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検索結果:179 件
毎日が退屈な主人公、斉藤日向は何もかもやる気になれない。高校生というのに、未来に理想像なんてものは彼の性格からして出来やしない。ぱっとしない日常にも飽きていたころ、突如として現れたのは早乙女みやびという女子だった。みやびは明るく気さくな性格の持ち主。しかし、どこか漂っている闇。日向のモットー《深追いはしない》により、それは触れなかった。かくしごとだらけで、いつか本音を言えるかな、なんて。純粋に、日向はみやびと過ごす時間が楽しかった。そう思った。それだけだった。嗚呼、神様は、な
んて無情なのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 20:03:05
4373文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
最近負けグセがついている。大塚 歩美はそう思った。七歳の従妹と三歳の従弟にどうしても勝てない。産まれたばかりの弟と妹にも歯が立たない。あまりに可愛すぎて全く勝てる気がしない。
しかし、これではいけない。自分の夢は子供に携わる仕事。できれば小学校の先生か保育士さん。時には叱ることだって必要な仕事。可愛さに負けてばかりじゃ駄目だ。ここは心を鬼にして──
「あゆゆ、だっこ! だっこ!」
「こんなん勝てるかああああああああっ!!」
子供好きの義父の影響か、はたまた元からの素
養か、どんどん子供に弱くなっていく彼女は、はたして勝利を掴むことができるのか?
のんびりしてるように見えてタフなママ。顔は怖いのに気は優しい義父。ちょっぴり怖い魔女叔母さんに、頼りなく見える糸目の叔父さん。恋に多忙な親友に、最近何故だか僧侶みたいな男友達。
そして若くして亡くなったパパに瓜二つの、時々見かける謎の美女。
「おじさんは勝てない」で描かれなかった部分を歩美ちゃん視点で綴る、ほんのり不思議な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 07:15:09
359415文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:14pt
この世界には時折、我々とは異なる者が迷い込んで来る。文化、時代、世界。
新たな知識や技術は、我々の生活をより豊かにしてくれる。強大な力や、その資質は我々に安心を約束してくれる。
『異なる者』などと、なんと不敬な。そは主の御使いに他ならない。『勇者』と呼び讃えるが道理であろう。
嗚呼、いと貴き勇者様!どうぞ我等にお恵みを!
奉ずる者。尽くす者。殉ずる者。戦う者。勇者とはかくある者なれば。
生まれてくるべきじゃなかった。
かつての少年は、物心ついたころにふと、そう思った。それは
二十歳を過ぎても変わらないままで。喜多島穣は窮屈さと物足りなさに、今も尚自らの死を探し求めていた。
そんなある日、彼は見知らぬ森に迷い込む。幾らか若返った、少年の姿で。
そこは彼の知らない世界。所謂異世界という場所だった。
捕えられた穣は、その身に『ケモノの霊』なるものを降ろされ、使い捨ての生物兵器『ベルセルク』となる。
それが彼の『勇者』としての資質であったか、誰の予想をも超える力を振るった穣は本格的に『勇者』として召し抱えられることとなる。
自己犠牲と献身の名を借りた、体の良い人身御供を、しかし穣は喜んで受け入れる。
『ベルセルク』には使用上限がある。一度変身する毎に、命が削れて、やがて消滅する。穣はそれに気付いていた。
無意味で無価値な命を、有意義に使える。死を望む彼にとって、それは願っても無いことだった。
彼は戦う運命を受け入れた。罪悪感と無力感に圧し潰されそうになりながら、その向こうに自らの有意義な死があると信じて。
これは、『勇者』と呼ばれる少年が、独善的に死に至るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 00:17:56
1971文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:飯塚ヒロアキ
ハイファンタジー
連載
N0825HN
――――ーとある大学生には夢があった。それは親に話せば将来をもっと考えなさい、と馬鹿にされ、友達に話せば相手にされなかった「物語を作る人」になること。たくさんの本を読んで、たくさんのアイディアを考えて、毎日のように小説サイト「ガレリア」で地道に投稿を続けた。
物語を書き始めてから4年の月日が経ち、主人公織田宣長は大学を卒業すると同時に「白狼騎士団戦記」の更新を止めることにした。
就職してから数年が経った時、30歳を迎える誕生日の日、自分にご褒美にとコン〇二でケーキを買
って、ワクワクしながら交差点を渡ろうとしたとき、居眠り運転をしていたトラックに盛大にはねられ、宙を舞った。
あ、死んだ、そう思った。地面に叩きつけられ、激痛がしたと思うと意識は吹っ飛び、暗闇に包まれる。気が付くと白い空間に淡い光に包まれた絹の衣を着た美少女が現れると微笑む。
「哀れな少年よ……って、少年じゃない?? え、おじさんじゃん。ま、いっか、おじさんよ。お前にチャンスを与えよう」
「チャンス?」
「お前がお前が造った世界で、英雄王となり、世界を救って見せよ。そうすれば、再び、お前の世界へ戻してあげよう」
突然、そう告げられると光に包まれ、視界が広まったと思うと辺り一面、緑に広がる大草原立っていた。
人の気配がして、振り返って見るとそこには銀色の鎧、茶色の長い髪、凛とした面立ち、勇ましい女騎士が驚き顔でたっていた。その顔に見覚えがあった。というより、創造した覚えがあった。
「え、エレノア・シュタインベルグぅううううう????!!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 10:54:08
2860文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
ふと、そう思った。
それだけの話。
キーワード:
最終更新:2022-02-20 19:23:32
337文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:50pt
