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検索結果:17 件
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「元寇」日本に初めての海外侵略の危機が訪れた。その窮地を救ったのは一振りの太刀だった。菊池一族率いる九州武者を勝利に導いた肥後の刀鍛冶・延寿太郎弘村、誕生の物語を紹介します。
さて、肥後の国、菊池一族でもあった竹崎季長は、菊池武房の武士団と共に蒙古を一度は退けたものの、敵は必ず戻ってくると確信していた。季長は戦の恩賞を求めて京へと上り、次なる蒙古襲来に備えて武具を揃えるも、蒙古の鉄鎧を断ち切る強靭な太刀は都でも見つける事は出来なかった。そんなある日、季長は武房の京屋敷で刀鍛
冶の弘村と出会う。
こうして、弘村の太刀と季長は、当時世界最大規模の蒙古艦隊を迎え撃つ事となるのだった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 20:28:14
110094文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
時は現代、誰しも怪異を信じていない世の中で超常現象を解決する組織があった。
組織の名は「テトラ」、古来は源頼光を代表する摂津源氏、その一部妖怪退治の武士団が時代と共に形を変え、現代の闇から闇へと解決する組織へ変貌した。
その組織に所属する少年、少女達が亜人、幻獣、超常現象に挑み、解決してく、そんなお話。
最終更新:2023-03-21 20:35:09
2450文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
エクトプラズムとは、19世紀末期に降霊会で盛んに行われた見世物だった。
霊媒師の鼻や口、耳から白色の煙や糸、布状の物質が伸び出し、呼び出した霊体に質量を与え、
可視化、触れたりすることが可能になるという、所謂、物質化現象の事だった。
後にノーベル生理学・医学賞を受賞する事になる学者が名付け親のこの現象は、
しかしながら、今日ではお粗末な物で、それらはほぼこの当時のまさに手品、奇術の見世物だった
のだろうとされている。
しかし、1944年。
戦局の挽回を目論む枢軸国勢力が投入
したエクトプラズムによる兵器、
所謂「EP兵器」は本物だった。
過去の古戦場の霊体を「幽導素」として抽出、適性のある降霊兵を媒体にして、
線維化装置によって質量を与え、固体化。戦死者を兵器として蘇らせた。
大戦後もEP兵器は、わずか一名の降霊兵が突如として数百から数万の兵を召喚させる強力な
戦術兵器としての地位を確立させていた。
そして、それら古戦場の戦死者を呼び出すことの可能なごく少数の限られた降霊兵は、
どの国であっても、さながら軍事貴族のようにその技術を独占していたのだった。
主人公は降霊兵の適性は全く無い。
関ヶ原の軍団も、大阪の陣の戦死者も、鎌倉武士団も呼び出せないが、
EP兵器はよくエクトプラズム障害を引き起こし、小さな犯罪の加害者や被害者に質量を与え、
事件を引き起こしていた。
主人公はそれらを破壊する任務に就いてたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 14:07:00
1361文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
砂漠と火薬、愛銃と愛車と煙草と酒、そして戦友。
これだけあれば、男はより輝いて生きていける。
法もルールも関係ない。筋を通すは己の心に定めた掟に対してのみ。そこに口出すやつには鉛弾。どうせ自己責任なら、これくらいやって当然。
そんな異世界。
現代に感じる違和感を深めつつ生きていた少年は、崩壊後世界でどう生きるのか?
