-鈍い音- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
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検索結果:28 件
1
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が
見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:18:53
4106325文字
会話率:35%
IN:6pt OUT:7pt
総合ポイント:4749pt 評価ポイント:779pt
突然異世界に強制で放り込まれるわと初っ端から散々な目に遭ったと思っていれば、照り付ける太陽の下で遭遇したのは通りすがりの男性。
直射日光を避けるように布を被っているその人は、フード越しでもわかるイケメンっぷりを放っていた。
その高身長かつ筋肉質な気配にドキリと胸のときめきを覚えていれば、直後眼前には彼の瞳が。
同時に自分の喉から異音がして、続けて響いたゴギンという鈍い音。
そのまま意識が沈み、死を覚悟して目を閉じたけれど、ふと目を覚まして起き上がれば見下ろした時に下が見えな
い程の爆乳が揺れる。
「私のおっぱいが巨乳になってる!?」
「最初に疑問するのがそこかい?」
巨乳と筋肉が性癖でマゾ寄りの変態である主人公と、そんな主人公を初っ端殺して眷属であるキメラに変えたイケメンご主人様との、悠々自適に過激な旅路!
飽き性な主に理不尽な折檻を受けるも嬉々として受ける主人公! それにドン引きながらも折檻はする主! 他にも濃いキャラしたキメラが沢山出るぞ気を付けろ!
BL、GL表記は念の為の保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 12:00:00
1712875文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:336pt 評価ポイント:126pt
…静かな夜、白銀の月、鈴虫の鳴く声。
こんな夜は人間界でしか見ることができない。
今日も軽くスキップしながら夜風にあたる
私が手に持っているこの刀も、この場所だとほんとに良く輝いている。でも、その牙も今はまだ口を閉じて隠す……
そして獲物を見たら瞬時に口を開き首元に喰らい付く……
今日も私は人を斬った。
鈍い音と共に斬られた事に気づかず倒れる獲物(人)。この瞬間(とき)自然と私はにやついている。
その後見つめていると焦げ色のアスファルトに
それは赤黒いが生き物のように一定の粘土を持って進み、広がっていく……。
この時初めてにやけていた口元から声が漏れる。
「ふふっ。」
と。
でも同時に苦しくもなる。だから自然と涙が溢れる。
数々の殺人鬼はだいたい人を殺した時に快感を覚える、そして次々と殺していく…。
”でも私は好きで殺ってるんじゃない”
信じられる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 20:14:02
40149文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
帰路に付こうと校門まで歩いていると、"ゴッ"と鈍い音が響いた。
そこには見覚えがある顔が。泣き崩れていると、ふと気付くと教室にいた。
夢なのかと困惑するも明らかに同じことが何度も起きている。
最終更新:2023-09-06 20:58:23
10831文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
私は昔から空気を読むのがうまかった。だから、悲劇のヒロインになりたい異母妹マリンの望み通り、悪役を演じている。そうしないと、マリンを溺愛している父に食事を抜かれてしまうから。
今日のマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。
はいはい、私が頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちはさっさとくっついてイチャイチャしなさいよ……と思っていたら、バルゴア令息に捕まれた私の手首がゴギッと鈍い音を出す。
悲鳴をあげるバルゴア令息。
「叔父さん、叔母さん! や、やばい
!」
「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」
そんな会話を聞いたのを最後に、あまりの痛みに私は気を失ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:22:50
90825文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:159468pt 評価ポイント:98866pt
ここ海に面した町にはひょうきんモノのラジオDJがいた。町の子供達はみんなラジオを聞いて育ち、大人はほんの娯楽に、彼の声は町の住人達の生活の一部になっていた。みんなからはお鮭さんの愛称で知られていた。彼のラジオは翌日には必ず会話の話題になっていた。彼がいるだけで町は大変賑やかだった。
