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検索結果:498 件
作:ふじわら こう
ヒューマンドラマ
完結済
N1443HQ
「神田さんを好きになった。だから俺との交際は解消してくれ」
生徒会長の渋谷が、副会長の目黒さんにそう言った。
そこから始まるありふれた復讐劇。
のはずが。
生徒会長への歪んだ愛憎劇がここから始まった。
これは生徒会長に恋をした山崎浩二の物語。
ボーイズラブではありません。
最終更新:2022-11-12 00:02:53
267927文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ワールドシーカー「ノアの旅人」
~底辺クランが最強キャラバンで超高難易度ダンジョンやクエストを無双している譚~
※
「ダンジョンとは、人が死ぬところである。」
とある御人がそう言った。
それは例えば海の底で、あるいは流れる激流の中で、あるいは地が迫るばかりの空中で、あるいは神の住まう宇宙の御胸で。そこで人が生きられぬように、ダンジョンでは人が死ぬ。しかしそこには幸がある様に、あるいは秘宝が眠る様に、あるいは自由が舞う様に、あるいは神秘が待つ様に、人はその恐る
べき場所に魅入られる。
やがて人は魔法を持ち、海を泳がせ空を舞った。
やがて人は魔術を使い、数多の障害《カベ》を跳ね除けた。
そしてやがて人間は、ダンジョンですら手玉に取った。
そんな世界でそれでもなお、人が触れえぬ聖域の未練。
超高難易度ダンジョン特別指定領域、――シーラ。
そこでは魔法が通じ得ない。あるいはそれは死人の世界か、あるいはそれは神人の社か、あるいはそこは霊魂の淀みか。崇高な神秘が漂うその地は、無限に人を拒絶する。
そんな死地に挑み行く変人ら、あるいは高級で特別なダンジョンの専門家がいた。
開拓の最前線、肉塊の死地、生死の境、そんな生命の吹き溜まりで、それでも神がかりの先導を見せる彼らを人はこう呼ぶのである。
――『探索士【シーカー】』と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 00:20:59
801文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
開拓×迷宮×交易ファンタジー 無人島を開拓して新しい国を作ろう!
吸血姫は、同じ“魔族”から捨て石にされた。
死霊術師の召喚勇者は、教会から裏切られ使い捨てられた。
「もはや、魔族も人もないわ。ただ、妾たちのようにどこにも身の置き場がない者の力になりたい。今となっては、それだけが妾の望みよ」
吸血姫――ミュリーシアは、そう言った。
「それなら、ここに国を作るしかないな。新しい国をさ」
死霊術師――稲葉冬馬は、そう答えた。
二人が逃げ延びた先は、人と魔族の領域の中間
にある孤島。
そこに残されていたのは、廃墟となった街と未練を残したゴーストたち。
すべてを失った吸血姫と死霊術師は、島を開拓し、人とも魔族とも交易し。
そして、ダンジョンも攻略して国作りをスタートさせる。
まだ見ぬ誰かのために、自分たち自身のために。
※小説投稿サイトノベリズムにて契約(有料)作品として公開中の小説のなろう版です。
ノベリズムではイラストがついていましたが、こちらにはイラストはありません。
※ストックは300話以上あり。完結まで、毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 20:00:00
1033580文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:3510pt 評価ポイント:1608pt
ワールドシーカー「ノアの旅人」
~底辺クランが最強キャラバンで超高難易度ダンジョンやクエストを無双している譚~
※
「ダンジョンとは、人が死ぬところである。」
とある御人がそう言った。
それは例えば海の底で、あるいは流れる激流の中で、あるいは地が迫るばかりの空中で、あるいは神の住まう宇宙の御胸で。そこで人が生きられぬように、ダンジョンでは人が死ぬ。しかしそこには幸がある様に、あるいは秘宝が眠る様に、あるいは自由が舞う様に、あるいは神秘が待つ様に、人はその恐る
べき場所に魅入られる。
やがて人は魔法を持ち、海を泳がせ空を舞った。
やがて人は魔術を使い、数多の障害《カベ》を跳ね除けた。
そしてやがて人間は、ダンジョンですら手玉に取った。
そんな世界でそれでもなお、人が触れえぬ聖域の未練。
超高難易度ダンジョン特別指定領域、――シーラ。
そこでは魔法が通じ得ない。あるいはそれは死人の世界か、あるいはそれは神人の社か、あるいはそこは霊魂の淀みか。崇高な神秘が漂うその地は、無限に人を拒絶する。
そんな死地に挑み行く変人ら、あるいは高級で特別なダンジョンの専門家がいた。
開拓の最前線、肉塊の死地、生死の境、そんな生命の吹き溜まりで、それでも神がかりの先導を見せる彼らを人はこう呼ぶのである。
――『探索士【シーカー】』と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 02:01:59
1045文字
会話率:84%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
作:だぶんぐる
現実世界[恋愛]
完結済
N0973HX
「わ、わたし! 一日一回甘い言葉を摂取しないと死んじゃう病気なの!」
ストロベリーブロンドの美少女、吹井田いちごはそう言った。
「実は、僕も同じ、一日一回甘い言葉を摂取しないと死んじゃう病気なんだ!」
「ええー!?」
声だけが自慢のクソ雑魚モブである僕、池木翔斗の言葉に、何故か吹井田さんは驚く。
『声だけのクソ雑魚モブが!』と言われたクソ雑魚モブが、学校一の美少女と繰り広げるあまあまボイスな日々。
短編版でアップしていたのを連載書き終えたので、投稿していきます!
