-評論的- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

『西村賢太論・・・収集していなかった「群像」』 現在までの、「文學界」「新潮」「群像」の購入経緯と、西村賢太の『羅針盤は壊れても』が載っている「群像」についての、評論的文章。

『西村賢太論・・・七尾市の墓』 能登半島の復興のこと、また、地震によって壊れた、西村賢太や藤澤清造の墓についての、評論的文章。

『パースペクティブが壊れた人は、詩人になる』 パースペクティブが壊れた人、ストーリーを失った人は、詩人になる、という仮説の、評論的文章。

『或る倫理を超えた技術の総体』 自分の先天的なことを、少し小難しい言い方をしながら、述べた、評論的文章。

『誤字という無意識』 一般的に推敲すべき、誤字というもの。しかし、長年文章を書いていると、或る時発生する、誤字にこそ、無意識の意味が存在すると思われる、という評論的文章。

『愚者である前に』 愚者であることを様々に思考し、愚者は自由であるとした、評論的文章。

『中原中也問題』 中原中也の偉大さは、一端は、あの写真写りの良さ、にあったのではないか、と言う問題の、評論的文章。

『カフカ問題』 有名なカフカは、問題がないと言うのが、問題だとする、評論的文章。

『夏目漱石問題』 先駆者的存在で、長編のストーリーテラーである、夏目漱石の問題は、その退屈さにある、とした評論的文章。

『西村賢太問題』 西村賢太に問題がある訳ではなく、西村賢太を文壇の重要な場所に置かなかった、日本の文壇に問題があるとした、評論的文章。

『ドストエフスキー問題』 超一流の作家、であるドストエフスキーに問題はなく、自分が登場人物が覚えきれないという問題があるとした、評論的文章。

『村上春樹問題』 村上春樹に問題はなく、流行りの村上春樹を読んでいない自分に、問題があるとした、評論的文章。

『アルチュール・ランボー問題』 輝かしい詩的営為における、アルチュール・ランボーの問題は、その優しさにある、とした評論的文章。

『志賀直哉問題』 ウルトラエゴイスト、と称される、小説の神様。しかし、生きるためのウルトラエゴイストは悪くない、とする評論的文章。

『記録と記憶』 記録と記憶について書いた、評論的尾文章。遡及せよ、思想が破綻する前に。

『柄谷行人への入り口』 柄谷行人への入場形式とでも言えば適切だろうか。まだ、文学論をやっていた頃に、柄谷行人は必要だった、という、過去に書いた、評論的文章。

『柄谷行人問題』 日本における、柄谷行人の位置について。もっと文壇が廃れないように、批評をしてもらいたい、という評論的文章。

『本質の逸脱論』 人間は、本質を逸脱した時に、初めて混沌とした箱に入る、という仮説の、評論的文章。

『終わりゆく死への道ー最晩年の西村賢太と明暗ー』 西村賢太の最晩年の小説、『蝙蝠か燕か』についての、評論的文章。夏目漱石の、『明暗』を持ち出して、西村賢太の、終わりゆく死への道について書いた。西村賢太は、明と暗の、どちらを選んだだろう。

『黒木渚論・・・最高傑作「Light house」について』 思考を飛躍して、海に飲まれた人々へのレクイエムとしての、「Light house」という曲を、考察してみた評論的文章。ただ、純粋に、曲は曲として、最高傑作である。これからも、何度も何度も聴くだろう。

『黒木渚論　黒木渚の棘に見る棘の意味』 黒木渚の棘、というラジオについて。棘によって、尖って行こうぜ、という台詞の意味の思考と、ラジオの面白さについて述べた、評論的文章。

『syrup16gの新アルバム、「Les Misé blue」について』 アルバムを聴いた感想と、今後のsyrup16gについて述べた、評論的文章。

『無言の会話ー人間の最後の姿ー』 人間は、人生の時が過ぎる度に、無言を増やして行く。沈黙は金、無言の笑い、など、そういう、人間の最後の姿が、無言という態度に垣間見えるという、評論的文章。

『自己非常識論』 常識に拘束されると、人ほ生きづらい。自己を非常識だと位置付けることで、自己は自由になる、と言うか、評論的文章。

『メタファの言語線ーその置き場所ー』 メタファについての、自己見解を、言語線に例えて書いた、評論的文章。芸術や日常での、使い分けなどを、述べた内容。

『西村賢太論…その文体の基軸』 西村賢太の文体の基軸となるものが、『根津権現裏』、『藤澤清造短篇集』、『藤澤清造 負の小説集』には見られなかったが、最近発売された『藤澤清造随筆集』に、文体の基軸となるものが、散見された、という内容の、評論的文章。やはり、西村賢太は、藤澤清造の、実なる歿後弟子だったと、云えるとした。

『黒木渚論・・・「さかさまの雨」と戦後』 極端な関連とは、自認の上で、黒木渚の新曲「さかさまの雨」と、戦後日本を関連付けた。歌詞から読み取れる内容を、日本の復興と重ねた、評論的文章。

『黒木渚論・・・その歌詞と方法論』 黒木渚の、歌詞の方法論について述べ、その後、曲の形式について述べた。声の押し引きによって、出口がない、とした、評論的文章。

『西村賢太と堕落論』 坂口安吾の堕落論を持ち出して、西村賢太と堕落論について述べた、評論的文章。西村賢太は、堕ちるところまで堕ちたが、その堕落こそ、多くの堕落者の共感を呼んだ、とした。

