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検索結果:132 件
全身を振動させれば、セミの小さい体でも大きな声が出る、ということを踏まえて、オペラ歌手の体格に思いをいたすとよい。
最終更新:2024-04-23 11:41:18
372文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:paiちゃん
ハイファンタジー
連載
N0016EI
恒星間を渡る手段は科学の発展によりイオンエンジン、重力場推進機関、さらには物理法則を書き換えて上位次元に入りこみ異なる空間に現れる亜空間跳躍航法までを人類は手にするまでになった。
あるプロジェクトが終了したことで、1人のパイロットが愛機とともに他の恒星系へと旅に出る。
安易な旅と思っていた矢先、亜空間跳躍航法で恒星間を渡っていた機体が、重力振動の余波を受けて真っ二つに裂けてしまった。
裂けた機体はパイロットの半身もろとも別の空間に具現化したが、高度の技術力で作られた
機体は半分になっても、その機能を維持し再び再生することができる。
それぞれが具現化した世界は、同じような世界だが平行世界ということなのだろう、同じような種族、同じような名前の人物が存在している。
だが、大きく異なるのは、片方が高度な科学技術を持った世界であるのに対して、もう片方は魔道科学の発達した世界だったのだ。
やがて意識を取り戻したパイロットは、以前の記憶をおぼろげに思い出せるだけだった。そんな彼らを保護したのは、騎士団と呼ばれる採掘業者だった。彼らが騎士団を名乗るのは、プレートアーマーに似た戦機と呼ばれる機体を彼らが使っているからに過ぎない。
彼らに戦機が必要なのは、荒野での採掘リスクのためだ。恐竜によく似た魔獣と呼ばれる大型生物が闊歩してる。
騎士団は魔獣を倒して魔石を得る。
暮らしは短調だが、それなりの喜怒哀楽を得ることができる。
そんな中、突然に訪れる海賊団との闘い、大きな異変、さらには彼らを縛ろうとする存在との対立に巻きこまれてしまう。
※以前に作成した「我等ヴィオラ騎士団」の設定と構成を見直して書きなおしたものです。
単に書きなおすだけでは面白くありませんから、優れた科学は魔法と同じということで、「ヴィオラ騎士団(SF風味)」と「ヴィオラ騎士団(異世界風味)」の2つを作ることにしました。
2つの物語のはじまるきっかけは同じですから、あらすじは同じ文章になります。
※※機動要塞を少し大きくし過ぎました。プロット変更と共に、既存部分の誤記修正を行っています。修正後の投稿は話数の前に『M』で表示します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 11:33:22
1662183文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:114pt
総合ポイント:6206pt 評価ポイント:2988pt
作:桜 こころ
現実世界[恋愛]
完結済
N2952IX
困難を乗り越え希望を見出すピアニストたちの物語
「静寂の音色」は、突然の事故で聴覚を失い、音楽への情熱を諦めかけていた高校生・梓が、盲目のピアニスト・海斗との出会いを通じて新たな音楽の世界を見つける物語です。
触覚や振動を通じて音楽を感じ取る梓の挑戦は、伝統的な音楽界の枠を超え、多くの人々に新しい音楽の価値を示します。
困難を乗り越え、希望を見出す二人の旅は、音楽が心で感じるものであることを教えてくれます。
最終更新:2024-04-17 16:51:35
5445文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
精霊の源泉地と言われるアヴァロン島。
その聖地が魔族と呼ばれる存在に占領され、精霊弱化が始まってから数百年が経つ。
聖地奪還を目論んだいくつもの勇者パーティーや連合騎士団もそれが不帰の嶮であると証明するだけだった。
各国が奪還計画に倦んでいたころ、『智慧の貪狼』を名乗る魔道学者は考えていた。
英雄でも大軍でも無理なのだとしたら…。
■
「荷役、鍵師、鍛冶屋に学者ってパーティな時点で、早晩立ち行かなくなるとは思っていたけどだな…」
「だからわざわざ助っ人を頼んだのでしょう?
