-お姉さま- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:317 件
ある日、ピンクの髪を揺らしながら、お姉さまの部屋に行きました。
さっそく目をつけた王子より贈られたドレスを見て・・・
お姉さまにほしいほしい~と言いながらドレスを掴んだわたくし、全然抵抗しないお姉さまより激しく引っ張ったため足をもつれさせて近くの壁の柱に頭をうちつけて転倒を起こしました。
(あれれ~、目がまわりますの…お姉さまひどいわ私を壁にぶつけるなんて)
そこから前世の記憶を取り戻した少女が繰り広げるお話。
最終更新:2021-11-30 16:51:51
23726文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:10pt
キャンデロン公爵家のデルフィーヌは、この国の王太子であるアドルフ殿下の婚約者だが、七歳年上の殿下との関係は義務以外は存在せず、殿下は学生時代から懇意にしていた子爵未亡人を寵愛されていると、もっぱらの噂だ。そして、婚姻まで半年、学園の卒業まであと二ヶ月となったとき、問題が起きた。「デルフィーヌ様、ひどいです。いくら私がオーレリーの妹だからって、こんな事を……」王太子が寵愛しているコサード子爵未亡人の妹で、コデール子爵家のアリエル様が、言いがかりをつけてくるようになったのだ。しか
も事態はそれだけでは収まらず、何故か横領と収賄の罪で、財務省から訴えを起こされてしまい・・・ 短編ですが、文字数がちょっと多めですので、お時間に余裕のある時に、のんびり読んで頂けたなら、嬉しい限り。 『お父様たちは今日も賑やか ~お姉さまずるい?あなたにそんなことを言われても~』に出てくる≪20年前のゴタゴタ≫のお話ですが、これだけ読んでも大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 06:00:00
18043文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「お姉さまが悪いんですよ……」
熊谷志保は女学園で百合ハーレムを作り、恋人達との百合百合な日々を満喫していた。
そのハーレムには同級生や下級生、上級生はもちろん、教師やシスターまでもいて、まさによりどりみどりだったが――
手を広げすぎた結果、嫉妬にかられた恋人の1人と無理心中させられてしまう。
――そんな志保は『女の子同士で子供が作れる』魔法世界で、強大な魔力を持つ貴族令嬢として生まれ変わった。
そして幼馴染メイドと共に魔法女学園へ推薦入学することになる。
再び乙女の花園に通
えることになったからには、今度こそ失敗しない百合ハーレムを作って百合百合しよう!と決意するのだった――
※ひたすら百合百合です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 17:25:37
601081文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:4592pt 評価ポイント:2276pt
クエストでトロールを倒すのに失敗したアイは敗走した時に一瞬記憶を失う。その時のパーティーには剣術学校の一年後輩のリョウがいた。リョウはアイのことを好きだったので追いかけてパーティーに入ったのだ。アイとリョウは同じドラゴン研究会に入っていた。ドラゴン研究会の三年生の女子はアイを入れて五人のタイプの違う女性がいた。清楚なお嬢様タイプのサクラ、胸の大きなお姉さまタイプのリサと、ロリータタイプのメガネっ子のアミ、活発でボーイッシュなタイプのヒトミ、そして活発な体育会系女子のアイだ。ア
イのことが好きなはずのリョウはアイ以外のすべての三年生の女子と付き合い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 12:08:50
4823文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:46pt
作:あとさん♪
ヒューマンドラマ
完結済
N7434HG
わたくしが卒業する年に妹(自称)が学園に編入して来ました。
久しぶりの再会、と思いきや、行き成りわたくしに暴言をぶつけ、泣きながら走り去るという暴挙。
いつの間にかわたくしの名誉は地に落ちていたわ。
ずるいずるい、謝罪を要求する、姉妹格差がどーたらこーたら。
わたくし一人が我慢すればいいかと、思っていたら、今度は自称・婚約者が現れて婚約破棄宣言?
もううんざり! 早く本当の立ち位置を理解させないと、あの子に騙される被害者は増える一方!
そんな時、王子殿下が彼女を引き取りた
いと言いだして────
※この作品はアルファポリスにも同時掲載しています。
※設定は相変わらずゆるんゆるん。
※ちょくちょく修正します。誤字撲滅!
