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検索結果:5452 件
ガタン、ゴトン。と、燃えた建物の瓦礫が落ちてくる。
エルヴィーラはただ、目の前で消し飛ばした男が生きていないかをただ見ているだけだった。
一瞬笑んでいるような感覚。
ただエルヴィーラにとっては、それほど大したことの無い敵だった。
ただ魔力が大多数の敵を受け入れるのに、数量が足りていなかっただけの話。
ヴィルハルトが多くの敵を片付けてくれたことで、エルヴィーラは目的の男を殺すことができた。
そう難しくは無い取引。少なくともエルヴィーラにとっては、いいミッションになっていたのだろ
う。
ただ何処か、ある一種の悦びを感じてしまう。
不謹慎な感情を一瞬抱いていたエルヴィーラは、ただ燃え盛る炎を見ていた。
男の死体は魔力の粒子によって吹き飛ばされている。
恐らく、もっと威力を上げれば肉体を一つ残らず消し飛ばせるかもしれない。
魔導士としての力、及びその魔法杖による威力は彼女を喜ばせるのに十分役に立っていた。
ただ、その一種の感情がどうして出てきているのかは分からない。ある意味、彼女は今ここで魔術師になった。
魔に魅入られたとも言うのか、その本質は彼女にとっていい力になるのか。
誰も分からないが、別に自分は知る必要もない。
エルヴィーラにとって大切な、大切なものは手に入れる。
それは金ではかえられない。金銭で取引できないのなら、力で取引するしかない。
だから、例え自分の笑みを感じていたことはまるで自覚していなかった。
魔法杖を握り、その場所を離れる。もう、その場所に居る必要などないだろう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-06 19:20:04
399文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ウィンフリート
ハイファンタジー
連載
N6547IY
神聖祓魔師シリーズ
ミヒャエルを中心としたザクセン公の城塞都市や塩砦と同じ頃、アルプスの山中では、悪魔軍と人間の軍隊がイン川を挟んで南北に対峙していた。
かつて古代ローマ人が入植して栄えた、小さな交易都市のインスブルック。
現在は一般人が住むことができない廃墟ばかりの街になってしまった。
ただ、オーストリア大公やバイエルン大公が築いた幾つかの砦が、魔族の侵攻を食い止めていた。これは、その砦で奮闘する人間達の物語である。
最終更新:2024-05-06 13:51:54
15873文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
本作はファンタジーの設定を中心に語るが、最初に言うべきことは、ここで書かれたことを馬鹿正直に従う必要は全くない。
何せ細かな設定を重視しない大ヒット作が実際存在していて、壁から学校行きの列車に乗れるイギリス小説がその最たる例だから。何事も強みを活かす事のが大事だろう。
近年、日本のファンタジー作品は中世風が盛んで、現実の中世ではありえないことなどもよく指摘されているが、筆者は内部的矛盾さえなければそれでも別に構わないと思っている。何せ、RPGの始祖たるあの有名なTRPGも
そうなのだから。
まぁ、果たして「中世」風と言えるかどうかはまた別の話だが...
ただ、その作品の世界観において、特定のものや習慣が存在し得るかなど作中の内部的矛盾となると、話が違ってくる。
ファンタジーは自由に世界観を設定し、書きたいように書くことは可能だが、小説ってものは「説得力」が大事だ。
如何なる話であれ、読む側に違和感を持たせないよう、設定や物語は少なくとも「こうあってもおかしくはない」程度に筋を通す必要があるだろう。
『現実は小説より奇なり』とは言うが、あまりにも違和感を持たせると読みもらえにくくはなるだろう。
だが設定を事細かく書けばいいのかと言うと、そうでもない。
人は全知たり得ない、故に書けば書くほど間違いが出やすい、そうすると却って違和感を持たせることになる。専門分野の知識が関わると特にボロが出やすいだろう。
ただ、設定を立ててそれを前提に考えて書くのと、考えもせずにただ書いていくだけとでは、矛盾が発生する可能性は段違いなのだろう。
本作はそれらを検討し、ある程度理に適った設定でファンタジー世界を設定するための思考過程を検証していくものである。
ただ、前述のように、強みを活かす事のが大事なので、細かな設定よりも文章力やキャラクターで勝負するのは全然ありだと筆者は思っている。
最後に、筆者は日本の義務教育を受けていない文章力も何もない台湾人なので、表現がおかしかったりする事があったら遠慮なく言ってきてほしい、質問もできるだけ答えていく予定。少なくとも書き始めた今のところは...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 06:07:19
17783文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
久山は認めてもらいたかった。自分を認められたなら良かった。ただ、ひとえに彼と対等になりたかっただけなのだ。幼馴染みの二人が綾なす少し歪な友情、警察物語。二人の成長と過去がここに記される。ただ、本当は「人に寄り添える警察官」になれたら良かったのに。いつの間にか変わってしまった夢。交差することなくすれ違う二人の想い。努力家である秀才な久山と、誰しもが認める天才、東江。そんな二人の不器用な物語。
──こんなことなら、警察官になんてならなかったのに。
