-月蝕- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:55 件
子供の頃から、喫茶店で働くことが夢だった。
大学二年次、夏期休暇の頃。
下宿先として世話になっていた祖父の家で読書をしていると、実家から尋ねてきた弟から一通の手紙を渡された。数年前に失踪して、現在も行方が分からない祖父からの封筒である。
曰く――喫茶店の店舗を用意した。場所は異界である。奇跡と魔術が存在する珍妙奇天烈な世界であるが、驚くなかれ。人生の糧としてくれれば幸いである――とのこと。
手紙に従い、同封された指輪をつけて裏庭にある蔵に行けば――蔵は、確かに異世界
らしき場所に繋がっていた。
驚いたのは、いつのまにか趣ある喫茶店にいたことでも、自由自在に魔法が使えることでもなくて。窓ガラス越しに見える風景――暗い空から静かに降る雪と、青白く光る巨大な満月であった。月光に誘われるように外に出て、何をするわけでもなく月を仰いでいれば、黒馬に乗ったひとりの騎士が通りかかる。
「もし、お嬢様。何をされているのですか」
「月を、見ておりました」
「月光を浴びてはなりません。月蝕病に罹ってしまいます」
「病気、ですか。あの月は悪いものなのですか? あんなにも綺麗で、懐かしいのに」
私の問いに、騎士は肯定も否定もしなかった。少々の間を置いたのち。
「月は、生ける者を惑わし、死せる者を裡に閉ざしてしまう――神の造った楽園です」
とだけ答えた。
その表情は、死別してしまった誰かを深く悼むようでもあり、あるいはその原因となった誰かを心底恨むようでもあり――私は彼の美しい顔に見惚れてしまった。
それが、私と彼の出会いであり――まだ名前すら決まらぬ喫茶店の、初めての客であった。 疲弊していた彼を奇跡で癒したことを契機に、私が聖女であるという評判が広まり、店は次第に賑わっていくが――。
巨大な満月を巡る、のちに聖女と呼ばれる少女と、熱烈な守護者となった騎士の物語。
――――
※あらすじは開発中のものです。実際の内容と異なる場合もあります。ご了承ください。
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構です。実在する人物、地名、所属、その他名称において一致があったとしても、創作上の偶然です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 02:55:56
375176文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:178pt 評価ポイント:64pt
闇と二つの月。
それが、黒猫といういきもの。
最終更新:2024-02-28 07:00:00
218文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:108pt
「靴をなくしちゃったんだよ。」
雨のなか、公園の中央に裸足で立っていた彼女と、失くしてしまった靴を探しながら、ぼくたちは、なににだってなれる気がして、そして、どこにだって行けるような気がしていた。
ふたりのどこまでも小さな世界を描く、一時の逃避行。
最終更新:2023-07-30 12:23:33
20050文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
零細企業、ジャンク屋グリムシェイド。その調達部隊である4人のパイロットたちは、フォートブレイク、インフィニットバーサス、それに伴うアナザーゲートドラゴンの騒動を経て、本拠地ジャンク屋に戻ってきた。それぞれ抱えるものを秘め、任務と日常に戻る最中、リーダー・アリスは一つの決断をする。
短編につき、完結。
別の話を書く場合は別小説として作成予定。
最終更新:2023-07-14 12:25:45
142066文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:16pt
陰陽師の式神 紫鳳は、契約を果たすことができず、火の元の国で、目が覚めた。主、瑠璃香は、術者であったが、何者かに大陸まで攫われてしまう。頼みの綱の宝剣も、瑠璃香を救う戦いで、割れてしまっていた。大陸に渡るには、月蝕の日の、神無神社に向かう事。従者の啊吽と大陸に渡り瑠璃香を連れ戻す事は、できるのか。契約が、切れれば、紫鳳は、元の姿に戻ってしまう。瑠璃香は、何故、大陸に行かなくてはいけなかったのか。
最終更新:2023-06-09 21:34:56
100644文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
作:十目 ヒサイチ
異世界[恋愛]
短編
N6425IB
ガイド冒険者のゼノアは今日も夢にうなされる。曖昧だった夢の映像と音が日に日に鮮明さを増していく。
「もうすぐ…、もうすぐ会えますね…」
夢の中で聞こえる女性の声…。
聞き覚えはないが、何故か懐かしく、安らぐ声…。
記憶ではなく、魂がその女性の声を求めている。