親を否定するは訳ではない。
ただ、最近よく見る虐待、それは、身近にもあるのでは、ないだろうか。親とは、一体何なのか。虐待の記事をみた時、そう思った。
最終更新:2022-01-29 18:22:06
565文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
星があまりにもきれいで、今にも手が届きそうで。
奇跡が起きるとしたら、こんな夜に違いないと――そう思った。
最終更新:2022-01-03 10:00:00
6422文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
15歳の春。高校の入学式の日に僕は他人を助けて事故に遭い死んだ。――いや、正確には死ぬはずだった。
事故に遭った僕は死の間際で神様に願いごとをしたらしく、何やら僕に恩がある神様が寿命を1年だけ伸ばしてくれたらしい。
たったの1年。誰しもがそれを短いと思うかもしれないし、僕も事実そう思った。
しかしそれもそのはず、僕が神様に願ったのは寿命を伸ばすことではなく『好きな人に気持ちを伝える』ことだったのだから――
もう2度と会えないと分かっていても、大切な貴方にどうしても伝えたいこ
とがありました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 23:15:26
522658文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:247pt 評価ポイント:95pt
作:シンだったりしなかったり
ローファンタジー
完結済
N3990HG
宇宙の向こうから、隕石が降ってきた。当たり前のことだ。この星、地球は同じく、隕石と同一空間に存在しているから、激突することだってある。今回もたいして変わらない。
大学生の佐取咲はそう思った。今回もたいして変わらない。バイトをして、時々大学に行き、そして同居人の都成と仲良くしながら穏やかに社会に溶け込む。
しかし、突然現れた白い少年は俺の日常を変えてしまうのだった。
この作品はフィクションです、実在の人物や団体などとは関係ありません。
最終更新:2021-10-22 16:00:00
10832文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:栗須帳(くりす・とばり)
現実世界[恋愛]
完結済
N6221HG
夢にまで見た結婚式。
みんなが私を見てる。みんなが私を祝福してくれる。
こんな幸せな気持ち、初めて。
そう思った。
それなのに……どうして?なんでこうなるの?
最終更新:2021-10-19 20:00:00
16932文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:42pt
まったく何も今、婚約破棄を宣言しなくてもいいだろう?王太子殿下。
その場にいた全生徒がそう思った。
婚約破棄から起こる騒動の小話 パート2。
最終更新:2021-10-18 21:21:07
2186文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:1470pt 評価ポイント:1360pt
彗星が地球に衝突する。その事実を知った人類は無数の地下都市を造り、災厄の襲来に備えた。しかし運命の日、突如として軌道を変えた彗星“ドロシー”は月の裏側に落下。この幸運によって滅亡の危機から逃れられたと、誰もがそう思った。しかし、それはさらなる災厄の始まりに過ぎなかった。
月面に生じた亀裂から噴出する謎の物質。地球の引力に引き寄せられ惑星全体を覆ったその銀色に輝く微粒子は、天変地異を引き起こし、実在しないはずの怪物達を生み出す。
想像力が人を殺す。そんな地獄と化した世界で
、それでも生き延びようとする人々。そんな彼等の前に一人の超常的な能力を持つ少年が現れ、英雄となった。
それから二五〇年後、月からもたらされた物質“魔素”が引き起こす“記憶災害”について調査していた一五歳の天才少女・星海 朱璃は、炎に包まれた筑波山の頂で奇妙な光景を目撃する。そこだけ円形に切り取られ、延焼を免れた空間。その中心で眠る一人の少年。
彼の顔は、二〇〇年以上前に失踪した救世の英雄“伊東 旭”に瓜二つだった。
◆関連作品◆
最悪の魔女スズランシリーズ
https://ncode.syosetu.com/s0586g/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 21:36:32
546960文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:32pt
もはや死ぬどころではない。クロガザミとやらを実際に食うまでは死ねないと、そう思った。
※本作は文芸ラジオ7号へ寄稿した『クロガザミを求めて』を、許可を得て加筆修正したものです
最終更新:2021-10-15 17:05:03
7770文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:28pt
「もし、初恋の期限が切れたら。」
ごみ箱に捨てられた、まだ少し残っている賞味期限切れのジャム瓶を眺め、そう思った。
最終更新:2021-09-30 00:59:32
7630文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:3人兄妹の末っ子さん
ハイファンタジー
連載
N7983HE
姉と姪と一緒に住んでいた、ごく普通な女子高校生の一ノ瀬奈々はとある事件に突然巻き込まれ死んでしまう。目を覚ますと、彼女は赤ん坊だった。
彼女はまだまだ少女だったが、異世界ではしっかりとしようとそう思った。
最終更新:2021-09-12 15:50:47
2737文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:緒ノ星(おのほし)
異世界[恋愛]
連載
N8126HD
「そうか俺は、死ぬのかな」
ある日死にかけた俺は痛みを感じながら、そう思った。
目が覚めたら、そこは知らない場所だった。
剣と魔法が相対する世界で、俺は剣と魔法どちらも使いこなせる最強の能力!?