──僕は一度でも大切な人を守られ
たらよかったのに。
二人の想いが通じ合う日は果たして訪れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 23:08:47
86283文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:22pt
ただ、既視感ではなく 脳裏に 失っていなかったこと 宝石のように
※この小説は、他サイト(星空文庫、カクヨム)との重複投稿になりますが、
内容は加筆・修正を一部行いつつ、改訂版としての連載投稿です。
最終更新:2024-05-05 11:00:00
7644文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
古い鞄を捨てられず、書きかけた紙片を持ち運び、こうもり傘を修理に出す。懐古趣味なのは否定しない。ただ、思い出が後ろを向くことはない。
とある作家は、小さな子供が「よい思い出を作れて嬉しい」というのを聞いて衝撃を受けたそうだが、未来を向いてこその思い出であると信じてやまない。
最終更新:2024-05-05 09:02:17
7235文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:40pt
作:梅雨野あさがお
ハイファンタジー
連載
N0010IR
少女は騎士を志す、たとえそれが地獄であろうと。
幼い頃に出会った騎士と抱いた夢を忘れられぬまま育った娘のパーシィはバーハという国の伯爵の娘であるものの、前妻の娘であり顔に大きな切り傷を持ち、その上女の身であるのに槍を振るうばかりで何の役にも立たないという理由から「穀潰しの無能令嬢」であると周囲から冷遇されてきた。
家が決めていた年上婚約者はとうの昔に義姉に靡き、自分に残された道は体のいい厄介払いとして悪趣味な辺境伯家にタダ同然で売り飛ばされるしかないと知った時、順当に溜ま
っていたフラストレーションは爆発する。
「____このまま死ぬのであれば、せめて聖都へ行って騎士になるために王城の門を叩こう。」
若干15歳、閉じられた世界から娘は外へと飛び立った。
この激情が、この決心が、物語の上で決まったことと外れているなど考えることもなく。
それを知った【すべてを見る】宮廷魔導師が呵呵大笑の末自分に注目し始めるなど知る由もなく。
ただ、あの陽だまりに見た騎士と夢を追いかける事だけを考えていた。
聖都とは名ばかりの嫉妬と陰謀が渦巻く場所で、騎士たちは何を見、何を守るのか。
結末はただ、星々だけが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 03:29:30
4295文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人々とは違う思い、なにかずれているような感覚。
無自覚というのが一番恐ろしい。
兄妹のルーとメイ、この二人に降り注ぐ日常。
ただただ、平穏な生活をしていただけなのに。
俺たちの生活に支障をきたすやつには消えてもらわなければ。
最終更新:2024-05-04 13:34:40
12105文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
悪魔と人間が対立する時代。故郷を失った一人の旅人、デルコイノは求めるモノを探す為に歩みを進ませる。
時には異国へ。時には秘境へ。時には辺境の地へ。時には叡智な大人の玩具屋さんへ。時には桃色の本屋へ――。
そして、歩みの中で出会う。一人の健気な少女と。一人のビッ乳と。一人のアンニュイな少女と。彼女達との出会いは彼にとって旅路の一幕に過ぎない、はずだった。
ここより先の旅路で出会う幾多の困難は、自らが己に付けた称号~真道師~に違わぬ力を、愛する右手を真呪文を偉大な杖と
……そして左手で勃ち向かう。……彼が求めている願いに、果たして闘争は戦いは争いは必要なのか。……逃れられない運命ゆえに、巻き込まれてしまうのか。
ただ唯一、焦がれ望む願いの為、数奇な運命さえも越え進め。股間の杖を右手で扱き貫いてイけ。
「やれやれ。オレはただ、未来のお嫁ちゃまといちゃいちゃらぶらぶ叡智ックスをどっぷりねっぷりしたいだけなのだがァ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 11:11:12
119191文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
蝋燭の炎が揺らめく様な純喫茶の中で、彼女はオペラ座の怪人を捲っていた。
感想を聞くと、それなりに面白いらしい。
ただ、読むにあたって、覚えておいた方がいい事も教えてくれた。
次、一緒にテレビ見ようよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
オペラ座の怪人を途中まで読んだ感想でも。
人間って忙しいね。
最終更新:2024-05-04 09:18:23
777文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どこにでもあるお話。
ある日、男が死んで、何処かの誰かに導かれ、全く知らない場所で目が覚めて、そこで新たに生きていく。
多分、そこら辺に本当にありそうな話。
ここら辺なら、割りかし在り来りな話。
ただ、唯一大きく違う点が………
主人公が50過ぎのおっさんである事。
ついでに、コテコテの大阪のおっさんやってん。
んで、初期装備が木の棒ってどやさっ!
