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検索結果:42 件
1
ひたかみという大地がある。
水と風を護りとする、いのち豊かな大地。
異国――それは大和という――から、偉そうな顔で訪れる輩は別の名で呼ぶ。しかしいかに彼らが執拗にそう呼ぼうが、大地は彼らに名づけられたりはしない。
ひたかみは、ひたかみだ。大地をそう呼ぶ、そのクニの民がいる限り、喪われることはないのだ。
クニがクニでなくなるのは、戦に負けて、王が討たれた時ではない。それはクニのことわりを、クニ人が忘れたときだ。クニのことわりとは、即ち「誇り」だから。
かつて――。
この南北に細長い≪秋津島≫には、そんなたくさんのクニがあったのだ。
国津の神を戴いた、それぞれのことわりをもったクニが。
けれど、南に興った「大和」は、たくさんのクニを「大和」のクニのことわりが呑み、いまはもう日高見だけが、ひたかみのクニのことわりで生きている。
----生きようとして、いた。
これは神の名を預けられ、神と人の狭間で、足掻きながら、誇り高く生きた、最後の「冠」の者の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 09:48:31
54275文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
吉祥学園高等部・アウトドア活動部の5人は、買い出しから帰ろうとエレベーターに乗る。眉目秀麗で文武両道の部長と、宇宙オタクで理論家の書記、歴女で戦国武将好きの会計の3人は2年生。1年生のアニメと漫画に詳しい少女とコンピューターにめっぽう強い少年は庶務だ。
そしてエレベーターの扉が開くと、目の前には荒野が広がっていた! しばらく歩くと放置された荷車を見つける。荷車には果実や水、種々の武器が「都合良く」積まれていた。夜になって星空を見上げ、そこは地球上ではないことを確信する。買
ったばかりのテントを使って荷車のそばで一晩過ごし、翌日彼らは巨大な虫(?)に襲われている子供を助けた。その子供は髪の毛の間から獣の耳を生やし、猿のような細長い尾を持っていた――
第1部『洞窟の妖術師』 洞窟の中で邂逅した魔導師の魂魄と彼にまつわる事件に巻き込まれた彼らは、途中のあちこちで遭遇する様々な魔物と戦闘しながら進み、とうとう洞窟の妖術師と対峙する。
第2部『エルメリア王国の内紛』 洞窟を抜けた先で出会った、シュナイデルら青年の男女は、王の苛政に抵抗しようとレジスタンスを結成していた。シュナイデルらに世話になった5人は、王を操っている女神官もどうやら「異界の者」らしいと知り、元の世界に戻るすべは無いか尋ねようとする。しかし彼女が洞窟の向こうの種族を支配しようとしていることを察知し、対立してしまう。時を同じくしてレジスタンスもとうとう蜂起。シュナイデルが王宮を追われた陰謀劇を発端とするエルメリア内紛が勃発する。
第3部以降は、女神官を追う5人が、転移した世界ザラスの各地を旅するロードムービー風の物語となる。時には5人が離れ離れになったり、ロマンスが生まれたりしながら各地を転々とする。
5人は元の世界に戻ることはできるのか!?
この作品は「魔法のiらんど」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 02:05:31
43001文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
バッキー二とザッキーリは、迷う。
ここは、森の中。
腹が、空いている。
[ビストロ長ぐつ亭]とだけ書いた看板が、吊り下がっている店に入る。。
入ると、奥へと続く扉に、張り紙がしてある。
その張り紙の指示に沿って、奥の部屋奥の部屋へと、順々に進む。
最初の部屋で、入浴する。
次の部屋で、浴衣みたいなものを着る。
次の部屋は、真っ暗。
ただ、光から自分達の足元に、一筋の光が伸びる。
まっすぐ、光に沿ってただ進む。
光に近付くにつれ、周りの光景に明かりが入る。
周りの光景が、
二人の眼に映り出す。
周りは、一面の赤。
たゆとう、赤。
そこかしこで人が、浮かんだり沈んだりしている。
そこかしこで人が、角を持つ人に、金棒で殴られたり沈められたリしている。
遠くには、坊主頭の人々が、鈴を鳴らしたり団扇太鼓を叩いたりして、言葉を唱えている。
ゆっくりと着実に、慎重に丁寧に、二人は光に近付く。
かなり光に近付いた時、光の中から、四人の人影が浮かび上がる。
光の中、二人を出迎える、お互いの祖父母。
道はまっすぐ、光の中へと、祖父母へと続いている。
二人の細長い、でもしっかりとした足取りの道のりは、もうすぐゴールだ。
「やれやれ」
モニターを見ながら、長ぐつを履いた猫は、呟く。
モニターでは、バッキーニとザッキーリが、それぞれの祖父母と抱き合っている。
火車は、その画像を見て、口の端を綻ばす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 09:58:29
3189文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
連歌は続くよ
どこまでも
《連歌ノ法》が、施行された。
それ以来、日本中の神社本殿及び寺院本堂等の腰は、カラフルになった。
社寺の腰には、色とりどりのベルトが巻かれた。