そして同時に身を焦がされるような酷い焦燥感と共に今朝もゼノアは目覚める。
百年に一度と呼ばれる新月月蝕が近づいていたある日、ゼノアはいつものように身支度を整え、メディルーカ城のガイドへ出発する……。
最終更新:2023-02-11 12:22:10
13297文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
太陽、地球、月が1列に並ぶ月蝕。
月への光を地球が遮り影に隠す。
それは、“月”が本当の姿をさらけ出せる時間。
最終更新:2022-11-08 22:10:52
685文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:44pt
ある朝気づくと、お転婆な『彼女』は厨二な『彼』だった。いや、今まで培ってきた生活も覚えているし、産まれた時から自分の前世も自覚していたのだけれど。改めてまじまじ自分を見ると何この美少女。……結局、『彼』であり『彼女』は、細かく考えるのをやめた。新しい人生、猪突猛進に進んでいこう。
最終更新:2022-10-15 15:36:27
710109文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:447pt 評価ポイント:163pt
生命の神秘が地へと引き摺り堕ろされてから、半世紀が経過した。
訪れたのは、人の手によって好きなように生命を生み出せる時代。
国家が、宗教がその行為をどれだけ禁忌としようとも、新たな生命は好奇心の元に創造され続けており、しかしその殆どは存在意義すら持てずに死んでいく。
その過程において、どの生命が最も優れているかを競う大会が秘密裏に開催されるようになった。
名は月蝕杯。
そこにおいて彼等彼女等は競い合う。
生き延びる為に。成功例になる為に。主人の為に。自身の欲望を満たす為に。
何を為そうが、陽の目を浴びる事は許されなくとも。その先に輝かしい栄光がなくとも。
それでもせめて、自分達を受け入れてくれる月華の下では輝かんと、その作り物の蝋の翼が溶けない内に足掻くのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 00:15:46
3762文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
作:弓良 十矢@お気に入りの作品は積極的に評価しよう!
その他
短編
N2744HI
月も星。
©2021 弓良 十矢
最終更新:2021-11-21 10:34:19
978文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:66pt
作:うさぎサボテン
ハイファンタジー
完結済
N3438GZ
近年世界を揺るがす集団――――月影の殺し屋。奇妙な仮面の男ムーンシャドウが指示する通りに暗殺を行う、まだ謎多きその組織に黒魔術師の少年クラシェイド・コルースも所属していた。彼には月影の殺し屋に入る前の記憶がなく、また、感情も薄かった。その為、自分の立場も行いにも関心がなかったのだが……。
ターゲットの男を殺した事で娘のクリスティア・リアンネに恨まれ、今まで感じた事のない感情を抱くようになる。後にそれは大きな迷いとなり、暗殺も上手くいかなくなってしまう。そして、クリスティアが
月影の殺し屋の青年に襲われている光景を目の当たりにした事によって一気に崩れ、クラシェイドはクリスティアの命を救って、結果、月影の殺し屋を敵に回してしまう。
月影の殺し屋に戻れなくなったクラシェイドはそれをきっかけに、失った記憶を集める事にし、唯一の手掛かりであるルナ教会のあるシヴァノスの街を目指す。
全てを知った上で彼の事をどうするか見定めたいと言うクリスティア、偶然目的地が一緒であるルナ教会の白魔術師を名乗る少年シフォニィ・ハルム、月影の殺し屋から抜けてクラシェイドを追って来たアレス・F・シェレイデン、神出鬼没な漆黒の情報屋カラス・ヴィル・レクスらと行動を共にし、クラシェイドは記憶と共に感情も取り戻していく。何度か寄り道をした後、漸く辿り着いたシヴァノスの街で全てを思い出し、そして、絶望する。
再び全てを失ってしまったクラシェイドであったが、そこに潜む男の野望に気が付き、阻止する事を誓う。
男が現世に復活させた世界を闇で覆う強大な敵に、クラシェイドと仲間達は挑み、大きな犠牲を払って安寧を取り戻す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 20:08:48
805612文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:28pt
作:清水悠(性悪狐)
現実世界[恋愛]
短編
N9260FG
2000年の見事な月蝕の夜の一齣。
……そして静寂の中、眩かった月に取って代わって赫い月が現れた。
田舎道に停めたハッチバック車のリアゲートを開けて、そこに腰掛けて月を眺めるまでの物語。
--