ドラ◯エ1かっ!
責任者(神)出てこいっ!
疲れた心を抱えた大阪のおっさんが、今日も健気に生きてます
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 08:28:21
167432文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:156pt 評価ポイント:114pt
いろいろなことをそれなりにこなせる器用貧乏であるエイル・カールマンは、ある日、宿を経営しようと決意する
ただ、その宿は、ろくに生活ができない亜人、忌み子、双子など、この世界では迫害されている人たち向けの宿である
最終更新:2024-05-04 07:00:00
33359文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
無数に広がる白い世界、そこではカタチが器を求めて競争繰り広げている。その中でまた一つのカタチが目を覚ました。そのカタチはどんな器を求めるのだろう?これはそんな一つのカタチの夢を見る物語。
ただ、その器が完成した時、何が起こるのだろうか?
最終更新:2024-05-03 23:04:41
1507文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
鈴木と中村がただただ、だべっているだけ。
中身がありそうでないような気もする話です。
最終更新:2024-05-03 19:06:53
8749文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:30pt
とある日平穏な山奥で暮らす少年アルラ・ラーファは優しい家族や幼馴染、村の仲間に囲まれ、ありふれた日々の幸福を謳歌していた。ただ一つ彼について付け足すなら、少年は魔法が使えない。この世の誰もが生まれ持つ魔力を持たずして生まれ落ち、誰よりも非力ながら優しく育っていた。
異能と異能、罪と罪がぶつかり合うこの世界で少年は生きてゆく。
人間として、復讐者として。奪われた全てを取り戻すために、彼はその身に憎悪を宿す。
彼はただ、運命に抗い続ける。
その鐘が鳴る日まで―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 15:00:00
1299063文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:579pt 評価ポイント:229pt
神からサ○マ式ドロップスみたいな飴の缶を渡されたカイ。
これで魔王を倒して世界を救えと、異世界に転移。
甘いだけの飴でどうしろと?
と、思っていたらなんと、この飴、味によって様々なスキルが発動するらしい。
ただ、ランダムなんだよね。
はたしてカイはガチャみたいな飴のスキルで世界を救えるのか!?
最終更新:2024-05-03 09:06:24
2421文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:66pt
クラス、レベル、冒険者や冒険者ギルドといったゲーム的なシステムの存在する、剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジー世界が舞台の話です。
この世界の冒険者は1つか2つのクラスを得るのが普通なのですが、主人公は4つのクラスを得ます。
しかしその代償として主人公は極端にレベルアップが遅くなり、ベテラン冒険者となった今も駆け出しに毛の生えた程度の実力しかありません。
そんな器用貧乏な主人公の悪戦苦闘の冒険者生活のお話です。
主人公はレズビアンの女性なので、百合要素があります。
苦手な方は注意して下さい。
ただ、ガッツリ百合という訳ではなく男性キャラクターも普通に登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 07:00:00
299793文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:72pt
乙女ゲームの世界に転生した。悪役令嬢ではなく、ヒロインとして。
ただ、その乙女ゲームは身分問わず、略奪前提の恋愛ゲームであった。
ちょ、フリーな男子はどこ?
チェンジしてくださいぃぃぃぃ!
最終更新:2024-05-03 01:18:27
9767文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「僕は勇者になりたいんだ」
甘えるばかりのその少年は、あの日からその言葉を糧に生き、自らの両の手に剣を持った姿を描き続けた。
「俺の旅についてこないか」
旅人は、分かたれた大陸を気の向くままに、風の吹くままに。
揺蕩う煙は歩を止めず、先を眺めるその瞳には、半分ばかりの世界があった。
「我が祖国の奪還だ」
類希なる才を持ち合わせた魔法使いは、その才覚を持ってして。ただ、唯一無二の力を持ってして。自らの父母の祖国奪還を願った。
デュボネ、タンカレー、アインベッカ
ー、アマレット。
大きく4つに分かれた大国が統べる世界の、その小さな小さな欠片達。
その、一端の。
そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 23:40:07
1809534文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:274pt 評価ポイント:88pt
僕は思い出した。前世では腐女子と呼ばれる存在であったこと。今生きているこの世界が、当時やっていたBLゲームの世界であることを。それに……兄が主人公じゃないか!!僕得人生過ぎる。
ただ、残念なのは兄は密かに既に幼馴染と結ばれていた後、つまり『ゲームの本編終了後』の状態だったことだ。リアルタイムで見れなかった神の悪戯、残酷すぎるこの仕打ち!
