八百万の神々のうちの四季節の神に仕える末端の神達がいた。
そんな人に名も知られぬ末端の神の子としてうまれ四季ノ里に住まう夏蘭は父である夏ノ神に宣告された
「夏蘭カランお前と雪兎セツトとの婚約が決まった。これを気に長年の溝を埋めるよう努めるんだな」
「む、無理ーーー!!セツトとこん…うえ〜
口に出すのも気持ち悪い、ぜっ〜〜たい無理だってパパあーー!!」
夏蘭が婚約を決められてしまった相手、雪兎は同じ里に住まう冬ノ神の息子で夏蘭が最も苦手とする相手だった…
お互い本気で受け
付けない相手と婚約を結ぶ事になってしまった二人は婚約を解消するべく互いに協力しあうのだが…
これは見目麗しい末端の神々の世界のお話です
日本神話の神々がたまにふわっと登場したりしますが全てフィクションでお楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 22:42:28
47609文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:43pt