-あぁ、- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:829 件
「とても残念だよ、サファイヤ嬢。悪いけど君との婚約の話は無かったことにさせてもらうよ。」
楽しかったパーティーの雰囲気は一転、戸惑いの空気が流れた。
どうして……いえ、理由なんてわかっている。
「君はエメラルドを部屋に閉じ込め、睡眠魔法をかけただろう?聞けば今までもエメラルドに色々ちょっかいをかけていたそうじゃないか。」
エメラルド。そう。コイツが、コイツはいつも邪魔してくるのだ。小さい時カーネリアン王子に拾われただけの凡人風情が!!!!
今日だけは邪魔さ
れたくなかったから部屋に閉じ込めたというのになぜバレたの?
ギィィィっと扉の開く音がして振り返るとエメラルドとガーネット様が居た。
ガーネット、あぁ、コイツが…………。ガーネット様はカーネリアン王子の親友だ。そして、エメラルドのこともよく気にかけていた。今回のことがバレたのもガーネット様のせいだろう。
「サファイア嬢、どういうわけか説明してもらおうか。」
ガーネット様は鬼の形相で私を睨みつけてくる。あーこわいこわい。
「エメラルド、大丈夫かい?」
そう言ってカーネリアン王子はエメラルドの方へ駆け寄る。
パーティー会場は、静まりかえっていた。
「なんとか言ったらどうなんだ、サファイア嬢。」
あぁ、それが仮にも婚約するはずだった相手に向ける顔ですか。王子。
どうして貴方の隣にいるのは、いつだって私じゃないの?どうしてエメラルドなの?
いつもいつも私の王子を奪う彼女を見ていると、ふつふつと怒りが込み上げてきた。
「楽しかったパーティーが台無しじゃない。それもこれも全部、貴方のせいよエメラルド!!!!」
私は近くにあったワイングラスをエメラルドに向かって投げつけた。が、
「危ない!!」
カーネリアン王子がエメラルドを庇い、私はあっという間に警備のものに取り押さえられてしまった。
そして会場の外へと追いやられる。
「いやだ。やめて、離して!!王子!どうして!?亅
王子の背中はどんどん遠ざかってゆく。
どうして?
どのストーリーでも、私は彼と結ばれることはないの? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:05:57
24483文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
お互い悪意はないけど初っ端に事務的に対応しすぎたせいで距離の詰め方がわからなくなってしまった政略結結婚夫婦が、周囲に「もうこいつら付き合っちゃえよ(あぁ、結婚してんのか)」と思われながら本当の夫婦になるまでの1年間。
最終更新:2023-08-25 19:00:00
33285文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:324pt 評価ポイント:146pt
愛の重い婚約者エドガーと、そんな彼に執着された令嬢コレットの話。
昔から、私の婚約者であるエドガーの私への愛は重かった。
その重さが如何ほどのものかと問われれば……。
騎士として将来を有望視されていた十四歳だった彼が、同い年の私を庇い、その右足を生涯引きずる程の大怪我をしたにもかかわらず、目が合った私に向かい
「あぁ、コレットが無事でよかった」
そう心の底からニッコリと笑って見せるくらい、そのくらいエドガーの愛は重かった。
最終更新:2023-08-11 01:05:00
4525文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:456pt 評価ポイント:416pt
良い出会いの後に、別れは直ぐにやってくる。
不幸体質な私が、唯一恵まれていると感じる程に、人間関係だけは幸せだった。
あぁ、嫌だな……。
夏の夕日に帳を降ろすように、さよならだ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
元ネタは井伏鱒二氏の『さよならだけが人生だ』です。
最終更新:2023-08-08 20:57:23
731文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
うん、私は誰かって?
人の願いを叶える為に、夢を渡り歩く商売人で御座いやす。
しこたま悩み、苦しんでいる人間が、私を招くのですわ。
あぁ、今回もお呼びが掛かりましたねぇ。
でも、今までの寓話とはちと違いましたがねぇ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
一般的な寓話とはそれた、ハッピーエンドを思わせる話。
最終更新:2023-07-30 08:38:16
1241文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ボタニカルseven
異世界[恋愛]
完結済
N9014IH
「今までお世話になりました」
あぁ、これでやっとこの人たちから解放されるんだ。
「セレス様、行きましょう」
「ありがとう、リリ」
私はセレス・バートレイ。四歳の頃に母親がなくなり父がしばらく家を留守にしたかと思えば愛人とその子供を連れてきた。私はそれから今までその愛人と子供に虐げられてきた。心が折れそうになった時だってあったが、いつも隣で見守ってきてくれた精霊たちが支えてくれた。
ある日精霊たちはいった。
「あの方が迎えに来る」
カクヨム様でも連載させていただ
いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 18:00:00
31619文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:238pt 評価ポイント:138pt
作:ノリで書いた作者
異世界[恋愛]
短編
N3005II
―――わたくし、冤罪ですわ?
