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検索結果:145 件
赤い瞳が揺れる。
いつになったらこの茶番は終わるのかと。
貴方のために、愛されるために、努力したのに。その結果がこれか、と鼻で笑う。
「元第一王子妃、ローズを処刑する。」
後ろ手を鎖で繋がれピタリと首に刃をあてがわれる。
「っはは、あはははっ!!」
狂ったように笑う。心の底から笑ったのは何年ぶりだろうか。
青い瞳の獣人が驚いたように目を見開く。
黒の瞳の男は凛としてこちらを見ている。
民衆は殺せ殺せと喚いている。
雑音の中その声は私の耳元ではっきりと聞こえた。
深紅の瞳の悪魔
が囁く。
『次はもっと上手くやってね。』と。
深呼吸をし、答える。
「もちろん。だって私は‥」
『悪役』令嬢ですもの。
鮮血が舞う。舞台が赤に染まっていく。
そう、これからが彼女の舞台なのだ。
物語は常にハッピーエンドで終わる。まぁ誰だって物語を読むときくらいは幸せな気持ちになりたいだろう。しかし、そんな物語に必要な役が悪役というものだ。
これがいないと物語はハッピーエンドへと話が進まない。悪役こそが唯一幸せを運ぶ者なのだ。だから、私は決めた。
真実を知り、決意したのだ。
魔力で溢れた世界のこの美しい物語の悪役。
そう。私は完璧な悪役になると。
後に誰かが言う。
「あの子は僕の可愛い愛し子さ。悪役なんてあの子には似合わないけどね、僕は彼女のためならなんだってするよ。」
と深紅の瞳の少年。
「あの人はなんと言うか、手のつけようがございません。」
と死んだ目で言うメイド。
「アイツを怒らせたく、ない。」
と耳を倒してばつが悪そうに言う獣人。
「さすがはローズだ。」
と嬉しそうに語る銀髪の男。
「‥加減を知らない人だ。」
と黒い瞳を細め楽しそうに笑う男。
これは愛されることを知らない、死に戻り『悪役』令嬢が作り上げる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:58:22
45913文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:28pt
この声で、見つける――。
小さな「異能」を持つ少年少女たちの、青い春。
異能。
日常のなかに潜む、不思議で小さな力。
その現実世界では有り得ない、しかし魔法と呼べるほど劇的なわけではない些細な力は、人の持つ「自己実現欲求」から生まれたものだった。
高校生である矢船啓太は、先輩である暮坂歌乃が中年男性の姿に変身しているところを目撃してしまう。それは歌乃の持つ自己実現欲求から生まれた異能の力だった。
見てはいけない瞬間を見てしまったことで、啓太は歌乃の抱える問題に巻き込ま
れていくことになるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 08:04:49
125846文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
心象素描(しんしょうすけっち)実践研究
令和甲辰(きのえたつ)肆拾壱 卯月
弐陸捌肆 陸 弐零弐肆
真夜中羽虫が耳元ぶぶぶぶぶ
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2024-04-21 18:58:59
714文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
BLです。
なんやかんや大好きな、ハイレベルな攻め二人に愛されて困っちゃうどこか鈍感な受けの話です。
高校の同級生。
アイドルみたいに可愛くてカッコいいみんなに人気者のタツキは、暗くてメガネのミコトの幼馴染だ。
高校で有名な不良の真木君がタツキに告白するって噂を聞いたミコトは、タツキを守るために真木君に告白をやめるように言いにいく。
怒った真木君が「おれが好きなのはお前だ」とミコトに迫ってきた。自室まで引っ張り込まれて。上からのしかかられて。
おれ?! なんで?
低い声で何度
も耳元で告白されているうちに、なんだかトロンとしちゃうミコト。
「チョロすぎて心配だ」と真木君に心配される始末。
自宅に送ってもらうと、心配して待っていた幼馴染のタツキに「おれが好きなのはお前だ。お前だけが好きなんだ」と告白される。
嫉妬と独占欲丸出しの二人に挟まれて、ミコトは無事に乗り切れるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 14:01:55
8917文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:ねこまんまときみどりのことり
ハイファンタジー
完結済
N8030IU
「お姉ちゃん、ありがとう」
転んで膝を擦りむいた男の子の手当てをしたら、お礼を言われた。
私は“どういたしまして”と言って、男の子を見送る。
耳元では『チャリーン』と、コインが落ちた音が響く。
「今日も良いことができたわ」
ほくそ笑む私は、カバンを確認した。
「わあ、1シルバーも入ってる。女神様、ありがとうございます」
手を合わせて感謝する私。
モンタナ・グランディーバが、私の名前だった。
一応、有力な伯爵令嬢の長女になるらしい。
けれど政略結婚で結ばれた両親は、
私が産まれた後はそれぞれ愛人と暮らしていて、本邸にはほとんど戻ってこない。
母には愛人との子供がいるし、父にも愛人との子供がいる。
二人の契約で、産まれた子供達は全員グランディーバ家で引き取り、母の子は実子で父の子は養子で育てることにしたらしい。
暫く振りで母に合った4才の私は、母に縋りついて突き飛ばされた時に気絶して女神様にあった。
「お前は前世で両親が早く死んでしまい、奉公先で苦労した。だから今度は、お金に不自由しないように采配したのに。なんて可哀想に」
親切そうに私の前世を語る女神様。
どうやら以前の私は、奉公先で働いても給金も殆ど貰えず、そこの旦那様に妾の扱いをされ、奥様に刺されて死んだらしい。