目下に迫る剣と魔法の世界崩壊【ラグナロク】を防ぐために世界最強の能力を持った少年は奮闘する
最終更新:2021-08-24 01:12:27
3992文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕と彼は現実に辟易しつつあった。それでも、過去を振り返りながらでも先に進まなきゃ行けないんだ。
そう思った。
最終更新:2021-08-13 03:35:53
4735文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
うちの主は、あざとい。
サリナは机に向かう自分の主を見ながらそう思った。
ここは、情報を商売道具とする会社、サブア社の一室。この会社は、貴族の子息の戯れとして始まったものだ。次男という家督を継がない自由な立場の子息は暇を潰すようにわずかな資金で商売を始めた。それが思いのほか益をあげるため、年々注目を集めている。
貴族の次男というのがサリナの主、ユーマ・ドリファだ。ドリファ公爵家の次男であるユーマが17歳の時に立ち上げたこの会社は、顧客が知りたい情報を集め、それを提供するい
わゆる探偵事務所のようなものだ。今年で6年目となるサブア社の最近の依頼はもっぱら素性調査である。
※感想いただけるとうれしいです!!
ただ、苦情や批判は受け付けておりません。どうしても言いたいことがある場合は、提案型でお願いします!これはあまりにも。。。というものには返信しませんので、あしからず。
(今後、UPするすべてにこの文言を載せる予定です!!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 19:19:08
11733文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:3730pt 評価ポイント:3280pt
作品紹介
戦いには勝った。でも勝負には負けた。彼はそう思った。
大切な仲間を失い、絶望に包まれながら、魔王と共に封印された一人の勇者ゼロ。幾年の月日が流れた ある日、彼は謎の声に導かれ、とある山林で目を覚ますも、自身の記憶は全て失っていた。彼はそこで、二人の少年少女、ネルスとクレアに出会う。記憶を取り戻すべく、二人から世界のアレコレを色々と教えてもらいながらも、三人はそれぞれ行動を共にする。やがて三人は絆を育んでいき、いつの日か、また会う事を約束する。
その後、彼は再び
謎の声に導かれ、今度は少女ミーナと出会う。ミーナはかつて立派な魔法使いになる事を夢見ていたが、魔法の才能がないという劣等感や、周りからの嫌がらせを受けた事で、心に深い傷を負い、夢を諦めてしまっていた。そんなミーナと触れ合っていく中で、ミーナが今でも魔法が大好きであり、本当は使いたくて仕方がないという事を見抜き、それを諭す。自分の本当の気持ちを知ったミーナは、再び魔法を使う事を決意。勇気づけてくれた彼といつか、また会う事を約束し、夢を追いかけるべく旅立った。
ミーナと別れた後、彼は、魔物つかいの少女メルノと出会う。そして、メルノの護衛をする事になり、廃墟となった塔へと向かうも、彼の命を狙う魔獣達が来襲し、対峙。その最中、遂に彼は自身の記憶を思い出し、魔獣を撃退する。その直後、彼を導いてきた謎の声の主であるかつての仲間、カネルが現れる。封印した先代の魔王の復活と、世界滅亡が迫っている事を知らされ、それを阻止するには、失ってしまったかつての仲間、ソラの存在が必要だという。だが、かつての仲間の死はこれから改変する事が可能で、その鍵がネルスであり、そんな彼を死なせない為にゼロは導かれていた。そして彼が、勇者の力を受け継いでいる事を明かされる。
失った仲間を助けられる可能性がある。ゼロは仲間達とまた会える事を信じ、希望を胸にネルスを探す旅に出た。
一方、故郷の村で平和な日々を過ごすネルスだったが、彼はクレアやゼロに関する記憶を一部失っていた。そんな彼の村にもいよいよ魔獣による魔の手が迫る。
これはこの物語の勇者を巡って繰り広げられる冒険活劇である。
