-できない- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

　世界のどこにあっても、彼に探せないものはない。それが鍵のかかった部屋の中でも、強固な金庫の中でも、海の底でも、土の中でも同じこと。彼にはこの地球上でいけない場所はなく、存在できない場所はない。彼はそこにあるようでそこにはなく、見えているようで何も見てはいない。彼は世界が滅亡に走ろうとも、栄え賑わおうとも、決して干渉はしない。彼はただ見守るだけ。自分の身体のようなその地球を。

「フツーの恋ってヤツ」「あたしの座る場所」に続いて、社内恋愛のシリーズです。場所と登場人物は同じです。 力一杯努力なんてしたことのない俺・萩原慎。なんでも適当にこなせる器用者。新しく派遣社員として入社した坂本葉月は、どうも薄暗い女だ。だけど薄暗い理由は、自分からは想像もできないことらしい。そこから抜け出そうとする彼女に、手を貸すことはできるのだろうか。

僕は山ほどいやなことがあった だから生きるのを諦めた そこに君がいた これ、あなたにも共感できないかな？

行列、信号、渋滞といった、日常否応なしに待たされて、イライラむかむかさせられてしまいがちな場面での、おすすめできない待ち方と、上手な待ち方を、もっともらしく解説してあります。使えそうなものが含まれておりますが、怖くて試せそうもないものもあります。読むだけにしておいてください。

大都市を壊滅させた天災から、野生動物は凶暴化し、森の浸食により都市が孤立化した、混乱の時代… ガード養成学校に通う少女リリィは、薬なしに生活できない虚弱な少年スティアに出会う。 病み上がりでまともな体力のない彼には、だが大陸の謎に通じる大きな秘密があった。 強気なもやし男子が戦ったり息切れしたりぶっ倒れたり、ボディガードの女の子が葛藤したり成長したりする冒険ファンタジーです。 （この小説は長編作品の第一章にあたります。二章：n2120n　全部：s2828a） （2011/6全体的にリライトしました）（2016/7もっかいリライトしました）折りたたむ>>続きをよむ

この物語は、事実に基づいたフィクションです。 ただ、ここにあるフィクションとは、通常事実を誇張したものを思い浮かべると思いますが、ここの場合、事実が作り話を大きく上回っているためのフィクションです。 （要するに正確に表現できないし、信じてもらえないでしょう。）

自らを宇宙人であると証明できないかわいそうな宇宙人のお話。 （※自サイトにても公開）

この青竜中学校では、勉強ができるやつと、できないバカどもがはっきりしている。だからこの中学校では勉強をやりたいやつはテストをやる。バカなやつはテストをしなくてもいい。だがそのかわりに運動能力テストがある。この両方の成績によりクラスが変わる。一番上はＳから一番下のＦまである。Ｓになれば毎日ソファーで勉強したり、天然芝で運動できたり、いわば、Ｓならば毎日エンジョイできるのだ。そしてその大事なテストを受けようとしている、一人のバカ、村雲　光春が５０Ｍ走を走ろうとしていた。 「さあ黄金の足が動き出すぜ！」　折りたたむ>>続きをよむ

　頑張り続ける事はできない。必ずどこかで息切れする。 　ってありきたりな言葉ですよね。でもそれはつまり真実であるという事だと思います。 ※別のサイトにて同じ作品を掲載しています。名前は違いますが、それは私のサイトです。

　とある伝えたいコトバがある。 　けれど伝えられるかたちにできない。 　だから至らなさに辟易する。 　しかし私は伝えたい。 ※別のサイトにて同じ作品を掲載しています。名前は違いますが、それは私のサイトです。

父親の転勤で、東京から大阪へとやって来た柑菜。ある日の高校からの帰り道、電車を降りた柑菜が見たものは、見知らぬ世界の街だった。そこで出会った同じ境遇の男子高校生イブとともに、柑菜は元の世界に戻る方法を探ろうとするが……。そこはあまりにも現実と似た世界であるにも関わらず、異世界すぎた。協力者である大学教授、篠原の口から語られる不思議な世界。民事不介入が絶対条件の驚くほど大規模な軍隊！？その軍隊を結成させ、そして解散させる権限を持つ天皇陛下！？公安の許可がなければ一般人は車を所持できない！？※ブログで連載中の小説の転載です。折りたたむ>>続きをよむ

俺は君が好き。そこ、「だからどうした」とか言うな。どうせ不毛な恋だろうけど、それでも君が好き。　　　普段表沙汰にしたくてもできない想いを綴った、明るめな俺のコンフェッション。