」
「その助っ人が『料理人』ってのは、極め付きだろ! 真っ当なパーティの連中がこれを聞いたら当分酒のツマミに困らんぞ」
■
「ええ、アルミという金属にチタンという金属をコーティングしたものです。どちらもレンガ山で採れますよ」
ともに鉄より軽く、錆びなくて丈夫であると伝えると、親方はギラっと目の色を変えていろいろと質問を浴びせかけてきた。
だがどちらも高温での酸化に弱く、鋳掛やロウ付け、焼入れが困難なことを知るとスーッと目の色が戻ってしまった。
さらにアルミは曲げ加工に弱く、チタンは切削加工が難しい。
鉄みたいにぶっ叩いて曲げて切ってくっつけてという技法がまともに使えないのだ。
「つまり『鉄は王様』ってことだな」
ああ、真実を突いてしまった。
あれだけ金属加工技術の進歩した現代地球でも、一番活用されていたのは、やはり鉄なのだから。
■
「ええ。まず音声というのは空気の振動ですよね?」
その振動が魔導線の繋がれた極薄の金属板に当たり、金属板は魔石から接続されたもう一方の金属板に対して触れるか触れないかの距離で振動する。
魔力は魔導体を伝わるほどではないにせよ、空間を飛ぶ性質もある。
わずかな隙間であれば、その距離に応じて少しは魔力が流れる。
その魔力波形は魔導線を伝わった先に設置された風魔法の魔導紋によって空気の振動に戻される。
「始めは魔力波形を物理振動に戻す仕組みが要るかと思ったのですが、風の魔導紋で直接いけると解りましてね」
「ええ、魔導紋というものは概念的な動作をするから、理論上は遅延や損失が皆無と言われてるのだけど…」
だが、それをこのように利用するなど考えた者はいるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 15:13:00
777877文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
語感がいいのか、喉の振動がクセになってるのか分かんないけど
最終更新:2024-04-01 13:19:26
492文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:36pt
【シリーズもの】【一話完結型】
ダン!!!殴られた壁から振動の余波が伝わる。
メリハリのある豊かな身体を持つ側妃が拳を壁にめり込ませていた。…素手で。側妃は居丈高な態度でこう言った。「わたくしを、誰だとお思い?」
権力と物理で周りを黙らせる系側妃の話。
最終更新:2024-02-26 11:27:16
13369文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:10766pt 評価ポイント:9886pt
金属内のマイナス電荷の電子とプラス電荷の原子核は、プラズマを形成します。プラズマの振動をプラズモンといいます。プラズマの振動は、量子力学的に1個2個と数えることのできる粒子で、プラズモンと呼びます。
最終更新:2024-01-22 08:00:00
238文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
作:パパスリア
空想科学[SF]
完結済
N6665IO
彼女は神様に文句を言いに行った。
本作品はカクヨムにも重複投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887743825
※この作品は、性的描写があります、ご不快に思われる方は読まない様に願い申し上げます。
瀬楠 望は、彼女が欲しいと思っている普通の男子高校生。
そんな彼は、所属する部活、成功研究部部長、才籐 一が作ったAIに、いちゃいちゃ出来るプランを出してもらう。
その計画は、“困窮する女の子を援助しよう”、と言う
ものだった。
誰も助けてくれなかった社会、懸命に生きる神楽坂 許と出会う。
許の事が好きで好きで仕方がない望は、彼女を助ける事を決意。
だが幸せを目前に、許の身に更なる理不尽が襲い掛かっていた。
望は許を助ける為、才籐 一が作った薬で、固有振動と重力波、画像データを使い(才籐 一の仮説)、タイムリープを試みる。
※この物語は全てフィクションです。似通ったところがあっても、異なる国、異なる世界、異なるルールの中でのお話しと認識頂き、私達の世界と混同なさらない様にお願い申し上げます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 17:08:49
22440文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
特定の文字を使わずに書かれた文章――リポグラム。
全ての文字を一度だけ使った文章――パングラム。
逆さまから読んでも意味の通る文章――回文。
言葉の最後と始めをつなげて書く――しりとり。
区切る場所を変えると意味の変わる文章――ぎなた読み。
文頭だけ集めて現れる新しい文章――縦読み。
全ての文字を並び替えて別の文に変える――アナグラム。
その他、etc⋯⋯。
この短編集では、そんな言葉あそびを各編にまとめた、一話完結型の掌編小説たちです。
小説というの
は、全てが言葉でできています。その言葉を表す文字は、本来なら意味なんて何もありません。ただの記号。白と黒の濃淡の組み合わせ。空気の振動。
しかし人類はそこに意味を与え、無限の広がりを持つ空間を作り出しました。
さあ、皆さん、言葉で遊びましょう!
