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検索結果:25565 件
人知を越え、世の理を歪める崇敬と畏怖の念を向けられる存在、即ち神と称される天上の者は、生と死の概念がない。
その命の灯は尽きず、永劫の時を生きる事が可能だ。
しかし、同時に退屈をしていた。
人とは違う世界に生きながらも、神にも感情といったものがあった。
それゆえ、嫌気を覚える。
不老、或いは不死は呪縛だ、と。
死を望むわけではない。
つまるところ、時間を潰せる遊びに興じたいわけだ。
実際にやってみれば、至って普通の他愛もないこと。
しかしながら、元来の性質なのだろう。
その神
、いや女神は生まれて初めての高揚を感じた。
遊ぶのが楽しい。
心が満たされる。
そんな純粋な幸福を抱いた女神は、しかし何年もの歳月を重ねると共に、歯止めが効かず、暴走するようになってしまった。
どれだけ遊ぼうと、一向に胸に空いた穴を埋められない。
渇望が満たされない。
否、もしかしたら、それが女神の本来の姿だったのかもしれない。
人間が十人十色なように女神もまた、様々だ。
ただ、その女神は少しばかり、自身が持つ欲求を希求する意思が強かった。
女神が求めたのは、心の底から満足出来る遊戯、それから渇望を満たす存在だ。
同種族、神では意味がない。
女神が目を向けたのは、多種多様な種族が住まう下界、そこにいる一柱の悪魔だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:07:04
7590文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
☆毎日15時と21時に投稿します。
※全年齢向けのライトBLです。
2023年8月31日。新堂綾介(20)は子供の頃に見た『魔法少女☆スノードロップ』ブルームーン役の声優、君島碧(33)の大ファン。
キャラクター名と同じブルームーンと呼ばれる満月が見える夜に『スノードロップ』の続編発表を聞き、浮かれた拍子に階段から転落してしまう。
目が覚めると、そこには若き日の碧の姿が!綾介は2010年1月30日にタイムスリップしてしまっていた…!
最終更新:2024-05-15 18:00:00
38445文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
卒業式から1年、大好きだった高校時代の陸上部のメンバーと再会した。だがそこにいたのはかつての彼らではなく、大人になった彼らだった。そんな当たり前の変化についていけず、変わらないどこか劣化していく自分は取り残され、自分の大切な居場所はいつの間にか失われていた
それでもそんな現状を変えようともせず、ただあの時の輝かしい青春をやり直したいと嘆き枕を濡らす日々だったが、それを見かねた神様でもいたのだろうか。ある日起きると…
主人公:紫陽正明《しようまさあき》春から大学2年生。浅く
広くという大学の一般的な人間関係に馴染むことが出来ず、友達は0。サークル無所属、バイト経験なしで学校もサボりがちの引きこもりだ
花城悠月《はなしろゆづき》:部内で一番1500mのタイムが速く高3夏の県大会では8位入賞を果たした実力者。明るく人懐っこい性格が特徴的で現在は都内の女子大に通っており、日々インカレサークルの活動に明け暮れている
石野森陽平《いしのもりようへい》:努力家であり天才。定期テスト・模試共に毎回トップ3にランクインしていて、また部活動でも優秀な成績を収めており、夏の県大会の5000mの決勝では3位に入賞し、関東大会に出場した。1年の浪人期間を経て都内の医大に合格し、春から通うことになった
前田孝弘《まえだたかひろ》:圧倒的なルックスとコミュ力を持ち合わせていて自分の高校のみならず、女子校の生徒までをも虜にしていた。正直、性格はあまりよくない。現在は渋谷にある大学に通っていて陸上サークルに入っており、高校と変わらず充実した毎日を送っている
柊あかね:家が近くにあり小学校から高校までずっと共に同じ学校に通っていた幼馴染。ずっと仲のいい幼馴染として上手くやっていたが、高2の秋のとあることをきっかけにその関係性は崩壊してしまった。現在、どこに通っているのかは不明
岩波鉄平《いわなみてっぺい》息をするように毎日アニメの話をしていて、毎クール20本以上のアニメを視聴、また見たアニメは全部自分のブログに感想を含めて投稿し、月に1回はライブにも行っていて周りからは少し距離を置かれていたが、同じアニオタの俺とは話が合い、毎日尽きることなくオタトークを楽しんでいた。でも今は…
黒鐘ひより:清楚で気配りの上手い部内唯一のマネージャー。高2からマネージャーを務めている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 17:53:11
11722文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
これは、先日完結させた僕の処女作『続・冒険譚 ~消えゆきし世界とそこに住まう数多のアバター達に捧ぐ~』を見直し、自身の小説家としての欠点を知り、その上で同作品を大幅に書き直してリニューアルしてみようという試みの途中経過の記録です。
これが、他の初心者小説書きさん達のお役に立てれば幸いです。
本編のネタバレ多数ですので、まだ読んでない方は本編を読んでからお越しください。
↓本編URL↓
https://ncode.syosetu.com/n7876gz/
(ちなみに、小
説の基礎知識ゼロのうえ普段から小説など読まぬ人間が、頭の中に浮かんだストーリーを勢いに任せて書き綴ったものなので、自分の目から見ても未熟な部分が多いです。)
【2022/11/05追記】
↓この連載で学んだ事を元に「続・冒険譚」をバージョンアップして新連載を開始しました。下記URLで好きな方のサイトに飛んでください↓
ノベリズム
https://novelism.jp/novel/7vhV3h6VQIerasF6wLT_Bg/
カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330657060896543折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-15 17:41:54
47410文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
魔導が出来て数百年、世界に魔法が知れ渡り始めた時代。
そこに生まれ落ちた一人の少女マルティアーゼ。
王族として育った彼女が外の世界に旅立つ時、世界はゆっくりと変革の時代へと移り変わる。