※カクヨム様の方でも掲載しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885939398
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 23:28:36
333395文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
銀髪碧眼の美少女に転生したと知ったとき、「私」の人生はここから始まるんだ。そう思った。
なにしろ「俺」の人生は大変だった。就職難、圧迫面接、勧奨退職、二重派遣、派遣切り、新卒優遇、待遇格差、無給残業、およそあらゆる社会的不公正を味わった末に辿り着いたブラック企業で終わりのない過重労働。
「俺」の名前も最期の記憶も定かではないが、絶望のあまり自席で力尽きたか、屋上から飛び降りたか、電車に飛び込んだか、いずれにしてもろくな最期ではないだろう。
そしていつの間にか始まっていた「
私」の人生も、それ以上に辛い記憶となった。
殴る蹴る、火で炙られる、食事を与えられない、冷水をかけられる、酒瓶で殴られる、髪をつかんで引きずられる、雪の中に放り出される、両親からおよそあらゆる虐待を受けて育った。
でも、そんな日々も明日で終わる。15歳の誕生日を迎えれば、エルトリア王国法第6条により就職、結婚、移動、宿泊、住居、飲酒、あらゆる自由が与えられるのだ。今度こそ私の人生はここから始まるんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 21:34:02
229696文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:1634pt 評価ポイント:976pt
読書感想文を書こう・・・。
唐突にそう思った。
最近めっきり記憶力が低下して、どう思って作品を読んでいるのか思い出せない。
【感想:機能】は汚いものが書いてある紙を丸めて、作家先生に投げる様で嫌だ。
【レビュー:機能】は上から目線の雑音かオネダリであると受け取られそうだ。
PCはどうだろう。自分が死んだときにWordファイルやtxtファイルの恥ずかしい内容大公開ですか。無理だろ。
そうだよ!誰にも見られない上にこっそり書けるところがあるじゃぁないか!
感想とは言え、書き進
むうちに見えてくるのは私の姿だ。
※基本的に自分が星5評価した作品の感想と、雑文しか描きませんが、万が一、不愉快な思いをされた方がいらっしゃいましたらご容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 13:19:34
99188文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:52pt
柏葉春子(かしわばはるこ)、高校一年生。彼女の初めての冒険旅行は、フリマで見つけた、古い手紙から始まった。
届けられずにフリマの片隅にあった、古い手紙。
ラインも、SNSもない時代。電話でさえ、各家庭に一台なかった時代。
そんな時代の家族へ宛てた手紙。
春子は、その古い手紙をどうしても、宛先人に届けたかった。
何十年経っていても、それが届いたならば、家族はどんなに嬉しいだろう。
「届けたい!」春子は強くそう思った。
一通目の宛先人を調べ上げた春子は、1人、その家へと向かう。
生まれて初めての2泊3日の1人旅。
春子はそこで何を感じ、縁を結ぶのかー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 06:00:00
39209文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:98pt
作:みずのとさやか
異世界[恋愛]
完結済
N3232GU
小説なんかでありきたりな婚約破棄って本当にあるんだ!あたしは純粋にそう思った。
3年前、圧倒的な魔力値によって貴族の養子となったあたしは、何故かこの国の王太子に溺愛されることに。
小説で言うところの悪役令嬢はテンプレ的に王太子の婚約者で、しかもキッチリあたしを虐めてきて……!
あたし、どうなっちゃうの?
