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検索結果:3606 件
【作者注意書き】
一旦離れてまた元通りの関係を“元サヤ”と称するのであれば、本作は元サヤでは有りません。
最初から最後まで主人公のお相手は婚約者です。
婚約者と婚約解消や婚約破棄をしないで、結婚に至ります。
主人公が目指すのは仮面夫婦です。
婚約者(後の夫)は、クズだし愚か者です。
後悔先に立たず、という言葉は婚約者のために存在するくらい後悔します。
でも主人公の気持ちは「後悔? 知らんがな」の一択しか有りません。
主人公は自力で幸せを掴みますが、恋愛的なハッピーエンドでは無
いことを明記しておきます。
ですので、恋愛的なハッピーエンドが読みたい方は回れ右でお願いします。
【あらすじ】
私を優先して欲しい、と。
お願いした。
私だけを見て、というのはさすがに我儘だと思っていたから言わなかったけど。
叶えられたことはない。
婚約は継続以外の道は無い。
つまり私とお父様がどれだけ望まなくても彼と結婚する以外の未来はない。
彼……リグリスと、私……イオリの結婚は国の一大事業が絡む政略結婚だから。
私と彼だけじゃない。
他に二組もその一大事業に絡む政略結婚が結ばれていて私と彼の関係が崩れてしまえば他の二組の政略結婚の話は元より、もしかすると他の貴族家の婚約にも影響してしまうかもしれない。
私と彼の関係は、それくらい周りも慎重になるような関係。……全く彼はその辺のことを考えていないけれど。
取り敢えず私は、彼のことは諦めて自分の幸せを探すことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 00:00:00
19995文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:6750pt 評価ポイント:6134pt
スコル侯爵家の長女、ユニヴェールは夜空のごとし群青色の髪を持って生まれた。
それはその地に暮らす人々にとって、厄災に見舞われる呪いの髪色。家ごと蔑まれることを恐れた家族に、彼女は3つの頃から隠されて育つ。
ろくに淑女教育を受けず、社交経験もなく、微笑むことができない、28歳令嬢ユニヴェール。
日陰者の運命を受け入れ慎ましく過ごしていたというのに、ここにきて突然、隣国へ嫁ぐよう言い渡される。
長年断交状態であった隣国と、和平への道が開かれたばかりの昨今。友好の証にあちらの
第三王子の元へ……、つまり人質の役目を押し付けられた形だ。
信頼を寄せる執事とメイドを連れ、その地に踏み入れた彼女。
あれよあれよという間に新婚初夜、夫となった人は言う。
『君だけを、世界の終わるその瞬間まで、愛すると誓おう──』
ではなくて、こっちでした。
『君を言語教師に任命する!』
……赤い花びらの散るベッドで甘い香りに包まれながら、
これは
リクルートですか??
※ 登場人物がふたつの国の言語を話すので
主人公の国の言葉は 「このカッコ」
ヒーローの国の言葉は 『このカッコ』
このように表現しております。
※ 6万字の中編です。(今週中に完結予定)
他サイト様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 22:04:22
96660文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:890pt 評価ポイント:472pt
作:ギル・A・ヤマト
異世界[恋愛]
連載
N2362IU
まだ一つ前の文明が栄えていた頃。
世界を巻き込む大きな争いが起きた。
祝福をもたらす創造たる主人とその仲間の神達『光』
終末へ導くルシフィエルと配下の獣達『闇』
この二つが対立したのである。
最終的には『光』が勝ったが旧人類は戦い影響で滅亡。
これを『エンデ』という神話にして新人類の教訓として今でも伝えられる様になる。
神から与えられた力は人類の幸せと発展の為に。
神に力を与えられた人、つまりネームドはそのエンデの言葉に従って平和を保ってきた。
エステイラ王国で最良
と言われる『祝福の巫女』アメリアもその一人だった。
しかしネームドに与えた神の名を判別する儀式に参加したアメリアは、王国いや人類にとって巨大な問題を抱えている事が分かってしまう。
アメリアに力を授けた神の名は──
──ルシフィエル
こうして神と新人類。
そしてアメリアとその仲間に獣達の戦いが勃発。
過去では断ち切れなかった因縁によって、エンデの続きが始まろうとしていた──!!!
※モフモフヒーロー祭の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 19:57:04
17893文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:10pt
かつて、華道の名家でバラバラ殺人が起きた。
犯人は十年前に離婚した一族の元妻。
彼女は動機を自白する前に自殺し、誰もその凶行の真意は分からなくなった。
手がかりは一つ。
事件前日、犯人の元に桜の花が贈られたということ。
この桜の花が、事件の動機だとでも言うのか────?
華道のイベントで相談を受けた高校生・月野拓海は、とある偶然でこの事件の真相を推理することになる。
これは、彼がとある花盗人を捕まえるまでの物語。
桜の花には気をつけろ。
最終更新:2024-03-30 20:01:30
20368文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:122pt
不死身のコオロギが語る三人姉妹のお姫様の物語です。
史上最低、最悪、最凶といわれた中の姫が一応の主人公。
天国的な長さで、気が狂いそうな、ゆっくりめのテンポで進みます。
なにせ数百ページを費やしても、この子まだオムツがとれていません。
語り手がちっこい虫なので、脳の容量が極端に少なく、お話しがツブツブしております。
しかも時系列がぐちゃぐちゃに飛びまくります。で、よほど暇な、忍耐力抜群の方にのみ
お読みいただけるのではないかと思います。
全10巻別巻3巻を予定。ただし、コオロ
ギが途中どっかへ跳んで行ってしまった場合、
挫折または、長期休止の可能性あり。
基本バトル要素少なく日常系のお話し。最初は、まったくお互いを知らずに育った3人の王女が
いかにして出会い、血縁を認識し、否認し、またそれぞれの恋愛模様に干渉しあうのかが、ゆったりと、華麗なる?宮廷絵巻風に?描かれます。
ガールズラブ要素多めですが、男性女性中性無性種別境界無視の異種交婚ラブ優勢で、コンガラガッテおります。その種の無節操さに違和感を感じる方には全くお薦めできません。
ではどうかゆっくりまったりとお付き合いくださいませ。
