日々。
そしてある事件をきっかけに、珀令の本心を垣間見た翠景は――
■□■□
いわゆるブロマンスものです。
愛なのか執着なのか、はたまた別の感情なのか。
言葉にできない強い感情を向け合う関係性を描きたくて挑戦してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 19:35:46
12787文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:30pt
※完結確約。全22話で執筆済みです。ハッピーエンドです。毎日17時過ぎに更新です。
幼少期のトラウマから、嘘をつくのが極端に苦手になった侯爵令嬢ユリアナ。ある夜会の席で許嫁のヴォルフ王子に婚約破棄&冤罪&投獄のコンボを決められてしまう。
ユリアナは歌姫に身を落としたあげく、生来の馬鹿正直さが祟って非業の死を遂げた…はずだった。
目が覚めると婚約破棄の場面に戻っていたユリアナは、ヴォルフ王子と対立している若き宰相エーリヒと契約結婚する事になる。二枚舌と悪
名高いエーリヒと、馬鹿正直なユリアナ。正反対な2人だが、意外にもエーリヒは優しかった。嘘を駆使してユリアナを守ったり民衆に慕われたりするエーリヒ。
「もしかして、愛ゆえにつく嘘は罪にならないのでは?」
そう気づいたユリアナは、エーリヒと助け合って偶像(アイドル)を演じ、民衆に尽くすようになる。固い絆で結ばれていく2人。
しかし、ヴォルフ王子の更に背後から、ユリアナたちに魔の手が迫る。その上エーリヒには暗い過去があるようで……?
これは、嘘の結婚で結ばれた正反対の2人が、真実の愛を育んで幸せをつかむまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 18:02:00
56463文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:282pt 評価ポイント:172pt
値上げ。それは思考と趣向の放棄。愚の骨頂。
それは誰の言い分か。消費者という評論家か。
何にせよ、値上げが疎まれているのは事実。ゆえに企業は努力する。
いかに消費者に気づかれずにお値段据え置きのまま利益を貪るか。
編み出されたのがそう、古代からの手法。
こっそり内容量を減らすことである。
最終更新:2023-07-10 10:00:00
922文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
小田河夏空(おだがわそら)は鬱屈とした高校生活と家庭生活に辟易していた。家庭内では父親が鬱病で、両親が離婚寸前であり、また、親友は皆別の高校や進路に進み、自分が通う高校には誰も信頼できる友達が居らず、先生も信用できないことから、強い孤独感を感じていた。それゆえに、夏空はある日家出を決意する。そんな彼が家出先の古民家で出会ったのは、自らを「たぬき」だと自称する謎の少女だった。
人生に思い悩む人々に贈る、とある再起の物語、ここに開幕!!
最終更新:2023-07-08 12:12:25
957文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
山奥の小さな集落に生を受けた女児は、赤い石を握って生まれた。
その名はソフィア、ソフィア=ステラ・カルナー。
彼女は精霊の愛ゆえに、精霊の我が儘で、「転生を繰り返す」という業を背負っていた。
その魂に、ルーン教の聖女ルキアの叡智と魔力を刻まれて。
長い歴史の中で、ルーン教は魔女教、ルキアは転生の魔女の名へと変わっていたが、ソフィアはまったく気にしない。
少女は今世でも従魔のフェニックスを引き連れて、新たな知識を求めて旅に出る。
最終更新:2023-07-08 08:00:00
55305文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:10pt
地元にヒーローがやって来る。いや、帰って来ると言ったほうが正しいだろう。
そう、凱旋パレードである。
観光資源も何もない小さな町だがそれゆえに
アメコミのヒーローが治安の悪い地域で誕生するように彼は生まれたのかもしれない。
この町に光を齎すために。
その英雄の名は投山球彦。プロ野球選手で驚異のトリプルフォーの達成者である。
打率4割、ホームラン40本、40回盗塁成功という偉業である。
世界的に見ても前例がないらしい。
と言っても俺は野球に全く興味がないため詳しくは知ら
ないし
それがどれだけすごいのかも分からないが有名人は見たい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 11:00:00
4810文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
1話1000〜2000字程度 2〜3話くらいずつ投稿
▽▽▽▽▽
明治二十二年、ひとりの少年が東京美術学校に入学するために上京する。
「私は総領だから、お前が代わりに画家になってくれたら嬉しいんだが」
