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検索結果:273 件
デュノア伯爵家の令嬢シャンティは、未だ会ったことのない婚約者ディルクに焦がれる、天真爛漫な少女。けれどある日突然その身に事件が起き、館にいられなくなってしまう。
婚約を破棄され、伯爵邸を追い出されたシャンティは、男装してひとり苦難な旅へ出る。そうして辿りついた王都でシャンティが出会ったのは、ディルクの親友であり、王家の正統な血筋を引く青年貴族リオネルだった。深く傷ついたシャンティを優しく受け止めてくれるリオネルに、シャンティの心は…。
(※読者様からのご意見・アド
バイスなどもあり、2016年11月17日~なろうで投稿していた『ひなげしの花咲く丘で』シリーズを一作にまとめました)
(※第一部は主人公が苦労しますので、苦手な方は第二部からお読みいただくことをお勧めします)
(※毎部ごとにハッピーエンドですが、主人公が苦労して大変な目に遭ったりもしますので、苦手な方は本作をスルーしていただければと思います。読者様によっては、ハードなストーリーとお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。あらかじめ充分ご注意いただうえで、それでも大丈夫でしたらお読みください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 23:18:42
2687973文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:5616pt 評価ポイント:2474pt
例えどれほどの現実で曇ってしまおうとも、いつか見た景色は色褪せる事がない。かつて夢見たのは、誰もが願い焦がれる英雄という姿。
幼き日の約束は、消えずに今も尚、道の先へと佇んでいる。辿り着ける道理はなく、輪郭はぼやけてしまっている。それが、無謀だと理性が訴えかけていても、望んでしまったのなら、手折れていいはずがない。
きっと、それでも、だとしても、過去の自分と、友は間違っていなかったのだと挑み続けるしか道はない。
いつか迎える終演のその日まで。
最終更新:2024-05-11 13:11:35
72896文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
召喚された異世界にて、世界を害する魔王も黒幕の邪神をも倒して使命を果たした玄鐘理音は、元の世界に送還された。
そして人生に物足りなさを感じつつも病気でこの世を去った。
病気で亡くなった先は床が真っ白な以外は全てが真っ黒な空間。
そこに浮かぶ球体が言うには元の世界に戻った後でも異世界に焦がれるならば、死んだ後にこの空間に来るようになっていたとのこと。
そして、邪神討伐の報酬として全盛期の肉体を授け、以前とは別の異世界に送ってくれるらしい。
本来ならば魔王討伐だけで
良かったのを黒幕である邪神まで倒してくれた礼のようだ。
しかも、邪神討伐時の力を復元した上に転移先の世界の仕様に合わせてくれるとのこと。
こうして、かつての力を携え、リオンは新たなる異世界へと降り立った。
※隔日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 00:00:00
1179268文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:120pt
総合ポイント:3624pt 評価ポイント:1884pt
レイはずっと心焦がれる夢を探していた。すると、どうしてだろう……気づけばニートになっていた!
“スキル”と呼ばれる先天能力が人の価値を決める能力至上主義の世界で、レイは他者に「一生に一度だけ願いを押し付けられる」と言うふざけたスキルを持っていた。およそ願いに制限はなし。お金持ちになりたい?人気者になりたい?スキルを使えば一瞬です。受験勉強なんて必要なし。就活も即内定。横恋慕だって強制純愛です。
でも、それは全部スキルのおかげ。自分自身のことをちゃんと見てくれる人はいない
。同じスキルの人がいたら、替えが効いてしまう。……それってなんだか寂しくない?
レイは人生をスキルに頼ることに疑問を覚えてからと言うもの、自身のスキルを”幸運”と偽り、他人の願いを叶えるためだけに使ってきた。
そんな彼の前に、ある日真っ白の天使が舞い降りてくる。
「来ないで」
マシロと名乗る少女の首元には、奴隷として扱われていた痕跡があった。靴も履いておらず、衣服もボロ布一枚だけ。けれど、世界を恨む様な昏い目をしながらも、好奇心に輝く宝石の様な彼女の瞳に、レイの心は初めて踊りだす。
――この子を幸せにしたい!
そんな想いにスキルが暴発してしまうけれど、何故だかマシロには効果なし?……って言うか、奴隷なのに何その尊大な態度!それに、その異常なスキルたちはどう言うこと!?
本来は一人につき一つだけ与えられるはずのスキル。それを六つも有する少女に戸惑いながらも、自信と夢を失ったダメ人間は、心に灯った感情の正体を知るためにマシロの逃亡生活を勝手に旅と変える。
途中で出逢った狼の魔人と大鷲の家族をお供に、問題児たちはスローペースで各地を漫遊。たまに伝説の魔獣に襲われたり、学者のモルモットにされかけたり、王国に指名手配されたりなんかするけれど、そんなことはお構いなし。レイは人の願いを叶えながら、自身の譲れないものを探し続ける。
そんな自分のことはダメダメだけど、他人のこととなると人一倍優しいレイは、無意識のうちに本能のままに生きてきた魔人や、致死スキルを持つ女の子たちを籠絡して、人知れず世界を救う!
……いいえ、そんなのは結果論です。彼らには関係ありません!
