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検索結果:1124 件
白妖狐の郷は長く始祖の花守狐に護られていました。
けれども、花守狐は遠い海の民の救援に行って、そのまま討死してしまいます。
郷のはじまりからずっと咲き誇る山吹の木も一斉に枯れて、郷は崩壊し始めました。
霊力を失い、結界も綻び、壊れていく郷を、妖狐たちはなんとか立て直そうとしました。
それは、十三の妖狐の魂を使った封印術で、郷を護るという方法でした。
魂を封印されるというのは、死ぬことと同じではありませんでした。
けれども、再び、元の暮らしに戻れるという保証はありませんでした
。
戻れるとしても、いつ戻ってこられるのか、分かりませんでした。
その過酷な任務に、スギナは真っ先に、自ら名乗りをあげました。
祖父の棲む森を護るため。仲間たちの郷を護るため。
けれど、その心の奥底にあったのは、誰より、ずっと思い続けた楓のため、でした。
名乗りを上げた日から、スギナは密かに、手紙を書き始めました。
それは、ずっと叶わない片思いをしている楓にあてた、渡すつもりのない手紙でした。
スギナは、その手紙を、自分と一緒に封印塚に埋めたのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 17:01:27
22631文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【虐げられて育った異能(怪力)持ち男装少女が、女たらしイケメン貧乏貴族に仕え、拳でいろんな揉め事を解決し、最終的には溺愛されて復讐も果たす話】
貴族の家に妾の子として生まれたテレサは、幼い頃から正妻やその娘(聖女)に虐げられて育った。
気の強い彼女が我慢していたのは、病弱な母親のためである。
母の薬代のためになら、どんな仕打ちにも我慢してみせよう。
しかし、最愛の母親が病死してしまう。
これ以上我慢する理由がなくなったテレサは家を飛び出し、変装(男装)して母の故郷へ向か
う。
だが、母の思い出の故郷は荒れ果て、母が愛していた花畑は枯れていた。
そんな中、テレサはイケメンの「助けてくれ!」という叫びを聞く。
彼を助けたことをきっかけに、テレサは自らの能力である怪力をいかして彼に仕えることになる。
テレサは自らの能力『怪力』を活かし、なんでも拳で解決しようとするのだった……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 08:24:47
12113文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:20pt
「変わり者」アッシュの住む、大陸北西の辺境にほど近い山中の森で自給自足で生活しているエルフ族の里「ソウジュ」に旅人が訪れた。
一見ヒト族に見える旅人はドワーフ族の少年(?)で名はガラン。
最北の大森林で発生した魔物の大量発生で壊滅的な被害を受け瓦解した亡国、セミュエン王国西の国境「大ウラルス山脈」を越えて来たという。
ー「北部の竜脈が枯れるかもしれない」ー
ガランの話は他種族と交流を断っているエルフ族も無関係とは言えず……。
初投稿作品です。
遅筆&ノープラン、ぬるい構
成になると思います……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:13:33
45729文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:26pt
荒れた星で生み出された、戦闘員No.10。彼らは自身を生み出した親という存在を、その星に現れる侵略者「レプテリヤ」から守るべく、レプテリヤの駆除を中心に任務を行っていた。
そんな中、仲間を道具としか思わないNo.10は、記憶の無いという、自身とよく似た未確認生物と出会う。そんな未確認生命体の正体を探りながら、共に過ごす内に、No.10の考え方が、少しずつ変化していく...
謎だらけの世界。崩壊した星で、その生物との出会いをきっかけに、大きな真実を知る事となる。
強大な
レプテリヤと交戦を行いながら、その生物と段々と距離を縮めていく、恋愛SF小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:17:40
62142文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
エルフ。それは他の種族より長寿でありながらも森の中で閉鎖的に暮らし、安定と安全を謳歌する種族。
しかしそんな毎日に暇を覚えてしまったエルフ、シュエリア・フローレス。
そんな彼女はある時、異世界への転移方法を見つけてしまう。
暇を持て余したシュエリアはその呪文を唱え異世界、現代日本に到着する。
そしてそこで遭遇した自称『枯れた社会人』の青年ユウキとの出会いを始りに彼女の退屈なだけの時間は変わっていく。
ゲームにアニメ、漫画と日本の誇る豊富な娯楽に、探せば沢山ある楽しいこと。
猫の勇者や淫魔の魔王など、様々な個性を持った人々との出会い。
