-見えないふり- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

世の中には関わってはいけない物がある。怪異や物の怪の類。 そんな物はいないって？　いいや、奴らはそこら中にいるんだ。そして、僕にはそんな奴らが見えてしまう。もしも、奴らに見えることがばれてしまったらどうなってしまうのか。その結果を想像するのは容易いことだろう。 だから、僕は見えないふりをするのだ。 だけど、この世界には他にも関わってはいけないものがあるんだ。 それは、僕が住むアパートの下にいるヘンタイさんだ！ そいつは幽霊なのかって？　いやいや、彼は歴とした人間のはずだよ……多分……。 これは思春期の少年が、ヘンタイさんと怪異たちを見て見ぬふりをしようとする物語である。 ※この作品は一話完結型となっております。折りたたむ>>続きをよむ

「おばーけ、ばけばけ♪　なにしよう？」 くらい夜道に、ふわりふわりとまんまるおばけたちが集まって、なにやらお話しています。どうやらどんないたずらしようか相談しているみたいです。その中でも、一番小さくって一番まんまるい、おばけの『マル』がいいました。 「おばーけ、ばけばけ♪　かくれんぼしよう！」 「おばーけ、ばけばけ♪　かくれんぼ……かくれんぼ？」 あれあれ、ほかのおばけたちが、みんなぶるぶるとふるえだしました。なぜなら―― ※幼年童話風のホラーですので、そこまで怖くないと思います。怖いお話が苦手なかたも（たぶん）お楽しみいただけると思います(^^♪折りたたむ>>続きをよむ

奈月は、小さい頃から『あやかし』が見えた。 いつからか、見えることを隠し見えないふりをしていた。 しかし、ある時を境に否応なしに『あやかし』の世界に引きずり込まれていく……

こころに蓋をして、痛みも苦しみも、何もかも全て見えないふりをしていたら、いつのまにか大変なことになっていた。どうしよう……どうしたら良いの？　体はとうに悲鳴を上げていて、歩くことさえ億劫だ。ボロボロのこころを抱えながらたどり着いた先は……『こころの修理屋さん』、だった。

色を失うのは簡単。 見えないふりをするのも、同じく。

神条咲織☞高二。遼の彼女。 広瀬遼☞高二。咲織の彼氏。

逃げても溺れるだけなら、せめて見えないふりをして

高校一年生の九条桜真は幼い頃から幽霊につきまとわれる体質であり、そのせいでたびたび酷い目に遭わされてきた。故に中学に上がった頃から幽霊が見えないふりをし続けていたのだが、ある日、ひょんなことからストーカー気質な幽霊に霊感があるということがばれてしまい…

“見える”“聞こえる”……幼い頃から幽霊が見えている男子高校生立河優(タチカワユウ)。今もこれからも見えないふりをして生きていくと決めていた優はある日、“幽霊の傷害事件”の噂を耳にする。その事件と同じタイミングで優の前に現れた女子高生紫慎碧(シマキアオイ)。彼女の正体とは？目的とは？

一度は経験しそうな、お年頃な人の考え