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検索結果:105 件
前世の記憶を持つフェリシアはルームメイトのジェシカと細々と暮らしていた。流行病でジェシカを亡くしたフェリシアは彼女を探しに来た人物に彼女と間違えて連れて行かれる。なんとジェシカは公爵家の孫だった。
正体を明かして迷惑料をせびろうと考えていたフェリシアだったが、それを言い出す事も出来ないままズルズルと公爵家で暮らしていく事になり…。
最終更新:2024-04-27 21:00:00
70272文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:26pt
時はU・C《統一歴》53年。
未だに西暦だ東暦だなんて言ってると、差別だ時代遅れだなんて言われてしまう。
なにせ子供の頃に夢見たあれやこれやが、今や現実のものとなってしまって久しい。
時の“|魔導帝《ジ・マギカ》”により、もはや伝承と化していた魔導工学の知識が確立され、〈|魔動人形《ゴーレム》〉の生産技術が広く世に広まり、世界は|文明開化《ブレイクドーン》の産声を上げた。
未だ|魔物《モンスター》の|蔓延《はびこ》る辺境の地も、屈強な|鋼鉄騎士《アイアン・ゴーレム》
によって警備され格段に安全となった。
農民達の貧困、そして人離れによる食糧不足も、疲れ知らず休み要らずの|作業用小型人形《パペットマン》によって解決した。
各都市を結ぶのは、馬より速く、魔獣より強力な|魔導列車《オートケージ》。
街のあちこちに放たれている|人工水魔《スライムドール》によって、道路は清潔に保たれ、ここ数年は大きな|流行病《はやりやまい》もなくなった。
それでも、この世界の知と繁栄は留まることを知らず、まだまだ技術と文明は加速していくだろう。
そして同時に、それは人の欲望も加速度的に深くなっていくことを意味している。
果たして、私の選んだ道は正しかったのだろうか。
願わくば、この子の未来が幸せなものになって欲しいものだ。
──マーリン=オクスレイ
そして数十年後、物語は、とある王国の貧民街から始まる。
蒼き|魔血《エーテル》と紅き血液が交わる世界の魔導活劇、開幕と相成ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:00:00
39818文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
作:かぎのえみずる
異世界[恋愛]
連載
N5132IQ
主人公の陽炎は望まれない子供としてこの世に生を受けた。
産まれたときに親に捨てられ、人買いに拾われた。
奴隷としての生活は過酷なものだった。
主人の寵愛を得て、自分だけが境遇から抜けださんとする奴隷同士の裏切り、嫉妬、欺瞞。
陽炎は親のことを恨んではいない。
――ただ、諦めていた。
あるとき、陽炎は奉公先の客人に見初められる。
客人が大枚を払うというと、元の主人は快く陽炎を譲り渡した。
客人の肉奴隷になる直前の日に、不思議な妖術の道具を拾う。
道具は、自分の受けた怪我の
体験によって星座の名を持つ人間を生み出す不思議な道具で、陽炎の傷から最初に産まれたのは鴉座の男だった。
星座には、愛属性と忠実属性があり――鴉座は愛属性だった。
星座だけは裏切らない、星座だけは無条件に愛してくれる。
陽炎は、人間を信じる気などなかったが、柘榴という少年が現れ――……。
これは、夜空を愛する孤独な青年が、仲間が出来ていくまでの不器用な話。
大長編の第一部。
※某所にも「ベルベットプラネタリウム(略称)」というタイトルで載せてあります。一部残酷・暴力表現が出てきます。基本的に総受け設定です。
女性キャラも出てくる回がありますので苦手な方はお気をつけください。
※流行病っぽい描写が第二部にて出ますが、これは現実と一切関係ないストーリー上だとキャラの戦略の手法のうち後にどうしてそうなったかも判明するものです。現実の例の病とは一切関係ないことを明記しておきます。不安を煽りたいわけではなく、数年前の作品にそういう表現が偶々あっただけです。この作品は数年前の物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 03:18:47
231681文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
町娘のリリーは過去に戻っていることに気が付いた。
過去に戻る前、流行病で大切な人が何人も亡くなった。今度は阻止するために旅する薬師ギイに弟子入りする。
最終更新:2024-04-26 19:00:00
31104文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:0pt
母の身代わりの生を生きている--そんな思いを抱き続けるウォルバレスタ王国第二王女のアジュ・レステンシア。
王国が流行病に侵食され、崩壊へと進む中、アジュもまた過酷な運命に翻弄される。
一方、かつて神皇帝皇子だったデルソフィア・デフィーキルが、渦中のウォルバレスタ王国に入国したことで、二人の物語が絡みはじめていく。
アジュとデルソフィアは崩壊の危機に瀕する王国を救うことができるのだろうか。
神皇帝記に記された第三の物語の幕が開く。
最終更新:2024-04-19 20:31:26
20342文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
レイアルーテには、5年の月日で信頼関係を築き合った婚約者が居た。半年後には結婚という所で流行病に罹った婚約者はあっという間に亡くなった。
その僅か一ヶ月後。
レイアルーテは、悲しみからも立ち直れないまま、仮面侯爵と呼ばれているバイク侯爵フォンダー・スネイルと婚約した。そのフォンダーとの婚約をレイアルーテは父親から命じられた。
独身主義を貫く、と噂されているのに?
とレイアルーテは訝しむものの、婚約者に決定しているのなら疑問すら口には出せなかった。
ご都合主義のゆる
ふわ設定。
トラウマ持ちヒーローと婚約者を亡くしたヒロインの話
短編(5万字以内予定)
五日ごとに更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 12:00:00
34402文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:1026pt 評価ポイント:650pt
時は戦国時代、本州最北端の戦国大名「南部」を支えた八戸氏には、分家に「新田氏」があった。新田といっても「にった」ではなく「にいだ」である。歴史シミュレーションゲームにも出てこないようなマイナー武将であるため、知らない人も多いだろう。
青森県内でも有数の建設会社を一代で築き上げた男は、流行病によって命を落とし、気づいたら陸奥湾に面した「田名部館(現在のむつ市)」にて、新田氏の次男として生まれ変わっていた。
《知識はある。知恵もある。実現する方法も知っている。あとは己の意
志のみ!》
目指すは戦国の覇者、そして世界に冠たる「グレート・ジパング」の実現!