様々な要因を元に、ユウキとシュエリアは楽しい毎日を過ごすことに……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 14:24:42
1156252文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:246pt 評価ポイント:64pt
仕事の帰り、車のエンジンをかけると目の前が真っ白になり、知らない場所に飛ばされた
そこで初めて出会った人は盲目の女性だった
久方ぶりに人間の優しさに触れた俺はその女性の目となり生き抜いていこうと決めた
いずれ、伝説の霊薬エリクシールで彼女の目を治すまで
最終更新:2024-04-28 10:01:50
238127文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:338pt 評価ポイント:198pt
作:Saka ジ
ハイファンタジー
連載
N5582IG
地球と同じ銀河の海に『ファルトン』と『アーバイン』という、人型生物が繁栄し文明と技術を発展させている地球型惑星が有った。
『ファルトン』はいくつもの国家間の諍いを経験したが、急速に科学技術を発展させ自らの衛星だけでは無く外惑星へ進出してその資源を使い宇宙空間にいくつもの生存可能な施設を建設し繁栄を更に広げていた。
しかし、『ファルトン』に危機が迫る。
この星の繁栄の源。恒星『ヨーカ』が赤色巨星への坂を降り始めたのだ。
次々と起こる異常気象。恒星風の嵐、公転周期の変化、自転軸の
移動。
いずれも僅かな変動であったがもたらされる影響は大きかった。
植物が枯れ食糧危機が訪れる。物価は高騰し各国で暴動が発生する。
貨幣経済は崩壊に向かい人々は掠奪に走る。
ここに来て人々には『ファルトン』と運命を共にするか、見捨てるかの選択を迫られる。
多くの犠牲を払って生み出された『コールドスリープシステム(CSS)』を搭載した大型のコロニー艦を中心とした移民船団を外惑星軌道上で建造して外宇宙のまだ見ぬ惑星へ旅立つ一団が現れた。
次々に建造される移民船団。大国や資金力が豊かな団体は我先に『ファルトン』を後にした。
そして、最後の船団が『ファルトン』を後にする。
数奇な間柄に有る3つの船団。予め予定された目標惑星の星域は近いが、それぞれの星域へ向かう事する。
そのうちの一つが『アーバイン』の衛星軌道上に到達して、移民禁止事項を無視して侵略を開始。
あがらう事も出来ずに隠れ住む先住民。
だが、偶然にその中の一人が日本へ転移。日本の技術や『術』を使って隠れ住むアーバインの民を救う。
反抗の機会を窺う先住民達。
しかし、地球にも『ファルトン』をたった一団が迫る。
彼らはどう出るのか?
『侵略』か『協調』か『離脱』か
『アーバイン』そして『地球』いずれにも訪れる最後の時。
人類は生き残っているのだろうか?
そして去っていく者達に行き先は有るのだろうか?
今、そのひとつの終わりが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 08:16:04
1849005文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:24pt
彼女の最期の願いは、「あのアバズレ妹を一発ぶん殴って、それに誑かされ、婚約破棄した野郎をぶん殴り、生きててよかったと思って死にたい」だった――。
わらわは、名を持たない。154年もの間生と死の番人を務めた、善き魔女である。しかし、魔女の禁忌である恋をした結果、想い人に裏切られその命を散らしてしまう。
しかし、死ぬ間際…わらわらの元に、傷ついたとある令嬢の魂がやってくる。名前は『アリセレス』。彼女は義妹によって地位も、名誉も、婚約者さえ奪われ、謂れの無い罪で処刑されてしまった非
業の運命の持ち主である。
妙に共感してしまったわらわは、自らの命を対価に彼女の魂を過去に戻す秘術を使ったのだが…気が付いくと、アリセレスの身体の中身は、この154歳のババアの魔女になっていた…!しかも、魔女時代に持っていた『生死の番人の力』が、そのまま継続して使える…が、これは修業が必要かもしれん。と、とにかくアリセレス、おぬしの願いは必ずかなえてやる!!
だが…中身は154歳のババアなんだが、だいじょうぶかの?しかも婚約破棄した野郎は、王宮にいるようだが。しかもそいつの顔、見たことあるような…?
ババア令嬢、ファントムハントしつつ、亡霊の力を借りて王子殿下に復讐を代行する。
※ババア令嬢の復讐の概念は、通常の復讐と異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:57:10
357026文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:146pt 評価ポイント:76pt
魔王が復活すると勇者は生まれる。生まれた時から勇者と定められ魔王を討伐するために旅をする。そして、数年が経過し勇者は魔王を討伐した。
これからは勇者ではなく普通の人として幸せに暮らす。はずだった。
旅を終え故郷に帰ると村は変わり果てていた。建物は壊れ、人は死に、植物は枯れていた。
そして勇者は後ろにいた刺客に斬られ息絶えた。
しかし目を覚まし起き上がるとそこは、昔の故郷で……?