この作の設定は、ドイツ語の古本からの翻訳ということになっています。私の姉がザルツブルクの蚤の市で買ってきたものです。それで、実際、シャリー・ビョルバムからこの話を聞いたケルンテン州の修道僧(えらい生臭坊主だったらしいのですが)の序言、刊本(になったことがあるらしい)の編集者の序言、最後の邦訳者(つまり私)の序言、と3つの序言がついておりますが、これらは事情があり後ほど準備でき次第最初に挿入させていただきます。
翻訳上の記号類の凡例は第1巻第1部第1節の前書きに移しましたので適宜ご参照ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 02:43:18
360675文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
ある日、比戸慶史郎が自宅のマンションに帰宅すると、見知らぬ少女が居た。
ルフと名乗った少女の話を聞くと、慶史郎が高校の時に出て行った親父の娘だそうだ。つまり、慶史郎にとって歳が離れた妹である。
しかしこのルフという少女、ただの歳の離れた妹ということはなく――とある異世界から親父に連れられてやってきた鬼の子供であった。
突如妹が出来たこと、それが鬼の少女であること、異世界のこと――。
慶史郎は困惑しながらも、全力でルフを甘やかし、全力でその現実に立ち向かう。
そして慶史郎は徐々
に気付いていく。己の煩悩と心の闇の深さを。
それ全てを乗り越えた時、慶史郎達はいつしか世界を揺るがす戦いに巻き込まれる――かもしれない。
日常コメディ多め、軽微な下ネタを含んだユルユルなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 01:32:13
178824文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:16pt
作:皇 鸞(すめらぎ らん)
異世界[恋愛]
連載
N8610HY
前世で自分がどういう環境でどの様に生きていたかなどの記憶は覚えていないものの、今生きる世界が「アプリゲーム」の世界で、それもジャンルが「BL」の作品であったことははっきりと覚えている公爵令嬢のアリステラ。
アリステラの転生した世界はそれぞれの攻略対象別に主人公が設けられている作品で、その主人公たちというのは公爵家の人間、つまりアリステラの「兄達」だった。
そんな主人公たちの妹として転生したアリステラゲームの内容、つまり未来を知っているが故に自分が世界から「退場」になるイベ
ント、つまりは「死んでしまう」運命を変えた結果、世界はBLゲームから攻略対象が主人公たちの妹であるアリステラを邪魔に思い消そうとする若干ホラーな世界に変わってしまった。
これはそんな世界でも「推し」に癒され、弄ばれ、若干特殊性癖を開花させながらも強くたくましく生きる少女の物語の101話目からとなります。
1話目はこちらから↓
https://ncode.syosetu.com/n8116hn/
コメントは励みになるので大大募集中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 10:00:00
158694文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:20pt
高校2年生の夏の終わり、部活などで早々に人が居なくなった教室。巡る思考は厨二病の事、つまり小説投稿サイトに掲載している次のネタ。荒唐無稽な考えから使えそうなものまで考え楽しんでいるところ、割り込むのは同じクラスの女のコ。。
どうやら俺の趣味、投稿サイトで小説を書いているのがバレたらしい。
どこにでもいるモブですが、彼女とに出会いも一大事件に発展することもなく。でも確かに彼女との始まりはこんな感じだった。
最終更新:2024-03-27 23:00:00
4064文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
アルビエン・グロッサム伯爵──通称ドクロ伯爵は読書が好きだ。
だが大好きな読書ができない夜がたまにある。それはドクロになっている間。
彼は満月の夜になると、呪いでドクロになってしまうのだ。ちなみに体はどこかへ消える。
そんなドクロ伯爵の楽しみは、ドクロの時だけできる行為、領地内の人々の様子を見ること。
「ああ、彼女は今夜もまた来ない彼氏を待っているのだな」
「幼い子供が夜更かししてるぞ」
「あそこはまた夫婦喧嘩か、やれやれ」
それをけして覗きと言うなかれ。ドクロ伯爵はそれ
を高尚な趣味と信じて疑わないのだから。
そして今夜も彼は目にする。ドクロ伯爵はそれを目撃するのだ。
「……また人が死んでいる」
それは連続殺人。殺人鬼による無差別殺人。
全てを見通せるドクロ伯爵の目からすら逃れるその者を……犯人を捜すべく、ドクロ伯爵は今日も目を光らせる。
──目、無いんですけどね
===
※筆者より注意書き※
本作品はホラーや推理物っぽいですが、気楽に読めるラノベです。(難しい推理物とか書けないので…)
特別深い話はございません、淡々と話は進みます。
あらかじめご理解いただきました上でお読みいただきますようお願い致します。
※注2※
舞台・年代は近世ヨーロッパ(イギリス)風な感じ(1800年~1900年くらい)、でもオリジナルで実在しない世界となります。パラレルワールド的な。
あまり時代考証とか考えずに気楽に読んでいただければと思います。
(つまり、筆者が細かいあれこれ考えるのが面倒、と)
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 21:10:00
89804文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:18pt
家柄、財力、そして美しい風貌。
全てに恵まれたかにみえる男・石倉良(いしくら・りょう)。
財閥系のトップである、若き実業家。
遠縁の五百旗頭(いおきべ)家から、美人の誉れ高い妻、眞波(まなみ)を娶る。
妻の実父、五百旗頭欣二(いおきべ・きんじ)は有数のホテルチェーンのオーナー。財界において大変な存在感を打ち出している。
しかしどうにも、五百旗頭家は、石倉とは折り合いが悪い。
欣二の兄、長一郎(ちょういちろう)は、慈善団体イオ学園の理事長。娘の波留(はる)との間にすさまじい確執
がある。
先代、つまり長一郎たちの父が、幼い孫の波留を後継者としてすべてを相続させたためである。
それに伴い、先代は策を弄して親権を剥奪し、石倉良を波留の後見人としていた。
先代の死後、五百旗頭家は内部分裂する。
石倉=波留の派閥と、それ以外という構図になっているのだ。
そうしたある日、親族ふたりの縁談が持ち上がる。
妻の妹、さなえの相手はライバル会社の跡取り。
波留は、政治家の息子と……!?
