-血の気- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:47 件
1
僕が恋した女性は100歳以上年上でした
日露戦争において、ロシア兵の間には噂があった。
黒い軍服を着た日本兵は撃たれれば倒れるが、赤い軍服を着た兵士には全く弾が当たらない…。
平河町にある喫茶店「乃木坂」女マスターのトキネさん。
若い見た目とは裏腹に嘉永3年生まれの171歳だという。
長い修練の末、通じた武道は全て達人の域に達している。
歳の割には血の気が多くて、そこは見た目の若さ通りです。
(この作品はカクヨムにも掲載しています)
※以前書いた「トキネさんは歳上好き」
を加筆修正して、長編に書き直したものです。
週一での更新を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 17:02:34
165383文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:58pt
某県・某市・某所にある県立の精神科、その閉鎖病棟に入院中の青年・雨宮 嵐は退屈していた。否、入院患者はみんな退屈していた。淡々と過ぎていく、彩も何もない日々。なにか大事件でも起こらないか、と誰もが変化を求めていた。そんな時。嵐の病室の隣り、一番重たい症状の患者が入れられる個室に一人の女の子が入院してきた。その女の子・中谷 智恵里はパッと見、普通の女の子だった。が、精神科病棟で「普通に見える」とは「普通じゃない」ことの証明でしかなかった。勇敢にも中谷さんへの接触を試みる嵐。それ
は全て、退屈という病を治す為。──しかし、嵐は後に知る。退屈とは尊いものであったのだと……。
記憶障害の主人公、雨宮 嵐。度の過ぎた繊細さで入院している、ゲイの後藤さん。喧嘩っ早く、血の気の多さをどうにかする為に入院させられた、徹君。そして「K型」が原因で入院してきたヒロインの中谷さん。部屋番号・223の3人が隣室の中谷さんに翻弄される日々が始まる……!
◎筆者の実体験を織り交ぜた、何でもありの精神科(ラブ)コメディです。◎精神科病棟が舞台のお話ですので、読者様の中には何らかのフラッシュバックを起こしてしまう方もいるかもしれません。自傷行為のお話やシリアスな展開等も出てくるので苦手な方はそっとUターンしてください。◎控えめな描写を心掛けていますが、性的な描写があります。また、同性愛の描写もあります。◎あくまで筆者の「実体験を織り交ぜた」お話です、ほとんどがフィクションであることをご承知ください。◎設定等はゆるゆるで、執筆しながら修正する点も出てくるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 17:41:28
170877文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
少女はある日、人喰いと呼ばれる化け物に大切な幸せを全て奪われてしまう。
心臓に傷を負ったものの、なんとか一命を取り留める¥た彼女は憎き人喰い共をこの世から残らず殺すため、自分のような境遇に誰も陥ってしまわないようにと、騎士になりたいと育ての親の元を飛び出して早一年が過ぎた。
だが、少女は騎士になれなかった。代わりに騎士たちの日常を支える雑用係として騎士団で働くことになってしまう。
血の気が多い騎士たちに手酷い扱いをされようと、少女はただひたすらまじめに働いた。人喰い
を直接殺すことはできないが、殺してくれる騎士のために働けばそれは人喰いを殺すことに繋がっていると、腐りそうになる自分にそう言い聞かせながら。
これは、騎士を夢見る少女が人々を守る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 21:02:53
235244文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:224pt 評価ポイント:146pt
「お、俺は何も悪くねえ……」
「お前が飛び出してきたのが悪いんだからな!?」
降りて来たトラックの運転手がそんな事を言って逃げて行った。
「い、いた……い…………」
痛すぎて、頭の中がクリアになっている。
左腕に感覚がなく、両足は少し力入れるだけで痛みが走った。
首だけ起こし体を見て見ると、左腕は無く、両足はありえない方向に向き、一部は折れて突き出てきてもいた。
――なんか見た瞬間に血の気が一気に引いて来た……。
呼吸も乱れ、さっきまでのクリアな思考が今の現状を見て
、鈍り始めてきた。
――そういえば。
視線を右手に移し、手の中にあるものを見た。
――体が冷たい?呼吸はしてない……。
手の中にいたのは猫だ。
道路に飛び出した猫を助けようとして自分も飛び出して事故にあったのだが、体温は自分も同じくらい冷たくなっているのでわからず、呼吸はしておらず、死んでしまった。
――あ、意識を保つの……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 18:27:19