裏切られた勇者がもう二度と奪われない為に復讐を誓う。そんなお話。
最終更新:2024-04-28 00:33:44
25475文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:24pt
作:Mizuha
ハイファンタジー
連載
N2078HQ
気づいたら私は「花」として生きていました。「花」として枯れるのかな…と思ったら手が生え、足が生え…人間の少女みたいな外見になりました。これは、人間ではない「花」の少女が日々試行錯誤しながら…人々と共生していくところを描いた物語。
最終更新:2024-04-27 21:00:00
423174文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:44pt
『第二部 紅玉星編』
自然を操るために神々と語り、生活を豊かにするために魔術を究める人々が暮らす世界。この世界に人々が暮らすのは一つの星ではない。三つの星で、人々は異なる環境の中、異なる歴史を歩み、異なる文化を育んだ。
人々が神々の言葉を学び、苛烈な自然の猛威を操り生きる天藍星、人々が魔導を修め、枯れ果てた大地の中あがく紅玉星、そして神の言葉と魔導、その両方を学び、天と魔を結ぶ玄黄星。
これは、そんな三つの世界で生きる人々、抗う人々、戦う人々の物語を綴った叙事詩の
一部である。
<紅玉星>、魔が支配し、神の力が及ばず、河川は渇き、大地は漂白しつつある、厳しい世界。そんな中で、人は生きるために知恵をつけ、技術を手に入れたが、未だ多くの問題を抱えている。だが忘れてはいけない。世界を救うのは英雄ではない。命を拒む世界と戦うためには、全ての命と手を取り合う必要があるのだから。
第一部:玄黄星編→https://ncode.syosetu.com/n1196fw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:00:00
99055文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ある日、唐突に異世界トリップを体験した香坂御月。彼女はオタク故に順応も早かった。仕方が無いので魔導師として生活中。
本来の世界の知識と言語の自動翻訳という恩恵を駆使して異世界で生きる彼女。ところが現実は厳しかった。
癖があるどころか乙女の夢をぶち壊す美形連中と異世界人の扱いを知った彼女は痛感する。
「恋愛フラグは立たない、絶対に……!」
……保護された国は天才(=非凡)+異様に綺麗→壮絶なマイナス要素あり、という実力至上主義な国だった。
――これは何の役目もなく異世界に辿り着
き、これまでの知識をフル活用して障害を取り除こうとする枯れた女性の物語である。
※基本的に主人公最強です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 07:00:00
3555014文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:188850pt 評価ポイント:64522pt
人生が枯れる。
焦燥感に駆られて今日も僕はベッドで一日を過ごす。
創作物上の活躍と躍動に心弾ませ、一時的に己を啓発する只の一消費へと落ちていく苦しみは、深夜に重たい足を外へ向けるに充分だった。
文学は素晴らしい。文学的寓話を通じた批評は特に甘美である。
一度目は悲劇として。二度目は喜劇としてだ。
戦後文学は資本主義化する近代社会の物象化を批判するメタファーに富んでいる。さらに先鋭化した現代社会とは幾分乖離する側面もあるが、現代社会を舐めてはいけない。
片手間にネットの波に乗
れば、巨人が解説してくれるのだから。
その意味で、阿部公房・星新一の系譜は超時代的に思える。
痛烈なモダニズム批評作家としての顔は、時代の特殊性を極限まで捨象して現代社会の息苦しさに瑞々しい切れ味を誇っている。
あの教室の朝、そんな人間に、僕はなりたかったんだと思う。
※純文学エッセイ及びSF作品、批評などを書きます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-22 01:56:55
995文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大阪府に住む一ノ瀬 翔(イチノセ カケル)は、受験が終わり進学先も決まって、友人の天野 大智(アマノ ダイチ)とともに近場の温泉に行って帰って来ている時に、突如辺り一帯が暗転し、訳もわからず先はと進むと、草木は枯れ果て、空は煙に包まれた酷い景色の広がる世界へと迷い込む事となるーー
最終更新:2024-04-21 17:50:44
3488文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
透は、悲惨な幼少期をすごし、養護施設にはいる。
だが、そこを抜け出して、夜の街へ。
やがてホストになり、女を売り、プライドも正義感もなく、乾燥した毎日を送っていた。
そんな中、あれから一度も会ったことのない、父親が訪ねてきて?
憎しみは、本人にしかわからない。
殺意のスイッチも、また。
畜生道。 歩んでみせるさ。 醜く、したたかに。
最終更新:2024-04-20 22:28:05
1917文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
伯爵家の次女ではあるが、不義の子、罪人の娘、魔力無しの居候として冷遇されてきたティリーエ。
魔力がある者は、12歳の洗礼式で手の甲に花の紋様が顕現し、以降は自由に自分の属性のものを具現化できるが、ティリーエは何の紋様も出ず何も具現化することができなかった。
義姉は火を自由に出せるのに、ティリーエは何も出せないのだ。
しかしティリーエはある時、皆の魔力とは違う不思議な力が使えるようになっていることに気づく。
何もない空間から火や水を出すことはできないが、そこにある水や火を
増やしたり減らしたり操ったりは自由にできるのだ。
しかも、傷や怪我も治せちゃうみたい??
皆とは違うこの力は…?