※全9話、予約投稿済。完結確約。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 12:00:00
28251文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:10630pt 評価ポイント:8738pt
12歳になった翌日、父が再婚し新しい家族を迎えると聞かされたエルヴィール。しかも父は彼女のドレスや宝石を、新しく迎える娘の物にしたうえに、エルヴィールを離れに追いやると言って出かけて行った。大きな勘違いをしたまんま。なので、エルヴィールはその時に向けての準備を始めることに…
大体10話ぐらいの中編の予定で、お父様と妹ちゃんには<かわいそうな悪役>を延々とやってもらうつもりです。
ゆるゆる設定なので、そこら辺はご容赦を。
最終更新:2021-10-18 06:00:00
28629文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:20258pt 評価ポイント:15772pt
デビューの夜会で国の守護女神の怒りを買った姉妹は、罰として「お姉さまはずるいですわ!」で始まる寸劇をするよう命じられたが…
最終更新:2021-09-24 20:49:45
4589文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2406pt 評価ポイント:2236pt
作:平民のひろろさん
異世界[恋愛]
短編
N5975HF
歴史はあるもののそれほど裕福でもない伯爵家の姉・弟・妹の、三人の人間模様。
普段は我慢強い妹が、お姉さまばかりずるいと声を上げる。
困惑しながらも、滅多にないわがままに、姉としてどうするか考える。
最終更新:2021-09-24 20:00:00
4154文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:338pt 評価ポイント:306pt
父が庶民の母に生ませた私は母の死後、父に引き取られることになりました。なさぬ仲でありなが姉や義母はとても優しくて、私は感謝したのです。
しかし私は魔力が高いから利用価値があると思われていただけだと聖女のスキルを持ち王太子の婚約者になった後に知ったのでした。
私生児なんぞ婚約者にしたくないという殿下を唆した姉により私は陥れられ、婚約破棄されて下町に放り出されたのです。
私はそのとき復讐を誓ったのですが。
最終更新:2021-09-13 20:06:45
2166文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:3012pt 評価ポイント:2834pt
魔の森にまよいこんでしまったお父様、魔物と約束をしてそこからだしてもらったのですが。
その約束が娘のうちの一人を婚約者にすることでした。
それが14年前、そのとき生まれていなかった6番目の娘の私がその役目をいつもいじめるお姉さまたちから押し付けられてしまいまして。
絶対に婚約破棄させてもらいますわ!
最終更新:2021-09-08 16:03:43
3372文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:4276pt 評価ポイント:3978pt
私をいじめるお姉さまがなぜ婚約者の王太子殿下に無視されるようになったのか?
私は知ってますわよ。
どうしてこんな簡単なことがわからないのでしょうかねぇ。
最終更新:2021-09-07 19:06:47
1685文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:3656pt 評価ポイント:3380pt
女好きがすぎて公爵令嬢から婚約破棄された王太子
上は60才から下は10才、既婚者独身、家庭教師に侍女、なんでもありの女好き。
それの婚約者に選ばれた私は伯爵の5番目の娘、お姉さまたちがすべて拒否して私にお鉢が回ってきました。父にお願いされ仕方なく婚約者になりましたが、初対面で侍女の胸を揉みながら挨拶、私の胸まで揉もうとする。婚姻前に夜這いにこようとくる王太子をなんとか退け…こんなのと婚約なんてやはり嫌だ。
私が婚約解消するためにとった手段とは?
最終更新:2021-09-05 20:08:01
1324文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:2574pt 評価ポイント:2402pt
優しいお姉さまがいて幸せと言われていますが、お茶会で私が姉に足をひっかけられ転び、自分で転んだのよどじねと笑う姉、池に私をつきとばし風邪をひかせた姉、見えないところをつねって怪我させる姉のどこが優しいのか、どうして私をいじめるのか聞いてみたら親の愛情が半分になったかららしいですが…。
私は黙って耐えて姉と離れる日を待っていました。私が王太子殿下の婚約者になり、あんた辞退しなさいよと姉に脅されても屈しなかった私ですが、殿下に婚約破棄をされその罪状が姉いじめの罪で、姉と殿下が婚約
をしたとき、私は姉に復讐を誓いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 20:07:24
1533文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:2522pt 評価ポイント:2358pt
「あんたは、お姉さまさえ、いればいいんだ!」
国民的アイドル、蓼科サラ。
彼女は歌の才能のある姉と、それ以外を受け持つ双子の妹の《二人一役》だった。
元・探偵のマネージャーのサポートで、世間に知られない様に活動してきた『双子の歌姫』に、転機の時が訪れる。
最終更新:2021-08-28 06:00:00
4505文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
作:真曽木トウル
異世界[恋愛]
完結済
N3711GZ
社交界デビューから3年目。今年の社交シーズンこそ、結婚相手を見つけなきゃ――そんな夜会で、子爵令嬢の私フランカは、既婚者のライオット伯爵に口説かれキスをされそうになる。
思わず悲鳴をあげて平手打ちをくらわせたんだけど、おおごとになったせいで、社交界で私は『傷物』認定されてしまう。
「おまえはこの家の恥さらしだ!!」
「お姉さまのせいで私が結婚できなくなったらどうするの!?」
家族にもなじられ、出て行けと言われた私は屋敷を出た。
仕事を見つけられず困っていた私を助け
てくれたのは、恐ろしいほどの美形なのにものすごくガラの悪い貴族の次男・ヘリオスだった。
彼に侍女のお仕事を紹介してもらい、私は田舎の古城で、優しい貴婦人のお世話をすることに。
(私のことを誰も知らない土地で、みんな忘れて心機一転人生をやり直そう!)