神社仏閣の中心となる建物(本殿や本堂等)の外周りには、グルッと一周、連歌を募る紙のベルト(帯)が巻かれた。
今、目の前にあるお寺の、本堂に向かって左端から始まる髪帯は、鮮やかなスカイブルーだった。
フォレストグリーン地の、Tシャツを着ている。
Tシャツには、前面真ん真ん中に、三つの図柄が入っている。
和尚さんは、天念に急かされ、草履を履き、庫裡をゆったりと飛び出す。
和尚さんは、天念に背中を押され、のけぞりながら、歩を進める。
青からの赤、鮮やかな青からの真紅の赤、スカイブルーからのヴァージンレッド。
僧侶二人組とは思えない色の軌跡を描いて、シグナルみたいな二人は進む。
その名も、[連歌ん雁]。
《ん》は、「私ん家、俺ん家」のような、《の》を表わす《ん》。
《雁》は、メジャーな渡り鳥を表わす。
よって、名が表わすものは、《連歌の渡り鳥》
この辺りの地域にある神社仏閣は、軒並み、紙帯の停滞に悩まされていた。
総じて、約一ヶ月前に投句された句が、停滞を引き起こしていた。
「なまじっか、連歌とか短歌とか俳句の心得があったり知ってたりするから、
《ん止め》と《本歌取り》に怯んでしまって、句を繋ぐのに、
二の足を踏むんだと思うんです」
連歌ん雁地元遊撃隊二チームは、盛況の内に決定した。
早速、明日より、各四チーム(飯与宗次一人チーム、県担当連歌ん雁チーム、PST、SCT)は、活動を開始することにする。
ちょうど、ヨサブソンという芸人が、テレビの中でネタをやっている。
三つの、半分にしたドラム缶のような、バケツのようなものに、細長いボードが入っている。
ボードには、文字が書かれている。
《お題作戦》を採用して以来、紙帯の停滞は、順調に解消されている。
U―22組の自由奔放と、O―23組のオーソドックスが、適度に矯正されて、ほどよくいい感じの句が詠まれるようになっている。
繋げ易い句が一度提示されるやいなや、各寺社の紙帯は、また滑らかに滑り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 09:30:42
42205文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
十六歳の誕生日を迎えた春原子爵家の長女・聖乃。社交デビューもしていない、女学校にも通っていない、貧乏子爵家の聖乃にはじめて舞い込んだ縁談相手は、なんと格上の公爵家・宍戸彰斗さま!?これはきっと何かの間違いだと、直接話すため宍戸家を訪れた聖乃を出迎えたのは、ふわふわの栗色の獣耳と細長いしっぽを携えた、眉目秀麗な獣人男性でした。
最終更新:2024-03-20 14:07:44
9719文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:26pt
いつも通りの帰り道。
少年はぼんやりとした街灯の光の下に細長い影を目撃し、
何かの音を聞く……。
最終更新:2023-11-26 18:08:26
1827文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
自分の持ち物で無いので大きなお世話かもしれませんがね
最終更新:2023-11-20 10:27:42
1047文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
ウナギもプレスマンも、細長いものは、天然物がいいですよね。
最終更新:2023-07-24 20:40:10
526文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
記憶喪失か、、、めんどくさいがこの世界について少し紹介しよう。
魔族
四大種族内で一番基礎戦闘能力が高く、魔力が全種族で二番目に高い。
人族
単体での戦闘力は皆無だ。だが科学兵器を用いた集団攻撃は脅威。
エルフ族
エルフは近接が驚くほど下手だが、長弓やスナイパーライフルなどの遠距離武器で攻撃するときだけ目標に百発百中で命中する。
ドワーフ族
エルフ族とは真逆で遠距離戦が苦手で近接戦が得意。
どうでもいい事だが、人族と魔族は仲が悪いあとエルフ種とドワーフ種も
仲が悪い。
さて次に十六希少種だな。
機械種
人のある国によって生み出された。
生み出した国滅んだらしい。
魔獣種
魔族魔力の影響で魔核が生まれた獣だ。
知能はほぼ無い。
妖精種
妖精は花の周りを飛んでるハエみたいなやつの事だ。
全種族のなかで一番弱い。
鉱石種
はっきり言って動ける魔石だが、こいつらは体内に純度の高い魔核を内包してて価値だけ高い。
竜種
個体差が激しいせいで強いか弱いか分からん。
龍種
竜種と対をなす種族だ。
竜種とは細長いところ以外変わらん。
アンデッド種
骨だったり腐ってたりしてるだけで弱い。
精霊種
妖精種みたいなやつだ。
妖精種よりは強いがな。
獣人種
人族にしっぽやらとんがった耳を生やしたみたいやつだ。
だが人族と違いある程度の戦闘力はある。
エイリアン種
謎だ。
魔人種
魔獣のように人族が魔族魔力によって変化した種
善神種
清らかな心を持った神だ。
天使種
善神に使える者だ。
邪神種
善神が堕落した種で善神と仲が悪い。
堕天使種
邪神種と同じく天使種が堕落した種だ。
唯一神
正確には種ではないがな。
あったことはないが多分こいつが一番強い
少しはこの世界について分かったか?