なるほどと、思い出した。
4歳だった私の精神は、既に前世の記憶を辿り大人の思考になっていた。
生母の自分への暗殺計画を知ったことで、女神様と相談し、私はそのまま死んだことにして貰うことにした。
女神様の権能で、今世では仕事に見合った報酬と善行がカバンに入ることにして貰い、旅に出ることになったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 17:25:45
19564文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:194pt 評価ポイント:180pt
ブリザードカップルと呼ばれる、ドータルダッド公爵令夫妻。
今日の夜会でも、アルカイックスマイルを浮かべながら見つめ合う。
しかし、会話をするわけでもなくただダンスを踊っている二人。
それを周りの人々がひそひそ話をしながら眺めている。
あの二人はいつ離縁するのだろうと、賭けをしている輩までいると聞く。
妻はもうそろそろ結論を出してもいいと思っているが、夫は一番効果的な時期を狙っているらしく、まだ実行しようとはしない。
必要書類は全て準備万端だというのにまだ行動
を起こせないこの状態に、妻は正直なところうんざりしていた。
そこへ飛びきりの美人がやって来て、夫の耳元で何か囁くと、普段クールな表情を崩さない夫が嬉しそうに微笑んだ。
どうやらようやく夫は、真実を公にする気になったらしい。
妻はこれから始まる茶番劇に心踊らすのだった。これからこの夫婦は一体どうなるのか! 断罪されるのは誰なのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 21:19:34
18431文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:27988pt 評価ポイント:24912pt
「……ひっ、だ、だれ!」
その少女はひとり、森の中を彷徨い歩いていた。
夏休み。仕事で遠出するという父親に無理やりくっついてきたはよかったが、代わる代わる知らない大人に愛想を振りまき、そして父親の陰に隠れ、ひしっと父親のズボンを掴んで大人たちの呪文か暗号のような会話に耳を傾けることに飽き、ひとり森の中へ入ったのだ。
どこへ進み、どこで見上げても背の高い木々が少女を見下ろす。
空は曇天。じめじめと蒸し暑く、少女は手をパタパタ、ワンピースのスカートや胸の部分をパタパ
タ、ブゥンと虫が耳元を通過しバタバタ。泣きっ面に蚊。バチバチと腕を叩き、手のひらの血の玉を見て、卒倒しそうになるのを、ぐっと堪えるが、ガサガサと茂みが揺れれば短く悲鳴を上げ走り、立ち止まってはまた空を見上げ、と繰り返す。
「ねぇ……だれなの……?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 11:00:00
3914文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ある日、突然耳元で聞こえた「おニュー」の声。その正体が今夜、どんだけかぶりに明らかになる!!!
最終更新:2024-01-07 16:37:36
458文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
修学旅行……
それは非モテ男子が経験できる唯一と言ってもいい、男女混合の旅行である。
片思いの相手と半強制的に一つ屋根の下で寝泊まりできる、貴重なシチュエーションとも言えるだろう。
俺もまた、そんなシチュエーションを楽しみつつ、様々な妄想をしている男子生徒の一人だ。
当然女子の入浴時間なんかは、必然的に想い人の裸体を想像してしまう。
そんなとき――、
「おい、今から温泉覗きに行こうぜ」
悪魔が俺の耳元で呟いた。
「こんなチャンスはもうないぜ? お前、夢枕さんのこと好き
なんだろ?」
彼女の裸体を覗き見る、またとないチャンスだと――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 05:40:48
999文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:200pt 評価ポイント:178pt
「じょぉぉぉかんどのっ! おっはよーございます!」
「耳元で大声を出すな騒々しい!」
「これはまことに、すぅーみませぇん!」
「はぁー……で、いよいよだぞ。準備はできたのか?」
最終更新:2023-12-25 11:00:00
2651文字
会話率:90%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
筆者である私がカスみたいなことを考えるための場。読んでもなんにも良いことはないし、なんなら頭が悪くなる可能性があるので、頭が悪くなりたいおにゃのこは積極的にお読みくだちゃい。
おぢさんはクッキーくれたら読ませてあげるよ!
あ! (^q^)ありまとー!
(^q^)ムシャムシャ!
(^q^)ムシャムシャ!
(^q^)⋯⋯⋯⋯
(^q^)おい!
(^q^)なんで初対面でマンゴー味なんだよ!
(^q^)美味かったよ! ぜひ読んでって!
後悔しても
知らないからなぁ!!!!!
窓から見えたのは、梅干しなのかイチゴなのかトマトなのかよく分からない、とにかく赤くて丸いものが描かれた看板だった。
私は目を凝らしてその看板を見てみた。
ふむふむ。
食パン屋さんの看板なのね。
よく見たら丸くないし、赤くもないな。
パフパフパフパフってどっかから無限に聞こえてくるんだけど、これ幻聴かな。こういうの初めてなんだけど、幻聴ってパフパフ言うものなの?
幻聴ってもっとこう、なんというか、「×××××」とか「♡♡♡」、「バキューン」っていうのが耳元で聞こえる病気だと思ってた。
(^q^)マンゴークッキーうめーなあ!
(^q^)なんで俺がこんなもん食べなあかんのや!
(^q^)ジャムつけるともっと美味くなるかも!
(^q^)水って美味いのと不味いのとあるよな!