私は、アマリア・ルヴェルジェルと申します。
イゲルラ王国の公爵令嬢(17歳)です。
そして、日本からの転生者です。
日本での私はオタクというものでして、とくに人気乙女ゲームであった「薔薇騎士様は溺愛したい♡ 〜ハートフル・アカデミー〜」というゲームにドハマリしておりました。
はい、もうお察しの方もいらっしゃると思いますが、私、このゲームの中に転生いたしました。
…あぁ、このゲームの中の私の立場、ですか。
ヒロインさんとはほぼ繋がりはありません
。モブです。
ほぼモブ扱いの、しかも冤罪ふっかけられたっぽい悪役令嬢なのですよ。
※めっちゃゆるゆる設定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 18:00:00
4084文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:536pt 評価ポイント:480pt
私は幼い頃から視えないはずのものが見えていた。視えていたから事故にも合わずに済んでいたはずだったのに····。
最終更新:2023-07-15 12:48:22
2992文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:68pt
マクシス家の長女アイレッタは、卒業パーティーを前に皇子に婚約破棄を告げられる。そして、妹のベアトリーチェが自分の代わりに新たな婚約者となるのだと。あぁ、結局こうなるのか。悪訳令嬢の末路など、足掻いた所で変わらないという事か。
アイレッタには、『アイレッタ』となる前の記憶が残っていた。そして自分が、恋愛小説の悪訳令嬢である事を知っていた。憧れた小説の世界。大好きな登場人物。せっかく転生したのだから悪訳令嬢になんかならないと、必死に言葉を紡いできたのに。俯きそうになるアイレッタの
傍には、美しい従者の姿があった。
これは悪訳令嬢に転生した少女──その、妹の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 12:00:00
16566文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:2394pt 評価ポイント:872pt
バルサン伯爵家令嬢ヴィクトリアは、何を隠そう恋愛小説フリークである。
彼女はまだ10歳なのだが、年の離れた従姉の影響を受け、8歳の頃から恋愛小説漬けの日々を送ってきた。そのヴィクトリアが最近もっともハマっているのが【ドアマットからの溺愛】という流れのストーリーだ。ヒロインに感情移入しまくりながら読んでいるうちに、すっかり【憧れ】になってしまった。
最終更新:2023-07-13 20:00:00
19974文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:3876pt 評価ポイント:3254pt
彼女は極度の認識障害を患っていた。
それも理論通り、間違いだと正しく認識した上の。
けれども見解がそれを良しとしないのか、今日も極度の認識障害が相見える。
あぁ、お前、夢を見ているのか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
耽美奇譚です。
カルペ・ノクテムに登場する、
アレニエの師であるシェーレはこれを患ってます。
最終更新:2023-07-12 18:25:32
1092文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
酒の席だとついつい打算的に行動してしまう。
この人は私の事が好きか嫌いか。
それを今後の方針として、日々のやり取りを決める。
あぁ、でも酔いに任せたらまた変わってくるのかな……。
引かれそうだから、しないけど。
でも君だけは、酔った振りでも許してくれるんだよね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
先日の 酔いは合わせた唇だけが知る の彼女視点です。
故に恋愛です。雰囲気R15です。
苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2023-07-08 07:38:15
1178文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
甘くて美味しい煮つめたいちごジャムが好きな主人公。ある日レトロチックなオシャレなカフェを見つけ、常連になる。
優しい店員に胸の違和感を感じる主人公。
ーあぁ、私ー
甘い恋愛小説。
最終更新:2023-07-07 19:01:36
1483文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あぁ、なんでわたしは産まれてしまったんだろうか。
遅かった。気づくのが。もっと早く──でいれば、母はこんなにも苦しむ必要はなかったのに。
平民に落とされ、大した稼ぎにも成らず趣味と並行して薬草を採取する日々。
魔力も少なく、回復魔法も使えない。
母は身体を売っている。
ある日である、豪華な馬車で毒に犯されている青年を発見した。
合成魔法を利用して即席のポーションで毒の進行を遅らせて、なんとか治療できたらしい。
その青年はなんと、魔法の先駆者と呼ばれる帝国の
皇帝であった。
そんな皇帝から合成魔法は未だ発見されてない高度な技術だと聞かされて⋯⋯。
母に捨てられた事をきっかけに皇帝と共に魔法帝国に行く事にした。