これは優柔不断で節操無しの男が女の子たちに外堀を埋められていき、人生に永久就職を強いられるまでの異世界ハーレムラブコメディ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 17:00:00
107842文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:12pt
メロディ・ヒストリア伯爵は、類希なる容姿や実力をもって「氷柱の白百合」と謳われている少女だ。
幼少の悲壮な経験とともに順当に実績を積んできた彼女は優しい婚約者とともに貴族として果てると思っていた、のだが……「真実の愛を貫かせてほしい」と婚約解消を提案されてしまった。
平然と受け入れてみせたものの、数少ない気を許せる存在だった婚約者の心変わりに動揺し、年若い乙女は人知れず涙を流した。
一夜明けて、ぐっすり眠ったメロディは気持ちを切り替えると憧憬を胸に真実の愛を解明しようと決意。
周囲を巻きこんで研究を進めていく。
そんな彼女の言動に導かれるように時代を揺るがす大事件、運命の歯車は動き出した。
【エレアの子守唄】
綾なす波に誘われ
炎にくべた言葉 集めて旅路を紡ごうか
とこしえ待てず 影は征く
凍りついた静けさは 焦がれる地に綻ぶ花
あせない調べにつつまれて
ささやかな風にゆられよう
重なる季節の訪れを
八千代の夜をこえて 願う
昨日は 舞い降りた光抱き
あなたはひとりねむるのでしょう
夜のまにまによすが得て
涙雨がさらう心 奏でて記憶を綴ろうか
奮い立たせて こだま聴く
悠久に流るるは 宿木知らぬ渡り鳥
ちとせの灯に花が咲き
蝶はわらう宝に留まる
待ちわぶ季節の過ぐときを
八千代の時をこえて 祈る
明日は 光る風に迎えられ
あなたはひとりさめるのでしょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 06:00:00
250405文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:104pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
【創作BL/オメガバース】
「離れていた分、愛して愛して、愛し尽くさせて・・・」
クリニックで院長をしているΩ・九条 真(くじょう まこと)は、人には言えない秘密があるーーーーー。それは、自身の番が世界的に有名な俳優・天上院 蓮(てんじょういん れん)であること、そして彼との間に子供がいること・・。
だた、自分の番である天上院には恋焦がれる謎の女性「カレン」がおり、それを知った九条は、彼から身を引いて静かに暮らしていた。
愛されていなくても、彼の番であり、彼の子供と暮らすだけ
で十分と思っていた九条だが、ある日、目の前に天上院が現れて・・・!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 17:07:37
16567文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:0pt
家族も、地位も、財産も…住む家すらも失った褐色黒髪の美少女シャルーア。
絶望に打ちひしがれ、彷徨い歩く先にあるのは?
1エピソード2000字前後のファンタジー小説です。
※異世界転生・転移モノではありません。
ブックマーク・お気に入り登録、ぜひお願いします!
感想・レビュー等、大歓迎です、気軽にどしどしお寄せください(^-^)
特に、気に入ったキャラや好きなシーンなど、お聞かせいただけると嬉しいです。
また、知り合いへのオススメや宣伝などぜひ!
最新情報は活動報
告かTwitterにて!
Twitter:@hinotori24折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 06:20:00
1409872文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:246pt 評価ポイント:90pt
「 青 春 」
それにひどく憧れ手を伸ばし、、拒まれそれでも前を向き進む
己を青春御道唯神とする男 |六和道《むつわどう》|神刃《かむら》
「俺の人生に『青春』がないのなら、俺自身が道を切り開く‼︎」
誰もが焦がれる青春物語が今始まる!
最終更新:2024-04-25 06:00:00
111316文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
作:音村しおり
現実世界[恋愛]
完結済
N0730IY
大学二年生の双葉桜都(ふたばおと)は、何かと緊張しいで不安を感じやすい性格だ。
舞い降りた雪の結晶を手袋に乗せて眺める事が好きな彼女の最近の頭の中は、焦がれるような物語が始まるのではないかということ。
きっかけは、バイト先からの帰り道。バスの車内から、男性に腕を引っ張られ、外に連れ出された事だ。その直後、バスは爆発しオレンジ色の炎を出し燃え盛る。なぜ、見ず知らずの私を助け出してくれたのか疑問に思う。その彼は、同じ大学の学生だと知るが、その後も何かと助け
てくれたお陰で、緊張や不安から解放されるようになるのだが・・・。
一方、祖父の時計店を改築して小樽にペンションをオープンさせた誠実な青年、春野悠斗(はるのゆうと)は、妻と二人違う恐怖に苛まれながらも幸せに暮らしていた。そんな生活は半年で終わりを告げるのだ。残酷な終わり方で。
秘密を握るのは、悠斗の親友、月城岳(つきしろがく)。コミュニケーション能力が高く英語も堪能。ただ欠点は、遊んでいる人と思われている事。彼が握るのは、愛し合っている二人のための作戦。
物語は、互いを深く想い合うが故に、悪化の一途をたどり続ける。やり直せるのは、一度だけなのに。
舞台は、北海道の小樽と海を越えたカナダのバンクーバー。二つの土地に存在する蒸気時計と関係深く、明らかになる事実の数々と時間に抗う日々。胸が詰まるような事実と相反して、惹きこまれる愛情表現の数々に涙が止まらない壮大なラブストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 13:12:41
