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検索結果:192 件
作:いわさき つよし
ハイファンタジー
連載
N2588HM
「ううっ。どうしてこんなことに…」
ボクは泣きそうになっていた。
華奢になってしまった自分の体を抱きしめながら、途方にくれてしまう。
ふっくらと膨らんだ胸の膨らみ。
丸みを帯びたお尻。
スカートから伸びる白い脚。
長い黒髪が風に揺れて、優雅になびく。
その度に、女の子特有の甘い香りがして、どうしようもなくドキドキする。意識しているせいか、触れている場所の全部が柔らかく感じる。その感触がどうしようもなく恥ずかしい。
「…ど、どうしたらいいの」
ボクはオンラインゲ
ームの世界で、…女の子になってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:00:00
800557文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2286pt 評価ポイント:778pt
「グリンダ……またダメだったよ」
申し訳なさそうに言うお父様のこの顔を何度見た事だろう。正直、見飽きた。
「そうですか。仕方ありませんね。さて!気持ちを切り替えて、次ですわ!次!」
私は努めて明るくそう答えた。実際は凹んでいる。
通算十五回。私が縁談を断られた回数だ。
いや、前世から数えると、既にもう三十回を超えている。
父は
「我が家は名家……とまではいかなくても、そこそこ歴史もあるし、金もある。何でなのかなぁ……」
と首を傾げているが、それが私の傷に塩を塗る行為に
なっている事に気づいていない。追い打ちをかけるのは止めて欲しい。心の傷がえぐられる。
そう、我がチェスター伯爵家と縁付く事は、喜ばれこそすれ、嫌がられる事は考えにくい。……という事は私本人に問題がある……という事だ。
……あ、泣きそう。
※こちらアルファポリス、カクヨムにも投稿させていただいております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 12:03:18
2387文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あ、は、初めまして。本山莉羅(もとやま りら)と言います。
私、異世界転生して念願の魔法使いになっちゃいました。何言ってるか分からないと思いますが本当にそうなっちゃいました。
そしたら何と! フーリエちゃんという可愛い魔法使いと出会って、一緒に旅をすることになりました! もう感激で泣きそうです!
でもフーリエちゃんはぐうたらで旅の資金調達はほとんど私に任せっきりだし、旅も苦労が絶えず……
おまけに私は、感極まると挙動不審になったり嬉しさや喜びに悶えたりしてしまう、いわゆる
限界オタク。
さらにさらに会話が絶望的に苦手なコミュ障。
こんな私に異世界旅なんてできるのでしょうか? 不安しかありませんが転生した以上は頑張るしかないです!
よ、よければ、私達の自由奔放な旅に、皆さんもついてきてくれますか?
ノベプラでも連載中です→https://novelup.plus/story/209106256折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:12:29
312760文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:223pt 評価ポイント:101pt
都会の街に重鎮する摩天楼の、一鶴のケーキ屋さん。
そこで戴いた苺のタルトのお話です。
酸味が強く、故に飽きが来ない。
幾ら食べても構わない。そう思わせる一品……。
しかしそのお話をすると、ご友人は一言。
「気に入らなかったんだ」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
渡が苦手な物を食べた時のお話。
最終更新:2024-03-17 12:27:21
1185文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「嗚呼、サタン…嗚呼、ルシファー…」
泣きそう。
今日から二学期が始まる。
クラスの皆は変わっておらず、先生もいつも通りだ。
そんな中で転校生が来るとのこと。
楽しみだ、そんなかるーい気持ちで転校生を待っていたのだが、、、
「サタンよ、此れは試練なのか……。
暗闇の中で孤独に生きていたこの俺がぁ、」
超 厨 二 病 。
片目に眼帯……。
よく漫画とかでみるやつ!!!
いたんだ!現実に!!
………………。
まぁ、でも顔は悪くない、、、
最終更新:2024-03-02 21:04:07
733文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「夫には想い人が居るらしいので、婚約破棄をしようとしたら泣きそうな顔で嫌だと言ってきます!?」の夫視点のお話です。
先に妻視点のお話を見ると、如何に2人がすれ違いあっているのかが良く分かります!
妻視点の話を是非先に読んでから、こちらの話をお読み頂けると嬉しいです♪✨
“夫の冷たい対応もヘタレ過ぎるが故の行動!?!?
不器用なヘタレ王子×鈍感一途令嬢”
のじれじれすれ違いラブ!!
最終更新:2024-02-12 19:16:45
3023文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:402pt 評価ポイント:338pt
時期国王である私の夫には想い人が居ると知り、夫の事は大好きだけれど、婚約破棄をされるくらいなら自分で先にしてしまおう!!!!と、婚約破棄をしたいと告げると、何故か泣きそうな顔で「嫌だ」と言ってきて―――!?