彼女の旅は世界に何をもたらすのか、人々の運命の歯車が今動き出す。
最終更新:2024-05-15 17:00:00
2721218文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:564pt 評価ポイント:146pt
作:F.ニコラス
ハイファンタジー
連載
N9895HX
――神の住まう国、『箱庭』。そこに辿り着いた者はどんな願いでも叶えてもらえる。
世を騒がせた"預言"から早3年。夢と希望と不穏な空気が入り乱れる世界で、『箱庭』を目指す青年・ライルはある事件を経て乱暴者のフゲンと共に冒険団を結成することとなった。
意気揚々と旅を始めた彼らは、道中で仲間を増やしながら様々な困難に立ち向かって行く。『箱庭』にいち早く到達するべく活動する各国の捜索隊、神を狂信し『箱庭』を目指す者を粛清せんとする武装集団、それらの裏で不気味に蠢
く黒い影……数多の勢力がぶつかり合う茨の道を、ライルたちは切り抜けることができるのか。
願いと愛憎を孕んだ人々の物語が今、幕を開ける。
_______________________________
「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 16:28:20
371171文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:46pt
作:大爆裂エアーコンディショナー
ハイファンタジー
連載
N2631IR
テンプレを詰め込みに詰め込んだ転生から始まる、死ねない転生者ポチの人生
それは『絶対』の名を冠するスキルを持つ転生者達による戦ったり戦わなかったりする物語である
そこには涙あり、笑いあり、出会いと別れあり…倫理観とかはあんまり無いかもしれない
※血生臭い描写などがあります
最終更新:2024-05-15 15:37:10
256556文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:28pt
名前を呼ばれて、振り返る。
そこには見慣れた顔がある。
最終更新:2024-05-15 14:09:10
1539文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
近未来、札型のデバイス【蘇生符】の発明により、人類社会にキョンシーが普及していた。稀にキョンシーの脳は特異性を持ち、PSI(超能力)を発現する。良質なPSIキョンシーを作る為には良質な死体が必要である。当然の帰結として、キョンシー用の素体を生活させる地域が世界各国で発展した。
この死体生産地域では日夜キョンシーに纏わる犯罪が多発している。その中でも、住民が攫われ、キョンシー用にバラされる【素体狩り】は社会問題に成っていた。
日本の死体生産地域の一つ【シカバネ町】。そこに
はキョンシー犯罪を専門に扱うプロフェッショナルが集う【キョンシー犯罪対策局】があった。
その中の一人、最も過酷で最強の一団、第六課を率いる女、清金 京香は【人類最強】である。特に相棒のキョンシーである霊幻と共にあれば、向かうところ敵なしだった。
そんなある時、シカバネ町に、所有者が不明であり、全く同じ顔をした姉妹の野良キョンシーが潜伏した。
パイロキネシスを操る姉と未知のPSIを操る妹。彼女達を作り出したのはキョンシーに魅入られた狂人達だった。
二体のキョンシーの出現により、清金京香はキョンシーに纏わる大規模な陰謀に巻き込まれていく。
ざっくりとした世界観説明
① 死体をキョンシーとして蘇らせる技術が発明されています。
② 稀にキョンシーは超能力(PSI)を発現して、火や水や電気や風を操ります。
③ 労働力としてキョンシーが世界に普及しています。
④ キョンシー用の素体を生産する地域が世界各地にあります。
⑤ 素体生産地域では、住民達を誘拐したり、脳や内臓を抜き去ったりする密猟者がいつも現れます。
⑥ そんなキョンシーに関わる犯罪を取り締まる仕事をしているのが主人公達です。
※第一部『シカバネ町の最狂バディ』完結済みです。
※第二部『ウェザークラフター』完結済みです。
※第三部『泥中の花』開始しました!
※エブリスタ、ノベルアップ+、カクヨム、ノベリズムでも同作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:39:30
1136980文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:352pt 評価ポイント:170pt
ひょんなことからRPGのラストダンジョンにあるような隠れショップの雇われ店長となった間宮虎助。
そこに客として訪れる武器マニアの元姫様に引きこもりの魔王様。自称勇者に大賢者という肩書を持つ女好き。その他諸々の来訪者に振り回されながらも、店のオーナーのために店を盛り立てつつも異世界の日常を過ごしていく物語。
一応、本筋は用意しておりますが、基本的には日常話なので、ゆるい感じで読んでいただけるとありがたいです。
最終更新:2024-05-15 12:00:00
3620945文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:4813pt 評価ポイント:1415pt
神の大陸アフェルアルス、その西のレンダリア地方。
そこには守護者と呼ばれる、九つの属性を操り精霊と共に生きる人々が暮らしていた。
主人公エレンは引退した元大泥棒。賞金稼ぎの兄、グレンの仕事を手伝うこと三年。ある日その兄の元仲間から声が掛かり、兄と共に王都エレメスを訪れることになる。
────それが、全ての始まりだった。
現代風能力バトルファンタジー、ここに開幕!
最終更新:2024-05-15 12:00:00
126530文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
旧題『山野太一の、勘違いと愚痴と、それから……』
個人主催 : 第一回いっくん大賞 キャラクター部門受賞作
ーー毎週月曜12時更新ーー(たまに更新を忘れます許してください)
山野太一は小中を過ごした土地に別れを告げ、とある地方都市の進学校へ入学する。
太一にとって都合の悪いことに、その学校は部活動が強制され、必ず一つの部活に所属することが義務付けられていた。中学生時代のイザコザから、人のいない部活を選び、入部を決める太一。
その部活の名は「発掘部」。
いったい何をする
部活なのかは分からずに、何の気なしに入部届けを出しに部室へ赴くと、そこには気を失うほど綺麗な先輩がいた。
その先輩は部室の下に穴を堀り秘密基地を作り、バニースーツで誘惑してきたり…?