とりあえず、この謎の力は内緒にしとこう。どうせ碌なことにならないから…
伯爵家で使用人以下の扱いだった枯れ枝の骨皮すじえもん令嬢が、偶然お世話になった侯爵家で大切にされて美しく花開き、ついでに規格外の不思議な力が皆の役に立って喜ばれ、幸せになるまでのお話✿
※侯爵は比喩表現のセンスが壊滅的なトゥシャイボーイで、主人公もろとも鈍感です。
なかなかラブラブにはなりませんのでご注意下さい。
※7話目までは、主人公が虐められて辛い描写があります。身体的にグロテスクな表現は使っていませんが、精神的にやられますので、苦手な方はお勧めしません。
ただ、主人公は逆境を跳ね返して幸せになりますので、8話目以降は徐々に元気&幸せに向かいますのでご安心下さい(*^^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 21:59:08
353971文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:3128pt 評価ポイント:1456pt
時は20XX年。この世は、気が満ち溢れている都市”イヤシロチ”と、気が枯れ果てる都市”ケガレチ”に分かれていた。そんな穢れた地に住む主人公ウネメ(19)はある組織に加入していた。彼女は幼き頃に行方不明となった妹を見つけるため、日々活動していた。昼間は闇市で働き、夜はキトリと呼ばれる化け物と闘う。妹の手がかりを見つけるため、厳しい訓練に耐え抜き加入した女組織 ”蛇の目”。蛇の目は全国に点在している「八咫烏」の一つであり、ケガレチ1の女所帯であった。八咫烏たちはある特別な能力を持
ち、人並外れた力でキトリと闘う。ウネメが所属する蛇の目の女たちもまた特別な力を持っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 01:23:31
27564文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
真っ暗な虚空の中、一人の男が歩いていた。
目的もなく、何も見えず、ただひたすら歩いていた。
目からは涙、光など一切見えぬ
ボロボロの暖を取れなさそうな服と、刃こぼれによって何も切れそうにない刀。
「あ…あ……………う、うぅ」
表情は変わらずとも悲しみは大きくなるばかり
声は枯れ、涙も枯れ、友も家族も枯れ
希望の光なんてものは無いと思った。
しかしまだ終わりではない
尽きたはずの希望は再び輝きだす
滅びを目にした、守り切れなかった
役目を果たせなかった
‘‘現想‘‘の守護者とし
て
絶望は希望を生み出す
思いは全てを変える
彼の目に光が宿る
気のせいか刀と服も光に満ちているように見える
「現想は永遠に」
男の頭に見覚えのある人の言葉が流れる
自分が最後、しかしまだ終わりではない
何も見えない虚空に一筋の光が道を示す
一筋の光で見えた世界には数多もの闇が未知を示す
希望を見た
男は光の指す道を歩んでゆく
まぶしく光るその光は男を包んだ
‘‘光に満ちた‘‘
これは希望を見た男の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 22:54:56
420文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
――――遥か遠い世界。
世界の中心とも言われる、覇王の王国。太陽の国「イルフォード」
かつて、大国と呼ばれた大地は枯れ果て、木々は薄れ行っていた。
そんな時、雨ッ国「アメジスト」の王家に伝わる、気候を自在に操る力を求め政略結婚話が持ち上がった。
雨露の姫と呼ばれる、アメジスト第三王女ブルーベルが太陽の王クロウドに嫁ぐ事になったが。
太陽と雨の物語。
―――――――――――
Eエブリスタ様にも掲載作品です。
最終更新:2024-04-12 23:08:45
60937文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
閲覧、胸糞注意。
とある廃墟の神社に少年と少女が入ったら、日本の伝統を大切に守り抜いてきた美しい巫女の霊と巨大な黒鬼が現れた。
そこには8本の梅の木があり、巫女の魂の木と言われており、巫女が亡くなった瞬間に枯れたという伝説があった。
話によると大正時代浪漫と言われていた時代の中で巫女は、とある男性に恋を寄せていたが、告白をする当日に何者かの毒殺によって巫女が亡くなってしまったのだという。
そこで起きた事件の犯人を知るまでは絶対に成仏しないと宣言した。
そこで、少年と少女がタイ
ムスリップをして犯人を見つける事を誓った。
しかし、それは闇の組織との壮絶な戦いが待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 19:00:00
25684文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
男爵令嬢のポーラは、詩を詠うことで願った現象を起こす【言霊】という珍しいスキルを持っていた。
スキルを活かし、家の離れで人々の悩みを解決する”言霊館”というお店を開いて、家計を助ける毎日を送る。
そんなポーラは婚約者と義妹たちにも【言霊】スキルで平穏な日々を願っていたが、ある日「小言が多い」と婚約破棄され、家を追い出されてしまう。
ポーラと同じ言葉のスキルを持つ義妹に店を奪われ、挙句の果てには、辺境伯のメイドに勝手に募集に出されていた。
“寡黙の辺境伯”という、誰とも話さず
、何を考えているのかわからないと恐怖される辺境伯の屋敷に……。
ポーラは恐れながら屋敷へ行くも、【言霊】スキルの特別な力を示し、無事メイドとして勤めることになる。
屋敷で暮らすようになってから、フェンリルの病気を癒したり、街の火事を静めたり、枯れそうな古代樹を救ったり……ポーラは【言霊】スキルで屋敷の問題を次々と解決する。
日々、他人のため、そして辺境伯のために頑張るポーラを、“寡黙の辺境伯”は静かに溺愛し始める。
一方、義妹たちの毎日は、ポーラを追い出してから少しずつ暗い影が差す。
お店をポーラから奪うも、最初のお客さんである少女の大切な花を枯らして泣かす始末。
義妹のスキルは他人を不幸にするスキルだった。
ついには王様の持病をも悪化させ、瀕死の状態にさせてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 18:01:14
100238文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2022pt 評価ポイント:1364pt
愛しの彼を失って、あの子は壊れたオルゴールになった。
夢見る歌詞に、硝子の声を乗せて歌うあの子は、もう居ない。
ただ壊れたオルゴールの様に、醒めぬ彼を思って歌い続ける。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
最近、仄暗い恋愛が多いのは、そういったラブソングを聞きに聞きまくっているから。
最終更新:2024-04-10 18:27:14
859文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
フフフ……お前ら、●の名前を言ってみろ! 恥ずかしいダロ?
