異世界日本と様々な種族がいる世界のヒト族として生きた二つの前世を持つ鳥族のニーナは、独身貴族の道を歩むと心に決めていた。
何故ならその世界の鳥族は、子供が出来たら一年で番を変える種族だったから。
獣人ならたった一人の運命の番がいるんじゃないの!?と異世界日本のラノベの記憶に涙しながら、ちょっと意識しだしていた幼馴染への恋心をぶん投げたのは幼き日の思い出。
強く強く逞しくをモットーに図太く生きる事を誓い、ちょっと腕力的に強くなり過ぎたニーナはしかし旅に出る事は叶わなかった。
突如現れた国家教育担当調査官と名乗る男に学校へ入学する事は鳥族の義務だと言われて、多くの種族が通う学校へと通う事になる。
ニーナはいろいろ知らなかった。
鳥族の中にも例外がある事に。そして幼馴染もその例外の一人だったという事に。
※カクヨムにも投稿
毎週金、土あたりに一話投稿(予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 12:00:00
62959文字
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