夫の冷たい対応もヘタレ過ぎるが故の行動!?!?
不器用なヘタレ王子×鈍感一途令嬢
のじれじれすれ違いラブ!!
最終更新:2024-02-12 12:50:38
5770文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:556pt 評価ポイント:456pt
今日は家の者が遠くへ行く。
病に倒れた私を案じて、行くのを躊躇っていた。
私にも私でやりたい事があったし、家の者の時間も多くは残されていなかった。だから背中を押して追い出した。
そこで予定していたアニメを見た時の話。
『助けてって言われないと、助けちゃいけないって意味、よく分からなかった。でも、きっとそうなんだよ……』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ラノベ、色々見てきたんですよ。
似たような格言が乗ってました。
○○のメモ帳とか、○○語とか。
『いいじゃん。助ければ』
と思ったのが浅はかでなりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 16:22:30
901文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
泣きそうになるくらい愛しい音色。
最終更新:2024-02-02 10:22:31
232文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:くろねこどらごん
現実世界[恋愛]
連載
N3841IP
寝取られが好きだ。
寝取られが好き好き大好きうーどっかーん!
寝取られが好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで堪らない超寝取られ大好き人間。
それが俺、杉原学という男だった。NTRとは、俺の魂に刻まれた性癖そのもの。
生まれると同時に背負った業であり、祝福だ。少なくとも俺は自身のNTR好きという性癖を100%全肯定で受け入れてるし、NTRとともに歩む人生に不満など一切ない。むしろ誇らしいとすら思っているが、ただ一点だけ問題がある。
それは、彼女がいないということだ。
現在俺は高校二年生。思春期真っ盛りであり、クラスの男子たちの話題も大抵恋愛だの女絡みのものばかりだ。もちろん女子からもやれどのクラスの男子がイケメンだとか、この前見た動画の男の子がすっごい好みで~なんて話はよく耳にする。
だが残念なことに、俺自身には浮いた話は全くない。
ほんとにない。まるでない。ないったらない。言ってて泣きそうになってくるくらいに全くなかった。
そんなモテない系NTR大好き陰キャ男子の俺だったが、ある日知ることになる。
レンタル彼女の存在。そしてマッチングアプリを。俺は無限に彼女を寝取られるべく早速登録してみるのだが、何故かデート場所には知り合いばかりが現れて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 21:00:00
12014文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:1336pt 評価ポイント:570pt
「ここが、憧れの地上……!」
人魚族の姫ニネミアは、たった一人で地上に出てきた。うろこの生えた尾を足に変えて、人間のふりをして。
人間は、人魚族の存在を知らない。人魚族は、人間に近づかない。二つの種族は、長きに渡ってそんな関係だった。けれどニネミアは、ずっと地上が気になって仕方がなかったのだ。
しかし人間の町を歩いていた彼女を、いきなりトラブルが襲う。なんと彼女は人さらいの一味に目を付けられ、そのままさらわれてしまったのだ。
そうして彼女は、仮面の伯爵に売り飛ばされた
。しかし彼は「君は自由だ、家に帰るといい」と言ってくれたのだった。そんな彼に、ニネミアは泣きそうになりながら答える。「故郷がどこにあるのか、分かりません……」と。
伯爵は困惑しながらも、彼女をメイドとして雇ってくれた。人魚族ゆえの世間知らずを盛大に発揮しながらも、ニネミアは徐々に人間の世界になじんでいった。
自分がこうしていられるのは、伯爵様のおかげだ。そう考えたニネミアは、伯爵に礼をしたいと考える。それをきっかけに、二人の距離が近づいていき……。
これは、人間が気になる人魚姫と人間嫌いの伯爵が、種族を超えて手を取り合うお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 12:15:58
150272文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:328pt 評価ポイント:148pt
日常の出来事についてです。
今回は、日記みたいな物になります。
オチもないので、お暇ならお付き合いください
キーワード:
最終更新:2024-01-05 00:00:59
732文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:380pt 評価ポイント:376pt
もう、寝ます。なにも無かったわ、なにも無かったんだから。
でもね、たまぁに、優しさに、泣きそうになることもある。
グヘヘへへ、照れるぜ。
キーワード:
最終更新:2023-11-20 23:38:41
267文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
大好きだった婚約者、第一王子ウィルフレイに冷たくされたショックで前世の記憶を取り戻した公爵令嬢のわたし。
ここは前世で大好きだった乙女ゲームの世界では?
そしてわたしはヒロインをイジメて断罪される悪役令嬢ラナベル?
じゃあどんな努力してもウィルフレイ殿下には選んでもらえないの?