その後の我が故郷は、美しかった水が徐々に汚くなっていくようだが、その事をわたしは知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 07:08:04
13046文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:330pt 評価ポイント:276pt
アンドロイドの破壊と創造を求めて、私は未だに幻想即興曲を流す。繰り返される緻密な音の羅列。
あぁ、けれども……本当に想像したのは、幻想即興曲なのだろうか……。
まるで幻想即興曲こそが、まやかしであるように、今はアンドロイドの破壊と想像が片隅に追いやられている。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
機構の幻想 の続編に当ります。
でも単体でも行けると思います。
全ては私が幻想即興曲と月光を勘違いした事から。
※この事
から分かる通り、クラシックは全然詳しくありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 15:44:40
1085文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
クラシック曲を聞くと、情景が浮かぶ事がある。
例えば幻想即興曲。
アンドロイドが破壊され、また再構成される幻想。
初デートの喫茶店で流れたのも、それだった。
あぁ、虚しいな。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
給食の時間は図工の時間でした。
最終更新:2023-06-30 20:38:15
1060文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「人を殺した時の罪悪感? 罪の意識だあ? 笑えるぜ。そんな言葉はなあぁ、私達の世界には無い。人間、ブッ殺すつーのなら、大した事ねーだろうがよおぉ。買い物行くとか散歩するのと大差ねーだろ。私達みたいなのは呼吸するようにやるんだよ」
犯罪者が集う港町。
そこはマフィア達が牛耳る犯罪都市と化していた。
港町で姉をマフィアに誘拐された少年が姉の奪還を依頼した相手は、前代未聞の大量殺人鬼のカップルだった。
架空の現代EU(ヨーロッパ)風異世界が舞台。腐敗した利権、汚職まみれの警
察、腐敗した政治を”正義”の最強殺人鬼が討伐する!
テロリストである最強殺人鬼がマフィアの集団をぶっ殺して回る!
サイコサスペンス系・超能力バトル、クライム・アクション開幕!
※資料集めに難航していますので、不定期更新となります。楽しみにしてくださっている方、真に申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 02:19:12
406747文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:178pt 評価ポイント:84pt
作:安崎依代@5/15『華炎の葬奏』発売!
ローファンタジー
完結済
N0718HC
「僕、誰かにとっての『お稲荷さん』でいたいんだよね」
卒論の題材を求めて岐阜の炎天下をさ迷っていた女子大生・小橋夢子(こばし・ゆめこ)
あわや熱中症で行き倒れかという夢子を助けてくれたのは、伊奈波神社界隈で和カフェ(?)を営む美青年・稲波楓太(いなば・ふうた)だった。
しかしこの楓太、どうやらただのイケメンというわけではないようで……
「何ですか!! この草がボサボサの坪庭!」
「いやぁ、手入れの仕方が分からなくて」
「足元はトイレにありそうな下駄だし!」
「これ、
楽でいいんだよ」
「店のコップもロゴが剥げたような古物だし!」
「元手があんまりなくて、知り合いの居酒屋さんのお下がりなんだ」
「てかあの坪庭の燈籠の上にいる小さなおじいちゃんは何なんですかっ!?」
「あぁ、あの御方は、この店の常連さんだよ」
「!?」
このイケメン、ただのズボラさんなのか、それとも『ヒトならざるモノ』と関わる者なのか、それとも『ヒトならざるモノ』そのものなのか……
「僕、誰かにとっての『お稲荷さん』でいたいんだよね。ほら、一番身近な頼れる存在、みたいな?」
岐阜は岐阜市、伊奈波神社界隈で繰り広げられるほっこり不思議な日常系ファンタジー。
和カフェ『ふなば』、開店です。
※この作品は『カクヨム』『魔法のiランド』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 22:00:00
126390文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
故郷のゆるふわ爽やか因習村で、うっかりノリと勢いで人外に嫁いでしまいました。
僕、もうすぐアラフォーなんですけど、嫁げるんですね。あぁ、今日も米がうまい。
なんか、そういう話。
見た目鬼の人外×そんじょそこらの壮年のおにいさん。
すでに書き終わっているので、ちまちま小出しにします。まとめて読みたい方は月末にでも来てね。
ちょっとずつ更新。
スケベは朝チュン方式なので、健全なBLです。BLです。
実在の名前ちょくちょく出てきますが、事実無根です気のせいです。
最終更新:2023-06-24 00:00:00
33724文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:24pt