この短編集では、各編の初めにその言葉あそびに関する概要を説明するページを載せています。
「リポグラムってなんだろう?」とか疑問に思った方は、初めにそちらを読んでみてください。
すでに知っている方は、いきなり本編を読み始めてもOKです。
基本的には、どこから読み始めても大丈夫なようになっております。
また、作品の性質上、文章の折り返す位置が重要になる作品(縦読み作品など)もあります。そういった作品には、タイトルに「☆」マークをつけているので、タイトル横の「表示調整」というボタンを押していただいて、適宜文字のサイズを調整していただけると幸いです。
番外編もあるのでぜひ読んでいってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 16:00:00
151269文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:232pt 評価ポイント:178pt
普通の金属と超伝導状態の電子の話です。
最終更新:2023-11-04 22:00:00
366文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
ネコのゴロゴロ音。あの音と振動、何とも言えず心地よくて、あれを聴いてるだけですっごく癒されますね。ネコ自身も気持ちいい、そしてそれを聴く人間も、いっぱい癒してくれる。
その秘密をちょっと調べてみたら、驚きの事実を知りました。
最終更新:2023-10-07 12:42:29
1262文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:238pt 評価ポイント:234pt
作:ヘボラヤーナ・キョリンスキー
ハイファンタジー
連載
N3581DR
【第一章あらすじ】
死んだら驚いた!
現代日本で死んだはずの俺は、魔法と魔物の跋扈する異世界で、同じく死んだであろう一人の戦士として生き返る。
豚面肥満体で、なんとも馴染みのある「オーク戦士」として───。
チートもねえ、スキルもねえ、転生特典ナニモノだ!? ハッ!
オラこんなオラ嫌だ~! ……と言うこともなく、ぼんやり始まる異世界ライフ。
しかしこの異世界は、俺のそんなぼんやりマインドとは無関係に、帝国は崩壊し群雄割拠な無法地帯ばかりの、えらい状況なのであった
。助けてエラいヒト!
【第二章あらすじ】
俺はJB.ただの糞ガキ。LA生まれ異世界育ち、悪い孤児達、だいたい友達。
そんなこんなで生まれ変わったのは悪名高い“迷宮都市”クトリア。邪術士シャーイダールの元で、地下遺跡からお宝を発掘する仕事をして日々を凌いでる俺は、あるとき死にかけのドワーフの世話係になる。
そいつが息を吹き返して最初に言った言葉が、「ここはベガスじゃないのか?」。
「こっちの世界」で初めて出会った“同じ世界からの転生者”だが、このオッサン、どーにも色々ズレていて───おい、アンタ一体ナニ造ってンだ!?
【第三章あらすじ】
金持ち私学の海外修学旅行。その帰路に就く飛行機の中、俺、真嶋櫂(マジマ・カイ)は突然の強い振動に起こされる。横に座るダチは青ざめて「ハイジャックだ」とか抜かしやがるし、確かに色黒の男が何やら大騒ぎで暴れてる。振動はさらに激しく大きくなり、急下降を始めて機内はパニックになるが───次の瞬間俺たちは、真っ赤に染まる空の下、瓦礫と岩山の荒野に居た。
現れた不気味な爺が言うには、「君たちはみんな死んだ。別の世界へ生まれ変わらせてやろう」。
イカれた場所でイカれた提案。そして生まれ変わった俺たちは───犬、猫、猿、犀、猪に……魔人(ディモニウム)? 戦乱渦巻く危険な世界で、化け物相手に大立ち回り。その先で俺が突きつけられたのは……、
「───さよならだ……。
もし縁がまだあるならば、また会うこともあるかもしれんな───」
(※アルファポリスに重複投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 05:00:00
3049460文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:1037pt 評価ポイント:319pt
主人公はブラック企業に勤めるSEでふるさと納税だけが趣味の低所得で残念な二十三歳。
今日も愚痴を漏らしつつ湿気だらけの狭いワンルームの一室でこたつの中で納税サイトと睨めっこ。そんな彼にとある自治体が目に止まる。
その自治体は異世界市。
「返礼品が貰える納税額は……百円、安っ」
返礼品は庭付き一戸建ての譲渡とセットで自治体への永住権。その上、引越し費用も自治体持ちで準備金もある。社会人になってから有休消化すらした記憶のない彼はその口実になればと言う一心で納税を決
意した。
納税手続きを終え、泥のようにコタツの中で眠りに就いた彼は目覚めと共に久しぶりの感覚に襲われた。
ユサユサと誰かが彼の体を揺する、その振動が部屋に差し込む朝日と一緒になって疲弊した彼に起きろと促す。目を覚ますとそこには見知らぬ美少女の姿があった。
彼は出会った少女からふるさと納税で異世界に移住したこと、そして彼女自身は永住権のために自治体が準備した嫁だと告げられた。彼は異世界市と言う自治体ではなく異世界に納税したこと、そしてその世界では一円が国家予算に相当すると知り低所得者から資産家へと階段を駆け上がった彼に件の美少女はパラサイトと化すも実は彼女は三十九歳のアラフォーだった。