43314文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:40pt
身体に花が生えてくる奇病にかかった少女達は【花園】に閉じ込められる。
彼女達は【花】と呼ばれ、あらゆる【血の気配】から最も遠ざけられた場所、【花園】から出ることは許されない。
そんな生活に全く馴染むことの出来ないエリカ…本名香澄は、引きこもり同様の生活をしていた。
ある日香澄は新しく【花園】で生活を始める月下美人 ましろの教育担当になることに。
段々と打ち解けていく二人。
【花園】でのほのぼのストーリー。
最終更新:2024-01-28 02:00:00
12868文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ようやく学校行事の一つ、修学旅行が復活したようだ。主人公亮の高校時代にも確かにあった。血の気の多い高校だと、他校とのトラブルを回避するための方策も、取らなくてはならない。そして選ばれたのはスキー場。担任は「女子と知り合える機会がある」なんて適当こいているんだが。
※本作は、実話を基にしたフィクションです。
※『第5回なろうラジオ大賞』参加作品、テーマは『雪山』です。
最終更新:2023-12-11 15:32:07
1000文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:226pt 評価ポイント:214pt
「ルミ王女。起きてください。ルミ王女っ!」「んぅ...?」目を擦りながら声のした方を向くと、白髪のまじった男が、心底安心したような顔でこちらを見ていた。「......は?」思わず零した声も、その男は気にもとめていないようで、微動だにしない。ていうか......「ここはどこ?あなたは誰......?」そう言った瞬間、男が今まで見せていた安堵の表情が豹変し、サッと血の気がひいたように顔色が徐々に悪くなっていく。「あぁ、なんと哀れな...やはりあの時に...」そうブツブツ呟く男を不
思議に見つめていると、途端バッと顔を上げ、男は覚悟を決めたように私に言った。「あなたは、この国の第一王女。ルミリア・フィトラス。記憶を失ったようですが、貴女の実力は本物です。ルミ王女。どうか、この国をお守りください」
この作品はhttps://story.nola-novel.com/mypage/novel/N-8776f54e-0275-424a-8def-dd0f5b73e495にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 10:52:04
12080文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
本日はご招待どうも。あら、もう御用意が?
あらこの橙の照明と相まって、とても美味しそう。
やはり食われる物はこうでなくては。
では早速、これは何処のお肉?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
豚の描写で心が痛くなった作者です。
耽美奇譚に突っ込もうと思います。
最終更新:2023-08-10 20:01:43
967文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
血の気の多い部下のせいで勝手に軍を動かされた挙句、不意打ちを受け致命傷を負った魔王。残された時間で勇者たちを見定め、後を託し、息絶えた。13年後、魔王は転生し、何故か職業:聖女になっていた!?まさかまさかの聖女無双、いざ尋常に爆誕!
最終更新:2023-08-09 02:03:51
2926文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人を殺しそうになった。本気だった。相手が変な声を出して、辺りに血が垂れ落ちた時、「やばい」ではなく、「やれる」と思った。これは殺せる、仕留められると、体中が興奮した。そんな状態で辛うじて手を止められたのは、急激にお腹が痛んだからだ。
あまりの痛みに蹲って、浅く息をついた。ドッと出血の気配があった。助けて欲しいような気持ちで、私は夫に手を伸ばした。夫の体は震えているようだったけれど、私も痛くて寒くて震えていた。同じだなぁ、と思って、これが正しい姿だと思えた。涙が溢れた。
大人
なんだから泣くなよ、みっともない。職場で泣く女が一番嫌い。そう言っていたのは誰だったろう。何度も聞いたような気がする。誰もがそう言っていた気さえする。職場の上司に責められて、静かに涙をこぼしていた人がいる。
「あの子、また泣いてんの」
哀れむような誰かの呟きが落ちた。大人になったら滅多に泣いてはいけないというルールらしい。
「生理なのかもしれないよ」
私は誰のものとも知れない呟きに、脳内で返事を送った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 13:00:27
10392文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
なろう仲間のたんばりんさんのエッセイを盗作してしまった……!!