――――一方、王都では、伯爵たちに破滅の序章が迫っていて?
●『王子、婚約破棄したのはそちらなので、恐い顔でこっちにらまないでください』と同じ国の1年後のお話。魔法が存在する世界観。
●ざまぁはどっちかというと物理方面が多いかも。
●男女間恋愛ものです。同性に想いを寄せる女性キャラが登場しますので、念のためガールズラブのタグをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 13:42:43
140641文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:30982pt 評価ポイント:21152pt
私の両親は政略結婚でした。父は母を愛さず…真実愛した人の娘という半年違いの妹を母の死後、館に入れました。私は離れに追いやられ…。
そこから妹は母の形見や私の大切なものをすべて取り上げ。
「お姉さまってお父様に愛されない娘ですわよね。本当に私の娘かってお父様言われてましたわ~」と私をいじめます。私が反論するとお姉さまがいじめたとお父様に泣きつき。
私はお父様に罰として食事を抜かれたり蹴り飛ばされたりする日々でした。
しかし王太子選びの舞踏会で婚約者に私が選ばれ幸せになれると思っ
たのですが。
私は妹いじめの姉として婚約破棄され、辺境の修道院に送られることになり…。それも妹が仕組んだことで。復讐を私は決意したのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 19:07:34
1835文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:5836pt 評価ポイント:5450pt
聖女が王太子の婚約者になるというしきたり通りに私は殿下の婚約者になりました。
しかし彼には別に想い人がいるらしく私はぞんざいに扱われています。
それにずるいずるいと私のものをとる妹が聖女とか殿下の婚約者とかずるいといつも言うのでうっとうしくなってきました。
なので聖女が王太子の婚約者になるというしきたりのことを調べてみたのですが。
最終更新:2021-08-19 16:06:32
1700文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:3558pt 評価ポイント:3334pt
私は幼いときに姉のものをほしいとねだる妹でした。
母に叱られそれはいけないことだと学習して反省したのです。
しかし姉があんたはずるいずるいと私のものをとったわよね?婚約者の王太子殿下までとるなんて酷すぎると私に怒ってきたのですが。
殿下から婚約破棄されたのは私のせいだって言われても私なにもしてないんですが。
最終更新:2021-08-18 20:09:37
1426文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:2740pt 評価ポイント:2570pt
作:サカキショーゴ
ハイファンタジー
短編
N7923HD
目が覚めると、僕は独りだった。
僕とお姉さまの誕生日会、そしてお姉さまの婚約発表のために、多くの王侯貴族が集まった宴の……その会場で。
なぜ誰も居ないのか。
僕には全く分からなかった。
けれど直後に、会場の出入り口からお姉さまの声がして――。
最終更新:2021-08-18 10:00:00
7905文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:436pt 評価ポイント:384pt
前伯爵であった母親が亡くなり、父親は1週間も経たずに再婚。父親の再婚により母親違いの妹ができたマリカ・アッカルド伯爵令嬢。
マリカの妹となったロザリーは「お姉さまずるい」と言いマリカの物を奪っていく。
最初は「なんてひどいことする妹なの!!」と思っていたマリカだが、ロザリーが欲しがるものがいつもおかしい。
ロザリーに奪われるものは、義母が嫌がらせに私に与える粗末なもの。ロザリーに奪われれば奪われるほど、大切な物が戻ってくるマリカ。
我儘に見せかけて実はいい子なの?