・・・いいえ、まだこれ以上無理だというほどわたしは努力していない。
やりもしないうちから諦めない。
そうして何年も努力しつづけたにも関わらず、やっぱりシナリオ通り断罪劇は始まってしまう。
そこに隣国へ
留学していたはずの第三王子アランが現れ、いきなりわたしの前で跪いて・・・?
え、求婚ですか?
今ここで?
え・・・?
ウィルフレイ殿下の様子もなにかおかしい・・・?
泣きそうな顔で腕を捕まれたと思ったら、言われた言葉が「このアバズレが」って・・・。
なにそれ、さすがにちょっと酷くないですか・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 10:39:21
101202文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:16350pt 評価ポイント:12628pt
「アッシュ、お前はもう用済みだ」
「え? なんで...」
パーティ全員で泊っている宿で、勇者であるロイに言われる。幼馴染も含めパーティメンバーが冷たい目で俺を見てきた。
俺たちはここ最近乗りに乗っていた。Aランクモンスターを複数倒したり、未確認植物なども見つけていた。そして最近になってロイが勇者であることが判明した。
そこからだ。ロイが俺にあたりが強くなって来たのは。今まで報酬は全員で振り分けていた。だけどここ最近は俺の給料を減らしてロイのものにしていた。でも
大抵モンスターを倒しているのはロイだからしょうがないと思っていた。
「なんで? そんなの当たり前だろ? お前が今までポーションを作ってくれていたが、そんなの買えばいいだけだからな」
「でも俺のポーションにはバフがかかっていて...」
「お前ができるってことは他の人もできるに決まってるだろ? 現にバフがかかっているポーションも売られているし」
このことに関してこれ以上言えなかった。なんせロイは俺を拾ってくれた恩人。パーティを組めていなかったときロイは心よく仲間に入れてくれた。
「俺たちは仲間じゃなかったのか?」
「仲間? それは対等な立場の人間に指す言葉だぜ? お前は俺たち仲間より下の立場なの。 わかるよな? それにお前をパーティに誘ったのは雑用を頼める人材が欲しかったからだ。雑用を貴族にやらせるわけにもいかないしな」
「...」
平民である俺以外全員貴族のため、立場が違う。だから俺はいつも荷物持ちなどをさせられるのもしょうがないと思った。どんな仕打ちをされても耐えられるそう思っていた。なんせ今まで仲間と言える存在がいなかった俺にとって話してくれる仲間がいるだけで嬉しかった。
それなのにこんな仕打ちはないだろ...。すると
「何泣きそうになってるんだ? 早く俺たちの前から消えろよ。今日で宿との契約も切れるからちょうどいいしな」
「あぁ。今までありがとな」
荷物持ちであることでしか見ていなかった俺を冷たい目で出ていくのを見送った。
俺もこの時は気づいていなかった。俺が作っていたポーションは俺にしか作れないポーションであったことに。アッシュが抜けたことにより、勇者パーティが徐々に崩れて行くのもそう遠くなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 21:00:00
24654文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:468pt 評価ポイント:340pt
作:もこペン先生
ハイファンタジー
連載
N0370IM
人々が考察出来ない程の昔にこの世界が誕生した。
神が創造したこの世界では、例外など無く神のルールが適用される。
ルールとは言っても法律のようなものでは無く、神の創造範囲内の事象がそのルールの適用であり全てであった。
そこに、見た所”普通な男”がこの世界に誕生した。
”誕生”も神のルールの一部であり例外などでは無いハズなのだが…そう!彼は唯一の例外なのであった。
神に悪態をつき、ドSな性格で泣きそうなほど神を追い込んでしまったところ転生でこの世界に送り込んでしま
った。
それも”チート”付きの、これまた例外中の例外で。。。
そんな彼の名前は”ハムラグ・ハイジマ”
後に彼を人々は口をそろえてこう言う……「ドSなラグ」と……
そんな見た目は普通だが”例外だらけのドSな男…ハムラグ”が歩む物語とは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 16:33:10
5773文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
✿ジャンル的にはロボットモノのファンタジーだと思います✿
戦いをはじめる二つの大国。
近隣の国々は、否応なしに戦争に巻き込まれていく。
戦争に巻き込まれた小国のひとつバーディガン王国。
少年はちいさな村で生まれた。
いらない子供……村は貧しく子供たちは商品として売られていく。
体が弱く売れ残る子供。
泣きそうな少年を引き取ったのは、一人のドワーフだった。
少年は、リュカ・アルダンという名前を貰う。
引き取られた先には、同じように拾われた子供たちがいた。
子供たちの首には首
輪を思わせる黒い痣があった。
戦争に巻き込まれる子供たち。
リュカは怖かった。戦うのが怖かった。逃げ出したかった。
しかし、首に刻まれた痣『呪いの首輪』は、リュカに逃げることを許さない。
魔導巨兵(マシンドール)と呼ばれる魔法の効かない鋼鉄の巨人たちが交錯する戦場で、リュカは生きるために武器をとる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 01:10:37
108938文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
わたくしが目を開けると心配そうに自分を見る女の子達。階段から落ちて気を失った、と教えてくれたがわたくし、全く知らない場所におりますの。
乙女ゲームの悪役令嬢と婚約者の王子に断罪されると聞き泣きそうになるが、体の持ち主セレナの親友達は優しくそして逞しくわたくしを励ましてくれる。だけでなく、入れ替わってしまったセレナさんもわたくしの世界でわたくしの為に奔走して下さっている。
スマホで意思疎通して王子の婚約者になる事なく友人の兄であるシルヴァン様と婚約することになった。
乙女ゲーム
のシナリオを完全に無視してわたくしの世界に戻ると優しい目をしたシルヴァン様がお帰り、と言って下さった。
ヒロイン様ですか?なにやら学園で問題を起こした様で王子様も廃嫡されていらして、いったいなにがあったのでしょう?