「飢え無い、震え無い、怯え無い」の「三無」を旗印に、男は野望を燃え上がらせる。
これは、本州最北端の小さな国人衆に生まれ落ちた一人の男の、愛と野望のサクセス・ストーリーである。
※歴史考証はしていますが、戦国時代の奥州は不明点も多いため、適当な部分はご容赦ください。
※特産品開発などの内政場面も多数出てきます。戦国時代の技術的に可能な範囲で書いていますが、あまりツッコまないでいただけると幸いです。
※年号の後ろに西暦でも表示するようにしています。
※読み易いよう、名前には時折、フリガナを入れています。
※そのほか諸々、なにしろ初めての「歴史小説」なので、温かく読んでいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 23:32:24
1007742文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:88804pt 評価ポイント:58498pt
「アリシア・ファーマン侯爵令嬢!貴様と婚約を破棄する!!」
ピンクブロンドにピンク色の瞳。胸が強調されたドレスを身に纏った男爵令嬢の肩を抱き締めながら、我が異母弟はそんなセリフを言ってのけた。
そのセリフは彼女から何度も聞かされていた言葉。名指しされた彼女はビクリと体を震わせながら、断罪の時を待っている。
「良く言った愚弟!その言葉に二言はないな!!」
私は彼女を庇うように前に立ち、この愚かな異母弟に今の立場をわからせる為、動きだす。
10年前、彼女曰くモブ王女だった
私は悪役令嬢(予定)と友人になり、彼女自身やこの国で起こり得る予言のようなものを教えてもらった。
最初は視察中に命を落とすと言われた父の話、次は国中に流行病が広がる話、彼女の言葉通りに世界は周りーーーー
これはモブ王女と呼ばれた私と悪役令嬢アリシア・ファーマンの10年の軌跡
カクヨム様・アルファポリス様にも同じ話を投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 07:10:00
721010文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:63954pt 評価ポイント:25264pt
どこかの国の元冒険者、今は勇退して、若手が死なないよう教育。
毎月の事なのでギルドも公認。ボーイスカウトの教官みたいなのもいて、オッサンの元に残って指導。
道中の話として大ネタ中ネタ小ネタがあり、全員ホラ話だと思ってはいるがいい加減な話しかしない。
ドラゴンに卵を返しに行くクエスト、拾ったフェンリルの子犬の親の仇を討ちに行く話、遊牧民の流行病を治し、ドワーフの国を大巨獣から救い、エルフ国の大世界樹を復活させ、精霊王にも認められ結ばれる大ネタなどがある。
全部
外の話でギルドも知らないが、そんなクエストを成功させていれば、精霊王の王配なら周辺から各国の王が諸侯として参集するほどで、全国で今でも生活魔法や治療魔法攻撃魔法が使えているのはオッサンの手柄。
戯言でホラ話に付き合っていると、デビュー用の防具も武器も何種類も貰える。
新人たちが守られて教育して貰えるだけではなく、孤児院の年長者や城外のスラムの小僧共が、食える野草や売れる薬草探しするのにも連れて行って貰える。
二次職になって独り立ちしてやって行けるようになると卒業。
そんなお花畑のような国に、隣国が大挙して攻め込んで来た。
ギルド内で話し合っていると、天井から「隣国の王家貴族の暗殺、確かに承りました。暗殺ギルド」と書かれた、暗殺ギルドの封蝋付きの羊皮紙が落ちて来た。
オッサンの小ネタ「孤児院かスラムの奴らでな、誰だか分からないが新人として同行してた奴が暗殺ギルドの頭領になったんだと」というホラ話が本当だと証明された。
何の関係もないこの国の防衛の為に、本当に遊牧民やエルフドワーフホビットの兵団がやって来るのか? ドラゴンフェンリル巨人に精霊王に精霊たちが現われるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 19:10:40
53108文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:あさぎ かな@電子書籍化
異世界[恋愛]
短編
N2028IQ
「メリッサ・アルトナー! 貴様が、どぉーーーうしても言うのなら、婚姻契約の継続を認めてやってもいい! どうだ! 嬉しいだろう!」
婚姻契約。
冬の大国では《冬の魔女》の加護が強く、他の季節魔法を使う者は一族の身内でなければならなかった。それゆえに秋の法国フォールでは《白の結婚》を前提とした三年という期限付きの婚姻契約を提案し、冬の大国はそれに同意した──のだが、メリッサは第一級聖女で有りながらも容姿が凡庸だからと、天使族と人族に二度も契約破棄をされてしまう。
そんな傷つい
たメリッサのため《秋の聖女》は、同じ冬の大国であるロッカにメリッサを派遣する。
そこで出会ったのは、愛くるしい垂れた兎耳の聖獣族、王太子ヴォルフだった。年齢を偽って出迎えたが、メリッサを温かく迎えて婚姻契約を結ぶ。
ロッカに派遣されて、すぐに国の危機に気付く。それはかつて自分の故郷を襲った流行病に近い状態だった。
一人で足掻く幼い王子にメリッサは、協力を求め二人で季節豊穣魔法を使い、力を合わせていく。仕事に夢中で休もうとしないヴォルフ様を年下のヴォルフが窘めるなど、少しずつ夫婦らしくお互いを思い合う。
「毛繕いするのも夫婦と家族だけの特権なのだ」
「ふふっ、光栄です。モフモフでヴォルフ様はいつも良い匂いがしますし、温かい。誰かと一緒に寝るってとても心地よくて安心できるって、最近すごく思うのです」
「…………メリッサ、その、私以外に誰と……? き、君が婚姻契約でその他国でも奉公しているのは……聞いたのだが……」
拗ねるようなヴォルフに、メリッサはこの国に愛着を持っていく。
怒濤の一年が過ぎ、国の復興と春が近づき国交を開会したところで、天使族の公爵と、人族の王子がメリッサの有能さに気付いて無理やり押しかけるのだが──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 13:13:40
17555文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:496pt 評価ポイント:432pt
作:葵井 モモ
ハイファンタジー
完結済
N5959IO
村から逃げ出して夕陽が三度落ちた。
集落はおろか人一人出会うこともない。
村の外がこれほど薄暗く気味が悪い場所だとは考えもしなかった。
穴の空いた布切れを見に纏い、静かな森をひたすら歩いた。
日の落ちる時間が早いこの時期は冷え込む。
村を出てから、一度も食べ物を口にしていない。
喉を通ったのは、地面に溜まった泥水だけだ。
