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検索結果:88 件
リナは実家で家を不幸に貶めた元凶とした厄介者扱いされ、母親の手によって侯爵家に売られた。彼女はそんな自分を妻として受け入れてくれた旦那様を支えることを誓い、彼に「美しい」と褒められる日々に幸せを感じていた。しかし、それは所詮、仮初めの幻想でしかなかったことに彼女は気がついてしまう。
それは国随一誇り高き身分の王太子殿下が侯爵邸にご滞在されることが決まったときだった。夫の企みに気がついたものの、リナはそれを拒絶することもできず夫の思惑通りに事を運んでしまう。
その末で、彼女は思
い知る。自分は決して、幸せにはなれないのだと。
家族にも夫にも、決して愛されることはないのだと。
──────────
バットエンドです。
色々ぼかしたので分かりづらいところもあるかもしれませんが、書いてるのが辛くなったのでお許しください。
いや、読む方によっては読了後に主人公の幸せな未来を夢見てもらって構いません。独自解釈結構!
(人任せですみません。バットエンド書くの色々な意味で怖いから)
R15で合ってるのかはわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 18:00:00
6642文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:68pt
褒められると、なぜか少し、ドキドキしてしまう。
キーワード:
最終更新:2024-02-13 12:54:42
241文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
落ちこぼれダメ令嬢ルーツィアは、養子である、聖女の娘リゼットばかりが愛されて自分は愛されないことに絶望して家を出る。
魔塔に引き取られた彼女はそこで初めて褒められたことが嬉しくて、もっともっとと頑張っていたら……落ちこぼれで無能のはずが、隠れた才能が開花しはじめた!
おまけに巷で冷酷な人嫌いと有名なはずの天才魔法使いセルヒに異常に溺愛され、ルーツィアは徐々に別人のように生まれ変わっていく。
「ああっ!?おいお前、万が一ルーツィアが誤解したらどうするんだ俺を殺すつもりなのか
!?聞いてくれルーツィア、これはそうじゃなくて実は──」
「すごい!この魔法使い様、全部口に出す!」
そんな、ヒーローが絶対にすれ違いを許さない溺愛ラブコメ。
一方、ルーツィアを愛さなかったはずの元家族たちや周囲の人間は、彼女がいなくなったことに予想外の反応を見せていた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 23:34:09
137999文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:106pt
総合ポイント:44384pt 評価ポイント:23444pt
作:なめがたしをみ
ヒューマンドラマ
完結済
N9506IM
働いてる人は全員無条件で偉いんだ!
毎日会社に行くだけで褒められるべきだ!!!
こんな会社があったら日本はもっと好景気になるだろうなと思って書きました。
叱られてポジティブに伸びてる人見たことないんですが皆さんはご存知ですか?
最終更新:2023-11-24 07:00:00
1911文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
命が尽きようとしている少女と教会のシスターは、「機械が大抵の人間より賢くなり、人間の知的労働の価値が下がった結果、AIにはない生存という部分に人間としての価値が置かれる世界」に生きていた。要するに、生きているだけで褒められる世の中に、世界は生まれ変わっていたのである。だが、少女の難病は最先端の医療を持ってしても治療できないものだった。生存が人間の至上命題とされる世界で、少女は自分の境遇とどう折り合いをつけるのか、そして少女が辿り着いた境地とは......