尚、2000年に私のサイト内「悠の書箱(http://www.lares.dti.ne.jp/~yew/ss/)」などで公開した
「赫い月に魅入られて……(http://www.lares.dti.ne.jp/~yew/ss/redMoon.html)」の再掲載となります。
最終更新:2019-01-28 07:00:00
1613文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
伝説の氷雪王を封じるための、十年に一度の大祭の日。
皇妃、瑞花と、皇帝の息子、紫檀が失踪。大地が鳴動し、赤い星が降った。
それから十年。
蘇芳の国では、魔の眷属が活発に動き出していた。
大祭をひかえた、夜神楽の日に、行方不明だった紫檀が、明らかな妖魔となって現れる。
紫檀の弟、緋鋭の命を受け、東雲誠治郎は、十年前の二人の失踪の謎を追いはじめる。
《夜語り》企画参加作品です。©秋月忍(2018/12/8)
※なろう、カクヨムの連載です。
最終更新:2018-12-19 20:00:00
36990文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:216pt 評価ポイント:152pt
15年前に書いた文章です。
昨日(12月13日)投稿した、
短編小説「宇宙の終わり」の内容に関連する文章ということになります。
最終更新:2018-12-14 12:05:32
966文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
月蝕の夜に現れる砂漠の幽霊船
あなたも乗ってみませんか?
最終更新:2018-11-22 13:07:45
1685文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
前世で一ヶ月の間に14人もの人間を殺害し死刑に処された東雲蓮は、気が付けば微妙にファンタジーな世界で幼い美少年に転生した。
異世界転生したのにチート能力の一つもなければ大貴族の子供とかいうわけでもない完璧なるただの孤児。
扶養家族を守る為、東雲蓮改めレンは今日もどこかで死体をこさえては漁る日々。
頑張れレン。負けるなレン。たぶんその内救いはあるぞ。
※仮ですがタイトルを決めました2018/10/14
最終更新:2018-10-14 20:52:27
7278文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:磯別学園高校『空想世界研究部』なろう支部
ローファンタジー
完結済
N3925CP
砺波氏景(となみうじかげ)。後に、数々の異世界を救うことになる男。これは、そんな彼が初めて異世界を救った時のお話である。
時は2002年4月。高校に進学したばかりの氏景は、『空想世界研究部』なる珍妙な部に入った。そしてここから、伝説は始まる。
今作は作者8名によるリレー小説です。
シリーズの他の作品を知らなくても読めるように構成しています。
なお、第78話までは以前に掲載した内容です。
現在、企画者のみが執筆にあたっている状態ですが、完結を目指して執筆を
つづけますのでよろしくお願いします。
企画者兼編集者 呉王夫差
参加者 呉王夫差 猫人@白黒猫 叢鎚雷禍 月蝕いくり 鵠っち アンドロマリウス まーりゃん スーパーキンモクセイ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 08:00:00
381408文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:12pt
月蝕の後なので、地震と寒波、停電が来たらどうなるかを少し考えました。
最終更新:2018-02-02 22:59:54
3513文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ファンタジーです。月蝕に異世界の入口が開くのはよくある話ですが。これも夢オチなのでしょうか。
キーワード:
最終更新:2018-01-31 22:51:28
443文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:桧山 いちか
ローファンタジー
短編
N8451DZ
――お姉様のお話によりますと、夜の湖に星屑が流れ出す頃、願い事を続けて三回途切れずに言いきることができたならば、その願いは何でも叶えられるとのことでした。そのお話を聞いてからというもの、私は毎晩毎晩欠かさず湖へと向かう日々でした。しかし星屑が流れることなど、一度たりともなかったのでした。
赤黒い月の出る夜、少女は願い事の機会に恵まれるが……。
最終更新:2017-05-23 00:37:01
2042文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
皆既月食の夜、ロボット技師の娘のiは皆既月食を見たがる。が、その皆既月食はただ月が欠けて見えるというものではなかった。月が欠けるとき町に降る驚異とは何か?