最終更新:2021-08-14 22:48:01
6930文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:12370pt 評価ポイント:10940pt
ずるいずるいと私のドレスや髪飾りなど大切なものを欲しいですわとねだり続ける妹。
両親も妹の言うことを聞いておやりという。
かわいくて甘えるのが上手な妹に婚約者や恋人までとられました。
なぜとるのか聞いてみたところお姉さまより先に私の婚約者を好きになったと言い訳する始末。
王太子の婚約者になりやっとあれから離れられると安堵しましたが王太子殿下は妹いじめの罪で私を婚約破棄すると言われまして。
最終更新:2021-08-14 16:06:39
2549文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:5300pt 評価ポイント:4924pt
ずるいお姉さまが死んだ。
私が大好きだった彼と一緒に。
残されたのは、あの人達の一人娘。
身寄りのないその子を、私は引き取った。
最終更新:2021-08-10 21:49:47
8818文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:4758pt 評価ポイント:4410pt
長女であるアリヤは「ずるいずるい」が口癖の次女の妹に困っていた。
さらには三女の妹まで「ずるーい」と言うようになってしまう。
それから数年後にアリヤは婚約したが、その婚約者にも次女は「お姉さまだけずるい」と色目を使ってくる。
流石にこれは引き下がれないアリヤは、長女の威厳を保つためにも妹と直談判するのだった。
最終更新:2021-08-09 19:33:06
4674文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:2856pt 評価ポイント:2692pt
作:だぶんぐる
ハイファンタジー
完結済
N1586HD
「お姉さま、ズルい!」
コルネリアは目の前にいる姉、アンジェリカに言い放った。
「またか、コルネリア」
アンジェリカは溜息を吐きながら、後ろから駆けてきたコルネリアの方に振り向く。
小柄なコルネリアが一生懸命駆けてはいるが、淑女としての誇りか飽くまで大股にならぬよう小刻みにとててと向かってくる。
凛々しい姉、アンジェリカのことをいつも可愛らしい妹コルネリアは羨ましく思っていた。
ある日、頭をぶつけた姉妹は不思議な夢を見る。
「お姉さまはズルい!」という元・しっかり姉で現・可
憐な賢者な妹と、「お姉ちゃんのほうがズルい!」という元・甘えん坊妹で現・姫騎士志望姉、姉妹も人生も逆転して乙女ゲームもぶち壊すお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 19:30:24
36337文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:388pt 評価ポイント:296pt
いつもずるいずるいお姉さまはずるいと妹はいいます。なぜ私のものを欲しがるのか観察してみました。
私が跡取りだから腹が立つらしいというのとがわかり、弟が生まれたのでこれもなくなるだろうと思っても相変わらずです。
そして私の婚約者が王太子なのもずるいずるいと言って、婚約者までも奪い取られたのですが…。
あの子のことは理解はできませんが、観察はしてきたのでこの後のことはおおよそわかりますわ、いつも通り観察してみましょう。
最終更新:2021-08-06 20:06:36
1612文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:3060pt 評価ポイント:2906pt
私はいつもあんたは私のことを馬鹿にしていると怒られていました。姉が怒鳴るとたびに妹をいじめるのはやめろと両親が姉を嗜めそのたびに姉は私に近づくな!あんたなんて大嫌いというようになり、私は姉と距離をおくようになりました。
姉が王太子の婚約者に選ばれおめでとうございますと言えば、嫌みをまたいうのと怒られ…。
そして、殿下に呼び出され城にいくと、愛を告白されまして、私は姉の婚約者である殿下を愛していないと言うと、なら婚約破棄するよと言われ。
姉は婚約破棄され、私は無理やり王太子の婚
約者にされました。姉と婚約破棄なんてしないでと言ったのに…。お姉さまからこれ以上憎まれたくないと悩む私の元に、私が姉いじめをしているというお姉さまから手紙が届いたと話を聞き、すべてに私は絶望したのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 20:07:00