65774文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:个叉(かさ)
異世界[恋愛]
完結済
N5999IU
私たちは実らない恋をしている。
朗詠師ジネヴラは密かに恋い焦がれる騎士がいた。
その騎士には恋い焦がれる女性がいることを、ジネヴラは知っていた。
これは片恋で終わる物語。
そう思っていたジネヴラが、無慈悲な預言を手掛かりに騎士を救う話。
※選択によって結末が変わります。
最終更新:2024-04-04 23:10:00
60849文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
「この世界は、人と人以外が無秩序に混在している。ならば人とはなんだ?」
そう問うた人もまた、人ではなかった。
世界はとても曖昧だ。
神は不在なのに奇跡だけが何となく残っている。世界に数多ある穴はたやすく異界と繋がり、そこから色んなものが落ちてくる。悪魔、異世界の魂、異界の種子。
人々はそれらを排除し時に受けいれ時にただ蹂躙された。
大陸に並ぶものなき武威を示して王位についたユストゥス。人を超えた力を持つ故に疎外されていた彼を守り育てたのは、人ならざるもの《人形》だった。
―
―人ではないと処刑された彼女の影が王都の空を駆ける。
過去の影は現在に牙を剥くために戻ってきたのか、それとも――?不穏な動きを見せる東西の隣国に理解不能な竜の公国と暗躍する人形たち。
焦がれるものを見つけた世界は、急速に鮮やかに色付いていくが平穏は遠い。
否応なしに巻き込まれていく、ユストゥスのたった一つの切なる願いは叶うのか。
※本作は、『人形は、夜空の星を数えない』の改稿版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 12:49:47
226974文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:14pt
あらすじ
辺境の町カラッタで生まれ育った14歳の少年シェイン、
母子家庭で育った彼は父親の顔を知らない。
自分と母親を捨て消えた父親は今どこで何をしているのか、生きてるのか、死んでるのかも定かではない。
村の外に年相応に興味を引かれる彼だが母親は彼の旅立ちを容認してくれる程甘くも寛容でもなかった。
小さな村に閉じ込められているような閉塞感に息がつまるような思いがするのは彼を置いて外に旅立った人達に思い焦がれるからか、そんなある日村にある一団が現れた、一団の一人には見目麗しいフ
ィーファと言う名の少女がいた。
彼女との出会いがシェインの運命を大きく変える最初の出会いとなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 17:50:36
346771文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:42pt
聖女召喚に巻き込まれたチナミ。
数年後には暮らしにも慣れ、王都で料理店を開いた。たくさんの常連客に囲まれ、やり甲斐を感じていた。けれど、王国の権力者達に見初められたことで……楽しい日々は終わる。
彼らに焦がれる令嬢達の、嫉妬による嫌がらせ。それらは終わるどころかどんどん加熱していき――耐えきれなくなったチナミは、料理店を廃業する。
心機一転、王都を飛び出し旅に出た。
そしてトラブルに巻き込まれながら料理をする内に、幻の出張店として有名になっていく――……。
旅のお供は、なぜか
成り行きで同行することになった、料理店の常連客でもあった元騎士団長。
しかもさらになぜか、閉店の原因となった迷惑イケメン達も次々と現れるんですが⁉ これってどういうこと⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 11:41:47
120187文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:7284pt 評価ポイント:4912pt
ふっと思いついて書きました。
他サイト掲載あります。
キーワード:
最終更新:2024-02-28 20:31:57
212文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
これは盲目少女の二重奏〜焦がれる白人形は自立したい〜の改訂版になります。以下あらすじ
魔物が跋扈する世界〈イストピア〉。俺は光源一つない見渡す限りの暗闇の中で目を覚ます。俺は此処が何処で自分が何者なのかすら憶えていなかった。そんな中で唯一色を持つ一体の鬼に俺は出会う。そうして鬼と交流していく内に俺は失くしていたモノを取り戻し始める。
最終更新:2024-02-27 20:06:54
104440文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:910pt 評価ポイント:410pt
春夏秋冬、君を想う。
これは孤独な神と、それに触れた者の物語————。
春の章。
桜の木の下で、誰かを待ち続ける美しい青年。桜の模様が描かれた羽織を纏うぼんやりとした美しい青年は、首に包帯を巻いており、言葉を紡ぐことができない。そんな声を失った青年の前に現れたのは、春を告げる神だった。
青年が誰を待ち、なぜ声を失ったのか。
桜の蕾が花開く時、青年の瞳に映るモノとは――――。
夏の章。
村の悪しき風習により、龍神の贄に捧げられた少年。
恵みの雨
を降らせるため、村の皆のため、少年は谷の底へと落ちていく。
次に目を覚ました時、見たこともないような美しい青年が傍にいた。
彼こそが谷に棲む龍神であり、この地に水を齎す存在であった。
しかし龍神が存在していながら、なぜ村に雨が降らないのか。
その理を知る時、少年は本当の意味で龍神の想いを知ることになる――――。