主人公は、大学での人間関係に疲れ喫茶店で時間をつぶす日々を送っている。 半同棲中の彼氏にも打ち明けることができないまま…

自称普通の男子高校生、孔雀蓮飛鳥。飛鳥の妹という“設定”のロボット少女、ネネ。起動実験を称した共同生活を送るにつれ、ネネはいつの間にか飛鳥に恋してしまう。しかし、ロボット故にそれが理解できないネネは、恋愛感情という正体不明の感情に翻弄され、苦悩する。そんな中、飛鳥に好意を抱いているクラスメイトがいると知ってしまい、その苦悩をますます強めてしまう。

かわいくて、ちょっと変わった幼なじみと一緒にいる男の子のお話。超短いです。すごくぬるいですが男×男の表現があるので、苦手な方は避けてください。

なにもできない少年ハイリは、あるとき自分にできる善行を見つける。それは自殺だった。実行して成功したはずのハイリになぞの声が話しかける。なぞの声にそそのかされすばらしい生き（死に）方をするにはなにが必要か探す旅にでることになってしまった。そして、第一に検証することにしたのは「努力」であった

死神として人間界に生まれた少女、神宮 奏楽(かみみや そら)。 当たり前の日常を、当たり前に過ごしていた日々。 だが、それは人間と悪魔によって脆く崩れていく。 『宿命とは、抗えぬことのできない定め。』 死神として生まれし少女は、神魔(SATAN)として覚醒する。 その力を求め、繰り広げられる戦いの末にあるものは。 その力―――神魔(SATAN)とは…。

世界に存在する種族たちは魔物の脅威にさらされながら生きていた。そして、現在では四つの種族しか生き残っていなかった。その四つの種族は協力し、魔物を討伐する手段・剣と魔法を創った。王都エリゴールのユートピア学園に通う少女クロは絶滅した種族の唯一の生き残りだった。剣も魔法も使うことのできないクロが世界にとっても学園にとっても大切な存在へと成長していく

うだるような異常気象の暑い夏、退屈な長期休暇を過ごすはずだった俺、筒井蔦太はすこしふしぎな少女と出会う。 「君は間違いなくここに実在しているのに……どうして！　どうしてFacebookに実在の人物として登録できないんだ！」 介護老人保健施設を舞台にした、インドア系青春ラブストーリー。

別れてしまった恋人の懐かしい匂いを感じた気がした。 彼女の前に枯れが現れることはもう二度とないと理解していながら、膨らむ期待を抑えることができない。 思わず声をかけてしまうが…。

高校生の玲の彼氏は24歳公務員の圭介。 背が高くて、ルックスも良くて、頭もいい彼氏を自慢できない訳があった。 圭介は玲の実の兄だったから。 卒業を目前に将来を見出せない玲は、圭介との未来の無い関係にのめり込んでいくが・・・.

時間は巻き戻しはできない。絶対にどんなに幸せな時でも戻すことは叶わない。だからその幸せな一瞬一瞬を全力で楽しみ、全力で愛さなければいけない。時間というものは無限ではない。俺は古城佳奈と出会いそれを痛感した。……幸せな瞬間が永遠に続きますようにと俺は祈ったのだった。 春休みが終わった次の日に俺は古城佳奈と出会う。 恋愛には全く興味がない男と少しクール？で一途な女が作り出す青春の日々。 彼女の熱い熱い愛情を受け止められるか！？ ゆとり世代の高校生だけど書いてみる！（純愛青春ストーリーです） 折りたたむ>>続きをよむ

これはどこにでもあり、平凡で、そして夢のような日常。 しかしかけがえのない日常。 そして取り戻すことのできない日常。

森の中で寝ていたある日、僕は自分の頭に木が生えているのに気が付いた。しかも、動く事ができない。朝になると、奇妙な黒いものが集まってきて…

母親の何気ない一言で愛を否定ようになった少年が初恋をした。しかし、人を愛さないという自分の誓いを破ることはできない。 やがて大人になり初恋の人の披露宴に出席した彼は……

跳ぶことよりも飛ぶことにあこがれる一羽のうさぎと 飛びたくても飛ぶことのできない一羽の鳥 そして一匹の猟犬を中心に織りなす、ちょっと不思議なアニマルファンタジー

　夜になっても光が途切れることなく、人々は高速で大陸間を気軽に行き来できる。そんな現代の文明社会にあっても、科学では証明できない『超常』が存在する。これは、そんな『裏』に生きる者たちの物語。(一話辺りの文量はかなり少ないです)