「セレナ、なにしたの?」
「べっつに。初恋を拗らした痛いヤツをへこましただけ」
セレナさんがその様なことを言っている様ですが、わたくし、とっても幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 23:10:40
41168文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:894pt 評価ポイント:578pt
小学五年生からの大事な友人である優香は、女の子の可愛いを全部詰め込んだような子。
その彼女が中学三年生で初めて、「彼氏が出来た」と報告してきた。
喜ばしいことのはずなのに、何故か謝る優香。彼女の彼氏は、私がよく話す仲の良い人だった。
泣きそうになる彼女を気遣いながら、もう顔も思い出せないクラスメイトが言っていたことを思い出す。
『優香ちゃんは、凛ちゃんが好きな男子を好きになるよね』
……ああ、また私は告白することすら出来ない。
カクヨム、にも掲載しています。
最終更新:2023-09-15 22:28:35
5769文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:80pt
作:安ころもっち
ハイファンタジー
完結済
N3929IK
王都の中心部の少しはずれ、小さなギルドで泣きそうな顔で生きている少年がいた。
12才で授かったのは『ドブ攫い』の少年アレス。周りから笑われ、煙たがられ、それでも毎日、ギルドで最低ランクの依頼をこなし日銭を稼ぎながら生きてきた。
「アレス!お前なんかドブくせーぞ!近寄んなよ!」
「あー、アレス。今日はドブ攫いの仕事はないわよ?あっ、でも地下の掃除は入ってるから。それならあんたでもできるでしょ?」
「なんだ。ちょっとお使い頼んだと思ったらお前かよドブ攫い!」
王都の中心部。
勇者学校に通いながらも、泣きそうに歯を食いしばる少女がいた。
12才で授かったのは『勇者』の少女リーネ。その恵まれたジョブに胸躍らせ勇者たちが通う勇者学園に通うも、持ち前のおっちょこちょいが爆発してうまくいかない毎日を送る。
「リーネ!あんたまた教科書忘れたの?今月何回目?」
「何で私を攻撃してるのよ!リーネは私に恨みある?殺す気なの?」
「おい!また紋章無くしたのか?まあ金払えばいいんだけどよ?ほんと、脳みそとけてるんじゃねーか?」
そんな二人が出会ってしまったのは、まだ暑い夏の日だった……
エブリスタのコンテスト第15回目、テーマ「最弱/落ちこぼれ」参加作品です。
全6話 2023/09/13 19時から3話、09/14 同じく19時から3話で完結となります。
良かったらこちらもどうぞ↓
【完結】保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れてもいいですかね?
https://ncode.syosetu.com/n1676if/
【完結】内気な聖女アンジェリカは目立ちたくない
https://ncode.syosetu.com/n1240ic/
【連載中】忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に
https://ncode.syosetu.com/n9929ig/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 21:00:00
15147文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:80pt
山道の帰り道。恐怖で泣きそうになっていた私を助けてくれたのは大好きな健二お兄ちゃん。
星空の下、2人きり――ロマンチックな帰り道。
最終更新:2023-08-19 17:46:55
2119文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
賭けに負けてコスプレーヤーの友人に魔法少女のコスプレを強要された先で、うっかり死にかけたら助けるから代わりに「私の世界を救って下さい」って女神様にお願いされた女子高生が、1つの世界を救う為に「魔法少女りりか」として頑張る話。の続きの話です。
前作読まないと訳わからない不親切使用となっております。
「魔法少女」のテンプレから言動が外されない為にかけられた「りりか仕様」は言動が全てファンシーなドジっ子キャラになる鬼仕様。「はわわ!!」「テヘペロ」「もう!怒ったんだから!」体を助け
る為に精神削られ、体が死ぬか心が死ぬかのデスレース。
やってられるかと女神さまに直接交渉します。うまくいくかな?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 17:54:34
5660文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:74pt
作:あさぎ かな@電子書籍化
異世界[恋愛]
短編
N3326II
日本人だった頃の記憶のあるレティシアは、魔法使いに憧れていた。その夢を叶えるため、お飾りだった妻の座を捨てて逃亡を図ったのだが、戦場帰りの夫に捕まってしまう。
「離縁してほしい――なんて、どうして急にそんなことを言い出したんだい?」
(誰このイケメン!? ん? 離縁……、もしかして……)
「レティシア、私を捨てるつもりかい?」
(なああああああああああああ! 円満離婚プランがああああ!)