飛ぶ鳥を落とす勢いの新興勢力、ライバル会社、アズマ・マリンレジャー。
その社長、東知之(あずま・ともゆき)は、知らぬ間に妻の実家に近づいていたのだった。
親子間でも油断はならない。
先代の決断に不満を持ち続けていた五百旗頭兄弟は、
波留の成人を機に、後見人ではなくなった石倉を排除しようと動き始める。
難しい立場に立たされた妻の眞波は、どうするつもりなのだろう。
味方といえるのは、波留と、財界の大物・森行夫(もり・ゆきお)のみ。
石倉は自身の過去と向き合いながら、明日を模索していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 18:00:00
137259文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
~プロローグ~
この世界は呪われている……。
1000年前、突如世界に降臨し配下の魔族と共に世界を滅亡に導こうとした魔王ギフティガ。
だが、彼は魔王と同じく突如世界に降臨した神ショファンによって力を与えられた勇者アークによって倒された。
世界は平和を取り戻したかに見えたが、魔王は死に際に世界に呪いを掛けていた。
その呪いとは魔王の輪廻転生の呪いである、魔王が死んでも、魂は不滅だ。魔王はいずれ新たな肉体を得て甦る。そんな恐るべき呪いが世界に残されたのだ。
そして、その魔王の肉体
となるべき対象は……人間であった。つまり、人間に魔王の魂が宿り新たな魔王の依り代となってしまうのだ。
魔王になる対象が誰かはわからない、だが確実に言えることは一つある。それは……、 魔王は必ず人類の敵となるということだけだ。
それまでどんなに善良な人物であろうと、たとえ平和を愛する優しい心の持ち主であったとしても、必ず人類にとっての脅威となりうる存在になってしまうのだ。
魔王の誕生には法則性はない。ある日突然として現れる。それがいつなのかも分からないし、誰がなるのかも分からない。
この世界はそんな呪いを抱え魔王軍との戦いを繰り返してきた、しかし、何度倒しても新たな肉体を依り代に甦る魔王とその配下の魔族たちによって人類は追い詰められ、世界の大半は滅ぼされてしまった。
残すは神の力によって守護されているというジェイポスというたった一つの島のみという有様だった。
このままでは世界が完全に滅ぼされるのも時間の問題だろう。
しかし、ここに古の大賢者デイタが残した一つの予言がある、いつか魔王の魂を完全に滅ぼし世界を呪われた運命から救う者が現れるだろうと。
人々は予言を信じその者の出現を待ち続けている。
予言にある呪われた運命を打ち砕く者『デスティニーブレイカー』の出現を……。
※本作は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 17:00:00
39685文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、王子のとして生活していたのに「本物は別にいる」(つまりお前は偽物)と王宮を追い出されて、平民として生活することとなった。王子ラルク。彼が商会を立ち上げのし上がっていく男のシンデレラストーリーです。
最終更新:2024-03-26 16:54:17
3983文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:380pt 評価ポイント:362pt
怪しい男らと銃撃戦をしたシドとハイファは駆け付けた同僚らと共に巨大水槽の中の海洋性人種、つまり人魚を見た。だが現場は軍に押さえられ惑星警察は案件を取り上げられる。直後シドとハイファに降りた別室命令は他星系で絶滅危惧種である人魚の横流し阻止。現地に飛んだ二人だがシドは偶然管理されていない自由な人魚と出会ってしまい――。
◆貴方は彼女を忘れるだけでいいから//そう、か//次は後ろから撃つから◆
惑星警察刑事×テラ連邦軍別室員シリーズPart27[全42話]
【シリーズ中、何処
からでもどうぞ】
〈アルファポリス・エブリスタ・Nolaノベル・ノベルアップ+・ツギクルに掲載〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 13:37:39
100994文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ヴォエエエエヴェエエエオエエエエッ
推理
連載
N6569IR
王都デュークランド帝国の第二王子が婚約を願いし相手は、世界に一人と言われる『シンデレラ』の名を冠する姫君だった。
エラ・シンデレラは、当にそのシンデレラの名を冠する魔術師だが、突然舞い込んだ婚約話に渋々王宮へと足を運ばせる。
どの道、美しさとは、かけ離れたエラの容姿だ。
会えばすぐに飽きれられて元の小屋へと帰れるだろう。
そう思い王宮へと着いたエラだが、集まったのはなんと七人のシンデレラ候補だった。
ーー『この中にシンデレラじゃない奴が混ざってる』
これは、他人の嘘
を暴き合う人狼ゲーム。
七人の中に混ざった六人の偽物のシンデレラの中から、王子に相応しいたった一人の婚約者を見つける話だ。
ーー『シンデレラは、この世界に一人しか居ない。つまり……最後に残ったのが、本物のシンデレラと言う訳だ』
七人のシンデレラ候補達による暴き合いの王宮ゲームが、今ここに始まりを告げる。
ーー『男のシンデレラが居る時点で、お前は一番シンデレラじゃないだろ!』
ーー『待て、公爵王子のあの反応を見ろ。明らかに無表情だ』
ーー『お咎め無し!? つまり、そっちも可能性としては、アリって事!?』
ーー『公爵がゲイの可能性が出てきたな!』
ーー『いや、ひょっとしたらバイなのかも……』
ーー『まさかの王子が両刀ってこと……?』
ここに来て明かされる第二王子の歪んだ性癖。
それでも構う物かとシンデレラ達は政略結婚に駆ける。
ーー『どんな手段を使ってでも、私が必ず公爵王子と婚約を果たすわ!』
ーー『あの私は、小屋に帰れたらそれで……』
ーー『じゃあアンタは偽物のシンデレラなんだから、今すぐにここで死になさいよ!』
ーー『私もう偽物で良いから、無事に元のお家に帰りたい……』
そしてその晩、案の定、殺人事件が起きてしまった。
『わ、わたしが死んでる〜!?』
『あぁ! どうやら寝てる間に殺されちまったみたいだな!』
『なに呑気なこと言ってんの〜!?』
『けど、これで一つだけハッキリとしたじゃないか?』
『一つだけ?』
『エラは、偽物のシンデレラだ!』
『デ〜ビ〜! ふざけないで〜!』
果たして一番初めに死んでしまったエラは、無事に王宮から小屋に帰れるのか!?
『もう死んでるから、無事じゃないけどな!』
『デビ〜〜〜っ!!』
to be continued!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 23:37:09
23723文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
【けれど、祖母の首の上だけは、いつだって必ず直線で切り取られていた。私や父の上は身体のラインに沿って器用に避けられていて、つまりそれはパズルと名をつけたただの殺意だったように思う。 】
パズルを手作りしてくれる母親とその娘の話です。
(この作品はnote、カクヨム、エブリスタにも掲載しています)
最終更新:2024-03-25 19:32:09
787文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
45話目より新章//わたし、アイリーン・フォースター。6さいです。お父さんとふたりでまいにちたのしく暮らしています。暮らしていたのです。つい昨日までは。今朝おきたら、だれもいない。おうちの中にはわたしひとりだけ……お父さん、どこ行っちゃったの?――――って、ちょっと待って。この展開、わたし知ってるんじゃない?っていうか知ってるんですけど!?どういうこと!?これたぶん前世で好きだったRPGゲームじゃない!?内容そっくりなんですけど!アイリーンって主人公の仲間その一にいたもん~。
昔、父親に捨てられて、兄妹同然で育った主人公のことが大好きな、アイリーンって女キャラいたもん~!あれでしょ、ヒロインのライバル役っぽい立ち位置の子!じゃあなに、わたし、ただいま絶賛親に捨てられ中ってやつ!?このままじゃ10年後に世界を救う勇者の仲間に――って今はそれどころじゃない!親がいない子どもになったわたしは引き取られるのよ……主人公の家――つまりラスボスの本拠地に!それだけはイヤ!