そんな事をして過ごしていると、独り暮らしの家の戸を叩く音。魚眼レンズを除いてみれば、ロリ巨乳の姿がそこにはあった。
明らかに違法な容姿の先輩に、胃袋と通帳と、もしかしたら貞操と、そんなあれこれを握られながら、始まる同棲生活。
まさかの二重苦に見回れた太一。しかし、二度ある、いや、二つあることは三つ目もある。
「俺に出来ることなんて、誰にでも出来る」そう嘯く太一に、迫る魔の手。
その正体は、世界を揺るがす最高峰の頭脳を持った兄だった。
「お前は俺以上の天才だ」
と言う、兄の言葉に耳も貸さず、
「兄さんの尻拭いくらいはする」などと言う太一。
人は、どこまで自分のことを卑下できるのか。真価を発揮し続ける天才は孤高で、しかしいつまでもシリアスはやってこない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 11:26:09
716855文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:324pt 評価ポイント:74pt
作:猪木洋平@【コミカライズ連載中】
ヒューマンドラマ
連載
N0575IM
「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 11:16:51
186006文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:16pt
伝説の宝「月の女神の涙」を手に入れた貴族はお披露目のパーティーを開いていた。
そこに突如乗り込んできた海賊たち。悪の貴族と、海賊の刃が交わる。
生きることにも死ぬことにもまるで興味がない貴族の少年シャイルと、生きることに執着する海賊の少年ハーヴェスト。
正反対の二人はこの日出会って即座に理解した。
こいつとは、絶対に分かり合えないし気に入らない。
必ず殺してやる、と。
貴族と海賊の戦いは、国の転換期の前座となる。
「月の女神の涙」とは、果たして何なのか。
======
===
エブリスタに掲載済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 09:57:58
55239文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
歴史シュミレーションゲームが好きなブラック企業に勤める冴えないサラリーマンこと「坂田俊朗」は逆恨みによる事件であっさりこの世を去る
そんな彼が転生した先は戦時中の植民地!?新たにルークと名づけられた彼は優秀な父と優しい母、気のいい仲間達に囲まれて幸せな生活を満喫できるものかとかと思いきや一歩街を踏み出せばそこには荒廃した国家が広がっていた。
そんな国を再建すべく彼は友人達と戦場に身を投じる
だが、そんな彼らを置き去りに世界の歯車は少しずつ狂っていく
誰がなんの悪意を持って彼
をこんな世界に放り込んだのかそれは神のみぞ知る
これは一兵卒から始まり国を守るために戦い続けた1人の男の英雄譚
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 08:41:27
126646文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:364pt 評価ポイント:190pt
作:白雪 シロネ
VRゲーム[SF]
連載
N4501IP
完全没入型VRゲームが世に出てはや5年。青年、烏鷹千里は未だに夢のゲームに出会うことができずにいた。
そんなある日、彼はとある無名の会社が突如サービス開始を発表した<Eternal Chain>と呼ばれるVRMMORPGを知る。
完全に再現された五感。広大なフィールド。各プレイヤーの相棒としてともに成長する存在<アルカナ>。世界の秘密が隠されているというダンジョン。
そこには確かにもう一つの世界があった。
そのゲームで、彼は夢にまで見た冒険を始める……はずだった!
?
PKとPKKによる壮絶な争いに陰謀渦巻くNPC達の政争。
彼は旅先で出会う個性豊かなプレイヤーたちと時に煽り合い、時に協力し合いながら、その世界を駆け抜ける。
──<Eternal Chain>の世界へようこそ。私たちはあなたを歓迎します。
*誤字脱字、誤用、名前間違い等がございましたら、該当箇所を誤字報告機能で御指摘いただけると大変助かります。*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 08:08:09
486463文字
会話率:34%
IN:1pt OUT:3pt
総合ポイント:1258pt 評価ポイント:574pt
00
ある小さな浮島に建てられた小さな一軒の家、この中では一つの家族が静かに暮らしていた。
彼らは食卓を囲み夕食を食べていた。母ウラヌスは何かに気づき、窓に駆け寄った。
そしてあるものを目にとめ、家の外に飛び出した。
双子達も母に続いて、家の外に出た。
家の外では、母が遥か彼方の水平線に見える黄色い光を見つめていた。
(PIC 101 1)
それは、世界樹の幹の一つだった。その巨大な幹の上には、何百万という人間が住んでいるはずだが、
その幹が
炎に燃え上がり、崩れ落ちて言った。
「母さん、あれ……」エドウィンが言った。「人が住んでるんじゃないの?」
母は答えなかった。
「たくさんの人が、死んじゃうの?」イリスが聞いた。
母は黙って燃え盛る大樹を見ていた。そしてぽつりと言った
「私は、……行かないと」
双子は母を見つめていた。
01
(PIC 101 2)
数日後、島の端に飛空艇が止まっていた。それは流線形で帆が一つの、快速船だった。
「母さん、どこに行くの?」双子の男の子である、エドウィンが聞いた
「あたしはあそこに行かなければならない。あの大樹が燃え上がり、折れて散った場所へ……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-15 08:02:35
26043文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
東京がまだ江戸と呼ばれていた頃、そこに不思議な風貌をした浪人・藤兵衛(とうべえ)が住んでいました。この浪人、傘貼りの内職で生計を立てていたのですが、実は裏の顔がありまして・・・。
ヒロインの少女を始め、色々な人たちと出会い、かつ様々な事件に巻き込まれていく物語です。
江戸時代の日常や文化を、ライトな時代劇という感じで面白おかしく書いてみました。読んで頂けると幸いです。
最終更新:2024-05-15 07:40:00
231796文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:10pt
異世界転生。
ありふれた流れ。
生前やってた乙女ゲームの世界。
そこに登場する「悪役令嬢」に百合営業をしかけて…
最終更新:2024-05-15 07:00:00
384854文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:788pt 評価ポイント:352pt
――〝孤高の眠り姫〟
それが彼女に付けられたあだ名だった。
流れるようなポニーテールに、汚れを知らぬ真っ白キメ細やかな肌。
いや、美辞麗句さえも必要ないかもな。
目にした誰もが絶世の美女と認めることだろう。
しかし、そんな彼女には常人とは違う一つの大きな特徴があった。
彼女は〝全ての人を拒絶する〟のである。
見た目が良ければそれだけで彼女の周りには男女共々集まってくるはず。
……まるで角砂糖に群がるアリのごとく。
しかし、それすら
も決して受け付けることはなかった。
眠り姫は今日もまた、己の世界の中でくぅくぅと寝息を立てていらっしゃる。
だが、そこに馬鹿電波ツインテールと変態秀才腐れ縁野郎も加わって……!?