2139文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2844pt 評価ポイント:2650pt
王太子のお兄様が悪役令嬢、お前を妹いじめをした罪で婚約破棄し、辺境に送る! と婚約者のご令嬢に宣言して数か月…どうなったかといいますと。
まず陛下が、知らずに行われたこの勝手な行動を調べると、妹いじめは冤罪とわかり…。
追放したご令嬢を連れ戻そうとしたら隣国の王子とめでたくご婚約されたのがわかり大恥をかいて…。
あげく、お兄様が廃嫡、婚約者になった妹さんとやらが辺境送りになり…めでたし? じゃありませんわ!ものぐさ王女等とあだ名がある私、エレインがなんと王太女とやらに指名され
、いや私まだ13歳ですし、上にお姉さまたちもいますし、絶対に嫌ですわああ!この甘やかされ生活とおさらばっていやです。
というわけで、何とか廃嫡されるために悪だくみをしてみたのですが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 16:07:31
2264文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:1936pt 評価ポイント:1800pt
気の強い姉、甘えん坊の妹と言われています…。
でも双子である私たちは、姉である私が怠け癖のある妹を叱り、妹は私のものを欲しがる強欲な子でした。
両親は妹の言うことを聞いてやれといい…。
私が王太子の婚約者に選ばれ、それさえずるいと妹は言いました。
そして…。殿下が婚約破棄をするといったのですが罪状が妹いじめ。
優しい妹と比べお前みたいな気ガ強い女は嫌だといわれました…。
妹が笑って「これでお姉さまに怒られずにすみますわ」言い、私は婚約式に出るように
両親に説得され…復讐するこ
とに決めたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 20:07:02
1870文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:3148pt 評価ポイント:2936pt
美貌の腹違いの姉は後妻として入った母が顔にあざがあるという理由で醜いといじめました。
そのせいで母が死に、私も醜い女の娘と姉がいじめても父は持参金のために結婚した女の娘など知らぬと無視です。
顔のあざが原因でいきおくれだった母の持参金で前妻の浪費の借金をたてなおしたのにです。
私は手に職をつけて独立しようとしていましたが、王太子の婚約者に選ばれやっと家から出られると思ったら醜いほうが婚約者とは殿下にため息をつかれ無視されていました。
そして姉いじめの妹として婚約破棄され、家に
送り帰され、父もお前が地味だから仕方ないと。
私は家を出て一人立ちしましたが、あなたたちにされたことは忘れてなんかいませんわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 16:06:52
2421文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:7980pt 評価ポイント:7392pt
「お姉さま、死んでちょうだい」
そんな妹リコッタの言葉と共に、バルコニーにいたフローレンスは背中を強く押され死んだ───はずだった。
けれども、フローレンスは死ななかった。正確に言うと10歳の自分に時が戻っていた。
死に戻ったフローレンスはリコッタに復讐を誓う。未来がわかる彼女にしかできない復讐を……
※他のサイトにも重複投稿しています。
最終更新:2021-07-20 21:12:48
32505文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:27858pt 評価ポイント:22112pt
三代前まで商人だった我が家は成り上がりの公爵と言われていました。
8人姉妹の7人目である私は嫁ぎ先が決まらず6人目のお姉さまのように年齢がかなり上の男性に嫁がされるのはいやだと、年の頃がつりあう公爵の申し出を受けて何回か顔合わせして、婚約、婚姻しました。
初夜に名前を呼び間違えられ、君は別に妻としての役割を果たさなくていいから勝手にしてくれと言われてしまい…女主人として主人の幼馴染みの女性がいて?私の存在ってなんですの?