最終更新:2022-01-20 12:00:00
49882文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大地震と破局噴火による日本壊滅を間近にした現代と鎌倉時代中期、主に尾張(愛知県西部)と薩摩及び奄美(鹿児島県南部)を舞台に展開されるローファンタジー小説。時を超えて独りの少女が、未曽有のの危機に立ち向かう。
新型コロナ騒動の渦中にあった令和2年の夏、お下げ髪、メガネの文系少女であるフウカは、夢の中で謎の少女からの救助要請を受ける。少女は、フウカの先祖であった。
フウカは、2000年に渡って熱田神宮に祀られている「クサナギの剣」を密かに奉じてきた古代氏族「千竈(ちかま)
氏」の末裔であった。この一族からは、日本の危機に際して「剣姫」が現れる。
「剣姫」として覚醒したフウカは、ある青年の導きによって鎌倉時代へタイムトリップする。場所は、鹿児島県奄美群島にある徳之島。その島の神女集団から、救世主として崇められる。
まずは、平家と源氏による「壇ノ浦の戦い」の最中に失われた三種の神器「クサナギの剣」を探すことになる。クジラやイルカ、巨大なエイなどの協力を得て妖魔「平家ガニ」から奪い返す。
次いで、島へ来襲した「元・高麗軍」を迎え撃つことになる。ハンググライダーを操り、敵船団の真ん中に舞い降りて縦横無尽に剣を振るう。
当時、国土防衛のため幕府から命を受けて薩摩に一族を挙げて赴任していた「黒潮の武士団」こと千竈氏も、東シナ海を荒らしまわる海賊と海戦を繰り広げながら本命を達しようとしていた。一族の「守り人(巫女)」であるフウカは、災害の大元となる「ヤマタノオロチ」の覚醒を妨げるため、動くこととなる。
インドネシアにおいて破局噴火を引き起こし、日本を含む世界各地に冷害をもたらした「火竜」が、日本へ向かっていた。その予想ルートの途上にオロチの巣「鬼界カルデラ海底火山」がある。ぶつかれば日本は壊滅する。その影響は、現代社会へも及ぶ。
火竜の直撃は避けられたが、衝撃でオロチは半覚醒してしまった。フウカは白き竜「ファルコン」に騎乗し、オロチに立ち向かうことになる。
①南海トラフ地震と鬼界カルデラ海底火山の大噴火、②熱田神宮に祀られる「クサナギの剣」の謎を軸に時空を超えて物語は展開される。かなり事実に添った構成となっており、リアル感が伴ったローファンタジーなっているはず。
位置付けとしては、前作「荒海越えて針路は南!」の続編となっている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 11:00:00
165223文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
VRMHOMOゲーム、ハラキリサムライ、バンザイニンジャHG。戦乱が続く戦国時代末期の日本で地獄の蓋が開いてしまい、地獄から魔物や鬼があふれ出した世界。
これは単なるゲームではなく、本当に存在する日本に似た異世界であった。
このゲーム自体が異世界の聖男?を探すための物で、聖男の力で地獄の蓋を閉め、異世界日本とアジアの独立を保つために召喚する道具でもあった。
日本の高校生タケルは、ゲーム内で育てたあらゆる魔法を使える賢者として召喚され、宝珠の力で転職しキンニクでムキムキ
のニンジャとなった。
ゲーム世界でのニンジャとは、何も装備しないコマンドーな「はいてない」状態が最強なため、裸一貫で投入されてしまった。
クマに襲われていた少年を救い、お家騒動で暗殺されそうな若様を救い、怪我をしている奴隷の少年を治療して救い、聖男?として武士団に召集され武士達に惚れられ、異世界物のテンプレをこなしながらも女の子にはモテず男にばかり惚れられる展開に。
異世界とは名ばかり、この世界では男同士で結婚して子供を作るセイバー〇リオネットJみたいな地獄であった。
時のアイコン井原西鶴により「男色カッコイイ、美少年サイコー、女犯カッコワルイ(意訳)」と宣言され男色や寵童や美少年が持てはやされ、ホモ将軍家光により寵童憐みの令が出されてしまっている世界。
題名のHGはハイグレードの略ではなく、ハードゲイの略だと知り鯖移転を懇願するタケルの願いも空しく、この世界の日本とアジアの独立を保たなければ元の世界には帰れないと知らされた、日本とアジアの夜明けはどっちだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 09:19:17
138908文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:32pt
作:鱶島おすんちゅ
ハイファンタジー
連載
N2932GC
学術の追求こそを至上としてあらゆる研究機関や育成機関を数え切れないほど抱えた学問の国
セントラミア王国
国をあげて祝う卒業式『星誕祭』
憧れの英雄セフィア様を踏襲し、『騎士』の真職を目指していたハナビは、卒業式に想い届かず『武士』を手にしてしまう
望まない真職を手にしたことで、卒業式の最中大きな事件に巻き込まれていく
騒動の最中、セフィア様なら…と憧れを羅針盤にしてきたハナビは、憧れの人の考えを否定し自己に目覚め生き始める
偶然なのか必然なのか、ハナビを取り巻く環境は卒業式か
ら世界の真相に近づく大騒動に変わっていく
彼女の行き着く先は––––––折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 10:00:17
57491文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
作:とくまるソーヤー
ローファンタジー
完結済
N0667GA
妙見という神の本宮・千葉神社がある千葉市へ、3・11大津波被災地の岩手県陸前高田市から、家族を失った少年が避難し、転校してきた。彼の名は千葉航(ワタル)。先祖の地へひとり戻ったのである。