「……見るな、寝にくい」
「美佳は先輩のことが大好きなんですーッ!」
「でも僕は可愛いモノが大好きなんだ。それはもう、蜂蜜塗って食べちゃいたいくらい」
あ、いや、なんだどうした畜生め。
平和な日常はどこに飛んでいっちまったのか。
どいつもこいつもキャラが濃すぎる。
……さすがの俺でもお手上げかもしれん。
天の神様よ、いるなら今すぐ降りてこい。
ワンツーパンチを二、三発噛ましてやるからさ。
「畜生め、お前ら少し黙ってろぉおッ!!?」
喜劇、純情、時々涙。
今から紡ぐは、そんな温かな恋物語。
――――――――――
こちらの作品は『第12回ネット小説大賞』に
エントリーさせていただいております。
よろしければブクマや感想や星評価などで
やんわりと応援していただけますと幸いでございます!
読者の皆様にじっくりとお楽しみいただけますよう
始めのうちは毎日3話ずつ公開いたしますっ。
それでは何卒っ!
よろしくお願い申し上げます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 07:00:00
68135文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:66pt
ルーシー・イーズデイルは18歳という若さで処刑された。銀色の髪、赤い瞳を持って生まれた彼女は魔女の素質を持つ忌み子として、実の両親から愛されることなく育った。奴隷同然の扱いの中、実の妹によって無実の罪を着せられ火あぶりに処された彼女は、気付くと見知らぬ家のベッドで横になっていた。
その家の主人は自分と同じ銀髪、赤い目を持った『氷結の魔女ニコラ』と呼ばれる本物の魔女だった。何が起きているかわからないルーシーが鏡で自分の姿を確認すると、そこには5歳の少女の姿が映し出された。
無愛想な表情、冷たい口調で高圧的な態度のニコラは言う。「今日からお前は私の後継として、魔女になる修行をしてもらう。拒否すればその子の体から出て行くことになる。つまり死ぬんだ」
ルーシーは思う。これは復讐のチャンスだと。自分を散々苦しめてきた実の両親と妹に復讐する為、ルーシーは魔女の弟子になることを決意する。
地域によって魔女の扱いが異なる世界で、ルーシーは新たな人生をニコラと共に歩んでいく。各地に存在する個性豊かな魔女たち。魔女に対する偏見がない優しい人間や、逆に魔女に対し攻撃的な人間など。様々な土地で様々な人間たちと出会い、交流し、魔女の修行に励みながら、やがてルーシーは自分が一体何者なのかを知ることになる。
*カクヨム様でも『相澤しゃみ』というペンネームで掲載しております。*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 06:59:45
317923文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:20pt
作:ナ・ココ・なご
ハイファンタジー
連載
N3154IV
主人公のベルジェは異世界転生者で特殊な異能とそれなりの刀剣術を持っている。
ベルジェは、闘技場からの脱走中に少女たちを救うことになった。リリとモモという名の少女達。少女たちは「ベルジェ組」みたいなことを言ってベルジェを慕っている。
そんなこんなで、黒ノ信徒の飼育場と呼ばれる場所で流民の一団と出会うこととなる。彼らは安息の地を目指していたが、悪い剣奴たちに襲撃されていた。そこにベルジェがやって来て、なんやかんやで団を救い、なんやかんやで一団の長の座に着いてしまった。
ベ
ルジェは色々と悩んだりもしますが、皆を守り、育て、、やがては強国にのし上がっていきます。道のりは長いですけど。
ただ国とはいっても、そもそもは元奴隷なわけで、常識的に考えれば建国なんて無理でしかない。しかし、剣奴に襲われていた一団を救ったベルジェは、一団が天雫の地を目指していたことを知る。それは天から落ちた遺跡であり、異世界転生者であるベルジェだけに反応する遺跡でもあった。その朽ち果てた玉座から王樹を手渡される。王樹は聖霊原典の力を宿すもので、ベルジェに最強の従者を与えると示唆されるものでもあった。
果たして、ど底辺であるおっさんが、しかも元奴隷で高貴な血筋でもない只のおっさんがどうやって天下をとっていくのだろう?
そんな感じの物語になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 05:10:00
61023文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
新たな目標と新たな依頼を課せられたスイカズラ冒険者、そこに待っているのは新たな星と深くなる絆。ユカリ達冒険者は更に活発的になり未知の世界に足を踏み入れる!
