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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:295 件
アンジェリカ・レリオーズには前世の記憶がある。それは日本のヤンキーだったということだ。
そんなアンジェリカだが、完璧な淑女である姉クリスタルのスパルタ指導の甲斐があって、今日はデビュタントを迎えていた。クリスタルから「何よりも大切なのは相手に下に見られないことよ」と最後の教えを、アンジェリカは「舐められなければいいんだな」と受け取る。
順調に令嬢方への挨拶が進む中、強い視線を感じるアンジェリカ。視線の先を見つけると、どうやら相手はアンジェリカのことを睨んでいるよう
だった。「ガン飛ばされたら、睨み返すのは基本だろ」と相手を睨み返すのだが、どうやらその相手は公爵様だったらしい。
※毎日更新を予定しております。
※アルファポリス、カクヨム、エブリスタでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 00:40:00
74989文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:13090pt 評価ポイント:5714pt
頑健な身体と凶悪な目つきに恵まれた(?)せいで、生前は色々と苦労を重ねた主人公。次の世では穏やかな目つきと穏やかな人生を望んだものの……ふとした誤解と行き違いから、魂のまま二百年も天界で闘神と睨み合いを演じる羽目に。そのせいで眼力が魂に刻み込まれてしまい……
強化――もしくは凶化――された眼力に見合う世界へと、手違いのお詫びに貰ったユニークスキルともども転生した主人公は、この世界が前世で流行っていたゲームと瓜二つな事に気付く。
ゲームの世界に転生したのか、それとも、この
世界の記憶を持って転生した者が前世の日本でゲームを作ったのか。鶏が先か卵が先かのような疑問はさて措いて、前世のゲーム知識を上手く活用すれば、この世界で平穏無事に生きる事ができるのではないか。念願のスローなモブ人生は手に入れたも同然。神様ありがとう――と喜んだ主人公であったが……前世以上に強化されたステータスと眼力が、そんな手緩い人生を許す筈も無く……
歴とした平民生まれ平民育ちにも拘わらず、そして本人の切なる希望とは裏腹に、ゲームの主役が勢揃いする王立魔導学園の貴族クラスに放り込まれた主人公の、(憧れのモブ生活を送るための)苦難に満ちた挑戦が始まる。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:00:00
390410文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:14532pt 評価ポイント:7634pt
舞台は20XX年の日本。権力者の争いが起こり、東と西で分断され、両者が睨み合う冷戦状態だった。
私はごく普通のちょっと勉強ができる少女。長野で生まれ育った私はある日、両親に軍へ売り飛ばされた。勉強以外に取り柄がなかった私は案の定すぐに事故死することになるが、目が覚めたら西の方に転生していた!?
ああ、軍にいたイケメン後輩くんが頭から離れない・・・・・。
ところが、私に次々と不可解なことが起こる。転生した時点でおかしいとは思っていたが...。そんな私の成長物語です。
最終更新:2024-05-07 15:00:09
11599文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:70pt
見習い学校を卒業して、正式に魔女になったばかりの新人魔女リッカは、就活解禁日となったその日、いくつかの求人票が貼り付けられた掲示板を睨みつけていた。
「おっ? どうした嬢ちゃん? 職探しか?」 就労斡旋所の所長ジャックスは、そんなリッカの姿を見かけ、声をかける。
新人魔女リッカの希望就職先は、森の中の工房。そこでのんびりと見習い仕事をしながら、実習に明け暮れる日々を送ることがリッカの希望だった。
しかし、そんなに都合の良い就職先を見つけることは出来るのか?
新人
魔女のほのぼの(?)スローライフが始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 23:18:28
245000文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:318pt 評価ポイント:82pt
22XX年、文明は著しく後退。地球は荒廃していた。
どこかの海に、ほとんど四角の小さな島が浮かんでいる。その島は長い間、四つの軍によって東西南北に分断されていた。睨み合いが続き、人も物資もただただ消費されていくばかりで緊張感が増す中、一つの軍から“ルールのある戦争”が提案される。
他三つの軍が合意したことで、異能戦争が始まろうとしていた。
*毎週木曜13時更新+たまに他の曜日も更新
最終更新:2024-05-06 09:00:00
346337文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:雨宮 ひでり
ローファンタジー
連載
N1007IP
多くの英雄たちが命や魂を削り、恐るべき魔王の時代を終えてから100年…人々を鼓舞し続け、果ては魔王にとどめを刺した…あまりにも有名な伝説の存在『勇者』の威光が薄れかけ、再びヒトの敵たる魔族の脅威が目前に迫る。
国は…世界はかの伝説の時代の如き英雄を求め、新たな光たる勇者を求めていた。
普段は睨み合うのハズの各国が協力し、『陸法教会』の公認の下で創設されたのは、アーレンツィ学園都市。それは次代の英雄を育み、勇者を生み出す大陸…いや、世界最高峰の教育機関。
そんな学園都市にとある
少女が入学する…。決して恵まれた存在では無いその少女が…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:57:25
1062文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『あなたと…殿下をずっと守っていくと…この剣に誓っておりました…』
護衛騎士ノエルが、美しい顔を歪め、剣を握りしめる。
『ふ…ふふふ…あー、もう終わりなのね、最後に見る顔があなただなんて…いいわ、やりなさい!その剣で!』
憎いと言わんばかりに睨みつけ、叫んだアイリーン・ノヴァック侯爵令嬢。
覚悟を決めたノエルは、アイリーンから目を逸らすことなく、剣を構えなおし、一気に振り下ろす…。
前世の記憶を持ったままアイリーンとして転生した私が、推しをただ愛で、好きなものを作り、好
きに生きるという軽い気持ちで読めるお話ですわ。
※読んでクスッと笑っていただけると幸いです。アルファポリス様で先行掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:32:16
60238文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人族が生まれる遙か昔、この大陸ではある四つの種族が戦を繰り返していた。
各種族を統べる四人の王。
『鬼王』『仙王』『魔王』『龍王』
『始祖四王』と呼ばれた彼らが互いに睨み合い、この世の均衡が保たれていた。
ユーゴ・グランディールはこの始祖四王の物語が大好きだった。毎晩母親に読み聞かせてもらい、想いを膨らませた。
ユーゴは五歳で母親を亡くし、父親は失踪。
父親の置き手紙で、自分は『ミックス・ブラッド』である事を知る。
異種族間に産まれた子供、ミックス・ブ
ラッド。
ある者は種族に壊滅的な被害をもたらし、ある者は兵器として生み出された存在。
自分がそんな希少な存在であると告げられたユーゴは、父親から受け継いだ刀を手に、置き手紙に書かれた島を目指し二人の仲間と旅に出る。