ああ、俺か
俺は、ただの人族だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 00:31:04
471文字
会話率:94%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
過去に書いたホラー作品をまとめた短編集です。
それぞれの話の繋がりはないです。
1.学校のかわい……怖いお化け
2.コーヒーの妖精
3.賢い犬の話
4.いないよ
5.スイッチが切れる
6.イタズラの結果
7.観覧車と夏の記憶と噂の秘密
8.白くてつやつやして細長いちいさなつぶつぶ
9.血まみれの女
10.夢うつつ
11.連続殺人犯の卵
12.ユキノテ
13.画面の向こうからこんにちは
14.音楽室の小さな女の子
15.嵐の山荘
16.吸血鬼
17.洗濯日和
最終更新:2022-08-07 17:10:50
101853文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:26pt
それは回転し、一つの足の様なものが頭上を通り過ぎた。細長い足を起用に動かし、蔵之介の方に顔を向けた。その姿は蜘蛛。蜘蛛の体はトラック以上の大きさがあり、それから伸びる足のせいでさらにその姿は大きく見える
「またこの夢」
夢……、しかしこれは夢ではない。五歳の時、実際に起きたこと。でもこの時のことを誰に話しても、信じては貰えなかった。
*****
母親に売られ着いたのは、森の奥深く、自力で戻るのはこんなんだろう。服は全て脱がされ、見慣れない薄手の白い衣を羽織らされ
た。
それ以外は身に着けてはいけない。靴も、下着も全て着ることは止められた。
しばらく歩いていると、足元にねちょりとしたやわらかい感覚と音。
蔵之介が後退ろうとするが足のうらにくっつき、持ち上げると糸を引き、動けば動くほど足に絡みついてきた。
「もしかして蜘蛛の糸?」
絡みついた蜘蛛の糸は、振動を察知した主が現れる。これだけでかい蜘蛛の糸だ。主も相当大きいだろう。
記憶に残る巨大な蜘蛛が頭をよぎった。
「俺の獲物だ!」
背中の方から声がして振り返ると、一人の男が鋭い爪を光らせ飛びかかってきた。
それは蜘蛛ではなく人の形をしている。
*****
「君は誰の生贄になりたい?」
その男は少しだけ振り返り、問う。
しかし顔は見えない角度だった。
「俺は、怖いから早く終わって欲しい」
「分かった」
糸が外れ起き上がると後ろから手を脇に回され体を持ち上げられた。
そのまま抱きかかえ上げられ、木の上へ運ばれる。
「お、落ちる!」
蔵之介は目を閉じ、思わず体を持ち上げてくる相手の肩にしがみついた。
「信じて」
透き通ったような声。声の主を見ると先ほどの白い髪の蜘蛛。長い髪に白い服。先ほどは目の錯角かと思ったが、やはりその姿は暗闇の中でも輝いて見えた。
「綺麗……」
蔵之介はそうつぶやくと、白い髪の蜘蛛はほほ笑んだ。
「ありがとう」
白い髪の蜘蛛はそういって、蔵之介は唇を奪われる。
これはキス?
他pixiv、フジョッシー、カクヨム、エブリスタへも投稿している作品です。他のサイトへ投稿した物から内容を少し削った簡易版を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 20:00:00
14627文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
初めての仕事は猛獣退治⁉ 私…死にません?