最終更新:2024-05-15 02:07:07
176089文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
作:ICSS Foundation
ハイファンタジー
連載
N3549IX
深夜テンションで頭がおかしくなってイタい奴と化していたその辺にいる人間、加藤英治。
嗜好品が足らなくなってコンビニに少し買い出しに行き、帰る途中に違和感を感じ振り返ってみると底なしの奈落ができていた。 叫びながら落下していく英治は眠気に襲われ、意識を失う。
目が覚めるとド定番の女神様の前にいた英治。何がなんだかわからないため色々聞くが説明が不十分なまま異世界に送り出されてしまう。
そして目が覚め、与えられた能力を確認するとそこには「時間操作」の文字が……
─────────
─────
作者です。 この作品のテーマは「強くない」時間操作で、様々な制約によって対複数戦や特定条件下における1vs1で苦戦しまくる主人公が見れる予定です。
R15部分や残酷な描写はかなり少ないですがR15部分が稀に、残酷な描写は戦闘や舞台によって出る可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 02:00:00
51408文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
その島は、あの世とこの世の境にある。この世に生きて帰れる者は少ない。
窪原秀弘は、ある島の海岸に座り、ずいぶんと前から煙草を吸っていた。いつから吸い続けているのか、なぜか思い出せない。
そこに〈導き〉と名乗る男が、彼の前に現れる。そして、この島で彼が為すべきことを告げるのだった。
カクヨム様でも同じ作品を発表しております。
※この作品は2000年『日本ファンタジーノベル大賞』、2001年『日本ホラー小説大賞』に応募した作品を改稿したものです。
最終更新:2024-05-15 02:00:00
111717文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
街道はずれにある小さな宿屋「野ウサギと木漏れ日亭」
そこに集まる面々はそれぞれの想いをこめて旅に出た者、過去の冒険を懐かしむ者など。
彼らが勇敢な冒険譚やささやかな思い出話を嬉々として語る横顔を眺めているような物語です。
※語り手がちょこちょこ変わります。
最終更新:2024-05-15 01:57:21
326701文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:280pt 評価ポイント:174pt
【見渡す限りの水に囲まれた島国【スーペリア】の南に、水の神ローテと芸術を称える水鏡都市【ネレウス】がある。ネレウスの高台には神殿があり、そこに住まう少年シオンは芸術的センスに溢れ、幼い頃から絵を描くのを好んでいた。そうした中、シオンは幼い頃に行った洞窟へと足を踏み入れる。そこで何故かローテ神を呼んでしまってーー!?
島国【スーペリア】を取り巻く水の神ローテを狙う存在、ローテ神の力を我が物にしようと動く王家など、様々な敵が背後で蠢いている状況で、シオンは世界を見る旅に出る。
転生前の記憶を取り戻す系です。取り戻すまで少し長め。恋愛要素が今後出てくる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 01:55:43
11309文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この世で、この銀河の中で一番の宝はかっこかわいさだ!!とかっこかわいいを愛してやまない大学生五十嵐響也、彼は、何処までもかっこかわいいを求め憧れゲームでさえもかっこかわいいを手に入れるために、は何でもする。
そんなある日、友人から、ある噂を聞く人生が思いのままになるくじと賽銭箱がある、その神社にいけば思いのままかもしれない。
彼はその日にたまたま予約していた。男主人公が自分が昔から追い求めていたかっこかわいさを持っているゲームを受け取った後その神社に向かう、その帰りにひったく
り犯が逃げる際に響也の背中を押して、響也は石段を転げ落ちる。
身体に大けがを負い、響也の意識は暗転する。
次に目が覚めたのは見覚えのない場所何処かの病院か医務室だろうか…そこにいた人が自分を見て女性を指す呼び方で自分を呼ぶそこから頭がフル回転をしてでた結果響也は女の子になっていた。
しかも、その世界は予約していたゲームの世界で、しかも、響也の意識はそれぞれ、四人の攻略対象のキャラだった、自分の求めるかっこかわいさを持つ主人公を追い求め他の三人とシンパシーを感じながらも、仲良くなったり、競い合ったりするドタバタ劇あり、勘違いあり、ファンタジーありの大盛りジャンル折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:00:00
635994文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:109pt 評価ポイント:45pt
3つの大陸からなる世界。
そこには魔力があり、人があり、国があった。
3体の龍と人との争いから約300年。
大国、龍の国の女王は特殊部隊『白の部隊』を組織する。
その襲撃者(ストライカー)に選ばれたのは任務の失敗により幽閉されていたある兵士だった。
そんな剣と魔法と火薬の世界のお話。
最終更新:2024-05-15 00:00:00
521550文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
勇者一行は遂に世界の元凶である魔王ストレイシープに元に辿り着いた。しかし、そこに待ち受けていたのは圧倒的な実力差と絶望の恐怖であった。仲間たちは戦意を失ったが勇者アルバトロスだけは希望を捨てていない。それは、アルバトロスにある秘策があったからである。アルバトロスは逆転の宝玉を使い魔王と体の入れ替えに成功した。勇者の体に入れ替わった魔王ストレイシープには、魔王の時と同じ魔力も力もないただの人間になってしまった。元に戻る方法はなく絶望した魔王ストレイシープだが、勇者の仲間たちと触
れ合うことにより人間の感情を理解し心地よい気分になった。魔王に敗れた勇者一行は敗戦勇者として王都に戻ることなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:00:00
36494文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
作:みずのひかり
ハイファンタジー
連載
N5208GT
VRMMOゲーム『エンシェントワールド』。
このゲームのクエスト中に、わたしは神獣クラスのモンスターさんに襲われ命を落としてしまいました。
いつものように神殿で蘇ると思ったのですが、そこに現れたのは今まで見たとこがない女神様。
しかもどういうわけか土下座をしているのです。
そこで告げられる驚愕の事実。
わたしは女神様の手違いにより『エンシェントワールド』の元となった世界に転生することになったのです。
それも辺境の地に拠点を置く、ウンディーネさんとして……。
最終更新:2024-05-15 00:00:00
413111文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:2998pt 評価ポイント:1514pt
何かいる、
何かそこにいる、
そう、カメレオンマンがそこにいる。
あなたのすぐ側に、
すべての物に色が変わる。
すべての物に身体が変わる。
すべての物に成ることができる。
彼は自由人、
この世界の自由人、
誰にも関わらない、
誰にも囚われない、
自由気ままに生きている。
それが、カメレオン、カメレオンマンだから…
最終更新:2024-05-14 23:58:43
17619文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
本編完結済みで番外編を5日に1度のペースで投稿しています。
※誤字報告ありがとうございます。
国語力がそこまでないために手直しとか出来ませんが見直した時にさすがにコレは…とわかった誤字は直します。
誤字が多いかも知れませんがそれでも良ければ見ていって下さい。
【本編のあらすじ】
魔王を討伐した矢先に仲間の聖騎士、聖女、魔法使いに裏切りに合って意識を失う前に謎の女性の声を聞いた。
すると17年前に厳しくも愛情たっぷりに育ててくれた爺さん、婆さんに拾われた日に戻ってきていた。
しばらくしてよりいっそう逞しく成長した元勇者は一緒に育った友人と見聞を広める旅を始め心の中で「あいつらに出会ったら一発殴ってやる」と息ずいていたら、そこに前回の時に命を奪った魔王が「ようやく見つけたぞ!お前の為に魔王を止めてきた!嫁にしろ!」と押し掛けて来たがとある事情により出来なくなった…。
かれこれ問題が次々に起きたがそれをはね除ける元気な爺さんと婆さまと村人達がいるから事なきを得た。
そして主人公は自分が生まれた国に行き出生をしり祖国の問題を解決?し村に戻っると、とても悲しい出来事が襲ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 23:11:48
1290126文字
会話率:80%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:1859pt 評価ポイント:487pt
作:蕩船坊(トウセンボウ)
現実世界[恋愛]
連載
N9377IX
高校一年生の染矢くんは、幼馴染の王子くんの初恋を応援するため、恋愛成就のご利益で有名な神社へ。しかしそこにはクラスメイトの女子、友瀬さんの姿が。鉢合わせた二人は勘違いに勘違いを重ね、しまいには染矢くんが友瀬さんに愛の告白をする事態に!?
