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検索結果:98 件
「恋人のフリ?」
望まない婚約を回避したい彼女と、女性嫌いで独身主義の彼。
二人が出会ったのは、偶然でしかなかった……はずだった。
(こいつら、これで付き合ってないとか噓だろ?)
これは、仕事に生きたい地味顔令嬢と美貌のワケあり冷徹貴公子が、秘密の恋人契約で本物の恋人よりも恋人らしく過ごすうちに、本当の恋が始まってしまうお話。
火・金曜20時に更新中。カクヨムでも公開。
最終更新:2024-04-19 00:00:00
427258文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:148198pt 評価ポイント:88230pt
作:灰猫さんきち
異世界[恋愛]
完結済
N4982IV
リスに変身して潜入! 女たらし公爵の真実を暴け!?
伯爵令嬢クレアに縁談が持ち上がった。お相手はルクス・ミレトス公爵、恋人を取っ替え引っ替え、女を泣かせてばかりと噂の貴公子。政略結婚の覚悟はあれどせめて誠実な相手と結ばれたい。クレアは婚約解消を目指して公爵家に潜入する。相手の弱みを握って脅してでも解消してやるつもりだった。彼女の武器はリスに変身する秘密の魔法である。ところがリスの姿で見た公爵の素顔は、噂とは全く違うもので――?
クレアと公爵はやがて信頼と愛情で結ばれて、力
を合わせて歩み始める。けれど後ろ盾を持たない若い公爵の立場は弱い。公爵位を狙う叔父の妨害があって苦労がたえなかった。
領地の村での治水工事が進まず、クレアは調査に乗り出した。滞在先の村で農民たちと心を通わせてようやく真相に近づいた矢先、豪雨災害が発生する。クレアは必死に村人の救出にあたるが……!?
***
読んでくださってありがとうございます!
ブクマや評価などしていただけますと、とても嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 07:10:00
32683文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:452pt 評価ポイント:342pt
作:ルーシャオ@コミカライズ近日発表
異世界[恋愛]
短編
N4792IR
ビーレンフェン男爵家次女チェリーシャは、婚約者のスネルソン伯爵家嫡男アンソニーに振り回されていた。彼の買った時代遅れのドレスを着て、殴られたあざを隠すよう化粧をして、舞踏会へ連れていかれて、挙句にアンソニーの同級生たちの前で「婚約なんてするんじゃなかった」と嘲笑われる。
すでにアンソニーから離れられやしないと諦めていたチェリーシャの前に現れたのは、長い黒髪の貴公子だった。
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。
最終更新:2024-03-15 05:00:00
17012文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:25540pt 評価ポイント:23064pt
作:朱音ゆうひ@長編連載は1月17日に完結予定です
異世界[恋愛]
完結済
N0596IP
アルキメデス商会の会長の娘レジィナは、恩ある青年貴族ウィスベルが婚約破棄される現場に居合わせた。
ウィスベルは、親が借金をつくり自殺して、後を継いだばかり。薄幸の貴公子だ。
「私がお助けしましょう!」
レジィナは颯爽と助けに入り、結果、彼と契約結婚することになった。
最終更新:2024-01-12 11:04:01
12571文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:2744pt 評価ポイント:2364pt
相手側の有責で婚約破棄や解消を三度経験した侯爵令嬢ユーフィミア。
二十三という年齢もあり、もはや良縁は望めないと落胆していた彼女のもとに飛び込んできたのは、見目麗しく優秀だと評される伯爵家嫡男との縁談だった。
しかし相手の年齢はなんと十七歳! ユーフィミアの六歳年下であり、伯爵家の領地事情から明らかに持参金目当てであることは明白で――。
※三度の破談で自信喪失した行き遅れ侯爵令嬢が年下のハイスぺ貴公子に激重感情ぶつけられるハッピーエンドです。
最終更新:2023-12-30 22:36:39
9375文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:6224pt 評価ポイント:5498pt
「――ケイト先輩、俺は、ケイト先輩が好きです。どうか俺の婚約者になってください」
「――!」
貴族学園のとある放課後の校舎裏。
そこで私は親友であるアレクシアの弟の、クラークくんからプロポーズを受けた。
だが私は、これが噓プロポーズであることを知っている。
昼休みにアレクシアから、「私の弟が放課後あなたに噓プロポーズするわよ」と聞かされていたのだ。
確かにクラークくんは我が学園に入学して以来、数々の令嬢たちから逆プロポーズを受けているほどのハイスペック令息。
私
みたいな何の取り柄もない令嬢のことを好きになるわけがないから、さもありなんといったところね。
とはいえ、ここで断るのも大人げない。
私はアレクシアに頼まれていた通り、騙されたフリをしてクラークくんの噓プロポーズにOKした。
すると――。
「ほ、本当ですか!? 嗚呼、夢みたいだ! 大好きです、ケイト先輩!」
「っ!!?」
クラークくんにギュッと抱きしめられた。
んんんんんんんん????
