監修:医療美術部および医療従事者の友人様方
クローディア・リドリーは若くして医者となった天才少女。
それもただの医者じゃない、人間の100倍はあろうかという巨大生物(幻獣)のお医者さん。
患者は軒並み100mサイズ。意思疎通は可能だが、とにかくでかすぎる。そこで新たな専門職が作られた。その名も「幻獣医」。世界に100人といない天才集団に幻獣の命運は託された。 Q1.患者が大きすぎて搬送できません。 A1.病院を動かしましょう。 Q2.救急車では医療機器を運べません。 A2
.輸送機を使いましょう。 Q3.人間用の医療器具は小さすぎます。 A4.軒並み再開発しましょう。 Q4.人間には扱えない代物ができました。 A4.幻獣の力を借りましょう。 果たして彼らは無事に治療を行えるのか? そして激務のクローディアにまともな睡眠時間は与えられるのか?
ーーーー現代医療の粋とファンタジー生物の疾患が本気でぶつかり合う、本格医療ファンタジーここに爆誕。まずは5mサイズのレーザー発振器官付属眼球に対する白内障手術。オイだから、オペ中にレーザーを打つなバカ野郎。「執刀眼科クローディア・リドリー、これよりK282水晶体再建術を開始します!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 04:49:11
25070文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:85pt
「呪い」に対して治癒師の回復魔法は無力であり、回復魔法が効かないものが「呪い」と呼ばれる。
回復魔法が非常に発達したこの世界では、医学は発展せず、薬学は民間療法の一部としてのみ認識されていた。そのため「呪い」にかかった者は自力で治すことしかできなかった。そしてその「呪い」が強かった場合には、誰も何もできないのである。
西方都市レーヴァンテインの冒険者たちの中でも最高と言われたSランク治癒師であるシュージ。彼はある日突然にその冒険者を引退するといい、大陸の反対側のユグドラ
シルへと移住することを決意する。
ユグドラシルについたシュージは、ある「呪い」にかかった冒険者と出会った。シュージは同行してくれた魔法使いのレナに「あれは呪いじゃない。……急性虫垂炎だ。僕ならばあれを手術で治すことができる」と言う。
シュージの本当の名は宮城修司、日本で外科医をしていた人間であり、彼はここユグドラシルの町に魔法で手術を行う病院を作るためにやってきたのだった。
元Sランク治癒師であるシュージが前世の知識を活用しながらユグドラシルの町で病院を作ってさまざまな治療を行う物語です。医療分野、特に手術に関する本格医療系チート×異世界を書いていきます。
*この小説は「カクヨム」でも発表しているものです。
*この作品に登場する医学知識に関しては専門家の第三者の監修を受けたわけではありません。架空の薬の材料なども登場いたします。現実で使用しようと思うと間違った知識や意見の違いがある可能性もありますが、そのあたりは寛容な心で読んでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 19:46:57
566880文字
会話率:57%
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