女からの離縁ができない仕組みで持参金目当ての結婚だった
と知った私は放っておかれて、使用人にも無視されてます。このままでおくものですか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 16:11:45
2955文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:8772pt 評価ポイント:8092pt
子爵家の三姉妹は美貌に知恵に思いやり、この三つを兼ね備えた完璧な令嬢たちばかりであるという噂だが、いえいえ4姉妹、一番下の妹もいます。婚約破棄された王太子がこの国にはいて、貴族令嬢の誰もがあれと婚約したくないと逃げ、三姉妹も王太子の婚約者にされたくないと押し付けあいの喧嘩をしています。一番下の妹がならこうしたら?と可愛らしく笑い姉たちに話しかけたのですが。
最終更新:2021-07-16 20:06:27
2283文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:5406pt 評価ポイント:5042pt
「エルメア! お前のような冷酷な女との婚約は破棄させてもらう!」
「え? 本気ですか? ラインハルト殿下」
突然、婚約破棄を宣言されてしまった聖女エルメア。
「当然、本気だ! お前のような自称聖女と結婚するなどあり得ない。俺に真に相応しいのは、このカティア嬢だ!」
「くすくす。そういうことですわ、お姉さま」
婚約者であるラインハルトが選んだ女は、よりによって腹違いの妹カティアであった。
エルメアは、ラインハルトによって追放を言い渡されてしまう。
「わかりました。では、さ
っそく失礼させていただきます」
あっさりとこの国を見限ったエルメア。
彼女が向かう先は、知り合いがいる隣国である。
「やれやれ。馬鹿らしい。手始めに、殿下に常時かけていた聖魔法を解除しますか……」
彼女の力がなくなれば、ラインハルトもこの国もただでは済まない。
彼らはすぐに、それを思い知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 07:05:10
4218文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:3108pt 評価ポイント:2784pt
サイドル王国の子爵家の次女であるテレーズは、長女のマリアに婚約者のラゴウ伯爵を奪われた。
その後、テレーズは辺境伯カインとの婚約が成立するが、マリアやラゴウは所詮は地方領主だとしてバカにし続ける。
しかし、無知な彼らは知らなかったのだ。西の国境線を領地としている辺境伯カインの地位の高さを……。
貴族としての基本的な知識が不足している二人にテレーズは失笑するのだった。
そしてその無知さは取り返しのつかない事態を招くことになる──。
※アルファポリス様にも投稿しております
最終更新:2021-07-10 12:44:32
50020文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:3974pt 評価ポイント:2398pt
作:遥 かずら
現実世界[恋愛]
完結済
N4746FD
血の繋がりが無い兄妹の関係は、兄と妹で距離感が大きく違っていた。血の繋がりが無い妹のことを【さん】付けで呼び、妹である彼女は兄の俺を【くん】付けで呼ぶ。それはとても、いい響きで何度呼んで呼ばれても、いつまでもくすぐったくて心地いい感じを継続しまくっていた。他の人には理解出来ないこの関係は、いつしか俺の密かな想いを具現化してしまい、親の反対を押し切って兄妹から恋人になれた。もちろん、最終的には俺の嫁にしたい。
ずっと好きで好きを継続して行ける。そう思って依存しまくっていたら
、いきなり厳しくなってしまったよ? こんなことでどうする! 俺はもっと強くなって見せる。たとえ彼女に呆れられても何度でも!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 02:53:45
62165文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:99pt 評価ポイント:65pt
お姉さまばかりずるーいと双子の妹が言うので、なら暫く立場を取り換えてみない?と妹に
私から提案してみました。あんな素敵な婚約者の王太子殿下がいるなんてずるいーといつもうるさい
妹だったので、ルンルンで王宮に私として出かけましたが…。
さて、私と妹の入れ替わりは一体どうなったのでしょうか? 姉という立場はいろいろと大変なのですわよ!
最終更新:2021-06-30 20:07:40
1926文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:9990pt 評価ポイント:9142pt
病弱な妹に優しくしてやれない姉と両親に言われてます。でも気を使えば使うほどお姉さまは元気でいいですわねと泣かれるんですが。それをいじめているといわれましても。
妹の婚約者に言い寄られたのを妹に見られまして、お姉さまが婚約者をとろうとしていると親に言われ、私は断罪され、悪役令嬢といわれ、父に修道院に入れられることになりました。袖にしたのを頭にきた婚約者が私が言い寄ったと妹に言ったそうです。言い寄ってません!いじめてません。
健康で元気なのが罪なんですかね?