その島で剣技や術を師匠に学び、様々な技を吸収しどんどん強くなる三人。
仲間たちの悲しい過去や、告白。語られない世界の歴史と、種族間の争い。
各種族の血が複雑に混じり合い、世界を巻き込む争いへと発展する。
お伽噺だと思っていた『始祖四王』の物語が動き出す。
剣技、魔法、術の数々。異世界が舞台の冒険ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 19:10:00
13130文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
田舎町で暮らしているレイナージュの元へ大怪我をした青年ケイラムが現れる。彼を救ったレイナージュに対して彼は騎士として忠誠を誓うという。彼と過ごすうちに彼への恋心を実感したレイナージュだが、王都へ旅立ったはずの幼馴染で元恋人のアンドレが町へ戻ってくる。実はレイナージュは亡国の姫君でアンドレ達町の人々はその民だった。国を取り戻すという町の人々。そして王都で騎士になったアンドレと睨み合うケイラム。そんな中レイナージュは王国に潜む陰謀に立ち向かうことになるのだった。
最終更新:2024-05-04 21:00:00
54601文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:30pt
作:松林 ゆきひろ
ローファンタジー
連載
N8289GW
【幼馴染大勝利!】
俺には幼馴染がいる。小学校まではいつも一緒だったアイツ。
あの件があって以来、中学3年間ほとんど口をきかなくなかったけど…
幸いな事に、同じ高校に進学してクラスも同じ!これはチャンス?
でもアイツと来たら相変わらず、俺の事を睨み付けてはソッポを向くだけ。
果たして俺にチャンスはあるのか?
そう思ってたある日。アイツの父親が開発中のソシャゲのクローズドベータテストを頼まれて…
オープニングムービーを見てて寝落ちしたら、2人でゲームの世界に転移していた。
2
人っきりの異世界イチャラブ大冒険!
召喚した女神に強制的に付けられた、自爆機能標準装備『勇者の証』を首から引っ提げ、不滅の冥王相手に世界の命運を賭けて戦うぜ!
俺達の明日はどっちだ!
幼馴染大好きっ子に贈る、幼馴染好きの、幼馴染好きによる、幼馴染好きのための冒険、開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:58:22
1153111文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:712pt 評価ポイント:182pt
「わかっている、許されることじゃない」
彼は寂しそうに、ぽつりと呟いた。
恐らく、俺がここにいることには気づいているのだろう。気づいていながら俺に向けた、言葉。
「私の愛しい血縁。あの子の幸せを誰より願っていたのに・・・自分の感情のために、そんなことのために今・・・あの子の望まぬ殺戮をさせようとしている。私は最低だ」
珍しく俯いている彼の表情は見えない。わずかに揺れる肩と吐息が、彼のやるせなさを教えてくれる。
「幼い頃から傍にいてくれた貴方に怯え、それなのにどこかで嘘だ
と言う自分がいる。そんな迷いのために、あの子たちを、どこに送ろうとしている?貴方のために、一人のために、あの子たちの命を・・・!」
全身を震わせて怒りに耐える。
俺は、ここにいないほうがいいんだろうか?
「生きて帰ってこられるかどうかわからない。私が貴方を殺していれば…あの子たちは生きていられた。それなのに私は、何をしている!?」
そう言うと、ばっと上を向いて空を睨み付ける。
「貴方が反逆したら、貴方だけではなく・・・あの子たちまで失ってしまう。私はこの手で、大切な者たちを殺そうとしている・・・!誰か・・・!」
叫びは虚空に消え、無力な人間が一人、残る。
「・・・私を殺してくれ」
物陰に立っていた俺は、そっとそこを離れた。
一人残された彼は、まだ不安定な10代の人間。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 19:00:00
63629文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:猪木洋平@【コミカライズ連載中】
ヒューマンドラマ
連載
N0575IM
「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 15:33:57
185365文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:16pt
かつて列車強盗を主戦場に、あらゆる悪事で大金を稼いだ大悪党、ザギール。果ては町を丸ごとその手に収め、支配者として振る舞っていた。
しかし、それに異を唱えた流れ者のガンマンが現れた。彼はザギールに決闘を申し入れ、ザギールは見せしめにせんとそれを受けた。無論、毒を盛る、決闘前夜に手下を差し向け怪我を負わせようとするなど小細工は欠かさなかった。
しかし、彼はそれを難なく押しのけ、決闘の時を迎えた。
距離を開け、向かい合う二人。見守る町人たち。風が砂埃を巻き上げ、静寂が広がる
。しかし睨み合いはそう長くは続かなかった。風が止んだ瞬間、先に動いたのはザギール。ホルスターから銃を引き抜くと同時に、引き金に指をかけ、そして――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 15:00:00
739文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:タカシ・セイヒ
ハイファンタジー
連載
N7799IX
ドラゴンと魔族と吸血鬼の三種族が支配する世界で人間は弱小種族として大陸の辺境で怯えながら暮らしていた
そんな中で異世界より漂流して来たプレイヤーと呼ばれる漂流者達によって人類は三種族との大戦争に勝利を収め大陸の覇権を握り繁栄を謳歌していた
しかし人類の間でも争いが起こり、大陸は北のアドラー帝国、西のフランクリン神聖王国、南のクルジオン共和連合、その他有象無象の小国と東の辺境国家に別れ睨み合っていた
依然としてプレイヤー達はこの世界に数百年単位で漂流して来てある者は英雄にそして
ある者は邪悪な存在になることもあった
最古のプレイヤーが生み出したと伝わる存在パラファラピヌその中の一部勢力はプレイヤーの漂流の原理の解明と新たな世界の侵略と支配を掲げて暗躍し出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 22:44:24
5140文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ここはお菓子の国。
12歳の誕生日を迎えた姫、スポンジの我儘ぶりは酷いもの。
一国を預かろうとする姫としては何とも情けない姿に、タルト王はスポンジに命じます。
冗談じゃない。
姫は何とか阻止を図りますが、そうさせてくれないのが執事のティラミスです。
憎々しげに笑うティラミスを睨み返しますが、その内情はちょっぴり大人の期待をする姫。
個性豊かな仲間が待つ街へ。姫様、さぁ出発の刻でございます。
この物語は『遥か彼方のきみへ』にも掲載されています。
最終更新:2024-04-25 00:36:45
102814文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
婚約前提の初顔合わせだというのに、涙をこらえ、物凄い形相で睨みつけてくる公爵令嬢イザベラ。
そこまで不本意なら、断ってくれた方がいいんだけど……思わず失言した伯爵家の三男ギルは、勢いよくビンタされてしまう。
しかも婚約者になるギルには笑顔のひとつも見せないくせに、他の男の前では頬を染め、恥ずかしそうに微笑むってどういうこと!?