世界を救う主人公の仲間に転生してしまった女性が、ラスボスとの同居を回避しつつ、仲間たちとの絆を深めながら、やがてゲームのとおりに世界を救う……かもしれない、お話です。序盤は薄いですが、恋愛要素あり。主人公がみんなから愛されます。その都度シリアスとコメディが入れ替わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 12:50:00
217787文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:779pt 評価ポイント:227pt
作:餡乃雲(あんのうん)
ハイファンタジー
連載
N9711IQ
他人の不幸は蜜の味、その逆もまた然り。つまりメシウマメシマズ。
転生の設定は奇抜ですが、最近転生ものの小説を読みまくったせいか、割と中身は王道な異世界ファンタジー展開になってます。かつ本作独自のエッセンス(個性)として「他人の不幸は蜜の味」で有名な心理学用語「シャーデンフロイデ」をテーマとしてストーリーに絡めております(6話目で明らかになります)。1万字以上(6話)ストックした上で掲載開始しており、そこまでは1日1話アップ予定です。もし面白い、これからも連載を期待したいと思
った方は、★★★★★評価、感想、レビュー、お気に入り登録をしてくれると助かります。
本作はカクヨム様、アルファポリス様にも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 02:49:36
23380文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
ある町の通りが夜、立ちんぼで賑わっているとテレビのニュースで知ったおれは、週末の仕事終わりにちょっと様子を見に行ってみることにした。
別に積極的に女を買いに行こうというわけではない。今、付き合っている女はいないがいたことはある。つまり彼女などいつでも作ろうと思えば作れる。だから決して女に飢えてなどいないし、一応気持ち、財布の中身は多めにしておいたが関係ない。ただもし、そういう雰囲気になるというか目と目が合い、運命を感じたなら……と、なんだこれは……。
人、人、人。いや、
オジ、オジ、オジ。おじさんばかりが道の端。左右に分かれ二列、ギチギチに並んでいるではないか。これではまるで……
「あ、そこの人」
「ん、え、おれですか?」
「うん、よかったら隣来る? ほら、一人分あいてるし」
「隣……?」
「うん、きょろきょろしてたからさ、ここ初めてでしょ?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-24 17:20:00
3195文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
───時は平安時代、妖が跋扈する世。それ故に陰陽師は必要な存在であった。
その陰陽師の中でも名を馳せている【安倍晴明】。
噂では美丈夫だの、強面だの、実は人ではないだの囁かれているが、まさかあの名高い"稀代の陰陽師【安倍晴明】が幼い少女だとは誰も思うまい。少女は濡れ羽色の長い髪と黒曜石のような瞳を持ち、確かに噂通り美しく…愛らしい。
それなのに、何故か『男装』姿で少女は生活していた。
毒舌・訳あり・引き籠もりの凄腕陰陽師の男装少女【安倍晴明】は、家に籠ってだ
らだらごろごろしながら暮らしたいのに、舞い込む依頼と面倒事に邪魔されてばかりいる。
腹黒美丈夫にはお説教されてばかり。
猫目の少年は晴明にベッタリひっつき。
自由気ままな兄貴肌の鳥男はすぐいなくなる。
双子の兄妹の主愛は些か重たすぎる。
変人の巣窟の様な自宅(邸)で身内に自堕落生活を邪魔されてばかりの晴明。唯一の癒しはもふもふの白い獣だけ。
職場でも帝・同僚・賀茂家に振り回され、晴明の監視下で暮らす妖達も問題を起こしたり、相談を持ち込んだりで大忙し。
「もう嫌だ……無職になりたい」
それなのに帝の息子までなんて聞いてない!!夢の自堕落生活はいつ来るのか!?
『憲平』と晴明の出会いは、果たして吉と出るか凶と出るか。二人の出会いが互いに変化をもたらしていく。
そして、心に傷を負い、秘密を抱える晴明の胸の内に隠された『本当の願い』は叶うのだろうか……。
これは、少女【安倍晴明】のまだ知られていない…後世に正しく伝わらなかった出来事を綴った異聞録である。
───安倍晴明の生涯を、ここに記す。
※つまりは毒舌鈍感少女×個性的家人(その他同類)×生真面目男のわちゃわちゃ平安物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 13:01:56
346988文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:26pt
♪ 新しい朝が来た、希望の朝~
♪ 新しい朝が来た、希望の朝~
♪ 新しい朝が来た、希望の朝~
目の前に、ビルの壁が、広がった。
灰色のコンクリート地に、ところどころ小窓を付けた、ビルの壁が広がる。
パラパラと音がするかのように、ところどころ、コンクリートは剥げている。
ビルの両脇には ‥ 俺から見て斜め左右には、三階建ての住宅展示場にありそうな家が広がる。
見渡す限りの平原。
地平線が、クッキリと見える。
緑を含まない、土むき出しの平野が広がっていた。
おい、ビルは?
おい、家屋は?
おい、町は?
『ほな、探検でもするか』
《何か》は、太い鉄パイプ製(と思われる)の脚に支えられた、パタパタ掲示板(昔の目覚し時計で時刻部分がパタパタ回転するやつ、の掲示板タイプ)だった。
しばらく見ていると、最後の桁の数字が1~6のどれかの数字で止まると同時に、その前の桁の数字が0か1か2の数字に動いている。
つまり、最後の桁が6になったり3になったりすると、その前の桁が2になったり0になったりする。
なんや、分かったことがある。
カウントは、一拍・二拍が一組で、続いている。
つまり、一つのカウントが終わると一拍の間が空き、続く一つのカウントが終わると二拍の間が空く。
それが一組になって、バタバタ数字の回転は、続いてゆく。
カウント、一拍の間、カウント、二拍の間、カウント ‥ というように。
二拍までを一組にすると、一組に表される数字は二つ。
多分、二拍で区切ってるから、二つの数字は、それぞれ独立しているはす。
数字は、01~26の二十六。
『アルファベットの文字数やん』
カウント板の横に置かれる、朱色のローマ字キーを眺める。
二十六文字やね。
二十六文字やんな。
二十六文字やし。
‥ 二十六文字!
二十六文字なのか!
そうか!
ローマ字変換!
