夕暮れ時の通学路。帰路をとぼとぼと歩く学生さんの姿があった。
彼の名はカオル。
この度テストで悲惨な点数を取り、親になんと言い訳したものかとしょんぼり歩いていたのである。
そんな彼に、転機が舞い降りる。
車に轢かれそうになったカオルの前に、なんとも胡散臭い自称女神様が現れたのだ。
この話は、うだつの上がらなかった少年が、なんとも胡散臭い女神様の、なんとも胡散臭い提案を受け入れて旅立った、異世界での日々を綴った物語である。
最終更新:2022-09-26 00:00:00
1721147文字
会話率:41%
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