兄、為吉(ためきち)の思いを胸に、彼は美術学校で日本画の教育を受けることになる。
そこには横山大観(よこやまたいかん)や下村観山(しもむらかんざん)など、後に日本画の大家と呼ばれるようになる人が多くいた。
岡倉天心(おかくらてんしん)を始め名だたる指導者の元、彼らは切磋
琢磨し成長していく。
「面白い絵が描けると思うんだ。今考えてるのを描けたらすごいことになるよ」
彼の作品は出品するごとに議論を巻き起こす。
それは岡倉天心の「光や空気を描く方法はないか」という問いに答えるために考え出されたものだった。
伝統的な絵画の手法から一歩飛び出したような絵画技術。
しっとりとした情景を思わせるぼかしの技法、琳派に傾倒した装飾的な絵画、線ではなく色を主体とした手法。
革新的であるゆえに、それは常に酷評に晒された。
それでも常に一歩先の表現を追い求め、芸術を突き詰める彼の姿勢は終生変わることがない。
その短い人生ゆえに、成熟することがない「不熟の天才」と呼ばれた彼の歩んだ道は決して楽ではなかっただろう。
その人は名を菱田春草(ひしだしゅんそう)という。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 20:00:00
117017文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
両親の遺産で金持ちになったがゆえに人を信じられなくなった自分とそんな自分に前と変わらず接する葵が恋人になるまでのSSです。
最終更新:2023-07-05 02:33:43
3944文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
作:みーなつむたり
ハイファンタジー
完結済
N9708ID
大国コロルは、人間を殲滅させるために天から舞い降りた有翼人たちによって脅かされていた。
コロル軍は日夜、有翼人の襲来と戦い続ける。
そんなコロル軍後方支援部隊、通称テネブラエに属するカヌスは、ある日、赤い髪の怪しい軍人と出会う。
万能と言われる有翼人と人間の間に生まれた子どもたちの中で、灰色の有翼人とのハーフであるカヌスは唯一無二の無能。
ゆえにハーフであることを隠してカヌスは30年生きてきた。
平穏を望むカヌスと、それを脅かす赤髪の軍人の、ささやかで限りなくエゴに近い
愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 13:43:10
83192文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
哲学してるだけです。
最終更新:2023-07-02 03:01:26
5411文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:いでっち51号
異世界[恋愛]
短編
N4052IH
大世界ワルキューレ・トリスにおいて『本物の悪役令嬢はその時に微笑む――』という伝記がある。これはある侯爵令嬢が愛ゆえに罪を犯したという仮説に基づくおはなし――
最終更新:2023-07-01 18:00:00
3107文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:116pt
加護を必要とする大陸で加護を持たない愚者(フーラー)と呼ばれる旅人の少年の物語。
愚者ゆえに自由に生きたいだけなのに、なぜかトラブルに巻き込まれる異世界ストーリー。
最終更新:2023-07-01 02:24:47
3182文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
江戸時代、的中率の高さゆえに幕府が庶民に使用を禁じた占いがあったーーー。
かぶき者を気取り、旗本奴と呼ばれ、世間の鼻つまみ者だった蓮志は、仲間が拐ってきた少女を助ける。
少女は大名家の隠された姫だった。
不定期更新です。いいね!や評価⭐にぽちりしていただけるとがんばるゲージが上がります!
アルファポリスの 第9回歴史・時代小説大賞に参加します。
こちらもぜひ1票ぽちりお願いします。
最終更新:2023-06-30 15:00:39
7863文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
王宮で働くクレアは、奴隷のような扱いから逃げたかった。けれど両親の形見を取り上げられ、叶わないままでいる。
「あれを見れば、あなたの出自がわかる。絶対に手放さないで」
亡き母親の言葉を守れなかった。取り戻すまでは王宮から逃げないと決めたものの、身分の低さゆえに満足な調査ができない。
一方、密命を受けたテオドールは、隣国に嫁いだ皇女の子供を捜していた。死産だったと言われていたが、密かに生きている証拠が見つかったのだ。
子供の存在が公になれば、戦争の火種になってしまう。
戴冠式
を利用し、潜入した王宮で見つけたのは、魔術で姿を変えたメイドだった。
意図せず出会った二人が、ゆっくり距離を詰めて幸せになろうとする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 19:16:38