ホッキョクギツネの獣人の少女イスは故郷が食糧難で家が貧しくなったので、南の国へ出稼ぎに行った。しかし、金が尽き、餓死寸前になって町をさまよっている時に熊みたいなおじさんエアーストに助けてもらう。そして、エアーストが経営するペットショップで雇ってもらうことになる。
ペットショップということは接客とペットの世話だけの簡単なお仕事だと思いきや………何故か店長のエアーストからイスに渡されたのは何やら変な細長いやりみたいな棒。そして、
言い渡される「猛獣退治の助手をやってくれ」という一言。
「えっ、猛獣退治ですか?」
こうして始まる少女イスの変なペットショップの勤務録。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 18:00:00
8139文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ヤギのめーくんは細長い草が大好物。
ある日、小さな男の子がやって来てめーくんに草を食べさせてくれました。
あたたかな春はすぐそこですね。
最終更新:2022-03-02 18:19:30
1807文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:264pt 評価ポイント:248pt
作:ほっこくのくわずいも
純文学
完結済
N4355HM
妻たち姉妹の亡くなった父親のたばこの匂いが、また立ち込めていたという。SHINSEIの懐かしい銘柄のの匂いが私にも移って、古い住宅地のその家の前を通った時、遠くから流れてきた藁を燃やす匂いがわたしの幼い日の記憶を繋ぎにきた。40年前わたしは確かにこの家に入いり、不可思議な体験をした。
40年前、わたしは母とふたり、新開地に憧れのマイホームを手に入れたいさっちゃん家まで行って、そこで迷子になったのだ。そのとき、おませな内弁慶の5歳児を拾ってくれたのは、おばあさんなのにとても
綺麗な女の人だった。
その家で一度も顔を見たことのない年の離れた母の姉にわたしは確かに逢ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 09:07:42
11464文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ローレライター
ローファンタジー
連載
N9468HH
科学と魔術が両立する現代社会。その町の1つ水無水市で発生する連続殺人事件。被害者は細長いもので一刺しで死亡しており、犯人の特徴や犯行時の目撃情報は一切ない。被害者の唯一の共通点は、死体発見時には懺悔をしているような姿で発見されている。そのことから殺人鬼は聖女様と呼ばれ、人々から恐れられている。
これは、聖女様を追う警察の物語…ではなく、聖女様の物語である。
最終更新:2022-02-14 05:15:35
16997文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
子どもの頃、私は落ちているものを拾う癖がありました。落ち葉やどんぐり、細長い木の枝、綺麗なボタンやペットボトルのキャップ。気になったものは何でも持って帰りました。
何を拾って帰っても母はいつも呆れるだけで怒りませんでした。でも、一度だけひどく怒られたことがありました。それは手袋を拾って帰った時です。
最終更新:2022-01-22 10:16:53
2329文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:758pt 評価ポイント:712pt
草原。
柔らかな風が吹き、草木を揺らす。
人肌にあたれば気持ちのよい風がやんわりと吹いている。
離れたところには大きな木が生えていて、柔らかな風で緑色の葉がゆらゆらと揺れている。
その草原にひとりの黒髪の女の子が立っていた。前髪には少し白色が入っている。
女の子の周りに人はいない。
身動きひとつせず、草原の上で立ち止まる女の子のその右手には、細長い剣が握られていた。
持ち手の部分は白く染められ、剣の部分は少し銀色がかっていて、白い輝きをもっている。
彼女は身動きひとつせず、輝
きを放つその剣を持ち、そこに立っていた。
その頃、草原から遠く離れた街にある酒場で、ひとりの男が話していた。
「いやあ、昨日は大収穫だったぜ!」
男はそういって大笑いした。
「あの野郎の顔、お前にも見せてやりたかったねぇ!泣いて喚いてみっともねーやつだぜ」
「金がねえならとっとと去れってなあ!ガハハハハ!!!」
男はそういい、また大笑いをする。
酒場のなかには人が多くいる。カウンターに座り酒を飲む男性や丸テーブルで複数で飲み会をする男たち。
男の話は酒場にいた全員に聞こえている。
周りは見て見ぬふりをして酒を飲む。その男を恐れていたからだ。
男はこの街では有名な悪人で、男にたてつく者のほとんどが数日のうちに消されるかこの街から追い出されていた。
昔、ある一家のひとりがこの男にたてついて家ごと消されたこともあった。死体も残らなかったそうだ。
今回の相手も、この男に腹を立てて一言いったことで男の標的となったらしい。
男は相手が謝罪をしても足蹴りにして決して許さず、街から追い出すか消すまでは標的を変えない。
その間に相手から絞り取れるものは絞り取れるだけ取っていた。
金品はもちろんのこと、権力や人間関係までありとあらゆるものを力づくで奪い取る。それだけ力のある存在なのだ。
男はこの街では当たり前のように有名になり、街の人間で逆らうものはあまりいなくなった。
同時刻。
草原にいた黒髪の女の子が動く。
剣を持つその右手を振り上げ、表情は真剣そのものだった。
まるで猛獣と戦う瞬間のような、生死をかけた戦いのような、そんな表情。
草原の葉が風でゆらゆらとゆれる。離れたところにある大きな木がさらさらと音を立てる。
彼女は右手で振り上げた剣を、強く、真下に振りぬいた。
その瞬間、悪人の男が消滅した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 18:00:00
1971文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ただの人間として暮らしていたはずの田端 透は、いとも簡単に車に跳ねられ死んでしまい、気づいた時には真っ暗闇の部屋の椅子に座らせられ、神と名乗る少年と対面させられていた。
更には体が2m半を超える細長いガラスの身体に薔薇の異形頭が付いているという悪夢の体現のような体に変化していたのだ。
自称神の少年は、田端の秘密をお構い無しにぶちまけ、転生の手続きを行い、異世界へと飛ばしてしまう。
この嵐のように襲いかかる出来事を経て疲れきった透は異世界『ユートピア』で生き残れるの
か…!?