最終更新:2023-06-26 09:28:33
3372文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:146pt 評価ポイント:142pt
メルテナ王国の第二王女として生まれたアイラは、誰もが羨む美貌と、誰もが欲する聖女の力を持って生まれてきた。
聖女の力で国を守り、その美しさで優しい王子と結婚し、いつまでも幸せに暮らしました……
となるはずが、何を間違ったかアイラは絶望的なまでの男性不信だった。それはもう、男嫌いとか生半可なものではなく、男の人を見れば血の気が引き、話しかけられたら気を失いそうになるという、もはや男の人が恐怖の対象にしかないほどに重症だった。
「無理です、男の人と結婚なんて無理なんです。それ
も隣国の遊び人と名高い王子となんて、余計に無理なんですー!」
一方で、遊び人と揶揄されている結婚相手のシオンは、ガナンシェ王国の第一王子でありながらも、側室の子だと言う理由から複雑な幼少期を過ごし、王族や貴族を毛嫌いしていた。
「国王なんて絶対になりません。そんなものは正妻の子である弟がなればいい。今さら聖女と結婚して国王になれなんて、都合の良すぎる話です」
これは、男性不信のアイラと王族嫌いのシオンが、何だかんだで仲を深めながら恋に落ちる、王宮ラブストーリー。
◇◇◇◇◇◇◇
10話程度書き溜めていますので、毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:00:00
140691文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:550pt 評価ポイント:270pt
町のパン屋に就職して半年、贅沢は出来ないけれど、小さな幸せを感じながら過ごしていたある日、私の元へ一通の手紙が届いた。
王家の家紋が施された赤い封筒を見た瞬間、全身の血の気が引いた。
「大変光栄な役目に選ばれました」と、陳腐な言葉で褒め称えられたその紙切れは、悪魔への生贄に選ばれたという死への招待状だったからだ。
子供の頃、その手紙によって私は母を失った。
世界は残酷だ──死にたいと思った時には生かされて、生きたいと願った時に殺される。
死への招待状を前に、やはりこ
の世界が心底嫌いだと思った。
魔神国を統べる王の元へ生け贄として捧げられた私は、痛みが長引くのは嫌なので「はやくひとおもいにガブリと食べて下さい」と魔王様にお願いした。
すると何故か、別の意味で食べられてしまい……
「我が花嫁よ。其方を一生、我が妃として大事にすると誓おう」
魔王の花嫁となってしまった?!
全9話、約2万字ほどでさくっと終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 23:16:07
19598文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:1238pt 評価ポイント:938pt
クロードアンシェルは訳アリ過去を持つ妹夫婦が住む村に用があった。
途中の森で、甥、シェスタの守護神であるチトに出くわす。
聞けば、シェスタが攫われてしまったとのこと。
魔剣を持つ、血の気の多い妹リレィと、半魔である夫マシュとともに、シェスタが連れていかれた闇市へと救出へ向かう。
最終更新:2022-10-02 20:00:00
32771文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
生きるに恥はつきもの。
だからと言って、恥じながら生きろとは言うまい。
最終更新:2022-09-21 07:00:00
276文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:24pt
アラサー女性のマキは仕事帰りに美少女と美猫を立て続けに助ける。そして気づいたら助けた美少女と綺麗な草原でアフタヌーンティーしています。
美少女の横にはイケメン青年が。あんた誰よ? そこで明かされるマキの出自。明かされた事実にマキはどう出る?こうなった原因連れてこい!は?今横にいるこのイケメンが?よし殴らせろ。
物事にあまり動じないくせに意外と血の気の多い
マキが自分を受け入れるために
異世界に行って
出会うもふもふ達を次々と仲間にして
誰彼構わず振り回し、気づいたら事
件を解決しちゃってるそんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 17:00:00
98777文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:58pt
「自分のシモの世話もろくにできなかったくせに、生まれたばかりの赤子とその母親の面倒をみられると思ってんじゃないわよ!!」
血の気が多い一族として有名なフェルベーク家のお嬢様であるシャルロッテは怒っていた。彼女にとってとても大切な家庭教師であるエマを未婚の母にした元凶がノコノコ姿を現した上に「こんな所に置いてはおけない」などと言い放ったからだ。これにはただでさえ弱いシャルロッテの忍耐力はぶち切れた。そして飛び出たのはおおよそお嬢様にあるまじき発言だったのだが、これがまさかの事
態を招く事となる。
※終始口の悪いお嬢様がヤイヤイ言ってます(お嬢様は貴族ではありません)
※口の悪いお嬢様VS軽く腹黒くて口の悪い青年との攻防戦
※両者口が悪いのであまりそういうキャラクターがお好きでない方はご注意ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 18:12:09
11632文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:882pt 評価ポイント:640pt
──「寝室を出るまでは君を独り占めしたい」
隣国王子が婚約破棄令嬢を甘々溺愛独り占め!