想定外の夫の姿に、ストーカー気質かつトンデモない事実などが明らかになり外堀を全て
埋められている。
レティシアは自分の夢を叶えるために、奮闘するのだが――。
泣きそうな顔で首を横に振る夫が可愛く思えてきてしまう。
「離縁は……したくないです。離縁は……しない」
(頑なな意志を感じる。しかも二度言った!)
勘違いとすれ違い、ギャグありのドタバタラブコメです!お楽しみ頂ければ幸いです٩(ˊᗜˋ*)و
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 12:10:06
11423文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:3006pt 評価ポイント:2520pt
今日は私の結婚式。なのにいきなり雨が降りそうになったり、電車が遅延したり、朝からトラブルが連発。
トラブル続きに泣きそうになる私に姉は言う。
「大丈夫よ、絶対になんとかするから!」
でも、姉さん。その解決法は大丈夫じゃないって……
最終更新:2023-06-27 00:05:37
6095文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:1144pt 評価ポイント:1064pt
久方ぶりに御友人とお会い致しました。
午後のお茶を楽しむお時間で御座います。
それなのに何故でしょうか? 全く心が動かないのです。
ただ訳も分からず零れる涙。
致命的だったのは、思い出の瓦礫。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ガールズラブではありませんが、
女の子が抱き締めて欲しい。
という描写があります。
苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2023-06-24 15:18:14
1211文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
二十歳の春、好きだった大学の同級生に告白した。
そして、成功した。
「じゃ、さっそく酒飲みにでも行くかぁ!」
嬉しくて泣きそうな俺を、彼女の口から漂ってきた酒とタバコの臭いが包み込んだ。
大学では黒く長い綺麗な髪で、どのタイミングで見ても美しく、大学での授業は真面目に受けている。
しかしそんな彼女の実態は、飲み終わった酒の瓶やパックを放置し、部屋にタバコの臭いを充満させ、カーペットに嘔吐する。
そんなことも知らずに告白してしまった俺は、後悔しながらもきっと良い所があると
信じ、付き合い続けることにした。
世界一汚くて臭いラブコメが、今始まる。
現在別の作品も連載しているため、不定期投稿になってしまうかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 16:08:38
5171文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
二十一歳の春、俺は憧れの同級生に告白した。
返事はOKだった。
「じゃ、さっそく酒飲みにでも行くかぁ!」
嬉しくて泣きそうな俺を、彼女の口から漂ってきた酒とタバコの残り香が包み込んだ。
最終更新:2023-06-14 21:19:24
2564文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
アナベルは180㎝の長身がコンプレックス。
その目立つ見た目と、平民にもかかわらず貴族の学校に入ったことで、入学早々友達もできず浮いている。
そんなある日、「デカ女」と陰口を叩かれて泣きそうになっていたアナベルを助けてくれたのは、推定身長165cmの見知らぬ男子学生だった。
最終更新:2023-06-07 20:57:52
164383文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2516pt 評価ポイント:1680pt
泣きそうになったお話です。
最終更新:2023-06-06 08:48:34
3675文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:320pt 評価ポイント:314pt
泣きそうになっている人の前で、復活を待ち望む人がいます。
最終更新:2023-05-20 21:30:20
230文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
二十歳後半になっても、誰かと御付き合いをしたことが無い女はヤバいのだそうです。
男の人の負担になってしまうそうなのです……。
じゃあ……私はどうなのでしょうか……。
知識だけで補うのでは、まだ足りませんか……?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15では無いですが、15歳以上の方が刺さると思います。
作者は泣きそうですよ……。
最終更新:2023-05-10 22:46:31
1010文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:36pt
「メリッサ、婚約を解消しよう」
親に決められた婚約者に別れを切り出したのは、致し方ないことだった。
幼い頃から一緒で、大切に想っていたけど、だけど、だからこそ、許してはいけないのだと思った。
今にも泣き出しそうな顔に、胸が痛んだ。
それでもこれは彼女のためでもあるのだと、罪のない令嬢を虐げ、信頼を裏切った彼女を改心させるためなのだと、思っていた。
あの泣きそうな顔が、浮かんでは僕を責める。
信じきれなかった。繋いでいた手を離してしまった。
僕はきみを、愛していたはず
なのに――。
---
他サイト様にも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 21:00:00