⚠️注意⚠️
ステータス・スキル等ゲーム的な要素が含まれます。苦手な方はご注意ください。
┅ ┅ ┅ ┅
どうか一目見て頂けれるだけで嬉しいです!
ブックマーク・コメント・評価をしてくださればもう土下座して感謝致します!!
誤字・脱字の報告も感謝致します!
田端 透を主人公に紡がれる私の駄文、どうかご評価願います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 16:43:36
3019文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
〈メルクリウス〉は水の都です。市内には街区を縫うかたちで運河が網目状に張り巡らしてあり、水上タクシーや水上バスの他、船首・船尾の弓なりに高く反り上がった細長い伝統的な手漕ぎの舟が交通の役割を担っています。
最終更新:2021-01-11 14:12:53
1162文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:SHO-DA
ハイファンタジー
完結済
N0561GN
人族の少年ジョーは、平凡な少年だ。特徴と言えば、ちょっと記憶がないだけである。
ある日ジョーが遺跡で拾ったのは巨大な黒いゴーレム。
ゴーレムが兵器や工具として多岐にわたって普及する王国でも、そのゴーレムは無敵と言えた。
しかし、そのゴーレムの中にいたのは、主にすてられたホムンクルスだった。
「キミ……ボクのゴシュジンサマじゃないね。なのに、このコがいうことをきいた……キミがあたらしいゴシュジンサマ?」
「……じゃあ、いちじてきにかりのゴシュジンサマ……しようしゃであるキミと、
はいきほりゅうのボクで、このコをうごかすよ……ねえ、キミ、なまえをおしえて。あと、このコにあたらしいこゆうめいしょうをつけて」
「わかった!いまからこのコはクロガネ!キミはクロガネのジョー!」
「ボクはクロガネの生体部品(ハート)でキミの生体部品(モノ)だよ!」
そんなジョーと暮らしていたのは猫人族の姉妹、ルミアとミアル。頭の上の猫耳とお尻の上の細長い尻尾はまっすぐピンと伸びている。ここは人族に支配された辺境の村だ。
「ゴーレムなんか拾って来てはいけません。どこかに捨ててきて!」
ルミアはかつて王都に留学していた天才児でゴーレム嫌いだ。
「人族の子ども?そんなの食べられないし……」
けが人だったジョーを背負ってわざわざ村に連れ帰った変り者でもある。
「いい?あなたは人族の男だから、きっとスケベで変態だけど、あたしやミアルには手を出しちゃだめよ」
「だから人族は!あの人でなしの欠陥種族は!!」
「あれは……あの赤い光は……まさか……あのゴーレムは古代文明を滅ぼしたという……」
「姉ちゃん!女の声だにゃあ!ジョーのヤツ、女の子を連れ込んだにゃあ!」
ミアルは好奇心旺盛のいかにも猫女子だ。姉には素直で、ジョーにとってはやや気難しいが、かわいい妹分である。
「ジョー。朝ごはん作ってよ。その子はあたいが面倒みるからさぁ」
「姉ちゃん……お金がからむと人変わるの、なんとかならない?」
「あんた、そんなにあたいたちの下僕がいいの?」
「……バカ。だから、そんな顔すんな……」
こうして、年頃の猫人姉妹とホムンクルスと暮らし始めたジョー。
しかし、この日から、少年のゴーレムを狙って、賊が襲撃する毎日が始まったのだ。
そして、それはいつしか王国をも揺るがすのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 13:17:19
141830文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
僕と幼なじみのななちゃんは、小さい頃からずっと一緒。ななちゃんは、茶髪のボブで、細長い手足を持て余していた。そして、体じゅうにバラ星雲のようなアザがあった。高校生になった「僕」と、「ななちゃん」のお話。
最終更新:2020-09-09 14:10:20
2498文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
赤く燃える地獄のような風景の中で、細長い頭をした動物と出会い、とりとめのないやり取りをする話。
最終更新:2020-06-01 00:38:14
989文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
教会の孤児院で暮らす少年、ヴィル。
ヴィルが7歳のとき、掃除中に偶然孤児院の院長が隠していたある物を見つける。
子供の手からしたら少し大きな細長い茶色の棒。
以前、孤児院の院長を訪ねて来た客がこれに火をつけて煙を出しながら談笑しているの姿を隠れて見ていて興味を持っていた。
バレないように持ち出して人の来ない場所に移動し火をつけ、とりあえず吸ってみる。
「まっず!!なんだこれ!?………………これならコンビニで買う煙草の方がよっぽど美味いだろ!?」
「……………………
…あれ?」
くそ不味い煙草を吸ったことで前世の記憶、それもいま生きているこの世界とは違う世界で生きていたという記憶を思い出してしまったヴィル。