最終更新:2021-02-15 09:30:28
9592文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:2272pt 評価ポイント:2018pt
「太宰日誌帳」それは、高校生で芥川賞を受賞して作家デビューした「太宰修」が日々の出来事を書き示した物だ。
修は高校3年になり、新しい学校生活を送ろうとしていた。そんな始業式に神奈川県から田舎の秩父市の長瀞町に引っ越してきた美人転校生が来た。名は「宮沢明里」。彼女は一ヶ月もしないうちに、美術部のエースになっていた。暗くて、怖い絵。修はそう思った。
ある日の休み時間。明里がスマホで小説を読んでいることに気づく。その小説は、修がネットに始めてあげた小説で今もなお連載を続けてい
る。
_なぜ僕の小説を読むのだ?_
これは彼女が何故、修の小説を読み続けているのかを探る物語。
一人の男子高校生が一人の女子高校生に届けるSF青春ストーリー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 19:29:29
9998文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:4pt
高校の入学式の朝、私は赤坂めぐに一目ぼれした。彼女の隣には爽やかなイケメンがいる。邪魔だ。邪魔者は排除しなければ。そう思った。
最終更新:2020-12-26 17:14:45
6518文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:74pt
彼は名探偵だ。僕はそう思った。
そして僕は、彼のワトソンに立候補した。
名探偵とワトソンの、一筋縄では行かない関係の話。
一応BLのつもりです。性描写はありません。
この作品は、ノベルアップ+、エブリスタでも公開しています。
最終更新:2020-11-21 15:54:06
4031文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
巻き込まれた、そう思った。
ボールペンを落としたために、うっかり魔方陣を踏んで、異世界へと飛ばされたらしい私。
表舞台から転がり落ちた私が、聖女なわけないじゃないですか。
キラキラ輝くあの女の子が聖女様なんですね。え、ご飯が食べられなくて衰弱?部屋から出てこない?聖女様に何してるんですか、あなた達。勝手に連れてきたんだから、ちゃんと面倒みなさいよ。
ハーフだったために、これまたうっかり違和感なく周りに溶け込んでしまい、なんだかんだ言いながら色々と頑張るカテ
リーナこと加奈子である私のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 00:07:14
97722文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:612pt 評価ポイント:266pt
作:アリスジョーカー
異世界[恋愛]
完結済
N6358GK
「クリスティーナ!お前はなんて愚かなんだ!未来の王妃のラナを虐めた罪は重い!お前とは婚約破棄させてもらう!そして私はラナと婚約する!お前は国外追放だ!」
第一王子のヘンリー殿下は後ろに側近候補達、隣に男爵令嬢のラナ様を連れてそう発言した。
(いや…色々矛盾し過ぎなんだけど…、この国の将来大丈夫?)
公爵令嬢のクリスティーナはそう思った。
__________________
婚約破棄あるあるをちょっと付け足したバージョンです。
アルファポリスの方にも投稿してます!
最終更新:2020-08-13 14:04:36
12060文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2378pt 評価ポイント:1628pt
作:大園原紫苑
現実世界[恋愛]
完結済
N9479FE
※読む前の注意
これは作者の初投稿作品なので、読みにくいかもしれません。
なお、この作品にはいじめの描写があるためR15指定にしてあり、内容はラブコメです。多分。
途中、選択肢と書かれたサブタイトルがありますが、作者が恋愛ゲームのように書いているため、
選択肢と書かれた部分は前の話の最後とそれぞれ繋げて読んでください。
投稿は、第二土曜日と第四土曜日の予定ですが、遅れる事があるかもしれません。
追記、主要人物の外見設定を書いたので、気になる人は見てください。
以上が読む前の注
意です。下からはあらすじです。
告白した事もされた事も無い、でも、できれば彼女は欲しい。国東統次郎はそう思った。
その理由は自分に宛てられた二通のラブレターだった。
だが、そのラブレターは嘘のラブレター。この事実を知った統次郎は仕返しにあることを思いつく。
それが自分の首を絞める上、知りたくなかった出来事を知ってしまう切っ掛けになるとも知らずに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 19:01:21
210976文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:14pt
少し、思い出話にしようと思った。気候のせいか、体調も優れず、考えも偏ってゆくから。楽しいこと、悲しいこと、なんにしても、少し、思い出話にしようと思った。スーパーで南京豆を見て、そう思った。
最終更新:2020-07-19 23:42:56
536文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「大丈夫。僕が解放してあげる。」