200107文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:2296pt 評価ポイント:1624pt
カプスピテの町角に構えられた店には、白衣を着た黒衣の魔女がいる。
悩める人々の精神を蝕む心の闇。
それはしばしば常人には見えないミアズマ(瘴気)となって身体から放たれ、周囲に災害という形で悪影響を及ぼす。
その心の闇に取り込まれた患者は怪物となり、たびたび人を襲う。
こういった諸症状を総じて『アビス』と呼ぶ。
通常の医学では太刀打ちできないその病を治せるのは、古くから異端と忌み嫌われ、伝説上の存在と信じられてきた魔女だけ。
心の闇の専門医であり、病院や警察などからたびたび
依頼を受ける秘密の職業だ。
ゆえに人々は、畏怖しながらも最後の救いを求め、彼女たちをこう呼ぶ。
――Dr.ウィッチ、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 02:03:54
157093文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
ある裕福な商人一家に、少し、いやだいぶ変わり者の女の子が生まれた。自分のことを”おなご”だと宣い富裕層特有の高慢さどころか、田舎者丸出しの雰囲気をまとった少女だ。
前世の記憶を半端に持って生まれてしまったがゆえに、奇異な存在として家族に疎まれ、12歳にして遠く離れた島にひとり置き去りにされてしまったのが運の尽き。少女は、親の加護を受けることなく過酷な日々を過ごすことになる。寂しさを嘆く暇もなく成長し、少女はのほほんとした性分を残しながらもどこか薄っぺらい人物へと変わってしまっ
た。
しかし、そんな日々も、一人の王子との出会いをきっかけに少しずづ…けれども着実に変化を遂げていくこととなる。これはそんな”おなご”の成長と愛の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 22:10:20
6767文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔物と人間の間に生まれた獣人の子、クレイはその生まれによって
人間から忌み嫌われ、恐れられてきた。
特殊な環境ゆえにどんどん性根を曲げていった彼は
やがて犯罪に手を染めて生きていくことに。
しかしそんな生き方も長くは続かず、彼の生涯は十年という短さでその幕を閉じる……はずだった。
もし、もう一度生きれるのなら。もう一度やり直せるのなら。
ウソでもいい。偽善でもいい。コテコテなぐらい平和で退屈な世界が欲しい。
そんな彼の願いはただの絵空事ではなくなっていく。
ひょん
なことから手にした"魔王"としての圧倒的力は、
彼の理想を叶えるのに十分すぎるほどの現実味を帯びていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 20:59:23
4315文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:しいな ここみ
現実世界[恋愛]
短編
N1386IH
蝶条院あやかはお嬢様である! 玉城王人はお坊っちゃまである! ゆえに二人の恋の行方は大衆の理解及ばぬ方向へと流れて行った!
最終更新:2023-06-24 08:32:31
2796文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:80pt
王太子殿下の近衛騎士隊長を務める完全無欠の兄を持つアリッサは、毎日じゃがいもの皮をむくことに精を出す厨房の下働き。貧乏男爵家ゆえに金もコネもなく結婚相手も見つからない。自立のため兄と同じ城での職を手にしたものの、忙しい兄とはなかなか会うこともできず、騎士たちに兄との見た目の違いに落胆される始末。
そんな折に出会った兄の同僚を名乗る騎士セオルド。華やかな王子様顔に紳士的で優しい彼に一瞬で心を開いたアリッサは、その日のうちに食事に誘われ舞い上がる。
すっかりと忘れていたの
だ。
兄の同期に、兄のことを目の敵にするライバルがいたことを――。
アリッサ視点→じゃがいもの皮をむきつつ、ロマンス小説という名の参考書に惑わされながらも、兄を目の敵にするセオルドに絆されていくお話。
セオルド視点→アリッサの見ていない裏側の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 21:00:00
172366文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:18872pt 評価ポイント:13070pt
作:斎藤ニコ・天道源@シンデレラは探さない。
現実世界[恋愛]
連載
N7218IG
『モブキャラ人生かと思いきや、なぜか学園の平和維持が目標に!?』
気が付くと、俺は乙女ゲーム『プリンスプロジェクト(PP)』の世界に居た。
普通は、転生するとイケメンやら悪役令嬢なんかになると思ったんだが……