転校当初、ワタルは組体操で失敗し、いじめられる。大地震の恐怖体験が彼のトラウマになっていた。そのトラウマを、彼は故郷の祭り「梯子虎舞」を思い出し、その曲乗りに挑戦して克服していく。
トラウマが消えるとともに、ワタルに潜む不思議な超能力が顕れる。それは「ミョーケン」という魔法であった。
大津波の夜、ワタルは満天の星空を見上げて過ごし、命が救われた。そのとき彼は恐竜の星座を発見。ティラノサウルスの眼となってきらめく星――北極星。その光の照射を受けて、彼は「ミョーケン」の魔法を体得。
北極星の化身である妙見を守護神と崇めて関東を支配した騎馬武士団の千葉一族。その千葉一族とは何者か。源頼朝の鎌倉幕府樹立を支援し、東北、九州へ 勢力を拡げたが、戦国時代に亡び、消えた。
千葉に来て自分のルーツを知ったワタルは、妙見と千葉一族の謎と秘密を解明していく。
千葉一族による妙見信仰の始祖は平安中期の「将門の乱」で知られる平将門である。将門は騎馬武者団を最初に組織した武将として、武士の元祖と見なされている。が、その騎馬武者とは何者たちだったのか?騎馬 はシルクロードからの渡来、武者もまたシルクロード渡来の馬子たち。彼らが京の都に隠れて密かに信仰する神が妙見であった。
そのDNAが流れるワタルは、運動会の組体操「人間ピラミッド」のてっぺんに立ち、稲妻の光から妙見が現れる天の気の魔法「ミョーケン」をやってのけ、市民を驚かせる。そして、「魔法少年」の伝説を千葉に残して、去る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 23:00:00
140511文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
世界最強の大和国武士団。その中でも、有数の武士になったけれど……
俺の名前は滝沢秋、18歳、であるらしい。記憶が混濁していて自室で静養、フルダイブVRRPG『Re-birth』を借りて遊んでいる。
このゲームで実在する武士養成高校に入学し、海外へ転戦、遂には再誕を繰り返して念食獣と戦い続ける、伝説の武士へと成長した。
俺を巡って争うヒロイン2人をなだめながら戦うのは楽しいんだけど、どうもゲームと現実がごちゃ混ぜになるんだよな。これって単なるゲームなのか、それとも……
「ふーん、『ヒロイン2人をなだめながら』、ねえ?」
「側室は黙っているのです。あなたさま、ヒロインは1人だけなのです」
……と、ともかく、今日も念食獣を倒すのだっ!
※本編完結済み。現在は「後書き」を連載しています。
※ブラウザによって♥が絵文字(赤色)になります。これは意図したものではありません。黒色にしたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 10:32:54
271733文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:22pt
島津武士団の撤退。
その瞬間、三百余名の運命が定まった。
七月二七日。筑前の名将・高橋紹運とその郎党七六三名は、宝満城に籠もる事も適わず、岩屋の苔となった。
世間に出回る歴史書では、この壮烈な玉砕戦の後に太閤秀吉による九州平定が成されると記述があるが、その陰には、もう一つの壮烈な玉砕戦があった。
最終更新:2019-09-21 17:36:34
4607文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:42pt
千と幾余年も昔。
摂津の地を根城とする、若い武士団がいた。
人物紹介
渡辺綱(わたなべ の つな)
主人公。清和源氏傍流に養子に入り、渡辺姓を名乗る武人。
源頼光(みなもと の よりみつ)
清和源氏嫡流。清和天皇の五代子孫。摂津武士の棟梁。
坂田金時(さかた の きんとき)
直情快活な相模国の青年。
安倍晴明(あべ の せいめい)
平安京の高名な陰陽師。
藤原兼家(ふじわら の かねいえ)
関白。史上名高き藤原道長の父。
地名解説(可能な限り簡略化している)
摂津(せ
っつ)~大阪府北部から兵庫県南東部。
丹後(たんご)~京都府北部。
駿河(するが)~静岡県。
相模(さがみ)~神奈川県。
尾張(尾張)~愛知県西部。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 22:51:53
29994文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:4pt
「源義経黄金伝説」とは■日本版三国志の物語。
時代は,源平の争いから、鎌倉幕府が成立しょうとしていた時期。
京都の陰陽師・鬼一方眼に、友人、西行法師は源義経の養育を依頼。
その背景には、後白河法王、藤原秀衡が。
東アジアのフロンテイアである日本は、国家を成立。その象徴として
黄金大仏を作り、国家の勢力をシンボル化。平安京に奠都した大和は、
日本を統一していくが、国家象徴としての黄金大仏は、武家革命勢力に
よる内乱のため、消失。
その大仏再建を図らんため独立国家、奥州を
併合、黄金を収奪しょうと
する鎌倉武家革命政権。瀬戸内海荘園群を経済地盤とする、後白河法王を
頂点とする貴族制西国王朝と新興勢力である東国騎馬武士団を率いる源頼朝。
古代よりエミシの血を受け継ぐ奥州に黄金・仏教王国を構える藤原秀衡。
「義経黄金伝説」は、一二世紀日本の三つの都市(京都、鎌倉、平泉)と
三人の騎士の物語。
●山田企画事務所。飛鳥京香 作品集サイト
飛鳥京香/SF小説工房(山田企画事務所) 等より引用。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamadas0115/
飛鳥京香/SF小説工房(山田企画事務所)
■山田の「妄想の地獄めぐり」へようこそ!