受けた拷問の影響で空腹には慣れていたが、歩き続けていることもあり限界が近かった。
大人たちは、今でも僕を探して森中を駆け回っているのだろう。
僕の両
親を殺した男のセリフが頭に浮かぶ。
彼は縛られた母親の髪に火をつけながら「悪魔の親が」と言って舌を打った。
『生きる災い』
村の人たちは口を揃えて僕をそう呼んだ。
見るたびに暴力を振るい、罵詈雑言を浴びせた。
怨恨を感じ取ることはできたが、嘲りなどは一切感じられなかった。
心から僕を恨んでいたのだろう。
僕と関わりを持った人たちはみんな『不幸』になった。
ある人は不治の病になり、やがてその病気は流行病となって村人たちの命を奪った。
僕が畑仕事をした翌年には虫が大量に発生し、蝗害となって食糧難が訪れた。
友人は雷に打たれて命を落とし、幼い頃に思いを寄せていた女の子は賊に連れ去られて行方をくらませた。
「誰かを幸せにしたいって、そんなに贅沢な望みかな」
黒い雲が張り詰めた空を見上げて呟く。
雨粒が額の上で弾けた。
雨が降ってきたらしい。
身体は冷えていく一方だが、しばらく飲み水に困ることはなさそうだ。
指に嵌めた父親の形見を見る。
殺される前日にくれたものだ。
僕が生まれた日に母親にプレゼントしたものらしい。
大切な人ができたら、その人の指に嵌めてやれと言われたことを覚えている。
きらりと光る鉛のようなこの装身具の名前を僕は知らない。
けれど父親から話を聞いて、これを指に嵌めることで誰かを幸せにできることは知っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 14:43:55
9310文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
日本で経営部門に勤めていた佐藤健は異世界に転生してしまう。
アルファート王国に連なる四つの伯爵家の一つ、アルガルド家の息女エノール・アルガルド(7)として転生してしまった健は大いに悩むが、そのめんどくさがりの性格で転生に気づいた後も自堕落な生活を送っていた。
しかし、貴族の子供が七歳で受けるとされる『星見の儀式』によって自分の未来を知ってしまう。そこには王間のカーペットに膝をつき、騎士に押さえつけられた自分の姿があった。夢の最後に自分は死んでしまう。
恐ろしい未
来を知ってしまったエノールは何とかして事態を止めようとするが道は険しい。アルガルド家は名ばかりの伯爵家とも言われていて、領地は害獣や犯罪者、流行病が跋扈している。税収は騎士達に横取りされ、金もなければ権力もコネもない。
そんな家に生まれてしまったエノールは悪名高き『王族殺し』の噂を立てられているアルガルド家をまともなものにして周囲に認められることで処刑を回避しようとする。
果たして、エノールは処刑の未来を変えることはできるのだろうか……?
※最初の方は領地経営中心で、中盤は学園と社交会など恋愛中心、終盤に戦記ものっぽくなります
※魔法要素は少しありますが、魔法や魔物、ジョブ・スキル・ステータス、転生特典的なものはありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 08:23:13
570644文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:2322pt 評価ポイント:1374pt
作:ねこまんまときみどりのことり
ヒューマンドラマ
短編
N4853IM
アフギョ子爵邸ではそこに住む夫婦が、悪い顔をして高笑いしている。まるで悪代官のようである。
「丁度王子と同級生よ。このまま彼の理想に仕立てて売れば、私達大儲けね。おーほほほっ」
「おいおいマリーカ。売るなんて下品だぞ、まったく。婚約者だろうが ! わーはははっ」
「あら、ごめんなさい。旦那様。おほほほっ」
「はぁーはぁはぁはぁ」
そう言いながら、その後も愉快そうに大声で笑う夫婦。
その理由は、子爵の姪のマーゴット・ユキエラ。
亡き姉の残した1人娘だ。
少女の父は由
緒正しき侯爵家の次男だったが、戦地へ遠征中に死亡。その後母と2人暮らしだったが、14才になる前日その母も流行病で儚くなり、叔父のバイス・アフギョ子爵に引き取られた。
マーゴットは思った。
とんでもないない家に、引き取られてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 22:28:18
10239文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:672pt 評価ポイント:630pt
流行病にかかって出征できなくなってしまった兄に代わって、女であることを隠して徴兵に加わった士族の娘である張玲は、出征先の部隊長である黄梁と出会う。
二人は、戦を通してそれぞれ惹かれていくが・・・?という、なんちゃって中華ものです。
最終更新:2023-08-24 07:56:45
12069文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「神殿にいたんだから大丈夫だろう。頑張れ」
「神殿育ちは万能調味料じゃありませんけど??」
幼い頃から、流行病が原因で顔に斑点があり、「嫁のもらい手はいないだろう」とシルヴィはそのまんま神殿に放り込まれていた。
そんな中、突然実家に呼び戻され、訳あり伯爵の元に嫁ぐように言われる。
呪われている土地だからとおそれられているため、姉は流行病(仮病)で別荘に籠城してしまい、神殿育ちなら大丈夫だろうと、そこに送られてしまうこととなった。
しかしそこの伯爵様のジルは、農民たちに混じ
って元気に田畑を耕している人だった。
「神殿出身だったら、なにやら特産品はつくれないかい?」
「ええっと……待っててくださいね……」
呪われている土地と呼ばれる謎と、町おこしで、彼女のセカンドライフはせわしない。
サイトより転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 07:00:00
59034文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「僕は結婚しません。姉上と共に我が国を守っていきます」
頬を染め、真剣な瞳で語っていた異母弟ナザリオ・ヴィッティが、結婚した。
相手はシモーナ・ジェンマ。
ナザリオより10歳も年下の、学がなく浪費家で、若く美しいだけが取り柄の下級貴族の娘だ。
私はナザリオの言葉を真に受けていたわけではない。
ただ実の母親は私を産んですぐに亡くなり、後妻となったナザリオの母親も流行病で早くに亡くなってしまった。
気落ちした父上は病がちになり、今もベッドから起きら
れることのほうが少ない。
政務をするのは必然的に王女である私、オデッタ・ヴィッティの仕事になってしまったのだ。
外交と内政、もちろん補佐をしてくれる者はいたけれど、私の責任は重かった。