まさかの前世と大して変わらない風貌。
家族構成まで変わらないときたものだ。
しかし、アラサーサラリーマンだった俺が、高校生に若返っているのも事実。
健康に感謝しつつ、乙女ゲーゆえにイケメンだらけの世界で、前世と変わらず陰キャ人生――と思っていたら、なぜか学園の平
和を守るミッションが発生した……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 21:33:32
32800文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:1874pt 評価ポイント:1078pt
作:nihirumu
ハイファンタジー
連載
N0504IH
魔界には、龍がいた。その龍には鱗はない。翼もない。二本足で歩く。すなわち、ヒトの姿をした人龍である。
――それは世の命数の尽きたのを感じて、魔界の岩盤を貫いて、蒼天に昇ると言われる。その歩くところの土中、この天地に生滅してきた命が新たに動力を得て、甦って、近侍のごとく、かの龍に付き従う。ゆえに、その巨魁は、死の龍とよばれた。 その龍は、ちがう次元の世界から選ばれてやってくる者らしい。ちなみに魔界と領域を接する人間(魔界側からはヒューマンと呼ばれる)は、その龍を<魔王>と
呼んでいる。
けれど、天はこの世に怪物を生む一方、英雄を生んだ。群星は再び、龍の咆哮を聞いて、かの地に集まる。まず、第一の英雄は魔界の地の辺境に取るに足らない生活を築いていた。その運命をいまだ知らず、夢なく、訥々として命を路傍の陰に燃やしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 20:30:23
357266文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
人生に疲れて死んだ私は前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生していた。
しかもどのルートでも死ぬ”ヒロイン友人”として。
二度と生まれ変わりたくなかった私は前世の記憶にあったよくわからない宗教の教えを毎日実行している。
前世の記憶を持つがゆえに感じる孤独はあったが、初めての友達を守るために、私は死ぬことを選んだ。
たとえゲームをプレイしていた時の推しであるサブキャラといい感じになろうとも、私は”彼”に殺される運命を選ぶのだ。
そして決して”彼”に不幸な道は歩ませない。
---
--
全10話のざっくりファンタジー。
”ヒロイン友人”は死にたがりなので、念の為R15設定をしています。
※pixivにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 16:49:41
24705文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:4930pt 評価ポイント:4226pt
作:青空あかな@天気予報スキルのおかげでイケメンに拾われ~発売中!
ハイファンタジー
完結済
N2990IG
神への信仰がすっかり廃れた国で、底辺聖女のフレイヤだけは毎日熱心に祈りを捧げていた。
そんなある日、彼女は【ライブ配信】という謎スキルを授かる。
いくらイジメても平気な彼女が妬ましかった修道院長は、裏で不貞していた国王と一緒にフレイヤを悪女と吹聴。
平和ゆえに退屈していた国民たちは「ちょうどいい暇つぶしができた」と石を投げつけた。
しかし、荒れ地に追放されたフレイヤが神に祈りを捧げたところ、空から食べ物や薬が降ってくる。
実は、彼女が生きていたのは巷で大人気のオ
ープンワールドゲームの世界だった。
【ライブ配信】は現実世界とチャンネルを介して繋がり、登録者が増える度にボーナスも貰えるというチートスキルだったのだが、信心深いフレイヤは神に祈りが通じたと大喜び。
国も追放されたことだし、ずっと憧れていた祈祷の旅へ出ることに。
各地の超難関ダンジョンを訪れては、困っている人を助けるため最深部目指して突き進む。
攻略情報を教えたりして応援してくれる視聴者たち。
フレイヤは『視聴者=神様』と全てを勘違いしたまま無自覚に無双する。
一方、フレイヤを追い出した王国。
本当にいた神の加護が弱くなり、国内に異変が起き始める。
大飢饉に始まり、疫病の流行、魔族の侵略……。
国民たちは国王と修道院長のせいだと石を投げつける。
取ってつけたように、今さら神に祈ってももう遅い。
王国は一歩ずつ着実に破滅へと向かって行くのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 17:04:49
106267文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:2126pt 評価ポイント:1392pt
ある日、自分に聖霊の加護があることを知ったリディアは、領民のため、そして自身の憧れのために貴族という身分を捨て、祈祷師になることを決意する。そんな折、魔導騎士団副団長セシルからは想像を絶する忠告をされ――!?