そして永住権は現地の人間と結婚しなくては手に入らない。
彼は真の異世界移住を満喫すべく合コンの中で理想の嫁を手に入れるべく、途中で出会った仲間と共に様々な壁とドンパチ奮闘することとなる。
*合コン開始は3話からです。
マッチポンプ展開は7話からです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 18:26:26
181840文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:36pt
作:ナイトポエマー(杉)
ハイファンタジー
短編
N9389II
かくして、世界は平和になった。
最終更新:2023-08-07 01:14:28
985文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
最近トイレの水を流すと排水管が振動する。
最終更新:2023-06-21 19:38:07
1198文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
作:みやこ。@公爵夫人一次選考通過/他コン中間通過
異世界[恋愛]
連載
N7001ID
カクヨム様で開催されたコンテストで最終選考まで残った作品です。
狩猟免許&調理師免許保持者が書くちょっぴりリアルなハンターグルメライフ+もふもふ異世界ファンタジー!
雪深い山奥に住む、乙狩アリス(おとがりありす)は20歳の新米ハンター。
ある日、先輩ハンターである宇佐美との猟の最中に、アリスははぐれてしまう。宇佐美の姿を求めて歩くうちに、足を踏み外したアリスは真っ逆さまに転がり落ちてしまった。
目が覚めると、そこは魔法やモンスターが蔓延る異世界であった——。
転移先の異世界では、モンスターによる被害が多発しているようで、元の世界に帰る方法を探しながら偶然出会ったイケメンの元で銃を片手に仕事を手伝うことに。
でも、氷の侯爵と呼ばれる彼はアリスだけには甘々でなんだか、恋の予感!?
恋に仕事に大忙し!なんでもアリの狩猟グルメファンタジー開幕!!
現代社会でも問題とされていることをテーマに書いてみました。空いた時間にさくさく読めると思います。
ブックマークや評価、ご感想などいただけますとやる気が出ます!よろしくお願いいたします!
◎簡単な用語解説
・散弾銃⋯⋯猟に使う銃のこと。大きく分けてスムーズボア銃(ライフリングなし)とハーフライフル銃(ライフリングあり)がある。
・ライフリング⋯⋯銃内部に施された螺旋状の溝。これがあることによって、命中率が格段に上がる。
・実包⋯⋯弾に爆薬を内臓していないもののこと。
・薬莢(やっきょう)⋯⋯弾や火薬を入れる入れ物のこと。
・安全装置⋯⋯引鉄が動かないようにおさえているもの。しかし、衝撃や振動で暴発してしまうこともあるので注意が必要。
※ 念のため自分の知識に誤りがないか確認してはおりますが、間違っていたら申し訳ございません。その際はご指摘いただけますと非常に助かります。
※また、本来なら猟銃を扱う時にはこまめに銃口内の確認が必要ですが、お話のテンポの都合上、そこはカットしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 13:06:53
56760文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:38pt
ブルブル。携帯が鳴る。
ブルブル。体が震える。
ブルブル。ブルドック。
振動し、わたしたちは共鳴している。
振動しないものはない。
鉱物も振動しにくいがブルブル震えている。
震えて震えて、循環し。
ぐるぐる、ぐるぐる、ブルブル、振動し。
水盤に水がぽちゃぽちゃ、きれいな波模様。
ワタシの皮膚も振動し、アナタの皮膚も振動し。
みんなが共鳴する。
細胞一つ一つの振動が、ワタシをアナタを作っている。
振動が終わっても、また新たな振動が生まれ命を経っても振動は
続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 08:47:04
310文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「その物体は風を切り、空気を振動させ、爽快さを際限なく増幅させながらアスファルトに美しい傷跡を描く。」
…から始まる青春ショートストーリー。
純文学チックな描写の細やかさに力をいれました。
2000字程度の作品なのでさっと読めます。ぜひ。
最終更新:2023-04-23 10:08:57
2142文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:初瀬 朋多迦
ヒューマンドラマ
短編
N3265IE
家に帰るまでの通学路。私は電車の中でスマートフォンを触っている。ガタン、ガタンという電車が線路のつなぎ目を踏む振動が体中にここちよく伝わってくる。なんだか今日は眠い。薄らぐ意識の中で電車が途中の駅に止まるために速度を落としていく。駅名を示す看板が見える。そこには大きく「無人駅」と書いてあった。そんな駅あったっけ?