(趣味人倶楽部、創作広場での投稿より転載) 晴れることのない霧が立ち込めるある湖の辺にやってきては、切なる思いを込めて光の矢を投げ込む「僕」。僕の記憶は不確かで、湖の底に顔も名前も忘れてしまった大切な人がいることだけは憶えている。 湖底では、同じく記憶が不確かになって、ただ僕が投げ込む光の矢を待ち望むだけの「私」。何の魔法によるのか、生きはしているが湖底に囚われて上がっていくことができない。できるのは手で泡粒を作って光の矢に答えることだけ。 ある日、僕の光の矢に返事が無くなった。泡粒が返って来なくなった。狂ったようになって身もだえ苦しむがどうしても湖に入ることだけはできない。息も絶え絶えの僕は、一筋の光明にすがることにする。それは、死者が集うと言われる火の山に行けば、ひょっとすると「私」がいるかもしれない、というもの。僕は決心する。火の山に行こう・・。折りたたむ>>続きをよむ

主人公、木村は東京で働く独身の29歳。故郷の栃木県宇都宮市で開かれた、成人式以来となる大規模な中学校の同窓会に出席し、久美子に再会する。木村は密かに久美子に対して好意を抱いていて、11年前、高校卒業間際に学校帰りにたまたま会ったことを思い出し懐かしむ。久美子の左手薬指にはカルティエの結婚指輪が輝いていた。木村は6年間交際を続けている有美との結婚を決断できない。久美子も、医師の妻という恵まれた境遇に多くの不満を持っている。一次会が終わって、久美子がタクシーに乗って帰宅する直前、彼女は自ら結婚指輪を外した――折りたたむ>>続きをよむ

自由は不自由の中でのみ存在し、育つが、不自由が自由を支配する可能性をしてそれを自由と呼ぶことはできない。

世界のすべてから取り残された気持ちになる時は誰にでもある。 言葉にできない不安で押しつぶされそうになる時は誰にでもある。 それでもふと視線を変えた時 見えなかったものが見えた時 人は人らしく生きていくのだ。

27歳の牡丹は、女官として王女に仕えている。穏やかな日々に満足しているものの、12の時に別れた弟、幸を忘れることができない。ある日、お見合いで失敗した牡丹は、宮廷の庭園で幸の面影を持つ青年、枯野に出会う。

男は自殺するため、富士の樹海へ足を踏み入れた。だが何度首吊りを試みても死ぬことができない。その果てに辿りついた男の運命は……。

　小説家になるという、同じ夢を見たふたり。 　それぞれの進む道には、いつしかズレが生じていた。 　そのギャップに苦しむ「私」と、それに気付かず夢を語り続ける「S氏」。当然のように、ふたりの関係は昔のようにはいかなくなっていく。そして「私」は、悩み続けるうちにいつしか奇妙な「桜の木の夢」を見るようになっていた。 　――そういえば、夢という言葉にはふたつの意味があった。 　ひとつは、手に入れたいと強く願う対象のこと。 　もうひとつは、決して触れることのできないもの。 　あなたのこころに、桜は咲いていますか？ 折りたたむ>>続きをよむ

　​彼女は無邪気に笑う。 「こっちから告白なんてしないよ。しげない。好きならあっちから告白して」 　彼女から直接聞いた言葉では無い。しかし人伝に、確かに彼女の言葉としてその言葉を受け取った。それは１年前のこと。 「待ってるね。してくれたら、私はうんと貴方を愛してあげる」 　告白などしない。それはただの意気地無し。 　ただ、怖かったんだ。 　１年前の言葉をずるずると引きずって、告白さえできない僕はまだ、性懲りもなく、彼女をひっそりこっそり愛していた。

ふとしたきっかけで、私はとある学校で教師をすることになる。しかし、担当したクラスの生徒は問題児だらけ。教師とはこれほど、大変な職業だったのだろうか？軽い気持ちで引き受けた私は、理解できない生徒達と必死に格闘する。

永遠に続くかのように鳴り響いているこの鼓動（リズム）。過去、その消失に立ち会った海斗を、不可避の悲壮感と徒労が覆う。 　前にも後ろにも進むことができない、そんな澱んだ気分が支配する、春の午後の話。

優等生で文武両道なアイツと 何にもできない…いや、する気がない俺 のめちゃくちゃな学園生活 始まりは…アレ 入学式に起きたアレのせいで もう俺の人生めちゃくちゃだ…… そんな笑いありってかほとんど笑いしかない←ドタバタコメディ ……のはず

一人異色の男がいた・・・。奴は、明るい囚人になるのを良しとせず、ただ一人・・・抗った。そう、このバビロンシステムの敵は感動だ。人は、感動すると容易にこのシステムから踏み外す。そして、真の自由を掴もうと歩きだす。しかし、こいつの生き様は、今だシステム側に属する常識馬鹿共・・・つまり明るい看守や囚人には、到底理解できない。奴らは、多数原理のフィルターをとおしてしか、物を見ることができないのだから。そう、このイメージ社会から脱却せよ！