これ、本当に噓プロポーズよね!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 21:06:26
6398文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:3778pt 評価ポイント:3458pt
店に行けば怯えられ、話しかければ土下座される悪名高い公爵令嬢コーネルディア。しかし、強面が災いして噂が独り歩きしているだけで普通にショッピングも楽しめない。友人のリヨネッタの提案で町娘に扮装したのだが、それがきっかけで様々な誤解が連鎖で起きてしまう。街で子供を鞭で打とうとする貴族令嬢デライラ、そのデライラにアプローチを受けている美貌の公子マリウス、さらにそのマリウスがリヨネッタに懸想するのだが、平民と誤解しているマリウスは身分の差の恋に苦しむ。そしてデライラは嫉妬心が暴走して
リヨネッタ(町娘に扮しているけど公爵令嬢)を誘拐してしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 12:34:44
7501文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:624pt 評価ポイント:582pt
店に行けば怯えられ、話しかければ土下座される悪名高い公爵令嬢コーネルディア。しかし、強面が災いして噂が独り歩きしているだけで普通にショッピングも楽しめない。友人のリヨネッタの提案で町娘に扮装したのだが、それがきっかけで様々な誤解が連鎖で起きてしまう。街で子供を鞭で打とうとする貴族令嬢デライラ、そのデライラにアプローチを受けている美貌の公子マリウス、さらにそのマリウスがリヨネッタに懸想するのだが、平民と誤解しているマリウスは身分の差の恋に苦しむ。そしてデライラは嫉妬心が暴走して
リヨネッタ(町娘に扮しているけど公爵令嬢)を誘拐してしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 09:40:54
13469文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:512pt 評価ポイント:458pt
最愛の母が亡くなる際に、頭に鉢を被せられた “鉢かぶり姫” ーー以来、彼女は『異形』と忌み嫌われ、ある日とうとう生家を追い出されてしまう。 たどり着いた貴族の館で、下働きとして暮らし始めた彼女を見染めたのは、その家の四男坊である宰相君。ふたりは激しい恋に落ちるのだが……
平安ファンタジーですが、時代設定はふんわりです(゜∀゜) 御伽草子『鉢かづき』の二次創作(^^; みたいなものです。てか、タイトル長っ!
『格調高く』を目指していましたが、どんどん格調低く(?)なっ
てしまってます。ゲスい人も場面も出てきます。
今回も山なしオチなし意味なしですが、お楽しみいただけたら幸いです(≧∀≦)
☆参考文献)『お伽草子』ちくま文庫
『古語辞典』講談社
☆エブリスタ、アルファポリスにも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 21:31:02
33410文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:0pt
「お前との婚約は、今日この場で破棄するっ!!」
夜会という衆人環視の中で、婚姻の日取りも決まりかけていた婚約者から、婚約破棄を言い渡されたのは、侯爵令嬢のシルヴィア。
シルヴィアには、リリアという三歳年下の愛らしい容姿をした異母妹がいる。
社交界では、優しく慈悲深い妹を虐げる、冷酷な姉という噂が囁かれていた。
シルヴィアにとって、衆人環視の中で婚約破棄を言い渡されるという、屈辱的な状況の場。その時異母妹のリリアは、シルヴィアの婚約者であったカルロスの腕の中で守られるよう
に、抱き寄せられていた。
嘲笑を周囲から向けられるシルヴィアへ、他の出席者とは違う視線を向けていたのは、同じ夜会に招待されていた王弟のレイモンド。
複雑に絡み合った繋がりが、氷姫と揶揄され、虐げられていた令嬢の未来を変えていく──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 10:41:58
193625文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:1160pt 評価ポイント:492pt
作:古里(furusato)
異世界[恋愛]
完結済
N9394IK
前世病弱だったニーナは転生したら周りから地味でダサいとバカにされる令嬢(もっとも平民)になっていた。「王女様とか公爵令嬢に転生したかった」と祖母に愚痴ったら叱られた。そんなニーナが祖母が死んで冒険者崩れに襲われた時に助けてくれたのが、ウィルと呼ばれる貴公子だった。
恋に落ちたニーナだが、平民の自分が二度と会うことはないだろうと思ったのも、束の間。魔法が使えることがバレて、晴れて貴族がいっぱいいる王立学園に入ることに!
しかし、そこにはウィルはいなかったけれど、何故か生徒会長ら
高位貴族に絡まれて学園生活を送ることに……
見た目は地味ダサ、でも、行動力はピカ一の地味ダサ令嬢の巻き起こす波乱万丈学園恋愛物語の始まりです!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 11:21:58
150246文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:1496pt 評価ポイント:910pt
作:yuu*ki
異世界[恋愛]
完結済
N5565IL
誰もがふり返る『美貌令息』ベルナール。
凄い人なのに少しも偉ぶるところがない本当の『貴公子』。
そんな『貴公子』の彼が、なぜか私のことを溺愛している…。
私と彼が一緒に居る所を道行く『嫉妬女』に見られ、様々な『因縁』を吹っ掛けられる…。
そんな嫉妬女たちを女主人公ローサが対処していく痛快ストーリー!
そして、ベルナールと私ローサの愛の行方は…!
最終更新:2023-10-13 23:08:01
9795文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:936pt 評価ポイント:830pt
前王家の生き残り王女(わけあり苦労人)が、憂国の美形貴公子に運命的に愛されるお話です。
魔王討伐に成功した勇者ジルベルトは、敬愛する聖女ルクレツィア姫とついに婚約することに。有頂天のジルベルトだったが、翌朝目覚めると囚われの姫君セレスティーヌになっていた。とはいえこれは毎度のことだ。ジルベルトは勇者と王女、二つの人生を交互に送る運命の元に生まれて来たのだから。ルクレツィアを恋しがりつつ幽閉生活を送るジルベルト兼セレスティーヌの元へ、ある日刺客と超絶美形騎士がやってきた。
全6話。ムーンライトノベルズに別名で掲載している『勇者と姫と姫と貴公子』を全年齢向けに一部改稿した作品です。カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 15:00:00
25947文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:112pt
「……なっ」
「あっ、お姉さま。えへへ、遂にバレちゃったか」
「よぉ、久しぶり、ナディヤ」
実の妹のロミーと、自分の婚約者であるディオンが、ベッドで睦み合っている場面を目撃してしまったナディヤ。
怒りと絶望で震えるナディヤだったが、何より問題だったのは、ロミーが国内でも筆頭の貴族、ブラウンフェルス公爵家の長男、アルベルトと婚約していることだった。
このことがブラウンフェルス家にバレたら、どうなるか……。
そのことをロミーに問い詰めると、「でも、お姉さまならなんとかしてくれると
思って」と無邪気な笑顔で返された。
ロミーは都合が悪くなると、なんでも姉であるナディヤに頼ってくる悪癖があるのだ。
あまりにも最悪な状況にめまいがするナディヤだが、事態は思わぬ方向に転がることとなる――。
なんと王命でロミーの代わりに、ナディヤがアルベルトと結婚することになったのである。
戸惑いながらも迎えた結婚初夜。
寝室に入って来たアルベルトは、真剣な表情で、こう言った――。
「俺は――最早君を愛するしかない!」
「っ!?」
※コラボ作品です。
【原案】砂臥 環
【文】間咲正樹折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:03:26
11136文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:17262pt 評価ポイント:15680pt
作:星屑ぽんぽん
ハイファンタジー
連載
N1754IH
「これより『疫病の魔女』アリアの公開処刑を行う!」
女勇者として長年奮闘してきたのに、姫様に冤罪をかけられてしまった。
私を支えてくれた戦友たちも幾多の戦いで命を落とし、私の味方はすでにいなかった。弁明の余地なく処刑された私だけど、なぜか15年前に戻ってる!?
