ある日の事だった。
もう一人の【勇者】で仲間である男とファルの交わる姿を目の当たりにしてしまう。
ソリトの気配に気付いた最低【勇者】はソリトにファルを恋人として紹介された。
否定も助けも求めなかった。
裏切られた事を理解した。
そして、ソリトはパーティーを脱退する。
パーティーから抜けたソリトは一人で森のなかにいた。その途中、魔物と遭遇し討伐していった。
「愛していようと結局は人は裏切る。だったら俺は誰も信じない」とソリトは心を閉ざした。
その時、パーティーにいた頃より
も強力な力を得た。
ソリトの勇者としての真価である仲間と自分の能力を相乗させた分だけ強化する【調和の勇者】というスキル。
それが反転し【孤高の勇者】というスキルとなっていた。
その能力は一人である限り、能力が底上げされ、経験を積めば積むほど相乗するという物だった。
スキル名同様に一人で生きることを決めたソリト。
だが、ある日立ち寄った街で女の子を偶然助けたのだが、実はその女の子は聖女だった。
聖女はそれをきっかけに付き纏うようになった。
突き放しながらもしつこいが「しつこくありません!」無視しつつ「しないでください」魔王討伐の旅をするソリトと付き纏うようになった聖女との出会いから日々が始まる。
聖女「だから付き纏ってません!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 18:05:07
621856文字
会話率:42%
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柊鏡夜16歳、童貞。至って普通の日本の高校生―――では、ない。俺の髪は金髪で、目は青色。イタリア人の母の影響を色濃く受けている。まぁ、父親が日本人だから、日本で暮らしてたんだけど。ある日、部屋に引きこもっていたら、光り輝く魔法陣に吸い込まれた。―――俺が勇者?魔王討伐?え?何言ってんの?しかも魔王は勇者メンバーのかつての仲間?善人?闇墜ち?……なにその重い話は。俺にはちょっと荷が重すぎるよ!
(*魔王アルリリアの報われない日々の続きとなっております。この話だけでも読めるよう努
めていますが。そちらを読んでから見ると、状況がとても分かりやすいです。*勇者はやけくそですので、序盤の勇者の思考は生あったかく見守ってください。基本シリアスです、ご注意ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-08 12:00:00
223410文字
会話率:34%
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