上司の圧から休職を選んだ灰根改-はいねあらた-は、貯金も尽き手当だけのギリギリアウトな生活を送っていた。
そんな改はある日、一件の高額収入の仕事を見つける。
『月給百万以上! 好待遇! やる気があれば誰でも大歓迎!』
「……いや、明らかにおかしいだろ……?」
そう思った改だったが、自分の今の状態は一寸先は闇状態であることを考え、騙されるつもりで面接の申し込みをした。
つつがなく進む面接に、問題なく渡される合格という結果。色々と聞かれたこともあったが、厚待遇と会社の
ある場所の魅力にハマり、改は入社書類にサインをした。
「――それで、あの、仕事の内容なんですが」
「そうだな。改君には、まず簡単なゲームから見てもらおうかな? 護人のいる部屋に行こうか」
「あ、はい。デバッグかなにでしょうか?」
「……いや? ――え。まさか、聞いてないの?」
「え、っと。ゲームを見守る、みたいな話は聞きましたが」
「あっはっは、人が悪いなぁ。くくくっ、あぁ、ゴメンね? ゲームはゲームでも、デスゲームだよ? もちろん、リアルな、ね」
「デス、ゲーム……?」
「そう、デスゲーム。聞いたことあるでしょ? リアルタイムで、今まさに生きた人間同士で行われているデスゲームを、企画運営しながら最後まで見守ることが俺たちの仕事だよ」
デスゲームを見守る護人-もりびと-となった改の、想定外の毎日が始まった――。
※一部鬱表現、残酷な表現が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
※上記に合わせ、よく人が死にます。
苦手な方はご注意ください。
※主人公が入社したてなので、多分続編書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 21:21:48
125951文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:88pt
あぁ、オレ、天使。そうエンジェル。
神様が言うには、人間を幸せにするのがオレの仕事なんだってさ。
間違った考えの人間にはそっとアドバイスしてあげなさいって言われている。
と言う事で、今日も下界をパトロール。
最終更新:2023-06-11 01:23:51
8307文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
毎年誕生日の夜に必ず見る不思議な明晰夢。
その夢でいつも優しく囁きかけてくれる声に俺はいつも癒されていた。
その囁きはとても小さくて途切れ途切れでしか聞こえないけれど、俺のことを愛してくれているのは明確に伝わってきた。
「あぁ、嬉しい。癒される……」
ところが、その声は優しいだけのものではなかった――。
最終更新:2023-06-05 12:33:45
12918文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
真っ暗な視界。
感覚の無い世界。
あぁ、そうだ。
随分と眠っていた気がする。
起きなければ━━
ゆっくりと目を開く。
そこには…。
最終更新:2023-06-04 17:47:48
4766文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「――あぁ、昔に戻りたい。」
少し大人な”君”が迷い込んだ世界は、誰もが”1つだけ”、”特殊な力を宿したカード”を授かる世界。
カードには”レアリティ”が存在し、その生まれ持った才能は生涯変わることはない。
そんな世界で君が授かったのは、レアリティの枠組みから外れた”黒のカード”。
そのカードに宿った能力は、『1日1回ガチャ無料!』
本作は『カクヨム』の方でも掲載しています。
最終更新:2023-06-02 22:22:25
819497文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2758pt 評価ポイント:1420pt
無垢して潔癖。触られる事を許さない子がいる。
けれども自分で自分に触れる事は許せる様で、何時も頻繁に体の何処かに触れている。
情にかまけるのは関心しないね。
あぁ、でも、許せる存在がただ一つ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛では無いですがR15です。
全力で隠してますが、際どい話。
最終更新:2023-06-02 18:36:53
877文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
毎年誕生日の夜に必ず見る不思議な明晰夢。
その夢でいつも優しく囁きかけてくれる声に私(梓弓あずな)はいつも癒されていた。
その囁きはとても小さくて途切れ途切れでしか聞こえないけれど、私のことを愛してくれているのは明確に伝わってきた。
「あぁ、嬉しい。癒される……」
ところが、その声は優しいだけのものではなかった――。
最終更新:2023-05-31 12:00:00
12495文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
時間に追われ、仕事に追われ、予定に追われ…。
人は追われる事ばかり、逃げられないし抜かされもしない。
それなら立ち止まってひと息つきませんか?
いつも道を歩けば当たり前にある自販機は24時間稼働中。
雨の日も風の日も雪の日も嵐の日も、ただその場にずっと立ってドリンクを売っている当たり前な光景。
プログラムされた音声以外喋らない自販機がもし、語りかけてきたら…?
