――俺はその日、中二病を卒業した。
高校入学の初日、クラスの自己紹介で中二病が抜けていなかった山野 近江(やまの おうみ)は、格好付けた挨拶をやらかしてしまった。
だが、そのクラスにはもう一人、近江を越える中二病患者が存在しており、客観的に中二病を認識した近江は、まだやり直せると、中二病を卒業して普通を目指して奮闘する。
しかし、中二病患者である宇野宮 麻央(うのみや まお)に目を付けられてしまい、彼女の言動を痛いと思いながらも、無視出来ずについつい会話を繰り
広げてしまい、中二病卒業の決意と宇野宮さんの格好良さとの葛藤に、悩まされてしまう。
隙あらば背後でポーズを決めてくる彼女に飲み込まれず、近江は普通の生活を送れるのか!
これは、近江と麻央のちょっと痛々しい高校生活である。
※Rと残酷は保険です。
※書き溜めが無いので更新は不定期です!
※タイトルを変更する事があるかもです。
※アルファポリス様でも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 01:21:43
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