幼い頃の事故で目と体が不自由になってしまった私に対して、幼馴染は自分のせいだと罪悪感に捕らわれながら甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる。ある日、王宮付魔創士というエリート中のエリートが村にやってきて、「魔王が出現した。我々は力のある者を探している。何らかの事情により逃れようとしたものは一族郎党罪人とする!」つまり、魔王に対抗するため勇者を探していて、調べはすべての人間が受けなければならないということだそうだ。そしてその勇者としてユーリが選ばれた。「あのね、あなたには自由な世界を生
きる権利があるの。私に縛られる必要なんてないのよ。社会勉強というにはちょっと大変な役目かもしれないけど…そんな気持ちでいってらっしゃい?大丈夫、あなたなら」きっと素敵な何かと出会えるから。
主人公は前世の記憶があり、少し大人な思考です。初投稿且つ見切り感強めの発車で好きな要素を沢山詰めました。一話一話が短いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-23 23:23:28
7261文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:52pt
偶然か必然か異世界に転生した男、その名は山田登。しかし彼は元々「細かいことは気にしない」精神で29年間生きていた人間だったために特に葛藤することもなく、至極あっさり矢とか魔法とかドラゴンとかが飛び交う異世界になじんだ。彼の容姿がそれ程珍しくなかったことも一役買っていたのだろう。そんな彼にも好奇心というのはあるもので、異世界津々浦々を冒険者として旅して回っている。勿論冒険者なんて職業には危険がつきものなので、彼の信条は「命をだいじに無理せず逃亡」。今日もなんら使命も持たずにえっ
ちらおっちらしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-10 10:08:47
3930文字
会話率:24%
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