しかも悪名高き伯爵令嬢マリアローズとして!?
15年前だから戦友たちもまだ生きていて!? もちろん憎き姫様も健在で!?
へえ……案外、お貴族様のご令嬢生活ってやつも悪くはないかもしれない。
ただし私や戦友たちを使
い捨てにした奴らは絶対に許さない。
まずは可愛い幼竜を育てて武力の確保。そして何が起きても、竜と幸せに暮らせるよう大量の金貨を集めよう。
それに味方がいた方が処刑されにくいから、死にゆく運命にある戦友たちも救おうか。
や、ちょっと待て、かつての我が戦友リカルド公爵よ! なぜ赤面しながら花束を渡してくる!? 戦場でのクールキャラが崩壊してるよ!?
我が友ミカエル王子よ! なぜそんな情熱的な気色悪い目で私を見つめる!? 鳥肌が立つよ!?
幼馴染のユーシスよ! これ以上、吐息混じりで甘く囁きながら迫ってくるな! キモい、無理!
んんん、幼竜が『くるるるるー』って甘えてきた!?
うん、最高!
私は竜を育てながら金貨を稼いでいただけですので、あなた方に求婚される覚えはありません。
もし私の邪魔をするなら、あくどい手段も厭わないですわよ? おーっほっほっ!
こうして女勇者として絶大な武力を秘めた伯爵令嬢は、黒い感情を笑顔の裏にひた隠し、英雄たちを救うのでした。
悪役×逆行×聖女、これは王道と邪道が入り混じった黒いマリア様による————最強最悪の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 17:24:54
139789文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:6940pt 評価ポイント:3754pt
作:藤原 百家
ハイファンタジー
完結済
N9320IF
『魔法使い探偵アデュレイ』は連作小説の構成です。
1. ジェーン・ドウの証言
2. 月都の門
*
辺境伯として名を馳せるレディ・シファールから国際倶楽部のサロンに招待されたアデュレイは、タローカードで未来を予見する不思議な少女・エラと出会う。彼女の残した一枚のカードには、ある人物の名前が書き込まれていた――。
*
『魔法使い探偵アデュレイ』の第2作目。従者とのコンビネーションと魔力感知の実力を遺憾なく発揮して、エルフェスの貴公子アデュレイが事件を解決に導いていきます。
*
本作は、本サイトのほか、「カクヨム」にも掲載しています。
本作の無断転載、無断複製、無断翻訳および無断朗読を禁止します。あしからずご了承願います。
请注意,禁止未经许可的复制、转载或翻译。
Unauthorized reproduction or translation is prohibited.
Please note that this is a legal obligation.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 18:00:00
101380文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:30pt
由緒正しき伯爵家の令嬢、カメリア。彼女は昔から不思議な子、と呼ばれて育った。両親を困らせ、貴族社会では馴染むことができなかった。自分の目に映る世界が当たり前で、自分の感じ方と同じものをみんなが共有していると信じていた。けれど、ある日を境に信じてきたものが壊れていく。自分の世界が違っていたのだと思い知る。両親は気にしなくてもいいと言うけれど、自分が何と呼ばれているのかをカメリアは知っていた。だから、『普通のふり』をすることにした。
そんなカメリアへ、貴公子との呼ばれるシーリルか
ら求婚を受ける。家の役に立つべく、カメリアはシーリルの申し出を受け入れた。しかし、彼の目的は、カメリアが『普通のふり』をしてから手放した力だった。
カメリアの力を知りたいシーリルは、秘密を暴こうと動き出す。彼の言葉から逃げながら、カメリアは自分の力を隠しきることができるのか。或いは、自分の力と向き合うことができるのか。
これは、カメリアが自分なりに生きる道を探すための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 21:06:30
9032文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
未亡人のララ(38歳)は強盗に襲われた。再び目が覚めた時、見知らぬ場所で男爵令嬢に姿を変えていた。ノア・ブルー(20歳)だ。
家族は兄のみ。しかも貴族とは名ばかりの困窮っぷりだ。もちろんきれいなドレスなど、一枚もない。
「働かなくちゃ」
ララは元々がやり手の食堂経営者だった。兄が研究員を務める大学のカフェテリアで仕事を得た。
不安も感じるが、ノアの生活を楽しみ出してもいた。
外見は可憐な貴族令嬢。中身はしっかり者で活動的な大人の女性だ。しばらくする内に、彼女は店の看板娘になっ
ていた。
そして、大学内でアシュレイに出会う。彼は二十七歳の教授で、侯爵だ。端正で貴公子然とした彼は、ノアに対して挙動不審だった。目を合わせない。合ってもそらす。狼狽える…。
「わたしに何か言いたいのかしら?」
しかし、アシュレイは紳士的で親切だ。ひょんなことから、仕事帰りの彼女を邸に送り届けることを申し出てくれた。しかも絶対に譲らない。ノアには迷惑だったが、次第にそれらにも慣れた。
「住む世界の違う人」
そう意識しながら、彼との時間をちょっと楽しむ自分にも気づく。
ある時、彼女が暴行に遭ってしまう。直後、迎えに来たアシュレイにそのことを知られてしまった。
当たり前に彼女へ上着を着せ掛けてくれる彼へ、抗った。
「汚れるから止めて」
「見くびらないでくれ」
彼は彼女を腕に抱き上げ、いつものように送り届けてくれた。