でもいいです。事後も美味しく頂けるし、兄と結ばれなかった攻略キャラを観察してご馳走を探します。
……それが間違いの始まりになるとは。僕は忘れ
ていたのだ。自分は兄に似ているということを――。
※KADOKAWAビーズログ文庫アリス様より書籍化折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 18:32:28
795895文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:25117pt 評価ポイント:7111pt
作:アシッド・レイン(酸性雨)
ハイファンタジー
連載
N4747FC
小説なんかでよくある異世界と繋がる話。
しかし、もし本当にあったとしてもそれはあくまで他人事。
自分には関係ない話だった。
ただ、僕は自分の好きな模型を作り、理想のジオラマを作っていく。
そのはずだったんだが…。
だが、今、目の前に広がる光景は間違いなく僕が作ったジオラマが現実化した景色だった。
港には僕が作った軍艦が…
空港には飛行機が…
基地には戦車やトラックが…。
すべてが実体化して存在感を示しており、ジオラマが実体化したことで歴史改ざんされてしまった島がここ、マシガナ
本島だ。
そして、異世界と繋がってしまったがゆえに僕は巻き込まれていく。
異世界の日本に似たフソウ連合と言う国の命運をかけた戦いへと。
そして、それはこの世界を巻き込んだより大きな戦いへと続こうとしていた…。
*別に資料用として『異世界艦隊日誌 ~資料編~』を用意しています。
こちらも順に情報を公開していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 16:49:41
2886773文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:7381pt 評価ポイント:3475pt
俺、池波修二(いけなみしゅうじ)は運動神経が人より多少よくて、成績も多少良いくらいの高校二年生。
平凡かどうかは意識したことがないけど、よく「草食系」などと不本意な評価を頂戴している。
ともあれ、仲のいい友達もいて、何より百合(ゆり)が居て、充実した高校生活を送っている。
しかし、最近、ちょっとした悩みがある。周りから、やたら小百合と付き合ってるのかどうか突っつかれるのだ。
百合。堀川百合(ほりかわゆり)。小学校からの付き合いで、ゲーム好きなところとかが馬が合って
、
この歳まで仲良く友人をやっている。ただ、友人への説明の都合上、「幼馴染」という一言でまとめると
やたら何やら甘酸っぱいロマンスがあるのではと期待されるらしい。
もちろん、百合は女だと思うし仲もいいが、今のままでも居心地がいいというのは正直なところ。
ある日の下校途中。どうやら百合の方でも似たような突っつかれ方をしているらしく、
「私たちってさ、恋人になった方がいいのかな?」そんなことを聞かれた。
百合の方としても少し困惑しているらしい。
確かに、小百合は女としても魅力的だし、恋人になれたら楽しいのかもしれない。
ただ、今のままでも大きな不満はないわけで、果てさてどうしたものか。
これは、俺と百合が話しあって、淡々と恋人としてのステップを踏んでいく、そんな日常のお話。
あんまり甘酸っぱい部分はない……はずなので、期待はしないでくれ。
※「幼馴染と恋人になりたいかを話し合ってみた件」から始まる短編シリーズをリライト及び加筆したお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 15:50:45
281063文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:3404pt 評価ポイント:1908pt
作:hoshiiimo
ヒューマンドラマ
短編
N0716IZ
腐乱死体になってネットニュースで晒されそうになっていた腐女子を、女神様が転生させてくれたよ。
ただ、腐女子には、乙女ゲームはジャンル違いだったんだ。
腐女子を自称しているのに攻略対象と恋愛するお話しではないよ。
逆ハーレムはできるけど、可愛そうな腐女子の話だから許して欲しい。
最終更新:2024-05-01 23:55:50
3000文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:280pt 評価ポイント:270pt
作:satomi
ハイファンタジー
短編
N0079IZ
去勢費用がかかるから捨て犬となったストレイ(自分で名前をつけた)。雨風に晒されるベンチに置かれた段ボールでもう死ぬんだなと思うと、なんだか、視界がまっ白に。異世界へと。
ショーウィンドウで見る自分の姿は二足歩行のわりとイケメン。ただ、犬耳と尻尾が生えている。
「冒険者ギルド」というものがあるらしいので、そこに登録するために自らの名前もつけた。
食費を稼ぐために採集しまくってお金を稼ぐ毎日を送っていました。
最終更新:2024-05-01 15:26:08
14243文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
苦手だった母が亡くなった。
母には虐待されたわけでも、彼女自身が救いようのない人間だったわけでもない。
恐らくはただ、相性が悪かっただけ。
それでも世間は〝私〟のその感情を認めてくれない。
娘が劇的な理由もなしに母親を嫌うことはありえない――そんな常識に、これまでずっと苦しめられてきた。
母が亡くなったことで抱いたのは安堵。記憶を辿って思い出すのは苛立ち。