辺境送りになる馬車の
なかで私は考えていたのですが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 16:06:19
3803文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:4584pt 評価ポイント:4202pt
「お姉さま、ずるいわ!」
この言葉を何回聞いたことだろう。何千、何万で事足りるだろうかと、アデライドは辟易した。
妹であるルルリアの「ずるいずるい」と言う攻撃は数年前から始まり、アデライドもルルリアも成人し、アデライドが婚約者のミネルヴァとの結婚を数か月後に控えた今日日まで続いている。
この癇癪が始まった始めの方は、両親も笑って見ていたが、徐々にこれは冗談では済まされないぞと顔色を変えていき、最近では頭を抱えている。
「お姉さまの宝石の方が大きし色も綺麗だわ!お姉さま、こ
の髪留めちょうだい!」
今回は、この前オーダーメイドで作った髪留めが、ずるいらしい。ルルリアも自分でデザインして作ったものが目の前にあるのに、だ。
---
ずるいずるいと言う妹とそれに辟易する姉とその婚約者達のお話です。
人気のずるい妹シリーズを書いてみました。
スリラーな描写がありますので、お気を付け下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 17:18:18
10267文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:10574pt 評価ポイント:9494pt
私は眼鏡のそばかすで不細工と言われる姉、妹は可愛らしい顔をしていました。姉はあれで妹のほうが、姉はかわいそうにといわれてきました。
両親も妹ばかり可愛がりました、しかも妹はお姉さまそんなお顔でおかわいそうにといつも言います。
そしてとうとう婚約者の王太子殿下が妹を愛したから不細工な姉を婚約破棄すると宣言をしました。なら私も覚悟ができました。復讐致しますわ。
最終更新:2021-06-26 20:06:48
1157文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2418pt 評価ポイント:2250pt
14歳にもなって床に転げ回り欲しい欲しいですわ、お姉さまずるいですわとかんしゃくを起こしているのは妹です。わがままがひどいのですが両親に言われて、あなたの望みは叶えてきました。
さすがに婚約者はあげるわけにはいきません。
と諭してから1年と少し、婚姻年齢に妹がなった時、私は殿下に婚約破棄を宣言されたのですが…。
最終更新:2021-06-19 20:07:04
1968文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:1936pt 評価ポイント:1824pt
私は国一番の美女の姉、国一番の神童といわれる妹を持ちます。侯爵家の三人姉妹の真ん中の味噌っかすです。
「わが番よ、どうかわが伴侶となり我が国へ!」と大きなトカゲにのった美形がわが館にやってきて、美形好きのお姉さまがほいほいついていってしまい……。
侯爵令嬢が誘拐されたと大騒ぎになって、救出するためになぜか私が竜人族の国へむかうことになりました。私みたいな平凡な女の子にそんなことさせるなんて……私は誘拐されたお姉さまを無事に助け出すことができるのでしょうか?
最終更新:2021-06-19 16:07:24
2874文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:1492pt 評価ポイント:1390pt
ヒロインだけど悪役令嬢のお姉さまに幸せになってほしくて頑張る話。
最終更新:2021-06-19 11:29:45
6371文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
お願いがあるの、王太子殿下の婚約者を代わって、双子だものばれませんわ!
と双子の姉にお願いされてしまった妹の私。
いえ、私には愛する婚約者のレインがおりますし、お姉さま、王太子の婚約者になれて喜んでいたはずでは?
最終更新:2021-06-18 21:07:24
1940文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:3704pt 評価ポイント:3416pt
私は幼い頃の事故で両足が動きません、一生涯歩けないだろうと言われていました。双子の姉は一緒に遊びにいったお前が目を離したからだと両親に責められ、大変姉に申し訳ないと思う日々でした。姉の婚約が決まり、やっと解放してあげられると安堵した時、結婚もできないと諦めていた私が王太子の婚約者に決まったのです。
私の足のことは気にしないと殿下がいってくださり、私はとても嬉しかったのですが…。
姉と殿下の逢瀬を目撃してしまい…お姉さまの優しさが偽りで殿下の優しさも仕方なくということを知ってし
まったのです。絶望した私は…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 16:07:09
3829文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:6684pt 評価ポイント:6096pt
昔々、その傲慢さのあまり、王太子に悪役令嬢と言われ、婚約破棄をされた娘がいました。
その娘はいまは魔女になりこの世界に存在します。
その魔女のもとに、かって聖女と言われ、しかし今は罪人とされ、逃げてきた悪役令嬢が来ました。
「王太子の婚約者候補に姉と二人選ばれ、王宮に上がった時から……お姉さまが、お姉さまでなくなりました。そして私を殺そうとしたのです」
そんなお話から始まる物語。
最終更新:2021-06-16 20:07:31
3754文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:940pt 評価ポイント:890pt
10才の時私は母が亡くなり、父である侯爵に引き取られました。母は元使用人であり、奥さまに私を引き取るのを反対されたとき、母違いの姉が口添えしてくれ、私は館で育てられることになったのです。いじめられることもありましたが、優しい姉が庇ってくれて私は幸せでした。
しかし私が王太子の婚約者に選ばれたとき、姉がすごい目でこちらを睨み、そこから口を聞いてくれなくなりました。半年後、私が父の侯爵の子ではなく、母が別の男と通じて私が生まれたんだとされ、婚約破棄され放り出され、実家に帰った私を
卑しい女の子で妹ではないと姉が追い払い、そのあと姉が婚約者になり、私は姉に陥れられたことを知ったのです。私は真実を明らかにする審判の門の試練を受けることにしたのですが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 16:06:08
1600文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2044pt 評価ポイント:1890pt
私はステラ、この国の王女、10歳ですわ。王宮で知らない女と王太子であるお兄様が接吻して、
婚約者であるリアお姉様を裏切り、無実の罪をきせて婚約破棄をしようという悪巧みを聞いてしまいましたの。絶対に阻止しますわ!