結婚など考える暇もないほどに。
――そして私は、33歳になった日に毒を盛られたのだ。
毎日昼12時頃更新予定です。
励みになりますので、ブックマーク登録や評価をしていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 09:03:49
69777文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
流行病により、世界に多くの死者が出た。
情勢は乱れ、治安は悪化し、人口はどんどん減っていった。
誰もが、明日には死んでいるかも知れない。
そんなときに、人は何を思うか。
これは、死を身近に感じた人達のお話。
最終更新:2023-07-30 12:14:47
38988文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:66pt
現代社会に蔓延る流行病『ハッピーエンド症候群』
どう足掻いてもハッピーエンドになる世界は、主人公に牙をむく。それが筋書きだったとしても。
一応R-15指定してますが、当分は残酷な描写が出てこないので安心してください。
pixivにも投稿しています。
最終更新:2023-04-26 00:53:51
4922文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私の名前はコリンヌ。セルジア国のトレディール公爵令嬢、アシュリー様に仕えるメイドです。
お嬢様に出会ったのは私が四歳、お嬢様が六歳の時。
遡れば公爵家と遠縁になる貧乏男爵家の娘の私は両親を流行病で失い、身寄りもなく公爵家にアシュリー様のお世話係として引き取られました。
銀糸の美しい髪にアメジストの瞳、透き通るような白い肌。出会ったとき思い出した。ここは前世の乙女ゲームの世界。お嬢様は悪役令嬢。この国の第二王子の婚約者で、彼のルートでは最後に婚約破棄されて国外追放されてしまう。
私はゲームでお嬢様の手足となりヒロインへ嫌がらせをした罪でお嬢様の追放後に処刑それてしまう。
何としてもそれだけは回避したい。そのためにお嬢様が断罪されないようにしなくては。
でもこの世界のお嬢様はなぜかゲームの設定と違う。体が弱くて毎日特別に調合された薬を飲まなくてはいけない。
時折発作も起こす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 21:00:00
31927文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
病にトラウマのある方は閲覧をお避けください。架空の疾病で苦しむ描写多分でます。
ちょっとした事故で死んだら転生するようになった主人公。元教え子ちゃんには幸せになって欲しいけど不安だから転生して見守っとこ(これが全ての間違い)。
元教え子ちゃん(♂)。主人公の後追いしそうだったから「幸せになれ」って遺言さ(呪わ)れた。「主人公が忘れられるまで転生する」ように転生魔法を書き換えた。
時勢的に流行病は良くなさそうだけど!!他の死に方だと時間が無いんじゃ!!
最終更新:2023-04-14 17:08:08
5486文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「サラ、きみの口輪筋は素敵だ」王宮で久しぶりに催された夜会でダンスを踊りながら、親友のロイドに笑顔で言われた。何言ってるのよ、冗談はやめて。──でも、そのひと言がきっかけで私の人生は好転し始めて……。これは流行病がほぼ終息した、異世界のとある国のお話。
最終更新:2023-04-11 12:50:06
7948文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:258pt 評価ポイント:238pt
作:天池のぞむ
ハイファンタジー
完結済
N0953ID
・短いあらすじ
神がかったスキルを授与できる神官が、左遷先の村で魅力的なキャラに囲まれながら伝説をつくっていくお話。
・ちゃんとしたあらすじ
人間が神から「スキル」という異能の力を授かる世界。
数々の強力なスキルを授かった英雄たちが、歴史に名を刻んできた。
――太古の戦争においてたった一人で戦況を覆した魔導士。
――大国に蔓延した流行病を根絶した治癒士。
――剣の腕で右に出る者無しと謳われ、幾千もの魔物を討伐した剣聖。
そんな英雄たちの影に隠れた、けれど決して忘れては
ならない不可欠な存在。
それが、スキル授与の儀式を行う「神官」である。
ある日、少年神官として従事していた主人公リドは、教会の上司である大司教から左遷を命じられてしまう。
大司教の主張は「公爵家の令嬢に意味不明なスキルを授与したから左遷を命じる」というもの。
リドは授与したスキルの有用性を説くが、かねてからリドを疎ましく思っていた大司教は聞く耳を持たなかった。
そうして、愛猫である黒猫シルキーと共に辺境の地へと追いやられることになったリドだったが、これが伝説の始まりだった。
そう――。
この時、リドを強引に左遷した大司教は知らなかったのだ。
リドがたった一人で最強種であるドラゴンを討伐できるほどの実力を持っていたことを。
そして、伝説級のスキルを自由に授与できるという規格外の能力を持っていたことを――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 20:24:05
139050文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:8496pt 評価ポイント:5320pt
それは、私が十歳になったばかりのころだった。
流行病で一週間寝込んだ私は、目が覚めた時、目の前にいる母に向かって、こう叫んだ。
「大変、お母様!!私、悪役令嬢のようです!!」
断罪を恐れた悪役令嬢の主人公であるリリールーが、ヒーローを避け続けて断罪回避に成功し、自分だけのヒーローを見つけるまでのお話。
単体でも読めますが、【私の愛しい娘が、自分は悪役令嬢だと言っております。私の呪詛を恋敵に使って断罪されるらしいのですが、同じ失敗を犯すつもりはございませんよ?】
の娘の話となります。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 16:16:22
6875文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:15978pt 評価ポイント:13996pt
それは、私の愛する娘が十歳になったばかりのことだった。
流行病で一週間寝込んだ娘は、目が覚めた時、こう叫んだ。
「──大変、お母様!!私、悪役令嬢のようです!!」
娘は、この世界がとある小説の世界であるという。