そしてある日、平民の少女を空き部屋に連行するイザベラを目撃し、助けに飛び込むと――。
そこには、ほつれたギルのシャツに顔を埋め、ご満悦で深呼吸をする
公爵令嬢……イザベラの姿があった。
「で? どういう事だか、頭の悪い俺にも分かるように説明してもらいましょうか」
片思いをこじらせた公爵令嬢イザベラが、勘違いを撒き散らし、暴走しながら婚約に向けてひた走るハッピーエンドです。
穏やかに読める、優しい世界を目指します。サクサク楽しく進みますのでお気軽にご覧ください。
***
こちらは【連載版】です!
短編は日間総合1位をいただきました。
読んでくださった方、ありがとうございます!
※短編完結予定だったのですが、イザベラを書くのがとても楽しかった為、連載化しました。第1話は短編と重複箇所が多いですが、所々加筆しておりますので、是非違いを楽しんで頂けますと幸いです。
※ブクマや評価、とても励みになっております!
そして感想も!すごく嬉しいです!大事に拝読し少しづつお返事しますので、お待たせして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 12:17:51
62619文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:5732pt 評価ポイント:2994pt
聖女の娘として生まれたメリル・クラインは、幼少期から「聖女の後継者」「次代の世界最強」として持て囃されてきた
そんなチヤホヤ環境で育ち、傲慢かつ自惚れきった性格に育ったメリルだが、初任務で人喰いの悪魔と対峙した際に「私って何の力もないのでは?」と自覚する
悪魔と睨み合う絶望的な状況の中、悪魔が発した「我は誰も殺していない」という言葉にメリルは活路を見出す
「――ならば、私があなたの無実を証明してみせましょう!」
悪魔が罪を犯していないなら、戦う理由はなくなる。
ただ戦
うのを先延ばしにするためだけの方便だったが、やがてメリルは事件の真相に辿り着き――
これは無能無才な少女が、やがて『不戦の聖女』と呼ばれるまでの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 11:23:11
203855文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:9478pt 評価ポイント:5614pt
アンジェリカ・レリオーズには前世の記憶がある。それは日本のヤンキーだったということだ。そんなアンジェリカだが、完璧な淑女である姉クリスタルのスパルタ指導の甲斐があって、今日はデビュタントを迎えていた。クリスタルから「何よりも大切なのは相手に下に見られないことよ」という最後の教えを、アンジェリカは「舐められなければいいんだな」と受け取ってしまう。順調に令嬢方への挨拶が進む中、強い視線を感じるアンジェリカ。視線の先を見つけると、どうやら相手はアンジェリカのことを睨んでいるようだ
った。「ガン飛ばされたら、睨み返すのは基本だろ」と相手を睨み返すのだが、どうやらその相手は公爵様だったらしい……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 09:30:00
18181文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:15800pt 評価ポイント:14480pt
どうもどうも、えー、騙し騙されっていうのは世の常、人の常でありますが、おっとっと。専売特許とまでは申しませんがねぇ元祖、騙す動物と言えばそう、タヌキとキツネですねぇ。
この二匹、昔から競い合ってきたもんでね。そりゃもう人間なんて手首を捻るようなもんですよっとね、へっへっへ。
そう、昔々のこと。とある少年がおつかい帰りに山道を歩いていました。
片手にはお母さんにお土産に、と叔母に持たされた蜜柑を包んだ風呂敷。もう片方の手は道中で拾った長い木の棒。
おっと今、棒を捨てて
、また新たに木の棒を拾いました。先程のよりも長いかなと地面に置いて見比べ、むむむっとまあ退屈しのぎですな。道のりはまだまだ長いですのでね。
さて、そんな彼に朗報。何やら先のほうで物音がしました。はてさて猪だろうかそれともイタチ?