祈りによって傷を癒し、願いを叶え、民を幸福へと導く祈祷師は、その存在ゆえに顔も名前も、人数さえもが謎に包まれていた。制止を振り払って選んだその先に待ち受けている真実とは。
これは憧れを追う主人公と後悔の中に生きる青年がすれ違いながら真実を解き明かしていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 14:14:39
314158文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:222pt 評価ポイント:98pt
愛して、愛して愛して愛して愛して愛して愛して
愛してる。
私は過ちを犯した。
それは愛ゆえに、なんの邪心もなく、ただ愛故に。
だから犯した。
故に犯した。
当然のように犯した。
例え輪廻を捻じ曲げてでも、愛ゆえにこの過ちは許される
最終更新:2023-06-08 11:33:20
8000文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
忍の世界を覗いてみようか
最終更新:2023-06-07 22:00:00
316文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
本作は、とかく斜に構えて語りたがる僕様こと〈黒崎かずや〉が、ロリ美乳メカ少女のイマジナリー相棒〈チロン〉との対話劇に仮託して書き殴る放談エッセイです。
作品全体としてのテーマや方向性は敢えて設定せず、ふと思ったことを思うがままに書こうと思っています。
なお、タイトルはアンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』の一節から拝借しました。
最終更新:2023-06-07 19:56:55
23645文字
会話率:89%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
マリ・フユツキの次女姉は借金をして役者に貢いで家族に返済を押し付けて失踪。
お家没落や奉公人達の失業、優しい長女姉の婚約破棄の危機を回避する現実的で効率の良い方法は、まもなく成人するマリを売ること。
そこに、個人的に期間限定で買いたいという男性が登場。
期間限定の政略結婚のようなものと、遊女になることだと、どちらが良いのかは明白。彼女と両親は彼と交渉することにした。
シン・ナガエは厭世主義者で世捨て人のような小説家。育った環境ゆえに自尊心の低い彼にとって、自身の書
物が売れることが唯一の拠り所。
今後の執筆活動の為に、世間から、特に男性から隠されているお嬢さんやお嬢様の生態の詳細を知りたかった。しかし、それは中々手に入らない情報。
そこで、彼は金で買える凋落寸前のお嬢さんやお嬢様を探し、マリ・フユツキを発見したので大金を使って購入。
マリは大型金貨五枚の為に、シンは小説に使う資料の為に彼と彼女は政略結婚すると決定。世間を欺いたり、犯罪と間違えられないように、二人はまず婚約から開始した。
【R-15はシンがエロ小説家、残酷な描写は物語の後半に少し辛い話があるからで、基本的にはほのぼの話です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 13:37:27
189684文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:894pt 評価ポイント:600pt
これは、意地っ張りで頑張り屋さんの悪女が救われるまでの物語。
.*・゜.*・゜.゜・*..゜・*.
悪女レオリナは、その美しさと有能さ、誰にも媚びない強さゆえに誤解され、人々から嫌われていた。
なにをやっても裏目、なにをやっても「強そう」。
挙句の果てには「悪そう」「聖女に嫉妬しているんだ」とまで言われて、ウンザリする日々。
そんな彼女が聖女暗殺未遂で投獄される。
そこへ尋ねてきたのは──稀代の美貌を持つ魔王、ディノ。
一見すると優しげなディノは言った。
「暇
だからさ。嫉妬に駆られて聖女を殺そうとしたっていう悪~い女を見に来たんだ。ね、君の話を聞かせて♡」
最悪すぎる出会いに腰を抜かしそうになるレオリナだだったが、こちらも暇なのは事実。
彼女は、これまでの事をとつとつと語り出したのだった。
.*・゜.*・゜.゜・*..゜・*.
レオリナ(21歳)
♡
ディノ(年齢不詳・外見年齢29歳)
.*・゜.*・゜.゜・*..゜・*.
感想や評価を頂けると、とても励みになります( *ˊᵕˋ*)
ゆるりと楽しんでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 11:08:30
17636文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:452pt 評価ポイント:388pt
「……私は、君を愛せない。」
「かしこまりました。お飾りの妻役、喜んで拝命いたします!」
「!?」
リリーシャには秘密がある。それは、極度の面食いだということだ。なので、イケメンランキング堂々の歴代2位に輝く、第二王子に初夜に愛さない宣言をされても平気だ。
むしろ、あの綺麗なお顔で長年の片思いを引きずっているなんて、解釈通りにもほどがある! とさえ思っている。
そんな彼女は、彼女なりにお飾りの妻役を楽しんでいたのだが、最近旦那様である第二王子の様子がおかしくて――。
最初に愛
さない宣言をしてしまったがゆえになかなか素直になれない第二王子×第二王子の初恋相手である伯爵令嬢のテンション高めなラブコメディー。
※アルファポリス様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 23:28:39
5485文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2916pt 評価ポイント:1468pt
作:かきつばた
現実世界[恋愛]
完結済
N9170FJ
近所の本屋でエロ本を買うという暴挙に出た新高二生の根津浩介。
しかしその目論見は奇麗な女店員によってあえなく阻止されてしまう。
翌日学校に行くと、その女が同級生五十鈴美桜だと判明した。
秘密がバレたら学生生活に危害が及ぶ。そう考えて彼は美桜の口封じにかかった。
呼び出すとやけに彼女は素直に応じてくれたものの――
しかし、彼女は事ある毎に弱みを持ち出しては浩介を振り回す。
やがて我慢ならなくなった彼は、美桜の秘密を探ろうとすることに。
その過程で、素っ気なく不愛想な美桜の
様々な一面を垣間見ることに。
意外と人間臭くてポンコツな彼女に、浩介は当初とは違った感情を抱く。
しかし、互いに鈍感であるがゆえになかなか二人の仲は進展しないのだった。
不真面目おちゃらけ男子とアンドロイド系クール女子のドタバタ劇がここに幕を開ける――!