見られたくない場面を見られた。それがとても恥ずかしくて辛くて惨めで…。気丈なノアも取り乱してしまう。
暗い気持ちの彼女の元へ、毎日彼から大きな花束が届く。それは深く傷ついたノアを優しく励ましてくれた。
一方、アシュレイはノアが痛々しくてならない。彼女を傷つけた相手を許せずにいて——————。
三十八歳。しっかり者のシングルマザー。若い貴族令嬢に転生してしまう。
過去に起因し、彼女を前に挙動不審丸出しの侯爵、二十七歳。
奇跡的に出会った二人が惹かれ合う。じれじれラブストーリーです。ハッピーエンドです。
※途中、ヒロインの暴行シーンがあります。不快な方はご自衛下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 20:40:25
119765文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:580pt 評価ポイント:444pt
「シャルロッテ、俺が君を愛することはない。そのつもりでいてくれ」
「……はい。承知いたしました」
数え切れないほどの使用人たちに囲まれる中、今日から夫となるラインハルト様に、氷のように冷たい眼でそう言われた。
半ば予想していたこととはいえ、面と向かって言われると心に鉛を付けられたような感覚になる。
やはりラインハルト様は、お飾り妻を欲していただけだったのだわ。
『氷の貴公子』と名高い、美貌と名声を兼ね備えたラインハルト・アイヒベルガー侯爵閣下が、私みたいな下級貴族の
娘を妻に娶ろうだなんて、おかしいと思った。
女として、一人の男から愛されたいというささやかな夢も、今日で終わったのね……。
『というのは嘘で、俺は君のことを心の底から愛している』
「――!?」
その時だった。
私の頭の中に、ラインハルト様の声が直接響いてきた。
これは――!?
『くれぐれも表情は変えないでくれ。周りの人間に俺たちがテレパスだということがバレたら、お互いの命が危ないんだ』
『っ! は、はい』
必死に平静を装いながら、テレパシーで返事をする。
まさかラインハルト様もテレパスだったなんて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 21:03:00
8026文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:1754pt 評価ポイント:1558pt
恋とはなにかも知らぬまま、十歳で光少将の妻となった左大臣家の末姫、揺羅。幼く純粋な彼女の心が踏みにじられるのに、さほど時間はかからなかった。やがて時が経ち、薄暗い邸の中ですっかり心を閉ざしてしまった揺羅の前に現れたのは、わがままな幼い姫君と、そして───
平安時代を舞台にした、ひとりの少女が大人になるまでの物語。不定期更新です。
(たぎつ瀬:とどまることを知らぬかのようにあふれ出る激しい想い、の意)
最終更新:2023-03-02 08:00:00
234844文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:816pt 評価ポイント:356pt
現在、最終章連載中の「女神が『かぐや姫』なんて!」の「あらすじ」と、「登場人物」を章ごとに紹介させていただきます。
本作は、ファンタジー色強めの恋愛要素アリ小説です。
ヒロインが転生した「かぐや姫」が女神と崇められる世界では、貴公子の贈り物が魔力増強の媒体や、特殊な魔力を持つ人そのものとされ、月へ昇ったラストシーンさえ建国に関わる別の意味を持っていた。
そんな状況に混乱することなく、1癖も2癖もありつつ魅力的な男性陣に囲まれたヒロインが、商会発展のため勇猛果敢に御伽噺「か
ぐや姫」に関わるあれこれに対峙し、解決して行く痛快ラブストーリー。
今までお読みくださっている皆様、これから読んでみようかなぁ~と思ってくださる皆様、おさらい&お試し読みにどうぞ!
本編はコチラ
https://ncode.syosetu.com/n0221hl/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 14:19:03
9964文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ほねのあるくらげ
異世界[恋愛]
完結済
N3222HW
名門公爵家の子女であるアリアとノーディスは、それぞれ自分にとって都合のいい結婚相手を探していた。
大嫌いな双子の姉を家から追い出したいアリアは、自分と一緒に家を守ってくれる婿を。
大好きな異母兄のために実家から逃げたいノーディスは、婿として自分を迎えてくれる妻を。
そんなアリアとノーディスは、相手の本性に気づかないまま婚約することになる。
自分が一番頭がいいと思っている二人が、お互いに相手を籠絡しようと頑張っているうちに、いつの間にか相手にすっかり惚れ込んでしまっている
話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 12:06:02
230921文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「盟約の花嫁Ⅱ」外伝
下級貴族の娘ジョゼットと公爵夫人リリアーヌは身分を越えた大親友だ。
ある日、ジョゼットがまた仕事が首になったと聞いた。リリアーヌはジョゼットの性格は良く分かっていた。正直者で曲がった事は大嫌いで、気が早くて間が抜けた失敗をする。でもそれが彼女の魅力になっていて憎めないのだ。そんなジョゼットに世間は厳しいみたいだった。
彼女の仕事ぐらい幾らでも手助け出来るリリアーヌだったが、それをジョゼットが嫌がるのも分かっていた。公爵家で雇えば解決する事だったが彼女