ある日のこと、それは昼間にやってきた。ガタガタと鈍い音を立てて、過去にも類を見ない様な大地震が町を襲う。ここは海に面した町、時期に津波が町を飲み込むだろう。そう考えたお鮭さんは町を救うべく決死
の覚悟で住人に避難を呼びかける。
果たしてお鮭さんは町を救えるのか・・・・・
お鮭さんの幼馴染で従兄弟の親友 船丸、漫画家になった小学校時代のクラスメイトに元恋人との関係、など彼を取り巻く暖かくもユニークな町の住人達とお鮭さんが見せる彼らのかけ合いは物語があなたを虜にする。
町に愛された男のヒューマンドラマがここに繰り広げられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 07:00:00
27854文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
高架下の歩道を歩いていた時、すぐ側の車道を黒いタクシーが走り抜けた。タクシーのトランクの下には紐でボールのようなものが繋がれていた。ボールのようなものは四つあって鈍い音を立てながら引きづられて行った。
10日後、再び同じタクシーを見た時に私は引きずられていたものがボールでないと気づいた。そうあれは……
最終更新:2022-04-02 14:03:11
1812文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:564pt 評価ポイント:538pt
「ね、りっくん。私はね、りっくんに痛い思いさせたいわけじゃないの。でも、りっくんが他の女に告白される、なんてシオを裏切るようなことするから、シオも泣く泣くこんなことしなきゃいけなくなっちゃうんだよ?反省してね?」
ぼきっ。
「ぐあぁぁぁぁっぁぁぁっ」
万力みたいな機械で挟まれた俺の左腕。
その関節から鈍い音が響いて、普通は曲がらない方向に伸びる俺の左の肘から先。
轡を噛まされているからそんなに大きく響いた声にはならないけど、力いっぱい泣き叫ぶ。
涙でにじむ眼の前には
、何度か連れてこられて、ある意味見慣れた牢獄と、恍惚とした幼馴染の表情。
もうムリムリムリムリムリだ限界だ。
今回は左腕一本で済ませてもらったけど、一瞬でも早くこいつの前から姿を消さないといつか命を盗られる絶対に。
なんとしても、こいつにばれないように逃走の計画を練らなければ......。
※痛い描写などありますのでご注意ください。
※小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 19:00:00
13630文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:418pt 評価ポイント:324pt
とある少年は、夢を見た。
「今度こそ」
けれど、夢はやはり夢。
思い出せず、判らず。
少年は学校へと向かう途中、
鈍い音と共に意識を失う。
目覚めると、そこは。
──見知らぬ木製の家だった。
最終更新:2021-09-28 04:02:58
794文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
オタクは市民権を得たというけれど、そんなの嘘だ。今でも私のまわりには『恋愛』『結婚』『出産』という言葉が呪いのようにまとわりつく。
そんな生きづらさを感じながらもオタクのアラサーOL、高瀬七海はこの日のためにがんばって生きてきた。SRPG『アッシュの戦場』15年ぶりの新作をプレイするために有給休暇まで取得して。
しかし3日間ほぼ休まずゲームをし続けた結果、彼女は立ち上がった拍子に頭をタンスの角にぶつけてしまう。
鋭い痛みと鈍い音を聞いた後、目を覚ました彼女がいたのはアッシ
ュの戦場の世界で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 18:00:00
21425文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:50pt
作:ビックフッド
ハイファンタジー
連載
N1843HB
自分はそこらへんにどこにでもいる大学生だ。最近、恐ろしいウイルスが蔓延している。そのせいで大学生は自粛期間で超絶暇なのである。まあ、大学の授業はオンラインであるので、暇ではない日もあるのだが、、、
とりあえず、特にしたこともないので、アニメやゲームに費やす時間が増えていった。うーん、そろそろバイトもしないとやばいなあと思いつつも行動する気になれない。自己嫌悪に陥りながらも、だれにも縛られない時間を奪われたくないと思う身勝手さにため息が出る。うわあ、このまま大学生活がこんな感
じで終わっていくのは嫌だなあと一人で自然にぼやていた。とりあえず、パチンコに行くために原付にまたがった。めちゃくちゃ太陽が輝いていた。なにこれ、まぶしすぎて暗い気持ちが晴れていく気がする、、、日光ってすげええ。さて、いつものように何事もなく原付を乗り回していると、あれ、なんかデカい車が、、、向かってくる??