特に女性! お願いいたします
最終更新:2024-04-08 20:43:48
6981文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
エハヴァは元々感情の起伏が少ない子供だった。
歳をとるにつれてそれは強くなっていき、とうとう何に対しても何も感じなくなっていた。
そうして、枯れ木の様な人生を死ぬまで続けるかと思っていた時に運命は動き出す。
錬金術士を名乗る人と出会い、錬金術を通して世界に輝きを灯す。
これはそんな彼女の中だけの物語。
キーワード:
最終更新:2024-04-08 14:52:10
5235文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昔はよくピアノの練習をしていた。
しかし、全国で一位を取れなかったことで母と喧嘩別れをしてしまった。
それは後悔していない。
ですが、今は優しい二人に囲まれていて幸せです!
※注意 元々短編(?)として出す予定だったのでサブタイトルが終わってます。
出てくる団体名や人物名は現実にある団体や人物とは一切関係ありません。
最終更新:2024-04-06 18:00:00
32806文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
欲が枯れたことに気付いた夜
最終更新:2024-04-01 22:17:53
208文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
今、私の学校では「枯れ枝占い」というものが流行っている、しかしこの占いは様々な事件を引き起こし学校を混乱に陥れていく。
キーワード:
最終更新:2024-03-31 20:10:05
1841文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※本作には下ネタやグロ表現があります。R-15にしたけど苦手な人はブラウザバック!
世界は魔物に支配され文明を築いた多種族の生存圏は狭まり滅びの一途を辿っていた。大半が限られた生存圏での滅びの運命を受け入れる中、楽園を目指して旅を続ける冒険者もいた。ルナエルフのシンダーもまたその1人である。
ルナエルフと言う種族は神の寵愛の恩恵を受け生まれつきヒーラーとして並外れた才能を授かるが、ある年齢を過ぎると寵愛から外れ才能が著しく衰え枯れてしまう。S級からA級に格下げになったシンダ
ーはパーティーのお荷物になり追放される事になってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 07:29:59
81136文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:26pt
世界は枯れることない泉
キーワード:
最終更新:2024-03-28 20:44:01
1087文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
突然さらわれた主人公未晴《みはる》。
だが、さらった連中は危害を加えるつもりはないらしく、逆に丁重に扱われている。
謎だらけの誘拐の真意とは?
彼女の本当の敵とは?
未晴の周りをうごめく様々な思惑が彼女を翻弄するのか?
予想もつかない過酷な運命と秘密が彼女には…
最終更新:2024-03-26 12:29:46
7181文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ダンジョンは蹂躙する側ではなく、搾取される側である
その世界はダンジョンが5年おきに大量に発生する世界
土地は荒れ、雨はふらず、魔力は枯れ、モンスターなど既に発生しなくなった大地
唯一資源を入手できる場所────ダンジョン────
窮鼠猫を噛む。人類は既に追い詰められていた
それを理解できていないダンジョンは"ねずみ"に呆気なく潰される
だからダンジョンは人類にとって有益な物資を用意し、人類に有用性を証明し続け無くてはならない
そんな世界に、新た
なダンジョンマスターが誕生しようとしていた。
要約:ポストアポカリプス後の異世界の人類が生きることに全力を尽くしてくる中で、主人公も生き抜くために全力で異世界人の目を欺こうと奮闘する話。
────────────────────
習作です。
誤字・脱字・わかりにくい描写等がございましたら、ご報告いただければ幸いです。
なるべく早めに修正します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:00:00
19611文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:92pt
第一幕
刀根田村。
古来より。独自の神、八千矛神(やちほこのかみ)を祀るその村は、毎年神事に供物を捧げていた。
だが、十年に一度。
八千矛神に生きた贄を捧げていた。
そして今年、選ばれたのは『椿』という名の妙齢の女。
咲いたばかりの百合の花の様に美しく、今にも散ってしまいそうなまでに儚げだ。目線は虚で視線は定まらない。
されど、椿は己が生贄の花嫁である事を知っていても尚、逃げる意思はなく、手を引かれるままに歩く。
その先にあるのは、八千矛神がいるとされる大きな蔵。
椿
は七日、そこで花嫁としての勤めを果たす事になる。
日の光も届かぬ蔵の中にいる、神の花嫁として。
蔵の中。蠢く暗闇の存在と出会う――
第二幕
蔵から出た二人は、互いに人とは違う存在でありながらも、決して手放せない存在に寄り添って生きる。
春。
とある宿場町。
そこは山桜が有名で、特に丘の上から見る水鏡に映った山桜が絶景と有名だった。
二人もまた、その名所へと足を運んでいた。
だが、絶景と言われた山は枯れ野の様相。
何が起こったかは知らないが、旅籠で椿は山の方角を眺めるだけ。
そんな時、椿はしとしとした声を聴く。
今も、椿の耳は不可思議な声を拾うままだ。
その声に気取られて耳をすまそうとするも、朧が阻害する。
同調しすぎてはいけない。
二人は早々に街を出ようとするも、想いもよらぬ人物に足止めを喰らう。
春を嘆く女。その正体とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 20:48:36
90990文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
アンデッドの女王生誕からの蹂躙へ続く物語
最終更新:2024-03-18 12:55:04
283文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ステラフィッサ王国公爵家令嬢ルクレツィア・ガラッシアが、前世の記憶を思い出したのは5歳のとき。
現代ニホンの枯れ果てたアラサーOLから、異世界の高位貴族の令嬢として天使の容貌を持って生まれ変わった自分は、昨今流行りの(?)「乙女ゲーム」の「悪役令嬢」に「転生」したのだと確信したものの、前世であれほどプレイした乙女ゲームのどんな設定にも、今の自分もその環境も、思い当たるものがなにひとつない!