※第三章更新中→週に一度というスローペースで投稿しております。
※カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 19:09:45
533289文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:5317pt 評価ポイント:2003pt
美しい花園は時に地獄ともなる。禁断の愛を抱えた兄妹は昔、犯した過ちゆえに束の間、別荘の花園で逢うことしか許されない。触れることすらない彼らの想いの行方は。
最終更新:2023-05-30 17:33:57
27715文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:256pt 評価ポイント:198pt
バイトに明け暮れる天音海斗(あまねかいと)の通う高校には、有名人が二人居る。
その一人である西園寺凪(さいおんじなぎ)は、銀色の髪をショートカットにした小柄な美少女だ。
彼女は容姿だけでも魅力的なのに、学業の成績が非常に優秀で、更に実家がいくつもの会社を経営しているお嬢様と噂されている。
そんな凪と学年も違えば能力も違う海斗は、偶然の出来事から顔見知りとなった。
お互いに深く踏み込まず、ぬるま湯のような心地良くも適度な距離感。
その関係に満足していたある日。海斗の
日常に大きな変化が訪れる。
「これから、海斗くんに僕の親戚の子の世話をして欲しい」
バイト先の店長から依頼された、名前も知らない人のお世話係。
とはいえバイト代は出るし、頼まれたからには会ってみようと、海斗はその人が住む場所へ向かった。
すると、インターホンから聞き覚えのある声が耳に届く。
『天音、なの?』
「……こんにちは。まさか貴女だとは思いませんでしたよ。西園寺先輩」
完璧だと思っていたのに誰かにお世話される必要のある凪と、バイトに追われる毎日を送っていた海斗。
そんな海斗達の間で始まる、普通では有り得ない関係。
他人から見れば歪な関係の中で、海斗は人を寄せ付けないと言われている凪の本当の姿を知り、距離を急速に縮めてゆく。
「海斗の手はおっきいね」
「凪さんの手は小さいですね」
「早く食べよう、海斗!」
「はいはい、すぐ行きますよ」
「いつもありがとう、海斗」
「……別に、感謝される事なんてしてませんよ」
これは才能を持つがゆえに悩む少女と、何も持たないがゆえに自信のない少年が、少しずつ心を繋いでゆく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 20:00:00
545971文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:3154pt 評価ポイント:1512pt
この世界で最も希少で、美しいとされる「銀髪のエルフ」に惹かれた男。男は奴隷商人から銀髪のエルフを買い、その傲慢な性格ゆえに彼女を自分の意のままに動かそうと努力するが――。
連載習作その② 多分こっちの方が習作その①よりも早く完結する。
文体を純文学っぽくしようと頑張っている。(てか、純文学って何だろうね)
最終更新:2023-05-27 17:14:00
89755文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
地球で高校生だった江藤瑠璃は、異世界であるベルリ大陸へ転生する。
その後の修業を経て大陸最強クラスの魔道士となった瑠璃は、ルリエル・エルトロンドと名乗り、すっかりベルリでの生活になじんでいた。
そんなルリエルが営んでいるのが、男娼館「ハルピュイア」である。
女性の地位がおしなべて低いベルリ大陸において、女性を癒し、励ますために作ったこの男娼館は、勤めている男子が六人と少ないものの、その良質なサービスで大人気となった。
ルリエルにはもう一つの顔があり、それは夜な夜な出没する近隣
のならず者を魔法で排除する、治安安定化と個人的な趣味を兼ねた義賊のようなものだった。
特に、なにかしらの悩みを抱えていることが多いハルピュイアのお客の女性には、肩入れしてしまうのが常である。
ルリエルを信頼する六人の男子は、それを知った上で毎日の女性奉仕に精を出している。
元北国の騎士団長、キーランド。
元素手格闘(パンクラティオン)の王者だった、筋骨たくましいダンテ。
草花に詳しく、内気ながら人好きのするトリスタン。
美少女と見まがうばかりの金髪の美形、カルス、などなど。
彼らと共に目の前の女性たちのために尽くそうとするルリエルだったが、彼女の持つ力ゆえに、時には大陸の人類全体の敵である「六つの悪魔」を相手取ることもある。
大陸人類最強クラスの者に与えられる称号である「七つの封印」の一人であるルリエルは、今日も彼女なりに、精一杯生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 07:00:00
138426文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:40pt
作:ハムミミ ウララ
ローファンタジー
連載
N7114IE