んん?え、青信号だよね?俺信号無視してないよね?なんだよこれ、、、死ぬ瞬間に時間がゆっくりになるってマジだったのかよ、、、次の瞬間鈍い音ともに体が吹き飛んだ。うわあ、まじかよ、、俺の人生これで終わりかよ、、なにもできてない、、、なにも残せてない、、、なにも、、、恩返しできてない、、くそ、、もし生まれ変わったら、、だれかの役に立ちたいなあ、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 21:20:18
2237文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
塔の上のラプンツェルは引きこもりです──そんな噂がまことしやかに囁かれていたハークレン王国の第四王女の噂──は、事実であった。
…引きこもりでも、ハイスペックな彼女の元を連日様々な人が訪れますが──いつだって“居留守”を使われて誰も本人と会ったことはない──そう、親ですらも。
…10年前から塔に引きこもった頃から。
「パパが来たよ!」
バンッ!と扉を開けたその先は──壁だった。
シーン…。
静まり返った行き止まりの部屋…“今日も”許可は得られなかったようだ。
「
…くっ、いつまでも根に持ってないで出て来てくれよ…っ!?」
ヒュンヒュンッ
「…!?あっぶな…っ!?ちょ、殺す気か…っ!?パパ、頑張ったのに…っ!」
風切り音と共に頬を掠めるは毒矢…当たると、“なぜかくしゃみが止まらなくなる”ものが鏃に塗り込まれてあるのだ。
矢自体も鉄製で…場所が悪ければ──死ぬ。
殺傷力は愛情の裏返し──なら、良いのだが。
かわした地面に次の罠が──トリモチからの頭上落下する金盥…徹底的に殺る気だ。
「い゛っ゛──っ!?」
…空しくガインッ!
鈍い音と痛みに蹲る一国の王。
…今日も今日とて王女は父を拒絶している──
これはそんな父娘(おやこ)の攻防物語かもしれない──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-25 00:00:00
19896文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:7pt
超モテモテのイケメン俺様野郎(主人公)が難攻不落の美少女にカッコつけて壁ドンした瞬間……腰から鈍い音が鳴り、ぎっくり腰に。
そのまま動けなくなる主人公。だが、彼女の心は動いている模様。勿論ぎっくり腰には気付いていない。
どうする主人公?!
※この作品は、別作者様、「燦々SUN」さんの、とある活動報告のコメント欄にて生まれた作品です。
※燦々SUNさんの許可は得ています。
最終更新:2020-08-03 19:09:54
1874文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
学生時代よりゲームが大好きな柳沢瑠璃。
友達から勧められた乙女ゲームにどハマりし更にゲーム好きは加速する一方…
挙げ句の果てにはゲームに携わる仕事がしたいと頑張りゲーム会社に就職!
何の縁だか乙女ゲームの制作に携わることに…!!
大喜びした本人はいつも以上にお仕事を頑張ります。
完成した乙女ゲームのデバッグとしてプレイをさせて貰える中、原作者より主人公に敵対する令嬢の設定の変更したいと言うことになり打ち合わせの為に現場に向かいます。
入念な打ち合わせの結果、更なる進化を遂げた
乙女ゲームの内容にルンルンで打ち合わせを終了し会社へ戻る為の近道を歩いていると何やら大きな音が…
振り返ると近くの工事現場の足場が崩れた様で気がついたら私の頭の上には降り注ぐ鉄鋼
せっかく良いものが出来たのにプレイせずにおしまいか……
そう思った時にはすでに遅くドスンと鈍い音を立てたのにち私は意識を失った
死んだと思った私が目覚めたのはなんと…!?
制作途中の乙女ゲームの世界!
自分の容姿も変わって綺麗なシルバーブロンドにアメジスト色の瞳となり肌もツヤツヤな幼女…!?