繰り返されるセンテンスを、抜き出してみよう。
かんじざいぼさつぎようじんはんにやはらみつたじ
しようけんごうんかいくうどいつさいくやくしやりししきふいくう
くうふいしきしきそくぜくうくうそくぜしきじゆそうぎようしき
やくぶによぜしやりしぜしよほうくうそうふしようふめつふくふじよう
ふぞうふげんぜこくうちゆうむしきむじゆそうぎようしき
むげんにびぜつしんにむしきしようこうみそくほう ・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 09:58:35
22097文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とあるお兄ちゃんには二つ年下で高一のリアル妹がいます。どういうわけかそんな二人の下に色々な属性を持った妹が集まってきます。つまりこれはお兄ちゃんのお兄ちゃんによるお兄ちゃんのための、違った。妹の妹による妹のためのお馬鹿小説なのです。
※以前、投稿していた同名タイトルを大幅に加筆修正した作品となります。
※アルファポリス様、ノベルアッププラス様でも投稿しております。
最終更新:2024-03-24 08:43:09
2244文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「貴方との婚約は白紙に戻させて頂く」凍りつくような冷たい美貌のリューク・バルテリンク辺境伯は決断を下した。顔だけは評判通りに美しいが高慢で残酷な性格で贅沢がなにより大好きという婚約者、ユスティネ王女……つまり私の振舞いにブチ切れたからだ。『前回』の私はこれで王都に帰れると大喜びしたけれど、その先に待っていたのがどんなものだったのか『今回』の私は知っている。けど、思い出したのが断罪5分前なんて遅すぎる!お願いだから婚約破棄だけは許して下さい。反省してます!※全体で3万文字程度の
中編、6話+番外編1話(辺境伯視点)※主人公わりと図々しいのでご注意ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 23:16:54
164357文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:82202pt 評価ポイント:65270pt
あ~めんどくせぇ〜⋯⋯⋯⋯。
不登校生徒である神門創一17歳。高校生である彼だが、ずっと学校へ行くことは決してなかった。
しかし今日、彼は鞄を肩に引っ掛けて今──長い廊下の一つの扉である教室の扉の前に立っている。
「はぁ⋯⋯ん?」
溜息を吐きながら扉を開けたその先は、何やら黄金色に輝いていた。
「どういう事なんだ?」
すると気付けば真っ白な謎の空間へと移動していた。
「神門創一さん──私は神様のアルテミスと申します」
'え?神様?マジで?'
「本来呼ばれるはず
では無かったですが、貴方は教室の半分近く体を入れていて巻き込まれてしまいました」
⋯⋯え?
つまり──てことは俺、そんなくだらない事で死んだのか?流石にキツくないか?
「そんな貴方に──私の星であるレイアースに転移させますね!」
⋯⋯まじかよ。
これは巻き込まれてしまった高校17歳の男がのんびり(嘘)と過ごす話です。
語彙力や文章力が足りていない人が書いている作品の為優しい目で読んでいただけると有り難いです。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 20:45:39
481455文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:766pt 評価ポイント:322pt
最近はグーグルも検索結果をAI生成して、それは素晴らしく英語学習を捗らせる。
たとえば「(特定の英単語) 意味」と調べれば最適な情報が得られる。
意味だけでなく、英語を覚えるのに役立つトリビアや、関連する情報も教えてくれるのである。
他にも「(特定の英単語) 意味 例文」と検索すれば、AI生成で幾つかの例文を瞬時に出してくれる。
この機能を使えば、わざわざ検索して、例文を記載しているサイトを、場合によっては梯子して。
そして3つか5つか、その単語を含む例文を探
す、という手間を減らせるのである。
このエッセイは、ChatGPTを使って英語学習を捗らせていく追体験を読者に紹介したいようなものである。
つまり端的に率直に言うと、今世紀始まって以来の超テクノロジーCHATGPT。
最新の想像を絶する完全なる未知なる神秘に溢れたブラックボックスのテクノロジーを使う、使いこなすように使うだけでも超エンタメ性が高いのである。
この行為、手法自体も含めて、エンタメ性が高いならガンガン英語学習に転用して使えると思った、という次第である
夢のテクノロジーを使うだけでもロマン性というか情熱性の高い感じで個人的に捗ったのでry(以下略)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 18:51:34
18976文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:人生100周目の浪人生
現実世界[恋愛]
連載
N0446IU
15歳ド田舎暮らし中学時代万年1位の僕は、自分の人生に絶望していた。ぼっち運動不得意ガリ勉野郎...陰キャとして人生を歩んできた。そんな僕が見つけ出したこの人生を変える方法…「そうか、高校デビューすればいいじゃん!」あいにく僕が通うことになった高校は県内トップ校で同じ中学からは僕だけ。つまり、同級生全員知らない環境…
「誰にもまねできないとびきりの青春をしてやる!」
そして僕は決意した。
もうあの頃とはお別れだ、僕は高校で世界一濃密な3年間を過ごすんだ!恋に部活に受験に生徒会
に友達に……
そんなありふれているけど、誰も体験したことがないような青春を掴み取って見せるんだ!
これは、作者の実体験を元に書かれた青春学園ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 16:55:55
821文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
弁天町
弁天町には、交通博物館があった。
京都の広小路の蒸気機関車の博物館が一番よかった。
本「楽しかったわ」
これで、明治村の機関車は終わって、弁天町に戻ってみる。
なぜって、弁天町にはPOOLSがあるからねえ。
弁天町はいつでも行けるのに、POOLSに行かない。
本子「みんな水着姿見られるのが恥ずかしいんよ」
僕「カップル多いな」
本子「まだ寒いなあ。でもここのプール内は暖かいわ」
僕「早速泳ごうか?」
本「何?クロール?」
僕「バタフライも泳げんねんで」
本「へー、
習ったん?」
僕「大学の体育で習った」
本子「どう泳ぐの?」
僕「キックするねん両足で]
本「え?どういうこと?」
僕「つまり、両足を揃えて、水面を蹴るねん」
本「ところでさっきから、調子おかしいね」
僕「パソコンがいかれてるんだ。もっと、掃除しなきゃ」
本「パソコンぐらいちゃんと掃除しとき!」
二人は兎も角バタフライで泳いだ。
本「でもやっぱり、平泳ぎがいいわ。」
僕「なんで?」
本「楽やもん。髪の毛濡れへんし」
僕「そら、海で泳ぐときは、髪の毛にミネラルが入って来るから
いややな。」
本「カップル多いな」
僕「それさっき言うたで」
本「この後、歯科に行くんやで」
僕「歯とどない関係あるのん?」
本「泳いでると、虫歯が痛むねん」
僕「おふくろが入院した時、痛い痛い、って言うとったわ。
それ虫歯やったんよ」
本「プールもう飽きたわ。」
僕「レストラン行こうか?」
本「この辺、ええとこあるの?」
僕「中華料理どう?」
本「天津飯とか?」
僕「ええな。餃子2人前」
本「王将の方が美味いか?」
僕「食べるもんの話多いな」
本「オーストラリア人の友達で、ケヴィン・コスナーを若くしたようなのがいたが、かれも、『機械類は埃を嫌うから注意するように』って言ってたわ。」
僕「しかし、本当に弁天町は変わってしまったな。」
本「あんまり大阪いかへんわ」
僕「やっぱり、神戸の方が合うな」
本「LPレコード208枚売ったんやろ?」
僕「うん」
本「なんぼやった?」
僕「5千円」
本「え?ぼったくりやん!」
僕「いやあ、もうYoutubeで聞けるからええわ、と思うてん」
おわり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 14:48:36
1406文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「魔王様、一万を越える王国騎士団の軍勢が進軍の準備を進めているとの情報が」
「ほう……つまり俺の出番だな」
「ですので、兵糧を断ち士気を下げ、ほどよく周囲に魔王軍を配置し軍力を分散せざるを得ない状況に追い込み、未然に鎮圧しておきました」
「あ、そう……やるじゃん」
配下が有能過ぎて今日も魔王様は出番がありません。
最終更新:2024-03-23 00:00:00
3302文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
八歳のある日、侍女のミスに憤慨していたところで、激しい頭痛に見舞われたリデライン・フロスト。気を失ってしまうほどの頭痛で、彼女は自身が前世で読んでいた小説の世界に転生していることに気づく。
リデラインは小説の悪役令嬢であり、婚約者である王太子の心を奪った主人公を害そうとしてあっさり失敗、最終的には死んでしまうキャラクターだ。つまりこのままいくと、待っているのはまたもや若くしての死――。
しかし、八歳の時点ではまだ王太子に会ったことはなく、婚約もしていない。
しかも、義
兄ローレンスは、前世で推しだったキャラクターである。
権力、財力、魔法、美貌、すべてを持っていて、しかも推しから溺愛されている義妹。この幸せな生活を自ら手放すなんて、愚行も愚行だ。
(悪役令嬢になんかならない。せっかく健康な体を手に入れたうえに魔法まで使えるんだから、また死ぬのなんて絶対嫌。私は平穏な生活のために生きる……!)