そして、その物語に出てくる主人公のヒロインを恋敵としてみなして苛め、呪詛の能力を使える母親を利用してそのヒロインを極限まで追い詰めるのがリリールーという、悪役令嬢であるらしい。
私の可愛い娘、リリールー。
いつか恋する時がくれば、私は全力で応援したくなるだ
ろう。けれども、そこに私自身や私の能力を介入させる気は一切ない。
──愛する娘であるからこそ、呪詛なんかに頼らせてはいけないのだ。
娘には話していないが、私はずっと、それで後悔をし続けているのだから……
※他サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 06:31:48
5434文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ノジータ王国では流行病により数多の人々が命を落としていった。それは王族までも例外なく……
そしてついに、ノジータ王国最後の王族が亡くなった。本来であれば貴族から王となる人物を選ぶのだが、ここで問題が発生した。
最終更新:2022-11-26 19:38:21
2555文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:84pt
2020年vtuberと言えばで名前が出てくるほどの、vtuberの看板とも言ってもいい事務所【クラウン】に、2017年ごろから何度も応募しては落ちるを繰り返しており、両親からそろそろ定職についたほうがいいと言われた主人公は、今回1年ぶりとなるクラウンからの新人募集を見て、今回を最後にしようと思い今までの全てを詰め込んだ動画で応募した。
するとどんな奇跡が起きたのか、主人公はクラウンに受かってしまった。
そして自分と同時期にデビューする仲間達と出会い、お互いのことを話し合い、
皆んなでコレから頑張っていこうと宣言した。
そしてついに明日が運命の初配信の日に迫った時、主人公は流行病にかかってしまった。
これは、そんな1人出遅れたvtuberの活動を記録した物語りである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 19:12:25
54089文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:230pt 評価ポイント:72pt
流行病で死んだ主人公、椎名孝紘(しいなたかひろ)はもう1回やり直せるとの事。生前しっかり学んだ孝紘は顔がいいのをいいことに暴れ倒す。文字通り。しっかり。NTRはしないが。
最終更新:2022-11-17 12:28:57
14705文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
リュシエル王国、国王の妹と言えば聞こえはいいけれど、二年前まで私はそんなこと知らず、国境近くの町で育った。
お母さんが流行病で死んだとき、王宮から迎えが来て私は自分が国王の腹違いの妹であることを知らされる。
王宮に連れてこられた私は、自由のない生活を送っていたけれど、50年も戦争やっていたラローシェ公国の大公の元に嫁ぐことになる。
大公は、最初私に冷たかったけどそれには理由があった。
大公は白くて美しい狼だった。
感情がたかぶると狼になってしまう大公と、ひとりぼっちだと思って
いたお姫様のじれじれ恋模様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 23:37:03
18247文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:22pt
反ワクチンを掲げる勇者パーティから追放された医者の主人公。彼は行き着いた村の人々を助け、逆に勇者パーティは流行病で苦しむ。
1000文字未満ですし色んな意味でファンタジーです。
最終更新:2022-10-19 20:48:01
940文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
アメリアは流行病で母親を失ってから、富豪のハスパル伯爵家に雑用メイドとして引き取られることになった。
そんな家のお抱えともなれば、まさに人生勝ち組であるはずなのだが……虐げられる日々。
その理由はハスパル伯爵家の主人、アルスランが商談で家を留守にすることが多いせいだった。
夫人とその娘オリヴィアは我が世の春を謳歌し、アメリアに理不尽な命令を繰り返す毎日。
二人の機嫌次第で罵声が飛んできて、時には暴力さえ振るわれる。
でも身寄りのないアメリアは、決して逆らうことができない。
そんなアメリアの心の支えは亡き母の言葉。
『頑張っていればきっと、明日はいい日に巡り合える』をモットーに、日々健気に努力する。
夜は自分の時間を削り勉強を続ける。気が付けばアメリアの知識は誰にも負けないものになっていた。
しかし雑用メイドの身分では活かす機会もなく、奴隷のような扱いを受け続ける日々が続くばかり……。
そんなある日、アメリアの運命を変える転機が訪れる。
ハスパル伯爵家の娘、オリヴィアに縁談が組まれることになった。その相手は異国の第一王子ルーファス。
オリヴィアは我儘放題に育ったため、令嬢が身に付けるべきマナーや教養は持ち合わせていなかった。
アメリアはそんなオリヴィアをサポートすることになるが、彼女のあまりの無能さに頭を抱えることに。
「――これが答えになります!」
気が付けば学んだ知識を披露する機会に恵まれ、王子ルーファスに気に入られたのはオリヴィアではなくアメリアだった。
「……私は彼女の才能が埋もれている状況に我慢ならないんだよ!」
と、王子ルーファスはアメリアの屋敷での酷い扱いを見て、救い出すことを決意。そして人の価値を決めるのは、生まれではないことを主張する。
これは、不幸な境遇のメイドが自らの努力で未来を切り開いていき、異国の王子にその努力が認められ溺愛されて、幸せになっていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 17:06:31
77803文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:172pt 評価ポイント:76pt
作:真堂 赤城
現実世界[恋愛]
完結済
N5750HV
あらすじ
☆
「何でマスク外さないの?」
「え?なんかつけてる時間が長すぎて外してると違和感感じるんだよな。それに髭剃ったりとか多少適当でもバレないし、楽じゃね?」
☆
「何でマスク外さないの?」
「え!?いや、その、えっと…ひみつ?」
「なにそれ、教えてくんないの?もしかしてなんか言えない理由とかあるの……?」
「え、いやそんなわけじゃないんだけど…えっと、あの」
最終更新:2022-09-16 11:53:00
3114文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