『理論が通じない世界について』 人類のためにあるはずの理論、その理論が通じない世界になった今、俺は自己世界を投じて、理論の通じる世界に変容させようと思う。そんな意思を述べた、評論的小説。

『黒木渚論・・・10周年の間の歌詞の変遷』 黒木渚の、10周年、10年間の歌詞の変遷について。原理的に、解放前から解放後という位置付けで、内界から外界へとファンを導いたとした。歌詞を拾い集めて、詳細を論じた、評論的文章。

『黒木渚の、ベストアルバムについて』 黒木渚の、ベストアルバム、『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』について。主に、新曲4曲の感想と、アルバムを通して聴いた感想の、評論的文章。

『西村賢太・・・試論』 今年、急死した、西村賢太に関する、試論。自身の才能を自認し、もっと長く、小説家を続けて貰いたかった、という気持ちを込めた、評論的文章。

『迷宮の入り口と出口の、トポス』 自己が、様々に関心を持つ原風景に、迷宮を見てしまうことについての、評論的小説。トポスに着目して、自己と文章を重ねて行く、長編の文章。

『追悼、西村賢太』 突然の訃報を受け、西村賢太について書いた、評論的文章。

『対応歌』 人間が、世界と向き合う時、或る種の人間は、内奥に言葉を残す。その言葉が、対応歌となる、という仮説に基づき、また、敷衍し、内容を広げた評論的文章。

『黒木渚論・・・配信ライブ、死に損ないのパレード』 黒木渚の、配信ライブ、死に損ないのパレード、についての感想。球体から始まる、前衛芸術の舞台。黒木渚の表現の姿勢は、圧巻のひと言だった。是非、視聴されることを、お勧めしたい、という、評論的文章。

『黒木渚論・・・ライブの本質』 黒木渚の、配信ライブ、『死に損ないのパレード』が、来たる11/6（土）21:00に、公開される。チケットは、イープラスで、¥2,500、となっている。ライブの本質は、非日常である。興味のある方は、是非、パレードに参加してみてはどうだろうか、という、評論的文章。

『小林秀雄批判論・・・様々なる意匠の本質』 近代批評の神様とされる、小林秀雄だが、様々なる意匠とはいうものの、批評家小林秀雄も、一意匠として、認知出来るのではないか。また、物を見る目ばかりの世界になると、独創性が消失し、滅びへと向かう為、未来を開けるのは、独創性だと考えるので、批評家を批判する考えになったとする、評論的文章。

『小説の迷宮』 小説を読んでいると、小説の中の迷宮に入り込み、出口がなくなる。しかし、現実も似た様な処があり、安部公房などの、小説などからは、現実と小説の境目が、分からなくなる、現実も、迷宮の様なものだ、とする、評論的文章。

『死後、天国へ行く為に』 死後の世界があるかどうかは、神のみぞ知るということだろうが、出来ることなら、地獄の苦しみを味わいたくない自分は、今日も善行を積むことにした、という、評論的エッセイ。

『だろうだ』について・・・『詩の群れ』における、言葉の使用法 自分でも皆目分からない、『だろうだ』と言う言葉。それを、全く新しい言葉、として理解しようとすれば、（推定を断定するの意）、となる。しかし、意味は定かではなくとも、自分は『詩の群れ』において、これからも『だろうだ』、を使用するだろうとする、評論的文章。

『孤独と共生の境い目』 人間は、孤独であると定義付けられるが、孤独だ、という共通項を持っているという点では、孤独ではない。そういった孤独と、また、共生の境い目が、一番危ないということで、どちらかに振り切ったほうが、幸せだとする、評論的文章。

『外的要因による、内的論理』 外的要因によって、生じる内的論理の、有り方や現象の仕方などについて。また、それを敷衍して、精緻を極めた場所まで延びる原因の在り処について述べた、評論的文章。

『プロット問題について』 何故、小説家は、プロットに影響を受けるのか、という疑問に対して、プロットの構成という意味から、少しずつ文章を派生させて、意味の解放へと、自己を導いていく。プロット問題として、この不可思議を解き明かして行く、連作の評論的文章。

『萩原朔太郎論』 萩原朔太郎についての、論考を、現代的に、新しく述べてみた。通常、その原初として、良く述べられる、『月に吠える』からではなく、『氷島』を出発点として、心の冷えを述べ、心が如何様に、詩的に述べられているかを、遡及して述べていく、萩原朔太郎論。連作の評論的文章。

『黒木渚論・・・心がイエスと言ったなら、について』 黒木渚の新しいアルバムの、リード曲、心がイエスと言ったなら、について。日本人は、心がイエスと言ったなら、ノーということも、必要だと、読み取れること。また、新しいアルバムの全貌が、楽しみだとする、評論的文章。

『蜃気楼的、解体文章考察』 考察を前にして、小説家は、生きる糧を見出す。そんな姿勢は、蜃気楼的である。云わば、小説家による、思想論、政治論、文学論が、其処には散見されるとする、連作の評論的小説。

『原理批評、その本質と限界』 原理批評は、文体の解体をして居る様でいて、自己の解体をしているという欠点がある。実人生の幸福を消失させることが、原理批評の、その本質と限界を、言い当てている様だとする、評論的文章。

『文章の明晰化について』 小説では曖昧でも許されることが、評論だと明晰を必要とされる、という現象がある。それには、近現代の合理主義が関係しているという事柄から、様々に派生させて述べた、連作の評論的文章。