前世の記憶を思い出したリデライン・フロスト八歳は、こうして新たな人生の明るい未来を切り拓くと決意したのだった。
※R15、残酷描写は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 21:00:00
204076文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:50338pt 評価ポイント:23618pt
今この世界で人々に被害をもたらしている魔族の名は「サキュバス」
彼女たちは自身に少しでも興味を持った男性を意のままに操る「催淫」を用いて
自分たちのやりたいように世界を狂わせていた。
そんな中、どんなサキュバスからの「催淫」効果も決して受けない……つまり
どんな女性にも興味を持つことがないサキュバスハンターが存在した。
彼の名は「エース」
催淫が効かないという彼の触れ込みへの評価は高く
サキュバスが起こす事件を解決してもらおうと、多くの人々が彼の事務所へ依頼に来ていた。
……いたのだが、どうやら彼の看板には偽りがあるらしく……?
催淫が効かないのは本当。 でも女性には興味津々?
これは、そんなムッツリサキュバスハンターととあるシスターが織りなす、奪われたものを取り戻すための物語。
※種族としてサキュバスは登場しますが、過激な描写はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 12:01:26
41498文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:雪月花VS花鳥風月
ハイファンタジー
連載
N1967IQ
本当に私が今度の全米チャンピオンタイトル戦の挑戦者に選ばれたんですか」
私は女子プロレスラーの竜胆遥。
遂に全米チャンピオンと闘える。
「今度の全米チャンピオンタイトル戦で負けてくれないか。つまり八百長をしてくれ」
喜んだ矢先にマフィアの本部ビルに拉致されて、幹部から八百長を持ち掛けられた。
「八百長をしろですって。ふざけないでよ。絶対にお断りよ」
「我々の命令に従わなければ生命の保証は無い」
「・・・・分かったわよ」
マフィアの構成員達から銃口を向けられたので、仕方なく承
諾した。
何とか解放されたが、もちろん八百長なんかするつもりは無い。
最強の女子プロレスラーになるのが幼い頃からの夢だ。
やっと全米チャンピオンになるチャンスが巡ってきたんだ。
八百長なんて冗談じゃない。
マフィアなんかに私の夢を潰されてたまるか。
絶対にドタキャンしてやる。
試合直後の航空機のチケットを購入した。
逃走用のレンタカーも用意した。
後は試合で勝って、日本に逃亡するだけだ。
私の実家は戦前からの武闘派ヤクザだ。
たとえマフィアでも簡単に手が出せない筈だ。
試合に勝利して全米チャンピオンのタイトルを獲得した。
着替えもしないで、レンタカーで空港に向かった。
バックミラーを見て、三台の車が追跡しているのを確認した。
「殺されてたまるもんですか」
絶対に逃げきってみせる。
「駄目だったようね」
しかし激しいカーチェイスの果てに追いつめられてしまった。
「我々マフィアを舐めるな」
「愚か者が地獄で後悔しろ」
「裏切り者が死ね」
「「「バァンバァンバァン」」」
「きゃあああ」
結局マフィアの構成員達に射殺されてしまった。
これは貴族令嬢に転生した女子プロレスラーが戦闘狂となり、異世界で大暴れする物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 07:57:09
47610文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
※参謀本部(つまり第三者による俯瞰)視点です。1話1000文字以内の短い報告書がつらつらと続きます。
突如何の前触れもなく魔王と呼ばれる存在が姿を現し、異形の魔物が人類の生活圏への侵攻を始める。
同じ大陸にあって友好関係はないものの、戦争もなく適度に共存していた北部王国、共和国、教会、南部王国の4陣営。
突然の侵攻の前になすすべなく敗退した共和国。共和国にあった教会本部が早々に占領されたため、組織的な対応が全くできなかった教会。
共和国の意図していない時間稼ぎ
によって抵抗勢力を組織化する時間を得た北部南部両王国。
本記録は、北部王国軍参謀本部が魔王軍対応へ本腰を入れ始めた時期から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 21:00:00
94979文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:40pt
県下で薬物中毒者による犯罪が急増。これまでになく作用の強いアッパー系薬物は国外から流入した戦闘薬、つまり戦時の出撃前に士気を高め神経を鋭敏にする薬物だと判明した。その国で密輸ルートを解明する任務を負った機捜隊長・霧島とバディの京哉だったが、そこはガチのザ・内戦とでも言うべきとんでもない国だった。
◆世にフェアは無し/乳と蜜は幻/流れし血の意味は/我らの繋げた未来が審判◆
キャリア機捜隊長×年下刑事バディシリーズPart12【海外編】[全38話]
【シリーズ中、何処からでも
どうぞ】
〈アルファポリス・エブリスタ・Nolaノベル・ノベルアップ+・ツギクルに掲載〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 23:47:27
109953文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
2人が泊まっている部屋の隣を用意して貰い、2人の部屋の前の防犯カメラを含む防犯カメラの映像、つまり、警備室の映像と同じものが見られるモニターが設置されている。
ドアがノックされた。副支配人と共に現れたのは、大前と総子をオスプレイで送り届ける本郷弥生と、監視交代要員の工藤と安藤だった。
最終更新:2024-03-20 08:25:17
9394文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
異世界に召喚された勇者ナツメのお世話係として仕えることになった少女アン。
勇者に仕えることはとても名誉なこと……なのだが、この勇者様は天真爛漫、天衣無縫、唯我独尊……つまりメチャクチャな勇者だった!