最終更新:2022-10-29 15:11:48
50092文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:336pt 評価ポイント:240pt
「喰らえ!アルティメットフレイムギガエクスプロード!!!」「……さすがは俺だな。伝説クラスのモンスターを一撃で倒せるとはな」
この世界の炎魔法使い最強にして世界を救う伝説の勇者で史上最強の存在。それが俺だ。
「俺に勝てる存在など俺だけしかいない……」
俺は低めの声でそう言った。フッ……決まったな……
ーーーーーーーーーー
中学時代、そんな中二病をこじらせていた朝比奈春樹は中学三年の秋のとある出来事をきっかけに中二病を卒業した。
中学時代の友人たちがいない高校に進学
し、何気ない日常を送っていたが高校二年生の時にクラスメイトと共に異世界召喚に巻き込まれてしまう。
異世界に勇者として召喚された春樹とクラスメイト達。春樹はステータスを確認すると「妄想再現」という妄想したスキルを再現するチートスキルがあることに気付く。ステータス確認の時にウキウキで王様にステータスを見せるが……
「ステータスもスキルも大したことないな……」
と言われてしまう。そう、ステータスには何故か「妄想再現」は表示されず、数値も勇者の中では平均的だった。しかも、クラスのモテ男は破格のステータスとスキルを持ち、美少女の幼馴染がいる地味男はステータス最低という主人公ポジ。
あれ……?これ俺、完全モブポジ……?
これは元中二病の主人公が妄想の力を使って異世界を救う物語。
※第1章王国編、第2章冒険者編完結。現在第3章。※この小説はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 18:00:00
527550文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:778pt 評価ポイント:382pt
会社からの帰宅の途中、気がついたら水の中だった。大量の水に押し流され、気がついたらマントの男の上に落下していた。
しかもなんか、ちょっと浮いてない?
混乱している絵麻をさらに男の言葉が混乱させる。
「……、異世界から来たのではないか?」
相手の男はごく普通にそう言った。
「いや、異世界って」
そうツッコミを入れたものの、窓の外に広がる景色は、絵麻の知る景色ではなかった。
異世界の砂漠の広がる国に落ちた絵麻と、やむを得ず彼女の世話をすることになった魔道士
の、呪いが繋ぐ縁のお話。
------------------------------------
今回のお話は、夏まつりさんとゆる〜い感じで"同じ設定を使う"と言う縛りで書きました。
夏まつりさん側の作品「記憶喪失の巫女は龍の王に溺愛される」もぜひお楽しみください。
https://ncode.syosetu.com/n3717hv/
同じ設定のアイテムが出てくるだけで別のお話ですので、どちらから読んでも大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 12:43:13
60415文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:1400pt 評価ポイント:1044pt
◆第8回ネット小説大賞にて受賞しました。TOブックスから書籍化します◆ 冒険者志望の少女はひょんな事から英雄パーティに加わり、弟子入りする。しかし弟子とは名ばかりで暴力や暴言の捌け口にされるだけの毎日。ついには才能がないと告げられて、追放を言い渡されてしまった。しかし英雄は少女に魔の森で一週間、生き残れたら追放はなしにすると言う。騙されたとも知らずに、武器も持たされないまま魔の森に置き去りにされた少女。英雄は知らなかった。少女は英雄の戦いをひたすら見ていた。誰も知らなかった。
天才という言葉すら生ぬるい少女の素質は、異能の域に達している事を。冒険者となった少女は、歴戦の猛者達を次々と追い抜いていく。これはフィジカル最強少女の快速成長譚である。
怪物ならば師はいらない――誰かが、そう言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 10:02:24
819074文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:57147pt 評価ポイント:30969pt
薄暗い森の中、小鳥の囀りよりも不気味な怪鳥ががぁがぁと鳴き喚く、人も住まない未開の地ー。
じっとしているのも暇だからわたしは日課として散歩する。
目的地もなくだだうろうろと歩くだけ。疲れたら適当に横になるだけ。だけどこの森から出ようとは思わない。ここはわたしには安全な場所だったから。
「そこの者!少し待つのだ!!」
突然の大きな声で散歩していたわたしはビックリして振り向いた。
反射的にその声のする方を見やると馬に乗った素敵な服を着た少年が居る。
なんかキラキラしてるなぁ~と一
瞬見とれてしまったけど…
うわーーーわわわーー
わたしはずりずりと後退りし充分に距離を取ってから腰を90度曲げて頭を下げた。
どこからどう見てもエライ人ってのが分かるから。
なんでこんな場所に人が居るの?
迷子になった?
頭を下げたまま声も出せずじっとしていると、彼はどうも馬から降りたらしく草を踏む足音がこっちに向かってくるのが聞こえた。
勘弁してよ…
わたしはドキドキ早くなる心臓の脈動に恐怖を感じ冷や汗を吹き出した。
「お前…何者だ?」
彼の鈴を転がすような声が聞こえた。
何者とはどういうこと?