葬儀に出るのは娘としての役割を果たすためだった。
そこには何の意味もないはずだった。
※結構暗めですので苦手な
方はご注意ください。
※以前カクヨムにて掲載していた短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 12:10:35
10013文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:18pt
ある大国の子爵令嬢アイラ・リースタイン。彼女には周りの人々と違うところがあった。それは、前世の記憶があるということ。ただ、記憶は一部しか思い出せておらず、特に特殊能力があるわけでもなかった。が、ある日、神様と出会ったことで気づいていなかった特殊能力が発覚し、それは前世の記憶とともに呼び覚まされていく。これは、前世の記憶とチートと呼べる程の能力を持ちながらも、自分なりに人生を楽しもうとしながら、いつの間にか最強へと至る、ある転生者のお話である。
最終更新:2024-04-30 19:03:53
1330517文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:2617pt 評価ポイント:1065pt
作:九四山井耐排夢
ヒューマンドラマ
連載
N1997IV
気がつけば僕は、どこかわからない場所にいたーー指令は一つ。「ここにやってくるのは、人殺しです。あなたは彼らを軽蔑しても、尊敬しても、共感してもいい。ただ、聞き手として徹してください」
殺人鬼と話すことで、僕はここから出られるだろうか?
それとも僕が変わるのが先だろうか?
最終更新:2024-04-30 04:00:00
5198文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
シリーズ作品数が多すぎて、今から入るの厳しいよなぁとなりそうな作品の簡単な解説。
今の時代、調べようと思えば簡単に調べる事は出来る。Wikipediaでもいい。ただ、シリーズ全体の簡単な解説というのは意外となくて、作品1つ1つの詳細な情報を自分で読んでいかないとよくわからないシリーズ作品も多い。
という事で自分なりにまとめてみましたという代物。
個人の感性を捨てる気はないし、中立であろうとも思ってないので、個人的に好きでない作品は普通に酷評するけどな。
キーワード:
最終更新:2024-04-30 02:17:57
33089文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
非モテ、彼女いない歴=年齢、コミュ障で童貞、
春田竜司は、ある日見た夢がキッカケで、
非日常の世界に巻き込まれる事になった。
「あなたが救わなければ世界は滅びる...」
ムチャブリ、無理ゲーとも言える無理難題、
特別な才能もなし、選ばれし者でもない、
ただ、唯一あるスキル「調教」だけが頼り...
「こんな能力で世界が救えるの?」
臆病者でハートがチキン、勇者でもない彼が、
夢の異世界と現実の世界を舞台におりなす、
恋愛冒険ストーリーが開幕!
最終更新:2024-04-29 23:57:04
473835文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:24pt
黒い箱に閉じ込められた歌姫。
いつからそこにいるのか
いつから生まれたのか
いつから歌を歌っているのか
誰も知らない、名前も知らない。
ただ、その声に誰もが胸を抑えて、泣き喚く。
そんな囚われた歌姫の物語。
最終更新:2024-04-29 23:26:37
594文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
“ジェレジーク”という石を巡って、異世界に転移させられた数人の人間話。
そのジェレジークと呼ばれる石を集めると異世界同士を自由に行き来出来る装置が出来るという伝説があるらしい。
ただ、集めるだけでなくそれを発動させることの出来る人間が必要だった。
訳も分からず転移させられた者たちは、元の世界に戻るために石を集めることに協力するのであった。
舞台は、宇宙からとある星を舞台に繰り広げられる。
*このお話について*
約20年前考えて作った作品を打ち直して投稿しています。ノート
に書いているので、それを修正しつつ打ち直しているので、時間はかかるかもしれませんがお話自体は完結しております。また、一つでの作品を完成させてみたいという思いもありますので、とりあえず打ち込みが終わったモノからUPし、完結してから修正ていきたいと思っております。
少し落ち着きたので、打ち込んでいきたいと思っております。
1冊目1~38話
2冊目39~56
3冊目57~
4冊目
5冊目
6冊目
7冊目
8冊目
9冊目
10冊目折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:31:05
138763文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
【ミミックしか使役できない最弱…じゃなかった!?】
テイマーであるがミミックしか飼い慣らせない一条奏多。
所属パーティーのリーダーに裏切られ、上級モンスターであふれるダンジョンに置き去りにされてしまう。
瀕死の奏多は、逃げた先にいたミミックに寄り掛かったところ・・・何故かミミックからスキルボードが出た。
前例のないことに驚きつつも、しかし藁にもすがる思いでスキルを試してみると、ミミックの口の中から隠しエリアに逃げられた。しかもそこには超レアなアイテムまである!