最終更新:2023-11-19 21:45:13
3400文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
通り魔のようなものに襲われて、生涯を閉じた。後悔や未練はあるけれど、死んでしまったものは仕方ない。
などと思う暇もなく、意識は遠のき自称神様(仮免許中)とご対面。
どうやって抵抗すればいいかもわからず、なんだかよくわからない理由で転生することになりました。魔法があって、魔王や竜がいるふぁんたじぃな世界とのこと。
魔力を鍛えて街一番を目指してくれればそれでいいよって事で、便利な祝福(加護)とやらを頂きまして、気楽に構えて生まれ変わりました。
そしたらお家が貧乏でした
。
ふぁんたじぃのくせに夢もロマンもありませんが、もとは働き者の日本人。生活環境向上のため、児童労働にいそしみます。
そうして頑張ってたら、子供なのにすごいと注目されたり、まるでダメな親父の昔の悪行が利息付きで返ってきたりしました。
褒められるのは好きだから前半は嬉しいんだけど、後半は止めて欲しいなぁ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 20:00:00
2341894文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:32885pt 評価ポイント:14309pt
作:よどら文鳥@2/10発売
異世界[恋愛]
完結済
N4533IB
ミリアは生まれてからずっと使用人として働いてきている子爵令嬢。
ミリアはメイド長から怒鳴られ仕事も遅くダメな女と言われ続ける日々が続く。
痺れを切らした主人の伯爵当主はミリアに宣告した。
「公爵家で使用人の修行を一年間してくるのだ。もう戻ってこなくとも良いがな」
などとゴミのように切り捨てる。
ミリアとしては一年間だけでもメイド長の仕打ちから逃れられる期間ができたため内心では喜ぶ。
いっぽう、メイド長はこの提案を快く思っていなかった。
ミリアが憎く嫌いで
はあるが、自分の仕事を全て押し付けられる相手がいなくなってしまったからである。
そんなことを知らず、ミリアは公爵邸で使用人修行を始めるが、公爵邸使用人のリーダーからは褒められ、当主のレオンハルト公爵からも料理を絶賛される。
ミリアにとって褒められることがとてもうれしかった。
ミリアの使用人修行の一年がはじまる。
※オリジナルの世界観設定が入っています。
※R15設定を入れていますが、保険です。
※この作品はアルファポリスにも搭載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 19:10:57
121448文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:11100pt 評価ポイント:5518pt
おつかれえええええええっっすうううううっっっっっ!!!!!(*`・ω・)ゞ(*`・ω・)ゞ(*`・ω・)ゞ(*`・ω・)ゞ(*`・ω・)ゞ(*`・ω・)ゞ(*`・ω・)ゞ(*`・ω・)ゞ
最終更新:2023-11-02 21:44:14
306文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:70pt
かつて、織田信長という人物の、味覚を試した料理人がいたのだそうです。
短気で、すぐに癇癪を起すと言われている、あの織田信長にです。
ですが、少しだけ、田舎風の味付けにし直したことで、料理の腕を、非常に褒められることになったのだとか。
そのエピソードを、物語調にアレンジしてみました。
※史実とは異なる部分が、多々あるとは思いますが、物語としてお楽しみいただけたら幸いです。
最終更新:2023-10-25 01:00:41
3669文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:68pt
自分が褒められるとき、それはとても嬉しいことですがそれは自分を褒めているのでしょうか...
最終更新:2023-10-09 22:12:48
1307文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
速記者がプレスマンを持たないで褒められるのは、こういうときくらいかもしれません。
最終更新:2023-09-02 19:51:30
206文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:鈴宮(すずみや)
異世界[恋愛]
短編
N7141II
ウィロウ・ラジェムはオシャレや買い物が大好きな伯爵令嬢。けれど、せっかくものを新調したところで、彼女はそれをすぐに手放してしまう。いとこで侯爵令嬢のエミュリアがウィロウの真似をしてくるためだ。
先に購入したのはウィロウでも、友人たちに気づかれ、褒められるのはいつもエミュリアのほう。エミュリアの真似をしていると思われたくなくて、ウィロウは今日もゴミ捨て場へ向かう。
「けれど、君のほうが彼女よりも先にこの髪留めをつけていたじゃないか」
ウィロウがお気に入りのものを捨てて
いるとを知った侯爵令息ゲイルは、彼女に優しく声をかける。彼はその日以降、ウィロウがものを新調するたびに、クラスメイトたちの前で彼女のことを褒めてくれるように。それに伴い、エミュリアの真似癖も徐々におさまっていく。
そんななか、学園主催の夜会に参加したウィロウ。彼女はそこでゲイルをダンスに誘うことを決心していた。
しかし、エミュリアから『ゲイルはエミュリアと婚約をする』のだと聞かされて――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 14:15:46