は受けないだろう。でも此処じゃなかったらいいのでは?とリリアーヌは思いついた。
「ジョゼ、あのね。気を悪くしたらごめんなさい。実はお仕事の心当たりがあるのよ。受けて頂くと嬉しいのだけれど…」
その仕事は王宮の資料室だった。しかし話を進めるとそこに必要だったのは偏見だらけの理由で女性は却下で男性のみ必要だというのだ。それに腹を立てたジョゼットは少年のふりをして乗り込む事に!早々に気が付いたジェラール王子は面白がってこの話に加担しだした。ジョゼットの職場は
〝魔の資料室〟大の大人が帰りたいと泣く場所―――
そこの監督指揮をしているのがジェラール王子の従弟のシャブリエ公爵家の嫡男マティアス。彼は次代の宰相と言われる王国一の頭脳を持つ切れ者という事だ。しかし王子が言うには真面目で融通の利かない完璧主義者の鉄仮面。だから今回の仕事は彼についていけず逃げ出す者が多いということだった―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:45:25
48361文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:184pt 評価ポイント:138pt
「きみは戦利品にすぎない。物や土地、地位や勲章と同じだ。そういうものを愛することはない。そんな価値はない。そうだろう?側に置くことはあってもね。きみは、あくまでもそういう存在だ。ぜったいに愛することのない妻、というわけだ。表向きは、契約婚とか契約妻と思われるだろう。だが、実際はそれすらにもならない。もう一度言う。きみは戦利品だ。それをけっして忘れるな。それ以外は、好きにするがいい」
「はい、殿下。承知いたしました」
わたしは、亡国の公女エリカ・デュトワ。国が滅ぼされてからと
いうもの、数々の国の王侯貴族の間を戦利品としてたらいまわしにされている。今回はフェーブル帝国に勝ったベシエール王国の王太子に戦利品の一つとして贈られた。王太子レイモンド・ロランは、「氷竜の貴公子」と異名を持つ将軍らしい。おざなりの婚儀とパーティーの後、彼から非情なまでの戒めを叩きつけられてしまった。
ああ、そうなのね。そんなことは、もう慣れっこよ。だから、即座に了承した。
これまでは戦利品として分をわきまえ、従順で控えめにしていた。たぶんそれがいけなかったのね。どこの国や場所でも、あらゆる人たちに蔑まれ虐げられてきた。こんな人生、もうたくさんだわ。今回は、悪妻、悪女ぶろう。どうせ蔑まれ虐げられるのなら、強気にでた方がすっきりするにきまっている。
そんなふうに決意したすぐ後、レイという謎の人物に出会った。たいそう美しい顔立ちで強い彼だけど、うさん臭さ満載。関わってはいけないと思いつつ、どうしてもレイのことが気になってしまう。しかも、「戦利品だから、愛さない」と宣言したはずの夫(王太子)が、なぜか絡みまくってくるじゃない。
これってわたし、なんかヤバいことに巻き込まれてしまったんじゃないかしら?
とにかく、今回は悪女ぶって図太く生き残るのよ。
※全四十五話。ハッピーエンド確約です。かなりゆるゆる設定です。ご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 22:03:47
115722文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:12800pt 評価ポイント:9444pt
リストンは父の事業失敗で没落貴族となってしまったが、精一杯生きている男爵令息である。
そんな彼は伯爵令嬢レベッカからイジメを受けていた。
そのイジメの内容とは――
「徒歩で通学しているなんて無様だから、格差を思い知らせるため馬車に乗せてあげますわ!」
「上履きの中にダイヤを入れておいたわ!」
「小食のあなたのために弁当を作ってきましたわ!」
リストンはそんな彼女のイジメに耐えることはできるのか……?
最終更新:2022-11-19 17:45:24
6157文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:3982pt 評価ポイント:3676pt
作:井ノ上 ちさと
異世界[恋愛]
完結済
N9401HX
平民だった私は幼い頃、貴族に助けてもらった記憶があったが、その記憶が曖昧だった。
時を経て、公爵家の養女として貴族の仲間入りを果たした私。そんな私に、侯爵家令嬢のアイリーンは何故か意地悪や差別的な発言を繰り返す。
しかし、子爵家のルイスや伯爵家のメリーナは私に親切にしてくれて、他の貴族の差別から守ってくれた。
だが、彼らが私に接近して親切にしてくれていたのはある理由があった。
貴族って親切な人達だなと思っていたのに、友だちのフリをして騙していたなんて……。絶望した私を救
ってくれたのは意外な人物だった。
『ざまぁ』を『ざまぁ』でひっくり返す恋愛劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 22:26:00
21014文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:290pt 評価ポイント:188pt
侯爵家の一人息子アドニスは顔よし、頭よし、家柄よしのキラキラ貴公子だが、性格の悪さゆえに23回も婚約を破棄されていた。
もうこれ以上婚約破棄されないようにと、24番目のお相手はあえて貧しい田舎貴族の令嬢が選ばれた。
そうしてやってきた令嬢オフィーリアは想像を上回るポンコツさで……。
数々の失敗を繰り返しつつもオフィーリアは皆にとってかけがえのない存在になってゆく。
頑ななアドニスの心にもいつの間にか住み着いて……?