ただ、奏多は
まだ気づいていなかった。それはただのラッキーではないことを。
その【ミミック専用スキルボード】はやがて超希少アイテムを確定で取りに行くことができるスキルに辿りつく。
※毎日更新中です!
※序盤は主人公によるサバイバル、ヒロイン登場は8話、レアハンター要素については中盤(14話)から物語に深く絡んできます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 19:00:00
232289文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:5230pt 評価ポイント:2442pt
朝。とある町の宿屋。その薄汚れた白いシーツが敷かれた木のベッドに腰かけ、「ううぅ」と呻く、ある男。
昨晩は飲みすぎた。頭が痛む。そして記憶がまったくない……わけではない。だから呻いている。その悩みの種だけは色濃く頭の中に残っていたのだ。
「入りますよ。おや、起きたんですね。どうも、おはようございます」
「あんたは……」
「おや、お忘れですか? お二人の決闘の立会人を務める者ですよ」
ノックとともに部屋の中に入ってきた男がツカツカと窓の傍へ歩き、外を眺める。
そ
う、決闘。その約束をした記憶はあった。ただ、理由は覚えていない。恐らく酒場に居合わせた誰かと何かで揉めたのだろうが、相手の顔もふにゃふにゃであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 11:00:00
2604文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:イタチコーポレーション
純文学
短編
N6771IY
どうどうと、寝耳に、私は、何かを聞いた
窓が、いきなり、何かに押しやられ
水が私の手に触れた
その、ぬめりは、暗闇の中
私の体に、巻き付き
私の居場所を、不明に、考えさせた
ここは、何処だ、夢だろうか
ただ、縋りつくように
私は、上には知って居た
キーワード:
最終更新:2024-04-28 22:06:12
2006文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「乙女」の躰に現れる、色鮮やかな「花」の痣。
花の痣を持つ女性を「花の乙女」と呼んだ。
乙女の持つ花は意味を持ち、生涯にたった1人の男性に、花の持つ意味と共に愛しい男性にその身から花を取り出し、渡す。
一度「花」与えた乙女は、その体に花の痣を残し、只人となる。
男は「乙女」を生涯大事にすることで、乙女の体から取り出した「花」を咲かせ続けることが出来、その「花」の恩恵を受けることが出来る。
そして、「花の乙女」の最高位の花が、「白き桜の乙女」である。
ただ、語り継がれているだ
けで、実在したと聞いたことがなかった。
世界に「妖」がはびこり始めた。
と共に、「花の乙女」の数も減り始めた。
今、「花の乙女」を巡って、物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 23:29:44
37078文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
《魔法》が精霊よりもたらされた世界で、突如現れた「魔族」という存在に対抗すべく、人は国を建てた。
建国から幾年後かの王都ロザリオで、国民たちは魔族の撲滅を求め、叫んでいた。王バリスは宰相マークスからの「国民から『勇者』を選び、魔族の撲滅を命じる」という提案に承諾し、ついに「勇者」とその仲間たちを選び出した。
五年後、勇者一行は無事に目的を果たし、王都へ帰還するが…。
「……其方、本当に…勇者ダグラスか?」
空の異常、失踪、幻覚、不信感。
違和感と共にただ、進むしかない彼の
人生をここに記す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:27:03
32789文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
作:山田ジギタリス
異世界[恋愛]
連載
N4874IY
今の国王夫妻が結婚するときに猿芝居までして二人を後押しした令嬢が居た。
ただ、そのときのお芝居が白進に迫っていたので悪役令嬢と陰で呼ばれていた。
十年以上経った今でもくちがさない者たちは彼女のことをこう呼ぶ。
悪役令婆
成人の儀の会場で起きた媚薬事件、そして殺人事件の犯人として自慢の姪が疑われた。
悪役令婆は王妃と協力して犯人を追い詰めていく。
最終更新:2024-04-27 12:13:19
2284文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
近未来SFノベル
サイボーグへと改造された少女はそれでも前に進む為に静かな戦いへと身を投じてゆく。
己が何かを知るために
元の自分に戻る為に
復讐の為に
愛憎の感情を満たす為に
自分に何が出来るかを試す為に
正しくあろうとする為に
ただ、愉しみの為に
理不尽な運命に振り回されても尚、思いは消えはしない