秋の章。
とある地の領主の領土内。鎮守の森と呼ばれる、聖域があった。そこには白の神と呼ばれる守人がおり、この地を守護しているという言い伝えが、遠い昔、古の時代からあった――――。
赤や黃、混ざりあった色とりどりの色彩が豊かな季節。秋。
狩りを禁止されているはずの鎮守の森で、罠にかかって弱っている白い毛の狐がいた。従者とともに森の見回りをしていた、この地の若き領主である桂秋は、この地が崇めている森への信仰心から、その珍しい白い狐を罠から逃がしてやるのだった。
春は君に出会い、夏は君に焦がれ、秋は君を憂い、冬は君と――――。
春夏秋冬、四章四話で織りなす、短編集。
※この作品は「カクヨム」さんにて現在連載中の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 07:00:00
52098文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
人類の大半がスペースコロニーに暮らす時代。パイロットを志す少年・シオンは、同じように宙に焦がれる少女・メルテと出会い、強く惹かれあう。それぞれの夢を叶えるなかで、ふたりはある約束を交わした。約束を守るためのシオンの長い旅路と、その果ての物語。
最終更新:2024-02-24 20:00:00
25743文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:168pt 評価ポイント:138pt
冒険者であった夫の訃報から三年が経った。
夫との再会に焦がれる妻だったが、病に倒れた彼女の余命はもうあと僅かだった。
先立つ自身の不甲斐なさを息子に詫びながら、彼女は愛しい夫のことを思い返す。
あの人の帰りをこの村で待つ。夫と交わしたそんな約束に縋って、忘れたくなくて。会いたくて……。
そんな信心の果てに、彼女は幸福を得た。
それに対して周囲は──……
最終更新:2024-02-18 16:17:47
7946文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:114pt
白雪姫、わが学園に君臨する皆が恋焦がれ、憧れる至高の存在。だがそれを手に入れることは叶わない。ならば増やせばいいじゃないか、白雪姫を。天啓を受けた俺は、楽園を築くため命をかける。
最終更新:2024-02-09 21:37:59
62833文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:107pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:32pt
「誓っただろう、永久とわの愛を。もう忘れてしまった?」
「そんなことはないわ。でも、来世のことまで私にはわからないもの。私はきっと、……あなたの事を覚えていない」
創生の神リュピテルと魂の契約を結んだ聖女は、深く愛し合い来世の約束を交わして転生を繰り替えす。リュピテルだけが転生後も記憶と能力を持って転生した。少年レイジェルとして生まれ変わった彼は、同じく遅れて転生した聖女に足しげく会いに行き、こよなく慈しむ。今生もまた結ばれて生涯愛し合うだろうと確信を持っていた。
一方では父である国王から虐待を受ける日々だった。ある時国王の逆鱗に触れたレイジェルは殺されかける。その際に神の記憶と能力を失う。虐待はエスカレートしついには奴隷にされ、商人に身売りされてしまう。穢れた身で聖女に会うことを諦め、陰から見守るようになる。
隠していた聖女親子の所在が国王の知るところとなり、激高した国王に聖女の母親を殺害され、幼い聖女まで手にかけようとしていた。レイジェルは聖女を救うべく国王を殺す。振り返れば聖女の姿は消えていた。
数年後王都で再会した聖女は記憶を失い男装の騎士となっていた。任務に励む彼女を、レイジェルは陰ながら見守り、彼女が危機に直面する度に助ける。
狂おしいほどの切ないラブファンタジー。
※なお、この作品は数年前に投稿した『月の雫は永遠に……』のリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 07:10:04
183033文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:142pt 評価ポイント:44pt
どうでもいい私(女)は女神に恋焦がれるけど
それは独りよがりの片想い……
最終更新:2024-01-26 14:32:28
501文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
アナスタシアはかつて帝都の至宝と呼ばれた程の絶世の美女。
しかし20年の歳月によってその美貌は衰えを見せつつあった。
凋落の不安に苛まれる日々の中、唯一の安息はかつての恋人テオフレッドとの思い出だけ。
そのテオフレッドが未だに独身であることを知ったアナスタシアは帝都を去り故郷へ戻ることを決意する。
20年前に捨てた恋人が今も自分のことを愛しているなんて都合の良い物語は存在しない。
そう知りながらも焦がれる思いと一縷の希望を胸に老いたる美姫は馬車へと乗り込む。
最終更新:2024-01-25 00:18:00
3428文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:250pt 評価ポイント:228pt
待ち焦がれる人と待たれる人の日常のワンシーンです。
この作品はエブリスタにも掲載しています。
最終更新:2024-01-10 06:00:00
581文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
「皆様を召喚したのはただ一つ。この国、いえ、この世界を救ってもらうためです!」異世界へ召喚された高校生達は戸惑いながらも国の話に身を任せてしまう。平本慎吾は診断された結果、最低ランクの烙印を押されてしまう。彼を取り巻く状況が変わる中、気づけば授かった能力までも失い!?