わたしは一瞬何を言われたのか分からなかった。
「わ、わたしはノイといいます…」
緊張のせいか声がちゃんと出ず掠れてしまった。
冷や汗は止まることなく流れ続けて体もわなわなと震え始める。
「……ふぅ…何者かと聞いたのだが答える気はないのか…」
えっ?
わたしはわたしなのに…ただのノイとしか言いようがないのに…もしかしてわたしは化け物か何かに見えてる?
どうしよう…もう人にも見えない姿になってしまったんだきっと…
もう終わったのね…
わたしはこのままこの薄暗い森の中に打ち捨てられると覚悟を決めたら涙がとめどなく流れてきた。
頭を下げたまま地面の草に雨の様にぽつりぽつりと雫が零れる。
「顔を上げよ」
「はい……」
彼は泣いているわたしに冷たくそう言った。
わたしは鼻声で返事をし、涙を拭うこともせずゆっくりと顔を上げる。
わたしの視線が徐々に彼の素敵な白地の洋服の足元から腰元へと上がり胸元で固定される。
汚れ元の色を失くし長い年月で風化し始めたわたしの服と違い綺麗な刺繍が施された洋服ー。
わたしには一生縁のない素敵な服を滲む目で見つめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 08:26:46
1878文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:未亜見あみ
ローファンタジー
完結済
N9146HU
幼い頃から戦火に身を投じてきた少年兵は1人の少女と出会う。
「私に恋を教えてくださいませんか?」
少女――リンネ・アーガルベルトは、彼にそう言った。
その恋は奇妙な偶然から始まっていく。
しかし世界は二人のハッピーエンドを許さなかった。
遠未来を舞台にした宇宙戦争、そのなかで煌めくは魔導陣の光。
過酷な運命の中で見つけた小さな恋の物語が行き着く先は――。
宇宙を舞台にしたファンタジーロボットアクション小説です。
重厚な王道ロボットアクション、少年兵と魔女の奇妙な恋物語が読
みたい方は是非。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 23:18:31
127681文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:30pt
「これから野口君と長谷川さんには1ケ月の間に、お互いに宛てたラブレターを書いて貰います。」
文学同好会の顧問谷先生はそう言った。
課題を通して二人が迎える結末は如何に。
これは野口君と長谷川さんのラブレターが繋げる1ケ月間の話。
最終更新:2022-09-22 19:00:00
11483文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
「ソフィア、君との婚約破棄を、ここで発表する」とルイ・ロイモンド王子はそう言った。
ソフィア・ローゼンクロイツはローゼンクロイツ公爵家の長女であると同時に次期国王であるルイ・ロイモンド王子の婚約者でもあった。
彼女の十五の誕生パーティーの際に突如として現れ婚約破棄を告げたルイ王子。愛国心強く、思慮深いソフィアはどうすれば国益につながるか考えるがいい案が出ず、ついに追放まで言い渡される。
しかしながらそこへ外交のために外出していた王と王妃が現れ事態が一変することに。
最終更新:2022-09-21 18:33:50
4410文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2092pt 評価ポイント:1934pt
*長編「捨て犬令嬢ですが、尻尾は振りません!〜拾ってくれたのは美形で富豪の男爵様。しかも優しくて誠実。毛むくじゃらが気になるけどどこか怪しいですか?〜」の短編版です。短い話が好きな方はこちらを。
「ヒルダお嬢様。あなたを愛しています。結婚して下さい」
子爵令嬢のヒルダ・ゴズリングの前に突然現れた謎の大富豪、ヘル=ハウンド男爵はそう言った。
男爵は、まるで劇画から抜け出てきたような完璧な顔立ち。スタイルも抜群。
背が低くて寸胴のヒルダとは真逆。しかもヒルダは究極の犬顔
で、「犬令嬢」として蔑まれていた。
(あり得ない……そんな愛の言葉、信じない!)
ヒルダは求婚を拒絶する。しかしその一方、自分を「みっともない犬顔の娘」として冷遇する家からは飛び出したかったので、父親に犬のように捨てることを要求。晴れて捨て犬となったヒルダは、美形で富豪で優しくて誠実な男爵に拾われるが……
謎めいた男爵に惹かれながらも、素直に尻尾を振ることのできないヒルダ。果たして二人は結婚して幸せになれるのか? 純愛ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 18:21:36
24282文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:164pt
「ヒルダお嬢様。あなたを愛しています。結婚して下さい」
子爵令嬢のヒルダ・ゴズリングの前に突然現れた謎の大富豪、ヘル=ハウンド男爵はそう言った。
男爵は、まるで劇画から抜け出てきたような完璧な顔立ち。スタイルも抜群。
背が低くて寸胴のヒルダとは真逆。しかもヒルダは究極の犬顔で、「犬令嬢」として蔑まれていた。
(あり得ない……そんな愛の言葉、信じない!)