勇者ナツメのわがままに振りまわされるアンの日常に平穏が訪れる日は来るのだろうか。
最終更新:2024-03-20 07:20:00
7003文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:30pt
スキルとは才能であり称号であり力であった。にも関わらずスキル【無能】が発現した第三王子ジェイクはつまり、無能であり無能であり無能と烙印されたのだ。そんな存在を父王が、兄達が許すはずもなく疎まれ王宮から追放されてしまう。一方で忌み嫌われるスキルもある。それが国を亡ぼす【傾国】【傾城】、男を惑わす【奸婦】【毒婦】【悪婦】【妖婦】などである。彼らが交わる時、国は滅びの道をひた走るのだろうか。そしてついに王都からすらも追放される無能王子と亡国を招く女達……だが……そもそも……世界は耐
えられるのだろうか。世界を亡ぼすスキル【無能】の力に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 10:47:12
501211文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:157pt
総合ポイント:58944pt 評価ポイント:32664pt
いつも通りの日常を送るはずだったのに殺されて、気がつけばいつもしていた乙女ゲームのラスボスになっていた。
だがラスボスは男だったのに女になってるし、主人公は女だったのに男になってるし一体どうなってるんだ!!
これは男だった筈が転生したら女になって攻略キャラを攻略しつつヤンデレにならないようにTRUEEND、つまり両者が幸せになれる世界を目指す不憫な男の話だ―――。
最終更新:2024-03-19 07:03:11
13448文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:26pt
これは、これまでの各世界より作られた短い物語の群れ。
ふとした時に増える、短編作品の住みかである。…つまりは短編がたまに投稿されるものです。短編の世界観はこれまで投稿した作品、またはこれから投稿する作品からのものが主となります。もしくは、それに関連した何か、など。投稿頻度は今投稿している作品よりは低いことになると思いますが、よかったら見てください。
最終更新:2024-03-19 07:00:00
7224文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:じょん兵衛
VRゲーム[SF]
連載
N7670IL
”the earth in 1400"。日本開発のVRMMORPG。世界観が1400年ごろ、つまり銃ができる直前の地球。魔法やスキルなどを使って敵を倒していくゲーム性。この二つの要因により世界中で大ブームを巻き起こした。
そして今、7年以上クリアされなかったこのゲームがついにクリアされた。だがクリアしたこのゲーム屈指の猛者たちはラスボスを倒した後のこの世界で最強を決める戦いをしようと言い始める。
ラスボスが倒されたところから始まる熱きPvP。この世界の最強の座
は果たして誰の手に渡るのか。
カクヨムでも同じものを投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 00:00:00
25171文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
舐めてはいけない人を舐めると痛い目に遭う。
とどのつまり、人は扱ったように扱われるのだという婚約破棄と、その後のお話です。
最終更新:2024-03-18 19:00:12
15299文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:9340pt 評価ポイント:8532pt
「イオナ! 貴様との婚約を破棄する!」
国王夫妻が外遊の今、この国で最も高い地位に着き、最大の権力を持つ者……それがイグノラン王太子殿下、つまりイオナ・カステー侯爵令嬢の婚約者だったわけであります――――
※婚約破棄ざまあ、おねショタものです。
※今回いつもと文体を変えてみました。
最終更新:2024-03-18 18:00:35
8769文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:974pt 評価ポイント:874pt
――金曜日はフライデー、つまり揚げ物の日である。
私がそう宣言すると、当時付き合っていた男が「ダジャレかよ」と鼻で笑ってきた。
あんなのとは早々に別れて正解だったと思うけれど、それから四年、私はすっかり恋愛とは無縁のまま二十七まですくすくと育ってしまった。最近は誕生日になっても両親が「おめでとう」と言ってくれない。いいんだぞ、祝ってくれて。
そんな感じで淡々としたシングルライフを送っていたのだが。
とある金曜日、私がいつものようにトンカツを揚げていると、親友の桜子から電話
があった。
『……実は彼にプロポーズされて』
なんと、それはめでたい。
桜子は絵本のお姫様がそのまま飛び出して来たような小顔美人なのだが、恋人である斎藤氏もそれに負けないくらいの色男である。二人とも顔だけでなく性格もめちゃくちゃ良いので、私の口から漏れ出るのはただ祝福の言葉のみである。結ばれるべくして結ばれた、まさに運命の二人だ。
だから……捨ててしまうべきなのだ。絶対に報われない、一方通行の横恋慕など。斎藤氏のような素敵な王子様の隣には、桜子みたいな素敵なお姫様が一番良く似合うのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 18:10:00
16491文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:88pt
名門貴族でありながら、契約の儀で【名無し】と呼ばれる下位精霊と契約してしまった伯爵令嬢ブリジット。
落ちこぼれの彼女にとって、婚約者の第三王子・ジョセフだけが心の支えだったが、男爵令嬢リサを虐めたとして突然の婚約破棄を告げられてしまう。
そんなとき、公爵令息のユーリまでもジョセフに睨まれているのを知ったブリジット。
第三王子の策略でますます嫌われ者になっていく二人は、ばったりと図書館で出会う。
「馬鹿な女ほど可愛い」というジョセフのために、愚かな少女をわざと演じてきたブリ
ジットだったが、ユーリとの出逢いをきっかけに本来の聡明さを取り戻していく。
そして、名無し精霊と契約したと思われていたブリジットだが、その精霊の正体はどうやら下位精霊ではないらしく……?
「ユーリ様って、なんというかものすごく悪役っぽいですわよね」
「お前にだけは言われたくないが……つまりお前は、僕にシンパシーでも感じているのか? 迷惑だからやめてくれ」
今日も"炎の妖精"と"氷の刃"の応酬は続く。
――これは性格も顔もキツめな悪役令嬢と悪役令息が惹かれ合い、やがて恋に落ちていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 10:13:09
361007文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:90776pt 評価ポイント:50364pt
エスタは男性を恐れるアイラ伯爵令嬢に仕える唯一の男であり、メイドである。
訳あって女装してアイラの傍仕えとして働いていたのだがある日のこと。
アイラに婚約を求める第三王子の悪だくみによって女の子にされてしまった!
突然の出来事にエスタは戸惑い……?
「つまりお嬢様を愛でるのに邪魔な要素が無くなって都合がいいだけでは?」
アイラは思い悩み……?
「エスタにもっと色々しても問題ないってこと、だよね……」
……そんな彼らに構わずトラブルは襲い来る。
「男は結構です。イケメ
ン? 王子? どうでもいいのでお嬢様を愛でさせてください。ちょ、こっち来るなー!」
ドタバタしながらも二人は未来を掴むことが出来るのか?