夢の中で、青い瞳を輝かせた小さな男の子はわたしの心臓の音を感じるようにわたしの胸に手を当て満面の笑みで言った。
なんとも明細で感覚のある夢なんだろう。
緑に囲まれた公園の木の下で木漏れ日の光がわたしたちをつつみこんでいる。あたたかい。
目が覚めた私は、夢でみた公園を探した。
きっとある。なぜかそう思った。
そして、ひとつの公園にたどり着いた。
そこで夢の中にいた青い瞳を持った男の子に
とてもよく似た少年が木漏れ日を浴びながら座っていた。
わ
たしに気づいた少年は満面の笑みを浮かべた。
これがわたしと彼の出会いだった。
彼は "ひなた" といった。
よく笑い、よく眠る自由気ままな彼と、そこから繋がっていく人たちのおかげで窮屈に感じていたわたしの世界が徐々に解放されていく。心地よくて気持ちのいいあたたかい空間が確かにあった。
だけど突然、地球から太陽が消えた。星が消えた。
光が消えた。
「僕、帰らなきゃ」
ひなたは光が消えた空を眺めながら呟いた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-07-16 22:51:12
2409文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は見た。ぞっとするような光景を。海の上を渡っていく、人々の姿を。
「幽霊の……パレードだ」
とっさに、そう思った。そして、そのパレードの中に視線を這わせて見つけたのは。
「……お母さん」
だったような、気がした。
✳︎✳︎✳︎
中学3年生のすずめは、毎日、防潮堤から海に浮かぶ「初島」を眺めていた。難病によって失った母が、島にいるのだと、信じている。すずめは夏休みに、泳いで母に会いにいくという計画を立てていた。すると同じく祖母を亡くしていた幼なじみでサーファーの男鹿も、一緒
に泳ぐと言い出す。
✳︎✳︎✳︎
お読みいただければ、幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 11:20:56
10745文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:96pt
かつて『剣聖』と呼ばれた男がいた。
老衰で死んだ彼は、気がつけば別の世界へと転生していた。
名をアルス。
先祖代々歴史に名を刻んだ剣士、騎士を出てきた名家に転生したのだ。
そんなアルスは『元剣聖』としての実力を隠し、敢えて『無能』を演じた。無能を演じる理由、それは、『自由に生きたい』それだけである。
追い出される形で家を追放されたアルスだったが、街に向かう途中の街道で、魔物に襲われている馬車を発見しこれを助けた。
そして馬車に乗っていた人物はハーヴェスト王国
の公爵家令嬢、シャルロットだった。
シャルロットはみんなから、「才能がない落ちこぼれ」と言われ続けてきた。
そんなある日、屋敷を飛び出し、森で魔物に襲われれているシャルロットの姿を見つけた。ボロボロになってまで戦い続けるシャルロット。
アルスはその瞬間、彼女が王国一番の騎士になるのを見たいと、そう思った。
「シャルロット様。どうか私を、あなたの騎士にして下さい」
──と。
アルスはシャルロットの騎士になる事を誓った。
そして主人公アルスはみんなから『黒の剣聖』と呼ばれるようになり、シャルロッテは『剣姫』と呼ばれる存在となるのだった。
これは二人を『出来損ない』『無能』と扱ってきたみんなへと、ざまぁし無双して頂点へと成り上がる物語である!
あらすじは6話までの!
※なろうの評価が変わりました。
★評価となっていますので、是非とも★5評価をお願いします!
『ブクマ』もしてくださると歓喜します!
それだけでやる気が出るのです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 22:42:14
25193文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:1828pt 評価ポイント:1070pt
夢の雨のあと書いた。わかる人にはわかる心の雨。わからない人にはわからない心の雨。死んでもいい、そう思える瞬間が、良いことにしろ悪いことにしろ、あればあったでよかったんだ、そう思った。
最終更新:2020-06-18 06:48:21
204文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
――――もう二度と魔王なんかやりたくない。
『転生の丘』にやって来た時、魔王ロルフは真っ先にそう思った。
臣下にこき使われ、四天王には侮られ、民には疎まれる日々。治癒魔法特化の魔王は、何処まで頑張っても認められたりしない。
だったら、もうこんな命は捨ててしまおう。
勇者に殺され、『転生の丘』で『猫』になる道を選んだ魔王ロルフが、猫として街の人々と付き合っていく話。
最終更新:2020-05-10 16:23:18
43644文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:20142pt 評価ポイント:15426pt
魔王とはなぜ倒されなければいけない存在なのだろうか?
俺、青柳優志(あおやなぎゆうじ)はそう思った。
少なくとも目の前にいる人畜無害な彼女、ヘレナ・ルシファーを見て誰が魔王だと思えるだろうか。
勇者という役割を与えられた俺は魔王である彼女を倒さなければならない?それが世界の理だから?
…そんなもんはクソ喰らえだ。そんな理なんて捨ててしまえ!