長期休暇前の舞踏会。
婚約者であるアーキリー王子に婚約破棄を言い渡された伯爵令嬢ルーシャは、気を紛らわせるために口にした葡萄酒ですっかり酩酊してしまう。
目を覚ましたのは朝日差し込む見知らぬ部屋。
隣に眠るのは見知らぬ男。
一糸まとわぬ自分の姿に血の気を引かせるルーシャであったが、男の正体にさらに血の気を引かせることとなった。
酔った勢いで一夜を共にした男の名はランディ・オルラン。
彼こそ、隣国オルランの王太子殿下その人であった。
一夜の過ちから始まる異世界恋愛ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 12:00:00
1737文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:6464pt 評価ポイント:5820pt
人族と魔族の戦争が絶えない世界で、魔国ブルガーニュに君臨する歴代最強の魔王、シャンベル・ギブレイ。
彼はその圧倒的な力で血の気の多い配下たちを従え、無闇やたらと攻め込んで来る人族の軍勢を退け続けていた。
民の平和を守る為、望まぬ戦いと力による圧政を繰り返す日々に疲れ切っていたシャンベル。
そんな彼の元に、隣接する人国の一つ、バルドーから、同盟国の約定を交わす為の貢物として、一人の少女が送られてきた。
王族の血を引く姫君だと言うその少女、ピナ・ノワール。人族には珍しい
艶やかな漆黒の髪と、同色の深淵を思わせる黒真珠の様な瞳。
人族の中では忌み子と蔑まれ、遠ざけられるであろうその不吉な容姿。
しかし・・・・・・魔王にはドストライクだった!
生まれて初めて恋をした童貞魔王と、愛を知らない人質姫の凸凹ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 19:00:00
316400文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:258pt 評価ポイント:126pt
忙しくて悪役令嬢ポジションのひとが悪役令嬢できておらず、もしかしたら友人のちからを借りて拳で解決する可能性がある。
最終更新:2021-10-30 06:00:00
781文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:76pt
原雄一(はらゆういち)と冴木由香(さえきゆか)は自他ともに認めるラブラブな幼馴染カップルで現在同棲中。
大学4年生の秋、深夜に致した後、二人はとある事に気がつく。
「『ゴムが破れてる!』」
血の気が引いた二人は慌てて深夜に診察してくれる病院を探すのだが……。
これは、ちょっとした事故がきっかけで決意を固めた二人の恋人の物語。
最終更新:2021-10-15 21:46:40
5828文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:2736pt 評価ポイント:2356pt
花の甘い匂いと火薬の臭いと共に目覚めたコリー。幼馴染の血の気のない痩せたユーリと共に草原にいることに気づく。、誰かが消えてしまうかもしれないという予感を頼りにメアリおばさんの安否を確認しに市場に行く。メアリおばさんは無事で、町はペルセウス座流星群を迎えたが、流れ星が町に落ちてきてしまう。
再び目覚めたコリーは、草原でさっきと同じ状況で立っていることに気づき、流れ星が落ちてくる同じ半日の時間の中にいることに気づく。夜になると必ず僕らは死んでしまう。死を回避する方法はあるのか?
タイムリミットは夜なのか? 家を出て行ったギルおじさんがやってくるまでなのか?
何故流れ星が落ちてくるのか、やがて帰ってくるギルおじさんとは何者なのか。
タイムリープ系ホラーファンタジー爆誕! 胸糞エンドにご注意を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 22:29:10
20153文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:110pt
弥平(庄助)のつれだと名乗った玉助と共に、件の医者のいる、橋谷家の隠居邸へと向った庄助は、そこで素間の知人、松阪の春庵に会う。春庵から、件の医者の正体を聞き、また、その男はもう、松阪へ移ったと知らされる。
村に戻った庄助は、母と待っていた素間に、春庵先生から聞いた話をすれば、素間は既に医者の正体を知っていた。間違いで殺された太兵はどうやら、式部の連絡役と思われ、始末されたらしい。
天皇家と将軍家の対立、そこに関わる間諜と、素間の話は剣呑だ。
その昔、天皇家には、八瀬童子という
間諜がいたと、語る素間に、突然、つけ髷が庄助の口を借りてしゃべり出した。
死人の付け髷、弥平は八瀬の村人だった。牛谷の童を、八瀬の村はどうするつもりだと、尋ねる素間に、弥平は、八瀬村の事情を語る。
弥平の死の原因を聞いた庄助たちは、庄助を襲った総髪の男の関わりを思い描く。
庄助を救った付け髪おすずは、付け髷弥平と許婚だった。
間の山に神さんの子が宿る。
意味不明の言葉を囁いた素間からは、血の気が失せ、庄助の腕の中で瞼を閉じた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 19:17:49
14537文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