そっと近づき様子を見ると、はい、お待ちかね。ここで登場でございます。タヌキとキツネであります。
おや、喧嘩かな? と少年は思いました。両者睨み合い、何かを喋っているようでしたが人間には獣の言葉はわかりません。ええ、ええ聞かせようとしなければね。
でも、想像がつきますよね? そう、どっちが上手く化けられるかって話だと。
と、その二匹、動きをピタリと止め、次いで耳だけをピクピク動かし始めました。
少年は自分のことがバレたのかなと思いビクリとしましたが、そのまま見ているとどうも違ったようです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 11:10:00
6498文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
【完結確約】完結済作品です。少しずつ投稿していきます。
人族が生まれる遙か昔、この大陸ではある四つの種族が戦を繰り返していた。
各種族を統べる四人の王。
『鬼王』『仙王』『魔王』『龍王』
『始祖四王』と呼ばれた彼らが互いに睨み合い、この世の均衡が保たれていた。
主人公、ユーゴ・グランディールはこの始祖四王の物語が大好きだった。毎晩母親に読み聞かせてもらい、想いを膨らませた。
ユーゴは五歳で母親を亡くし、父親は失踪。
父親の置き手紙で、自分はある種族の血を引
いている事を知る。
父親から受け継いだ刀を手に、置き手紙に書かれた島を目指し二人の仲間と旅に出る。
その島で剣技や術を師匠に学び、様々な技を吸収しどんどん強くなる三人。
仲間たちの悲しい過去や、告白。語られない世界の歴史と、種族間の争い。
各種族特有の『色』が複雑に混じり合い、世界を巻き込む争いへと発展する。
お伽噺だと思っていた『始祖四王』の物語が動き出す。
剣技、魔法、術の数々。異世界が舞台の冒険ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 17:10:00
558172文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:38pt
その男、夜上氷河は迷っていた。
知らない街の知らない道で、ただ一人地図と睨み合っていた。
知り合いがいるわけでもないその街で、助けてくれた少女が一人。
その出会いから始まる物語は、彼の過去の謎を解き明かす戦いへと発展していく
最終更新:2024-03-07 08:31:20
136040文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:18pt
【ヒロインは中学三年生の女の子。軽く読める感じの、ゆるゆるした異世界青春ラブコメです】
夢かな……。
そう思った瞬間に、口を口で塞がれた。
熱い吐息が口の中に広がり、殴ろうにも両腕を彼の手で固定されている。赤い瞳を睨みつけながら舌を噛んでやろうか思った瞬間、やっと顔を離された。
彼が言う。
「仕方ない作業だよ。そう思って諦めてよ」
「召喚者である俺と定期的にキスをすると、この世界に馴染んで言葉が通じたままになるってわけ」
夢だと思ったこの世界。
いつまで経っても覚めな
いまま。
「幼い頃からのびのびと魔法を使わせた方が、才能が開花しやすいし強い子はさらに強くなる。子供たちの魔法を防ぎながらすくすくと育てる強い魔導保育士が今、求められているんだ」
これは、十四歳の辺境伯の息子であるレイモンドと主人公アリスが共に時を過ごしながら少しずつ距離が近づいていく、ハッピーラブコメディです。
※ラブコメメインのため、物語の進行はかなり遅め。トキメキに全振りで、一般的なファンタジーや貴族モノとは設定などが相違しています。
※50話あたりまでは毎日更新。
※他サイト様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 08:04:43
441004文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:572pt 評価ポイント:160pt
作:松島 雄二郎
ハイファンタジー
連載
N4421GA
春も未だ遠き日、運命の王子は愛した少女の亡骸を抱いて慟哭した。
摩天楼に浮かんだ煌びやかな貴種の微笑みを血涙する憎悪の眼で睨み上げ、復讐を胸に帝国を発った。
春も未だ遠き日、運命の聖女は未だ世界の悪意を知らない。悪なる者と善なる者の区別さえつかずに落雪する大地に横たわる者どもを見つめていた。
春も未だ遠き日、野良犬は旅立った。
世界を知るために、好奇心を満たすために、そして己が死を覆すために。俺は運命の駒じゃない、俺は俺だと遠吠えを謳いながら野良犬は世界を駆け抜
けた。
時は来た。春はもうすぐ傍だ。さあ聴こえるだろう運命の足音が!
舞台はすでに整った、帝国はすでに沸騰しているぞ。無限に積み重なる憎悪の負債が大量の死を願い、悪意の聖歌を唱え始めている。
これより始まるは嵐の春。狂気と裏切りがルールの狂った宴。何も知らぬでは絶命は必死。何一つ欠ける事のない準備は整っているのだろうな!
お前が立ち向かうは死の運命。生半可な決意ではまた犬死にだ。今度は誰を信じる、その友を信じていいのか? 馬鹿め、幾度裏切られれば学ぶのだ。どうせ裏切られるのなら先に裏切ってしまえ。友も女もすべて裏切ってしまえばお前は無敵だ!
野良犬よお前に守り抜けるのか? 愛した公女を、憎めぬ友を、兄と慕った閣下を、そして己が身を、お前の積み上げてきた全てが試されようとしているぞ。
春はすでに眼前にあり、革命の聖女の物語が幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 11:43:59
1674862文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:2161pt 評価ポイント:1277pt
とある会社。その一室。パソコンを睨みつける一人の男がいた。
彼は最近、『ピーター・トリップ』という男の話を知った。
さて、まずその『ピーター・トリップ』という男についてざっとだが述べようか。
彼はその昔、アメリカで活躍したラジオDJだ。その彼はある時、チャリティーの話題作りのために八日間不眠不休で生放送をしようと思いつき、実行に移した。
これが成功すれば当時の最長不眠記録を更新することになる。結論から言えば彼は八日間に加え数時間。計、二百一時間ものあいだ放送を続け見
事、記録更新に成功したのだ。
「うううぅぅぅぅ! あぁぁぁぁぁ……」
が、ここで言いたいのはその事ではない。彼は挑戦から三日目に妄想や幻覚に悩まされることになる。被害妄想、他者への悪口
「死ね死ね死ね死ね……」
虫などを
「ああぁぁ、クソッああぁぁぁぁ虫が、うぅぅぅ」
見た。そしてやがて彼は、ピーター・トリップという男は自分のことではなく、自分が演じている男の名前だとそう信じ込んでしまったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 11:00:00
1451文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「なぁー聞いた?」
「あー、あれだろ山田が」
「うわー、マジかよぉ」
「あーあ、っと、やべ……」
とある中学校の教室。数名のクラスメイトが自分を見ていることに気づいた彼はグッと目に力を入れ、睨みを利かせた。するとクラスメイトたちは一様に目を逸らし、それがどこか虫みたいで滑稽に思えた。
が、そんなものは今、波立つ彼の心を一時的に鎮めたに過ぎない。
――山田のやつが戻ってくる。
最終更新:2024-02-12 11:00:00
4828文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校1年の夏。