40558文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:4970pt 評価ポイント:3754pt
ずっと昔、毒で苦しんで死にかけたルーファスを泣きそうな顔で傍にいてくれたフローラはそれ以後感情の無いビスクドールのように表情を消し去ってしまった。
そんな彼女から表情を出したくて、方法を考えていたらある事件が起きて。
以前投稿した愛情は枯れ果てた https://ncode.syosetu.com/n4212hy/の間違えなかった場合の話です。
最終更新:2023-04-16 13:00:00
4409文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:2260pt 評価ポイント:2084pt
高校二年生の私は難しいなと思うのだ。なにが難しいかって生き方が難しいと思うのだ。私は北海道は森町というところで暮らしている。お父さんもお母さんもとっても優しいから私はわがままを言いがちだ。でも、そういうことを抜きにしてなにより森町が好きなものだから私は……。森町はほんとうにいいところなんだ。すばらしいところなんだ。毎年の桜並木を見ると泣きそうになる。美しくて、感動しすぎて。そのへんわかってくれないヒトとは付き合えないなぁ。たかが女子高生ながらも私はそんなふうに思うのである。
最終更新:2023-03-20 07:04:17
4907文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:110pt
朧気な蒸気が霧がかり
霜となり
星月は泣きそうに見える
朝になればあなたには笑ってほしい、
笑顔をみていたい
キーワード:
最終更新:2023-03-19 07:50:27
248文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ああ、本当に綺麗だなぁ。
目の前を睦まじい様子で歩く二人を見て、私は眩しいような気持ちで目を眇めた。
私が婚約者兼護衛として子供の頃から傍で守ってきた王子、ロベール様はこのところ一人の少女に夢中になっている。談笑する二人を一歩下がった位置から見守る私に、ロベール様から無情な決定が報告された。
「ああそうだ、レオニー。お前との婚約が正式に解消される事が決定したぞ」
泣きそう。
なんでそんなに晴れやかな笑顔なの。さすがに内心悲しくなる。そこまであからさまに喜ばなくたっていい
じゃない。
*************************
王子の婚約者としての任も護衛の任も突如解かれたレオニー。
傷心で集中力を削がれた彼女は剣術の模擬戦で顔に傷を負う。高身長に婚約破棄、顔に傷。自分の女性としてのマイナススペックに苦笑しつつ騎士として生きていくことを決意する彼女の前に現れたのは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 22:53:33
78551文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:13432pt 評価ポイント:8556pt
それは晴天の霹靂だった。
両親が離婚し、母の実家に引っ越すことになった高校生の光太郎。
根っからの都会っ子には辛い現実、ああ泣きそう、と思っていたが、生活することになった神住町(かすみまち)には、とんでもない秘密があった。
町の普通ではない住人? に囲まれ、振り回される男子高校生の話。
最終更新:2023-01-22 16:00:00
15206文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
「魔法もダメだと言って!聖剣士もダメだと言って!なんで!」
かなり強硬なムームの態度と話し方に心が痛かったのか、ラースは涙が混ざった悔しさを爆発させた。
そんなラースの反応にムームもとても困った様子を隠せず、ラースをなだめ始める。
「はぁ…ラース。魔法は…。そう、魔法なら今すぐ無理でも後はどうなるかもしれない…。しかし、聖剣士だなんて、それは不可能だよ」
話し方が柔らかくなっただけで結論は少しも変わらない。
ムームは空言でも嘘をつかない。
不可能。
多分、ムームではない
誰もが同じ結論を下すだろう。
なぜなら、それがこの世の本質であり真理だからだ。
「不可能?どうして?」
「どうしてだって?ふぅ…」
泣きそうな反応に心が弱くなるのも当然だが、ムームは長いため息と共に呆れるようにラースに向かって本棚1ページを広げて差し出した。
「だって、ラース、お前…」
そして、きちんと現実をゆっくり読んでくれた。
「デュラハンだろ」
ムームが広がるページ。
そこにはラースのように頭のない亡者一つが聖剣王の剣に体が両端される姿が描かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 21:52:17
39226文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
作:三月べに(BENI)
異世界[恋愛]
短編
N0530HX
三年婚約関係にいた王子から婚約破棄を言い渡された王宮のパーティー。
『勉強しか出来ない気弱な令嬢』のリュエリアは、周囲からの心無い言葉をそこで浴びた。そのための場。
「そ、そんなぁ……」
リュエリアから、絞り出されたか細い声を聞いて、貴族達は醜く口元を吊り上げたが。
「殿方を『管理』しなくてはいけないなんて! わたくし、知りませんでしたわ!」
『気弱な令嬢』らしく、しおらしく泣きそうになりながら、リュエリアは反省を口にする。
他国の貴賓もいるこのパーティーで、リュエリ
アはすすり泣くふりをしながら、心無い言葉に乗じた反省に見せかけた侮辱を返す。
最後は、ちゃっちゃと我慢の限界みたいに大泣きして退散しようとしたのだが。
「――――嗚呼、リュエリア!」
扉を乱暴に開けて、氷の道を作るかのように冷気を放つ美丈夫が登場。
とろけるような笑みを浮かべているが、目は凍てつくほどに、冷たかった。
(ひぇええっ!! お、おおお、お兄様が、キターッッッ!!!)