中学生になったばかりの主人公・魅藤凛は、物心がついた頃から自身の性に対する認識が曖昧で男性とも女性とも分からない『エックスジェンダー』という特性を持っており、故に他者に対して恋愛感情を覚えたこともなければ衣服に関しても成否に悩まされ、周囲とは違うことに生きづらさを覚えていた。そんな中でも、幼なじみでもありクラスメイトでもある親友・片霧陽鞠は唯一の理解者であり、全てを受け入れてくれることで葛藤を抱えながらも日常を過ごすことができていた。
しかし、ある日の下校時、魅藤凛は交通
事故に遭い、生死の境を彷徨う重傷を負う。
一命を取り入れた魅藤凛だったが、その日を境に人生が一変してしまった。
他人を見るとその人間の身体から溢れ出す『血の気』を視覚的に捉える力を手に入れた。それと同時に、その代償として『本物の血』を見ることで恋情のような胸の高鳴りを覚え、興奮してしまう猟奇的な性質も授けられてしまうのだった。
その猟奇的な一面は日を増すごとに高まっていき、本物の血の匂いを嗅がないと平静を保っていられない、いわば殺人欲求にまで膨張してしまっていた。
エックスジェンダーという悩みに重ねてサイコパスという精神病まで抱えていくこととなった魅藤凛は、他者に危害を与える前に自ら命を絶つことを選択する。
そんな矢先、親友が事件に巻き込まれてしまい、心に大きな傷を負ってしまう。
親友のために自死を辞め、魅藤凛は犯人捜しを始める。
捜索は難航すると思いきや、犯罪者からは一般人とは違った『血の気』が見えることに気付き、犯人を追い込むことに成功する。
しかし、相手は凶悪犯であり大人。交渉で解決も出来なければ、中学生である上に華奢な体躯では太刀打ちすら出来ない。
倫理と理性ではまかり通らない世界を目の当たりにした瞬間、自身の中である感情が開花する。
犯罪者ならば容赦などしなくて良い―――。親友の無念を晴らしたい正義感と、押さえ込むことの出来ない血を欲するが故の殺人欲求。理性と本能、純粋と貪汚が表裏する剥き出しの殺意が世に解き放たれる。
悪をもって悪を屠る。はたして、それは必要悪といえる正義なのか。それとも本能を満たすための完全悪なのか。
本能と正義に葛藤しながら犯罪者に天誅を下す、ダークヒーローがここに誕生する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 21:07:38
12032文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
北の国を統べる女帝は退屈が嫌いだ。今日も仕事の合間に退屈を嘆き臣下は予算や給料や命が減る危険に恐怖する。そんなある日、とある人物が現れた。これは血の気の多い北の女帝と見知らぬ魔術師が出会った時の思い出話。(注: 女帝の護衛騎士視点)
最終更新:2021-04-10 13:48:56
10210文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:1098pt 評価ポイント:730pt
どうしようもなくなった男のもとへ聖女がやってくる。ただ裁くために。
最終更新:2020-12-13 21:55:45
1000文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
僕は今日、母を殺す。ずっと女手一つで育ててくれて「アイシテイル」の言葉を最初にくれた母を僕は今日、この手で殺す。
それしか“彼女”の生きる道はない。
だから、僕は母を殺す。
*
ピーポーピーポーという救急車のサイレンを聞いたのは夕暮れ時、陽が沈もうかという午後六時。辺りの風景がクレナイに染まる頃。
僕の彼女は、トラックにひかれた。それを見ていた僕の全身からスーッと血の気が引いていった。
彼女は、目覚めなかった。医者が言うにはもう目覚めないそうだ。僕は絶望に沈
んだ。
そして、僕の前に現れたのは悪魔だった。
目は虚ろ。頬はやせ細り全体的に青ざめている人だった。年は五十歳くらい。左脚と、左手がない悪魔。
「僕は未来から来たものです。僕には不思議な力があります。彼女を助けたくないですか?」
酒でやけたようなガラガラ声。
はじめは、疑っていた僕だったが、悪魔の言う通の未来が起こり段々と僕は信用するようになる。
そして、僕は最愛の母と、最愛の"彼女"を天秤にかけ始める。
*胸くそ展開にはしません。
*恋愛と家族愛がメインです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 07:10:45
8258文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
カブトムシ。昆虫。黒い。続き書けよ。
まぁいっか。
悪趣味だ。吐き気以上の嫌悪感が全身からあぶくのように吹き出て血の気が引くと共に眩暈で眩み、其れを怒りで底冷えした頭が冷やす事で正気を何とか保ち、私は生にしがみついた。
歪な欲求の要求の中に束の間の憐れみを注いだ私を呪いたくなる。
狂ってる。
四方を囲んだ画面から流れ込む動画再生サイトの映像を見ながら、こんなにも憎らしい物はないと愛くるしい猫の仕草を見ながら頬を涙が伝った。
全てが憎しみに変わる前に、あの男を殺して
やる。
あの男と同じ感覚を覚える自分を心底呪いたい、そんな感情が渦を巻いた。