主人公の黒瀬は体育館裏に呼び出された。宛名は不明。
放課後、体育館裏に行くと、そこには同じクラスの山岸がいた。
山岸は一軍ギャルで呼び出される理由は思い付かないが、すっごい睨みつけてくる。
何故、呼ばれたのかも理解できないまま話は思わぬ方向に急展開していく。
最終更新:2024-02-11 12:29:28
74738文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:186pt 評価ポイント:94pt
《100000pv突破!!!》
黒澤飛村は戦争を愛し、戦術を愛し、名将を愛する一人の歴史教師だった。
だがある日、彼は転生し、ヒムラと言う少年に憑依してしまった。
異世界で楽しい冒険者ライフか!?と思ったのも束の間。
特に何事もなく、母親や子供の友達、剣の師匠に囲まれて、異世界でも平凡な日々を過ごして一年。
だが、運命はヒムラを見限る。
ヒムラの住んでいた村に火が放たれたのだ。
悲鳴や断末魔の叫び、殺されていく知人、剣を振れない自分の弱さ。
燃える夜にヒムラは敵を睨み
、復讐を決意する。
そしてヒムラは軍師になり、国王となり、果てには「天使」となる。
持ち前の人の上に立つ力と戦争の知識、『神速の加護』というチート能力で次々と強敵を打破していったヒムラはいつしかこう呼ばれるようになる。
『神速の軍師』と。
これは、黒澤飛村が過酷な異世界を現代知識で生き抜き、やがて世界の秘密に迫ったいく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 00:15:02
477211文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:606pt 評価ポイント:206pt
アンリエットは困惑していた。婚約者である王太子テオドルフが、異世界から移転した聖女と恋仲であるという噂が学園に広まっていたのだ。聖女はこの国を救う救世主。もしそんな彼女がテオドルフが好きなのであれば喜んで婚約者の立場から降りようと考えていた。然るべき手続きを取る必要があると感じた彼女は、直接確認しようとテオドルフに声をかけるが、何故かアンリエットを睨みつけるだけで話すらもできない。打つ手がなかった彼女は婚約について父である公爵に相談したのだが、ある日王宮に呼び出される。婚約
白紙の命令かと期待したが、陛下からは思っても見ない言葉が発せられてーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 22:31:29
14193文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:6690pt 評価ポイント:5884pt
憤りを感じた事はありませんか? 世の裏に巣食う、無数の屑どもに。
殺人、強盗、恐喝、強姦……法の抜け目を潜り抜け、社会の闇に息づくクソどもに。
恨み辛みを感じながらも、自分の力じゃあ何の復讐も出来ないと、泣き寝入りした事は?
果たせぬ願いと傷を胸に携え、涙も枯れ果てた瞳で睨み付ける――そんな人の為に、コイツがいるんです。
クソどもへの復讐なんてのはクソ野郎の役目。ゴミクズの手に任せなさい。
晴らせぬ恨みを晴らす者、返せぬ借りを返す者、届かぬ怒りを届ける者。
他人
の恨みを食らって生きる、彼の名は『始末屋』。
死神(ペイルライダー)を名乗るゴミクズが、恨みを晴らしにやって来ます。
もしあなたの胸に燻る想いがあるのなら、彼に任せてみるのも一興では?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 03:50:58
148474文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
私ことアディル・ラヴェインは、伯爵家の一人娘であり、日本人からの転生者だ。
そんな私は、義妹と相思相愛で結婚の約束までしていたと噂されているヴァルフレッド・オブラスタ公爵と政略結婚をし、只今、初夜の真っ最中である。
私を睨みつけている公爵閣下から、あのお決まりの言葉が出ることを今か今かと待ち侘びて……ついに!
「君を好きになることはない」
キタァーーーッ!!
そして私は笑顔で返す。「私も以下同文です」、と。
けれど公爵閣下は何故か傷付いた顔をし、「考え直してくれ」と言
ってきて!?
傷付いた顔をするのは本来なら私のハズでは!? 一体どういうこと!?
※コメディです。生温かい目で読んで下さいませ。
少しでもクスリと笑って頂けたら至福の喜びです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 21:15:14
17517文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:33294pt 評価ポイント:28864pt
春香辰巳は妹の美波との仲が今は、それほど良くはないと思っていた。
会話はほぼ無く、笑顔なんかは見せてはくれない。
しかし、睨みつけたりなどあまり良くない感情だけは見せた。
昔のように仲良くなりたい。
笑顔を見せてほしい。
そんな風に考えていた折、ふとした出来事がきっかけで妹である美波の態度が軟化したのだ。
望み通り美波との関係が変化するのだが、美波のこと可愛さ故か、求められることのほとんどに応えてしまうようになってしまった。
その関係の変化が周りへとさまざまな影
響を与えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 01:54:21
11169文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
作:Iassy Quassia Psaki
童話
短編
N3653IO
イスラエルの地で繰り返される殺し合いの中で、相手を憎しみのまなざしで睨みつけるのではなく、自らを見つめる娘が犠牲になった。
愛する娘を失った男が憎しみを超えて、もう一度娘の心に近づこうとするところに、未来があった。
最終更新:2023-12-25 20:27:16
1057文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
「ミーシャ・ラバンティ辺境伯令嬢! お前との婚約は破棄とする! お前のようなオトコ女とは結婚出来ない!」
婚約者のダラオがか弱そうな令嬢を左腕で抱き寄せ、
「リセラ、怯えなくていい。私が君を守るからね」
と、慈しむように見つめたあと、ミーシャを睨みながら学園の大勢の生徒が休憩している広い中央テラスの中で叫んだ。
政略結婚として学園卒業と同時に結婚する予定であった婚約者の暴挙に思わず「はぁ‥」と令嬢らしからぬ返事をしてしまったが、同時に〈あ、これオープニ
ングだ〉と頭にその言葉が浮かんだ。
そして流れるように前世の自分は日本という国で、30代の会社勤め、ワーカーホリックで過労死した事を思い出した。 ここは、私を心配した妹に気分転換に勧められて始めた唯一の乙女ゲームの世界であり、自分はオープニングにだけ登場するモブ令嬢であったと気付いてしまった。
(まぁ、いっか。前世でも結婚願望なかったし。領地に戻ったらお父様に泣きついて、領地の隅にでも住まわせてもらおう。魔物討伐に人手がいるから、手伝いながらひっそりと暮らしていけるよね)
もともと辺境伯領にて家族と共に魔物討伐に明け暮れてたミーシャ。男勝りでか弱さとは無縁だ。前世の記憶が戻った今、ダラオの宣言はありがたい。前世ではなかった魔法を使い、好きに生きてみたいミーシャに、乙女ゲームの登場人物たちがなぜかその後も絡んでくるようになり‥。
(私、オープニングで婚約破棄されるだけのモブなのに!)