最終更新:2017-05-07 23:32:10
2930文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある月蝕の夜、とある学校の教室では、怪しい儀式が行われていた。
ところ改めて、涼宮 麻衣 は、新しい中学校生活に胸を踊らせていた。
そんな、涼宮 麻衣のハラハラドキドキの学校生活は果たさしてどうなってしまうのだろうか。
最終更新:2017-02-24 20:26:28
726文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:くろすろおどtkhs
現実世界[恋愛]
短編
N3120DT
路上ライブに青春をかける大学生は、パッとしない日々の中、とても不思議な女性と出会う。
「僕はあの日の選択を後悔していない。これから唄う歌のことも。どうしてかと言うと、ずっと、鼓膜の奥で鳴り響いているからだ。彼女が僕に歌ってくれた、月蝕の歌が。」
最終更新:2017-01-17 16:42:06
6971文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:24pt
10月9日……それは己の、そして知り合いの誕生日でもなければ祝日でもない。また、日食だとか、月蝕だとか、大災害が起こったわけでもない。年に一度、必ず廻ってくる、ありふれた秋の日だった。そう、今日までは。
本当に突然だった。
『おれね?はるのことが――。』
―え?
×××
ほのぼの系日常、人気者な彼と素直で純粋な彼女の嘘のつけないほんわかラブコメ。ちょくちょく出没する邪魔者(先輩)をどう耐用していかにスムーズに撃退できるか。……この恋、誰にも邪魔させない!
!寧ろ邪魔できない!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 22:33:35
1903文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
かつて、世界は黄昏の時代を迎えていた。
大地は焼け、獣は狂い、人が滅びかけた悲劇の時代。
刻が経ち、その傷痕が残る世界と、その傷痕を忘れた人々が生きる世界で。
月蝕《ツキハミ》と呼ばれる悪魔の少女と、愚か者《ニンゲン》であるクライが出逢ったことではじまった、泥だらけの物語になる予定です。
最終更新:2016-08-27 18:20:31
92846文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
人類がいなくなった地球の地下施設で、自分を作った博士と一緒に暮らす自動人形の女の子のお話になります。
最終更新:2016-06-11 22:59:24
11493文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
ある街で起こった皆既月食、月蝕直前に月光が紫色へと変わり直視した人々は人知を超えた力を得ると同時に視覚と理性を失い、まるでゾンビのようになった。
そこに古代の禁器『パンドラ』に呪わし一族の末裔の少年が現れ、少女を救う。
人々をゾンビに変えたのは六つある『パンドラ』の一つらしい。
そして、ラストに待ち受ける『パンドラ』所持者とは…。
最終更新:2015-08-26 16:38:59
6590文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:九JACK
ヒューマンドラマ
完結済
N5546CQ
二人の血の繋がりのない、けれど誰より固い絆で結ばれ、瓜二つの容姿をした、よく似た名前の少年がいた。
「紅茶豆乳の色は一言で言うとピンクだと僕は思う。
しかし、一般的なピンクではないかもしれない。ピンクというと、桃色を思い浮かべるだろう? けれどあのピンクは、血のような……月蝕の日の夕暮れのような、あの暗さを帯びた紅に濁った白を溶かしたような……そんな色なんだ。
僕の中では、赤を白で薄めた色がピンクだ。だから、紅茶豆乳のその色も、ピンクと呼べるんじゃないかと思っている」
「へえ、君にはピンクに見えるんだ。俺にはね……茶色に見える。紅茶ってさ、蒸らしすぎると茶色になるんだよ。味も渋いし。その渋味をごまかすための、中途半端な俺の色なんだよ。紅茶豆乳の薄茶色って」
アフターイースター参加作品↓↓
http://mypagek.syosetu.com/mypageblog/view/userid/310716/blogkey/1142951/
テーマカラー
メイン:茶色
サブ:ピンク、オレンジ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-11 03:00:00
30712文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