それでもいつか訪れるはずの「破滅」を「回避」するために、前世の記憶を総動員、
乙女ゲームや転生悪役令嬢がざまぁする物語からあらゆる事態を想定し、今世は幸せに生きようと奮闘するお話。
ーーーエンディミオン様、あなたいったい、どこのどなたなんですの?
********
恋愛要素はオマケ程度にストレスフリーに読めるようご都合展開を陽気に突き進んでおりますので予めご了承くださいませ。
☆アルファポリス様にもすな子名義で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 00:05:31
456006文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:764pt 評価ポイント:300pt
言葉を持たぬ者たちよ
創造主の光を紡げ
そして、纏え!
よーしよしよしよしよしよしよし、
どうぞどうぞどうぞどうぞぉ、
なぞれなぞれなぞれなぞれぇ!
煽れ煽れ煽れ煽れ煽れぇ!
本作品に出てくる登場人物は、実在の人物とは一切関係ありません。た、たぶんね。笑
使っているのは、特定の人物を指定する、正式な名称ではありませんし。笑
あんたらがよくやっている、みんなに見せている風にして、実際は、俺に向けて煽っているやり方ですよ。笑
では、行ってみましょー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 22:24:22
511文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
何の制約のない世界。
そこは無限の自由が許され、罪も罰もない『天国ーヘヴァンー』。
“制約のない自由”
それが許される世界とは本当に“真の『天国』”と言って良いのか……。
───────────
無限に広がる花畑の中心に、一人の少女がいた。
どんなに踏み荒らしても、決して枯れることも折れることもない花々を眺め、彼女は一粒の涙を流す。
「ここは、決して『天国』なんかではない」
誰に届くことのないその言葉は空気と混ざり、やがて消えた。
彼女の言葉の真意は果
たして…………。
そしてこの『天国』に突然迷い込んだ高校生、雄翔。
彼は否応無くこの桃源郷たる『天国』に呑み込まれることになる。
果たして、かつて誰もが渇望した『天国』で彼が見るものは夢か希望か。
あるいは理想郷という名に隠された新世界の闇か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 18:00:00
22453文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある大地『テルア』に命あるもの全ては神の加護を有している。
テルアはそんな無限の可能性を秘めたエネルギー『テルアーチ』をめぐって空の島『ケイルム』と遥か昔から戦争を繰り返していた。
テルアーチを原動力とする兵器を次々と開発し襲い来るケイルム。
テルアーチを枯れさせない為にも必死で防衛するテルア。
この戦争の終わりとは──
逃走の途中、泉で特異体質の少年『リシュカ』と出会った『ヴァルク』
その出会いを皮切りに二人の物語は加速していく。
最終更新:2024-02-13 00:49:58
1975文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
時はいつのことだったか。
測り知れない力だけが有無を言わせるこの絶血階という世界に、今にも枯れそうな花があった。
傲慢であったはずの彼はその花を枯れさせまいと、絶対的な強者である“父”に反逆しては、“父”を殺し、絶血階にての反逆を成功させた。
「この後はずっと2人で」
その傲慢だった彼の願いは、たった3ヶ月で終わる。
彼――ユダ・トロイズムは何者かによって暗殺され、彼の恋人かつ彼が守ろうとした花であるハーデス・クラストフォビアは失意に堕ちる。
更にハーデスはそのユダを
殺した虚偽をかけられ、とうとう死で償うしか道は残されていない。
もう彼がいないなら、私の光であった彼がいないなら――死を覚悟するハーデスの前にもう1つの光が現われる。
忌みし光と地獄に咲く花が邂逅した時、忌みし光であるアフィリア・ヘマトフィリアは失意に堕ちたハーデスは言う。
「その手で奴の心臓を刳り抜く事こそ、救いであると知れ」
そうして忌みし光の手をとって、ハーデスは暗い牢獄で誓う。
愛しいユダを殺した“奴”の心臓を刳り抜く。
だがその先にあった真意は、とある誰かが遠い昔に愛しい誰かを守る為の虚偽だった。
これから始まるは1つの怪奇譚。
愛か、死か。結末はその2つしかなく、死こそがこの怪奇譚の幕を閉じる唯一の方法なのだ。
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異世界SF『彼ノ為ノ虚偽』
カクヨム様の方でも連載をしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 20:00:00
11206文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
エッセイ集、、川柳、、俳句、短歌、
最終更新:2024-02-06 23:03:12
4244文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
その桜は、枯れることなく永遠に綺麗に咲く。
全ての人が桜を忘れるその時まで。
キーワード:
最終更新:2024-02-06 10:58:21
764文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:黒猫かりん@「訳あり伯爵様」コミカライズ開始
異世界[恋愛]
短編
N9570IP
女は、魔女と呼ばれていた。