最終更新:2022-11-08 12:30:31
69972文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:41324pt 評価ポイント:29636pt
作:しましまにゃんこ
異世界[恋愛]
完結済
N3177HX
新しく公爵家に雇われたメイドのライラは、超武闘派メイド。大切な坊ちゃまを守るため、今日も剣の技が冴える。
公爵家の次男坊であるジョシュアは、一目見て凛々しくてかっこいいライラに憧れ、なんとかいいところを見せたいと日々奮闘していた。今日も突然襲い掛かってきたアイアンベアを一撃で倒したライラに、ジョシュアはすっかり魅了され、思わず結婚を申し込むもあえなく玉砕。「できかねます」いつだってライラは、つれない塩対応なのだった。
実はライラには、とある秘密があった。敬愛する王妃様のた
め、時期王配候補として決定したジョシュアを陰ながら守り、育てるという並々ならぬ決意を持って公爵家にやってきたのだ。「大切な坊ちゃまは私が守る!」ライラの決意は固い。
そんな中、ライラの行動にがっくりと肩を落とすのは、公爵家の嫡男チャールズ。氷の貴公子と名高い彼もまた、ライラに夢中な一人だ。生徒会活動を通じて、いつだって真っすぐな彼女に恋をした。しかし、卒業と同時に婚約を申し込むはずだったライラが、王妃の護衛騎士に取り立てられ、婚約の機会を逃した上に、なぜか今度は公爵家のメイドとしてやってきて、頭を抱えている。毎回猛烈にアピールしているのに、ちっとも恋に進展しない二人。
二人の兄弟からひたすら愛されるライラの運命は?(弟は幼児です)
ほのぼのハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 17:00:00
8112文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:1292pt 評価ポイント:970pt
――何故こんなことになってしまったのだろうか? 仮面の貴公子、ロイドは考えていた。
令嬢からの熱い視線を浴びながらも彼の内心は暗く沈んだものだった。彼は仮面を外すと上がってしまい、ミスを繰り返してしまう性格だった。令嬢からの期待を裏切らないために仮面を着け、偽りの自分を演じる日々。
そんな日々に疲れた彼に、ある日兄から王家からの舞踏会への招待状が渡される。欠席が許されず渋々行くことになった彼は、そこで思わぬ出来事に見舞われた。
最終更新:2022-08-28 23:34:27
11083文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:36pt
作:ξ˚⊿˚)ξ <ただのぎょー(Gyo¥0-)
異世界[恋愛]
完結済
N0639GY
――はぁ、今日もルートヴィッヒ様がステキで幸せだわ。
テサシア・ノーザランは、王都の学園に通う辺境の男爵家令嬢。
吹けば飛ぶような田舎貴族の娘として、学園で形成される高位貴族や聖女たちの派閥とは全力で関わらないように、息を潜めてモブとして過ごしている。
そんな彼女の人生の潤いはアーべライン侯爵家令息のルートヴィッヒ様。
銀髪に眼鏡の怜悧な貴公子をそっと陰から眺めることを至上の喜びとしている。
――無論、話し掛けるなどというような真似をするはずもなかったのだけど……
!
なぜか距離を詰めてくる推しに翻弄されるモブ令嬢のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 13:14:26
39738文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:87664pt 評価ポイント:66370pt
作:弓良 十矢 No War
ローファンタジー
完結済
N2219HQ
〈力〉を持たないメサ・ベルデ嬢は、王太子から婚約を破棄され、貴族籍からも外れることになった。
しかし、そこに「岩の貴公子」とあだなされるアル・テルスター卿があらわれ、「婚約破棄するのなら俺が譲り受ける」と……。
短めですがもういっちょ、琥珀さまに捧げます。
©2022 弓良 十矢
最終更新:2022-05-15 11:45:21
15611文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:442pt 評価ポイント:388pt
婚約者が侍女と共に駆け落ちしてしまい、子爵令嬢であるヴィクトリアはその日から『傷物』として貴族社会から厳しい目で見られていたが、無事、素敵な貴公子と結婚できた。
美しく優しい夫との間に二人の子供にも恵まれ、過去の事などすっかり忘れていたヴィクトリアであったが、ある日、街で市井の夫婦を見掛ける。
何故か嘗ての婚約者を思い出してしまった。
最終更新:2022-04-30 00:00:00
6770文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:9270pt 評価ポイント:7552pt
伯爵令嬢のユスティーナには、誰もが羨む婚約者がいる。
婚約者のセヴェリは公爵家の令息で見目麗しく、令嬢たちのあこがれの的なのだ。
しかし、彼はユスティーナに冷たく接してくる。
そのため社交界では、二人の婚約破棄は秒読みだと噂されていた。
そんなある日、セヴェリの実家から呼び出されたユスティーナは、ついに婚約破棄かと覚悟して訪ねた。
セヴェリの実家で待っていたのは、なんと、魔法で子どもに戻ってしまったセヴェリだった。
子どものセヴェリは素直で優しく、ユスティーナはメロメロ
になってしまう。
そんな彼にプロポーズされてしまったユスティーナは、彼が大人に戻れるよう協力することにした。
お人好しな令嬢と、片想いを拗らせた残念なイケメンが、紆余曲折を経て両思いになるまでのお話。
※完結まで予約投稿しています
※カクヨム様とアルファポリス様でも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 20:00:00
21721文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:8844pt 評価ポイント:6778pt
黒髪の貴公子、アルフィ王子は無表情で断罪を繰り返すことから『仮面の王』と恐れられていた。アルフィは次期王にもかかわらず、その“断罪癖”さが原因で婚約者はいつまでも不在。妹であるシエラは日々苛烈になっていく兄を日頃から心配していた。
「私がお兄様を幸せにして差し上げますわ。まずは嫁探しね……」
貴族の不満が爆発すれば、いずれ王子を排除するクーデターが起きてしまう。
それを防ぐには、彼の断罪癖を止めさせるしかない。そしてそれができるのは、妹シエラしか居なかった。なぜならば、彼
女は『仮面の王』に断罪されない“とある秘密”を抱えているから……。
兄を愛するシエラは果たして、この国の将来を左右する王妃探しに成功するのか――!?
この作品はカクヨム・アルファポリスでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 18:37:56
9968文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:皐月あやめ
空想科学[SF]
完結済
N8211HO
かぐや姫に求婚した5人の貴公子の中で、不運にも唯一命を落とした者がいる。
燕の子安貝を探していた、石上中納言である。
そんな彼の友人の目線で語られる『かぐや姫の物語』とは。
なんちゃってSF平安譚。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。
※R15は念のためです
最終更新:2022-04-21 13:00:00
19997文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ただの村娘のはずなのに光魔法を発動させてしまい、領主である男爵夫妻の養女となってヘルメネア帝国の貴族学院に通うことになったウィルヘルミナ・ベルフォード男爵令嬢。
皇女ギネヴィアのお茶会に招かれたら、「まさかのピンク髪ツインテ!」と大絶賛(?)。
最近大陸で流行している、「下剋上ヒロイン」物と呼ばれる、貴族の学校に入った平民の少女がイケメン貴公子と恋に落ちる恋愛小説のヒロインに、ウィルヘルミナがそっくりだというのです。
おまけにお茶会に出席していた「悪役令嬢連合協議会」を名
乗る3人の美しい令嬢達に
「自分達の婚約者を恋に落とし、あちらから婚約解消を申し出るようにしてほしい」
と依頼されてしまい…
「無理無理無理無理こんなの絶対無理!!!!」
そんなヒロイン?の心の絶叫から始まる、お話です。
※本編13万字前後、最後まで予約投稿済みです。
※長過ぎる節は2分割して同日同刻に投稿していることがあります。
※サブキャラに、腐女子キャラがいます(BLネタはほぼないですが)
※中盤、なんでか魔獣討伐したりします
※中盤以降、なんか帝国の闇的な話が絡んできます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 14:35:11
494245文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:3092pt 評価ポイント:1940pt
★モンスターコミックfにてコミカライズ配信中。
コミック2巻12月15日発売です!
