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検索結果:6 件
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「そなたは《毒》か、それとも《薬》か」
皇姫であった慧玲(フェイリン)は先帝の罪により死刑を命じられた。
渾沌の帝と称され、帝国全土に毒をまき散らした凶悪なる帝……その姑娘。だが彼女は薬師の一族・白澤の叡智を修得していた。
慧玲は皇帝の問いにこういった。
「私は、如何なる《毒》をも絶ちて《薬》と致しましょう」
帝国・剋は先帝の悪政によって《天毒地毒》の禍に苛まれていた。
地毒は人を蝕み、《毒疫》という奇しき病をひき起こす。
鱗に蝕まれた妃妾。脚から梅の咲きこぼれ
る舞姫。毒疫は如何なる医師にも癒すことができない。ただひとり、後宮にいる食医の姑娘を除いては。
「あなたはいったい」
「ただの食医でございます」
処刑を一時取りさげられた慧玲は身分を捨て、後宮の食医となった。妃嬪たちから渾沌の姑娘と謗られ、疎まれながらも典医が匙を投げた患者たちをたちどころに解毒していく。
最高に美味しい《毒》を患者に飲ませることで。
「毒は、毒を制すものですよ」「口に旨き毒は《妙薬》となるものです」
それは償いか。それとも復讐への階か。
慧玲のもとに現れた麗しき風水師。彼は不敵な微笑を湛えて、慧玲に囁きかける。
「貴女の死を望むものがいる。その敏さはいつか、貴女の身を滅ぼすよ。緩やかにまわる毒みたいにね」
彼は果たして敵か、味方か。逢うべきではなかったふたりの袖が振りあうとき、国の運命が動きだす。
・ ライト文芸寄りの後宮お仕事ものです。
恋愛はするかどうか謎ですが、異性バディ(イケメン)はいます。
・ こちらの小説は《カクヨム》にも掲載(同時に連載)致しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 18:07:44
326087文字
会話率:38%
IN:6pt OUT:67pt
総合ポイント:8352pt 評価ポイント:3700pt
薬師の一族に生まれながら薬が作れないオパールは、父からの虐待を受けていた。姉クリスタルはそんなオパールを守ってきたが、クリスタルが不在のある日、オパールは誤って父の持つ毒を飲んでしまう。翌朝父が見つけたのは毒に苦しみながらも死ななかったオパールの姿だった。血液検査でオパールの体に毒に対しての抗体ができたことを知った父は、オパールを製薬道具として利用し始める。クリスタルも手を出せない場所に連れ去られたオパールを守るため、クリスタルは新しく父の助手になった男にオパールを守るよう頼
み込む。その男は・・・。
実父からの虐待にあいながらもいつかは幸せを掴もうと人生を諦めなかった少女が運命の男性と出会って救われる+妹を守ろうと頑張ってきた姉が信頼できる人物に出会って幸せになる、ダブルヒロイン・ダブルヒーローのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 18:00:00
118038文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:128pt
作:あさづき ゆう
異世界[恋愛]
完結済
N2839HV
伯爵家の末娘であるわたしは五回目の婚約破棄をされた。あんなにも熱心に、わたしの研究を理解して応援してくれたと思っていたのに。
打ちひしがれて幼馴染の伯爵令嬢セシリーに泣きついた。結婚の形に拘らないのなら、王太子殿下に援助してもらえるように売り込もうと言われ、夜会で接触することを決断した。
ところが、王太子殿下には愛妾になりたい令嬢達がわんさかいて、わたしなんかでは全然無理で。庭園に逃げ込めば、どうやらここは恋人たちの修羅場に遭遇。そのままじっとしていると、女好きだと噂の公
爵に見つかった。
◆全7話。2022/09/10に完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 20:00:00
22037文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:21516pt 評価ポイント:17380pt
作:都森 のぉ
ハイファンタジー
完結済
N1001EY
毒をこよなく愛するグリフィカ・ヴェホルは、世界でも価値のある薬師の一族だ。
その知識の価値から産まれたときからモルビット王国の第二王子・ジュドア・モルドスキューの婚約者に命じられていた。
***
毒を愛するがゆえに、婚約者であるジュドアの食事に死なない程度の毒を飲ませ、自分で解毒し効果を実験するという狂気の沙汰としか思えない行動を繰り返す。
ジュドアは婚約破棄をして、同じ薬師で別の一族のルベンナ・ケルシーと婚約したいと王に申し出るが、全く相手にされない。
そんな中、ガーディン
パーティでグリフィカによるジュドア暗殺未遂がおきる。
グリフィカは否定も肯定もすることなく、国外追放の罰を受け入れて、ユリスキルド帝国へと向かう。
ユリスキルド帝国では疑われながらも毒の知識を遺憾なく発揮して問題を解決していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 12:00:00
121931文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:1963pt 評価ポイント:759pt
※2015年10月・リハビリ兼ねてのプラッシュアップ完了。記述が少しだけ変わりましたが、内容は変わっていません。これから『白き薬師とエレーナの剣』のプラッシュアップ&更新再開していきます。
久遠の花と呼ばれる優秀な薬師の一族。
そんな彼らを守り続けていた、守り葉と呼ばれし者たち。
花を守るべく育てられた子供・みなもだったが、守るべき花を失い、生き別れた姉・いずみや仲間たちとの再会を夢見て薬師として生き続けていた。
そんなみなもの元へ現れた、毒にやられて瀕死の青年レオ
ニード。
彼に使われていた毒はあまりに特殊な――仲間の誰かが作っている可能性が高い毒だった。
かくしてみなもは仲間の行方を確かめるため、懇意にしている冒険熊おじさん・浪司とレオニードとともに北方の地へ向かう。
やっと仲間に会えるかもしれない。
けれど、レオニードの国を苦しめている毒を仲間が作っているかもしれない。
そんな期待と罪悪感を胸に秘めながら――。
少女向け恋愛ファンタジーです。
男装の麗人で、芯が強くて、自分の手を汚すことを厭わない主人公と、そんな一筋縄ではいかない主人公を一途に想う、寡黙で真面目な青年の物語。
R18ではないと思いますが、後半は大人向けの展開になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 02:55:11
170181文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:1784pt 評価ポイント:594pt
※2015年10月下旬辺りから更新を再開予定。リハビリを兼ねて前作『黒き薬師と久遠の花』のプラッシュアップ終了。本筋は変わりませんが、今作に合わせて記述がちょびっとだけ変わりました。これからゆっくりですが完結に向けて頑張ります。
※こちらもネット小説大賞にエントリーしました!
「私は久遠の花……貴女を生かす道を選びたいわ」
久遠の花と呼ばれる優秀な薬師の一族。
その隠れ里を襲われ、若き担い手・いずみは妹を連れて逃亡する。
しかし追手が迫り、いずみは妹を生かすため、囮
となって死ぬ覚悟を決めていた。
――追手を引きつけて、捕まりかけたら自害する。
だが、一人の少年が殺されかけている場面を目撃し、その決意は揺らぐ。
いずみは少年の命を救うため、追手たちに投降し、彼らの国へ連れて行かれる。
そこでいずみを待っていたのは、一人の悲しき狂王だった――。
※前作『黒き薬師と久遠の花』の過去エピソードになりますが、
こちらから読んでも楽しんで頂けるように執筆していきます。
前作も今作も、よろしくお願い致します(m0m)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-04 20:00:00
137166文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:24pt
検索結果:6 件
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