-ＳＳバトル企画- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

冴えない男子大学生の元にやってきた一匹のウサギ。まるで童話の世界から抜け出してきたような英国紳士風の格好をしたそのウサギは、戸惑う彼に向かってこう宣言した。一ヶ月、あなたの日常生活を観察させて頂きますのと、これを身につけて頂きます。それは、男子大学生がつけて生活するにはあまりにもファンシーすぎるウサ耳であった。　※同サイト：第四回SSバトル企画・会場より転載。阿武都龍一名義。

ＳＳバトル企画とは各作者が書いたＳＳを持ちより投票で優劣を競う企画です。※各章・各作品ごとに作者は異なります。※下の掲示板から投票できます。ご参加お待ちしております。

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彼が迎えにくるのを想って、私の胸は弾んだ。

余り出来の良くない小学生であるシンジ少年は、小学校で流行っているとあるジンクスを信じた。それは、男女で相合傘をするとその二人は結ばれるという、至極他愛のないものであった。なんとしてでもショウコ少女と相合傘をしようともくろむ彼は、彼なりに懸命に考え、ある計画を実行しようとした。それは、彼女の置き傘を盗んで、不可抗力的に相合傘をせざるを得ない状況を作り出すというものであった。

雨の降る日、その下に一緒に入った男女は絶対に両思いになれるという傘。雨の降り止まないとある日の放課後、僕はその傘を目の当たりにして……。SSバトル参加作品です。

ある雨の日、一人の学生がコンビニに置いてあった傘を持っていってしまった。すると……。

幼馴染みの千夏から携帯に電話があった。「昨日から何度も電話してるんだけど」梅雨の時期とあって、窓の外では雨が降っているが、どうやら千夏内でも梅雨を迎えているらしい。さて、どうしたものか……。

俺はケータイでおかしなサイトを見つけた。どうやら意中の相手とフラグを立ててくれるらしいのだが……。

『今日』、渡部七緒先輩に告白しよう。俺はそう心に決めて家を出た。

“好きなの……あなたが？”。放課後の学校。青い空の下。生徒立ち入り禁止の屋上で、僕は今日一世一代の瞬間を迎えていた。憧れていた女の子に告白するという――この瞬間。まるで夢のような時間。甘く、ゆっくりと流れていく空の雲。晴れ渡る世界の中。どこかで耳障りな音がする。