最終更新:2023-04-15 10:26:57
6731文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
突如発生した空間振動により世界は一変した。日本各地に「城」の形をしたダンジョンが出現し、そこから化け物たちが湧き出してきたのだ。俺、伊吹恭一(いぶききょういち)は正義のヒーローに憧れる高校三年生。能力が覚醒した俺は、刀を手にこの理不尽な世界に抗う。敵が湧いてくるなら、大元を潰せばいい。そのために「城」を攻略する――!
最終更新:2023-02-12 12:06:18
34220文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:10pt
作:ひなたぼっこ
現実世界[恋愛]
完結済
N1403IA
部活で疲れて二度寝をしていた矢先、手に持っていたスマホが「ヴー」と振動する音で目を覚ました。
(続きは本編へ)
最終更新:2023-01-13 17:00:00
11916文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:26pt
知能指数未知数。戦闘能力未知数。
先生と平凡な僕の数奇な運命を描いた物語ー
都内某所、立て篭もり事件発生。
僕が先生にカップラーメンを作っているとスマホが振動した。速報通知がはいった。
経営コンサルタントを名乗る謎の人物斑鳩先生。
僕はお手伝いとして時給2000円のアルバイト。
その仕事内容とはーー
これは先生と僕の物語。
※ この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
最終更新:2022-12-08 15:55:21
18072文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
肩を叩かれる振動に目を覚ました。
最終更新:2022-11-25 16:04:19
4389文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
物質同士は、波をやりとりして、相互作用します。
人間同士の相互作用もある程度は、同様かも知れません。
ここに描かれていることは、たくさんの相互作用のごく一部の抜粋です。
最終更新:2022-09-17 12:00:00
220文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:24pt
飛行機が好きで空気力学等の論文を趣味で読み漁っていた高校生が大学進学の為に乗った飛行機が墜落して頭が真っ暗に。
気がついたら赤ん坊に転生していた。
5歳の誕生日に属性を定着する儀式が行われるが、定着した属性は代々ハズレとされている空気属性であった。
「空気の様な気配になるだけの使えない属性なんぞいらん! 国外追放しろ!」
「えっ?.........」
「えぇい! 問答無用! 空気属性は追放と決まっておる! 連れて行け!」
わけも分からず国外の森に捨てられた。
俺は、ラッキーだ。空気属性なんて俺が一番欲しい属性じゃないか。空気を圧縮して放ったり、空気を震わせて振動を起こしたり、酸素抜いたら強えぇじゃん!
異世界は楽しく過ごせそうだぜぇ!
