-時空モノガタリ- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

2000字以下の超短編小説を詰め込みました。 2019年12月15日に閉鎖される「時空モノガタリ」さんへの投稿作品です。 何度か賞もいただきました。 感謝を込めて。

海岸に倒れている、一人の男。 白い髪に、長く伸びた白い髭のその男は、浦島太郎。 浦島太郎は頬と両腕に砂の感触を感じながら、何故こうなってしまったのだ、と自問していた…… 【時空モノガタリ投稿作品】です。

週に一度、彼と彼女は出逢う。 マンションのゴミ捨て場で。 そこに別に特別な意味は無い。ただ、お互いに軽く会釈を交わすだけの関係だ。 そして、今日も二人はゴミ捨て場で出逢う。 【時空モノガタリ投稿作品】です。

スラム街で育った俺は、マフィアの一員として、多くの罪を重ねてきた。 そんな俺が出会った一人の女性。 彼女は、いままでに出逢ったどんな人とも違った。 ……そして俺は今、椅子に縛られ、口から血を流す彼女に銃口を向けている。 【時空モノガタリ投稿作品】です。

目が覚めると、枕元に妻が立っていた。 けれども、彼女はもうこの世にいないはずだった。 きっと、これは夢なのだろう、ともう一度眠りに就こうとして、怒鳴られた。 「――っていや、待てコラ！　嫁が枕元に立ってんのに寝るな！」 どうやら、本当に彼女はそこにいるらしい。 久し振りに見た彼女の笑顔に、少し泣きそうになった―― 【時空モノガタリ投稿作品】です。

「必ず、帰ります」 そう言って、彼は戦地へと赴いた。 彼の配属先は最前線。激戦は必至。 それでも、私はほんのわずかな可能性を信じて、 「お待ちしております」 と答えた。 ――彼は、今日も帰らない。 【時空モノガタリ投稿作品】です。

雨上がりの河川敷を歩いていると、向かいに一人の男を見つけた。 彼は、三十代の半ばくらいだというのに、典型的なバンドマンのような恰好をしている。 そして、彼は宙に浮いていた。 【時空モノガタリ投稿作品】です。

膝の上で目を閉じる、猫のふじまる。 小学生の頃から飼っていた彼はもうずいぶんと衰弱してしまっている。 きっと、もうすぐ彼は逝くのだろう。 彼は、私の家で飼われて幸せだったのだろうか。 僕は、彼女の膝の上で目を閉じている。 きっともう、僕は逝くのだろう。 僕無しでも、彼女は大丈夫だろうか。 彼女は小さな頃から泣き虫だったから。 【時空モノガタリ投稿作品】に修正を加えた作品です。

エレベーターに乗り込んだ男の身に起こった出来事とは！？（時空モノガタリ投稿作品）

クラウンとしてパフォーマンスをする僕。 今日も、観客からは盛大な拍手が起こり、僕は深々と頭を下げる。 けれども、そんな観客の中でただ一人、つまらなさそうに立ち尽くす少女がいた。 そんな彼女をなんとしても笑顔にしたくて、僕は日々パフォーマンスに磨きをかける。 【時空モノガタリ投稿作品】です。

魔女である私は、人類が滅んでからも生き続け、数千年もの時を経た。 自分の名前さえも忘れてしまったそんな私の目の前に、一人の男の子が現れた。 【時空モノガタリ投稿作品】です。

クリスマスイブ。 雪のあまり降らない地域に住む亜梨紗は、うずくまって泣いていたお隣さんのマナちゃんを見つけた。 マナちゃんは、雪がクリスマスイブなのに降らない、と泣いていたのだ。 そこに、亜梨紗のクラスメイトの拓真が現れた。 彼は事情を聞くと「よし、それじゃあ雪を探しに行こう」と言って、マナちゃんの手を引いた。 【時空モノガタリ投稿作品】です。

私のお父さんは泣き虫だ。 ちょっとしたことでもすぐに涙を流す。 けれどもその日、お葬式でお父さんは涙を流さなかった。 誰かのお葬式で涙を流さないお父さんの姿を見るのは、初めてだった。 そして、家に帰ったお父さんは…… 【時空モノガタリ投稿作品】に、修正を加えた作品です。

一部に残酷な描写？を含むかもしれません。 この作品は時空モノガタリ様、エブリスタ様にも掲載しています。

冒頭部分や一部戦闘？シーンなどに残酷な描写が含まれている？のかもしれません この作品は時空モノガタリ様、エブリスタ様にも掲載しています。

かつて、私は月に恋をした。 けれども、今は空に私がかつて恋をした月の姿はもうない。 だから、今日も私は誰もいない美術館へと向かう。 【時空モノガタリ投稿作品】に加筆修正を加えた作品です。

バンド活動をしているカズはある日、ライブの観客の中に、一人の女の子を見つけた。 手を上げたり、声を上げたりしてノッているほかの観客たちとは違い、彼女は目を閉じ、聞き入るようにその場に立ち尽くしていた。 その子が気になったカズは。ライブ終わりに彼女に声を掛ける…… 【時空モノガタリ投稿作品】に加筆修正を施した作品です。