誤解から始まる青春ラブコメディ。はたして王子くんの恋の行方はどうなるのか、染矢くんの告白はどんな結果を引き起こすのか!
※不定期更新、カクヨムとの併載を予定しております。
最終更新:2024-05-14 22:37:32
34847文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
作:ソクラテス一郎
ハイファンタジー
連載
N3539IJ
あらゆる文明は衰退し、世界は荒れ果てた。
『楽園』。『この世の全て』がそこにあるとされる場所も行き方も不明な伝説の地。
冒険者の全てはそこを求めて旅をしており、廃れゆく世界を救うとされる。
時代は大冒険の時代であると共に、レギオンと呼ばれる機械生命体に人間が支配されている時代。
『楽園』を求めて旅をしていたアピス・クロージャ一行は旅の途中、とある噂を耳にしていた。
『楽園』へと至る為の『ソロモンの匣』が発見された――と。
噂を確かめる為、ヴィオラ大陸の端に位置するドンドルド
砂漠のクロッカスと呼ばれる街にまで来ていた。
そこは砂の大地。ありとあらゆるものが砂に吹かれ、『再生』が始まったとされる場所。
案の定、そこは既に噂を聞いた冒険者で溢れかえっていた。
そこで、アピス・クロージャは一人の青年に出会うことになる。
名をアルヴァルト。彼は冒険者という物に興味を抱いていた。アピスとの出会いにより、その興味はより強くなる。
同時期、『ソロモンの匣』を求める一人の冒険者がクロッカスを訪れることになる。
名をセクト。どうしても『ソロモンの匣』が欲しいセクトはクロッカスに住まうある男に会いに行く。
異様な雰囲気を放つその男にセクトはこう言い放つ。
『望む物は――新たな世界』。
そうして、『楽園』を巡る物語は生き物のように動き出す。
これは――とある夢を彼方に抱く者達の約束の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 22:09:03
40294文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
とある少年は才能が無く、周りから蔑まれていた。そんなある日、突然目の前が真っ暗に……。少年は暗闇の中の光を見つけ、手を伸ばした。少年は想いをその光に向かって叫んだ。すると、そこにあったのは、2次元で見たことあるような異世界のとある魔王城だった……。
ここまで聞くと、シリアスな物語に聞こえるが、この物語は、笑いあり、(多分) 涙あり、シリアスもある、なんかめちゃくちゃな異世界の物語だ。
え? チート? 無双? 知らない子ですね。
最終更新:2024-05-14 21:42:45
1528767文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:268pt 評価ポイント:104pt
貴方の適正魔法は砂です。誰もが12歳で受けられる魔法適性を図る儀式において、帝国の第五皇子である彼は砂属性だと判断された。それから3年、砂を操るしか能がない無能と言い渡され、それほど砂が好きなら一生砂と暮らしていろと帝国を追放され砂漠に放り出されてしまう。こんな辺り一面砂だらけの何もない場所で生きていけるわけないと死さえ覚悟した彼だったが、そこで砂魔法の優位性を見出し、巨大な砂の城まで作り上げた。地獄だった地が実は自分にとって天国だったと知った彼は、この砂漠でのんびり過ごして
いこうと決めるが、砂魔法で砂漠の資源を見つけ、オアシスを作ったりしているうちに数々の種族が立ち寄るようになりいつの間にか巨大な国家に成長していくことに。そこに目をつけた生まれ故郷の帝国が全て寄越せと強引な手法で攻め込んでくるが彼の砂魔法は砂漠において無敵、しつこい帝国も砂魔法によって返り討ちに会い祖国の帝国は段々と衰退していくことになりそれとは対象的に砂の王国は周囲から一目おかれるようになっていく――
※書籍化が決定いたしました。ダッシュエックス文庫から3月刊行予定です!