※この作品はかつて連載していたノベル「アリス」のリメイクです。
最終更新:2024-04-27 00:17:01
87912文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
目が覚める。
あなたはただ、おかえりと言ってくれた。
キーワード:
最終更新:2024-04-27 00:00:00
255文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
これは、実際私が経験した、危ないと思ったことや、怪我など
してしまった話です。
危険について、もう一度考えてもらえればと思い書きました。
ただ、最近はテレビなどで見て、危ないと思ったことも書いてます。
本当にちょっとしたことで、大変なことになるからです。
最終更新:2024-04-26 23:31:21
569225文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:40pt
むかしむかし、あるところに。
今より始まるのは、ずっとむかしに起こったはずの、誰も知らない物語。
今日が動けば、ジャンルも変わる。
人生の明日は、神様ですら分からない。
台本もプロットも存在しない、完全なる即興による狂宴を、ただただ、刮目せよ。
最終更新:2024-04-26 07:10:00
8040文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
作:平民のひろろさん
ハイファンタジー
完結済
N8479IT
異世界に転生したっぽい俺。
転生前の人生についてはまったく思い出せないものの、知識はそれなりに引き継ぐことができたみたいで、文明レベルの違う村生活に四苦八苦しながら、なんとか生活していた。
あるとき、両親が流行り病で亡くなってからは、両親のあとを引き継ぎ、狩人として狩りを行い村の食を支えるようになった。
ただ、その村は、毎月一回、夜に儀式を行っていて……。
15歳を目前に控えたある日、いつものように森で狩りを行い村に戻ると、身なりは良いものの、疲れきった目
をした少年少女たちと出会う。
ある理由により、彼らを村を代表してもてなすことになった。
てか、村の連中、身なりからして貴族っぽい彼らの口に合うような料理とかもてなしとかできそうにないし、こんな可哀想なくらい疲れた様子なんだから、オレ(♀)が癒してあげないと!
そんな風に思ったオレが、彼らを癒したりするお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 20:00:00
46069文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:500pt 評価ポイント:266pt
生きづらさが相重なって、体調が悪いという時に、生き延びる方法を考えていきたいと思います。
コメント下されば、できる限り、対応していきたいと思います。
世の中は、厳しいです。でも、見方を変えることができれば、大分生きやすくなるはずです。ただ、出来れば、学生の時分から、生き延びやすい方向を見つけられるよう、工夫を凝らす必要があります。それを考えていきたいと思います。
キーワード:
最終更新:2024-04-24 17:58:20
3104文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
お約束のようにトラックにひき殺された、ただの高校生だった(はずの)|黒須伸士《くろす しんじ》は、突然神と名乗る幼女に、自分の創った『界』に行くように言われる。
ただ、この|神《ようじょ》は、こよなくテンプレを愛する|変神《へんじん》だった。
突然異世界転移に巻き込まれた、突っ込み属性過多の男が巻き込まれるテンプレの嵐。シンジは、生き延びることが出来るのか? テンプレを達成することが出来るのか!?
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この作品は、
以前投稿していた『テンプレばんざい!! ~異世界転移した俺は、無理やりテンプレ道を極めさせられる~』の改訂版です。
※この作品は、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 00:00:00
315253文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:200pt 評価ポイント:112pt
ファミレスとかでよく注文します。
ただ、お箸は置いてほしいのです。
最終更新:2024-04-23 22:05:36
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
この少年、皇 銃夜(すめらぎ じゅうや)はただただ、銃が好きだった。
そして、ある強盗事件をきっかけに彼は運悪く命を落としてしまう。
しかし、再び彼の意識が戻る時、現実世界とは別の世界にいた。つまり、異世界転生をしていたのである。
そこで得た能力や武器を使って、異世界にはびこる悪をぶっ放す!