11238文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:44114pt 評価ポイント:39454pt
ぴいすけの、成長。褒められることやアニメや本や漫画やゲームが好きだった子供が、老人になるまで。
最終更新:2023-06-05 15:31:31
820文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アバター要素くらいしか褒められる要素がなかった長寿MMORPG『NeCO』がサービス終了を迎えた日、そのプレイヤーであった"メルメル"が眠りから目を覚ますとNeCOで育て上げたキャラクターの姿で異世界へ転生していた。「自慢のうちの子」が持つスキルや能力を駆使しつつ、ときにはNeCOで練り上げた「クソボス攻略法」も武器に、メルメルは託された想いを果たすため友人達と共に異世界を駆ける。
最終更新:2023-02-26 15:30:58
1100057文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:854pt 評価ポイント:454pt
学校の文化祭のメインイベントである演劇。その脚本を担当することになった、文芸部副部長平塚カナは未だに自分の原稿に自信が持てずにいた。その原稿を採用するか否かを決める選考会で、一人から否定的な意見が出てきた。
作者の水凪です。
現実世界は何かと努力が報われない事もありますが、せめて小説の中ぐらい頑張りが褒められるのも良いかと思い執筆しました。
これを読んで頂いた方の心が少しでもほっこりと温まることを願いまして。
最終更新:2023-01-15 23:18:29
39546文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
6歳のときに知り合った親友の健康を守るために奮闘することを誓ったマイペースな転生令嬢と、何とか彼女の誤解を解いて、彼女と結ばれようと奮闘する親友と、それに巻き込まれる周囲の人々のお話。
※ストーリーの展開は遅めです。幼少期から始まるので恋愛話も遅くなります。他者視点での話が出てくるので、話が行ったり戻ったりするのが、かなり多いので、苦手な方はご注意下さい。作者はおぼろ豆腐並みのメンタルしか持ち合わせていませんので、出来たらご指摘は柔らかめだと有り難いです。褒められると浮かれて
更新が早まることもあります。途中でタグが追加・変更することもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 17:48:42
318817文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:94pt
『虹目』遠い昔からこの世の均衡を揺るがすとされてきた一族。英雄と呼ぶものもいれば悪党と呼ぶものもいる。だがある日その一族の歴史が途絶えた。
その日からこの世は『ギルティファクト』に支配された。だがそれに対抗するために出てきたのが『セラフィム』。そこに推薦入学したギルガは自分という人間を知る。
「自分に恥じない、じいちゃんに褒められる戦士になる」と決意をして突き進み、仲間、敵全ての未来を変える物語。
最終更新:2022-12-15 13:40:45
7733文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
僕は平凡人(たいら ぼんじん)
ブラック社畜の末に借金一千万円で転落死・・・
けれど、この東京みたいな”ダメジャン街”では、僕は”エリート”らしい。
そして、超美人で天才神官のククレアさんは、何故かイジメられていて・・・?
さらに、僕は「風が吹いただけで、逃げ出す伝説の臆病者、”臆者”なんだって!?
最終更新:2022-10-06 11:00:00
10203文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
もううんざりだった。出来損ない、双子の片割れ、英雄の子供。褒められることもない。親も愛してくれない。唯一の理解者はエレノアとイキアとサドエルだけ。そんな国も家族ごっこももう嫌だ!!!私は国を出た。今更追いかけてきても知らない!
最終更新:2022-09-24 23:46:18
6129文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:16pt
とある魔導大国の精鋭部隊の新米隊員、マルムは、ある日の戦いにより国をいくつも跨ぐほどの事故転移を起こしてしまう。
「ここは、一体…?それに、さっきまで戦っていた化け物や、隊長、部隊のみんなは一体どこへ消えたんだ?」
国から一歩も出たことのなかった新米一兵卒マルム君の、故郷への長旅が、幕を開ける。
完全に見切り発車です。
一応いろんな設定とか、話の着地点とかは考えてます。多分書きながらいろいろと変更するだろうけど。
残酷な表現はどうだろう、あるんじゃないすかね
。ちょっと今んとこ分かんないです。微妙に?ある?多分、おそらく。
筆者は長らく読む専でした。筆者は褒められると頑張って執筆します、多分。筆者はプライベートが忙しくて、投稿するよ!って言った時間や日付には上がってこないかもしれません。睡眠をこよなく愛する筆者なので、ただ寝ているだけの可能性も大いにあります。あ、今も結構眠い、かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 13:26:32
3194文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