AIが当たり前になった現代風社会でサラリーマンの男はひと息つける場所を探していた。
「こんなとこに自販機コーナーあっ
たかな?」
「こちらのコーヒーおすすめですよ!」
あぁ、自販機か…人感センサーで喋ったのか、今の技術は凄いなぁ。
サイフから小銭を出し、自販機に入れる。
「美味いのかなぁ」
「あ〜疑ってますね?」
「ん?」
「聞こえませんでしたか?」
「自販機に…自我がある…へ?」
喋る自販機とサラリーマン、1台と1人がただただ会話するだけのストーリー。
(※こちらの作品はノベルアップ+様で投稿した作品を再編集して投稿しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 12:15:08
8646文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
不断の華が咲き誇る神秘の地。そこには決して解いてはならない、封印があった。
封印が解かれし時、世界は滅亡へと導かれることは必須ー。
しかし不断であるはずの華が徐々に変貌していた。
『 さま』
『 さま』
『どうか、あぁ、どうかー』
最終更新:2023-05-30 08:01:42
27865文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「あぁ、ムコ取り君ね、興味ないわ」と言われている第三王子を、スパルタで鍛えたら、弱いのに私を助けようとするし、赤いバラを準備し、今日、お嫁に行きたい私へ会いに来るし!
最終更新:2023-05-26 22:15:43
2482文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:136pt
昔々、正確にいえば231年前。
世界は未曾有の出来事によって滅んだ。
いや、滅びかけた。
文明は破壊され、国や文化も消え去り。
それど人の営みは続く。
そして私は今を生きている。
頬に吹き付ける砂塵混じりの風が今日も強い。
あぁ、この世界はどんな世界なのだろう……。
これは世界を知らない少女が世界を旅する物語。
けれど、世界は不条理で残酷だ。
硝煙が煙る道を彼女はどう進むのか。
それは今は誰も(筆者も)知らない。
見切り発車号、発進!!
「届け『1コマ』へ!!!」が目標で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 01:49:19
55221文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
作:勝川オムライス
ローファンタジー
完結済
N5169IF
親が作った借金返済の代わりに幼少の頃よりヤクザのスーツを作らされていた高校三年生の榎津縫三郎(えのきづ ぬいざぶろう)は、今日もヤクザのためにスーツを作っていた。
そんなある日、縫三郎を救ってくれたヤクザの若頭・敷島が爆死する。
生前、敷島が稲荷神に寿命を延ばして貰う代わりに差し出したのは、縫三郎の技術力だった。
――あのクソヤクザ。如何して綺麗に死ねないか。
敷島が爆死し、神様とその眷属の服や装飾品を作る工房《装束稲荷工房》は筆頭狐の装束が、縫三郎の元へとやって来
た。
――敷島さんに救われたのは紛れもない事実だ。クソだが。
縫三郎は《装束稲荷工房》で働く運びとなった。
縫三郎は洋裁工房に配属され、そこで縫製師・フィーロと出逢う。
フィーロは、縫三郎が見た例のない、美しい縫製をやった。
縫三郎は、フィーロの縫製を見て、焦りと悔しさ、味わった例のない感動を覚えた。
普段、クソの大人ばかりを見続けて、心が枯れていた縫三郎は気付いた。
――あぁ、俺は服作りが楽しかったのか。
稲荷神のチンピラ眷属狐が洋裁工房を訪れた。
縫三郎は縫製師・フィーロに誘われ、裁断師の道を選んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 21:43:15
160102文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:狐のボタン
ハイファンタジー
完結済
N5536ID
「膝に矢を受けてしまってな…」 このセリフで「あぁ、あのゲームね」ってわかる、そこの貴方。
そのゲームにMODモリモリで遊んでた、または今も遊んでるって言う貴方なら楽しめる…かもしれない。そんなお話です。
とある新米神様が新しく作った世界はゲームを丸パクリした挙句、改変、改悪のオンパレード。
そんな世界へ放りこまれた主人公が振り回されつつも、楽しむ姿を見てやって下さい。
※注意※
原作の改変改悪は許せねぇ!ゲームにMODなんてもっての外だ!って言う方は読まないことをお勧め
します。
MODもりもり大歓迎。ロアフレンドリー?なにそれ美味しいの?っていう心の広ーーーーーい方はどうぞこのままお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 17:00:00
128551文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:18pt
ノート・スエードの時代。
彼らは、草原をただ歩いていた。
上質な革でできたカバンと、中に整頓された羊皮紙の束、そして、肩に担いだグランドピアノ。
「あぁ、いい風だ」
彼はそう呟いて、風にそよぐ髪をかきあげた。
彼の名は、ノニア。
音楽家であり、詩人であった。
彼には、特に秀でたところがある訳ではなかった。それどころか、絶望的に演奏が下手だった。
旅に出発した当初は、ヤジの投石で普通に死にかけることもあった。しかし、そんな彼も今や一流のピアニスト(物理)となり、
多くの人に慕われる存在となっていた。