(。・_・。)ぼくはわるいことしてません
(。・_・。)ただのぷにぷにうんちくんです
(^q^)まにもとめなぁーーーーーーーーッッッ
(^q^)えっ!?!?!?!?
(^q^)サヨナラァーーーー!!!!!!!
5、6、7、8、9、10、11⋯⋯よし!
(^q^)知らん人に蹴られた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 12:01:28
4082文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
とある会社で事務に勤しむ二十八歳。そろそろ結婚したいなーと思ってはいるが相手はいない。
そんな私の日々の癒やしは耳元に流れてくる愛しい声だ。
今日も私は『推し』の甘い台詞に絆されている。
なぜか恋愛相手になる令嬢の台詞だけすっ飛ばす音声読み上げ機能に多少疑問を感じるが、心の中でその台詞を補足しながら帰宅する。
音声を流したまま、令嬢の台詞を自分なりの言葉に置き換えて声に出すとまるで『推し』と会話をしているみたいで楽しくなってきた。
物語を読み上げてくれる機能に相槌や意
見を述べながら夕食をとり、後片付けをし、お風呂に入って湯船に浸かり、明日の支度を整えるとベッドに入る。
瞳を閉じて『推し』の声を満喫していると、突然読み上げ機能の様子が変わり……?
※設定はゆるめ、おおめにみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 06:18:24
3603文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:136pt
俺---ダイラル・エルボは一年半前に勇者---ハリーからパーティの勧誘を受けて仲間になった。
そこからは、毎日仲間のことを考えて支援に専念していた。
そんなある日、クエストが終わって屋敷に戻ったサイト、ハリーに言い渡された。
「明日から来なくていいぞ」
「な、なんで......」
俺が唖然としていると、ハリーが言った。
「お前が無能だからに決まっているだろ」
その言葉へ続くように、ハリーや聖騎士であるリバルと賢者のマリアが笑い出した。
それ以外にも、俺の眼がオ
ッドアイで不気味と言う理由なども言われる。
(百歩譲って無能はいいが、眼の色なんて変えられないじゃないか......)
それに、長年一緒に冒険してきた仲間じゃなかったのかよ......。
俺がそう思っている時も、みんなから罵倒の嵐を受ける。そして、最後には俺の代わりになる新たに加える仲間を紹介された。
「初めまして。本日より勇者パーティの一員になるアクル・ジンジャーと申します」
「ぁ......」
(本当に俺は必要とされていないんだな......)
そう思い、屋敷を出る直前、アクトに耳元で囁かれる。
「元勇者パーティのお荷物さん。今までご苦労様でした。これから無能らしく有象無象の一人として頑張ってください」
(クソ)
絶対に見返してやる。
俺はそう決意して、この場を去って行った。
★
この時の勇者パーティ全員は、ダイラルの位置取りやカバーの早さのおかげで安全に戦えていたことを知る由もなかった。
それに加えて、新たに加えた仲間が考えていた企みによって、勇者パーティがどん底に落ちていくのはそう遠い話ではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 17:00:00
39265文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:186pt 評価ポイント:102pt
猛暑が続く週末、大阪にある場末の立ち立ち呑み屋で僕は友人からある事を耳元で囁かれた。それは――「空海の首を…探してくれませんかねぇ」と。
冗談だと思った僕は彼に曖昧な返事をするが、それが彼の失望を買ってしまった。
一体、彼の失望は何だというのだろうか?
その日以来、僕は近畿一円の古書街を回るだけでなく、あらゆる手段でネットにも投稿して「空海の首」について調べたが、一向に何も見つけることが出来ず、やがて猛暑の夏が過ぎようとしてた。
そんな夕暮れ時、メトロを降りた僕に声
を掛けた人物が居た。見れば夜の香気を身に纏ったような美しい若者だった。
やがて彼が僕に対して語るのはこの世の事とは思えぬ摩訶不思議な…自分と空海との約束。
そしてやがて彼は、僕にこう言うのだった。
――お前は探してはいけない物を探してしまったんだ
果たして僕は何をしたというのだろうか。
この物語は『異聞倭人伝』という実在した歴史上の人物を違う角度から捉えて語る短編小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 23:00:00
10516文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:28pt
パーシヴァルは、今夜こそ恋人のケイトリンにプロポーズをしようと密かに決意していた。
ダンスをしながら、プロポーズのタイミングを考えていたものの、踊り終えたところでパーシヴァルに、隣国に留学していた親友のダニエルが声をかけてくる。
パーシヴァルはダニエルにケイトリンを紹介。流れで2人はダンスを踊ることになるのだが・・・
パーシヴァルは見てしまった。
愛する人の耳元で思わせぶりに何かを囁くダニエルと、可愛らしく頬を染め、蕩ける笑顔でダニエルを見上げるケイトリンを。
※アルファポリスさんでも掲載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 10:00:00
20463文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:1052pt 評価ポイント:862pt
私の彼氏はよく手に触れて来る人だった。
けれども普通に触る様な真似はしない。
何時も手の質感を覚える様に、隙間なく這い回る。
そんな好色な手が、手だけではないと思ったのはとある一件以来から。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
特に序盤、雰囲気がR15だと思ってます。
苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2023-10-14 08:07:54