ヒルダは求婚を拒絶する。しかしその一方、自分を「みっともない犬顔の娘」として冷遇する家からは飛び出したかったの
で、父親に犬のように捨てることを要求。晴れて捨て犬となったヒルダは、美形で富豪で優しくて誠実な男爵に拾われるが……
謎めいた男爵に惹かれながらも、素直に尻尾を振ることのできないヒルダ。果たして二人は結婚して幸せになれるのか? ほのぼのゆるゆる進行する純愛ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 21:02:35
42540文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:130pt
「わ、わたし! 一日一回甘い言葉を摂取しないと死んじゃう病気なの!」
ストロベリーブロンドの美少女、吹井田いちごはそう言った。
「実は、僕も同じ、一日一回甘い言葉を摂取しないと死んじゃう病気なんだ!」
「ええー!?」
声だけが自慢のクソ雑魚モブである僕、池木翔斗の言葉に、何故か吹井田さんは驚く。
『声だけのクソ雑魚モブが!』と言われたクソ雑魚モブが、学校一の美少女と繰り広げるあまあまボイスな日々。
※この作品はボイコネライブ大賞用の書式になっています。
最終更新:2022-08-26 17:04:26
5370文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:156pt 評価ポイント:144pt
作:ほうふしなこ
ヒューマンドラマ
完結済
N4876HU
ある日突然、母から母の引退宣言を聞かされるシュウジ。
したいことを探したい。
彼女はシュウジにそう言った。
シュウジの生きている時代は、母体から産まれる人間はおらず、母になるために国家資格を必要とする。
そして、引退をすれば、二度と母には戻れず、育てた子ども達とも思い出の共有はできない。
それでも引退した母。
心に引っ掛かりを覚えながら、シュウジはかつての母のように国家資格を取り、母となった。
どうして母になりたかったのか。
母はどうして母をして、母を引退したのか
――
シュウジは自身が母になることで、その疑問と母の心情、母の責任、そして自分の幸せと向き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 10:31:14
6506文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:32pt
「あなたの奧さんを一ヶ月、僕に〝貸して〟もらえませんか?」ある日、私たち夫婦の前に現われた金髪の若者がそう言った。
最終更新:2022-08-16 21:42:58
10247文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:514pt 評価ポイント:482pt
竹村冬樹は眉をひそめた。それは、隣の席の立花波留による一言が原因であった。
「私はオーラが見えるの」と彼女はたしかにそう言った。
この話は、なんの変哲のない冬樹と、少し変わった波留との一年間の出来事である。
最終更新:2022-08-15 03:05:15
932文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「貴様との婚約を破棄する!! 『精霊の愛し子』という立場でありながらだらだらと寝ているばかりで!! 貴様なんぞ王妃に相応しくない」
目の前で、私の友人が婚約破棄の宣言をされていた。
「……王太子殿下は馬鹿なんですか? 『精霊の愛し子』というのはいるだけでいいんですよ?」
私の膝の上で頭を乗せて、眠たそうにしている友人モニカ様の頭を撫でながら私は思わずそう言った。
最終更新:2022-08-05 05:34:15
3438文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:4230pt 評価ポイント:3540pt
わたくしは初代聖女の末裔にして王太子の婚約者だった。けれど闇属性の魔力持ちで死霊術が得意だったせいで家族からも婚約者からも好かれてはいなかった。そうだとしても、わたくしは確かに公爵令嬢で王太子の婚約者であったはずなのに。「死霊術師など穢らわしい」最期に婚約者はそう言った。魔族と通じてなどいなかったのに処刑された。……絶対に許さない。前世の記憶(乙女ゲーム)を思い出し、リッチとして密かに復活した元公爵令嬢レイチェルだが、復讐するために魔族側について魔王を復活させたら何故か魔王か
ら「あなたは私の運命だ」と言われて……? ※毎日更新で25話予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 17:05:05
135152文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:26422pt 評価ポイント:18650pt
中学1年の時 原因も分からず 突然失恋した時の傷が 大人になって 結婚をし子供を産んでも 癒されないまま心に居座り続け その傷を作った相手を恨む事もあった渚 ある日親友の千夏から 中学の同窓会の話を聞き 2人で参加することにした。 お互い あの頃恋をした相手を見るために・・・ そして 同窓会当日 渚に深い傷を負わせた相手 川元隆二との再会をした。 この再開がきっかけで 隆二の心に火が付き 渚を口説きにかかった。 渚は断るもしつこく口説いてくる隆二に 1度会えば もうし
つこくしてこないだろうと 安易に思い 会うことにした が 尚更 口説かれるようになり 渚は 隆二の熱い言葉と 忘れられない失恋の傷との狭間で葛藤していた。 そして その葛藤を決断に導くため 隆二に 中学1年の時 何と言って自分を振ったのか覚えているかと訊ねると 隆二は覚えていないと答え 何と言ったのか 渚に聞いてきた。 渚は正直に 言われた言葉を隆二に伝えた。 隆二は 酷い事を言って悪かったと 謝ってはくれたが 若気の至りだったと 当時行動を共にしていた友達に言われて・・・ と 最後は言葉を濁したが そう言った。 その言葉で渚は 忘れられない失恋の傷の復讐を決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 07:01:35
10357文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:28pt
「か、…川瀬第一高から来ました、空上夏鈴です。み…皆さん逃げてください」—教室に入って来た転校生は血だらけの姿で俺たちにそう言った。科学と魔法が発達した世界で一人の少年が少女を元の世界に戻すと約束するお話です。ベッタベタの王道物語です。
最終更新:2022-07-03 23:07:59
7428文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
セシリア・ヴァロアは勇者セドリックの子孫であるヴァロア公爵家の長女。
第一王子の婚約者候補ではあったが、脳筋令嬢と言われる程に聖魔力と剣術に特化して勇者を目指していたので
「国母なんてごめんだわ~脳筋令嬢には無理よ」
と思っていた
魔界と平和協定を組めてる平和な今の時代、勇者はお飾りなのかもしれないけれど...