獣使いの仕事に、陽の目が当たることはほとんどない。挙げた手柄は、騎馬に乗った武者の、猟犬を連れた狩人のものとなる。どんなに丹精込めて獣を育てあげても、飼い主に文句を言われることこそあれ、褒められることはほとんどない。獣使いの里の若者サルトは、そんな仲間たちの扱いに、鬱屈した感情を抱いていた。そこでサルトは、幼いころから共に育った弟分の猿、モンジとともに、モモタロウ率いる鬼ヶ島討伐隊への参加を志願する。人里を脅かすオニたちを退治する危険な仕事だが、獣使いの生業を人々に認めさせた
い一心だった。
モモタロウ一行のなかで、前線に立つことのないサルトを侮る者も多かったが、裏方として多数の猟犬たちの調練に励む。来るべき鬼ヶ島の決戦に向けて、イヌたちに戦術や連携を叩き込んでいく。厳しさと優しさを併せ持ったサルトの指導に、猟犬たちも信頼で応え、調練は短期間で完了。あとは実戦を待つばかりとなった旨を、サルトは意気揚々とモモタロウに報告する。
そんなサルトにモモタロウが返した仕打ちは、オニとの内通の濡れ衣と、それを理由とした鬼ヶ島討伐隊からの追放宣告だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 23:00:00
16892文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:64pt
危険な暑さは、他所の国や星のことだった。夏は暑いけれど、それが美しく香っていた。命を奪うことも稀だった。今日も戦争は続き、今日も氷は溶け、笑う人が褒められる。腹を抱えて笑わなくなった者に、何かしら、役割りがあるということか。
最終更新:2022-06-29 06:38:30
609文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
転生したら、そこは日本だが、俺の知ってる日本じゃないし、やたらと治安が悪いし、糞親が増加してる…何よりヤクザやマフィアが普通に幅を利かせている。
…そんな中にいる俺の家族もまあまあ屑だがまだましな方だ…酒依存で母に愛想を付かされ職を転々としてても、手を上げた事はなかったし、家事などは気が向いたらやってくれた。
確かに褒められる様な父親ではなかったが……あんな死に方は幾らなんでもひどい。
男の尊厳を踏みにじりあまつさえ、金銭も奪ってゴミみたいに捨てるなど……。
絶対に許さない
。……こんな糞みたいな世界でもう常識や道徳心などとうに捨てた……。
さぁ、復讐の準備だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 23:24:16
20912文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
半田君は人一倍に褒められたいが人一倍に不器用?! 天才幼馴染佐々木君とのかけあいにめがはなせない!さて半田君はみんなから褒められることはできるのだろうか
最終更新:2022-03-24 18:02:56
1953文字
会話率:87%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
小山内瑠璃(おさないるり)は切り絵と科学を結合させた集団である天体結界技師になるため勉学に励んでいるが、なかなか認めてもらえない。そこで幼馴染の新谷彼方(あらたにかなた)と親友の永瀬七海(ながせななみ)、クラスメイトの錦織城ノ介(にしきおりじょうのすけ)を引きつれ天体結界展開室へ向かい、危機に陥った担任の鳥越伸二(とりごえしんじ)をハサミは使わず紙をちぎって援護する。
副校長の武藤要人(むとうかなめ)から父の小山内幸利(ゆきとし)を引き合いに活躍を褒められるが
進路を反対され
ているので嬉しくない。
『もっと認められたい』と思っているそんな折、学園から殺人物質のサンプルが盗まれた。
城ノ介を人質にとられ助けようとするが、鳥越にとめられる。彼方に「ためらうな」と言われ助けようとするもできず危機に陥った時、美術史兼研究員の高須磨忠司(たかすまただし)のおかげで助けるだすことに成功。だが、サンプルは持ち出されてしまう。
SFっぽい学園ファンタジー小説です。かなり昔の作品ですが、どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 23:00:00
72682文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
私の朝の身支度は、枕に擦れて絡まった髪を梳かす所から始まる。容姿に自信を持っているわけではないけれど、人から褒められることが多いさらさらの黒髪は私自身も気に入っていた。いつも通り朝ごはんを食べて、着替えに歯磨き。いつも通り始まっていく生活も、放課後になれば少しだけ非日常の色を帯びる。
異世界探検部。
恐らくこの学校以外には無いであろう個性的な部活名に違わず、その内容にもボランティア活動の他に「異世界へ転移した場合に備えたサバイバル訓練」というものがある。最初はその独特な雰囲
気や部活内容に戸惑っていた私も、部長や他の部員の明るい性格のおかげで一か月もすればもう馴染むことが出来ていた。
「織絵!おはよ!」
「おはよう綾香。今日も迎えに来てくれたの?」
家を出てからまだ数十秒。学校に行く道の最初の曲がり角を越えた頃、同学年の友達である綾香に声をかけられた。彼女は私が危ない目に遭わないよう何かと世話を焼いてくれていて、いつもこうして家のすぐ近くで待っている。こうして綾香と一緒に登校するのはすっかり通例となっているけれど、今日はもうひとつ人影があった。
「織絵、綾香。二人とも今日の部活には来るよね?」
そう言って彼女の背後から顔を出したのは、異世界探検部の部長を務めているあさひ先輩。実は「部」という漢字がついているにも関わらず異世界探検部はまだただの同好会に過ぎず、あと一人部員を集めなければ部に昇格することが出来ない。最初は自分一人で発案した活動に私達二人を巻き込み、同好会という形で活動権をもぎ取ったのがこの人だ。
「あれ、あさひ先輩?」