1283文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
日常に潜む怪異は、自分たちのすぐ近くにあるのに"そこには無い"という何とも不思議な存在。それを体現するかのように怪異の噂だけが存在する道、通称"歌い道"と呼ばれる場所がある。近くの高校に通う 華(はな)という少女は、部活が遅くなったこともあり近道としてその道を歩いて帰宅をしていた。ふと噂話を思い出した彼女が気がつくと、耳元で微かに複数人の歌声が聞こえていた…
最終更新:2023-08-21 21:58:37
2690文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
伯爵令嬢のアリッサは情報省に勤務する女性官吏。
彼女は幼なじみのメリメ達と共に王城の地下にある通称『土竜部屋』に籠もって、毎日電話交換手として働いている。
彼女は良い耳を持っていたことで、指導権争いをしている王子達に、議会の速記係から無理矢理異動させられたのだ。
彼女はここに配属されてからというもの、ストレスフルな日々を過ごしている。何故なら、聞きたくもない私用電話の盗み聞きをする任務を命じられていたからだった。
彼女は家族や婚約者からも蔑ろにされていたので、就職と
同時に家を出て一人暮らしをしていたのだが、その職場環境も最悪だった。
しかし、ある日彼女は、ある電話の会話を聞いたことで、ついにこの国を去る決断をしたのだった。
クセの強い男にばかり好かれる、ついていない令嬢と、真面目で優秀なのに要領が悪い婚約者のすれ違い愛情物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 20:00:00
47431文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:3512pt 評価ポイント:2692pt
朝から夢の中で失恋した時のことを思い出した『私』こと草刈愛美(くさかりまなみ)は憂鬱な気持ちを抱えながら高校へと向かっていた。騒がしい教室の中で知らず知らずのうちに負のオーラが出ていたのか机に突っ伏す私の周りには誰一人近づかない。それでも、何だか少し悪い予感がしていた私からしたら丁度良かった。しかし、すぐに私の悪い予感は的中する。机に伏せ、見るからに不機嫌だと分かる私に誰かが話しかけて来た。顔を上げるとそこには幼馴染の会田咲(あいださき)の姿があった。彼女は私の親友であり、そ
して……私をフった相手でもある。あの後、すぐにクラスメートの男子と付き合い始めた彼女は、まだ彼女への愛を引きづっている私に対して彼氏との惚気話をするなど私の嫉妬心を煽るような言動を繰り返していた。という訳で今日もそんな感じかと思っていたが何だかいつもと様子が違う。「何故なのか」と問う私に対していつもよりも気合が入った装いをする彼女は私の耳元で衝撃的な一言を放ってくるのだが……
これは私と彼女の歪な『恋』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 19:11:22
9999文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:282pt 評価ポイント:230pt
アルバイトをしながら大学に通う遠藤要は、ある晩寝ていると耳元で蚊が飛んでいることに気づく。
手で蚊をはらうと次の日、擬人化した蚊が家にいた。
蚊は家に泊めないとお前の血を全て抜くと要を脅す。
要は蚊と同棲することを決意する。
最終更新:2023-06-29 09:32:43
1676文字
会話率:92%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「どれだけ泣いて縋ったって誰も助けてなんかくれないよ。悪に染まった美しい君は、僕に愛されるしかないんだから」
かつて僕を虐めていた君の耳元で囁く。
多くの参列者が見守る教会で、司祭の執り行う婚姻の儀の最中に。
それまで高慢に振る舞っていた君は、そこでようやく己の身の立場を知った。
「憎くて愛しくて、いっそ壊してしまいたいくらいだ」
震える君に僕は狂った愛を囁いた。
その震えはいつか絶望に、そして諦めになる。
そうすれば君は、僕を愛すことしかできないだろう?
ヤンデ
レヒーロー視点ではハピエンです!
長岡更紗さま主催『ドアマット大好き企画 』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 19:08:18
5082文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:944pt 評価ポイント:848pt
作:一番星キラリ
現実世界[恋愛]
完結済
N6337IA
「そんなに甘えるな。おれの理性が吹っ飛ぶだろう」
甘い声で耳元で囁くと、そのまま私をお姫様抱っこした。
「ま、待って」
「待つ? 待てるわけないだろう」
すでに体はベッドの上に降ろされていた――。
とにかく目立たず、おとなしく、平穏無事に。
それが私、雛月(ひなづき)カナのモットーだ。
これをモットーに今の会社で働き続けて十年が経った。
気づけばすでに三十路を過ぎている。
同期の多くが転職や寿退社する中、私はただただひたすら地味に生き残り、自分一人が生きていくには十分なお給
料を得ていた。
住めば都の都会の手狭なワンルームを自分の城とし、仕事の後は……大好きな乙女ゲーム、通称乙女ゲーをプレイすることが、人生で一番の楽しみになっている。
毎日ただひたすら職場と家の往復。
それをつまらない、と考える人も多いようだが……。
それでお金が手に入り、好きな乙女ゲーを満喫できるなら、どんな地味で他の人がやりたがらない仕事も喜んでやってきた。
そんな私に突然訪れた悲劇。
後頭部に激痛を感じ……。
気づけばこれからまさにプレイしようとしていた乙女ゲーの世界に転生していた。
『千年片想い~ピュアな魔王の純愛記~』。
略称『千年片想い』は、小説を元に作られた乙女ゲー。
6人のイケメンが登場し、ヒロインを動かし、攻略していくゲームなのだが……。
未プレイな上に、どうやら悪役令嬢ポジションで転生している。
ヤバい!