今にも、破りきりそうな勢いで掴む原稿の束を女の震える指の爪が食い破ろうかとしていた。それは、最後の作品だった。其れを読み終えれば、自由が待っている、そうあの男は言った。
10日に与えれた、十篇目の小説を女は、怒りに濡れた顔で読み進め始めた。
此処等で、気分直しのティーブレーク。
劇場では先入観を捨てて、現実的作者への弾劾を慎みましょう。ノーモアSNS。ノーモア拡散。
ノーモア催促。ノーモア正気確認。ノーモア薬物疑い。ノーモアIQ確認。
心を無にして期待せずに読んでくれたら、幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 05:11:18
3145文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕が転校した先は戦闘狂しかいない血の気の高い学校だった。
最終更新:2020-06-03 20:00:00
1125文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
作:TAM-TAM
ハイファンタジー
連載
N0032DI
とある理系の男子学生がなんか死んで転生したのは、ファンタジーな異世界の魔族令嬢。
だがこの国の周辺国との関係はとても悪く、人間達はまるで狩り場のように不法入国し、密猟や盗掘や拉致などを繰り返していた。
人と魔の間に戦争の機運が高まる中、彼女は平和的な解決を目指して落ち目の外務省を目指す。
これは戦略級魔力とポンコツ女子力を併せ持つ魔眼の少女セレスティナが、血の気の多い軍部や怠惰な上司、海千山千の諸国家要人や手強い勇者といった面々に囲まれて交渉し冒険し、時々バトルしたりたま
にえっちぃイベントに遭遇したりしつつ新時代を切り開いていく、そんな物語。
※TS転生物です。TS物ですが転移・変身に比べるとその方面のイベントが薄味です。苦手な方・物足りない方はご注意下さい。
※2019年7月、第8章まで終了、第9章の執筆中です。
※この小説の著作権は著者・TAM-TAMに帰属します。無断での転載・翻訳は禁止させて頂きます。
※感想欄は規約を守り、仲良く平和的にご利用下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 22:00:00
701979文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:7874pt 評価ポイント:2120pt
「召喚士と生産職って、相性抜群なのでは………?」
ゲーム中に寝落ちし、異世界転生した少年・高砂宗也。せっかくの異世界、目立たず世界を見聞して回りたい彼が選んだ職業は召喚士。剣士やら魔術師やら、花形のポジションで名を馳せるつもりは全く無いのだが………とある閃きにより、全く別の角度からその名を知られることになる。
ゴスロリボクっ娘ゴーレムやモフモフ魔獣を召喚して材料集め、たまに人助け。レアな薬草を求めてダンジョンにも入ったり。しかし、安定志向の主人に反し血の気が多い召喚魔
獣はトラブルもほいほい釣ってくる。果たして少年は異世界を満喫できるのか。
ーーーーーーーーーー
召喚士と生産職、お金ぼろ儲けできそうじゃないか? という発想で生まれた拙作ですが、終着点が作者にも分かりません。でも書いてみたい! よろしくお願いします!
異世界転生モノ、こちらにもございます。
双頭の銀獅子https://ncode.syosetu.com/n4186fx/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 21:12:18
16534文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:20pt
突如として地球を覆った殺人ウィルスから逃れるため、全ての人類は電子生命体となり巨大VRMMORPG「ラミダボロス・オンライン」の仮想世界に逃げ込んだ。
その【電子づくりのディストピア】の中で、一部の血の気の多い者たちは"スキル"と呼ばれる特殊能力を行使して暴力に溺れていた。
アル中ニートのロクデナシ男・リィスはかつて"魔王"をも打ち砕いた最強の威力を誇るスキルを隠し持っていたが、その発動条件は【残りHP1】――つまり死亡一歩手前という
、なんとも危険で使い勝手の悪い代物。
相棒の女神官見習い・ナギにため息を浴びせられながら、リィスは「ワケあり最強スキル」を駆使し、次々と来襲するトラブルに立ち向かっていく――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 17:07:53
20734文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
この世界は、月に支配されている。世界は様々な力で満ちており、その力は月の影響を受けて変質する。満ち欠けに因るものもあれば、明るさに因るものもあり、光色に因るものもある。
暗紅色の月は、柘榴月。
柘榴月の浮かぶ刻は、魔の力が濃くなる。魔の刻が訪れる。
柘榴月に祝福された魔術士の琉瑠。彼女の師匠は美人領主の弟で女たらし。彼の友人である武術家の青年にも稽古をつけてもらった琉瑠は、普通の男じゃ敵わないくらいに強くなった。
求婚してくる男は掃いて捨てる程いるけれど、自分より
弱い男なんてお呼びじゃないのよ!
