天才の妹――由香と比べられるバカ代表とまでクラス内で呼ばれる赤井照麻。
由香はそんな照麻の事が、兄として、一人の異性として、大好きで、誰よりも尊敬していた。
男女分け隔てなく困っている人に救いの手を差し伸べる照麻(ヒーロー)に由香は心が惹かれていた。
照麻が二年生に進級し口笛を吹いて一人夜道を帰宅していると一人の女の子が背中にぶつかってきた。ついその場の成り行きで助けてあげようなかと安易な考えで救いの手を差し伸べた照麻。
これが後に大きな問題になるとも知らず。女の子は美女三姉
妹の三女だったわけだが、この女の子ただの女の子ではなく、テロリストに狙われていたと知ったのは後日の事。
照麻は三姉妹の女の子を助けて無事にヒーローとなれるのか?
――苦しいならさ、助けって言えよ
その言葉に三姉妹は何を思い、何を感じるのか?
そこに三姉妹を必要以上に警戒し敵視する由香が加わる。
赤井照麻はこの状況をどう回避する?
さぁ。
――自分の信じた正義を貫け、私達のヒーロー!
※ 戦闘描写少なめ?(予定)
70話完結(予定)
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 02:00:00
153882文字
会話率:38%
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