猫の頭をもつ獣人、サージャと森の狩人カイエの二人は深い森の中で、クランダを統治する五大家の筆頭、ザーリスの密書を手に入れる。そこに記された内容はクランダに平和をもたらしている五大家の存亡に関わっていた。
時を同じくして、広大な平野部に本拠を置く五大家の一つ、騎馬王国トーダでも大きな事件が起ころうとしていた。
世界観は猫耳どころじゃない獣人がザラにいる多民族多種族世界。
つい最近まで神様がいっぱいいたクランダ大陸を舞台に、冒険者というたった一つの共通点をもった異なる立場の旅人
たちの目を通じて冒険活劇を描きたい。
王道古典ファンタジーの世界を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-02 09:58:08
10982文字
会話率:36%
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