錬金工学と魔法が融合した魔導機関を発明した人類は、いくつかの戦争を経験しながらも、束の間の平和を享受していた。小国アゼルデンの王立中央工廠に所属する魔導機関技師エドガー・レイホウ大尉は兵器開発の虫だったが、パワハラ上司のラトクリフによる陰謀で突然の左遷宣告を受けてしまう。
傷心するエドガーの新たなる任務は、ゴミ箱と呼ばれる南国の辺境部隊の整備係だった。
到着早々に大型魔導機関の暴走を止めたエドガーは、基地司令であるアゼルデン第一王女ラブリスに気に入られ、自由な兵器開発を
許可される。辺境の予備部隊とは仮の姿、ここは王女殿下が率いるエリート特殊部隊だったのだ。
スケベ親父なAI付き魔導コア、ちょっと辛辣な美少女助手と共に、これ幸いと自分の趣味全振りの兵器づくりに邁進するエドガー。しかし、戦禍はじわじわと南国基地にも迫っていたのだった。
これは技術革新が起こす、新時代の英雄譚の幕開けを飾る物語である。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 22:50:06
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会話率:32%
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