嘗て平本慎吾だった者が復讐に身を落とす物語。
※不定期更新です。
※今後の展開にTS要素があるので苦手な方はご容赦ください。
最終更新:2023-12-23 06:00:00
740632文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:572pt 評価ポイント:292pt
男は飛ぶことに魅入られてゆく───
争いを避け、母なる星より脱出してより60年余……
自然とともに生きる一族は、新たなる安住の地を求めてこの星に降り立った
生きることは、大変だ……生きていくことは、旅路のようだ──。
だからこそ、人は手を差しのべる。
ラインガーデン村自警団第四分団に所属する、若き飛行士とその仲間たちの日常と奮闘を描く物語。
── その、……リヒトさんの「体質」のことは聞いてます。他人といると、人が多いと精神と身体に失調を来すって…… ────
強い飛
行能力を持つが故か、他人との距離を縮めることができない「体質」を持つエースパイロット。
── 貴重な男性資源ですもの、みんなで分けあって頂かないと ────
出生率の著しい低下を克服するため、一族は新たな社会の概念に生きる望みを見出そうとした。
── 降りかかる火の粉は払わねばならない。……聞いたところによると、同じ言葉が地球勢力にも存在するらしい ────
飛ぶことに魅入られしものは、女に焦がれることなく空に向かう。
── 人間だよ、彼も。 ────
女神に導かれし一族は、教義を守り、自然を侵さず、古よりの業と力で命を紡ぐ。
── 一人で飲む酒の、どこが旨い? ────
開拓時代からの知恵と希望を胸に、彼らはこの星に降り立った。
── 5型に関しちゃ、シミュレーターのほうがむしろ違和感が少なかったなぁ。特に…限界域じゃなく中間領域が……。 ────
争うことを容認しない教えの中で、飛行士たちはもがきながらも空を駆ける。
── こいつらは、ママを侮辱した……!!! ────
共に学び、共に笑った、錬成所の日々…
── よもや、自分が、予備役兵だと甘えているのではあるまいな!? ────
伝説の学び舎は、そこで出会った男たちは、再び彼を迎え入れるのか……。
── リヒト、これは命令だ、拒否は許さない。……最悪の場合は、ベイルアウトして君だけでも帰還するんだ。……いいね? ────
物流・救命・災害派遣、そして……戦争。
限られた人員の中で、彼らはあらゆる任務に出動する。
「隊長さんは、辛いねぇ……」
「自分だけなら平気です、誰かを傷つけることはありませんし。」
「飛ばし屋」と呼ばれた者たちが織りなす、穏やかな日常と激しき日常、そこに安住の地を見出すことはできるだろうか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 20:36:21
512836文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
蜂蜜たっぷりの思いが詰まったパンケーキが恋に破れた乙女の心を救い、恋焦がれる星を呼び寄せる味となる。
最終更新:2023-12-19 20:11:33
5753文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
彼女の想う人は、他の人。
最終更新:2023-12-11 10:04:04
967文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:54pt
マルス・ウィットナーは、父が病で体調を崩して家督を譲ったことで、二〇歳という若さでウィットナー伯爵家を継ぐこととなった。
その父が言う。「伯爵家の当主たる者、独り身では格好がつかん」と。
そうして契約結婚という形でマルスと夫婦になったのが、父の親友であるコルニオ伯爵の娘――ステラ。
マルスにとってステラは、ステラにとってマルスは、恋い焦がれるほどに恋い慕っている相手だけれど、互いが互いにそのことを知らない……そんな相手だった。
最終更新:2023-12-06 09:00:00
5397文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:362pt 評価ポイント:334pt
華族のイケメン若様は幼い頃誰からも疎まれ嫌われ孤独だった。そんな彼に優しさと生きる希望を与えた女中に恋い焦がれるが――
大正時代。
地位と権力と財力を持つ華族のイケメン若様こと龍之介は温文爾雅だと評判で誰もが憧れる存在。
しかし少年期に孤独から救ってくれた変わり者の女中・タマが忘れられずに全ての縁談を断り続けている。
親に捨てられ誰からも疎まれ嫌われ伝染病だと噂されていた少年期。
薄暗い部屋の片隅で龍之介の命が絶えようとしていた時、その異変に気付いたタマが伝染病がうつ
って自分が死ぬかも知れないのにためらうこと無く龍之介に駆け寄り龍之介を助けた。
タマの温かくて優しい心に触れた龍之介は生きる希望をタマに見いだす。
しかし龍之介の祖父が華族と平民の女中の結婚など言語道断だと龍之介にタマは死んだと思い込ませ、引き裂こうとして――……
※35ページまでが子ども時代編(明治)、36ページからが成人時代編(大正)となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 00:00:00
100249文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:20pt
作:かつらぎ未来人
ハイファンタジー
連載
N9248IM
この物語は王国の王女であり勇者のスノウと、彼女の許嫁であり勇者でもあるレインが
世界の伝説の英雄王になるまでの短くも長い冒険譚だ。
二人が暮らす世界には伝説と謳われる五人組の英雄が居た。しかし、彼等の消息は数百年前に絶たれた。現在では彼等の生死の有無を知る者は一人も居ない。
だが、彼等への敬意は相当なもので…彼等が消息を絶ってから数百年が経った現在でも彼等の功績は武勇伝として語られている。
彼等の存在が義のみの意味合いで語られているのなら誰もが許せる英雄だっただろう。
だが、彼等の力と血を悪用する極悪人が居た。
彼等は絶大な力を手に入れる為に無差別に人々を殺め続けていた。
