-蝉の声- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:111 件
「音がする。夏のエンジン蝉の声。」を上の句にしている短歌です。 文字数を埋めるためにお見苦しい点はあると思いますが、ご容赦ください。
最終更新:2024-02-04 16:00:00
277文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
“こんな世界、間違ってる”
そう叫んだきみはもう居ない。
結局何が正しいとか、間違ってるとか、そんなの関係なかったんだと思う。
ただきみを、奪われたくなくて、必死で逃げた。
そこには正義も希望も無かったけど、初めての「自由」を、君はくれた。
────照りつけるような太陽と、眩しすぎて見れないほどの青空。
そして、忙しく合唱する蝉の声。
「もう…そんな季節か」
高校3年生になった夏木美海は、授業中、風に
誘われるように、窓の外を眺めた。
着々と、夏の気配が近づいてきていた。
もう何度目かの、巡るだけの季節のひとつ。
その度に、あの夏を思い出す。
本当は、あの夏きみに伝えたかったこと。
これは、ぼくときみの、炎夏の逃走劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 17:06:21
76474文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
蝉の声が聞こえてくる
あのずっと聞こえていたのに突然今気が付いたような夏の感覚
気にすると煩いと感じるあの感覚
しかし、分かっている。
今は夏ではないし、昼でも無い
これは幻聴なんだ
蝉の声ではない
そんな風に聞こえる耳鳴りなんだ
遠くから子供の声がする
校庭で騒ぐ子供たちの声のような
笑い声が混じって何人もいる
これもそうだ
分かっている。
子供はいない
声はしない
今は夜で、部屋は無音だ
全ては幻覚だ
分かっている。
俺は正常
分かっているから。
最終更新:2023-12-15 19:01:01
8839文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「暑いよ、兄ちゃん」
鈴木 正、鈴木海人の父親である鈴木 直樹が死亡した。
警察は現場の状況から判断して母親である、鈴木 楓を第一容疑者として身柄を確保した。
警察庁捜査1課の落ちこぼれ山田純也はこの事件の裏に潜む真実に足を踏み入れるが・・・
最終更新:2023-11-01 14:23:15
1151文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:空峯 千代
ローファンタジー
完結済
N1975IK
学校帰りに、どこかに消えてしまいたいと思った少女るな。
彼女は通りがかった公園に見たことのないトンネルを見つけ、その中を歩き始める。
蝉の声が響く中、トンネルを抜けた先には一本の大木が聳え立っていた。
別の世界に迷い込んでしまったるなは、出会ったばかりの吸血鬼イリヤと帰り道を探すことになる。
※この作品はpixiv、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-09-14 23:20:05
16611文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:2328_syuteos_2327
ホラー
短編
N6253IJ
「帰り道なんてないよ」と言う声が後ろから聞こえてくる。振り返ると女の子がいた。昔、会ったことのある少女だった。
それは下校途中、うるさい蝉の声が聞こえなくなった日の話だ。主人公は彼女に命を救われたのだった。
その女の子と会ったのは、それだけにとどまらない。久しぶりの帰省でたどり着いた知らない四つ辻でも彼女と会い、そして主人公は彼女と背徳的な取引をしたのだった。
彼女との四回目の邂逅は家族の命日だった。見知らぬ道で再会したのである。お墓参りの帰り道、行きと同じ道を戻ってき
たはずなのに……?
女の子と再会した主人公が自分の人生を見つめ直したところで、物語は幕を下ろす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 18:54:22
2875文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
浅田次郎著「蝉の声」の読書感想文です。夏なので、書いてみました。学生の方の参考になれば、なお良しと思っています。
最終更新:2023-08-20 16:28:32
1270文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
夏へのあこがれ、きっかけ、蝉の声
最終更新:2023-08-06 10:38:11
261文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
冷房のよく利いた肌寒く感じる部屋
少しカビ臭いエアコンの臭い
外から聞こえる煩い蝉の声
いつもと変わらない筈なのに
何が可怪しい
それでも僕は
君との約束を守りたい
最終更新:2023-08-05 00:00:00
2070文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:ハザードON
ヒューマンドラマ
連載
N6488II
非モテと鳥ヤロウのお祭り運営
夏も終わりにさしかかり、蝉の声も聞こえなくなったある日。
とある青年は喋る鳥が映し出されている鏡を拾い、世にも奇妙な幻覚を見せられる。
「私と一緒に夏祭り!やってくれない?」
ナンパの数だけは一丁前、しかしセリフがいちいちキモい青年『昼間 夕』と長年鏡から出てこなかった
ためめんどくさがり屋で常識知らず、ただし生まれついての善性によるお人好しな奇妙な鳥 『夜中』
似た物同士で凹凸コンビの夏祭り運営計画が今始まる!