かつて、人類は存続の危機を迎えた。 その危機を乗り切るために、人類が最後に縋ったのは、ＡＩだった。 ＡＩにすべての人類の管理を託し、生き長らえる。 ――けれどもそれは、本当に生きているのだと言えるのだろうか。 そう問いかけるリヴェは、僕の目の前で…… 【時空モノガタリ投稿作品】です。

「もう、別れよう」 　そう言って、彼は今日も去っていく。その背中を見ながら、私は 「貴方の気紛れが起こらなければ、また明日」 　と、再会を祈る。 　――私と彼の、別れと再会を繰り返す毎日は、明日も続くのだろうか。 【時空モノガタリ投稿作品】に、少し改稿を加えさせていただきました。

放課後、僕の隣に座る彼女との距離はあと２ミリ。 彼女に伝えたい言葉を、今日こそ僕は伝えるのだ、と勇気を振り絞る。 【時空モノガタリ投稿作品】

アスカは傘を回すとタイムスリップすることができた。 だから雨の日が好きで、雨が降ったその日も、彼女はいつものように傘を回してタイムスリップをした。 そして、一人の男の子と出会った。 【時空モノガタリ投稿作品】 第１１８回 時空モノガタリ文学賞：タイムスリップ 受賞作品

時空モノガタリに投稿した2000字前後の小説をまとめました。 ジャンルは雑多で、思いついたものをその時々で書いています。 ※個人サイト及び他サイトとの重複投稿です。

　俺の名前は北口祐介（きたぐちゆうすけ）。都内のIT企業で働いている。俺のアパートには幽霊が住んでいる。別に怖いやつではない。いつもこいつには仕事の愚痴を聞いてもらっている。 時空モノガタリというサイトに投稿した作品です。

この作品は時空モノガタリにも掲載しています

5000字未満の短編たち さくっと読める、一口サイズの物語たちです。 箸休めにどうぞ 更新は不定期です。

　オカルト関係者の間である『お化けマンションの４０４号室』の話が噂になった。 「髪の長い女が夜な夜な枕元に立つ」 「部屋で火事が起きたので飛び出したのに、何も燃えてなかった」 　正直よくあるような噂だが、それをメシの種にしているのが俺達だ。 　噂を辿り、ようやく辿りついた通称お化けマンション。 　オレが借りたのは──噂の４０４号室ではなく３０４号室だった。 　時空モノガタリ【３０４号室】用に作成。

新宿へやってきた男が体験した事とは…。(時空モノガタリ投稿作品)

あちらこちらで工事が行われている理由。(東京新聞300文字小説修正投稿 時空モノガタリ投稿作品)

あるマンションの一室で発見された男の遺体…。(時空モノガタリ投稿作品)

男は自分の体に鞭を打ち仕事をする。(時空モノガタリ投稿作品)

天井の木目を見ていると…。(時空モノガタリ修正投稿作品)

今日も田中助手は遅刻してきた。(時空モノガタリ加筆修正投稿作品)

そこは、他の動物に変わる事の出来るお店だった…。(時空モノガタリ投稿作品)

新しい楽器を作った男の話。(時空モノガタリ投稿作品)

不動産屋が紹介した物件には…。(時空モノガタリ加筆修正投稿作品)

相手を慰め続ける女性。(時空モノガタリ投稿作品)

ある優しい装置が搭載された…。(時空モノガタリ投稿作品)

青年がトランペットを吹くと…。(ネット小説大賞五 時空モノガタリ投稿作品)

ある一枚の絵を観た評論家達が話している。(時空モノガタリ投稿作品)

僕はある時死のうと思った。できたら彼女と一緒に。そしてプロポーズをしようと思っている。 彼女はなんて答えるだろうか。 そして自殺の日を迎える。 それは、優しい裏切りのお話。 この作品は「時空モノガタリ」にも転載しています。

ある日、突然現れた憧れのヒーローが…。(時空モノガタリ投稿作品)

なんでも開ける事の出来るカギがあったとしたら…。(ネット小説大賞五 時空モノガタリ投稿作品)

ポケットを叩くとビスケットは…。(時空モノガタリ エブリスタ投稿作品)

夜遅く、博士の研究室を訪れた者が…。(エブリスタ改編 ネット小説大賞 時空モノガタリ投稿作品)

頑固一徹のラーメン屋の店主と客達との闘い。(共幻文庫短編小説コンテスト エブリスタ 時空モノガタリ改編投稿作品)

ある日、運命の赤い糸が見えるようになっていた男は…。(エブリスタ ネット小説大賞五 時空モノガタリ改編投稿作品)

引っ越し当日、物思いにふける男。(東京新聞300文字小説修正 時空モノガタリ加筆修正投稿作品)

セールスマンが紹介する撃退商品とは…。(時空モノガタリ ネット小説大賞五投稿作品)

行列に並んでいる人の話です。(エブリスタ 時空モノガタリ投稿作品)

ショートショートです。 第１１０回 時空モノガタリ文学賞 【 雨 】にも投稿しています(なろうの方では少し改変を加えています)