彼等の蛮行にスノウとレインも巻き込まれるが、二人の前に謎の青年が現れる。
「俺はお前等を守る…そういう事だ」
彼との出会いが、二人の人生を幸せで大きなものになる。
そして、セイバーと名乗った青年がトリガーとなり
世界レベルで動く革命が起きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 15:13:54
7028文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アレス王国の忘れられた十三人目の姫・シエナ。
不吉だと王家から見捨てられ、辺境に飛ばされてからはや数年。単調ながらも平穏無事な生活を送っていたある日、突然王都に呼び戻されることになる。見捨てられたはずなのに今更何の用かと複雑ながら、シエナは護衛騎士らと共に出発するが、道中で敵対する蛮国アル・シャンマールに捕まってしまう。
アル・シャンマールの若き王・ザイドは、長きにわたる戦争を終わらせるために、彼女を交渉の道具に使うと宣言する。しかし彼の打算のない優しさ、それまでのアレス至
上主義を覆すような考え方に、シエナは戸惑いを覚えながらも徐々に惹かれていく。
一方、シエナとはぐれた彼女の護衛騎士・リュシアンは、彼女への忠誠を誓ったゆえに、単身で敵国に乗り込もうと画策していた。
―それぞれの正義がぶつかり合う中で、二つの国はシエナを巡ってどう動くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 09:00:00
147144文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
現代の日本で普通に生活していた女子高生、紅世原瑠朱は、突然異世界から転送されてきたくっころ姫騎士や洗脳美少女エージェント、催眠女子生徒など、さまざまな美少女たちからベタ惚れされてしまう。彼女たちは何者かによって、元の世界から転送されてきたようだ。
瑠朱は、誰もが彼女に恋い焦がれる中で、自分がただのストレートの女の子であることを自覚する。彼女は恋愛には全く興味がなく、ただ元の世界に帰ることだけが心の中でひたすらに願っていた。
しかし、美少女たちの懸命なアプローチや深い愛情に
触れるうちに、彼女の心にも変化が現れ始める。彼女たちとの交流を通じて、瑠朱は純粋な友情と恋愛の温かさに触れ、心の中に揺れ動く感情に戸惑いつつも成長していく。
やがて、彼女は異世界に迷い込んだ美少女たちの謎を解き明かすことが元の世界に帰る鍵であることに気づく。彼女は美少女たちを元の世界に帰すために奮闘する決意をする。
瑠朱と美少女たちは協力しながら、異世界の謎や彼女たちの過去に迫りつつ、交流を通じて成長していく絆と友情が交錯する中で、彼女たちとの別れと再会、そして運命の結末が待ち受けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 16:22:15
46234文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「あぁ、なんて可哀想な旦那さまなのかしら」
気弱な伯爵夫人リゼットは夫に恋い焦がれる貴族令嬢により、夜会の場でバルコニーから突き落とされる。そして、前世の記憶を思い出した。
リゼットの前世は、この国で『稀代の悪女』とまで呼ばれたアレイナ・バルフという女性。数々の男を手玉に取り、破滅に導いてきた正真正銘の『悪女』だった。
アレイナとしての記憶を思い出したリゼットは、『とある目的』のために動き出す。それこそ――前世で見つけられなかった自身の理想の男を探すというものだった。
「哀れで、可哀想で。救いようのない目をした男がいい」
そう思っていたリゼットは出逢った。
――昏い目を持ち、なにもかもをあきらめたような男――自身の夫アーレン・ギル・グランディエに。
孤独で愛を知らない英雄と、哀れな男しか愛せない前世稀代の悪女。ふたりの関係は――動き出す。
「リゼットのこと、殺したいほど愛しているんだ」「本当、可哀想な旦那さま」
――
▼掲載先→小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス(葉山よつば名義)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 13:23:31
7534文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:250pt 評価ポイント:76pt
作:memimura
ハイファンタジー
完結済
N7525IH
「空を飛ぶ鳥を見て『ああっ、自由だ』って思ったんだ。だから……」
少年はただひたすらに空に憧れ、ガラクタの翼を携えて大地を蹴った。
「いつか、きっと、絶対ぜったい、僕の造ったこの翼で空を飛ぶんだ!」
少年の名はテテン。
御年十六歳。身長体重ともに平均値よりやや低め。
職業、修理工。
頑固者の祖父と酒飲みの父とお調子者の弟と、男ばかりの四人暮らし。
友人少なめ、恋人無し。
趣味、ガラクタ集め。
夢、空を飛ぶこと。
周りの人から馬鹿と言われ、空想屋と言われ
、掴み所が無いと言われて、
ついたあだ名が“空っぽ頭”
「草原を駆ける獣を見て『ああっ、生きている』って思った。だから……さ」
彼の者は大地の雄大さに焦がれ、自前の翼を折りたたみ、不器用に足を伸ばした。
「ただ見送り続けるだけの毎日。そんなモノに何の価値がある。大地を蹴って、俺は生を実感したいんだ」
彼の者の名はアザナミ。
境界に生きる者。
行き交う者達の案内人。
背中に翼を持つ浮遊人。
彼は退屈していた。
堂々巡りの毎日に。
どこまでも広がるだけの、何も無い“空”に……。
さぁ。物語を始めよう。
空を目指す少年と、大地に焦がれる彼の者と、境界を越える魔女の物語を。
彼等の交わる、その先の物語を……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 00:51:42
146658文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:雨月 そら
現実世界[恋愛]
完結済
N4323IE