関西学院大学文学部ーSF研究会ー大阪文学学校ー大阪シナリオ学校ー同人誌活動
を通じての、30年にわたる、日々の妄想世界のすべてをお見せします。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamadas0115/diary/201609230000/
基本データベースはここ。
■飛鳥京香・SF小説工房■株式会社山田企画事務所■
小説ごと章立てことにに入ってます。まだ未発表もありますが、、、
基本的にまだ整理できていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 17:28:25
145313文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
投稿小説に何度応募しても落選してしまう高校生松平武士は、秋葉原での
バイトの帰り、オタク狩りの不良に襲われる。逃げて神社の繁みに隠れ、しばらくして出てくると、そこは異世界だった。そこで武士は魔法僧侶を引き連れた武士団に
捕まってしまう。魔法僧侶は武士がもっていた投稿用の小説を読むが、その
内容があまりにもくだらなかったので、目が腐って(物理的に)死んでしまう。
そのため武士はオタの暗黒卿であると思われ、処刑されることになった。
処刑される寸前のところで、彼を助け出したのは美少
女の方月祭童であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 05:00:00
242461文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:227pt 評価ポイント:99pt
作:うまはらこうじ
ノンジャンル
完結済
N5223DA
ある日のこと、竜宮村に住む忠吉は武士の一団を助けることになり、その武士団の中にいた一人の武将に心惹かれて仕官を試みる。忠吉が仕官を試みた武将とは一体誰であったのか……。忠吉の語りで以って綴られる秘話、とくとご照覧あれ。
最終更新:2015-12-20 01:22:26
7757文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:11pt
賀茂光栄は当代随一の陰陽師賀茂保憲の嫡男として生まれた。
長月のある夜、父保憲に伴われて貴族の館で方違えや物忌みの儀式とその手ほどきを行って帰る時、神泉苑のそばで月明かりの中、牛車の中に美しい姫の姿を垣間見て心をときめかした。
一、二か月後の神無月、十六夜の月の美しい夜、下人、蜘蛛丸を伴って京の都をそぞろ歩いていた光栄は、生温かい風に惹かれるように神泉苑までやって来た時、物々しいいでたちの武士の一団、検非違使庁の役人に囲まれた。
その一団の長である源満仲によると、彼らは間
もなくそこにやって来る物の怪を退治するためにその場にいるとのことであった。
しかし、そこにやって来たのはあの長月の夜出会った美しい姫の乗った牛車であった。
武士達はその場を通り過ぎようとする牛車に対して戦いを挑むが、ことごとく跳ね飛ばされる。武士団の長、源満仲も通り過ぎる牛車を討とうとして倒れた。
光栄は、源満仲の命を陰陽道の術で蘇生させたが、満仲は、近くの屋敷の生け垣の後ろに隠れ、姿を見せない中将様と呼ばれる「雇い主」らしき者から事態の首尾を激しく叱責される。
光栄は、源満仲とその兵士、得体のしれない「中将」と呼ばれる者たちを後に残し、牛車の跡を追ってその場を離れた。
牛車の残像とその轍の跡から、牛車が鴨川の流れのほうへ降りて行ったことを確信した光栄は、荒涼とした薄の穂の茂る四条河原に分け入って行き、そこで、鬼の姿をした妖怪と出会うのである。
かくして、賀茂光栄は陰陽の術の持てる全てを駆使しながら事態を打開し姫を助けるための戦いを繰り広げるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 13:34:56
121919文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
ある平成日本の武士団の話。
最終更新:2012-08-10 22:34:22
2281文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
二人の天皇が、北朝と南朝にわかれ、貴族と武士団とが、国じゅうを巻き込んで争った動乱の時代。後醍醐天皇の夢まくらから、歴史の舞台に登場してわずか数年、はげしく、さわやかな生涯を終えた河内の名将、楠野正成(くすの まさしげ)とは、どんな人物だったのだろうか。金剛山の赤坂城、千早城に立てこもり、奇抜なゲリラ戦をくりひろげて、押し寄せる関東の大軍を、さんざん悩ませた武勇・知謀・戦略・・・。ために天下の形勢は大きく変わり、建武の新政になった。だが、新しい公家政治は二年でくずれ、世はふた
たび南北朝の戦乱へ・・・。反旗をひるがえし、九州から攻めよせてくる足利尊氏の大軍を、湊川にむかえ、壮絶な戦いのすえに自刃した楠木一族。おのれと、一族の栄達しか考えなかった武将の中で、ただ一人、ひとすじに天皇への忠誠を貫いた、ふしぎな武将。いま、皇居前広場に建つ楠公像は、人々になにを語りかけてくるだろうか。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-04 18:26:55
6670文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
検索結果:17 件
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