未プレイだから、どんな悲惨な末路が待っているのか、分かったものではない。
転生した元喪女によるフラグ回避のための悪戦苦闘が今、開幕――‼
【お楽しみ情報】
本作に登場する『千年片想い~ピュアな魔王の純愛記~』
略称『千年片想い』の原作小説はなろうで読むことが可能です。
未読でも本作は楽しめます。
読むと本作がさらに楽しくなります。
●『千年片想い~ピュアな魔王の純愛記~』●
https://ncode.syosetu.com/n8017hs/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 12:00:00
143357文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:974pt 評価ポイント:488pt
「クソみたいな人生だ」
それが俺の口癖だった。
小綺麗なアパートに住んでいる多部 陽一は、会社員として毎日働き続ける人生に嫌気が差していた。
ある日、いつも通りに生活を送っていると謎の玉と出会う。
「それはマインドボール。任意の人間を思うがままに操れる。」
謎の玉と共に、謎の声が突如耳元で囁かれる。
マインドボールとやらを手に入れることで、クソみたいな人生を歩んでいた陽一の人生は変わろうとしていた。
-謎の玉<マインドボール>がもたらすのは、善か悪か-
最終更新:2023-03-28 00:35:38
2590文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
カン! カンカン!
ある都内のアパートの202号室では夜1:20になると部屋の天井から家鳴りがおこる。
最初は小さい音でカンカンとなり始め、次第に音は大きくなり、最終的には住居人の耳元で
『どうして助けてくれなかったの』
と女性の囁き声が聞こえ、住居人がそれに気付き目を開けた瞬間!
近藤唯はケーキ屋でアルバイトするごく普通の女の子
そんな彼女がアルバイトから自宅のアパートに帰宅すると、アパートの取り壊しのチラシを目にする。
翌日、不動産に赴いた唯は引っ越し先の物件資料を拝見
しバイト先から一番近い物件に決めた。
ratt 202号室
この202号室に住み始めてから、不可解な音に悩まされる日々を送る事になる。
不可解な音は日が経つにつれ大きくなり、唯を疲弊させる。
体調を心配したバイト先の先輩斎藤さんから耳栓をしてはどうかと勧められ、試すと音は聞こえなくなり安眠できるようになった。
しかしそれはさらなる災いを呼ぶ火種になってしまった
家鳴りをモチーフにした女の生き霊のホラー小説です。
小説は初心者でまだまだですが、勉強して色々投稿していきたいです。
お読み頂けたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 12:00:00
27381文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
一人の男がいた。
男は、ブラック企業でこき使われ、過労がたたって死んだ。
そして目が覚めると、なぜか新人死神女子高生Vtuber永眠ながねむしろの所有するダミーヘッドマイクに転生していた!
時に、雑談配信を視聴者同様に観たり、あるいはASMR配信中、耳元で囁かれて昇天したり。
時に、彼女の相談を聞いたり、リハーサルに付き合ったり。
少しづつお互いのことを知っていくうえで、彼はしろの心に踏み込み、またしろも彼の信念に触れる。
「ねえ、君的には耳ふう~ってされる
のと、耳はあ~ってされるのどっちが好き?」
『いやあの、その。どっちも好きです』
これは一台のマイクと一人の配信者が、あるいは一人のおじさんと一人の女子高生が、二人三脚でVtuberとしての階段を駆け上がっていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 07:00:00
482115文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:406pt 評価ポイント:184pt
カメリアム・シンヘズイ公爵令嬢は、継母と義姉に自由を奪われ、約5年間クローゼットの中に監禁されていた。
カメリアムは亡くなったはずの両親に勇気づけられ、毎年誕生日に姿を見せる婚約者であり第二王子のノルドレッド・ワンダルフォンに助けを求め無事に救出される。
王城で目覚めた彼女の耳元で囁くのは、妖艶な女性の声。「稀代の悪女キャロリエンヌ」と名乗った彼女は、「自分が亡霊であること」「カメリアムが闇の魔力を持ち、死者の声を聞く力を持つこと」「復讐をするつもりなら手伝う」と持ち掛
ける。カメリアムは姿の見えない亡霊と協力し、自らを虐げた人間と第二王子への復讐──そして二度と虐げられないよう、生前稀代の悪女として名を馳せた彼女のような悪女になると誓った。
だが、第二王子はカメリアムを束縛・溺愛し、カメリアムが他の男を誑かすのをよしとしない。女好きの第一王子、オークのハーフで迫害されている第三王子、ドMな警備隊長に愛されながら。カメリアムは踏みつけられるドアマットとしてではなく、悪女として輝けるのだろうか?