そんな彼がなぜ旅団に紛れることになったのか。それは、ある出来事がきっかけであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 05:58:03
7882文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:シャルねる
現実世界[恋愛]
完結済
N6216IC
「わ、私……れーなの事が好き……です」
耳の先まで顔を赤らめながらそう言う瑠菜。
好き……好き? 幼馴染として……だよね? いや、でも幼馴染として今わざわざ好きって言うのはおかしいし……つまり今私は告白をされているってこと? いやいや、れ、冷静になるんだ私。私のどこに惚れる要素がある? ましてや同性。私は確かに瑠菜のことが好きだけど、同性の子への思いが実るのなんてなかなかないと思う。多分私が恥ずかしい勘違いをしてるだけなんだ。うん。そうに違いない。……じゃあこんなに顔が
赤いのはどういうことだろう。単純に好きって言うのが恥ずかしかった? いや、それだとただの告白になっちゃうから違うか。
と、取り敢えず何か答えないと。
「私も好きだよ」
もし、もし本当に告白だった場合断るなんてありえないから、私はそう答えた。
「幼馴染として、でしょ?」
違う。けど……
「当たり前でしょ?」
あぁ、自分で言ってて心が痛い。もし仮にここで勇気を出してたら何かが変わったのかもしれない……いや、確実に変わったと思う。それがいい方向か悪い方向かが分からない。だから私は逃げた。
「そう……だよね」
「そう、だよ」
「れーなはそうでも、私の好きは違うよ?」
※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 08:17:38
72729文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:882pt 評価ポイント:460pt
「あぁ、人生とは、なんとはかなく、美しい」
現記2682年 とある国では戦争もなく、平和ボケした国民が己の欲のためだけに労働をし、
いたずらに学問のために学び、唯々代わり映えのしない日常を送っていた。
そんな中、無気力な男が不思議な鉄道切符を拾ったことで、
未知の世界に強制的に連行されることとなった。
そんなことは知らずに定刻通りに駅から出発する特急「彗星」。
そんな特急に揺られ、車内の他の魂との些細な会話や、途中駅を途中下車することで
様々な時代で様々な人の人生の一部に紛れ
、人と交わり、かき混ぜられることで
無気力な自分を改めて見つめなおす物語。
男はこの旅の先で何を見つけ、何を学習するのだろうか、
これは、「魂」を運ぶ特急「彗星」に乗った乗客たちの乗車記録のごく一部。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 03:00:00
8000文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
今日は予定を間違えてしまったので、午後からのお出掛けです。美術館を訪れとう御座います。
そこで見た、マリア様、脆さを描いた静物画。
あぁ、一生とは貴方様にその様なお顔をさせてしまう程に、脆い。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
最後、ほんのり渡の顔が曇っているので、ほんのりバッドエンドです。
最終更新:2023-04-22 14:56:13
1220文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
……覚えている方、いらっしゃいますでしょうか。
そうです、かつて「N1899DF」にて連載しており、なろうナンバーは…確か、「372513」だったかな?
まあいいか。「播州公書記」はあくまでも「りある・わーるど」こと物理的世界を重点にしておりましたが、今回はある程度ファンタジー要素マシマシに設定して、それでも果たして垣屋続成……もとい、今回は垣屋豊実に宿った「かの方」は果たして今回もビシっと決めてくれるのか!?
と、いうわけで。なろうには帰って来ないだろうと言ってましたが、帰
ってきちゃいました!
それもこれも、全てSQEXノベル大賞が私を誘惑した所為です。諦めて付き合ってくださいな。
……ああ、挨拶分はこの辺にしておけ?
そーですね。と、いうわけで注意事項をいくつか。
・本作品は、輝鑑にアンリアル的要素をうまいこと混ぜ込んで、さらにメルヘンやファンタジーをぱらぱらと振りかけた何かです。輝鑑ってなーに?という方はノベルアッププラスの方をご覧くださいな。
・ノベルアッププラスにも、同じような題名がありますが、これは一応別の作品です。題名だけ借りました。あぁ、当たり前ですが同じ作者ですよん。
・……もし、万一「N1899DF」時代の原稿を持っている方が居たら、読み比べてくれると嬉しいかなって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 18:00:00
4818文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
久しぶりの大都会です。
沢山の方々が行き交って、行き交って……思わずくるくると目を回してしまいました。
そんな時、ふと神社が頭を過ぎりました。あぁ、きっともうすぐ開花の時。
あ゛ー!! 本当に調子狂うな!!
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
この前の大都会の話も書きたいなぁと思う幻想奇譚。
渡は鬼いい子なので、そんなものは意に介さず!!