「おはよう織絵。今日は学校に行く途中に相談しておきたいことがあるの」
高身長の綾香とは対照的に背が低いあさひ先輩は、学年が違いにも関わらず綾香とは頭一つ分以上の身長差がある。しかしその態度はいつも堂々としていて、部活を引っ張る人物にふさわしいものだった。
「それで、相談事っていうのは来月のボランティア活動についてなんだけど…」
予定の兼ね合いや準備すべき物など細かな点について話しながら、あさひ先輩も交えて三人で学校に向かう。その後ろからじっと私を見つめる男子生徒がいることに、私達三人は気付かないままだった。
※この作品はカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 15:39:29
5959文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕、根岸光宏(ねぎしみつひろ)は評価に飢えていた。
幼馴染の女の子だけが賞賛され、僕はいくら褒められることがない。
僕は自己顕示欲を満たすために、バッググランドが不要なインターネットに動画を投稿することにした。
だけど、インターネットは僕の考えている以上に厳しい世界だった。
投稿する動画のコメントには罵倒ばかり。
僕は耐えきれなくなり、そのことを幼馴染に相談するのだった……。
最終更新:2021-12-05 14:32:08
13870文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:400pt 評価ポイント:278pt
「はい! あ、あの! えっと……す、す、好きです! 付き合ってください!!!!」
と俺が言うと、他に歩いていた人が「え?」みたいな感じ俺の方を見て、彼女は一瞬の硬直の後さっきの2倍ぐらいのスピードでスーッと行ってしまった。
俺は事情もあるにはあるが、現在絶滅危惧種かもしれない最終学歴中卒だ。
容姿は褒められることが多いが、正直生きることに必死だったから、そんな容姿が活きたことがない。
「好きな人ができたので別れましょう」
小さな公園のベンチに座って本
を読んでいる女性に、俺は1年前から恋をしている。
仕事帰りにその女性を遠くからチラ見するのが、ちょっとした楽しみだ。
「こ、これ…。美味しすぎる……。いつも食べているものと全く違う………」
自分が中卒であることの社会からの風当たりの厳しさを理解して、それでも必死に前に進もうとする俺。
そして俺が恋する、近所でも噂の幽霊女。
俺の真っ直ぐな想いが、幽霊女を変えていき-----------
眉目秀麗で敏感な味覚を持つ中卒が、真っすぐな想いを持って幽霊女にぶつかっていき、変化する二人。
その変化を見逃さない周囲に翻弄されつつも、前に進んでいく、そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 18:00:00
138070文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:3636pt 評価ポイント:2414pt
僕は彼女をお金で買った……
褒められる事では無いのは知っているけど、僕にはそれ以外に彼女を手に入れる方が無いと思っていた
偶然手に入れたお金を使い、大好きだった彼女をお金で買う事を決意した
お金で繋がる、歪な恋愛
そんな不純な関係で、どんな未来が待ち受けているのか……
最終更新:2021-11-15 17:00:00
29956文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:34pt
「奏様、お慕い申しております」
ある日、人類にスキルが付与された。だがダンジョンはおろかモンスターすら出て来る気配が無く、人々はスキルに振り回されながらも変わらぬ日常を過ごしていた。
そのスキルが付与されなかった男子高校生、佐野 奏(かなで)。女子力が高く見た目も女の子に近い奏は、クラスメイトから妹弟(いもおとうと)として愛でられていた。
スキルとは無縁の世界で平凡な日常を過ごしていた奏であったが、登校中に車に轢かれそうになっていた老婆を助けたことをきっかけに状況が一
変。何故か美少女が犯罪者に襲われているシーンに何度も遭遇し、彼女達を命がけで助けることになる。
しかも助けた美少女はお嬢様学校の生徒で、彼女達の家族は偉い人だらけ。
警視総監、銀行頭取、財閥会長まで!?
実は奏には本人も知らないシークレットスキル『因果応報?』が付与されていた。そのスキルの恩恵を求めて偉い人達はこぞって奏と仲を深めたがる。
「ぴええええええ!」
偉い人から頭を下げられ美少女には惚れられ、あらゆる意味で奏のドキドキが止まらない。
ひたすら褒められ、愛され、照れさせられる。因果応報ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 18:41:57
416094文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:3256pt 評価ポイント:1808pt
レジ打ちをすれば、音声機能付きと勘違いされ。
初接客でも、ショップ店員経験者と言われ。
館内放送を流せば、デパートだと言われ。
ついには、部外者向けナレーションをする仕事が来てしまいました。そんな私は一般人です。
一般人なので、声は普通です。
作り方を知ってるだけなのです。
最終更新:2021-08-17 14:43:38
3786文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:284pt 評価ポイント:254pt
表の庭の夏の花々が「きれい」と褒められるのに、裏の畑の野菜の花々は全く褒められない……。そんな時、この家のご主人と奥さんが会話をし始めて……。野菜の花たちはどう思ったのでしょうか?