*
☆完結保障
☆際どい言動・前半軽い暴行シーン・微ざまあが2回あるためR15(保険)
☆逆ハー要素は軽度。主人公は最終的に一人の男性と相思相愛になります。
☆軽い女王様プレイ(背中を踏む等)あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 21:00:00
114900文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:398pt 評価ポイント:242pt
「ざまあみろ」バケツをひっくり返したような水をぶち撒けられ、床に這いつくばるメルティアは決意した。いつか必ず、この女に見下された時のように。私もアンリエッタを見下し返してやると。
アンリエッタの婚約者である公爵令息を奪ったメルティアは、彼女の婚約破棄及び自らの婚姻を発表する。怒り出す彼女に、メルティアは耳元で囁く。
「ざまあみろ」
ざまぁ返しを見事に成功させたメルティアは公爵令嬢として、愛する人と幸せに暮らしていく。
最終更新:2023-02-22 20:34:25
7841文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:566pt 評価ポイント:482pt
入院中に寂しい思いをしない様にと友人が差し入れてくれた奥ゆかしき本を、クラスの女子に発見されてしまいしかも没収されてしまう。しかし彼女実は興味深々で、その本を見て何故か勉強をしておりなにかと耳元で『いっぱい出たね♡』と囁いてくるのだった。
最終更新:2022-12-20 08:00:00
2128文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:172pt 評価ポイント:150pt
次なる運命石の欠片を集めるために、シュルクとフィオリアの二人はムーシャンにある集会所に身を寄せていた。
旅を始めてもう二ヶ月。
その間に変化してきている自分の心に、シュルクは動揺と苛立ちを抑えきれずにいた。
そんなシュルクを追い詰めるように、魔の手が彼を襲う。
「あの子を、殺して?」
耳元で囁かれる優しくもおぞましい声。
自分が自由になるためには、フィオリアの存在は邪魔なのか?
もしそうだとしたら、俺は―――
新たな場所で繰り広げられる、妖精世界の冒険譚!
懊悩するシ
ュルクが手にするものは―――!?
※こちらの作品はシリーズものです。これまでのお話は、作品タイトル上部にある『Fairy Song』と書かれたリンクをクリックorタップしてください。
※2022/12/19 空白構成、1話あたりの文章量調整&おまけ追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 21:58:37
121100文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
魔物は私を妻に望んだ。
誰も助けてくれない。私の耳元で愛を囁いた隣国の王子さえ。
国王である父は喜んで私を差し出した。
でも、魔物に嫁いだら意外と優しくて拍子抜けでした。
なんだか上手くやっていけそう…?
ところが、隣国の王子が遅ればせながら助けに来ました。
帰るわけねぇだろ!バーカ!!
最終更新:2022-12-02 17:11:43
59086文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:302pt 評価ポイント:184pt
事故物件でのんびり暮らしていたけど、ある日声が聞こえてきた。
最終更新:2022-11-24 17:24:29
1891文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:90pt
「あるじさま。エンゲージ」
エンゲージーーそれは魔石同士の結婚。異性の魂と結びつきを深め、身体接触によって魔力譲渡を行う際に感じる性的興奮を高める。
教会に濡れ衣を着せられたラクルス・カールメイクは処刑椅子と名高い木製椅子に座った男が惨殺される瞬間を見て、「次は俺の番だ」と覚悟を決めた。木製椅子に座ったラクルスは、耳元で囁かれた美しい少女の声に反応し「エンゲージ?」と問いかける。双方の同意を得て結ばれた契約により、魔力を得た木製椅子は眩い光を放ち、その姿を美しい少女に変化さ
せた。
わけもわからぬまま美少女に姿を変える木製椅子と婚姻してしまったラクルスは、木製椅子が生きるためには「犯罪者の血肉が必要」であると知り、聖騎士に成り代わり木製椅子と共に重罪人達を次々処刑していく。
木製椅子→美少女→魔樹木。三段変形する精霊(ヒロイン)。ウサギ、馬、人間。3つの血が混じり合う混血少女。魔力枯渇を起こした妹を救う為聖騎士に全てを捧げても助けたいと願う姉、神に従い善人で有り続けた結果虐められた兄の敵を討つと決意した妹。「教会の悪事を暴きたい」と行動する聖女やお嬢様。意味不明な供述をする偽聖女ーー道行く先々で様々な少女を誑かしながら、旅の途中で出会った同じ目的の仲間達と共に、教会に復讐しつつ自らの名前と生活を取り戻そうと行動する男が幸せになるまでの話。
*微エロ、程度の残酷表現、暴力表現有
*後半サブキャラ登場人物に転生要素ありますが主人公は原住民です。
*1話2000字程度、全話予約済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 17:00:00
105287文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:30pt
作:アーリ・O・オーリオ
ヒューマンドラマ
短編
N6521HW
カナリア・ミュリーは、噂好きで、目立たない少女。
今日も誰かの耳元で、そっと囀ってみせる。
それは水面に投じた一石。波紋は広がる。
最終更新:2022-10-11 20:21:00
2334文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「やっぱりしんどい。ステージに立つのが怖い」
涙で潤い出した瞳を瞼ではなく両手で覆うように隠した茅乃に誰も声を掛けられなかった。
今日のステージのために仕立てられた色鮮やかな衣装のスカートがこの薄暗いステージ袖に、そして何よりこの重苦しい空気に対してあまりにもミスマッチ。
こんな状況のすぐ近くでこのような事態を引き起こした当人たちの歓声が響き渡る。どうしてそこに茅乃の名前は無いんだ?