※書籍版に合わせてタイトル変更しました。
旧タイトル「砂魔法で砂の王国を作ろう~砂属性なんて使えないと国から砂漠に追放されたから、魔法で砂の城を生み出し、オアシスを作りスローライフを満喫していた筈が、いつの間にか祖国を上回る巨大国家が出来上がっていた!~」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 20:51:47
723971文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:78320pt 評価ポイント:47758pt
中原といわれる世界。
かつてそこには『災厄』が存在していたという。
『災厄』がどのようなものであったのか?今となっては定かではない。
ある者は民を苦しめた悪逆の王であったと言い、またある者は異形の化け物であったと語る。あるいは天地が崩壊するような災害であったと書かれた書物もあった。しかし、そのどれもが明確な確証などなく、今もって判明していない。
その『災厄』を鎮めた者がいた。英雄、義舜である。
義舜は『災厄』を鎮めると、これに協力した七人の仲間にそれぞれ神器と領土
を与えた。七人の仲間達はそれぞれの封土に向かい、国を興した。
即ち、印、泉、龍、静、斎、翼、界の七国である。この七国はよく治まり、中原は平穏となった。
それから五百年余り。各国では幾度も乱が起こり、義舜が望んだ安寧な世界は過去のものとなり、神話上の夢物語となっていた。
その七国を巡る、興亡と戦乱の物語。
※別サイトにて試験的にも投稿しております
※当作は著作権を放棄しておりません。無断転載を認めておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 20:13:03
1514740文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:749pt 評価ポイント:335pt
並行世界の別の地球で、最終的には大商人を目指す魔法使いのお話です。
最終更新:2024-05-14 20:05:14
675246文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:1822pt 評価ポイント:1126pt
ブラック企業をようやく辞められたけど、身も心もボロボロの24歳になったふみ。
そこへ「アパートの管理人に転職しない?」と、話を全く聞かないおばあちゃんがやってきて‥。連れて行かれた先は「宿り木荘」という二階建てのアパート。何をどうすればいいかもロクに教えて貰えないまま、仕事をスタートすることになったけど、そこに住んでいる住人が全員異世界の住人!現実の世界にいながら異世界ライフを楽しめる??そして恋愛もしちゃう??そんなお話です。当然のようにコメディとラブを添えております。
最終更新:2024-05-14 20:00:00
180937文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:166pt 評価ポイント:76pt
私、秋山 愛(あきやまあい)!!
私が合格した桜扇高等学校。
そこにはエリート男子たちと異性ふじゅ……んじゃなくて、異性交友できる部活があるらしい。
その名も異文化交流会!!
私はその薔薇色玉の輿を狙ってなんとか難関学にたどり着いたんだ。
さっそく部室に行くとそこには予想していた可憐な女子とはなんだか違った人たちが居た。
えーっ⁉ 異文化交流会は廃部⁉ 聞いてないよ!!
だが、まだチャンスはあった。
このRevi(リヴァイ)部は廃部に追い込まれた部活が復活をかけて活動する
倶楽部らしい。
もしかして、今、部活が復活すればエリート男子を独り占めじゃんか!!
こうして、1人だけ明らかに不純な動機を持って私はRevi部のドアを叩いた。
A秋山 愛
I猪狩 なぎさ
U宇野 翼
E榎本 知里子
O沖田 櫻子
そして五色 彩……。
かくして彼女たちの無謀な挑戦が始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 19:58:45
55197文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:アレクサンドラ・シュロート
推理
連載
N1924JA
とある旅人と、“迷いの森”に建つ高い塔の上に住む猫のお話。
御用で都へ向かう旅人は、森の手前で宿屋の主人から警告される――この先は“迷いの森”だから、迂回したほうがいい。
しかし好奇心旺盛な旅人は、主人とある約束をして森へ入る。そこにあるのはごくごく普通の森で、順調に歩んでいく旅人の前に高い塔が現れた。その塔には、天文学者の青年ライナルトとシルバーグレイの猫クリスティーネが住んでいた。
都路の休憩のつもりが旅人は天文学者と意気投合し、すっかり日が暮れてしまった。そのまま旅
人は一夜の宿をもらう。
翌朝、天文学者と猫に見送られて、旅人は出発した。
都に着き御用を済ました旅人は、きた道を戻ろうとする。
再び森に入ろうとする旅人に、都の人はこんな噂を旅人にきかせる――あの森は、昔、政略結婚を嫌がった姫さまとその兄王子が隠れて住んでいる森で、森を荒らすと不幸が起こるから避けたほうがいい。
あの天文学者との再会を楽しみにしていた旅人は、そんな噂に気にかけることなく森に入っていくのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 19:40:00
7265文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:4pt
透明なガラスでできた壁際に、1つだけ用意された白くて重たいテーブルセット。きらめきを纏う鮮やかな景色を背景に、彼女はずっと、そこに居る。
最終更新:2024-05-14 19:01:21
1561文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:くろねこどらごん
現実世界[恋愛]
短編
N5220JA
『あんあん、気持ちいいよー』
なんだ、これは。
とある土曜日。画面の向こうで行われてる行為に目を奪われながら、俺こと初小岩実は驚愕していた。
俺宛の名前で送られてきたUSBメモリの中にあった、一本の動画。
怪しいなと思いつつパソコンに差して再生してみると、そこには俺の幼馴染にして彼女である、瀬谷路夏と、路夏を寝取る親友の姿があったのだ。
その光景に脳が破壊された俺は、思わず家を飛び出しかけたのだが……
最終更新:2024-05-14 18:30:00
4672文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ここは駆け出し冒険者が集まる始まりの街。そこには『アウトドアショップ』という、他にはない冒険者のための道具が格安で売られているお店がある。
仕事の休みの日にソロキャンプをしていた松下哲也。朝起きると異世界の森の中に転移していた。駆け出し冒険者に助けられて、なんとか街まで辿り着く哲也。
アウトドアショップというチート能力を授かって、冒険者の始まりの街で自分の店を開こうとするのだが……
※ カクヨム様にて先行公開をしております。こちらでも応援いただけますと嬉しいです
。
https://kakuyomu.jp/works/16817330650158848934折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:10:00
445860文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:6724pt 評価ポイント:3630pt
野田蒼はどこにでもいる高校生。イケメンで文武両道、性格も良しという赤井真希とは幼なじみの親友で、告白されては女の子を振ってしまう彼の告白の仲介を日々してあげる自称陰キャの苦労人。
ある日、それまでの真希に告白しようとする子とはまったく違うタイプのギャルが、真希に好意を持っていると蒼に迫る。最初は真希にギャルを紹介してやれば終わりと簡単に考えて蒼だが、なぜか真希とギャルをくっつけるために彼女を応援することに。
そこに真希を好きな別の女の子が現れて、でもいつの間にかギャ
ルは蒼といい雰囲気になっていて——
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:00:00
51473文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:38pt
ソシャゲが好きな僕はいつの間にか死んでいた。するとそこに女神様が現れて、なんとガチャのある異世界に転生させてもらえる事になった。
どうやらこの世界では高レアを持っている人ほど偉いという謎ルールがあるらしい。
そんな事は僕には関係ない。むしろ低レアの方が育成しやすそうだから効率よく強くなれるやり方で進めていこう!