小さい頃に助けてくれた銀髪の美しい青年に、主人公で、魔法使い見習いの少女は、恋をした。
初恋。
助けてもらった時から時を重ね、成長しても、忘れられない、初恋の君。
最終試験で、人間界へ修行の旅に出たリンは、使い魔の雪(セツ)と共に、人の神秘を集めるため、お店を開く。
小さな小さな可愛らしい、パン屋。
大好きなパンを毎日作りながら、お客さんを待って、人の神秘を集めようと日々待っているのだが、場所が悪いのか、人が全然来ない。
そんな日々が続いて、ある日、突然、白
猫が行方不明というお婆ちゃんが、たまたま、お店に訪れた。話をしているうちに、白猫を探すことになったリンは、思いかけず、想い人の香りを嗅ぐことになる。
懐かしさに酔いしれながら、リンは、もしかしたら、初恋の君が近くにいるのかもしれない、という希望を持って、白猫を探しながら、初恋の君を探し始める。
ちょっとドジなリンを、しっかり者の雪が助け、互いに助け合いながら、魔法使い見習いの、探偵ごっこが始まった。
果たして、無事、白猫と初恋の君は見つけられるのだろうか。そして、人の神秘集めは、忘れずに、修行もできるのだろうか。
そんなまだ未熟な二人の織りなすストーリー。
そして、彼の忘れ物を届ける日を夢見て、初恋に焦がれる、少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 23:48:03
109696文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:ライズさんは異世界に恋焦がれる
ハイファンタジー
連載
N0493IH
主人公デイルが勇者の称号を奪われるというところから始まる。
勇者でなくなったデイルが今まで培ってきた技術などを駆使し強大な敵に立ち向かっていく。
最終更新:2023-06-27 18:43:00
5215文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
深い闇が、辺りを覆っている。
その闇を照らすように浮かぶ月は、まるで欠けることを知らないかのように煌々と、
穏やかで柔らかい光を纏っている。
天に浮かぶ月を眺め、その美しさに感嘆する者、いつかの記憶を想起する者、愛しい人と情愛を育む者、ここにいない誰かへ想いを馳せる者、
昇る太陽に焦がれる者。
人の数だけ、そこに現れる形は異なる。
そんな穏やかな月の下で、何を信じて、何を疑うのか。
それを選び取ることが、生きるということなのだろう。
今宵の空に浮かぶ、欠けること
のない丸い月。
見上げた瞳に映る月に、あなたは何を想う?
※この作品は、以外のサイトにも掲載しています。
・カクヨム(小説投稿サイト/https://is.gd/vxtvbg)
・DEFECTIVE WORLD(個人小説サイト/https://is.gd/rLssGR)
・ツイッター(@M_soki_A/#蒼き謳姫の不完全な世界)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 15:28:30
4948文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
12歳で歌舞伎役者になる夢を諦めた大星もえぎは、それ以来、何にも情熱が持てない灰色の人生を生きてきた。
「わたしの人生、役者になり損ねたオマケでしかない。あとは、どれが楽でマシかの選択だ。18にしてもう余生。やりたいことなんかなにもない。焦がれるような憧れと血の滲むような稽古の末に残ったのは、どうしようもない無力感と絶望だけだった」
名門天應大学の入学式。華やいだ顔の同級生たちを横目に、早々と帰路に着くもえぎの前に差し出されたのは、歌舞伎研究会のチラシだった。強引な先輩に無理
やり連れられて目の当たりにしたのは、学生歌舞伎の自主公演。
「ここでは、素人でも、女の子でも、舞台に立てるんだ」
先輩の押しに負け、歌舞伎研究会に入会したもえぎの目の前に、歌舞伎へと繋がる熱く煌めくような道が再び現れるー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 19:39:49
512文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔法少女とは憧れから最も遠い存在である。なるものでも、焦がれるものでもない存在に憧れる男子高校生『ユウラギホムラ』彼は思い一つで性別の壁を超えて魔法少女として羽ばたく
最終更新:2023-06-08 19:46:24
53727文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
学生時代、僕らは恋に焦がれている。
恋をすることに、恋をしている自分に焦がれる。
人生のほんの一瞬の恋を、一生の恋だと勘違いして、夢中になる。もしかしたら、その恋に意味はないかもしれないのに。
最終更新:2023-04-28 23:02:23
371文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:只之ダンボール
ハイファンタジー
連載
N2875BZ
ある夜、父を化け物に殺され次期当主となる少年、隴侗進悟朗は復讐の旅に出た。化け物たちは今まさに世界を滅ぼそうと暗躍し、徐々に世は破滅の道をたどっていた。進悟朗は希望である『光を持つ者』を探しながら、復讐を遂げるため力を求める。はたして、復讐は成就するのか? 世界は救われるのか? 初投稿ですので至らない点が多いと思いますがよろしくお願いします。
最終更新:2023-04-08 23:26:28
1789127文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:99pt 評価ポイント:31pt
「龍は宝珠に乞いし恋焦がれる」続編。外伝Ⅰ~Ⅳに続く時系列で、アーシア&ラシードを中心としたストーリーです。
最終更新:2023-04-03 14:25:58
145542文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:8pt
あなたを想う
その火が蒼く染まるほど
最終更新:2023-03-15 08:17:36