最終更新:2023-04-09 14:54:33
1093文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あぁ、俺は今日この日のために生まれてきたんだ――。
とある地下のライブ会場、ステージ上で舞い踊る推しのアイドルを見つめながら、少年はそう確信していた。
今日は推しアイドルの最後の地下ライブ。
彼女の夢であった、武道館ライブを控えた最後のステージである。
少年はステージ上で観客を魅了する少女に、ただただ涙し、声を枯らして応援していた。
それも束の間、少年はひょんなことから異世界へと転移し、その世界で奇跡的にも、推しのアイドルであった少女と再会を果たす。が、それも虚しく……
、
「あなたって本当に使えないわね。その頭の中は空っぽなのかしら?」
ライブ時とは打って変わり、性格も態度も激変したアイドルの少女、それにめちゃくちゃ動揺する少年。
この物語は、二人の少年少女が衝突を繰り返しながらも、新たな出会いを経て、そして異世界でアイドル文化を普及させてゆく、そんなお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 00:26:02
145998文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
作:ME_SSR
ローファンタジー
連載
N8654ID
九年前に起きた異世界と地球の戦争で侵略者の異世界に対して地球側が勝利。国連管理下に置かれた異世界はどの国の主権も及ばない無法地帯と化し、異世界においては高度な魔法を用いる地域以外は文字通り文明が消滅しまだ秩序を保っている地域も豪族や地域の有力者、大魔術師などが権力を得ていた。
その一方で、地球では異世界の『魔法』と呼ばれる技術によってもたらされたさまざまなエネルギーや技術によって歴史上稀に見る大きな技術的飛躍を遂げ、上流階級の人々はいわゆるユートピアのような生活を送るように
なっていた。
地球生命にとっては有害な物質である魔素を用いる技術である魔法は下層の労働者階級に対して深刻な健康被害をもたらし労働運動が盛んになった。これによりアメリカとロシアが革命により共産化し、ロシアはソビエト連邦を復活させるための戦争を、アメリカは西海岸に拠点を置く連邦政府と共産主義のカウンシル政府、そして中西部のテキサスのような独立を宣言した州政府の三者による内戦を続けていた。
日本さえも世界の混沌から逃れることは出来ず、某自動車会社や某グループ会社、某広告代理店などの支援下の経団連が日本政府を超法規的手段により買収。企業第一の政策を強要するようになった。
これにより魔素汚染が深刻化し、多くの人々が健康被害に苦しみ日本の山河はひどく汚染された。
そんな中多くの地球の人々は魔法で出来た新たな世界に希望を抱いていた。
こんなクソみたいな世界から脱出できるかもしれない。そんな思いが多くの人々を異世界へと駆り立てた。
そして、ある一人の日本人の男が、後に歴史に名を残し賛否両論を引き起こす彼が異世界の地に足を踏み入れようとしていた。
彼の名はヤブサメ。これが本当の名かは分からない。とりあえず、彼の名はヤブサメである。
彼の目的はただ一つ。
「あぁ、銀髪ロング美少女と幸せな生活を送りてぇ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 18:27:48
9779文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
黒髪で目つきが少し悪く教室の隅で本を読んでいるのが好きで目立たない男子高校生のある日のこと放課後に茶色い子猫がこちらを見ていた。俺が咥えているアイスにつられているのか、人懐っこいだけのなのか定かではないが。
「フシャー!!」
「うわっっっ」
子猫は毛を逆立てて急に威嚇してきた。あぁ、またか。いつもこうだ。俺がこうなって欲しいという結果に対して行動しようとすると自分の考えとは違う結果になってしまう。俺は動物が好きだが、触れようとしたり餌をあげようとすると毎度毎度警戒される。
さ
っきまでおとなしかった子猫もご覧のありさまだ。
「ま、いつものことだし別に良いけどな・・・・・・・」
それから家に帰って、続きが気になっていたあの新刊や友人一押しのラノベを読もうと考え、子猫に背を向けた時のことだった。
足下が急にピカーー~~~~~~~~~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 05:40:54
2994文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:久保カズヤ@試験に出る三国志
歴史
連載
N6264HK
『曹操』とは、後漢王朝末期に生まれた、千年に一人の風雲児であった。そして三国志の覇者でもあった。
悪役として描かれることの多い人だが、俺はそんな曹操の多熱的な生涯と、革新的な価値観に魅了されていた。
あぁ、凄い人だ。
そう思いながら三国志の書籍を捲り、酒を飲み干す。
そんなある日、目が覚めると、俺はその憧れの世界に居た。三国志の世界に紛れ込んでいた。
しかしそこは俺の知っている世界ではなかった。この時代の覇者である『曹操』が、死んでいたのだ。
『宛城の戦い』
そこで本
来、死ぬ運命ではなかったはずの『曹操』が死んで、死ぬ運命であった『曹昂』が生き残った。
そして俺はそんな『曹昂』として、覇者の死んだこの時代を、生きていかなければならなくなったのだった。
(※この物語はフィクションです。歴史のリアリティに関しては努力しますが、至らない点も多々あるかと思います。作者は心が弱い動物なので、刺激しないでいただけると幸いです。あと、地形図や勢力図、戦場図を提供していただけると泣いて喜びます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 09:00:00
246357文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:11922pt 評価ポイント:7282pt
?)これからよろしく
マグ)あぁ、もちろんだ
?)ねぇ、約束して欲しいことがあるの
マグ)なんだ?