…ん?どこかで見覚えのある様な…
これから彼女は自分の手掛けた制作途中の乙女ゲームの世界でどの様に生きていくのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 08:00:00
26138文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:79pt 評価ポイント:7pt
省吾は優しい。唐突に家を訊ねても、微笑んで招き入れてくれる。
優しい恋人の家で、私はありえないものを目にしてしまった。宛名にかつての恋人裕貴の名が刻まれたダイレクトメールだ。
裕貴も最初は優しい恋人だった。それがあることを境に豹変してしまった。やがて裕貴はモラルハラスメントを行うようになり、私は逃げるように彼の元を去ったのだった。
動転して落としたレジ袋がどさりと鈍い音を立てた。それが幸せの崩れる音だったのかもしれない。
※カクヨムにも投稿しています。
板野かも
さん主催の 第3回 匿名短編コンテスト・パートナー編 参加作品です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889074323折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 17:00:00
2480文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
フィオレロが生まれた国では、貴族令嬢は7歳まで王都では暮らせないしきたりがあった。少し離れた都で暮らしていたフィオレロは7歳の誕生日に王都へ戻るべく馬車へ乗っていた。同乗するのはフィオレロが生まれた時からそばにいる世話役のアリフィー。2人も久々に会える家族や主人、王都に少し浮かれていたため、馬車に近づいていた魔物に察することが出来なかった。
気がついたときには既に遅く、まだ小さいフィオレロの体は大きなマモノの手に掴まれていたが、その瞬間フィオレロは意識を手放した。フィオレロ
が7歳になる春のことであった。
そんなフィオレロは1年前の、6歳の誕生日から時々不思議国の夢を見るようになっていた。見たこともない服を着たオンナノコたちが楽しそうにしている。普段はお喋りだけで終わるその夢は、今回は鈍い音とともにオンナノコが宙に舞うところで終わった。
目を覚ましたフィオレロは8歳になっており、1年間自分が眠っていたことに気がつく。また、落ち着くにしたがい、自分の前世?と今の自分について考えると、まだ見ぬ自分の親友が王子に殺される、という謎な展開が答えとして導き出された。よく分からないが、何せ王都に来たばかりで友達もいないため何も気にせず過ごそうとつとめていた。しかしある日自分の親友になるであろう、また、いずれ王子に殺されてしまう通称悪役令嬢、ミスティアと出会う。
そのことが彼女にとっての人生の転機であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 03:35:58
1606文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:両谷 5460
ハイファンタジー
連載
N9259EU
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
「二番ホームに電車が参ります。黄色い線の内側でお待ちください。」
二本の足がコンクリートを強く蹴り出す。体が中に浮くのを感じる。重厚感のある金属音が耳に痛いほど響く。
「春菜…今逢いに行くからな……」
体が弧を描き地面に落ち、鈍い音を上げ跳ねる。
2020年今日、東京都新宿駅で鉄の塊が唸りを上げた……
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-++-+-+-
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 00:00:00
5292文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
日中労働を終えて帰ったら即ゲーム。
日頃の楽しみといえばレアアイテム探しに武器装備の強化というゲームオタクの女主人公。
いつもの朝の電車待ちで、主人公は背中を誰かに押され線路に飛び出してしまった。
電車の汽笛と衝突した時の鈍い音だけが響く…
―――「はっ…!」
全身から大量の汗と荒い呼吸を繰り返しながら、主人公は前世に生きていた頃の夢を見たのだと理解する。
転生先は、魔法が存在する異世界だった。
転生した姿は白銀の髪に翡翠の目、まるで妖精のような容姿で可愛らしい6才の幼い
女児。
だが主人公は知らなかった。
ここはある乙女ゲームの世界で、自身の転生先が悪役令嬢だということも。
知らない主人公は、魔法が使えることにただ、ただ、浮かれていた。
「魔法世界、最高か!よっしゃ特訓だ!」
将来はモンスター退治の冒険家を目指すために…
幼少期は魔法や学問を家庭教師から学び、
15才から乙女ゲームの舞台にもなっている魔法学校に通うが、分岐点を全てへし折り、攻略対象の男の見せ場を奪っていたりと奇想天外な日々を送る。
卒業後は結婚せずに冒険者になることを夢にみていた主人公に、謎の男が現れる。
主人公の危機を救ったり、世界最強呪文を使えたり、そんなミステリアスな男に主人公は興味を示していく…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 17:35:35
3357文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:0pt
式神使いの食いしん坊神様×田舎ノスタルジィ
「どうでも良い奴に私の首は預けられないからな…純粋で信頼出来て、私の言う事に逆らわない奴が良かったんだ」
透子がグイッと頬が触れる位に近付いて来た。手で押し退けるわけにもいかず、シュウはそのまま受身も取れず畳に頭をぶつけ、ゴンッと鈍い音を響かせた。
………………
身体を壊し入院する事になった蒼シュウは退院後、休養のために祖母の家で過ごす事になった。
都会から離れた田舎町で出会う不思議な女性透子と猫の黒鉄。
美味しいご飯と食い
しん坊の彼女達は実は町を守る神様ってやつで………
食いしん坊神様×田舎ノスタルジィ
神様に見染められた俺の役目は
町に溢れ出る鬼のひきつけ役!?