戦闘狂の領主様や血の気の多い魔族やらを相手に、琉瑠の日常は続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 22:06:54
33289文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
私は華奢で可愛かった幼馴染に壁ドンされている。
「下剋上って知ってる?」
その言葉に私の顔から血の気が引いた。
最終更新:2018-12-16 19:00:00
7777文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
柩の中に眠るまだ若すぎる男性は、今まで休めなかった肩の荷を下ろすように安らかに目を閉じていた。まるで太陽のような存在だった男性。まるで月のような存在だった男性。人のために明るく強く引っ張っていき、人の力をもらった必死にもがき続けた男性。もともとの青白さに追い打ちをかけるように、血の気がないながら、あまりにも自然に眠るその姿。そして、それらを見守る・・・
最終更新:2018-06-11 17:00:00
973文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
それは、突然のことだった。なんてことない日常が、1秒先にも10秒先にもあることを疑うことはなかった。知らない世界で、ある国の姫と、ある国の王子が、呪文を唱えたその瞬間、日常が日常ではなくなった。
王子が言う。
「俺のために召還されろ。」
姫が言う。
「国のために現れなさい。」
一見おとなしそうだが気の強い、最年少の少女、桜花(おうか)。
自由気ままなで我儘、でも頼りになる、雪吹(ふぶき)。
血の気が多く負けず嫌い、冷めているときとの差が激しい、灯真(とうま)。
皆を気にかける優しい最年長、最も気疲れしてそうなお兄さん、桐島(きりしま)。
これは、異世界に召還された4人の物語。
彼らの選択をご覧あれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 17:14:44
44384文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
青年はカルト教団から紫色に輝く水晶を盗み出す。
二十歳に届くかどうかの青年は、生身の人間と姿は全く変わらない。
多少、血の気が薄いくらいだ。
けれど、胸をナイフで刺されても死ぬことはない。
それは確かに死者の特性だ。
青年は自分の名前は知らないし、いつどうやって死んだかもわからない。
ただ、彼は共に行動するパートナーの女性と愛し合っていた。
同い年ほどのその女性は、記憶の中の恋人とあまりにも似ていたからだ。
女性の魂がその恋人と同じであるのか調べようとしても彼女の魔術障
壁が邪魔して、同一人物かわからない。
しかしある日の口付けがきっかけで記憶が甦る──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 19:08:25
95030文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:12pt
こんな時間に目が覚めてしまいました。
真夜中だと言うのに、突然、磯ひよどりの清流のように澄んだ鳴き声が、開け放したままの東の窓から聞えてきたせいでしょうか。
それとも、薄いレースのカーテンが、風に揺れて私の腕をそろりと撫でていったせいでしょうか。
その感触を追うように、むきだしのニの腕に手を当ててみると、いつの間にかすっかり冷えきっていたようで、血の気の失せた日影の石のような冷たさに、不意に子供のころ過ごしていた、小さなわびしい村での出来事を思い出してしまいました。
八月の、夏休みも程なく終わる頃、緑に澱む、暗い沼での出来事を。
……もしあなたも眠れないのであれば、少し……私の話にお付き合いいただけますか?