ボサボサの黒髪で山姥のような見た目の彼女は、小屋と言っても過言ではないような赤い屋根に住んでいる。
女の住む小高い丘から見える王都が、黒竜に襲われた。
王宮を執拗に攻撃する黒竜。
女が黒竜を視界に入れたところ、黒竜は女の目の前に降り立つ。
黒炎を吐き、女を攻撃するも、女はなんでもないようにその炎を払いのけてしまう。
「……あの。あんたさ、大丈夫?」
女がそう声をかけると、黒竜はびっくりして動かなくなった。
「よく食べて、よく寝た方がいい
よ。じゃあね」
その日から、黒竜は女のところで生活を共にするようになる。
邪険にしても尻尾をふりながらついてくる黒竜。
なついた黒竜はそのうち、女に対して、自分が昔は英雄と呼ばれた存在で、人に裏切られ続けたことでこのような姿になってしまったことを告白する。
『あんたは聖女だ。聖女は、世界樹の指示で、俺を殺しに来るはずだ』
『あんたが分からない』
そう言う黒竜に、女は笑顔を返す。
※ 精神的にボロボロになった傷だらけの黒竜が、初めての恋に落ちるお話です。
※ 主人公側に絶対的正義がある話ではありませんので、勧善懲悪がお好きな方はブラウザバック推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 18:55:57
6312文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:2868pt 評価ポイント:2632pt
種子保管所を出たヒューマノイドは西へと歩み始める。
旅はこんなふうにつづられる。
町その一。無人。死骸なし。〈カンバヤシ・モーターズ〉で酔電液を見つけ、ほろ酔いになった。
町その二。無人。パニックルームに死骸。こめかみに穴、手には拳銃。コンピューターを立ち上げたら、チェス・ソフトに0勝999敗の成績が残っていて、ログを読んだら、凄まじい罵倒の数々。
町その三。無人。死骸なし。〈フェラーラ・オート〉の自動車のエンジンから酔電液を抽出してほろ酔いになった。
町その四。無人。死骸なし。この町は植物もなかった。全て枯れ切っていて、この強力な除草システムの発生源は〈ビッグ・エンジン〉というガレージからだった。酔電液でほろ酔い。
町その五。無人。死骸あり。ふたり:死因は餓死。そのうちのひとりが手記を残す。
――やれと言われたことをやっただけだ。世界がそう言い訳する人間ばかりになった結果がこのざまだ。もし、このメモを地球外生命体が手に入れて、しかも、地球の言葉が分かるのであれば、全人類を代表して言おう。おれたちはとんでもないバカだった。やり直す機会は何度もあったのに、そうしなかった。このメモがヒューマノイドの手に入ったのなら、なぞなぞを出そう。『なかにタネが入っている楽器はなーんだ?』
こんなふうに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 11:05:44
14191文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:66pt
私の名前は森野ハナ、十六歳。乙女ゲーが大好きな至って平凡な黒髪ボブの高校一年生!
花屋を経営する父親と、ゲーム会社に勤めている母親と三人で花屋の二階で暮らしています。
今ハマっているアプリはなんと、母が私のために作った、私が主人公のこの世に一つしかない乙女ゲー!
「ハナの命は短し、恋せよ乙女」
主に会話の選択がメインの女性向け恋愛シミュレーションゲームだ。
四人の王子のうち、誰かと結ばれれば、真のエンディングを迎えることが出来る。とオープニングに流れるのだが、ゲーム
当初には攻略対象の王子は一人しかいない。
物語は、恵みを与える世界樹であるユグドラシルが枯れ始めて後退しつつあった世界―フローリア―が舞台。
ユグドラシルの樹を可哀想に思ったハナが癒したたことで、世界を救った花の巫女として認められてることから始まるのだが、持っていた生命力までユグドラシルに注ぎ込んでしまったらしく、元気そうに見えるハナの寿命は残り数年と診断されてしまう。生命力を分け与えることが出来る力を持つ四人の王子のうち、誰かと結ばれることができれば、寿命も元通りになれるし、王子にとっては、花の巫女を得られれば、他の三人の王子より強い権力を手にすることが出来るので、win-winの関係なのだ。
ただ、その、生命力を分け与える行為というのが、接触する必要があること。握手では微弱であるが、抱き合ったりするなど、スキンシップの濃度が濃いほどハナの生命力が上がる仕様になっている。ハナの生命力(隠しパラーメーターなので数値は見れない)が一定量の水準を満たし、王子の好感度が100%になるとエンディングを迎えるように設計されている。
ゲームの達成率を100にしないと気が済まないやり込みゲーマーであるハナは、ゲームにどっぷりとハマってゆくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 09:49:36
131833文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
異世界大迷宮資源探索活動記録に加筆した物です。
この世界は終焉を迎えた。
数百年前に大きな戦争が起こり、世界は荒廃した。
森は枯れ、海は干上がり、ほとんどの生物は死に絶えた。
しかし、生き残ったわずかな人間達は資源を得る方法を編み出した。
大迷宮から資源を持ち帰るのだ。
※カクヨムでも掲載してます。
最終更新:2024-02-01 20:24:21
7907文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
竜王の運命。……それは、アドルリア王国の王である竜王の唯一の妃を指す。
けれど、ラファリアは、運命に選ばれなかった。選ばれたのはラファリアの友人のマーガレットだった。
愛し合う竜王レガレスとマーガレットをこれ以上見ていられなくなったラファリアは、城を出ることにする。