「……ごめんね茅乃。でもこれで茅乃の未来を守ってあげられる」
座り込んだままの茅乃
の方を抱いて耳元で囁く。
私はこれから、ドラマを作る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 01:59:56
47764文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
ある日、親友のほのかちゃんが耳元で「今日コーヒーカップティラノ見にこない?」っと言ってきた。
コーヒーカップティラノ?私は少しのドキドキと楽しみそして疑いを胸に放課後ほのかちゃんの家に向かった。
最終更新:2022-09-25 10:57:30
4299文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校3年の秋、そろそろ受験も近いと言った頃のこと。
主人公、|柊木隼人《ひいらぎはやと》は今日も今日とていじめられていた。
受験も近く、いじめっ子たちからの暴力やカツアゲは日に日に増しており、そろそろ生きるのも疲れてきた…なんてため息を吐きながら、購買にパンを買いに行こうと足を進めた瞬間…
突如として地震が起こった。
日本にありがちな小さな地震なんてものじゃない!それこそ大震災なんて言われるレベルで大きな地震。
掃除用のロッカーがガタン!と大きな音を立てて倒れるほどの地震に
恐怖せずにはいられないだろう。
それどころか、地震は収まることを知らずに更に震度は大きくなるばかり。
やがて、隼人の耳元でキーンと激しい耳鳴りが起こり、気がつくと…
あたり一面に若々しい緑色の草が生え茂っている、まさに大草原なんて言える場所。
そこに一つ、大きな建物がポツンと聳え立っていた。
いや、その建物は先ほどまで見る影もなかったもので、突然元からそこにあったかのように現れた。
それの正体は……僕たちの通う学校そのものだった?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 20:26:31
47060文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
不動産屋からおススメはできないと言われて紹介された事故物件。怖いもの知らずの主人公はその部屋に住むことを決め、あっさり契約。何事もなく生活できるかと思ったその矢先に、前の住人が現れた。彼はしきりにい「好きだ」と私にアプローチしてくる。でも残念、主人公はどんなイケメンにも惚れたりはしない。何故なら彼女は――
最終更新:2022-08-14 21:41:37
2311文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:538pt 評価ポイント:496pt
作:猫カレーฅ^•ω•^ฅ
現実世界[恋愛]
短編
N7302HT
硬派を地で行く俺は本当はスイーツが好きだ。でも、幼馴染の好みが「硬派な人」なので硬派の代名詞空手を続けている。
そんな折、リビングで寝ていたら、耳元で幼馴染の月城澪が耳元で「私を好きになる、私を好きになる」と催眠術をかけてくる。
とりあえず、催眠術にかかったふりをして彼女と付き合う様になったのだが、催眠術にはかかっていないことがバレてしまう。
主人公、宗道館武と、ヒロイン月城澪のすれ違った好みは、もつれた糸の様。
その糸はほぐれて1本につながるのか⁉
催眠術にかかっていない
ことがバレた時の対応は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 17:14:09
8651文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:3570pt 評価ポイント:3098pt
百合(ゆり)は旦那の謙二(けんじ)と娘の琉里(るり)と穏やかに暮らしていた。琉里(るり)が琉里が3歳の誕生日を迎えたのをきっかけに、旦那と相談し、保育園に預けることに。仕事が忙しい旦那と奔走した子育てが大変だったが、心地よい時間だったと振り返る百合。謙二とは結婚式を上げようとも約束していて、幸せ者だと、百合は感じていた。
そんな夏のある日に、百合の家のポストに宛名も差出人も書かれていない茶封筒が届く。中身は何も書かれていないDVDディスク。気味が悪いと思いながらも、内容を確認
するために、プレイヤーで再生してみる。そこから、流れてきた声に百合は怯えた。
百合をリリィと呼ぶ声の正体はキング……篠原(しのはら)リュウは百合を飼っていたご主人様。
仕事も恋も上手くいってなかった百合に、キングが優しく声を掛けたのが最初の出会い。製薬会社の御曹司であるキングは百合に転職先と新居を与えた。しかし、そこには女性がたくさんいて、キングが気に食わないと思ったら、暴力を振るわれ、特殊な配合をされたクスリを飲まされるような地獄があった。
百合はなんとか逃げ、何人かのクズ男に捕まりながらも、謙二に出会い、救われた。しかし、キングは忘れていなかった。
百合が再生されている内容に気を取られていると、後ろから抱きしめられ、口元を塞がれた。耳元で囁かれた声こそ、キング本人だった。
これはハッピーエンドか、バッドエンドか……それはキング様の思し召し。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 18:00:00
1886文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:九頭竜坂まほろん
異世界[恋愛]
短編
N0839HS
十八歳の私は異母妹に婚約者を奪われ、父と継母に毒殺された。
気がついたら十歳まで時間が巻き戻っていて、母の葬儀の最中だった。
私に毒を飲ませた父と継母が、虫の息の私の耳元で得意げに母を毒殺した経緯を話していたことを思い出した。
母の葬儀が終われば私は屋敷に幽閉され、外部との連絡手段を失ってしまう。
父を断罪できるチャンスは今しかない。
「お父様は悪くないの!
お父様は愛する人と一緒になりたかっただけなの!
だからお父様はお母様に毒をもったの!
お願いお父様を捕
まえないで!」
私は声の限りに叫んでいた。
心の奥にほんの少し芽生えた父への殺意とともに。
※他サイトにも投稿してます。
※「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 12:26:08
5495文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:19126pt 評価ポイント:17086pt
気がつくと知らない場所にいる主人公。耳元で聞こえる声に従って言われるがままに実験につきあわされる。わけがわからないままとりあえず従っていくうちに徐々に実験の目的が明かされていく。
最終更新:2022-06-11 13:45:44
7151文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
閉店後の店内で、残った仕事を片付けていた時。自分以外誰もいないはずなのに、耳元から声がする。驚いて逃げ出し、防犯カメラでその瞬間を確認すると、そこには……
最終更新:2022-05-31 07:00:00
1077文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「このわたし、ライゼリード・フォン・ヴァインシュタインの名に置いて、アーリシェ・ラ・ローエングリーン公爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!!」
それは、よりにもよってこのヴァインシュタイン王国建国記念祝賀パーティーの真っ最中、来訪してくださった諸外国のご来賓の目の前で。
その主役となるはずであった王太子の口から高らかに語られたのだった。
っていうか、なんで今? こんな場所で国家の恥を晒してどうするのこのぼんくら頭が!