未成年者の喫煙は異世界でも問題があるらしく、特にこの国の法律では厳しく禁止されていたので素直に成人するまで我慢する事にしたのだが。
「あんな不味い煙草なんぞ吸いたくもないし、成人して合法的に煙草が吸えるようになったら絶対に美味い煙草を探してやる!!ないなら作ってやるからな!!」
この国の成人は15歳、前世の時より早いので我慢しなくていい。
美味い煙草を探す、もしくは作る。
異世界なんだから、前世の世界より美味い煙草や吸い続けても健康を損ねない煙草なんかもあるかも知れない。
剣と魔法のファンタジーな異世界で、ヴィルの野望が始まった。
*日本では未成年者の喫煙は法律で禁止されていますので未成年者の方は絶対にしないで下さい*
初投稿となります。のんびり進めていけたらなと考えていますのでよろしくお願いします。
よろしければ、評価などしていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 00:00:00
80531文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:42pt
格闘ゲーム『境界都市 メルト・ファンタズム』の全国大会地区予選に参加するため電車を待っていた男子高校生・増糸瑞希は、ホームから転落させられて列車に轢かれてしまう。
気が付いたら異世界貴族の幼女に転生していたのだが、どうにも様子が──数字や細長い長方形とか矢印が視界にちらついていて──おかしい。
そして瑞希は悟ってしまう。
自分は「主人公ではない」のだと。
しかし運命は加速し始めている。定められた未来へと向かうために。ならば運命に抗おう。
少年はその日、少女として決意した。
運命を物理的にボコるぐらい強くなるしかないと。
だから彼女は顕現した運命の場所へと向かう。
「初っ端からラスボスを倒せば運命変わるんじゃない?」的なノリで。
これは運命に抗う少女の軌跡であり、群像劇であり、脳筋じゃないと否定する脳筋令嬢が安易にジャンプしてきた奴を対空技で叩き落とすのを夢見る物語である。
※R-15は保険です。
※矢印によるコマンド技の表記がありますので、どちらかと言うと横書きの方が読みやすいです。
※初投稿です。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 23:15:42
89296文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:165pt 評価ポイント:67pt
小学校の授業中にお腹が痛くなって
(生理ではない腹痛)、
「便器」にかけこんだ女の子
おしりから出てきたのは・・
最終更新:2019-12-16 00:06:17
214文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人のことを考えた自転車やバイクの駐車の仕方ってあるよね?わたしは、職場にあるやけに細長い駐車場に、ラブ&ピースを呼ぶ幸せの青い鳥が舞い降りることを信じて、毎日ある活動を続ける。
最終更新:2019-09-16 13:45:31
3124文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大陸中央以西の各国に大きな爪痕を残す戦争が九年間続き、そして終戦を迎えて十三年が過ぎた。戦乱の中心となった大陸中央北部の王国、その王都の端にある通りから離れた小さな広場の一角に、偏屈な店主と白毛の獣人の少女が働く書店が店を構えている。店主に過去は無く、少女には秘密があった。やたら細長いその書店にはいつも奇妙な客が訪れ、彼らがもたらす事件に巻き込まれるうちに、二人は戦争の真実を知り、世界の秘密に魅入られていく…
最終更新:2018-12-19 04:29:28
83254文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
作:のりたまさま
ハイファンタジー
連載
N7131FC
“竜の子”
生まれつき細長い痣を持って生まれた子に対する忌み名。
迫害され、行き場を無くした子供達は1つの施設に集まる。
今日も施設では笑い声が響き、のどかな1日が終わる。
……はずだった。
ーーーー
第6話更新(2018年11月18日)
次回更新予定日:2018年11月25日
ーーーー
エブリスタ さんでも同時更新させていただいています。[link:novel_view?w=25080274]
最終更新:2018-11-18 22:03:28
8618文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ふくよかなボディ!太く短い手足!そんな超絶美少女としてちやほやされていた私は、気に入らなかった不細工な女ををイジメ過ぎて殺されてしまった。奴から受けた呪いによって私は記憶を持ったまま異世界に生まれ変わる羽目になった挙句…引き締まった体に細長い手足それと大きな瞳の…そう、ドブスにされたのだ!!