最終更新:2023-07-31 00:19:07
1213文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夏の森は霧雨みたいに
音に溢れてる
万華鏡のように
綺羅びやかで
降るようにして
涼が肌に触れる
最終更新:2023-07-29 09:45:16
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
太陽が照りつけるとある夏の日、探索者は教室で授業を受けている。ある人にとっては楽しく、またある人にとっては退屈な授業だろう。
冷房が付いているため、教室内は涼しい環境であるはずのだが、しきりに聞こえる蝉の声を聞いているだけで、なぜか暑くなってくる。
チャイムが鳴り、授業が終わった。
探索者たちは昼休みに屋上に集まり、共通の友人である雨音 礼奈(あまね れな)と共に昼食をとるのがいつもの習慣だ。
今日も同じように、各々屋上に向かうだろう。
探索者が屋上に着くと、何やら訳ありげな
表情で礼奈が待っていた...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 00:47:38
862文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:サークル玄楽堂 ジアゼパ太郎
現実世界[恋愛]
短編
N6676IH
初めての彼女ができた宏志は
突然、彼女の由那に別れを告げられる。
別れの理由の謎を知った宏志は……
最終更新:2023-07-07 00:06:14
715文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
会いたい人がいるのなら綺麗な死人を見つけなさい。
そんな言葉が私のもとに届いたのは夏のこと。
蝉の声がうるさい日。
ひとりぼっちの部屋でぼんやりと携帯電話を見ている時だった。
日々入ってくる溺れるほどの情報の海。
その中でボトルに入った手紙のように地図と共に私のもとに流れ着いた。
私は夢中になってそれを読んだ。
探しに行かなければと思った。
綺麗な死人を探しに行かなければと。
夏のホラー2023参加作品です。
最終更新:2023-07-04 09:02:25
3196文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
快晴の空、蝉の声、うだる暑さ、夏の一日の妄想録。
最終更新:2023-07-01 10:33:05
3084文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
長い間戻らなかった故郷の村の夏祭り。
蝉の声が盆地の熱気に響く中、神体山を見上げる。
胸に残る哀愁と恐怖の記憶。
「忘れない……何があろうと……。」
人々の笑い声、響く祭囃子。
その中で流れる汗を拭った。
最終更新:2023-03-21 12:17:36
5377文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
作:メグリさと
ヒューマンドラマ
完結済
N2596IB
黒葉玲汰は両親とともに暮らせず、施設に預けられている大人しい子どもだった。
小学二年の夏休みを迎えた玲汰は知り合いの男、晃志に連れられて田んぼと山に囲まれた田舎町にやってくる。晃志の地元であるこの町で、玲汰は一組の老夫婦の家でひと夏を過ごすことになっていた。畑仕事が日課の栄太郎と料理上手な咲野。二人の優しい笑顔に迎えられ、玲汰のはじめての夏が始まった。
すべてが知らないことばかりの玲汰は、まるで異世界に来たような気分で毎日を過ごす。間近で聞く蝉の声。不格好な野菜たち。虫
相撲に探検。たくさんの夏が積み重なっていく中で、玲汰のしぼんでいた心も少しずつ広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 17:35:04
138072文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕(S)は、Mに一目惚れをした…
その日は、蝉の声も騒々しく、灼熱な太陽が地面を照らしていた。
経営スクールでのMとの出会いが、僕の人生と心を大きく揺れ動かした。
ただ僕はMに「ありがとう」を伝えたくて…
最終更新:2023-01-03 21:34:58
2140文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
在日朝鮮人の主人公チョンは日本人学校に通っていたが、母子家庭で育つが帰国を考えている母親に朝鮮民族学校へと通わされるがチョンは同級生のスンジャに恋心を抱くと、帰国への思いはさらに薄らいで行く。思想の異なる同級生との学園生活はあっという間に過ぎ帰国の時がせまる。帰国船に乗り込むべく新潟に向かうが収容所のような宿泊施設で過ごす同胞の顔に帰国への不安が膨らんでいき、母親を一人で帰国させることに戸惑いながら逃亡をするチョンは再び大阪の地に立っていた。
最終更新:2022-10-27 09:36:47
23665文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
蝉の声を近所ではめっきり聞こえなくなりました。
最終更新:2022-10-07 21:10:43
1510文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:K John・Smith
エッセイ
完結済
N7525HT
【∶バルーンアートの写真を掲載中∶】
セミを、知っていますか?