――気が付くと怪物に生まれ変わっていた――
現代を生きていたであろう主人公は、ふと気が付いたら、魔峰として人々に恐れられるエトナ山に生れ落ちていた。
元の記憶も身体も失った主人公が、怪物の記憶に引き摺られながらも、懸命に生きていく御話です。
最終更新:2014-11-25 11:01:38
3822文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:7pt
夜の世界に迷いこんだ《 》の話
《 》は無事に自分のこと思い出し、帰ることが出来るのだろうか
最終更新:2014-10-10 01:00:00
344文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
きみとふたりで、秋の寒空の下、月食を見ている。
2014.10/8の皆既月蝕中に思い誤って書いたものです。
キーワード:
最終更新:2014-10-09 11:28:00
1140文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
この世界には加護と呼ばれる絶大な力を持たされた存在が居る。その世界に落ちたのは一人の青年、幼き頃まで戻り知識だけ身につけその世界で歩く。その身に巣食うクラウシュラという加護の力を宿しながら。
求めるは真実、願わくは己が奪ったで有ろうこの身の本来の存在へ祝福と贖罪を。その者、果たして踊らされるのは加護か世界か。
Moonphaseの改訂版になります。随所設定や性格が変更されています。改訂前の話は参考程度で忘れて頂いても構いません。
最終更新:2013-07-21 20:00:00
730819文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:19546pt 評価ポイント:7644pt
「月と魔術師と預言者と」番外編。
獣の嘆く地と称される街は、今や三つの武力が争いあい、荒廃に向かっていた。
勢力のひとつ、自警団に所属するウルフはある日、貴族の娘の依頼を受ける。
そして出会ったのは謎の“仮面怪盗シュヴァンツ”であった…。
最終更新:2013-05-06 19:18:12
56458文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
スゥイ=エルメロイ
スオウ=フォールスの副官として大陸戦争に参加する最強の弓の使い手
戦争に翻弄され波乱万丈な人生を送ることとなる彼女の平和だった頃の一齣
※月蝕とはリンクしておりませんのでご注意ください。
最終更新:2012-08-16 10:43:15
50500文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:3250pt 評価ポイント:2138pt
高校に入学した私は夕暮れの図書館で恋をする。
けれど彼は恋をすることを拒んでいて。
最終更新:2012-04-27 23:02:08
1251文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:11pt
病院のなかで道に迷った樫は、美しい女に連れられて、夜の病室を巡っていく。
最終更新:2012-04-20 03:06:02
6510文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
皆で幸せな二人の甘い甘い小説を書こうという企画です。
皆の書いた穏やかで幸せな2人のお話が読みたいという気持ちからこの企画は発足しました。
まだまだ参加者様は募っているので興味のある方はぜひご参加してください。
最終更新:2011-12-12 20:37:53
6023文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:19pt
秘封倶楽部の二人が月蝕を通して呑んだりするお話。
この話は東方Projectの二次創作作品です。
最終更新:2011-12-11 04:45:42
4181文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
この恋はきっと誰にも許されることはないでしょう。きっと彼の中でも許されてはいないのです。だから彼は何度も私のことを求めます。それでも私は彼が好きです。誰にも許されなくても私だけは許します。彼の中の『特別』は私だけのものなんですから。
最終更新:2011-10-30 23:38:23
945文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:49pt 評価ポイント:45pt
早朝のサークルルーム、眠りこける誰かさん。
「珍しいね、こんなところで寝るなんて」
無愛想だけど実はお茶目な君と、バースデイプレゼントの一こま。