現代バトルファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-01 13:29:45
31919文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ごんっと鈍い音が鳴った。遅れてやってきたのは、目を剝くような激痛だった。体が大きくバランスを崩す。私は立っていることすらできずに、その場に倒れ込んだ。どうやら私は頭を殴られたらしい。釘バットで。
最終更新:2017-05-03 18:47:38
1804文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
静かな空間で反響する硬い何かが砕ける鈍い音、水溜りに滴る水の音。
かつん、こつんと足音を鳴らして帰宅の途に就くあなた。
自宅の扉を開いたその先に待っているのは、何?
―お帰りなさい。
最終更新:2016-02-21 02:31:05
973文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
俺は彼女が大好きだけど、彼女は本当に俺が好きなんだろうか。
付き合っているけれど、この不安はなかなか消えてはくれない。
「ゴッという鈍い音がした」の続編です。単独でも読めるようになっていますが、前作を読んだ方がわかりやすいと思います。
最終更新:2015-02-15 00:30:13
5937文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:265pt 評価ポイント:191pt
暗闇の中を蹄の音がこだまする。その音に反応したのは、闇の中一人立ちつくす少年だった。雨と闇で限られた視界のなか馬を駆る女は少年を避け、そしてその体が地面に叩きつけられる鈍い音がした。追手はその女と、少年を囲み、残忍な笑みを浮かべながら刃を振りかぶる。
これは、鉄血の女王メリーデウルと、その傍らで片時も離れず侍る少年ヨルが邂逅した瞬間から始まり、続いて行く物語である。
最終更新:2015-01-20 21:29:25
23043文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:22pt
「ゴッという鈍い音がした」の続編で、浮気相手(仮)視点です。
時間軸的には2人が仲直りした数日後くらいです。
最終更新:2014-07-18 16:45:27
2078文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:680pt 評価ポイント:534pt
愛しい愛しい彼女に別れを告げられた。
確かに俺が悪いけど、諦めることなんてできないから。
俺は急いで彼女を追いかけた。
最終更新:2014-07-12 02:58:14
4432文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:1828pt 評価ポイント:1254pt
四方を壁に囲まれた狭い部屋の中央に椅子が置かれている。
どこにでもありそうな代り映えのしない木製の椅子だ。
腰を下ろすとギシギシと鈍い音を立てて、背もたれがきしんだ。
キーワード:
最終更新:2013-10-08 01:03:39
1001文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「何するのよっ!」駅裏の路地に響く鈍い音。…でも、だって仕方ないと思う。知り合ったばかりの人に唇を奪われたとなれば。以前自サイトに掲載していたものの再録です。
最終更新:2012-06-19 09:00:00
5031文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
作:あゆみかん熟もも
ヒューマンドラマ
短編
N4377C
■【?/短編】■「しばらく行方をくらまします。後はオジさんに任せて」……そんな謎の文面を残し突然に失踪?した我が伯母。オジさんって一体誰?――夏下あぐりのとあるひととき。
最終更新:2007-08-04 00:00:43
4200文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:22pt
検索結果:28 件
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