セミは、日本の代表的な「鳴く虫」です。
夏の象徴のような存在で、うるさいほど大声を上げ、はかなく息絶える虫として知られています。日本人はそんなセミに、季節の情緒や『もののあわれ』を感じました。
□ 閑さや 岩にしみ入る 蝉の声
…… とは、もっとも有名な俳句のひとつです。
しかし、セミはよく知っているようで、まちがった知識が信じられていたり。古い日本で美しさが称えられたこと、さまざまな言葉が忘
れられています。
今回、おもしろく思った日本のセミの雑学をピックアップしました(歴史と文化に偏っています)。
読めば、セミの「新鮮味のない」イメージがゆらいで、ちょっと見直したり。新たな創作のタネが見つかる、かも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 18:00:00
14871文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:50pt
蝉の声が鳴り響く。
クソ五月蠅すぎてやる気をそがれるわ、安眠妨害されるわ
でも少し中毒性があるのがスキ(。・ω・。)ノ♡
最終更新:2022-08-06 15:45:17
304文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
――ああ、蝉の声が聞こえる。
最終更新:2022-07-27 19:47:30
689文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:死にたい猫_Blue pill
童話
短編
N8490HS
∞----------------------∞
昔、まだ地球が青かった頃、茹だるような熱さに覆われていたアスファルトの地面は、陽炎が茹だる滲んだ地面と、何処にいるのかさえわからない蝉の声が、幻聴のように調和して響いて、さながらオーケストラのように脳を知らず知らずのうちに酩酊させていく事を、指から滑り降ちるソーダブルーのアイスバーが知らせているのに、研究者は気がつかなかった。
嗚呼、砂糖中毒…白見だした視界がうだるように脳から思考力を奪っていく…こうして…
人類は眠りにつ
いたのであった…
∞----------------------∞
いつも通り意味不明シリーズでーす折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 14:51:46
3178文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『蝉の声より煩い声を、私は知っている』
蝉の声が降り注ぐ真夏の日。こんな日に私は子太郎と過ごした日々を思い出す。獲った虫を屈託のない笑顔で見せてくれるその瞬間が、なによりも好きだった……そんな過去のこと。
私はそんな過去に思いを馳せて、今年もまた、名前を呼ぶ。
*
この作品はカクヨムにも掲載しています
最終更新:2022-05-17 18:00:00
3178文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
僕らの夏は、いつだって蝉の声がした。
夏空の下で不審死を遂げた女子中学生、楓。幼馴染の海斗は、楓を殺害した本当の犯人を見つけるべく、調査を始めた。日に日にと明らかになっていく彼女の本当の姿に、海斗の心が揺れる。正義とは、何か。あなたの心に問う、歪な青春の物語。
最終更新:2022-03-23 01:46:02
724文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
無知観の頗る反映する或る夏の日のいちじつ
緑色を黄色の太陽光線が跳ね上げ 草のにおい
風を感じる蝉の声が耳の中へとゼルーゼルー 私の吐息
最終更新:2022-02-05 19:26:42
667文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
じりじりとコンクリートを照らす太陽。
耳を劈く蝉の声。
天真爛漫な子どもたちの笑い声。
壊れかけた扇風機から運ばれる生ぬるい風。
その中に私はいる。
最終更新:2022-01-28 01:43:08
1335文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
渋く鳴く長月のミンミンゼミは、僧侶の読経の様に聴こえる。
夏の恋に浮かれ、先に逝った輩を弔うかのような、蝉の声が。伴侶を求めても、誰もきっともういない、ガックリとしながら鳴いてる気がするミンミン蝉。
最終更新:2021-09-15 20:47:18
3235文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:156pt 評価ポイント:144pt
蝉の声、木漏れ日、夏のある日のお話。
最終更新:2021-08-25 16:00:00
1132文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:32pt
10年前に起こった行方不明事件。未だに見つからない消えた友人はどこに消えたのだろうか。蝉の声が消えるとき、誰かが連れて行かれる。
主人公『堀ヶ丘 由芽実』の身に降りかかるホラー体験。
ホラーは軽めです。
最終更新:2021-07-09 16:59:30
16720文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:28pt
悠久の日々よ、永久に。
夏になると、あの線路の脇に、電車に轢かれた子供が赤い西陣織の着物で舞っている。
お寺は、蝉の声がシャワシャワと。