これは神のイタズラか運命なのか異世界に勇者の役割を与えられて転移された俺と、魔王として生まれてしまった少女ヘレナ・ルシファーの世界の理に
抗うための物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 18:00:00
9265文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
剣神と呼ばれる青年は、剣を振るのが嫌いだった。
その青年は、怪物との戦いで強く魔法に憧れる。
魔法を使ってみたい、そう思った。
最終更新:2020-02-23 22:20:41
10732文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:樫原 海藍
現実世界[恋愛]
完結済
N2222DM
本編1話 以降は番外編です。
身体がふわふわしている
ここちのよい空間
まだ目覚めたくない
このキモチ・・・
本能的にそう思った。
『言ノ葉』
最終更新:2020-02-14 09:00:00
12375文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:8pt
父の遺品の中からその記事は出て来た。
古い新聞記事だ。
紙の。
父のものとは思えなかった。
紙で発行される新聞はオレが知らないほど昔に無くなった。
2018年の日本人の出生率が最低を更新したという記事だった。記事に記された出生率は1.42。
『ズイブン高いな』
素直にオレはそう思った。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
最終更新:2020-01-25 21:00:00
2740文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
それは美しい男だった、人形のように一切の表情のない精巧な顔の、どこか恐ろしい雰囲気の。
その男の声を耳にした瞬間、『ああ、これは駄目だ』と思った。
あの声で、あの顔で、あの表情で何かを言われたら、自分は逆らうことができない。
直感的にそう思った。
その男にこれ以上関わってはいけないと本能が叫んでいた、理性はあんな美しく強い男がこんな凡人に関わるわけがなかろうと呆れかえっていた。
理性が呆れる通りに、関わらない未来が普通で、当然のことだった。
はずだった。
最終更新:2020-01-14 00:16:47
2671文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:181pt 評価ポイント:141pt
序章
僕は泣いていた、大きな声で子供のように泣いていた。
泣き疲れたその晩に夢を見ていた、その夢は僕の望んでいる世界だった。
僕には親友と彼女がいた、今では2人には会いたくても、もう会えない。
僕はそのことを受け入れることが出来ない、こんな世界消えてしまえばいいのにと毎日のように思った。
僕は夢のこの世界にはどうやっても行くことが出来ない、それでも僕は行きたい、親友も彼女も生きてる夢の世界に行き2人に会いたい、僕はそう思った。
最終更新:2019-11-22 22:37:32
964文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
吸血鬼、幼児化(5歳位)発狂 欠損 嘔吐 失禁 虚無
上記の描写があるため苦手な方はご注意ください。
あらすじ:元バンドマン、元人間は事故で左腕を欠損後無職に。
アカはコンビニへ買い物の途中、おれと遭遇したらしい。
なんでも、子供に食らいつこうとしていた間に割って入ったらしい。少し吸われたら大人しくなったところを殴って気絶させたそうな。
血に飢えていた。
理性では死ぬ気だったのに、本能が勝手に血をの止めたのか。こりゃ飢え死するには拘束されなきゃ無理そうだ……。
考え事から現実へ戻り、子供を助けてくれた男を上から下へ初めてきちんとみる。するとどうしたことだろう、男の二の腕から下が無かったのだ。
「おまえ……片腕……。おれが食った?」
「いやいやちげぇよ。こりゃ元からだ」
「そ、そうか……よかった……」
カナタは、安心感からそっと息を吐いた。
「どんだけ安心してんだよ。吸血鬼って血を吸うだけじゃねえの?」
カナタの様子を見て少し笑いつつ、疑問を投げてきた。
「その認識で間違いねぇ」
「じゃあなんて自分が食ったなんて思ったんだ?」
「…………」
このままの足れ死ぬと思ったあの時、あの瞬間――。
カニバリズム(人肉嗜食)衝動が芽生えたからだ。『人間を食べたい』と確かにそう思った。
アカが割り込まなかったら、おれは子供を食っていたんじゃないか――。
「オレァもともとバンドマンだったんだ。んで片腕失った時にやめた」
アカは一向に喋らないカナタにしびれを切らしたのか、沈黙を破った。
「そ、そうなのか……」
片腕を失ったからやめざる負えなかったのか……。
「んでその時稼いだ貯金で食ってる。いま無職」
あっさり身の内を話すアカの口調は、過去をまるで引きずっていないように感じた。
「つーか普段は義手つけるぜ。カッケーやつ」
続いてアカが言った。
スムーズに装着する場面まで見せてくれたそれは、能動義手というものらしい。腕にピッタリとフィットした義手はオーダーメイドで作られたようで、確かにカナタが遭遇したよりも前からそうであったことをうかがわせた。
「そえばおれ、おまえに血、吸われたんだけど。たしか……吸血鬼って人間も同族にするだっけ? え、俺、人間じゃなくなった?」
「……いや、人間だ。吸血鬼は同族を作れる。自分の血を分けたらな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 23:14:21
17762文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:7pt
十歳になったわたしは旅に出る。
十年前の"あの約束"を果たす為に……