最終更新:2021-07-27 10:30:28
1519文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:110pt
誰からも褒められるデキ女28歳独身、ポーカーフェイス男とお見合いさせられる。なにかが起こるとは思わなかったのに…?!
最終更新:2021-07-22 00:10:22
1024文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
死んで異世界に転生したアイ。そこでモテて褒められるのは……小さな胸!!貧乳コンプレックス拗らせてる私に喧嘩うってるのか!?
筋肉至上主義な世界で小さな胸を理由にモテても嬉しくない!告白してくる者を悉く吹っ飛ばすアイだが、ただ一人、胸について触れてこないエルド=ユージーンに恋をする。けれど彼はアイを子供扱い、しかも彼に好かれるにはまず貴族の身分が必要だと判明し───?
勢いだけで書いたふんわり設定。とにかく主人公よ、すまん!なお話。
最終更新:2021-06-01 09:00:00
15540文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:572pt 評価ポイント:420pt
呪いを利用して少ない魔力を底上げしていたリクスは、ある日その呪いを自分に受けてしまい、魔力が枯渇してしまう。そこで頼ったのが、魔石の研究をするアライシュだった。
うっかり呪われた魔術師リクスと研究者気質の魔術師アライシュの、距離が近づいていく話。
本編5話。番外編2話。3月12日、小話を1話追加。Twitter(@torikaitai_yo)で小ネタ。
最終更新:2021-04-23 06:00:00
37295文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:472pt 評価ポイント:342pt
ネトゲ廃人でひきこもりの少女あおいは、夜寝ているときに誰かに呼ばれているような気がしていた。
ある日、電源も入れてないのにパソコンの画面が勝手につき、画面の中の少女があおいを呼ぶ。
ひょんなことから異世界へ行ってしまったあおいは、そこでの経験で自信をつけ、元居た世界へ帰るのだった。
最終更新:2021-02-19 19:45:33
7663文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
見返りを求めるのはそんなに悪いことなのでしょうか。
これはある褒められたい少女が褒められることを拒む話。
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最終更新:2021-01-23 05:00:00
507文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
鬱病システムエンジニアはある日目覚めたら異世界の貴族令嬢だった。
生きているだけで褒められる都合の良い世界で
絶対に働かないという誓いを胸に
ひたすらチヤホヤされて生きることを目指すのだ!
最終更新:2020-11-25 00:00:00
17473文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:17pt
イケメン高校生風呂井三太郎はリア充であった。
今日も可愛い彼女の絆サクラとカフェでデート。
アイフォンで写真を撮り、SNSにアップしたり、たわいのない会話を楽しむ。
さて楽しい時も過ぎ、三太郎は帰らなければならない。
絆サクラが三太郎にお願いをする。
家に遊びに行きたい、と
途端に冷や汗をかいて慌てだす三太郎。
彼には彼女に知られたくない秘密があった。
強引に断った三太郎は、はだか湯という銭湯にたどり着く。
そこには父三助が待っていて、高校卒業後は三助を継
ぐように申し渡される。
抵抗する三太郎だが、いいくるめられて修業を始める。
修業にまったく身が入らない三太郎に一計を案じた三助は、北京から自分の師匠の垢すりの名人を呼び、三助に技術のすごさを悟らせる。
ある日突然絆サクラがはだか湯に来る。
そして三太郎が三助になる運命だと知ると、将来性に幻滅し、逃げ去る。
三太郎がショックを受け、絆サクラの事を考えて流していると、客に褒められる。
三太郎は三助の神髄を極めたつもりになったが、のぼせて倒れる。
目を覚ますと絆サクラがいて、三助をイケテル仕事にできるように考えるという。
三助の仕事がまた始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 21:23:42
8027文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
レジを打ちながらこう考えた。
ミスすれば怒られるのに丁寧な接客をしても何も褒められることがないよね。
筆者はバイト先でミスを重ねて少しおかしくなっていたり、文章を書くことに馴染みがなかったりで文法がおかしな部分が多々あると思います。温かい目でお読みください。あと世の中を舐めた人間の理屈なので気分を害する可能性があります。悪しからず
最終更新:2020-09-19 10:36:56
1120文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
クラスのぼっちの少年球児はカースト上位の少女桜に告げられる。近いうちに日常に変化が起きるような不思議が現れるから見つけたら教えて欲しいと。それは帰り道で見つけたこの妖精の少女なのだろうか。球児は憧れの桜に褒められる為にその謎の少女の正体を突き止めることにした。
電撃の短編の一次落ち。
最終更新:2020-08-14 09:58:15
13512文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
作:黒豆100%パン
ヒューマンドラマ
短編
N6860GK
あなたはこう思ったことはないだろうか?