しかし平和協定に魔界に向かったセシリアの兄が帰ってこず
王家とヴァロア公爵家に緊張が走る
勇者としてセシリアは魔王城へ向かうこととなる。
「勇者セドリックの子孫
か...よくここまで辿り着いたものだ。」
目の前にいる禍々しいオーラを放つ魔王は王座に座りそう言った。
セシリアは魔王と対面していた
「勇者セシリアよ...
我...魔王であるヴァルフガングから1つ提案がある
『オギャォアァァアァァァア』が終わった暁には
『ヒギャァァアアァアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛』の半分をくれてやろう」
え?この赤ん坊の声は何?
「勇者セシリアよ、次期魔王の乳母になってくれないか」
赤ん坊が
魔王の乳を...男の乳を一生懸命吸っている
セシリアは魔王と目が合った
何もかも諦めたような虚無顔でセシリアを見つめていた
「ワンオペ育児も限界だ...」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 07:00:00
5161文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
王宮のとある一室では、本日もうら若き乙女の罵声が響いていた。
「近寄んないで、変態っ」
「ああ、素晴らしい」
一人は侯爵令嬢、もう一人は、この国の王子である。確実に罵られているのは、王子であった。
「姫様も諦めればいいのに」
と、俺は部外者の顔をしてそう言った。
部外者でいたかった。けれど、王子の従僕なので、部外者になれない。
なんたる不幸。
これは、王子の従僕を務める青年の、とある一日のぼやきである。
キーワード:
最終更新:2022-07-02 13:52:05
3646文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:476pt 評価ポイント:440pt
「1日に1回換気してくださいね」不動産屋はそう言った。特に気にすることのないただのアドバイス。彰人はそう思っていた。ある日、うっかりして換気を忘れた。それはたった1日の事。ただの1回忘れただけで、アレを呼び込んでしまうなんて思いもしなかった。
最終更新:2022-06-30 22:35:59
5275文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
『…皆さんに、勝利の喜びを教えてあげます。』
入部早々に弱小野球部を制圧した女子生徒は、そう言った。
投・打・走のすべてで圧倒的な能力によって、野球部の実権を握った新入部員。
【 山崎 桜 】は、自称…前世の記憶を持つ女である。
俺こと北島 悟は、こいつと小学生の頃からの付き合いだ。こいつが本当に前世の記憶を持った未来人なのかは俺にはわからない。
わかっているのは、こいつが『やる』と言ったことは必ずやるやつだという事、そして『やれ』と言った事は必ず完遂させられる
、という事だけ。ちなみに俺は10年来の子分扱いである。逆らうことは不可能なのだ(身に染みているのだ)。
これは山崎 桜という破天荒かつ超人的とも言える身体能力の女子と、彼女に引っぱりまわされて一緒に高校野球で甲子園にちょっと出場する(山崎の言である)事にした、俺とチームメイトの話である。
※※※※※カクヨムにも投稿(というか転載)しています。どちらかというとペンネームかぶりの予防とかそんな理由で始めたので、メインはこちらですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 00:00:00
815305文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:20317pt 評価ポイント:12209pt
お前のせいだ、何もかも。
「おれのために、死ねる?」
お前はそう言った。
まるで無邪気なまま、まるで純粋なまま。俺の視界に入り込んで、悪意も冗談も含まない黒い瞳を潤ませて。
「あ、あッ、あいつの話なんかっ、しないで!!!ヤダ、嫌あ、ああ、あ、悪魔、悪魔なのよっ、あいつは!!!」
「間違いなく彼は、僕の天使なんだ。」
「おれは人間、だってそう、そう、だよ。ね」
俺が今日、人を殺すのは、お前のせいなんだ。
最終更新:2022-06-25 05:25:09
1925文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「先輩は幽霊って信じますか?」
放課後、図書室で1人課題をしていた俺の元にやってきた後輩が開口一番にそう言った。
最初はいつもの戯言だと思っていた俺だが、だんだん後輩の様子がおかしくなってきて……
最終更新:2022-06-12 19:00:00
1701文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:54pt
『あんたを虐める悪い娘に、呪いをかけてあげるよ』
真夜中の0時。
俺の部屋のベランダ窓に現れた黒猫は、そう言った。助けてくれたお礼らしい。
俺はこの夢のような出来事が信じられなかった。だって、猫が言葉を喋るんだぜ? そんなの誰が信じる?