お賽銭匣の影に祟りという文字が浮かんで。
季節は巡り、またこの季節。
待っていたよ、とあの神社の階段で彼が微笑む。
狐の青年が、夏祭りの夕暮れ時に、現れる。
最終更新:2021-05-29 17:33:34
557文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
作:中井田知久
ヒューマンドラマ
完結済
N8190GV
僕は日記を書かなければならない。
君と出会ったのは、高校への通学のバスの中だった。
ある朝、僕はバスの中で揺られながら、外の風景を見ていた。なにも変わり映えのしない田舎の風景。小高い山が新緑をたたえ、蝉の声が山の中から聞こえる。蝉は短い一生の命を声高らかに訴えていた。
病気をもった「僕」君に差し出した「勿忘草」僕をわすれないで。高校時代の青春の一コマ。恋愛小説。
最終更新:2021-03-15 20:08:38
3332文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
例年に比べて長く続いた梅雨が明け、夏の始まりを報せる蝉の声が一斉に響きだした八月某日。
とあるニュースが日本全土を震撼させた。
『女優 東雲すみか(28)死亡 自宅で首吊り自殺か』
そのあまりにも早すぎる訃報はたちまちSNS上で拡散され、多くの悲しみの声と共に夏日最初のトップニュースを飾った。
各新聞やテレビの報道番組では、彼女の死を悼む言葉と共に女優〈東雲すみか〉が残した多くの功績を称える特集が組まれ、彼女の死の真相や発見に至るまでの経緯が記事として、議論
として、多くの人の目に留まった。
特別、彼女に興味があったわけではないし、強い憧れや好意を抱いていたわけでもない。ましてやファンですらなかったと思う。
彼女が普段どんな表情で大衆の前に姿を見せていたのか、どんな演技で大衆を魅了していたのか、外の世界と隔絶した生活を送っていた僕はほとんど知らない。
——だけど。
……たった一度だけ、彼女と二人きりで話をしたことがある。
木陰に響く蝉時雨。
アスファルトを焦がす夏の日差し。
どこまでも澄んだ青い空と、天まで届く真っ白な入道雲。
時折海からやって来る潮風と、幻影のように漂い続ける煙草の煙。
忘れもしない。
暑い暑い八月の、僕と彼女だけが知っている、あの夏の日の記憶——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 20:00:00
17915文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
作:向日葵ひまり
現実世界[恋愛]
連載
N8956GM
高校二年生の桐島茜(キリシマ・アカネ)は、一学期の終業式の日に音楽準備室で一人の少女と出会う。
ひょんなことからその少女、竹鶴日華(タケツル・ニッカ)と意気投合した茜は彼女と二人でロックバンドを組むことになる。
少しずつお互いのことを知っていく二人は、やがて音楽を通して惹かれ合っていくが……
入道雲と蝉の声、檸檬の香りと水色のギター。
それは、はみ出し者の少女たちが起こす、ひと夏の革命だった。
青春音楽ガールミーツガール小説。
最終更新:2020-09-19 20:00:00
4642文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
高校生の美紀は夏休み中の部活の帰りに一人駅のホームに立っていた。
一時間に一本しかやってこない電車。
長く暑い待ち時間に美紀は、昔遊びの時によく歌っていたあの歌を思い出す。
「あの子がほしい、あのこじゃわからん」
最終更新:2020-08-12 19:18:19
3275文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:46pt
私は駅で電車を待っていた。
夏期講習の二日目の朝、空は晴れて爽やかな夏の日の始まりは蝉の声に彩られていた。
緑に埋もれた田舎の駅に、私ひとり。
退屈な日常の端っこに、その男は現れた。
黒ずくめの…………
最終更新:2020-08-07 22:28:32
3556文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
高2の夏休み。天文気象部の春斗(ハルト)は研究発表に向けて観察し、美術部の一夏(イチカ)はコンクールに向けて入道雲を描いていた。
クラスは同じだが話したことのない2人。ヒマワリが咲き、蝉の声が鳴り響く校庭で春斗が言った『ねぇ、一緒に2人だけのクラブ作らない?』…
もくもくと大きくなる入道雲を見上げていると突然お互いのデジュヴを感じた。
恋しい気持ちと同時に胸が締め付けられるほどの切なさが沸き上がる。
それはまるで…入道雲の中で上昇と下降する空気がぶつかるように…
『何、今の…
』お互いの顔を見合わせる…
夏休みの間の2人だけのクラブに未来の2人が伝えて欲しいこととは…
2020年7/31 文化放送「下野紘、巽悠衣子の小説家になろうラジオ」の 「タイトルは面白そう」のコーナーに 出てきたキーワード『入道雲』で読まれたメールで、投稿者『hisa』原案、監修のもと書かれたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 05:52:50
2374文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夏の縁側。庭を眺める少女に部屋に戻るように促すと、彼女は隣に座って欲しいと促される。座ると彼女は嬉しそうに笑うのだった。
少しでも良いと思っていただけたら、評価、ブクマ等をよろしくお願いしまう。今後の活動の指標になります。