「アーリシェお嬢様、これ
、片付けてもいいですか?」
耳元でそんなふうに囁く側仕え件護衛のリリム。
ああ、国王陛下まで顔を真っ赤にされて怒っていらっしゃる。
もうしょうがないわね、速やかに御退場願いましょうか。
それなのにぼんくら王子はなおも続ける。
「ふん。突然のことで言葉も無いようだな! どうした、理由も聞かないのか!?」
「はは、知りたいだろう、聞かせてやるよ。わたしは真実の愛を見つけたのだ!」
そういうと、ライゼリードは手招きをする。「パーシャ、おいで」
てとてとと走り寄ってきて彼の腕にしがみつく頭の悪そうな貴族令嬢。
着ているドレスは既製品それも去年の流行りのもの。
子爵? それとも男爵? ひょっとしたら騎士爵のどなたかの御令嬢かしら?
お会いしたことありませんよね。
見覚えの無い娘《こ》です。
でもそうですか、この娘がそうなのですね。
「お前はこのパーシャ・マルガリッタをいじめていたそうだな」
はあ?
「ドレスをよごしたり、切り裂いたり。あげくに階段から突き落とそうとしたそうじゃないか。わたしはおまえのような陰険ブスと結婚するなんてまっぴらなんだ。ほら、どうだ、この場で宣言してやれば、父上とて婚約破棄をみとめざるを得ないだろうさ。そうしてわたしはこのパーシャと結婚する。彼女を王太子妃にしてやると誓ったのだ!」
ああ。
もういいわ。
もうほんと、こんなおバカな王太子、こちらから願い下げです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 19:56:46
4760文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:1652pt 評価ポイント:1440pt
作:佐々ハナコ
現実世界[恋愛]
完結済
N1526HM
ーーーお願い!誰か憧れの君藤先輩をおとす方法を教えて!!ーーー
宮浜高校1年の相川由紗は、学校一のイケメンモテ男なのに、”女嫌い・難攻不落・観賞専門イケメン”で有名な一つ年上の先輩、君藤海李に熱烈すぎる好意を寄せていた。
ある日のこと。
『俺に任せて。あんたの恋を成就させてあげる』
と、由紗の耳元で何者かに囁かれるも、姿はなし。
『14個の恋のミッションを完璧に実行すれば、難攻不落の彼でも間違いなくあんたにおちる』
正体不明
のまま、的確なアドバイスをくれる君に猜疑心を抱くも、藁をも掴む思いで実行。
”姿なきイケボくん”の恋のキューピットとしての成果はいかに!!
そして、彼の正体は!?
由紗と君藤先輩の恋模様。そして、恋の指南役・イケボくんの切なる願いが交差するーーーー。
※恋のキューピットくんの発言には伏線が多数張られています。その部分が回収された暁には、再度恋のキューピットくんの言葉に注視して再読していただけたら幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 20:00:00
299026文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
降りしきる雪の中、集まった聴衆を前にメイジの党、ハシゲンは今まさに講演を始めようとしたが、耳元で聞こえる嘲りに激怒し…
最終更新:2022-02-09 17:54:34
2900文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日から、耳元で囁く声が聞こえるようになった。
最終更新:2022-01-31 00:48:18
946文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
毎週木曜日。
私が、図書委員を担当する日に現れる、
名前も知らない、先輩。
静かな図書室にいる、
少し場違いな人。
着崩した制服、
耳元に光る二つのピアス、
本も読まず、ただじっと、
外を眺めているだけ。
そんな彼にいつのまにか、
惹かれていた。
「 俺と関わらない方がいいよ 」
口癖のように、そう言うんだ。
優しくて、どこか切なげな瞳のその奥に、
隠されてた、誰も知らない秘密。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 13:47:46
941文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
通勤電車とおぼしき車両のなかで暴漢に襲われたイシバラ・ノビテル。落選したとはいえ政府の要人となったはずの自分がなぜ、こんなところで…、耳元でささやかれた驚きの真相とは
最終更新:2021-12-08 18:44:28
2147文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
女は視界を覆われ身動きがとれない中で目が覚めた。
ここが何処かも分からず、ただ時計の秒針の音が聞こえる。
すると突然現れた男が耳元で話し始めた。
「死刑囚に行われたある実験」について…
最終更新:2021-12-05 15:01:49
998文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
重度のアレルギー体質を持って生まれ、一般的な普通を諦めた少年、黒木想。
その全身は頭部から指先まで全てが布地で覆われ、目元はどす黒いゴーグル、頭部を覆う布地の中では口元と耳元も防護マスクのような素材で厳重に蓋がされていた。
中学校の卒業式を二日後に控える夜。
想は、父親から『本当の体質』を知らされる。
全身を嘘で覆い尽くしてまで封じ込める必要のあった真実。
その日から、少年を取り囲む環境は、歪曲を始めた。
※シリアスな展開を思わせつつ、基本的にはボケ飽和状態のコメディ
ーものです。
※血が流れることもありますが、ほぼ鼻血です。
※ジコセキニンヒーローの続編となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 21:44:50
220716文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
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