黒猫が去ったあと、悪い妄想を見たって思って、無理やり寝た。明日の朝になれば、いつもの日常が待っている。幼なじみである花宮華憐(はなみやかれん)に忌み嫌われる日々が待っているんだってな。
でも、そうならなかった。
次の
日から、花宮華憐は中学に突然来なくなったんだ。長期の休学。
『なんかさ、部屋に引きこもってるらしいんだよね……』
『一言も喋らないんだって……』
『急に人が変わったみたい……。何かに取り憑かれたというか、呪われてるというか……』
クラス内での噂に、俺はいてもたってもいられなくて、花宮の家に行った。黒猫の言ってた『呪い』は本当だったんだ。俺のせいで、花宮はつらい思いをしている。
助けたい。
あいつの部屋のドアを無理やり開けたんだ。そしたら花宮はーーー、
「にゃ、にゃに勝手に入ってきてるにゃ!? へ、変態にゃああああん!!!!」
って、伸びた爪で引っ掻いてきやがったんだ。
ちょ!? 何その喋り方!? にゃん!? にゃんってなに!? いた!? ちょっ、ま、待て、尖った爪で引っ掻くなああああっ!!!!
花宮華憐は『にゃん語』を話す呪いにかかってたんだ。
なにそれ? えっ? ええ?? にゃんって……。小学生のあの頃ならともかく、中学生にもなってさ……、花宮さんよ。いや、そ、そんなこと考えてる場合ではない。
『みんなと普通に話したりできにゃいのっ!! す、すっごくは、恥ずかしいにゃん
!! うぅ……、い、樹(いつき)……、た、助けて、にゃん……』
……そんなの、言われなくてもそうするさ。
恐ろしくも、超可愛い呪い。俺と花宮の『にゃん語解呪』の日々が、幕を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 20:50:36
11443文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「私は女神です」
ある日。俺が街の片隅に座り込む女に声をかけると、彼女はそう言った。
どう見ても女神ではなく乞食にしか思えない。しかし彼女は頑なに、自分が女神であるのだと言い張る。
頭のおかしい女なのだろう。
それから毎日、彼女はそこで座り込んでいた。そんな彼女についつい話しかけてしまう俺。
知らず知らずのうちに俺は乞食の女神様に心惹かれていった……。
※ジャガイモ探偵様のイラストをお題に、『設定投げて! 企画』の参加作品として執筆しました
最終更新:2022-06-09 03:40:35
4972文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:236pt 評価ポイント:216pt
作:Mikura
ハイファンタジー
完結済
N6165DR
※一迅社アイリスNEO様から書籍化。2月4日発売予定です。
「鳥はいいなぁ、自由で」
たしかにそう言った。けれど、そうじゃない。彼女は決して本物の鳥になりたい訳ではなかった!
気が付けば『カナリーバード』という、美しいが戦闘能力皆無の鳥型モンスターになっていた主人公。運良く規格外の身体能力を手に入れたと思ったら、人に攫われ売られることに。
買われた先で出会ったのはやけに大人びた、しかしどこか危うく見える少年で、彼の心の支えになることを決意した主人公だが……逆に少年か
らフォローされる日々を送る。
これは不自由な天才少年と最強ポンコツ鳥頭の凹凸コンビが自由を獲得するまでの物語。その鳥はやがて伝説となる……はず。
本編完結いたしました。冒険あり恋愛ありの波乱万丈鳥生。恋愛成分は終盤に薄らとあります。
【http://ncode.syosetu.com/n0087dt/】設定集をつくりました。
第九回一迅社文庫アイリス恋愛ファンタジー大賞にて、銀賞をいただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 20:35:42
375639文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:44326pt 評価ポイント:20864pt
「あなたを愛することはない」
戦争のあった二国を結びつける政略結婚に際し、若き王アベルは、十歳年上の王女エステルに冷笑を浮かべてそう言った。
しかしエステルには「目を合わせた相手の心の声が聞こえる」という能力があり、アベルの内心が言葉とは真逆であることに気づいてしまい……!?
“こんなことを言ったら絶対に嫌われてしまう。嫌われたくない……ッ。でも周囲の反発を抑えきれていない現状で、俺がエステル姉さまを溺愛していると知られたら、エステル姉さまを危険に晒してしまうッ”
遡ること十二年前。
アベルは、二つの国が一触即発、戦争となれば身の安全は保証されない――そんな過酷な状況下で、実の父に捨て駒扱いをされて「人質」としてエステルの国の王宮で暮らしていたことがあった。
周囲に対して心を閉ざしたアベルに、年上のエステルは真正面から向き合った。
そのときからずっとエステルに淡い思慕を抱いていたアベルであるが、いざ大人になり憧れの相手と「夫婦」となると自分の大き過ぎる感情に戸惑うばかり。しかも、辛い日々の中でうまく笑うこともできなくなっていた。
再会したエステルはアベルの窮状に気づき、ふたたびその心を開くために寄り添う決意をする。
素直に愛を示せない年下の国王と、自分の思いが恋愛とは気づいていない年上の王妃。
大人になって出会ったふたりが、互いを伴侶として意識し、恋に落ちて結ばれるまで。
※短編「陛下、「あなたを愛することはない」と言ったそばから、心の声がダダ漏れでして」(https://ncode.syosetu.com/n7109ho/)の連載版です。現在は【連載版】を入れたタイトルですが、後ほど変更予定です。
※ストレス展開・流血表現あり。タグ等確認の上、苦手な要素の含まれる方はご注意ください。短編版の場面までに過去編があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 18:15:03
102383文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:11890pt 評価ポイント:7832pt
「地球がパカッといっちゃいまして」女神様はそう言った。天国も地獄も満杯で救済措置として、代わりとなる小さな別の惑星を女神達はそれぞれに作った。そのうちの1つの惑星に一部の人間が集められた。ミトロジアファンタジー、略して「ミトロ」。そのゲームを楽しんでいた人間達が、ミトロを基盤とした惑星で新しい生を生きることになったのだった。ゲーム世界だったものが女神の手によって現実世界として生きる。元フリーターの女性、「紅花」はアバターだったはずの今の自身の姿に高揚していた。何があるのか何が
出来るのかわからないけれど、新しい人生楽しもう。
ローファンタジー·スローライフ。時々ラブコメ、時々友情。別世界からこんにちわ。
*不定期更新です
基本、17時頃の更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 17:00:00
10342文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
「帆夏とキス、したい…」
放課後。4階の端っこにある、教材室の中。市川巽は、私にそう言った。
巽くんは私の彼氏で、交際して3ヶ月くらいになる。彼の優しさと、笑ったときのふにゃっとした可愛らしい笑顔が好きになって、私から彼に告白した。
告白をしてOKをもらったのは良いけど…彼はけっこうなヘタレで、手を繋ぐだけで毎回気絶してしまうほど。
そんな彼がキスしたいって!?