★Mノベルス様より書籍1~2巻発売中!
※書籍・漫画版とWEB版では一部ストーリーが異なります。
「というわけで、あなたに悪役令嬢役をお願いしたい」
「……はい?」
王子と下級貴族の娘が身分違いの恋に落ちた。そして秘かに、王子の恋を成就させるために家臣たちはとあるプロジェクトを立ち上げた。
二人の恋を燃えあがらせるための「悪役令嬢役」に指名された公爵令嬢メリアローズは、こうなったら華麗に
演じてみせようと奮起する。
目指すは完璧な婚約破棄! 縦ロールを装備したメリアローズは、今日も元気に悪役令嬢になりきるのであった。
当て馬役の貴公子や取り巻き役の貴族子女たちと共に、演技派悪役令嬢の茶番だらけの学園生活が始まる!
やがて、王子を巡る恋模様は思わぬ方向に転がっていき……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 20:34:48
509151文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:53207pt 評価ポイント:14159pt
「僕には君だけしかいませんでした。君にだって、僕しかいないでしょう?」
珍しい黒髪の持ち主のディアーナは、意地悪な姉妹たちに虐げられながらも、必死で一家を支えていた。しかしある日、奴隷として売られることになってしまう。
そんなディアーナを助けたのは、ほんのりと狂気を漂わせる変人の青年、ラフィエルだった。
ラフィエルはディアーナを「女神」と呼び、何故か執着してくる。どうやら、ディアーナが黒髪であることに関係しているらしい。
時に優しく、時に強引なラフィエルに戸惑い、翻弄
されながらも、ディアーナは次第に彼に惹かれていく。けれど、変人貴公子との恋は、一筋縄ではいかなくて……?
これは、変人貴公子に崇拝された不遇な令嬢が、自分の価値に気が付いて幸せになっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 12:35:05
128285文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:452pt 評価ポイント:214pt
「本当に君を愛していると思ったのか?愛なんて初めから無い。君に望むことは一つ。僕らの前から消えてくれ。」
エルナが崖から落ちる瞬間、頭に浮かんだのは冷たい黒曜石の瞳。
結婚式の翌朝、ベッドの上で裏切りの言葉とともに彼女を捨てたラフター=スカイロッド公爵。
帝国でも随一の魔力を有し、社交界でも女性の憧れの的である黒目、黒髪の美貌の貴公子。
エルナは貴族の落とし胤であったが、母親はそれを隠し平民として暮らしていた。
ラフターには、本当の兄弟のように育ったレイニード公爵家のア
レクサンダーと、王女のシャーロットという従兄妹がいた。
始まりはラフターに、アレクの妻である妊娠中のシャーロットから、夫の浮気に関する相談だった。
エルナをアレクの愛人と勘違いした彼は計画的にエルナを自分の物にした後、彼女を切り捨て、アレクから遠ざけるため領地の奥地へとお目付役にショーロットと共に送る。
道中魔狼に襲われた一行は交戦するも、エルナが崖から転落する悲劇となった。
一年後、発見された時、エルナは記憶を無くした状態だった――――
愛していても自分の行いからくる後ろめたさにどうしていいか分からない公爵と、またしても愛する人を失うことに怯えるエルナ。
誤解と、思い込み、すれ違いが更に二人の想いが複雑に絡み合う、不器用な二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 17:05:35
106767文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:40048pt 評価ポイント:29170pt
ハトルストーン公爵家へ奉公に出ていたアリシア・プリムローズは、社交界嫌いの公爵令嬢フィオナになり替わって社交界に出ることとなった。権謀術数が渦巻く貴族の場で公爵令嬢として滞りなく振舞っていたアリシアだったが、突然、金髪の貴公子が歩み寄ってきて――。
「――どうか、僕と婚約してくれないだろうか」
これは勘違いで求婚されたアリシアが、婚約破棄のその日まで影武者だとバレないように奮闘する物語。
そして――……。
最終更新:2022-01-31 20:00:00
74142文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:2104pt 評価ポイント:1458pt
作:あかさ001
現実世界[恋愛]
短編
N7393HJ
ソルティレイユの領主クリス・フォン・ヴァーリは社交界の貴公子と称される美青年であり、その優秀さから若くして自領の発展にも貢献している誰の目から見ても明らかな完璧人間であった。
だが、そんな彼にも大きな秘密があった。彼はやむを得ない事情により性別を偽ることになった少女であったのだ。
そんな男装領主がこの度、とある男爵令嬢と婚姻を結ぶことになった。
手頃な相手であればそれでいいと考えていたクリスは陽だまりのような彼女によって少しずつ変わっていく__。
最終更新:2021-12-23 17:35:28
12840文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:184pt 評価ポイント:142pt
そのうつくしさと才能から宝石姫とたたえられる公爵令嬢。
華やかな祝典の席で、凡庸以下といわれる王太子に婚約破棄を告げられてしまう。
王太子の新しいお相手は家格の低い男爵家の娘。
宝石姫がその娘をしいたげていたとまで言われてしまう。
祝典に出席していた貴族達は王太子に呆れ、宝石姫の理路整然とした反論を期待する。
だが宝石姫はなんの反論もせず退出してしまうのだ。
宝石姫は何を思い退出したのか、そして彼女を昔から恋い慕っていた貴公子はどう動くのか。
それらが全て明
らかになった時、真実の愛をめぐる騒動はどのような結末を迎えるのでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 12:00:00
20033文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:2602pt 評価ポイント:2254pt
レナードは貧困に喘いでいない程度に、そこそこ貧乏な田舎貴族、ティレット子爵家の三女。
世は平和だが世知辛い。
夜会に出るのは金がかかるのだ!!