完全に、予想外すぎる登場に、ガクブルと震えるリュエリア。
三年前から不在だった『お兄様』は、リュエリアの婚約の事実を知って、冷たく笑い、その場を凍り付かせた。
婚約破棄披露パーティーから、『気弱な令嬢』の猛反省からの、『氷の暴君』の凍てつくパーティーとなってしまったのである。ガクガクブルブル。
※約2万文字の短編※前世持ちの異世界転生者ヒロイン※同居人だったので、お兄様呼びしているだけ※オレ様・独占欲・執着・溺愛※最強魔法使い※ざまぁからの過激なざまぁ※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 11:36:02
18674文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:29496pt 評価ポイント:24572pt
二度目の人生は異世界でした。けど、『魔女』と呼ばれたり、殴られたり、、、最低な思い出しか今は残ってない。
いつ死んでもおかしくない日々を送っていたが、15歳のある日『伴侶となったものは死ぬ』と言われる貴族のところへ売られてしまった。
彼は言う。「キミを愛すことはない」
その言葉と裏腹に、彼の優しさを知りわたしは『生きたい』と願うようになる。
そんな物語・・・
最終更新:2022-10-19 21:33:54
4643文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
※前作から地続きですが、単体で読めるように書いていくつもりです。
お伽話を村の子供達に聴かせた時は決まって夢をみる。
泣きそうな女の子が、僕に向かって何かを話しかける夢だ。
何を言われているのかは、わからないけれど。
夢から醒める時に、最後の一言だけは聞こえる。
いつか、どこかで
最終更新:2022-09-18 18:00:00
473808文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:30pt
秋の夜は、少しさみしいですかね。
キーワード:
最終更新:2022-09-06 22:20:07
338文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
「という訳でね、お願いしたいのだけれど」
そんな言葉で、異世界の女神様に、とても迷惑なお願いごととそれを遂行するためのチート能力を大量に押し付けられた私は、あっさり異世界に落とされた。
その上降りてみたら、歓迎されていない様子。
なぜ?どうして?……えっ、そんな理由……?
キレてもいいですか?
よくあるライトノベルの出だしで、よくあるライトノベルのヒロインもどきの立ち位置ながら、ヒロインのような行動を諦めた主人公の、それでもなんとか異世界で生きようとするお話。
最終更新:2022-08-14 18:38:20
17082文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:302pt 評価ポイント:192pt
「ねえねえ多枷くん、多枷くんってさ、奴隷ヒロイン好きでしょ?」
「!?」
いつもの放課後の帰り道。
隣を歩く縄代さんが、唐突にそう訊いてきた。
何故バレたんだ!?
――確かに俺は、三度の飯より奴隷ヒロインが大好きだ。
昨今のファンタジー系ラノベではすっかりお馴染みになった奴隷ヒロインだが、奴隷ヒロインには全ての理想が詰まっている。
そもそも俺みたいな女性経験皆無で疑り深い男には、普通の女の人は信用できないのだ。
仮に女の子から告白されたとしても、ドッキリか、も
しくはイケメンに寝取られる未来しか見えないからな。
あと俺は一昔前に流行った、暴力系ツンデレヒロインが嫌いだ。
仮に愛情の裏返しなんだとしても、暴力を振るってくるのを容認することなど俺には絶対無理。
あれに対して萌えられるのは、真正のドMくらいだろう。
――その点奴隷ヒロインなら、それらの懸念が全て解消される!
奴隷なら契約魔法とかで縛られてるので、主人公を裏切ることは絶対ないし、常に従順で主人公を持ち上げてくれる。
愛欲と自尊心を同時に満たすことのできるヒロインの理想形――それが奴隷ヒロインなのだ!
だが、こんなことを三次元の女の子に正直に言ったら、ドン引きされることくらい俺だってわかっている。
ここは何としてでも誤魔化さねば!