「僕は結婚しません。姉上と共に我が国を守っていきます」
頬を染め、真剣な瞳で語っていた異母弟ナザリオ・ヴィッティが、結婚した。
相手はシモーナ・ジェンマ。
ナザリオより10歳も年下の、学がなく浪費家で、若く美しいだけが取り柄の下級貴族の娘だ。
私はナザリオの言葉を真に受けていたわけではない。
ただ実の母親は私を産んですぐに亡くなり、後妻となったナザリオの母親も流行病で早くに亡くなってしまった。
気落ちした父上は病がちになり、今もベッドから起きら
れることのほうが少ない。
政務をするのは必然的に王女である私、オデッタ・ヴィッティの仕事になってしまったのだ。
外交と内政、もちろん補佐をしてくれる者はいたけれど、私の責任は重かった。
結婚など考える暇もないほどに。
――そして私は、33歳になった日に毒を盛られたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 15:09:37
7258文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:154pt 評価ポイント:142pt
出会いがあれば別れもある。俺はその中で偶然にも少し速かっただけなんだ。でも、その別れが新たな出会いを生み出した。新たな経験と出会いを求めて。
最終更新:2022-06-17 13:23:54
33294文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
聖女であるリーリアは魔王討伐の帰り、仲間であった勇者と賢者に殺されかける。
理由は気に食わないとか、何もしてないやつが同列に扱われるのが気に入らない、そんなどうでもいい理由だった。
死んだことにされたリーリアはただのリーリアとして自由に、悠々と暮らすことを誓う。
そしてその手始めに倒した魔王を蘇生させる。
その後は魔王と友達になったり、食糧難、流行病、様々なものを解決に導いていく。
そうしたらいつの間にか私は魔族たちから女神と讃えられるようになる。
一方反対に勇者と賢者
はどんどんと落ちぶれていく。
名声と金と女と女に溺れ、挙げ句魔王の生還が発覚して、今まで積み上げていたものは音をたてて崩れ落ちていく。
それを挽回するため、魔王の再討伐を成そうとするが聖女のいなくなった勇者と賢者では魔王の相手にならず………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 01:22:42
108517文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:350pt 評価ポイント:168pt
忘れないで。
ううん。
たとえあなたが忘れても約束は約束よ?
もしあなたがまたここに来たら。
その時は……。
不思議な月の輝く世界に落っこちて来てしまった少女、スズ。
ここは月と精霊の世界。
けれども、少女には精霊の声が聞こえず、姿も見ることは出来なかった。
深い森の恩恵を受ける村に保護され、言葉を覚え、生活を覚えた少女は、異質な自分に何が出来るかを考えに考えて、村を出ることを決めた。
大切な人たちのために。
何故か次々と降りかかるトラブルを乗り越え、少女がそ
の足で立ち、その手で自分の幸せを掴み取るお話です。
主人公の母親は蒸発、父親はアル中と、家庭環境は良くないです。
作中、流行病でたくさんの人が命を落としています。
地雷の方は回れ右をお願いいたします。
一話二千~四千字程度で、本編全五十八話です。
準備が出来次第、順次投稿します。
最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 10:22:20
146881文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:1738pt 評価ポイント:1258pt
作:まれ みまれ
ローファンタジー
完結済
N9584HN
もうすぐ二十歳を迎えようとしていたナナモ(ジェームズ)はロンドンから東京に戻り大学生になっていたが、大学受験をやり直せないかと悩み始めていた。専門としている電子工学の講義室で、ある学生に仮想現実の世界へ誘われ、異世界はなく、すべてはコンピューターの創る世界だけだと言われ消沈する。さらにロンドンで思いを寄せていた女友達に恋人が出来たことを知って傷心し、色々と揺れ動く気持ちを引きずったまま夏休みにロンドンに向かった。オックスフォードでの講義の影響かはわからないが、再び東京に戻っ
て来ると、まるで使命であるかのように、医学部再受験のために勉強に勤しんだ。
共通テストや二次試験に十分な手ごたえを感じていたが、それも束の間のこと、共通テストを管理するメインコンピューターがウイルスに感染したことを知らされる。失意の中、メッセージに従って訪れた場所で、嘗てロンドンで、王家の継承者であると告げてきた男性から、異世界で果たさなければならない使命があることを改めて告げられると、異世界に旅立つことを享受する。
やって来たのはタミがタミの社会を創り始めた時代だった。流行病ですさんだ港市場で、ある手紙を見せられたナナモは、黄金の小槌の話を聞き、丁寧に遇され、またタミの生活を共有することになる。しかし、使命を果たす為に再び動き始めたある場所で、タミがタミを治める現実と様々な問題を知り、黄金ではなく黄色の小槌を見つけることが使命だと理解する。行く手を容赦なく遮られ、ヤオヨロズのカミガミとタミについて考えさせられたが、皇家がおられるはずであるアスカに辿り着く。そこではタミを制する術を説かれたが、どうしても納得できないと訴えたために医術院へ送られた。ナナモは流行病に罹ったタミの治療を手伝ううちに、黄色の小槌の真の意味を知り、小槌をタミにもたらすことが使命だと強く抱くと、再び行く手を遮られながらも懸命にタミが集う港市場に向かった。
待ち受けていたのは、オンリョウだった。小槌が必要かどうかはタミ自身が決めるべきだと叫んだナナモは、使命の重みといのちの大切さを噛みしめながらも、オンリョウに惑わされたタミを救うため、ついに黄色の小槌を振り上げた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 10:32:14
303639文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
作:MARIUSU
空想科学[SF]
連載
N2953HN
やあ同志よ。
今、地球は欲にまみれた人間の手によって破滅の危機を迎えている。核廃棄物処理場からの放射能漏洩に軍事基地建設のための森林伐採、大気汚染、オゾン層破壊に地球温暖化。
青空の下で草原を走り回っていた子供達は兵器工場の吐き出す煤にまみれゴミ溜めで蹲っている。