「異世界転生ものみたいに何をやっても凄いや流石だと言われたい」と
そんなあなたにこのロボット!これであなたも何をやっても褒められる素晴らしいマシーン!!
いかがでしょいか!??
最終更新:2020-08-09 13:34:01
1887文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
『僕』はしがない大学生。今は学校が寮に指定するボロアパートに住んでいる。平凡な日常。だけど、アパートの住人は癖の強い連中ばかり。とりわけ、隣の部屋に住む《読書狂》の読子先輩に至っては……何だろう?いやホントに何なのあの人?あそこまで、およそ褒められる点が見た目以外に無い人を僕は知らないんだけど。
そんな感じの短編。
最終更新:2020-06-25 01:00:00
3526文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
小説を上げるまでは、もうエッセイを書かないと決めていたんですが、あまりにも筆が進まないので、やってしまいました。
今、過去フィクション作の最後(だという覚悟)の推敲を、少しずつ行っています。
当時も限界までやったつもりだったんですが、なかなかアラが多くて……
全部終わる頃には、新作を閃いていると嬉しいですねえ……
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最終更新:2020-06-23 16:01:09
1367文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:62pt
容姿端麗にして頭脳明晰、運動神経も抜群な13才の侯爵令息、ルドヴィック・ド・ギュスターヴには悩みがあった……それは何をやってもトップを取ってしまい、庶民から注目を浴び称賛されまくること。
褒められるのも目立ってしまうのもウンザリ、一回ぐらい敗北を味わってみたい!地面に膝をついて悔し泣きしてみたい!!
そんな他人が聞いたら「いい加減にしろよコラ」と突っ込まれるであろう苦悩を胸に秘め、もしかしたら自分を負かしてくれる相手がいるかも、という淡い期待を抱いて超名門士官学校へ入
学するも、やっぱり首席合格だし授業でもトップを走って目立ってしまう。
どうやらつまらない学園生活になりそうだと絶望しかけたルドヴィックだが、ある授業をきっかけに地味で目立たない男子生徒トーマスと知り合ったことで、風向きが変わってくる。
アガリ症で一般階級の出身、容姿も成績もごく普通。ルドヴィックとは正反対な少年だが、不思議と二人は親しくなっていく。これで学園生活も楽しくなるかと思いきや、実はトーマスには劣等生とはまるで違う、もう一つの顔があって……!?
恵まれすぎて孤独な貴族令息と、ワケあり地味男子の、ちょっと奇妙な友情物語。
【短編/全11話】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 11:23:24
35147文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:1094pt 評価ポイント:848pt
作:赤月カケヤ
ハイファンタジー
完結済
N0736GH
ごく平凡な頭脳しかもっていない木村良平は、ひょんなことから世界に転移した。
この世界の住人はみんなおバカで、ごく普通のアイデアを出しただけで「頭いい」とみんなから褒められる。そんな会話のズレやボケとツッコミをゆる~く楽しむストーリー。
しかし、日常はいつまでも続かない。良平と同じで現実世界から転移してきたおバカでない人間との戦い。パンティを救うために、世界の果てに向かった良平は、この世界の秘密とここの住人がおバカになってしまった本当の理由を知るのだった。
最終更新:2020-06-18 15:25:03
104636文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:32pt
品行方正、眉目秀麗、周りから完璧だと言われる藤堂ありさ。その実、承認欲求が強くただただ人に褒められたいという欲のため努力を続けていた。それと同時に常に猫をかぶりオタクだということや自分の性格について隠し続けていたのだが、一つ年下の後輩の三船塔矢にバレてしまう。そこからかくかくしかじか色々あってなぜかありさは毎日ただただ塔矢に褒められるようになる。
ひたすら褒められたい少々性格の悪い主人公とイケメン世話焼き男子のほのぼの?ラブコメディ?です。
最終更新:2020-04-30 08:00:00
1243文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
阿部貴子は大手保険会社で総合職、35歳のキャリアウーマン、同い年で東大卒のエリートである恋人がいるが、一向にプロポーズの言葉を聞くことができない。首尾良く裕福で幸せな結婚生活を送る親友の森香織に嫉妬心を抱いてしまう自分に焦っていた。香織の勧めで、男と肩を並べて仕事をこなす貴子が、せめて家では女らしくなるために部屋に花を飾ろうと、花屋を訪れる。そこで若くてハンサムな店員鹿沼賢治と出会う。高卒の店員など範疇に無いと切り捨てる貴子だが、自分の花屋を持つ夢を語る賢治にグイグイと惹かれ
ていく。けれど世間に褒められることだけのために生きてきた貴子は、自分自身の感情を必死に否定しようとする。賢治君はそんな貴子に「僕にはチョイスがあるけれど、阿部さんにはライフしかない」と言われる。それはいったいどういう意味なのだろうか?