この作品は、「アルファポリス」にも掲載しています。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 20:00:00
60135文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:106pt
総合ポイント:18068pt 評価ポイント:13344pt
いつものように、ゲーセンにズル休みをしに行く赤橋(あかばし)健人(けんと)。
今日も店員に叱られながら、健人はこのつまらない日常に退屈していた。
そんな時、店内に入ってきた人物を見た時、健人は目を見開いた。
同じクラスの優等生が入ってきたのだから……
互いの長所に嫉妬し、睨み合う2人。
しかし、その嫉妬の中には、お互いの友情も育まれていった。
そんなある日、健人が殺人の容疑をかけられてしまう…………
2人の男子高校生が繰り出す、「今を生きる」という哲学を私はここに刻む……
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 17:43:22
619文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:はりせんぼん
ハイファンタジー
連載
N8202HP
内海を挟んで睨み合う南北二つの大陸間の戦争は、お互いの大陸国家の崩壊により終結した
世界を何度も滅ぼせる威力を持った魔導兵器群は封印され、あるいは解体され
戦略級と呼称される魔法の数々は禁呪として封印された
つまりは、それらを扱う戦略級魔法使いは、まとめて仕事を失ったという事になる
戦略級魔法使いは潰しがきかないのだ
そんな、戦略級魔法使いエルンスト・グライヒは、幸運な事に第二の人生を始める事が出来た
冒険者である
永年学んだ魔法は使えない。
最小の攻撃魔法で山一つが消
し飛び、感知魔法は数万キロメートル先を照準にしている
飛行魔法を使えば一瞬で音の速さまで加速して、その爆炎は周囲一体を焼け野原に変えてしまう
そもそも、組織的なバックアップと無尽蔵のリソースがなければ、戦略級魔法は発動することもままならないのだ
そんな中でもエルンストは挫けない
エルンストの自認する自身の最大の長所は「真面目で几帳面で地道なこと」だから
冒険前には指差し確認
冒険教本は完璧に丸暗記
危険の一つも冒す事のない完璧な冒険ライフをいまこそここへ
……などと、世の中上手くは行くはずもなく
冒険者ギルドのいざこざや、予期せぬ事件と陰謀と、そしてエルンスト自身を狙う過去の影
果たして戦略級大陸間弾道魔法使いエルンスト・グライヒは、完璧なセカンドライフを実現出来るのか?
ちょっとズレた最強魔法使い(制限あり)が、新しい生活に適応しながら、気のいい仲間と共に片田舎でスローライフ(スローではない)を過ごしていく
そんな冒険物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 12:42:40
40037文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:296pt 評価ポイント:194pt
王子は激怒した。かの邪智暴虐の公爵令嬢を除かなければならぬと決意した
浅はかでアホな王子が、王国の繁栄を祝う舞踏会で、公爵令嬢に婚約破棄を言い渡した。
腕の中には震える可憐な少女。
冷たい容貌の、悪役にしか見えぬ公爵令嬢。
睨み付ける王子を公爵令嬢は冷たい眼差しを向けた。
他の女と結婚するから、お前はいらぬと宣言する王子に、それでも公爵令嬢は尽くそうとする。
コメディです。
最終更新:2023-11-26 11:37:01
2370文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:118pt
会社があって、お客様がいる。それを家の中でジーっと睨みつけ、アラを伝える人もいる。
最終更新:2023-11-23 07:00:00
1167文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:日向 たかのり
ハイファンタジー
完結済
N3538IK
帝国のリリィと言辞への憎しみは、尋常ではなかった。
特に、帝国皇帝の 枇々木夫婦 への憎しみは・・・。
帝国皇帝は、何故リリィに固執するのか・・・?
とうとう帝国政府から「枇々木言辞、リリィ夫婦への抹殺命令」が出された。
皇帝の私怨が、帝国内部でも迷走する。
そして、リリィらを抹殺に来た刺客達の進入を許してしまうリンド皇国。
フェイスが懸念していた通り、転移魔法を使いこなされ皇国に敗北の危機も迫っていた。
帝国は、皇帝不在にも拘わらず、リンド皇国への宣戦布告を宣言し、
泥沼の様相を呈してきた。
受けて立つ、ガルド率いるリンド皇国特殊守備隊。
それに、親方様をはじめとする「元帝国暗殺部隊」も加わる。
帝国皇帝の思惑の為に、翻弄されるリリィの人生。
帝国とリンド皇国の正規軍同士の睨み合いが続く中、帝国が作り出した暗殺部隊残党のクローン人間と傀儡(ぐぐつ)人形部隊との闘いが始まる。
・・・ 全42話・完結 ・・・
(当サイト以外では、 カクヨム、エブリスタにも投稿しています。)
「女暗殺者リリィと異世界から転移した小説家との恋の物語」の後編にあたる物語です。
投稿スケジュール:火、金、土、日の12時頃
例外:9/16 2話(12時頃),3話(12時頃)、11/22:投稿無折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 15:00:00
106067文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
「お姉様、コレちょーだい」
無邪気な笑顔でオネガイする天使の皮を被った義妹のラテに、大好きなお人形も、ぬいぐるみも、おもちゃも、ドレスも、アクセサリーも、何もかもを譲って来た。
ラテの後ろでモカのことを蛇のような視線で睨みつける継母カプチーノの手前、譲らないなんていう選択肢なんて存在しなかった。
だからこそ、モカは今日も微笑んだ言う。
「———えぇ、いいわよ」
たとえ彼女が持っているものが愛しの婚約者であったとしても———、
最終更新:2023-11-09 19:47:02
7426文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:532pt 評価ポイント:482pt
作:山田露子 ☆『ヴェール』コミカライズ配信中!