不細工でもめげないからな!同じクラスのイケメン三谷君のハートをゲットしてやる!!
******
※絵面が酷いです。
※主人公の性格も酷いです。
※視点がコロコロコロコロ変わります。
なん
か色々汚いですが、それでも良い!方はお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 06:00:00
15928文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:413pt 評価ポイント:257pt
◆高速回転する宇宙船の中を、ハムスターの如く駆け続ける。
●あらすじ
根住(ねすみ)絹家(きぬいえ)は、宇宙船に乗って、火星から地球へと向かっている。その船は、一人用で、細長い形をしており、内部には人工重力が設けられていた。
しかし、航行の途中、宇宙船の設備の一部が故障してしまう。そのせいで、船は、進行方向を軸として、回転し始める。
回転の速度は、最初こそ遅かったものの、それから、どんどん上がっていく。やがて、絹家は、船内を、ハムスターのごとく駆ける羽目になる。はたして
、彼は、無事に地球へ着くことができるのか?
●備考
本作品は、他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-28 07:27:27
8488文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
日本史教師の田中と鈴木。
彼らは自社の教科書を使ってほしいと熱望する手紙を受け取り、
とある細長いビルへ向かった。
少しさびれた雰囲気のそのビルで。
彼らは少し偏った教科書プレゼンを聞かされるのだった。
※実際の採択状況に即しない話です。
正しい採択の仕方は文部科学省のHP、および各県のHPをご覧ください。
ちなみに文部科学省のHPによると、
夏休み中には来年の教科書が決まる、ということらしいです。
参考にさせていただいたり、目を通したサイト
※http://w
ww.jidaigeki.com/original/201302_ryouri/recipe/No01_02.html
料理昔話~再現!江戸時代のレシピ
http://www.iz2.or.jp/kizoku/shozoku.html
風俗博物館折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 04:07:12
9248文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
饒舌な喋るアイテム、案内カンテラの灯火と共に、突然現れるバル『レッジーナ』。
カウンターのみの細長い店で、ピンスポットだけがテーブルを照らす薄暗い店にバーテンダーがグラスを磨く。
その時訪れる客の心から飲みたい酒を出す店。
最終更新:2016-02-26 14:30:22
6810文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
作:Ruru.echika.
ノンジャンル
連載
N4379DC
警察から両親が亡くなったと言う知らせが届き、私は一人で生きて行かなければならなくなりました。
そんな私の前に現れたのは、畳一畳分の大きさの細長い箱…その中から出て来たのは別世界では「案内人の杖」と呼ばれる代物で…え、私がその適合者に選ばれたんですか?
あっと言う間に世界を渡り、杖に必需品を持たされ送り出されることに。
お父さんお母さん、私、ちょっと頑張ってみます。
最終更新:2016-01-31 21:25:07
23182文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
千亜妃と晶に生えた細長い「尻尾」のような物
大まかな理由は「呪い」
それは何なのか解明すると「運命の人が(心の)距離的に近くなるにつれて黒く変色していく、いわば≪運命の糸≫のようなもの」
だが二人に当ては無く、次の日学校へ行くとクラスメイトが連れてきた男子にどちらの尾も黒く変色。そして新しくやってきた新任の先生にも黒く変色した。
…二人…?
―――運命の糸は絡まる。―――
最終更新:2015-11-09 19:11:37
2022文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
作:私はひどい下痢です
ハイファンタジー
完結済
N2416CS
ある朝の事、よくありがちなアレがソレな事情で
異世界に召喚されてしまった主人公Tさん。
乏しい状況説明と支度金を渡され案の定アレをあれあれするという
無理難題を叩きつけられるのだが、
それどころじゃなかったTさんはよく話を聞かずに王様から使途不明金と鋼の剣を押し付けられる。
右も左もわからぬ理不尽な世界で、Tさんは誰と出会い、何を感じ、どのような冒険を繰り広げるのだろう・・・
これはちょっぴりせっかちだけど何処か魅力ある、放っておけないTさんの異世界生活―
ああ″ん?何だテメェはよォ。
つかココどこだよ?