この作品はエブリスタで投稿中の自作品を編集して手を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 05:35:05
96590文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
高椿ありすは三十路の誕生日を目前に、我が人生の不運を嘆いていた。
幼い頃から真面目だけが取りえで取り立てて褒められる部分もなく、才色兼備な姉との雲泥の差に開き直って生きてきた。幼い頃から本が好きで、いつしか趣味で小説を書くようになる。殆ど誰にも読まれる事もなく、コンテストに応募してみても箸にも棒にも掛からなかったが、妄想を書き連ねる間は現実逃避が出来て楽しかった。唯一の癒しの時間だった。私立の文系大学を卒業後、人と接する事は嫌いではなかった為、ドラッグストアの販売員とし
て就職。三年間勤めて副店長となる。
それから五年ほど月日が流れ、明日で三十路の誕生日を迎える日となった。副店長のまま、彼氏無し、取り立てて良い事もない……けれども、自分が趣味で書いていた小説を仲間だと思っていた一人に盗作され、何食わぬ顔でコンテストに応募、受賞した事を知ってしまう。設定はそのまま、世界観とキャラの名を変えただけのもので、文章も殆どが剽窃されたものだった。しかし、声をあげても、殆ど誰にも読まれてもいない自分の事など、擁護してくれる人がいる筈もなく……。やり切れない思いを抱えながら自宅でヤケ酒を煽っていると、そのまま意識を失い……
気がついたら異世界(?)にいた。そこはファンタジー的な魔法に満ちた特殊な世界らしい。ありすは前世(?)の記憶があるまま、生まれたばかりの赤子に……。それもセレスティアラと名付けられた、|彩光界《さいこうかい》を束ねる王族の長女として生まれたようだ。最高の地位、魔術、才能、知能、教養、マナー……ありとあらゆる事に秀でていたが、たった一つ、難点があった。顔が醜かった。その部分を隠しかつ補うべく、ありとあらゆる教育が施される。
一方、妹は姉ほど多才ではなかったものの、格別に美しい容姿に生まれ付いた。よって、地位を目当てにセレスティアラに近づく男達も、妹を見た途端心変わり。だが、前世でも姉妹格差だった上にモブキャラだった彼女は打たれ強さを武器にその地位を確固たるものにして行く!
隣国、|花緑界《かりょくかい》の王子とセレスティアラは幼馴染だ。秘かに彼に恋心を抱いていた。嬉しい事に彼は婚約者候補となった。けれども彼は浮かない表情で……。更に追い打ちをかけるように、父王の愛人に男の子が生まれる。その子に王位を継がせようと、魔の手が忍びよる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 21:00:00
5446文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
バリアントバスター(変種獣退治)を生業とする家に生まれたプレイズは、幼い頃から愛情薄い父親ファーテルの元で厳しい訓練を受けてきた。そして父親から褒められる事が唯一の喜びとしていた。
十七歳になりバスターとしてデビューしたプレイズはその優秀な仕事ぶりで世間から称賛を受け、それから仕事が途切れる事のない日々を送っていた。
そんなある日、プレイズ親子は国王から「ゴースト」と呼称される正体不明の化け物退治を依頼される。プレイズは経験もなく危険過ぎるその依頼を断ろうとするが、名誉欲に目
が眩んだファーテルはプレイズの意見を無視して受けてしまう。その事がプレイズの人生を大きく変えてしまうきっかけとなり、そして彼は予想だにしなかった運命の渦に巻き込まれていった。
(全50話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 22:53:06
142325文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:12pt
検索結果:88 件