汚れた空に馬鹿デカく映し出される広告を見て俺はあの日見た景色を思う。自然に呑み込まれ地球で唯一光の差し込む最期の楽園――日本。俺達、同志達の最後の希望だ。あそこに自生するフェルナス藻は放射能を分解する。汚染されたロ
サンゼルスを取り戻せるかもしれない。ミレイガ花は大量の毒素を蓄える。流行病の河川壊血病を抑えられるかもしれない。
だが、二つの大国が日本の資源に目をつけやがった。あいつらは互いの戦争の事しか考えてない。
奴らの手によって最後の楽園が蹂躙されるのも時間の問題だろう。
この手紙を読んでいるということは君も地球を愛する者なのだろう。
この手紙はいわば伝記の様な物だ奮い立ちそして散っていった先人達の知恵が詰まっている。
どうか地球を救ってくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 20:00:00
961文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ベルファルト国、国王の異母弟グラベルは王宮内にある薬室で薬剤師をしている。
幼い頃に母を亡くしたグラベルは、跡継ぎがいない兄の国王と義理の母である皇太后に見守られながら育った。その恩を感じていて、争い事をさけるため薬剤師になる。
一年前に流行病で王妃を亡くし、沢山の民も亡くなり、その混乱がやっと落ち着いたと感じられるようになったグラベルは、のんびり薬草作りをしている時間が至福のひと時なのだがそれを壊す人物がやって来た。
最近毎日のようにやってくる伯爵令嬢シャーリー。
シャーリーは門番から試験に受からなければ、薬剤師になることは出来ないと言われたのにも関わらず毎日、薬剤師になりたいと王宮内の薬草園に来ては門番に連れ戻されている。
一生独身と言うグラベルと父が決めた婚約者が流行り病で亡くなったことで、もう父の言いなりにはなりたくないと心に決めたシャーリー。
グラベルとシャーリーが国内の問題を解決して成長しながら距離を縮めていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 09:40:24
285867文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:222pt 評価ポイント:72pt
「お前はパーティから追放だ 」
「お前とは婚約破棄だっ!」
何処ぞの勇者パーティの荷物持ちがパーティ追放されただの。
公爵家の令嬢が婚約破棄されただの、公爵令嬢を蔑ろにしたものなら普通は大事件だ。
酒場やギルドの片隅では、恨み辛みの声が聞こえてくる毎日。
「くそっ、殺してやりたい… 」
それなら、わたしが変わりに引き受けましょう。
『アナタノ屍、頂キマス』
新たなビジネスチャンスの到来です。流行病の様に増える一方の追放勇者を撲滅するんだよ。遊んじゃうんだよ。流石に商人
ギルドにも憲兵ギルドにも、開業届けは提出出来そうもないのだけれど。 復讐代行を生業としていく事に決めた彼等『死霊術士と吸血姫』の、少しドタバタ、ちょっぴりざまぁ、ほんのりコメディな物語。
※オムニバス形式の為、物語内の年代が異なる場合があります。初期段階では、何作か纏めて更新予定、その後は週末に纏めてする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 11:11:48
46797文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
羽根を広げた天使の後ろ姿のような大陸『天使の背中』。
その東大陸北西部に位置するエスペーシア王国にて、コリアンダー騎士団長はカステーラ博士のお茶会にお呼ばれする。
ひょんなことから、話は6年前の王室専属医決定時の頃へ。
カステーラ博士が王室専属医の就任を断った理由が、コリアンダー騎士団長の言葉とともに明らかになる。
最終更新:2021-12-17 00:07:33
5029文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
チート無し、異世界転生
最終更新:2021-10-19 03:20:01
633文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
魔法剣士が優遇されるカルドゥス王国の王都に住む、イサークとフェルサの師弟。あるとき、兄弟子のクレトが殺人の嫌疑を受けて失踪してしまう。
立て続けに、流行病でイサークがあっさり亡くなってしまう。
イサークの娘・イルナと二人、流派の再興を目指し、クレトを捜索する。
魔法剣戟ファンタジーの始まり始まり!
※本作品はカクヨム様、たいあっぷ様にも掲載しております。
最終更新:2021-10-07 22:00:00
50307文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
流行病で故郷が滅んだ。嘘か真か、そんな噂を聞いたエドとダニエルは真実を確かめる為、生まれ故郷へと向かう。
最終更新:2021-09-28 20:18:20
6575文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:222pt 評価ポイント:192pt
婚約した相手が全員結婚式を挙げる前に死亡してしまう呪われた王女ルフレ。
そんな度重なる婚約者の死に彼女は絶望し、何度も自殺未遂を繰り返すようになる。それを心配した父である国王が彼女を離宮に閉じ込めるが、流行病により一人寂しく死んでしまう。
光に導かれるまま冥府に辿り着いた王女ルフレを待っていたのは…
最終更新:2021-08-20 23:06:35
3845文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:164pt 評価ポイント:150pt
高位貴族なのに人と話すことすらままならない、超内向的なロレッタ。
親には結婚も諦められていたけれど、好きな人との結婚できるチャンスが巡ってきて……
政略結婚だったロレッタは、愛されている実感を持てぬまま、流行病にかかってしまうのだった。
ジャンル: 異世界恋愛
要素: ①泣ける
②胸苦しい
⑤死
④別れ
⑪微エロ
⑫ちゅー
⑬切ない
展開: ⑪何かの理由があり、別れなければいけない展開。
タグ:貴族、天然男子、奥手、病気、死エンド
※作者的ハッピーエンドです!(読者様
がどう受け取られるかは自由です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 21:18:53
33929文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