異世界[恋愛]
完結済
N0179IM
浮気者の婚約者が、浮気相手の令嬢ジェマを背中にかばいながら、アメリアを睨みつける――「君よりジェマのほうが綺麗だ」
婚約破棄されたアメリアは「お前なんかいらない」と実家を追放され、問題ありのオルウィン伯爵家に嫁入りすることに。
ところが迎えてくれたのは、驚くほど美しい青年で――……。
アメリアを追い出したあと、実家は荒れに荒れていた。未練タラタラで復縁を迫る元婚約者と、ライバル心剥き出しのジェマが嫁ぎ先に押しかけて来る。
彼らはまだアメリアを好きにできると思っているが、そん
なはずはない。
☆ジェマの意地悪で土地の神に殺されそうになったアメリアは、機転をきかせて魔法のステッキを手に入れる。前世日本の食べものが出せる魔法のステッキを使い、正座して待つ蛙さんと狼さんにラーメンをご馳走する。黄色い蝶々が舞うのどかな空気の中、彼らは可愛いお手々でどんぶりを持ち、頬っぺたをピンクにして喜ぶのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 12:00:00
129338文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:30686pt 評価ポイント:22368pt
『大嫌いなくせに、なんで俺のシャツに顔を埋めて深呼吸してるんですかぁぁッ?』
婚約前提の初顔合わせだというのに、涙をこらえ、物凄い形相で睨みつけてくる公爵令嬢イザベラ。
そこまで不本意なら、断ってくれた方がいいんだけど……思わず失言した伯爵家の三男ギルは、勢いよくビンタされてしまう。
しかも婚約者になるギルには笑顔のひとつも見せないくせに、他の男の前では頬を染め、恥ずかしそうに微笑むってどういうこと!?
そしてある日、平民の少女を虐げていたのか、空き部屋にムリヤリ連行するイ
ザベラを目撃し、助けに飛び込むと――。
そこには、ほつれたギルのシャツに顔を埋め、ご満悦で深呼吸をする公爵令嬢……イザベラの姿があった。
片思いをこじらせた悪役令嬢もとい、悪役(顔)令嬢イザベラが、勘違いを撒き散らしながら暴走しつつ、恋を成就させる、ほのぼの系ハッピーエンドです。
サクサク読めますのでお気軽にご覧ください。
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 19:24:19
7526文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:114pt
総合ポイント:27666pt 評価ポイント:25346pt
作:くみたろう
VRゲーム[SF]
連載
N5551ET
彼女の名前は東堂翠。
怒りに震えながら、両手に持つ固めの箱を歪ませるくらいに力を入れて歩く翠。
最高の一日が、たった数分で最悪な1日へと変わった。
その要因は手に持つ箱。
ゲーム、Anotherfantasia
体感出来る幻想郷とキャッチフレーズが付いた完全ダイブ型VRゲームが、彼女の幸せを壊したのだ。
「このゲームがなんぼのもんよ!!!」
怒り狂う翠は帰宅後ゲームを睨みつけて、興味なんか無いゲームを険しい表情で起動した。
「どれくらい面白いのか、試してやろ
うじゃない。」
ゲームを一切やらない翠が、初めての体感出来る幻想郷へと体を委ねた。
それは、翠の想像を上回った。
「これが………ゲーム………?」
現実離れした世界観。
でも、確かに感じるのは現実だった。
初めて続きの翠に、少しづつ増える仲間たち。
楽しさを見出した翠は、気付いたらトップランカーのクランで外せない大事な仲間になっていた。
【Anotherfantasia……今となっては、楽しくないなんて絶対言えないや】
翠は、柔らかく笑うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 16:04:26
538207文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:10929pt 評価ポイント:2791pt
小学校の入学式で、私は前世で大好きだった漫画を思い出す。そして、私が『モブ』であることも。でも何故かモブの手をつないでいるのがヒーローで、モブを睨みつけているのが、ヒロイン?!知らず知らずの内に、ヒロインのフラグを改変しちゃっていた私。ヒーローの友達枠でいいのに、私を巻き込まないで!
読み専だった作者の初投稿です。最後まで書き切ることを目標にしています。話のネタを思いついたら投稿するので、亀の歩み寄りも遅いです。それでも良ければ、読んでみてください。
最終更新:2023-10-28 00:00:00
8649文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:0pt
ある日、人工知能によってあり得ないものが証明されてしまった。それは、魔法が実在するということであった。
これまで、科学的に魔法や呪術、霊能などは存在しないと言われ続けていたが、なんと人工知能という科学の結晶が魔法の実在を証明してしまったのである。
そうして、世界に新たに魔法学が誕生。未来では科学よりも、魔法というファンタジーが発展していくのであった。さらに、魔法はあらゆる分野に利用されるようになった。
しかし、軍事的にも使われるようになり、第三次世界大戦が勃発す
る。
中国とアメリカ、ロシアの三つの大国による巨大な戦争は、長年も続くのであった。しかし、永遠ではない。そんな大戦も終わり、もう三十年である。
だが、未だに世界では常に睨み合いが起こり、いつ戦争が起こってもおかしくないような、安定しない平和であった。
そんな世界で主人公である和夏は、世界平和の維持を掲げている組織であり、魔法の存在証明を行い、世界に広めた人工知能、88=WEによって創設された国連の非公式軍ニュー・ラスールに所属し、今日も世界のために戦い続けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 13:46:58
70976文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
遥か昔、世界にまだ大陸が一つしかなかった頃。
二つの巨大な勢力が睨み合う大陸の中心で中立を掲げる小さな〈王国〉へと巨大軍事国家である〈帝国〉が侵攻を開始した。
圧倒的な〈帝国〉軍を相手に、孤独な悪戦を強いられる事となった〈王国〉軍。
その中で〈王国〉軍大尉、ヴィルハルト・シュルツもまた戦争へと巻き込まれてゆく。
これは戦争により全てを失い、戦争によって全てを得た男の、史実では無い物語である。
本格架空戦記を目指しております。
設定は異世界と言えなくもないですが、魔法の類は一
切出ないので、苦手な方はご注意ください。
あと長いです。
追記2020/11/1