そんな、ゴリ押し異世界ライフです。
※本作品は銃などは出てきますがミリタリー要素を含んでいません。
最終更新:2024-04-23 13:01:32
213221文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:68pt
作:中西 陽一郎
現実世界[恋愛]
短編
N9488IX
つつがなく進行していた誠士郎(せいしろう)と陽香(はるか)の披露宴会場で、誠士郎の悪友、小野寺栄太郎(えいたろう)のスピーチが始まる。(小野寺さん、調子に乗って余計なこと言わないかな・・・ちょっと心配)と陽香が誠士郎に目配せしてきた。誠士郎は、陽香だけが気づく程度に片方の眉毛の角度を微妙に変えながら小さく頷いて、(うーん、まあ、栄太郎もいい大人だし・・・、大丈夫じゃないかな)という希望的観測を陽香に投げ返した。陽香との恋の始まりには、前段があって、その前段というのは、誠士郎
にとっては、それでもう、人生が終わってしまうかというほどの、こっぴどい失恋だった。全てを知っている栄太郎のスピーチの暴走を案じながら、誠士郎は耳を傾け続けた。栄太郎のスピーチはのっけから脚色されまくったいい加減な話しではあったが、さりげない優しさで包まれてもいた。それを聞いているうちに、陽香の以外な過去を知り、彼女への思いが紆余曲折し、そして、二人のすれ違う思いが奇跡的に重なるに至る想いもよらなかった奇跡の夜に至るまでの様々な記憶が誠士郎に蘇る。ただ、栄太郎がスピーチの最後に語ったとっておきの話しだけは、誠士郎も、すっかり失念していた、しかし、とても大事な男と男の約束だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:45:02
18595文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ふるか162号
ハイファンタジー
連載
N4468FD
今から五百年ほど前に冒険者の「覇王」が女神が用意したというクジ引きで勇者に選ばれ魔王を倒し伝説となった。
それから時は流れた。
アロン王国は弱小国家で、魔大陸という厄介な島を強国から押し付けられた。
魔大陸には強力な結界が張られており、入る事も出る事も出来ないと言われていた。
そんな魔大陸の中には一つの村と魔王が治める城があると言われていたが、何よりも強力な魔物が蔓延っているとも伝わっていた。
魔大陸を抱え込んだ当時のアロン王は困り果て、勇者に救いを求めた。
ただ、勇者はそう簡単には現れない。
そこでアロン王が目を付けたのが伝説の勇者を生んだクジ引きだった。
しかし、弱小国が作ったクジ引きで選ばれた勇者はまがい物ばかりで魔大陸をどうにかできる事は無かった。
やがて、魔大陸は腫れものを扱うように放置されたのだが、クジ引きで勇者を選ぶという風習だけが残されてしまった。
触らぬ神にたたりは無いと放置された魔大陸にあった村も見捨てられ、いつしか絶望の村と呼ばれるようになった。
そして現在。
絶望の村に住む一人の少女「みつき」
彼女は勇者になりたがっていた祖父と魔王が治めるお城の城下町にあるお総菜屋で働く母と共に平和に暮らしていた。
そんな彼女の家に汚い箱が置かれているのを祖父が見つけた。
絶望の村はアロン王国の領土なのでクジ引きの噂は流れてきていた。
祖父は「噂のクジ引きが家にも来た」とはしゃいでいたが、みつきはそんなモノに興味はなかった。
だが、祖父が村長だからその孫も引くという訳の分からない理由で無理やりクジを引かされたのだった。
そこには……。
この話はクジ引きで選ばれたみつきがやがて女神と呼ばれるようになるまでの物語です。
カクヨム・ノベルアップ・アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:22:17
490859文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:681pt 評価ポイント:257pt
ある日、幼なじみが消えた。
心当たりの場所に残された本には勇者の物語が記されていた。どうやら彼はこの本の世界に勇者として召喚されているらしい。私は彼を助けるために残り物のスキル『呪い無効』と称号『勇者見習い』を選択して異世界に転移する。て、え?見習い?!
ただ、この異世界転移が私の不幸の始まりだった。あれか?呪い無効の使い道がないからか?!それとも勇者見習いだから?心当たり多すぎだから!!
死亡フラグ満載の逆境の中、私は雑草の様に逞しく生きていく。全ては幼なじ
みと無事、元の世界へ戻るために。
指摘、ご意見、感想お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 01:31:38
638677文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:908pt 評価ポイント:390pt
ただ、春休みの日数を数えてただけなのに—
脱線しすぎな主人公が色々連想しちゃって進まねぇ!
笑いあり、涙なしのなんか。
初投稿にしては狂展開のなんかすげーやつ!
最終更新:2024-04-21 04:10:00
6554文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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