時代は中世ヨーロッパ。山と海に囲まれた小さな国は、食糧問題を貿易で何とか賄っていた。ある年、国に黒死病(ペスト)が流行り、国外れの小さな町が壊滅した。悪い流行病は魔女の仕業とされていた時代、一人の女性に魔女の疑いがかかった。魔女狩りを止めさせようと、女性の夫は視察で近くまで来ていた国王に、黒死病は魔女の仕業ではなく、予防と対処法があると本物の魔女から学んだと説明し、魔女狩りを止めた。その代わり、青年は壊滅した町を使い、魔女から学んだ予防と対処法の裏付けを取れと仕事を振られた。
十数年後、壊滅した町は整備された村となった。ある日、季節外れの大雨で、国境の川が氾濫した夜、村の公衆衛生の仕事をしているシオンは隣の国の子供と、何処からか流れてきた奴隷姿の青年リュヤーを助けた。助けられた異国の青年リュヤーは、シオンとギャビンと一緒に仕事をするようになる。そんな中、シオンは趣味と実益(貿易の交換材料・収入源)を兼ねて育てている庭で、一人の娘エヴァと出会う。エヴァは森の娘で、魔女の見習いだと名乗った。次第に惹かれあう二人だったが、エヴァが怪我を負い、毒に侵された。同じタイミングで、エヴァを魔女だと言うものが出てきて、十数年前の黒死病が再び流行ることを恐れた街の人々が、魔女狩りをしようとシオン達の職場に詰め寄っていく・・・
※この話は『pixiv』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 17:59:04
73474文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
病弱な人生を送り続けた普通の社会人、太一。
20歳代で余命宣告を受けてしまい、それからも病気で苦しんで七転八倒し、30歳になるまでに死んでしまった。
やっと楽になれたと言っても良い人生だったが、神仏に哀れに思われたのか、生きている間に悪行も行えないほど病弱だったためか、痛みと苦しみが続いて宗教的な勘定を終えたのか、もう少しましな人生を送れるよう異世界で産まれ直せた。
赤ちゃんからやり直せる今回は以前ほど病弱でもなかったが、魔物が跋扈する世界で戦乱もアリアリ、エルフやド
ワーフのような長命な種族になれたならまだしも、衛生状態も悪い世界で流行病や魔物の一撃で即死できる平均寿命30年の世界。
唯一の救いが魔法もある世界で、死ぬまでに学習しまくって種族をチェンジすれば長生きできると知った。
ノーライフキングと呼ばれるヴァンパイアの真祖に噛まれる(グールになる確率大、人類に討伐される)、人魚の肉を食う(なりそこないで死ねない化け物になる確率大)、魔法を極めて禁呪を使い不死王リッチになる(禁呪を学習する大変さと魔力を上げるレベル上げ以外、比較的リスクが低い、王家にでも仕えておくと討伐されない)。
リッチを目指すことにしたタイチは、魔法系統のチート能力を少し貰い、レベルを上げて魔力を増やし、禁呪を探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 07:11:48
61243文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:30pt
ギルバルト伯爵家の姉妹である私ーーアイリスと義妹のディアンナ。
私は亡くなった母の意思を継ぎ、薬の研究に没頭していました。
そんな私を継母と義妹は根暗と蔑み、日々過酷な扱いをしてきました。
ある日、義妹は私が毒薬を研究していると嘘を言ってきました。義妹は婚約者を寝取る為、私が邪魔だったようです。
私は無実の罪を着せられ実家を追い出されてしまいます。
そんな時に私は隣国に薬師として招待されます。
「病に侵された王子の命を助けて欲しい」
そう言われた私は隣国に行き、
王子の病を薬で治すのです。
すると王子から「あなたは命の恩人です。是非僕と結婚してください」と求婚されてしまいます。
一方その頃。妹と婚約者それから継母は流行病に侵されたそうです。
そしてあろうことか、私に戻ってきて欲しいと要求してきます。
しかし私を雇っている宮廷がその要求を断っていました。
その頃、私は王子に求婚されている上にホワイトな宮廷で薬師として重宝されていました。作った薬は貴重となり大変高価に取引されるようになったのです。薬を購入するため、義妹達は屋敷を売り払わなければなりませんでした。
生活のため、義妹は否応なく、宮廷でメイドとして働き始めるのです。
これは嘘つきの義妹に婚約者を略奪された私が、王子に求婚され、ホワイトな宮廷で幸せになるお話です。
別サイトでも公開してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 18:00:00
91262文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
外で流行病が席巻する中、ルーシー姫は城の中に閉じ込められていた。ところがその城の中で、魔法使いが暗躍しており、城の人々をネズミに変えてしまっていたのだ。根が単純なルーシーは、知恵と工夫で魔法使いと戦う。
最終更新:2021-05-02 15:41:14
8830文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:32pt
物心ついた時からソフィアの世界は小さな集落の中の物置小屋だった。
村の人々から存在を否定され続けて十数年。
ある日、村の流行病の元凶という濡れ衣を着せられ、刃を向けられる。
無我夢中で逃亡し、“別の世界へと繋がっている”という謂れのある「奈落の滝」を落ちたソフィア。
次に彼女が目を覚ますと、そこは本当に異世界だった。
――ソフィアの世界が色付き始める。
閉ざされた世界では触れたことも無いような人々の優しさ、色とりどりの景色、食べ物、
そして、初めて知る愛情。
これは、
迫害されて生きてきた少女が数奇な運命により異世界へ渡り、ゆっくりと変化していく物語。
※「きざはし」とは「階段」の事です。
主人公のソフィアが螺旋階段を登る様なイメージでタイトルをつけました。
※序盤はソフィアが外の世界を知る事がメインの為、恋愛要素は薄いです。ただ、回を追うに従って間違いなく恋愛があります!
※hakeの描いた挿絵が入っています
(+2019/11/21にラフ挿絵も追加。タイトルに「★」が入っています)
苦手な方は設定で挿絵表示をOFFにして下さいませ。
※投稿後に誤字を見つけてお直しする事が多いです(汗)
「改稿」とあっても、今のところ、内容の変更はしていません!
※更新は不定期です。(週末の深夜が多いです)
※ノベルアッププラスでも後追い連載中です。
(https://novelup.plus/story/684628628)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 02:51:20
778627文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:962pt 評価ポイント:326pt
検索結果:105 件