私は婚約者の従弟のアレクとともに、女の調査をするとある魔法でお兄様を操っているのがわかり、その魔法を取り上げることにしたのですが…。うう、婚約破棄を宣言するときに取り上げようとしたのですがリアお姉さまに内緒って心苦しいですわ…。
最終更新:2021-06-15 20:06:46
2992文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:6166pt 評価ポイント:5644pt
ある日突然、自分が聖女だと言い出したお姉さま、お姉さまに逆らうと国に災厄が起きるわよと脅しのように言われましたが……確かに姉に逆らうたびに、姉が怒る度に我が家に災厄が起きました。
姉の恐怖政治に晒されてきた両親と妹の私、やっと姉が王太子の婚約者に選ばれ、災厄が王宮限定になってあれがいなくなったと皆で喜んでいたのですが……殿下があれと婚約破棄をさせてくれとわが家に相談にきて…あれをなんとかしないと国が亡ぶと怖くなった私が考え、姉をなんとかする作戦に出ることにしたのですが…。
最終更新:2021-06-09 20:06:42
1654文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:1672pt 評価ポイント:1560pt
空前のクソ妹ブームに完全に乗り遅れたのでついカッとなって書いた。反省はしていない。株と投資に関する部分だけはある程度まともです。
最終更新:2021-06-09 00:05:07
5058文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:1224pt 評価ポイント:1074pt
作:時雨オオカミ@神獣郷コミカライズ
異世界[恋愛]
完結済
N5053GZ
「カナリア、君との婚約は破棄させてもらう」
「ねえ、お姉さま。嫁入り先を取り替えっこしませんか?」
家督を継ぐ長男と愛され子の妹に挟まれ、使用人のようにこき使われていた令嬢カナリア。彼女は両親の愛、婚約者全てを妹に奪われてしまった。
代わりに彼女が嫁ぐようにと押し付けられたのは、『人狼様』と呼ばれる神様のもとである。彼が治めているのは国最大のダンジョン……魔窟が存在し、あまりにも危険なため禁足地とされているレングラント山脈。
しかし、カナリアは知っている。かつて
人狼様に嫁入りをした娘達は口々に「怖くて逃げ出してきた」と言って帰ってきていることを。
曰く、冷たく暗い人。
曰く、化け物のよう。
曰く、人間を憎んでいる。
悪い噂ばかりが行き交う『人狼様』の元へ一人で嫁入りさせられ、逃げ帰る場所もないカナリアは悲観する。
これではまるで、生贄のようじゃないか、と。
しかしいざ、人狼様のいる山脈までやってくると、迎えにきたのは銀色の毛並みと、赤い宝石のような美しい瞳を持った、馬ほどの大狼。食べられてしまうのかと思えば、大狼は彼女を背に乗せて屋敷まで駆けた。
屋敷に着く前に気絶した彼女は、気がついたそのときにはお屋敷の布団の中だった。そばには文机で眠っている銀髪の美青年。
布団に寝かせてくれたのでは? とカナリアはお礼と名乗りをする。
しかし彼は『クチナシ』と己の名を口にした以外はほとんど話さず、おまけにフードで自分の髪を隠していて、その美貌に似合わず陰気な雰囲気を纏っていた。
なにひとつ喋らずに過ごす毎日。
とうとう耐えられなくなったカナリアは、彼から渡された便箋を使って食事を運ぶ際にメッセージを送ることにした。
彼へ送るメッセージは短い一言から始まった。やがて手紙の内容は「おかえりなさい」「本日の献立は」と増えていく。
それでも来ない返事に落ち込んでいたカナリアは、ある日彼の部屋で「こちらこそ」と書きかけた便箋を発見する。
――もしかして、この人はただ「無口」で「口下手」で「不器用」なだけなのかもしれない。
不器用な優しさと、溺愛。それに気がついたときカナリアは恋に落ちる音を聞いた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 21:45:56
51557文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:20698pt 評価ポイント:14532pt
検索結果:317 件