月蝕様発足の企画「それは甘い20題」参加作品です。
最終更新:2011-10-18 20:09:39
2571文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
スプラッター記事を主に取り扱うグロ雑誌、月刊ホワイトで記者を勤める村田健作。彼は仕事で、「月蝕村」という田舎村に取材へ行く事になった。そこで彼は、夢か現つか判断しずらい体験をする事になる。【仮面3とdarkkivaさんの協力作品第一弾! 宜しく御願いします!】
最終更新:2011-07-09 14:00:00
9667文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ただ横から君を眺めていただけ 今もここで
あの恋は優しくて優しくて泣いてしまいそうなほど優しい恋だった。
大人に成りきれなかった僕と子供ではいられなかった彼女。
最終更新:2011-03-24 01:34:30
565文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
好きすぎて触れるとびっくりするほど、どきどきするのを自分的に表現してみたつもりです。
最終更新:2011-03-03 23:26:39
632文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:15pt 評価ポイント:15pt
一人は利用するために嘘をつき、もう一人は愛されるために嘘をつく。
ある一人は全てを手に入れるために、最後の一人は守るために嘘をつく。
彼等は嘘をつく。ただ愛されるためだけに。
これは嘘と偽りの物語。彼等が選ぶのは破滅かそれとも―――――
最終更新:2011-02-23 23:22:26
508文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:102pt
総合ポイント:15pt 評価ポイント:15pt
―――――ねえ、私達はどうすれば報われるのかな?
一方通行の思いを持った少年と少女達のお話です。
最終更新:2011-02-21 14:32:46
3234文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:16pt
あなたはすでに誰かのもので
他愛ない会話や思い出以外増えてはいかない。
けれどそれでも私はきっと彼以外好きにはなれないのだろう。
そう例えば―――――貴方に好きな人がいてもきっと私は好きなのだ。
きっとずっと彼が好き、で。
最終更新:2010-12-13 23:16:47
607文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
変わることが怖かった。変わらないものなんてあるはずがないのに。
変わらないものがあるのだと信じていたくて。ずっと友達でいられると思っていたくて。
変わりたくなんてなくて。この関係を壊すなんてことできなくて。
最終更新:2010-11-14 01:31:56
1197文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:29pt 評価ポイント:29pt
身勝手な貴方はいつも私にこう告げる「好きだよ」と。
私がいくら手を伸ばしても触れることすら出来ないのに。
どれだけ望んでも、どれだけ欲しても手に入れることなんて出来ないのに。
最終更新:2010-10-27 23:43:17
1105文字
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どこまでもずるい人と知ったのは夢中になった後。
捨てられるのがただ怖くて、傍にいたくて、離れたくなくて。
すべてを求めてしまいそうで、依存してしまいそうで、嫌われたくなくて。
諦めることができたら楽なのに。できなくて。思うだけでも切なくて。
最終更新:2010-10-02 20:38:47
854文字
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あいつはわたしの幼なじみだ。
小さい頃はよく一緒に遊んでいたあいつも、今ではすっかり男の子になってしまった。わたしの方が随分と高かった身長は、私達が中学生になってからすぐに抜かされてしまった。わたしの方が出来たはずのスポーツも、今では全くと言っていいほど敵わない。あいつがぐんぐんと進んでいく度にわたしはひとり置いていかれた。もうお前は必要ないと、そうはっきり言われているようでわたしは時々無性に怖くなる。
最終更新:2010-10-01 17:29:07
749文字
会話率:12%
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