心臓マヒでも起こして死なないか心配で……
最終更新:2022-05-10 16:05:58
1620文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:286pt 評価ポイント:256pt
「空を泳ぐ鯨がいるんだよ」
あの日、あの子はそう言った。
その横顔に惹かれて、俺はずっとあの子のことを想っている。
高校生になっても……。
たぶんずっと……。
最終更新:2022-05-09 21:43:38
5935文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:182pt
「俺はお前を待っていた。」
目の前にいる存在はそう言った。
最終更新:2022-05-08 01:18:20
477文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
『やっぱり、日本の高校生って、わたしみたいな性格は苦手なのかな?』
『自分の考えや思いをちゃんと口にするの、そんなにおかしい?』
その日、金色の髪を携えた白人の美少女は、少し寂しげにそう言った。
彼女の名はエリス・ランフォード。北欧のとある国からやってきた日本語ペラペラな留学生。明るくフレンドリーでパーソナルスペースは激狭。だけど自分の言いたいことはしっかり主張する外国人らしい性格。
だが、そんな真っ直ぐな性格の彼女が、スクールカーストやめんどくさい同調圧力に縛られ
ている日本の学校に戸惑うのも無理はなく―――。
そして、陰キャで非リアで女子が苦手な俺、柏崎悠斗はなけなしの勇気を振り絞り、やっとのことで、
『間違ってなんかないし、俺は言いたいことを言えるエリスを羨ましいって思う――――』
と返事をした。すると、彼女は「うん、ありがとう」と、涙を見せながら笑ってくれた。
そんなやりとりを超えて、この日、俺とエリスの距離は少しだけ近づいた――――――。
のだが、
「何よ、エリスにばっかり構って。私にはそんなこと、言ってくれなかったくせに」
となぜか拗ねる、もう疎遠になってしまった“元”幼なじみ、桐生千秋や、
「おまえは、あたしの“ファン1号”だよな?」
とある秘密を共有する“ぼっち”仲間、真岡葵も俺に絡んできて―――――?
THE・日本人的思考の陰キャ高校生と、明るく好意があけすけな外国人美少女(ほか含む)との青春ラブコメ。
※初めての投稿です。
冒頭の通りちょいちょいシリアス風味に見えますが、鬱や暗すぎる展開にはなりません。
外国人の可愛いメインヒロインや幼なじみヒロイン、ぼっちヒロインとの青春ラブコメです。
気軽に読んでいただけたらうれしいです。
カクヨムにも投稿しています。
※2020.6.16 あらすじを改訂してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 07:24:29
329920文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:988pt 評価ポイント:402pt
私(奈菜)は中学生のときから、瑞樹と放送委員会を務めてきた。
高校三年生の美しい夕景のある日、瑞樹から問われる
「男女の友情は成立するか」と。
私は、もちろん、成立すると、そう言った。
最終更新:2022-05-01 20:00:00
3189文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「せんぱい。…せんぱい、暗号問題をわたしに出してください。桜が咲くまでに、先輩が卒業するまでに、わたしがその謎を解けたら…そのときは、わたしと…付き合ってください。」
吸えているかもわからない息を吸って、私はせんぱいに、そう言った。
最終更新:2022-04-27 07:00:06
3176文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
「桜の木の下にあの子を埋めたの」舞い散る桜の花びらを見ながら祖母はそう言った。
松山城の茶屋の裏にその桜の木はひっそりと佇んでいた。
最終更新:2022-04-24 00:00:00
3524文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:1022pt 評価ポイント:966pt
作:舞隈 暮(KURE_BUKUMA)
ヒューマンドラマ
短編
N6850HO
「この前さ、めっちゃ可愛い子見掛けたんだよね」 思い出したかのように、突然Bはそう言った。
最終更新:2022-04-10 21:50:02
3093文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:28pt
「おかえり」
彼女は屈託のない笑顔を俺に向けながら、そう言った。
その時、俺の世界が、変わった気がした。
孤児院で生活するようになった優は、母親に拒絶されたことをきっかけに、関わった人に突き放されることに恐れていた。それでも、周りは気にせずに接してくれるし、優自身も彼らと友人に、いや家族になりたいと思っていた。
そんなある日、孤児院に新しい子が連れてこられた。その日から、優の世界は変わっていく。
これは、俺が彼女に「おかえり」を言うまでの物語―。
最終更新:2022-03-21 23:06:40
4663文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:野薔薇友梨佳
ハイファンタジー
連載
N6079FM
「貴方は輪廻の輪から外れました。」女神と名乗る女が私にそう言った。
私は転生が出来なくなる代わりに最凶な能力を手に入れたようだ。
私は死と隣合わせの中、限りない時の中を生きていく事になった。
これは数奇な運命に見舞われた私が、死と生の連続の中で生きる物語。