本作はカクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 23:16:14
58222文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:28pt
不本意ながら公開します。只一部私の既存作品のネタバレ要素があるため、見るのはお勧めしません。
追記
……ネタバレ気味ですが、作中で言う世界で一番重い物質は原子核の事です。
つまり重い物質の重い理由の材料側だけを集めれば超重いよねって話です。
キーワード:
最終更新:2024-03-14 11:23:15
41299文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高仲一(たかなかはじめ)30歳、元格ゲー日本一、鬼神とまで呼ばれた彼は現在、コンビニで夜勤アルバイトをしていた。
人生を惰性で過ごしていた彼だが、ある夜勤バイトの日、バイト仲間の椎名結花(しいなゆいか)に相談を受ける、どうやら最近背後に人の気配をよく感じるらしい、断る理由も特にないため彼女を家まで送り届ける道中、ホントに現れた、フードを被った明らかな不審者、手には包丁を持っていて息は荒れている、月に照らされ顔が見えると明らかに瞳孔が全開だ、こちらが反応する間もなく彼の包丁は
彼女めがけて突き出される。
体が思考を超えるとはこういう事だろう、胸元に刃が全て入り込んだ、全身に走る鋭い痛み、呼吸は荒れて視界が歪む。
あ、死んだ
暗闇に包まれた視界は一瞬で開け、眩い光に包まれる。
あれ、俺は...って手が小さい!喋れない!なんか知らないけど永遠と泣くことがやめれないっ!
見知らぬ両親に俺を持ち上げる助産師、つまりこういう事か...
異世界、転生...?
元格闘ゲー日本一の鬼神と呼ばれた男の次の舞台は異世界、持ってる力は叩き上げられた格ゲー技術に世界のフレーム化、彼が意識をしている間は世界の1秒間は60分割される、この2つを持つ鬼神は生前で飢えきっていた死闘を望む、強い奴だけに会いに行く、元おっさん格ゲーマーの異世界統一ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 07:17:37
3516文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
まっ、私は大抵12時に投稿するから仮にこの日に予約投稿しても影響はないかな。そもそも投稿後2時間も過ぎたら殆どアクセスもないし・・。
最終更新:2024-03-11 12:00:00
734文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
いにしえより、尾島市と小胡市は、対になる行事を営んでいた。
それを尾島市ではオミナオクリ、小胡市ではオミナトリと言っていた。
オミナオクリは、水を、オオクリアナと呼ばれる穴からオトリアナと呼ばれる穴へ、送る行事。
オミナトリは、オオクリアナから送られて来た水を、オトリアナから取る行事だった。
もちろん、物理的に二つの穴が繋がっているわけではなく、行事上、繋がっているように見せていた。
が、現在では、オオクリアナにブラックホール機能、オトリアナにホワイトホール機能が備わり、二つ
の穴は物理的に繋がっていた。
ある大風の日。
風は竜巻を巻き起こし、和三盆糖を巻き上げ、オオクリアナに和三盆糖を注ぎ込む。
オオクリアナの穴の中は、本来珈琲黒色なのだが、和三盆糖の為、グレーになる。
その色変更に伴い、オオクリアナのブラックホール機能が失われた。
このままでは、オミナオクリを(つまり、オミナトリも)行なうことができない。
その危機に、オオクリアナのある尾島神宮寺の檀家、荏原守弘が立ち上がる。
守弘は、『オオクリアナの色を、寸分たがわず元の色に戻したら、ブラックホール機能を回復させることができるのでは』、と考える。
そして、“絶対色感”を持つという、矢木大介に助けを求める。
矢木大介は、当初かたくなに協力を拒むが、最終的に協力する。
守弘と矢木大介は、穴に何かを注ぎ込むことで、色を変えようとする。
二人は、矢木大介の閃きもあって、無事、オミナオクリを実施可能にするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 10:06:07
37850文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
勇者と魔王。切っても切れぬこの関係はこの世界の歴史を語るに必要不可欠なものである。
勇者が幾度、魔王を倒そうがまた別の魔王が現れ続けたことにより勇者が不足するという事態が起こってしまう。
そこで各国で出された結論は、転生者を呼び込み勇者に仕立て上げ魔王を倒しに行かせるというものであった。転生者はあらゆる『固有スキル』を最初から持って召喚されるため勇者にふさわしい人を探すより召喚する方が効率よく戦力を補充することができる。
そんな世界に巻き込まれたユウヤとカイトは同時に
同じ国に召喚されてしまう。
宗教大国家アインヘルでは勇者は一人であるからこそ至高であるという教えの元、勇者は必ず一人でなければならなかった。つまり二人召喚されたなら一人はいなかったことにされるのである。
不運にも国から捨てられたユウヤはそのまま命を終えるはずだったが喋る魔導書に契約を持ちかけられることになる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 03:33:05
6342文字
会話率:42%
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作:まさかミケ猫
パニック[SF]
完結済
N1522IR
その日、日本中のあらゆる映像メディアを通じて、内閣総理大臣による緊急記者会見の様子がライブ配信されていた。
いつも眉間に皺を寄せている重田首相は、持ち前の低い声で事態の深刻さを語る。
『そのウィルスに感染すると思考が楽観的に――つまりポジティブになってしまう、と。そんな危険なウィルスが今、世界的に蔓延しているのであります』
ポジティブ・ウィルス。
一週間ほど前、米国に突如として現れたその新種のウィルスは、人間の考え方を強制的に前向きなものへと書き換えてしまうらしい。しかし
当初はそれを誰も深刻に捉えていなかった。
『ポジティブなのは良いこと、ですか? それは事態を軽く見過ぎだ。そんな悠長なことを言っていられる段階はとうに過ぎているのです。この一週間だけでも、交通事故の増加。工場災害の多発。行方不明者の続出。一部地域では停電の復旧目処も立たず、このまま感染が進めば社会は…………たぶん大丈夫』
重田首相の頬が、急に緩む。
その首をよく見れば、何かに噛みつかれたような痕がついていた。
『根拠はありませんが、たぶん大丈夫であります』
いつも悲観的な展望を語ってばかりいた首相の、あまりにも突然の変化により……皮肉にも、日本人はポジティブ・ウィルスに対して強烈な危機感を抱くようになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 18:10:23
13098文字
会話率:46%
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総合ポイント:86pt 評価ポイント:74pt
作:ササミ揚げ次郎
現実世界[恋愛]
連載
N0486IR
仕事、運動、そして人付き合い。あらゆることを人並みにこなせる一方で自分にとって誇れる才能のないことに悩む男、黒野修一。彼は自分とは真逆の天才でありかつてのクラスメイトである涼風理恵に呼び出され、彼女の研究室に訪れる。そこで彼が目にしたのは――素っ裸の幼女!?
「その子には私と君の遺伝子情報が組み込まれている…つまり私たちの娘なのだよ!」
ものぐさマッドサイエンティスト×やさぐれサラリーマン×人造人間幼女、全く異なる性質を持つ三人によって展開されるドタバタ日常ホームコメディ、始
まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 18:00:00
8193文字
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