そんな理由から夜会を辞退していたが、上の姉の婚約、下の姉の結婚により、とうとう順番が回ってきてしまった。
令嬢教育は母から厳しく受けても、実地はない。
トラブルで知り合いもいない。
諦めていたところに『氷の貴公子』というふたつ名を持つ美貌の女嫌い公爵家次男ロイドが現れて……?!
※設定はゆるいです。
※ラブコメです。
最終更新:2021-10-16 00:00:00
113682文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:16744pt 評価ポイント:10702pt
伯爵令嬢イレイナは、ガーデン・パーティーで無実の罪で糾弾され、婚約破棄を言い渡されてしまう。戸惑うイレーナを助けてくれたのは、昔から仕えてくれていた世話役のヴィンセントで……。
最終更新:2021-09-08 18:21:48
3410文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:514pt 評価ポイント:458pt
病弱な姉の代わりに婿取りをして伯爵家を継ぐ為に生まれたドリス。怠惰でわがままばかりの姉に八つ当たりされ、両親からは軽く扱われる不満を抱えていた。結婚すれば、跡取りになればと我慢していたけれど、婚約者はアッサリと姉に乗り換え、婚約は解消されしまう。領地で飼い殺しか、年寄りか難アリ貴族の後妻かと未来を憂いていたドリスの下に、今をときめく公爵家から縁談が舞い込んできたのだった。
この作品はアルファポリスにも公開中です。
最終更新:2021-08-28 18:00:00
11308文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:51696pt 評価ポイント:43810pt
某一流企業の経営企画部でバリバリ働くが、人事に嫌気が差し、この世を儚んで酔っ払ってドブ川にドボン。そのまま死んだと思いきや、次に目覚めたら魔界の貴公子に転生。しかも家督を継ぐために周囲には男と偽る男装の麗人。かねがね男として仕事をしたいと思っていたから、願ったり叶ったり。吸血一族の貴公子・カインとして一族の繁栄のために人肌脱ぐ。幸運にも王子の家庭教師に任命され、王子の片腕として宰相の座を狙うが、魔界のお家騒動に巻き込まれ、命の危機に・・・。
最終更新:2021-08-18 11:03:56
101422文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:10pt
家族に大切に大切に囲われて育ったソフィア・ベルヌーイは結婚適齢期真っ只中。
父が時間をかけて選んだ、選りすぐりの令息のアルバート・ハメルトンと顔合せをする。
冷たい雰囲気の彼に怯えるけれど、すぐに赤面してしまう可愛らしい人であると気が付く。
「………(赤面)」
「アルバート様、今日も可愛らしいですわね」
なでなで。
あぁ、今日もアルバート様は可愛らしいわ。
ほら、撫でられただけで、微笑んだだけでこんなに顔を赤くなさって…。
最終更新:2021-08-03 07:54:23
2011文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:6pt
伯爵家令嬢のロゼッタには侯爵家令息の婚約者がいた。しかし彼は女遊びが激しく、それに対して伯爵家が抗議しても侯爵家は聞き入れない。けれども貴族の責務であると、この婚約に耐えてきた。しかしある日の夜会、とうとう婚約者はロゼッタをエスコートせず平民の美しい人を侍らせて彼女に婚約破棄をちらつかせた。
もう我慢しなくてもいいですよね、とふっきれた令嬢とそこに現れる貴公子のよくある婚約破棄ものです。
最終更新:2021-07-13 00:17:54
9034文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:25248pt 評価ポイント:21920pt
その少年は類稀な剣の才能を生まれ持ち、大貴族の跡取りとして育った。
あまりに規格外な彼の名は、アロイヒ・エルレイク。
――これは後に、『竜殺貴公子』の異名で呼ばれる少年の、学生生活を綴ったものである。
(※1)この作品は拙作『没落メルトダウン』番外編になります。お話の大前提としてそちらの設定が大きく絡んできますので、あらかじめご了承ください。
(※2)また、この作品はネタが浮かんできた時に気まぐれに投稿する予定の不定期連載です。壮大なお話も特に始まりませんし、気の向いた
時にぽつぽつ続きを投稿する予定なので、その点もご了承ください。
(※3)アロイヒの学生生活短編集の予定ですので、読者様から「このネタが読みたい」等のリクエストがあればお応えすることもあります。基本的にネタがなければ書けないので、ネタの提案は大歓迎です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 00:00:00
96394文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
猛毒の大気〝瘴〟に沈みつつある黄昏の世界グウィディルン。
人々は大地を空に浮かせ島として逃れ、あるいは高地に昇りわずかに残された大地を奪い合って生きていた。
天空の浮き島には、かつて世界を遍く統べていたという巨大帝国の末裔を称する聖王朝があり、西方の地に残されたカルデラにはルージュー辺境伯が六つの邦を束ねていた。
彼の地の力と富とを奪うべく聖王朝はルージュー一族に狙いを定める。
猛毒の大気に沈みゆく黄昏の世界。
飛空船と飛竜による空の戦い。
中央門閥と地方豪族との間
で繰り広げられる権謀術策。
そんな骨太なハイ・ファンタジーの世界を
〈大貴族の貴公子〉
〈その腹心にして清廉な軍人貴族〉
〈辺境を束ねる辺境伯の御曹司〉
〈中央に異を唱える中堅貴族の学徒〉
そして……
〈孤児から身を立てた在郷の志士〉
といった若者たちの視点で描く大河ファンタジーです。
ようやく第1部の終盤といったところまで辿り着きました!
投稿ペースは不定期になると思いますが、応援メッセージなんか頂けたらペースも上がるんじゃないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 12:00:00
276806文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:56pt
検索結果:98 件