「さ、さあ? 何のことかな? 俺はその、奴隷ヒロイン? には、微塵も興味はないけどね?」
「んふふ~、別に私には隠さなくてもいいってば。多枷くんがいつも読んでるラノベって、『追放貴族が造るケモ耳王国』とかの、奴隷ヒロインモノばっかじゃん」
「っ!?」
そんな!?
まさか読んでるラノベで性癖バレしていたとは!?
「私はいいと思うよ、奴隷ヒロインが好きでも」
「……え」
「だって何かを好きになること自体に、罪はないじゃん。そりゃ他人に迷惑をかけたり、趣味嗜好を周りにも無理矢理押し付けたりするのはダメだけど、自分の中で好きなものを愛でる分には、第三者にとやかく言われる筋合いはないじゃん。私だって、好きなものの一つや二つあるしさ」
「縄代さん」
あ、ヤバい。
ちょっと泣きそう。
俺、縄代さんと友達になれて、本当によかった。
「と、いうわけでさ、今から私が、奴隷ヒロインごっこしてあげるよ」
「……ん?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 21:01:13
4741文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:1452pt 評価ポイント:1312pt
「その刹那、痺れるほどに激しくて、
泣きそうなほどに温かい感情が溢れた」
18歳だったはずのリーリエ・オスティナート
侯爵令嬢は、死んだーーと思ったら12歳の
ときに戻っていた。
何故か1回目の人生ではなかったはずの魔法と精霊使いとしての才能を手に入れていた。
更には、イロアス帝国の次期皇帝
フレッサ・イロアスとの運命の出会いが...?
出会った瞬間相思相愛不可避のラブロマンス、
ただ今開幕!!
最終更新:2022-07-19 21:32:48
287文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:佐古鳥 うの
異世界[恋愛]
完結済
N4545HP
目を覚ましたら悪女と謳われたとんでもなく素行の悪いロイリーヌが同じベッドで寝ていて私はショックを受けた。
昨夜寝た時は確かミシュリーだったはず。酒を飲みすぎて間違ったらしい。そんなバカな!
それを口にすればロイリーヌは泣きそうな顔で逃げていき、私は頭が真っ白になった。
しかしこうなった責任は私にある。手をつけてしまった以上結婚は免れない。
そうして結婚してみたが彼女の意外な一面を見てしまい……?
※ゆるっとした気持ちでお読みください。
最終更新:2022-05-01 12:35:28
23494文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:18492pt 評価ポイント:15552pt
良好な関係を築いていた婚約者の彼女へ、
「どうか、俺と結婚してください!」
と自分のデザインした渾身の指輪を渡して、正式にプロポーズをした。
しかし、彼女は悲しそうな顔をして――――
「とても、素敵な指輪だと思います、が……ごめん、なさい……わたくしは……が……生理的に無理、なんですっ……」
そう絞り出すような泣きそうな声で言った。
「わたくし達のこの婚約が、政略だということは十二分に判っております。つきましては、親族の中よりこの婚約に相応しい女性を複数名
お選び致しますので、あなた様がお決めになってください。この数年間、とても楽しく過ごさせて頂きました。あなた様のご健勝を、心よりお祈り致しております。それでは」
そう言うと彼女は、ぽかんとする俺を置いて、悲壮な顔で去って行った。
俺は、真っ白になった。
あぁ・・・泣きたい・・・
という感じのラブコメ。ハッピーエンドで終わります。(笑)
アルファポリス、カクヨムに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 08:41:23
6877文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:2094pt 評価ポイント:1924pt
国語の問題が解けなくて泣きそうな君に、覚えておいてほしい三原則。
これを意識すれば、国語が得意になる!!
国語の問題はシンプルだ!
最終更新:2022-03-16 18:13:12
3560文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:46pt
泣きそうに笑っているピエロのうた
キーワード:
最終更新:2022-03-01 21:02:37
209文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:34pt
とある過去から幼馴染以外の人間との親密な付き合いを極力避けてきた岡月は、ある日、病院で目を覚ます。そばにいたのは泣きそうな顔をした私服姿の美少女・花石。──けれど、岡月は彼女にまったく見覚えがない。なんと岡月は、頭を打ったことで一年分の記憶を失っていた。彼女はどうやら自分のクラスメイトで親しくしていた仲らしいが、他人と距離をとって過ごしていたはずの岡月は混乱する。
そして記憶にない人物はもうひとり、岡月自らが気にかけていたらしい後輩・茶林。再会するなり怯えた顔で「ごめんな
さい」をくり返し、逃げ去ってしまう茶林に、岡月は記憶もないのになぜかひどく傷つくのを感じる。花石・茶林との関係、茶林の謝罪の意味、そして失ってしまった一年分の記憶の内容とは? 小さな違和感が付き纏うほんのりミステリ風青春小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 07:08:34
166539文字
会話率:44%
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総合ポイント:50pt 評価ポイント:38pt
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