長い話ではないのです。夜が明ける前には終わってしまう。
そんな程度の話です。
※他サイトにて重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 20:05:55
32245文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
作:第616特別情報大隊
ハイファンタジー
完結済
N6366CW
「君は死にました。というか、このイブリス様が殺したのです」
突如として死んだ、うだつの上がらない会社員“広瀬浩之”に衝撃的なことを宣言するのは、自称異世界の神様という少女“イブリス”。
どういう流れか広瀬はイブリスの信仰の守護者となり、異世界で神の座を追われた彼女を再び神の座に戻し、信仰を取り戻すことになってしまった。
だが、この神様、とんでもない問題児だったのだ……。
*手軽に読める異世界コメディーです。
最終更新:2015-09-26 20:11:16
56336文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:1182pt 評価ポイント:630pt
不思議ね、偶然が続くね。
思いもよらぬ出会いとはこのことで。
私はあなたに出会って嘆くことを覚えた。
聞かせてよ、あなたの声を。
通う血の気、濡れた指、千切れてはためく髪。
ほら、空中に舞う、舞って、舞い上がる、果てしなく。
世界は朧。
夢とは空気満ちる裏庭。
あなたに出会えてよかったとは言わないけれど、可能性がチカリと煌めいた。
愚かになった私はいつか、この小さな窓から跳び立つつもり。
私はあなたに出会って嘆くことを覚えた。
斑な祈り、キャリコ繚乱。
業火紅蓮少女ブラフ、先天的後継者の祈り。
少女と少年の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-16 21:38:58
52394文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:齋藤 一明
ヒューマンドラマ
完結済
N9619CS
周囲を高い塀に囲まれた施設から男が二人、よろばうように吐き出されると通りかかった警官を呼び止めた。
平日の昼下がり、男たちは青ざめた顔を見合わそうとせず、しかし差し向かえで酒を浴びるようにあおり続けた。
吉報は事前に伝わってくるものだ。が、凶報は突然もたらされる。
日常業務に就こうとした拘置所長は、一通の封書に違和感をおぼえた。
スーッと血の気がひくのを感じながら幹部を呼び集め、皆が見守る中で開封してみると、法務大臣名の書類、死刑執行命令書だった。
法の命ずるところにより
、図らずも人名を奪う役目を担う人々の苦悩、慟哭をまとめてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 10:15:30
15159文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
御影瑞季はただの高校生である。髪は長めで少し暗がりで見ると女子に間違えられる姿形と名前をもつが他は平均的男子高校生だ。不良高校に通うのだから血の気が多いしケンカも強い部類に入るだろうが本質はただの無鉄砲なガキでしかない。これはそんな俗にバカと呼ばれる者の話になる。
最終更新:2014-11-15 13:05:33
6141文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
いつもの帰り道、たまたま立ち寄ったアンティークの店で小物入れを買ったあおい。帰宅してみると、空っぽだったはずの小物入れに何かいる。恐る恐る開けると、中から小人が現れた。けれど、小人は敵意剥き出し。2人はしばらく睨み合うが、あおいは小人が怪我をしている事に気付く。血の気の多い小人に、傷の手当てをする事にした。
最終更新:2014-11-06 22:38:40
19478文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
異世界《イザベラール》に勇者として召喚された二人の少年、《希一真一郎》と《高魔凪》。
その世界の巫女から魔王を倒して欲しいと頼まれる。
真一郎はそれを承諾するが、凪は違ったものだった。
「は?嫌に決まってんだろ。バーカ」
その言葉を聞いて皆が固まった。
自由奔放、血の気多数の凪が異世界で暴れまわるお話。
最終更新:2014-03-27 22:21:58
8075文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:2pt
【末代まで祟ってやる】
血の気のない青白い顔に両目は死んだ魚のように濁っていて、着ている白い長襦袢は泥で汚れている。
僕にしか見えない彼女は、僕にしか聞こえない声で今日も呪詛を吐く。
僕は彼女の事をレイ子さんと呼んでいる。幽霊のレイ子さん。
レイ子さんは僕にとり憑いている怨霊なのだけど、ちょっと変わっている。
最終更新:2013-04-27 14:10:37
6958文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
泣き虫な蝉と食いしん坊で血の気の盛んな蚊。
憎らしくもどことなく愛おしい彼らは、どちらも夏の主人公。
最終更新:2012-08-04 00:12:05
921文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
いつの間にか、空は黒に落ちていた。まるで、星の消えた宇宙のような暗闇が窓の外に広がっていた。そこには何もかもが存在し、また何もかもがなかった。その闇に潜んでいるものがいるとすれば、そいつは何を望んでいるのだろうか。
舞の顔からは血の気が失せ、白というよりはそのまま霞んで消えてしまいそうな色をしていた。舞の後ろに拡がる漆黒とその色の不思議なコントラストが僕を我に返らせた。
「ごめん」と言い、僕は舞の手首を放した。
舞は放心したかのように、血に染まった包帯を見つめていた。
まるで、今まで生きていると思っていた友達が、実はぬいぐるみだと気付いた子供のように。
僕がナースコールに手を伸ばそうとすると、舞がその腕にそっと触れた。
舞は造形美を目的に作られたような、ぞっとするほど優しい笑顔を顔に張り付け、綺麗な涙を一滴、僕の腕に落とした。その涙はまるで生きているみたいに僕の体に入ってきた。
僕も舞と同じように、涙を流すという行為をしたかった。でも、僕に涙を流す資格は無いらしい。たまらなく悲しく、空しいのに涙は一滴も流れてくれなかった。
<本文より>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-06 03:06:14
12881文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
検索結果:47 件
1