日本に1匹のスパイが送り込まれた。彼の名はハムタコスキー。アンビエント連邦が開発に成功した国家のスパイ動物だ。
ひょんなことで京都にやって来たハムタコスキーは京大で実験動物と間違えられ、捕えられてしまう。何とか命拾いしたものの、理性と知性を持ったハムタコスキーは自分も人間の都合で改造された動物であることを悟り、生きる気力を失なっていた。
ちょうどその頃、千年の都、京都に異様な邪気が流れ込む。事の発端は京都の守護神である北の玄武の逃亡。護り神のいなくなった北の方角から魔物が
入り込んだのだ。コロモダコという魔物は人間の自尊心を吸い尽くして生きのびていた。それゆえに京都の人々の自尊心は少しずつ枯れ始めていく。やがて京都の地下水は枯れ果て、高瀬川の水は濁り、鴨川に花は咲かなくなった。
ハムタコスキーもまた自尊心を失い、鴨川に身投げするが、一羽のカモに救われる。カモは大徳寺、而今庵にハムタコスキーを連れて行き、和尚様に匿ってもらうよう頼む。そこにいたのは京都の守護神、四神と呼ばれる霊獣たち。完璧な神のイメージとは裏腹に、神たちはどこか抜けていて、おっとりのんびりしている。だが、数ヶ月前、北の神である玄武が仲間割れし、行方をくらましたという。事の始まりは青龍がメルカリで誤って出品したお寺の宝、井戸茶碗。これは古くから呪いの井戸茶碗とも言われ、所有した者は皆呪われてきた。そのため個人が所有できないようお寺で保管されていた。玄武はこの茶碗の流出に激怒して出ていったという。玄武の捜索は難航。一刻も早く代わりを見つけ、邪気を退治する必要があると判断した和尚様は、ハムタコスキーに北の神の仕事を任せた。
果たして、よそ者ハムに京都の街を救うことは出来るのか。呪われた井戸茶碗を取り戻すことはできるのか。玄武は戻ってくるのか。神の代理を務めようと奮闘する脱スパイハムの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 16:47:05
24213文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
≪声に出したくなる口調や台詞を心がけております≫
「彼」の中に眠る【美空姫】。
姫を追う者、求める者。
全てを忘れ旅する「彼」の前に
現れた男の正体とは。
~~~~~~
ああ殺そうぞ。それこそが私の役目。
殺し尽くすのだ。お前達こそが獲物。
(抜粋)
~~~~~~
短編がゆえに
何かが起きかけて終わります。
サラッとお楽しみ頂ければ幸いです。よろしければ。
最終更新:2023-05-23 14:21:15
2162文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
森の魔女は、人間の文化に「花贈りの日」というものがあることを知った。大切な人に花を贈り、感謝や愛を伝える日だ。
ゆえに彼女はメッセージを送る。
夜の魔術師を呼び落とすため。
彼に、花を贈るために。
◇
このお話は、『ユーリカの栞』という作品の後日談です。
未読のかたでも楽しんでいただけるように書いたつもりですが、本編読了済のほうがより面白いかもしれません。
『ユーリカの栞』
https://ncode.syosetu.com/n8502id/
最終更新:2023-05-19 19:11:55
5208文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
治癒師として王子主導の魔物討伐隊に参加しているソニア。平民であるがゆえに悪気なく酷使される日々。断れない、逃げられないと諦めていたが、ある日、聖女の代わりに崖から落下してしまう。死ぬのもこれ以上働かされるのもお断り、根性で生き抜いた先には…、瀕死のイケメン冒険者が落ちていた。(全4話)
※個人的な理由で誤字脱字報告、感想、レビューなどは閉じています。申し訳ございませんが個別対応、返信もしておりません。誤字脱字や適当な言い回し、あまい設定が許せない方はブラウザバックをお願いい
たします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 06:00:00
22212文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:59424pt 評価ポイント:48416pt
さあさあ―――、物語を語り聞かせよう―――。
それは、いまだ大半の民にとって”歴”などどうでもよい―――、知らない者の多かった時代―――。
それゆえに、もはや”かの者”がいつ生まれたのかもわからぬ時代―――。
”その者”は下級の民の内に生まれながら、恐ろしいまでの才をなした少年―――。
少年”蘆屋道満”のある戦いの物語―――。
最終更新:2023-05-14 17:30:26
16994文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「この女性こそが真の聖女であるシズエだ、俺様は真の聖女である彼女と結婚する。ゆえにリラ、貴様とは婚約破棄だ!」
追放されるのは構いませんが、それなら私がこの国にかけた祈りを解いてもよろしいですね?