208文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:76pt
剣に焦がれる公女マリアンナは十歳の折、イダリス教国王太子ミズラフィルとの出会いを果たし、間もなく暗闇の底に落ちた。目覚めるとそこでは、自分の葬儀が行われている最中であった。話を聞くに、自分の記憶と現実に六年の開きがある。現在と過去が夢現に入り乱れる最中、謎の存在エトランゼとラァと邂逅する。曰く、マリアンナはエトランゼの小型宇宙船と衝突し、死んだ。今の自分は、マリアンナの記憶から再構築された、似て非なる人格だと言う。
最終更新:2023-03-14 21:13:57
48220文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
「龍は宝珠に乞いし恋焦がれる」の碧の龍ラカンをメインとした外伝。
魔龍王を斃しても各地で旧体制の火種はくすぶっていた。ある日、龍の力を高める生きた貴石ともいわれる宝珠の闇売買の件が報告され、ラカンとラシードがその解決へと現地へ向かった。そこで出会った痩せっぽちの浮浪児アデルはある秘密を抱えていた。下っ端役人のふりをするラカンの人身売買の調査の仕事を手伝うことになったアデルだったが・・・・・・・恋愛に関しては全くの鈍感で、万人に優しい博愛主義。最も女性が恋人にしたくないと評され
るラカンの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 06:09:54
67763文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
「龍は宝珠に乞いし恋焦がれる」の外伝。翠の龍レンを中心としたサイドストーリー。
魔龍王を滅ぼし新たな時代となった今でも伝説の宝珠アーシアを密かに恋したい続けるレン。そんな彼とある事件で出会ったのは訳ありの宝珠サード。レンの宝珠になりたくて押しかけたサードだったが、肝心のレンは無視状態の毎日。しかもサードはレンに近づく宝珠や女達を徹底的に排除する暴れ方だった。そんな日常に現れたのはレンに憧れた地の龍の少女クレアだ。彼女は深刻な病気で余命が無く、最後の望みとして憧れるレンの近くで
少しでも仕事を手伝いたいと思って看護師として着任した。もちろん病気のことは秘めていた。レンに近づくものは許さないサードだったがクレアにはいつの間にか心許し、そしてレンもいつの間にか・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 23:39:17
120098文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
恋に溺れるのなら、愚かなくらいでちょうどいい。
最終更新:2023-02-11 13:14:36
318文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:260pt 評価ポイント:244pt
「龍は宝珠に乞いし恋焦がれる」外伝
陽の龍・カサルア中心の過去編~その後の物語。彼女のその瞳はいつも、此処では無い何処かを見ていた。時折、遠くを見つめるその瞳に魅せられていた。何を想っているのだろうか?と・・・・・カサルアが唯一心を乱したイリスの心は非業の死を遂げた龍を想っていた。しかしカサルアの求愛に少しずつ心を開いたイリスはいつしか新たな恋を自覚した。だがそれと同時に宝珠としての絶望を感じて―――
最終更新:2023-02-01 23:10:42
49824文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
「龍は宝珠に乞いし恋焦がれる」外伝1
銀の龍・イザヤ中心の過去編~その後の物語。カサルアとの運命の出会い~そして弟ルカドがイザヤの宝珠になるまでの苦難の道のりに~生まれた時から許嫁だった州公サーラとの恋の行方~
最終更新:2023-02-01 22:37:43
75628文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
「龍」と呼ばれる〈力〉ある者と、その力を高める事の出来る「宝珠」と呼ばれる者達が存在する世界の物語。そこには伝説があった
―――幾千の時を眠りし氷結の宝珠
その輝きは天地をも動かす・・・それを手にするもの天地を与えられるであろう―――
千年の永き時を支配する残虐にして非道な魔龍王ゼノア打倒に、立ち上がったものがいた。
「陽の龍」と呼ばれるカサルアであった。
彼は腹心の四人の龍達に言う
『魔龍王から〈氷結の宝珠〉を奪取する!』と。
〈伝説の宝珠〉アーシアは遥かな昔、魔龍
王ゼノアを拒絶した為、氷結に封印されていたのだ。
カサルアは「火の龍」ラシード、「地の龍」レンと共に彼の地へ向かった。
氷洞窟の中、急に視界が広がる―――
ラシードとレンは息を呑んだ。氷柱に眠るアーシアの聖なる美しさに・・・
封印を解かれたアーシアはラシードの孤独な「真紅の瞳」を見た。
『あなたは誰?』
ラシードは腕の中で崩れる彼女に名を付けられない気持ちがよぎるのを感じる。
意識を戻したアーシアが見たものは数百年前、魔龍に殺された筈の兄の姿だった。
『ごめんね、待たせたね』と
微笑むその人物はカサルア―――彼も又、魔龍と同様、天の理に叛く力で転生していたのだった。
再会を喜ぶ彼女に「風の龍」イザヤは兄が転生した事を伏せる為、二人が兄妹である事を皆に隠すようにと言うのであった『強すぎる力はゼノア同様、畏怖される』からだと・・・
アーシアはラシードに助けて貰った礼を言うが、彼は突き放した冷たい言い方で返してきた。彼は複雑な生い立ちが原因で愛を信じようとしない「宝珠」嫌いだった。アーシアも傲慢な「龍」を嫌い二人はいつも反発しあっていたが・・・いつしか惹かれあって・・・
愛を信じない孤高のラシードの冷めた心を揺り動かす伝説の宝珠アーシアの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 00:29:31
135916文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:90pt
検索結果:273 件