________________________________________
城崎 莢果(きのさき さやか)は高校一年生。
誰もが新生活の始まりに期待と不安に胸躍らせる中、莢果はそんな事よりもずっとずっと嬉しい出来事に胸踊らせていた。
それは高校入学前の事。莢果の片思いで終わる筈だった相手、幼馴染の鎌田将太(かまたしょうた)、"
;しーちゃん"から突然の告白を受けたのだ。
そして二人は付き合う事になり"幼馴染"から"トクベツな関係"へとその距離を寄せた。
"神さまは本当にいるんだ"莢果はそう思った。
しかし、その年の夏休みに入ったばかりの夜の事。
莢果は薄れゆく意識の中、はっきりと分かった事が二つだけあった。
それは"私はもうすぐ死ぬ"という事と、"神さまなどこの世に存在しない"のだという事だった。
そして莢果は最期に「生まれ変わっても絶対逢いに行くからね」と将太に言い残しその瞳を閉じた。
そして莢果は長い長い闇の中、一筋の光に包まれる。
そしてそれと同時にある夫婦の間に新たなる命が宿った。子宝に恵まれず、諦め掛けていたその夫婦は、その子に"氷雨(ひさめ)"という名前を付け、溢れんばかりの愛情を注いだ。
しかしある日、偶然が重なって氷雨の意識にある記憶が姿を現した。
それは生前の"莢果"だった頃の自分の記憶。
幸せな日々を送っていた筈の氷雨に突如現れたその記憶、そして将太の存在に、氷雨の人生は大きく揺さぶられていくことになる。
"新しい家族"と"莢果の家族"。その両方への想いに葛藤しつつも、莢果は氷雨の姿で将太に逢いに行く事を決意するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 13:08:18
14924文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
「消えるってなんなのかな…」
消える。
彼女はいつか消えてしまう。
何故かって?
彼女は幽霊だから。
幽霊ってこの世に未練を残したものの魂が強く残っている場合になるみたいなことを彼女から聞いた。
でも、いつかは消えるってことも。
俺は彼女に触ったことはない。
人間は幽霊に触れない。
近くにいるのに、人間界と霊界はかなり遠い。そう思わせられる。
一度でいいから彼女に触れてみたい。
その白い手を握ってあげたい。
そう思った。
幽霊と人間のちょっぴり不思議
な恋愛がここにある!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 21:30:58
3275文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日に僕はドッペルゲンガーに出会ってしまった。
僕の代わりに何でもしてくれるドッペルゲンガー。なんでもできて、僕の代わりになんでもやってくれる。
いつまでも、このままでいて欲しい。
——いつまでもそう思った。
最終更新:2019-09-02 12:26:06
2581文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
俺は普通の世界で暮らしていた。普通に学校に行き、恋愛し、卒業し、就職して、新人社員として準大手企業で働いた。そんな生活に慣れ始めた雷雨の夜。1人暮らしの俺は2階建てのアパートの2階の自室で趣味の読書をしていた。轟く稲妻。天井を貫通して自分の部屋に雷が落ちてきた。その雷は自分を貫き、自分の、未来ある人生を突如として終わらせた。
そんな俺が目を覚ますと、そこは明るい世界だった。天国かな? そう思った。
まさにそこは天国だった。
天界で繰り広げられる東西戦争。最上位神の介入
。天地戦争。天界を描いた天使系アクション物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 21:40:37
31751文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
(この世界はあきらかに、どこかおかしい)
召喚された勇者は、目の前で起きていることを見てそう思った。
もっとも安全な場所と女神に言われ、降りた場所はなんと魔王が住む城の川を挟んだ反対側。
しかも人口600人ほどの、小さな城下町だったのだ!
売られている武器や防具はどれも貧弱、町を守る兵士たちの装備も木の弓と竹やりという始末。
困惑している勇者をさらに驚愕させたのは、この直後だった。
これは召喚された勇者ともう1人が遭遇した、常識ではちょっと考えられない出来
事を綴る物語……。
この作品は ノベルアップ+ ツギクル でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 19:32:09
26956文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
家族が全員死んだらしい。
だが俺は何も感じなかった。家族が死んでも意外と何も感じないんだなとそう思った。
その時は何も気づいていなかったんだ。きっと。
最終更新:2019-06-27 22:34:19
2919文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
人とはあっけなく死ぬ、私はそう思った。どんな人生でも終わりはくるのだ。
終わってみれば、異空間。
悪魔と名乗る何かは私に囁く
生きたいかと
そして新たな人生がはじまった。
最終更新:2019-06-15 01:10:42
24445文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:29pt 評価ポイント:23pt
森羅万象の詩です
短いので是非読んでみてください。
最終更新:2019-04-29 19:29:41
283文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:31pt 評価ポイント:27pt
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