こうして演技派の僕とガチャ娘たちの冒険が始まる!
最終更新:2024-05-14 17:26:59
222873文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:342pt 評価ポイント:158pt
私はキャロライン=イーデン。栗色のストレートの髪とハシバミ色の瞳をしていたちょっと太めの体型の伯爵令嬢だ。
おまけに何故か…小さい頃から『不幸体質』なのだ。
「絶対にモルゴール侯爵には嫁ぎません。私は嫁ぎ先で食べられたくありませんわ!どうぞそこに立っている役立たずの仔豚…いえ、キャロライン姉様にお願いして下さいませ!」
泣いて訴える義妹の代わりに、わたしは吸血鬼と名高い『怪物ダニエル=モルゴール侯爵』の元へと強制的に太らされ、『餌』として嫁ぐことになってしまった。
『いっそ
逃げちゃおうかな』と思いつつ『棺桶城』でわたしを待っていたのは、『おねショタ』小説にドはまり中のわたしにとってどストライクな少年の姿のダニエル=モルゴール侯爵閣下だった…!
でもね…いくら好みの侯爵閣下でも!いくら仔豚令嬢のわたしでも!そんな簡単に美味しくいただかれたくないっての!
けれど…少年侯爵は、食欲の為なのか愛なのか、どうやら簡単にわたしを離してくれないらしい。
逃げるべきか、食べられるべきか、子豚令嬢どうする!?
そしてわたしの『不健康』と『不幸体質』の正体とは――?
お気楽・ご都合主義ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 16:43:52
70079文字
会話率:35%
IN:3pt OUT:12pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:28pt
作:小鳥遊咲季真
現実世界[恋愛]
連載
N1485IT
孤独とひとりボッチを愛する端くれみたいな生徒の九郎九坂二海。毎日を一人で過ごしていたいのに、それだけなのに。しかし世の中はなぜか、どうしてか、放っては置かなかった。ある日、九郎九坂は生徒会長、恋瀬川凛雨と出会う。担任の大垣先生の命で彼女と学校の問題について、あれこれ解決を始める。校則違反、球技大会、学園祭とか。問題を持ってきては、理由をつけて行動する。
俺はただの中学二年生。探偵でも警察でも相談所でもないんだが。勘弁してほしいよ、ホント。平穏だったはずの日々に義妹とか、
イケメン同級生とか、スクールカースト上位の女子とラブコメとか。そこに心の中の住人、深中負穏まで登場して。まったく、平和な生活はどこへやら。
これはそんな降り掛かる多岐難題から、孤独を守る。人間関係をやり過ごして、孤独であり続ける。ただ、それだけのための、ちょっとした儚い一人ぼっちの青春譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 16:42:00
114187文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
作:バゑサミコ酢
ハイファンタジー
連載
N1288IY
——助けたくれて“ありがとう”…じゃあ、“殺すね”?——
旅商人である【カイル】は樹海窟で1人の少女—否、狡猾かつ残虐非道で恐ろしい生き物『魔族』と遭遇した。魔族とは人類の敵——最高峰の化け物である。たかが商人がどうすることもできない…刹那で殺されるのなんか目に見えている。だが…『ゴフッ——』突然少女は血を吐き出した。彼女(魔族)はどうも瀕死にあるようだ。カイルの存在はまだ気取られていない——ならこの隙に…この時カイルはただ逃げればよかった…よかったのだが……
『どうしてこ
んなことしちゃったんだァア僕はぁああ!!??』
気付けば少女を助けてしまっていた。
自身の荷馬車に少女を乗せ——オマケに商品である貴重な薬草まで使ってしまって——
人類の宿敵である魔族を助けてしまう程の【トチ狂った“お人好し”】——コレが旅商人カイルだった。例え魔族だったとしても、傷を負った少女を森に置き去りになんてできなかった。
そして、彼女は今…宿屋の一室に設えたベットに寝かせて安静にさせている。『これからどうしよう』カイルは思案しつつ、その寝息を立てる少女を捉えたが…すぐさま現実を逃避するように視線を外した。次の瞬間——突然の浮遊感——
『ねぇ…人間、ここはどこ? 納得いく答えをくれれば楽に“殺して”あげる』
気づくと、カイルは首を掴めれ小さな少女に壁に押し付けの状態にさせられていた。幼気な少女は狂気に満ちた言葉を当然のように吐き捨て——その表情は冷たく無表情——まさに残虐非道——彼女は『魔族』だった。
『そう……助けたくれて“ありがとう”……じゃあ、“殺すね”?』
後に、カイルに突きつけられた言葉がコレであり——この時、カイルは死を覚悟した。
だけど……
まさか——この子と旅路を共にすると……誰が思うのだろうか……?
これは……
1人の なんの変哲もない ただの旅商人の若い青年が……
己の どこまでも善人気質で 飛んだお人よしな性格が 偶然的に——
残虐非道で狡猾 どこまでも快楽殺戮主義の『魔族』である“筈”の娘と出会い……そんな彼女と 何故か旅をするお噺。
そこには 数多の偶然が重なり合う。
互いの『打算』がありきな行く末に——
やがてそれは……
2人にとって大きな奇跡を紡ぐのだった……
◇基本情報◇
・この作品は完全オリジナルです。
・カクヨムにも掲載有りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 13:03:39
29748文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:25565 件