すると、なぜか、王国に繁栄をもたらす聖花の一部が枯れてしまい、竜王レガレスにも不調が出始めーー。
一方、城をでて開放感でいっぱいのラファリアは、初めて酒場でお酒を飲み、そこで謎の青年と出会う。
運命を間
違えてしまった竜王レガレスと、腕のいい花奏師のラファリアと、謎の青年(魔王)との、運命をめぐる恋の話。
※カクヨム様でも連載しています。
そちらが一番早いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 23:01:28
101032文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:127pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:天原 重音
VRゲーム[SF]
連載
N0819HU
二年掛けて漕ぎ着けた退職日。
坂月菊理宛に身に覚えのない荷物が届いた。
届いた荷物の中身はネットゲーム一式とベータテスター選出されたと言う一通の手紙。
事前に色々と調べたが深くは考えず、無料だからと取り合えずプレイしてみる。しかし、届いたゲームは設定らし設定が存在しない、いわゆるクソゲーだった。
『魔力が存在する世界で数多の事が出来る、自由度の高いリアルゲーム。無作為選出した他のテスターとパーティを組む』以外に情報がない。
自由度が高いのならあれこれ試してみようと、
気付けばオタク魂が炸裂してしまった。
そして、組む事になった他のテスターはゲームとは程遠い人達。
ゲームに関して調べながら、情報を交換し合い、プレイする。
テスター期間の終わりから一ヶ月後、坂月菊理の人生が一変する連絡がやって来る。
全てはここから始まった。
これは、坂月菊理が何処にでもいるような人間だった頃の話し。
枯れた無職のアラサーオタク女が深く考えずに動く話しでもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 20:00:00
30779文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:168pt 評価ポイント:106pt
湧き出る思考の狂気と、の続き。
死んでもおかしくない理由を手に入れたものの、僕の心は軋み過程よりも結果を求めてしまう。
そして響きすらしない笑い声が枯れるまで……
最終更新:2024-01-30 00:47:03
1559文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大学卒業後、社会に馴染むことができずにニートのような生活を送る上田。
かろうじて続けていた学習塾のバイトも辞め、人と関わることがついになくなった上田はそこから孤独の沼へと向かっていくのだが、かつての親友との再会をきっかけに再び社会に和の中に加わることに。
関西にある温泉街の、とある旅館で働き始めた上田。
そこで過ごすうちに徐々に変わりゆく心情。見え始めた光。
ネパールからやってきた出稼ぎ労働者のスバスとの出会い。
サキちゃんとの出会い、初めて知った恋愛の尊さ。
そして、徐々
に崩壊して行く平和な人間関係。
私たちは、何を考えてどこに向かっていくのか、これは人生に迷ったとある青年の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 20:36:23
5967文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「枯れ木に花を咲かせるスキルだとぉ!? 何という役立たずスキルだ! 貴様のようなゴミなど追放だ!」
ある日突然、クラスメイトたちと一緒に召喚された主人公。
「花咲かじいさん」という能力を授かったが、ランクはEXのハズレ枠、しかも「枯れ木に花を咲かせる」だけの役立たずスキルなどいらないと城から追放されてしまう。
しかし追放先で魔物に襲われた主人公は能力が覚醒し、かぼちゃをジャック・オー・ランタンに変えてピンチを切り抜ける。
「花咲かじいさん」がとても強力な能力だ
と判明した主人公は、一緒に追放された美少女二人とともに身を守るため『居場所』を作ることにする。
はじめは何もないどころか汚染でマイナスだった土地は、主人公の能力で土壌が改善され豊かな農地になり――
やがて追放された人々が集まり、互いに強くなって――
――いつしか最強国家となって君臨するのだった。
「枯れ木に花を咲かせるーー無生物に生命を与える魔法ーー!」
これは異世界に召喚されて理不尽に追放された主人公が、農業で土地を発展させつつ、童話をモチーフにした能力で無双していく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 17:00:00
62518文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:42pt
作:amitosu
ハイファンタジー
連載
N1343IP
王国は聖体と呼ばれるオーパーツによって繁栄していた。それは神が人に授けたと伝えられ、人々はそれを教授し、また技術として広く大陸に拡散していた。
とある領地、一人の病弱な少女が絵本に記された薬草を求めて禁域へと足を踏み入れる。
背の丈の何倍もある大木の巨大な根を掻い潜り、少女は木漏れ日に照らされた枯れ木に囚われたソレを見つける。
「ーーあなた、お名前は?」
夢から醒めた人形は何を望むのか。
埋もれてしまった異世界の奇伝が、再誕する。
最終更新:2024-01-16 15:01:13
3465文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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