思いついたらぱっと書いてぱっと投稿していくシリーズ
最終更新:2020-02-02 14:00:00
1509文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
あの夏に聞いたセミの声を思い出す少女の声に家を飛び出すとそこにいたのは、あの少女によく似た女の子が立っていた。
最終更新:2020-01-24 16:59:12
1885文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
今年初めての蝉の声 夏の扉を開けて
キーワード:
最終更新:2019-07-28 22:52:47
318文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
小百合は一年前に自殺した。突然の出来事だった。
蓮と別部は、小百合とは中学時代からの腐れ縁だった。
大学二年生のとある夏の日。蓮と別府の二人は車で小百合の墓参りに行っていた。その途中、三人の思い出の場所へ立ち寄ることになった。蝉の声が鳴り響き、蜃気楼が立ち込める中で、二人は思い出話に花を咲かせる。しかしその話の途中で、ある事実が浮き彫りになっていく。
最終更新:2019-07-01 23:42:46
9378文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
―――僕は転校初日、同じクラスのたまたま隣の席に座っていた君に一目惚れをした。
僕と君の、ひと夏の逃避行。君の汗と蝉の声が暑く感じる。
もうすぐ夏休みが始まる。
最終更新:2019-06-04 20:00:00
2124文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
父からの暴力に加え母からは何を言っても無視されるようになった。
僕はなんで生まれてきたのか。
外出を禁じられた僕はいつも窓から彼女が遊んでいるのを眺めていた。
ある日僕は彼女と目があった。
すると彼女はこっちに向かって勢いよく走ってきた。
そして彼女は僕の手を引っ張って僕を外へ連れ出し、そのまま全力で走り出した。後ろから聞こえる両親の罵声も彼女は置いていった。
夏特有のアスファルトの匂いと蝉の声。
君が無邪気にこちらに笑いかける。
あの日から君は僕の目を奪った。
最終更新:2019-02-17 03:04:08
397文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夏休みに帰省した大学生と、田舎に残った浪人生。
去年までは同じ野球部に居た2人。
最終更新:2018-08-19 18:27:34
3596文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある夏の日、タクとショウの高校からの帰り道。1匹の黒猫と1台のトラックが彼らの日常を変えた。日中に浮かぶ歪んだ白い月。いつまでも響く蝉の声。暑い暑いある夏の日。
最終更新:2018-08-05 23:44:24
1942文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「アイスクリームはいかが?」
アイスクリーム屋さんの音は、
蝉の声に紛れて消えてしまった。
アイスクリームのように冷たい夏の思い出。
最終更新:2018-07-22 18:00:00
1221文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夏休みの補習授業後の誰もいない教室で。
外に蝉の声は聞こえない。
霧子は僕に言った。
「ゆうべ、……に失敗しちゃってさ」
そうか。もう霧子は、温かい存在じゃないのか。
熱を失った夏に、僕は世界が失われたのを知る。
最終更新:2018-07-19 21:16:05
3722文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:54pt
作:からくりいむ
ヒューマンドラマ
短編
N4412EU
僕が原因で、疎遠になった小学校の頃の親友。高校生の今、同じクラスにいるのに目も合わせない。あいつは人気者で、僕は日陰者。もう元に戻ることはないと思っていたけど、夏休みの鯉のえさやり係に僕らが選ばれてしまった。僕とあいつをめぐる夏の友情物語。
重複投稿します。
最終更新:2018-06-03 14:30:42
1679文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公の佐川 夏夜(さがわ なつや)には昔っから想いを寄せていた女の子が存在した。
だが、ある日。佐川を中心とした野外活動研究会。通称、野研にとある事故が襲いかかる。
それに生じて佐川が想いを寄せていた人物。鈴井湖蝉(すずい こぜみ)が亡くなるという悲劇が起きてしまう。
湖蝉が死んでしまった事に嘆き悲しむ佐川だったが、どういう訳か死んだ筈の湖蝉は佐川の前に姿を現した。
だが、その姿は佐川にしか見えず…。
佐川自身も湖蝉が死んでしまった事実を認識していて。
い
つまでも湖蝉という存在を残してはいけない。それが分かっていても佐川はどうしても湖蝉を喪いたくはなかった。
いつか訪れる最後。そこに佐川はどう立ち向かえばいいのかが分からなかった。
蝉の声が止んだ時…。
本作はそんな暑い夏が終わるまでの暑く涼しい青春ストーリーを目指しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-02 00:00:00
23733文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:111 件