あ?魔王を倒せだ?
俺様はそれどころじゃねェンだよ、わかったからそこを退けッ!
なんだってんだ全く、こんな重たくて細長い布袋と普通に重たい袋押し付けられてんだ?俺は??
ジャマだ、こんな荷物。
グ・・・クソッ!
またアレが来やがった・・・
俺はこんなところで油を売っている場合じゃねぇ!
待ってろ、今すぐ行く!!
・・・これはとてもせっかちで人の話を聞かないグレた少年Tさんが繰り広げる土壇場の英雄伝説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-14 10:03:34
8461文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
駆け出し冒険者のアルト・ヘリオスはストリクト迷宮で魔石稼ぎと訓練を兼ねて朝早くからダンジョン攻略をしていたのだが、転移陣を踏んで小部屋に跳ばされてしまった
そこには隠し扉があり、その先には細長い道が延々と続いていた
ずっと進んでいくと今までに見たことのない陣が描かれており、それに触れた途端白い世界に飛ばされる
白い世界である一人の...いや、一匹の吸血鬼の少女に会った
種族とよばれる者と魔物とよばれる者は相容れないと神話にはあったのだが、種族、魔物、そんなことを考えさせない
くらいに仲良くなった
それからこの白い世界に飛ぶのがアルトの日課になった
これは―
ただの凡人であった少年と、孤独の吸血鬼の少女のお話。
ただ、死に物狂いで頑張る少年と少女の紡ぐ時のお話。
とてもシリアスそうなあらすじですけどいろいろ盛り込んでいくのでとにかく読んでみてください!!
※更新は1週間に1~2話ずつを予定しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-27 18:10:51
572文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「ども。お助け屋でっす」
―"ヤツ"から逃げていた私が出会ったのは、着流し姿の細長い男だった。
常人には見えないものが
"見える"少女。
そのからっぽの心に
お助け屋さんが大切なものを教えます。
最終更新:2012-08-29 20:57:58
116656文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:14pt
人参のような細長い顔にモアイのように大きな鼻を持つN。
その大きな鼻はただただ不格好であり、それを馬鹿にされ続けてきた
彼は自分の鼻が嫌でたまらなかった。
中学校に入学したNだが、これからも揶揄される状況が続くのだと
これからの学生生活を悲観的に予測していた彼であった。
最終更新:2012-07-18 18:00:00
677文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「そこまでして、生きたい?」ボクらは透明な、細長い器の中で生まれて、ボクらは重厚な、キラキラ光る灰色の鉄の匣の中で育って、ボクらは真っ暗な部屋の、緑色の光のパネルの前で出会って、そして、ボクらは――。***『銀色少年兵と夢工場』(http://ncode.syosetu.com/n2969x/)の続編です。ゆる~り更新
最終更新:2012-05-08 17:59:18
1427文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「そこまでして、生きたい?」ボクらは透明な、細長い器の中で生まれて、ボクらは重厚な、キラキラ光る灰色の鉄の匣の中で育って、ボクらは真っ暗な部屋の、緑色の光のパネルの前で出会って、そして、ボクらは――。 ***続編をぼちぼち
最終更新:2011-10-07 13:25:12
23601文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
箱をテーマにした9つの物語。ファンタジー、ブラックユーモア、恋愛…。箱から始まる様々な話。第4話。僕は何故か細長い箱に横たわっていた。確か…僕はバイクで事故に遭った。きっと死んでしまったんだ。その時外から声を掛けられた。彼は自分も死人でここはあの世だと言った。そして、同じ死人同士なのにどうやら箱に入れられているのは僕だけで彼は自由にしているようだった…
最終更新:2009-11-15 16:25:21
2300文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
今から200万年前、宇宙から飛来した細長い円柱が、地球に刺さった。そして200万年後、円柱は『富士山』と名付けられ、その国のシンボルとなっていた。標高100km。頂上は、宇宙にある。昭和初期、『青い鳥』を追いかけて、その富士山に挑む少年少女がいた。三人の武器は、勇気と、歌声のみ。はたして彼らは、頂点を極めることができるのだろうか──というわけでSF娯楽小説です!
最終更新:2008-09-13 20:41:23
130406文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
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