?)ずっと……
最終更新:2023-02-24 00:00:11
44750文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
あぁ、またか。
貼り付けた笑みの裏で、リーリアはそっと溜息をつく。
目の前の婚約者は、その端正な顔に甘い微笑みを浮かべている。
けれどその瞳に映るのはリーリアではない。
婚約者の視線の先にいるのは、いつだって彼の「妹」なのだ――。
最終更新:2023-02-21 18:19:26
11746文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:29600pt 評価ポイント:26366pt
作:江戸銀(エディ)
ヒューマンドラマ
短編
N9277IB
黄色の汚れと薄い線。その折重なりがわずかに向日葵であることを理解させるが、なんとも空虚でもの悲しいのか。
個展の壁に立てかけられたそれに目を向けながら自分の人生を回顧する。あぁ、なんて苦痛なき日々。
最終更新:2023-02-18 03:36:10
1078文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
やあ、俺は正真正銘のオワコン高校生のハストだ。ペーパーテストの順位は最下位、剣術、魔術、体術なにそれおいしいの?実技試験も終了案件。
剣聖、賢者、格闘王、博識王、弓王、槍聖、銃王、錬成帝.....そして全ての頂点に立つ、覇王。
でも世間一般的に言う『頂天者』は『覇王』を除いた8人がそう呼ばれていたんだ。
こんなすげぇ世界で俺が何にもしないのかって?いいや、やらかしまくる気満々だよ。
あぁ、サンドイッチ食う?俺、サンドイッチ作んの好きなんだよね。そんと屋上(※立ち入り禁止)で寝
ころぶのも好きなんだよね。
あぁ、この碧いヤツ? 気にすんなって。ただの覇権だって。
まぁいいや、そんじゃ今日も俺は盛大にやらかすからな。じゃあな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 11:00:00
66964文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:8pt
私こと目取(めとり)は一人が好き。暗がりが好き。青春が嫌いで、陽キャやそれに準ずる全てが嫌い。
青い春なんて鬱陶しくて、妬ましいような世界から逃れるように、一人ホコリが積み重なった掃除用具入れの中で過ごす。
そこが天国だと、自分の居場所だと勝手に思っていた。
自分ははみ出し者だと、腫れ物だと思っていた。
しかし、ふとしたきっかけから、彼女に出会って全ては色づいていく。
あぁ、青春よ。あなたは妬ましいほどに煌びやかで、清々しいほどに笑えるものなのか。
最終更新:2023-01-22 23:05:40
4687文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
やっと死ねたと思ったんだ。
あぁ、やっとこの苦痛からもおさらばだ、って。
そしたらワケの分からん奴に実験体として異世界に送られた。
身体に傷が無いから転生なんだろうが、まぁ、前払いの報酬はチートだ
余生の延長とでも思って楽しむとしよう。
最終更新:2023-01-14 19:31:26
173541文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:18pt
「アルレット・トレムレ、非道なる貴様との婚約は破棄だ!! そして、新たな婚約者をクレール・ティエールとする!!」
高らかに名前を呼ばれた彼女はどういうことかと首を傾げながら、その断罪が行われている場に向かった。そこにいたのは王子とその側近、自分にそっくりな娘にピンと背筋の伸びた綺麗な娘。なるほど、そういうことかと彼女は納得し、手を上げた。
「御前、失礼します」
※ゆるっと設定
※タイトル、盛大なネタバレ
最終更新:2023-01-14 15:13:39
5594文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:6304pt 評価ポイント:5680pt
私の周りは、野球をしている人ばっかり。
どうして野球をやってる人達って、……なんですか?
あぁ、今日も野球やってる人達に巻き込まれていく。
『これだから野球やってる人は……』
最終更新:2023-01-11 11:37:17
3742文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
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