その結果あなた方がどうなろうと知ったことではありませんが、残酷な真実を知った真の聖女様がなんとかしてくれるから大丈夫でしょう。
この作品は他サイトでも公開しています。
最終更新:2023-05-02 21:32:03
1146文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:758pt 評価ポイント:702pt
世界の秩序を守る13人の守護者。 人は彼らをパラディンを呼ぶ。 彼らは森羅万象を司るエレメントをエネルギーに変換する能力を持ち、 その力は強大である。 それゆえに人々から崇拝され、時に恐れの対象となっていた。 戦乱を知らない平和な時代を謳歌する人々。 舞台は、ヴェントゥム王国第二の都市、ヴェントゥム・テラ。 貴族の血筋を持つ豪商メルカン家の姉弟は何不自由なく、日々を穏やかに暮らしている。 そんなある日、長年の夢であった、王立アカデミーへの入学許可の知らせを受けた姉アメリアが、
王都へと旅立つ。 その夜、空に凄まじい光が瞬き、同時にシロの手に不可思議な刻印が浮かび上がる。 それはこの世で最も不吉な紋章。忌むべき呪われたパラディン13の印であった。 家名を守るため、母親は恐ろしい策を講じる。 息子の抹殺であった。 嵐の夜、シロの寝室に現れた暗殺者フローリアンは、少年の手から発せられた閃光を見て、彼が「守護者の継承者」であることに気づく。 そして表向きには彼を殺害したように見せかけ、密かにシロを連れて姿を消した。 いずれ来る真の災禍に立ち向かう守護者、パラディン13を守るために。 望まずして呪われし守護者の烙印を刻まれたシロの数奇な運命。 そして、謎の男、フローリアンの正体とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 07:20:17
237245文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
可愛らしい容姿から花のようだと言われる妹のマリエルと、地味な茶髪茶目ゆえに枯れ葉と囁かれる姉のマリージェリンは双子として生まれた。だが、平民に多い色彩の茶髪茶目を持つマリージェリンを母親は疎んで、自分と同じ金髪青目のマリエルだけを母親は愛した。そのためマリージェリンは、侯爵家の後継者から外されてしまうことになるのだった。
最終更新:2023-04-27 07:00:00
8310文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:40080pt 評価ポイント:35950pt
人間の一部は進化した。進化した人間は亜人と呼ばれ、少数派ゆえに大多数の人間に迫害され、日本の一部に隔離された。2366年、日本、亜人の望月カナエは亜人の人権回復の為に、警察庁で働くこととなり、人間と亜人の憎悪の間で様々な事件に巻き込まれていく。
最終更新:2023-04-24 19:00:00
196203文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
愛ゆえに――世界を救おうとした少女、ウラオー・ホタル。
彼女は父親に連れられ、中国福建省の奥地に足を踏み入れた。
人の目から隠された滝つぼの奥に、その世界は広がっていた。
フェニックス、ドラゴン、バハムート、かつて地球を支配していた幻獣たちが、隠れ、住まう処だ。
人間たちは聖域の中に巨大な要塞を建て、神聖なる生き物を捉え、外の世界へ連れ出そうと目論んでいた。
愛ゆえに、世界を破滅に導く男、モハティ・ルドヴィング。
彼が、要塞を建てた張本人だ。彼は、異常な
執着心で、幻獣たちを突け狙っていた。
彼のそばには、常に一人の男がいた。
愛ゆえに、国を滅ぼそうとする男。名をオーサム・ドレイクと言った。
得体の知れない傭兵だ。
彼らとともに、研究者として働く父親。
次々に森を切り開き、燃やしていく兵士たち。
周りにいる大人は誰一人として信用できず、ホタルは、自らの手で、この世界を救おうと立ち上がる。
幼なじみのワタルとともに、要塞の奥地へと足を踏み入れた時、ホタルは、運命的な出会いを果たす。
父親の作った拘束具に捕らわれていたのは、燃えるような赤い髪、ルビーのように紅い瞳を持つ少女――――愛ゆえに、掟を守れなかった王、フェニックス・バックスだ。
彼女を救いだし、ホタルの運命が大きく動き出す。
モハティの真の狙いとは何か。
彼に与するドレイクの思惑は何か。
そして、フェニアスが抱える使命と闇――――
これは、平和を願う少女が起こす、死と誕生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 17:42:19
200497文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
検索結果:1813 件