母が大金持ちの商人と結婚したと思ったら、義理の父は呆気なく死んでしまったの。唖然とする私たち(母と姉と私)に残されたのは傾きかけた商売と義理の妹(母にとっては娘ね)だった。 この義妹、見た目は極上の美少女だけど、全く何もできない役立たずだったのよ！　 見てなさい！　私が一から家事を仕込んで見せるから！ シンデレラパラレルにて、目指せ暴走乙女チックコメディー☆ ※TIINAMI同時掲載。

主人公の絹井蜥蜴の日常、それは固く砕くことのできないものではない。日常はふとした瞬間壊れていき……

　とある街で起きている連続猟奇殺人事件。その事件に共通していることはその被害者の全員が女性でその臓器が持ち去られていることだった。そんな内容のニュースを真剣な目で見る妹、美弦。いつも俺はその様子をうんざりした目で見ていた。それが日常の光景。二人の間にある微妙な距離感、交わされるのは空々しい会話、誰にも理解できないどこかズレタ関係。そして、日常から少しづつずズレテいくセカイ。 　かなり前に書いた作品でもあります、見づらさや表現が気になりましたので、現在すこしづつ改訂中です、なおストーリーに変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ

戦争、抗争、個人的対立・・・「表」の方法では解決できない依頼を請け負う巨大組織「ギルド」そこに所属する青年の物語 のはずです。たぶん。

人間が持つ生命の光を追って、生まれ変わりを何度も経ながら、なおも一人の女性を愛し続ける男。彼は輪廻転生の秘密と、愛の奥義を知りながらも、人間的な堕落を続ける自分を止めることができないでいた。

届かない思い―― 私はもうあなたと触れ合うことができない――

高校三年生の春。俺と佳代ちゃんは付き合うことになったんです。 ただ、佳代ちゃんは変な人なんですよ。どう変なの？　と問われると上手く説明できないけど、確実に天然さんです。 そして、彼女が見ている『俺』は、偽者の『俺』でした……。 そんな佳代ちゃんと付き合い始めてからは、トラブルに巻き込まれながらも、楽しい生活でしたよ。 まぁ、結局、佳代ちゃんとは別れてしまいますがね……。 それでも、これだけは言えるんです。 俺の物語は、絶対に、ハッピーエンド。

いや――そんな目で見つめないで。澄み切った、まっすぐな瞳の向こうに、涼やかな優しい笑顔の奥に、本当のあなたが潜んでいる。それを分かっていながら、私は拒む事ができない。あなたから逃げる事ができない。触れれば壊れてしまうような繊細な微笑みに隠された、魔性の素顔――何度も何度も繰り返す、悲愁な過ち。そう、私はあなたの残忍な幸福に捧げられる愚かな生け贄－－あ……いや、そんな－－痛い……ダメ、もうダメ、限界……耐えられない……ギエエエエアー－－！！！！！痛エじゃねえか！お前、それでも人間か？鬼、悪魔、サディスト！！！！！嗚呼、私の人権は……折りたたむ>>続きをよむ

日本のどこかにある超がつくほどエリート校、またの名を「学園神(ゴット)」誰も本当の校名は知らない。どこにあるのかも分からない。 小学校から大学までエスカレーター式の学校で、そこには特別な才能を認められた人しか入学できないと噂が流れていた。例えば、勉強が凄く出来るとか、スポーツ万能の人とか・・・・。 そこで、山の中の超田舎の中学校、森林学院の一年バカ代表、土田謙也にとある手紙が届いた。 その手紙には、『学園神、といえば分かるかな？君にこの学校に入学してほしいんだ。入学金や、授業料はすべて無料だよ。君を 一流の生徒に育てます。』と。 バカの土田はその手紙を、難なく信じてしまう。 そして、その手紙が来た住所へ行くが、森がただただ広がっているばかり。森を進んでいくと、バカな土田は小さな水溜りで転んでしまう。 そこで、不思議な現象を目の当たりにする。小さな水溜りに沈んでいくのだ。浅そうな水溜りに。 そこが、学園神の校門。普通の人じゃ入れない。 目が覚めた土田は新しく、そして未知なる世界の一員として学園生活を、学園で出来た仲間達と生活していく物語。 不思議な、変な物語。折りたたむ>>続きをよむ

私にはテレビ越しにしか見ることができない。募金活動も物資支援も、涙も思うことも……すべて同情にしかすぎないのかも。でも……【※無言ダンテ様の企画「Smile Japan」参加作品です。東北地方太平洋沖地震により被災された方々に対し、衷心よりお見舞い申し上げます。】

夢の世界のおもちゃ職人学校に通う俺は、現の世界の住人の望むおもちゃを作って合格しなきゃ卒業できない。 相棒のヘンテコと現の世界で出会ったのは地味な眼鏡の女の子。「ほしいおもちゃなんてない」っていう彼女が喜ぶおもちゃを、俺のプライドにかけて絶対作ってやる。