しばらくは一ヶ月に一度の更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 15:35:26
725161文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:4573pt 評価ポイント:1855pt
作:うちはとはつん
ハイファンタジー
連載
N8655GC
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類
であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:1674pt 評価ポイント:680pt
「帰るんだ。いつか、わたしたちの世界へ」――
「英雄になり損なった男」宗谷俊平。日本から飛ばされてきた異世界・エリアム王国で日々を暮らす彼は、とある事情で結婚詐欺で傾いた貴族の家の再興を任されることになる。とにかくまずは人手を集めるために奴隷商人の下に赴いた宗谷が出会ったのは、やはり同じ日本出身の風変わりな女、中林宿李。
かつての宗谷の冒険の結果、手元には異世界産の品質のおぼつかない望遠鏡が一本だけ。しかし中林は空を睨み、この異世界を解き明かして日本に帰ると宣言する。帰還の
願いを持った中林と、冒険はもう嫌だという宗谷。二人は目的は違えど目の前の事態に緩やかに協力し、商売を成功させ、神殿との対立を回避し、トラブルを解決していく。そうして山を乗り越えた先に待っていたのは、たった一本の望遠鏡での観測を元に推論した、中林によるこの「異世界」の真の姿の暴露だった。
――突如として飛ばされた異世界で、選ばれた勇者でもなんでもなく、特殊な追加スキルや異能もない、そんな宗谷と中林。武器となるのは宗谷の機転と中林の科学知識のみ。エリアムの風習や文化に振り回され、手持ちの技術や資源の不足に苦しみ、貴族と神殿の対立に巻き込まれ、挙げ句にエリアムを支配する暴君マリイに目をつけられてしまった二人は、果たして生きて地球に帰れるのだろうか!? 異世界や魔法を科学でメッタ斬りにしていく冒険の旅が、いま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 08:00:00
179920文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:105pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:24pt
わたくしの名前は、日本舞踊を代々受け継ぐ如月家のひとり娘、如月 怜奈。
ある日道路に飛び出した子どもを庇って事故に遭ってしまいました。
父上様は幼い頃に亡くなり、母上様ひとりを残して死んでしまうのは、とても心苦しいですが、母上様ならきっと褒めてくれるでしょう。
ああでも、わたくしも両親のように、愛し愛される恋がしてみたかった。
そう思いながら意識を手放したのですが、目を覚ましてみれば、ここはどこでしょう?
混乱するわたくしの前には、わたくしを睨みつける王子風の青年とかわいらし
いご令嬢が。
いえ、そうです、わたくしはセレナ・リュミエール公爵令嬢でしたわ!
「あんたなんか!悪役令嬢なら悪役令嬢らしく、毒々しい見た目で嫌われ役やってれば良いのよっ!」
悪役令嬢……?
なんですのそれ、素敵ですわ!!
おふたりの恋が成就した暁には、わたくしは平民になって自由に生き、恋の相手も見つけます!
有能だけどちょっぴりズレたお嬢様が転生して、相思相愛カップル(王子は自分の婚約者)を応援するために立派な悪役令嬢になることを決意。
でも家族はそうはさせてくれなくて……?
無自覚な魅力で周囲の人々を魅了し、新しい家族や友人達と助け合いながら、ちょっと思っていた方向とは違うけれど幸せになるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 20:06:49
233028文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:20162pt 評価ポイント:12872pt
まだ夏は終わってくれないらしい。
暑くて眩しくて、睨み付けることすら許してくれない太陽。
そんな太陽に少しでも抗いたくて、背を向けてみた。
でもやっぱり暑かった。
最終更新:2023-08-28 00:08:20
354文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
「とても残念だよ、サファイヤ嬢。悪いけど君との婚約の話は無かったことにさせてもらうよ。」
楽しかったパーティーの雰囲気は一転、戸惑いの空気が流れた。
どうして……いえ、理由なんてわかっている。
「君はエメラルドを部屋に閉じ込め、睡眠魔法をかけただろう?聞けば今までもエメラルドに色々ちょっかいをかけていたそうじゃないか。」
エメラルド。そう。コイツが、コイツはいつも邪魔してくるのだ。小さい時カーネリアン王子に拾われただけの凡人風情が!!!!
今日だけは邪魔さ
れたくなかったから部屋に閉じ込めたというのになぜバレたの?
ギィィィっと扉の開く音がして振り返るとエメラルドとガーネット様が居た。
ガーネット、あぁ、コイツが…………。ガーネット様はカーネリアン王子の親友だ。そして、エメラルドのこともよく気にかけていた。今回のことがバレたのもガーネット様のせいだろう。
「サファイア嬢、どういうわけか説明してもらおうか。」
ガーネット様は鬼の形相で私を睨みつけてくる。あーこわいこわい。
「エメラルド、大丈夫かい?」
そう言ってカーネリアン王子はエメラルドの方へ駆け寄る。
パーティー会場は、静まりかえっていた。
「なんとか言ったらどうなんだ、サファイア嬢。」
あぁ、それが仮にも婚約するはずだった相手に向ける顔ですか。王子。
どうして貴方の隣にいるのは、いつだって私じゃないの?どうしてエメラルドなの?
いつもいつも私の王子を奪う彼女を見ていると、ふつふつと怒りが込み上げてきた。
「楽しかったパーティーが台無しじゃない。それもこれも全部、貴方のせいよエメラルド!!!!」
私は近くにあったワイングラスをエメラルドに向かって投げつけた。が、
「危ない!!」
カーネリアン王子がエメラルドを庇い、私はあっという間に警備のものに取り押さえられてしまった。
そして会場の外へと追いやられる。
「いやだ。やめて、離して!!王子!どうして!?亅
王子の背中はどんどん遠ざかってゆく。
どうして?
どのストーリーでも、私は彼と結ばれることはないの? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:05:57
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