輪と離で分けました。主人公が変わるため、話が異なります。
最終更新:2022-03-10 22:28:27
94421文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:28pt
玄関で靴を履こうとしている時。
「乾燥注意報が出ているから、外にでない方がいい」
お義父さんは確かにそう言った。
最終更新:2022-02-27 23:09:58
2567文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
両親の事故死で記憶を失った少女アイ。
両親が離婚し一人暮らしをする優斗。
両親に捨てられ施設で育てられた日和。
《あらすじ》
高校生、相良優斗はある日の公園で奇妙な光景を目撃する。
クラスメイトの美少女、天瀬日和が幼女に「ママ」と呼ばれていたのだ。
冷静に考えて、年齢的にあり得ない話。おままごとか何かだろう。そう、思っていた。
「パパ」
記憶喪失の五歳児、アイは初対面の優斗に向かって確かにそう言った。
アイは日和に母親の面影を重ねており、同じように優斗も父親と認識したらし
い。
舞台は児童養護施設サルビア。
優斗は父親、日和は母親、アイは子供として。
三者三様の過去を背負い、三人は一つ屋根の下、疑似的な家族を形成することになる。
一カ月の期限が設定された、リアルなおままごと。
そこに隠された残酷な現実。
別れが近づくにつれ、三人は確かな繋がりで結ばれていく。
これは偽物(おままごと)が、本物(かぞく)になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-02-23 21:00:28
108928文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:1710pt 評価ポイント:958pt
ある日、僕が部屋で寝ていると固定電話が鳴った。
「私、コウリンドウの前で待ってるから。来てくれないと、私・・・・」
電話の相手はそう言った。
相手が、どうするつもりなのか気になったが、その電話は公衆電話からで掛け直すことも出来ない。
僕は、仕方なく、近所にある本屋の高林堂に向かった。
最終更新:2022-01-29 16:23:27
8462文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私はある日突然、知らない世界に居た。
ここでは私のような異世界人を“渡り人“と呼ぶそうだ。
この国の王都にある神殿の森に突然現れた私に、神官の人はそう言った。
それからあれよあれよという間に、私の年代の人々が集う学院に入ってこの国(世界)の勉強をする事になった。
そして、私は気付いた。
これってよくある乙女ゲームみたいじゃない?
現に私の周りには、この国の第二王子様と、軍団長の息子と、公爵家の次男が居て、何かとチヤホヤしてくれる。綺麗なドレスや
美しい装飾品など様々な物を贈ってくれるの。
それに神殿の人も言ってたけど、過去に現れた聖女も全員“渡り人“だったらしいし、もしかしたら私も聖女なのかも!?
だったら、このまま王子様と結婚する事も可能なんじゃない?
でもよくある悪役令嬢によるイジメとかはなかったから、あれ?とは思ったの。王子様の婚約者さんとも、何故か仲良くお茶会なんてしてたりもしたし。
まあ、イジメられるのも困るし、冤罪なんかを作ってざまぁされるのも困るから、とりあえず静観してたんだけど。
そしたら昨日王子様に「君を僕のものにしたいから、女王陛下に謁見の申請をしたんだ。明日、一緒に王宮に来てもらえるかい?」って言われたのよーっ!!
これって、やっぱり、そうだよね!?
うふふ、別に王子妃とかじゃなくていいんだー。
だってマナーとかは出来ないし。
こんな素敵な王子様と一緒にいられるだけで、儲けもんでしょ。
逆に愛妾とかの方が、働かなくても良さそうで、楽そうじゃん。
とりあえず女王様に気に入ってもらえるようにしなきゃね。
王宮に上がる時のドレスとかも、王子様が用意してくれたし、朝からメイドさん達に磨かれて、綺麗になったし。
さ、気合い入れて、行きますか!!
────────
が、世の中そんなに甘くはない。
そんな異世界転移してしまった少女への一幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 00:00:00
3558文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:812pt 評価ポイント:756pt
6月どいえば。
そうJune bride。
最終更新:2022-01-08 00:00:00
1708文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「面白い女だな、気に入った――」
殺すのは最後にしてやる。
目の前の立つ美男子は確かにそう言った。
未だ異教文化が色濃い北方の辺境国であるゴーム王国の女戦士エストリッドは、鉄と血の日常を過ごしていた。
だが、ある日行われた遠征において、彼女は運命の相手と出会い、心を焦がす思いを知る――。
……恋愛作品なのか、これ?
最終更新:2022-01-06 03:28:19
15650文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
「あのカップルの男性、この世の人じゃないわよ」エミーがそう言った。
最終更新:2021-12-27 18:00:00
1270文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
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