ハズレ属性をひいた男の無双劇が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 05:53:40
73150文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:340pt 評価ポイント:220pt
作:り(PN)
空想科学[SF]
完結済
N1312HU
割れた親しらずの中からLSIが出てきたら、あなたならどう感じるだろう? 医療関係の化学センサーなどを開発しているとストレスが貯まる。性能が不十分だとフィールドで人が死ぬからだ。種類と成分を変えた人工脂質膜をいくつか組み合わせれば、味覚センサができあがる。ニセ味センサだ。一週間に一度か二度、暇を見つけては値を読む。測定値はバラバラで、意味をなしているようには、とても見えない。大企業中研勤務の悪党から貰ったソフトでバラバラ・データを解析する。最初は前と変わらぬバラバラ・データが
バラバラ・データに変換されたが、モンテカルロでバラしてネットワークに組み込んだところで繰り返し構造が現れた。意味はまだ不明。居酒屋で一次会をしてから、F駅近くのショット・バーに入り、ダイキリを頼んだ。ヘミングウェイが好きだったカクテルだそうだ。ノーマン・ケーガンの小説でそれを知った人間は、考えるまでもなく少数派だろう。カタカタカタと自立振動膜のデータがひとり勝手にプリンタから打ち出されていく。翌日の仕事帰りの通勤時、〈あんたのお気に入りの女が殺されたよ!〉、駅の改札脇にある伝言板に文字が浮かんだ。悪党のことが頭を過ぎる。あわてて向かうと現場はすでに片づけられており、拡散しきった屠殺場の臭いが散らばっているだけだった。タクシーを飛ばしてアパートに帰ると、自動着信でプログラムが添付された悪党からの電子メールが届いていた。悪党のいない夜が明ける。プログラムを解凍し、垂れ流しデータを解析しすると、モノクロのディスプレイに論理的に表示不可能なステレオグラムが現れた。[死ね! おまえは、余計なことに関わろうとしている。手を退かないと、殺す!]背後に気配を感じ、やがて視界に入ってきたのは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 16:55:23
20119文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
※電マはシモ用品ではございません。れっきとしたマッサージ機です。
姉からお使いを頼まれた新堂伝馬(シンドウ・テンマ)、お使いの途中、盛大に車にはね飛ばされ、気がつけば異世界に。
しかも転移後五秒で即異世界の怪物に襲われる伝馬。チートスキルなんてもらっていない。ただその手には姉愛用の『電マ』が握られていた。
しかしこの『電マ』こそが、そんじょそこらのチートアイテムに負けない、ウルトラスーパーデラックスチートアイテムだった……!
電マを知らない純真な男子高校生が電マで異世界を
大立ち回りする、バトルあり、笑いあり、涙あり、シリアスあり、ちょっとだけお色気ありの異世界電マアクションギャグコメディ小説がここに誕生!
ぜひツッコミを入れながら読んで見て笑ってね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 22:19:57
156977文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:58pt
西暦203x年
地球外生命体を宿す紫に輝く星を発見。
色姿からその星は『アメジスタ』と名付けられる。その星に生息する生命体は姿形は人間と変わらず、瞳のみが異なり紫に輝いていた。そして、超常能力を保有していた。
アメジリアと言われたその生命体は幾つもの人工衛星を破壊、後にアメジスタは星ごと急接近する。
衝撃による地球破壊や侵略を恐れ、星の破滅を決行。
破滅は成功したものの、星の破片は北海道の小さな街『姆羅市』に墜落し街をを消却させ衝撃の振動で東日本に甚大な被害をもたらした。
それから五年後ーー
超常能力を宿す子供が生まれる。
能力を発揮する時は瞳が紫に光り、忌まわしきアメジリアの再来と畏怖され、超常能力者は『アメジリア』と呼ばれ差別の対象となる。
突如現れた超常能力者を対処するべく政府もアメジリアを捕獲する為の政府機関「特別異能管理委員会」が設立。その他にも政府非公認のアメジリア捕獲の組織が設立される。
アメジスタ破滅から30年後
極希に現れる超常能力保有のアメジリアは異端とされ社会から阻害される。
人間として産まれ後にアメジリアに覚醒する者
アメジリアの存在を狩る者
差別、迫害、捕獲、残虐な人体実験、殺戮。
理解ってほしい、人間として生まれたアメジリアは人間の心を持つ事を。
人間との共存を望むアメジリア。
人間を憎み人間を滅ぼす事を願うアメジリア。
アメジリアの存在が許せない人間達。
様々な人間と元・人間の戦いの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 09:47:44
20956文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
本作品は中編として完結していますが、文字数制限のため、前後編に分けました。
ドイツ少女同盟団(BMD)グライダー部から百人の少女たちが集められて、ドイツ少女戦闘飛行団(DMJG)が結成された。
彼女たちに与えられた機材は、He162A-2のターボジェットを安直なパルスジェットに換装した低性能機だった。隊員たちは、その激烈な振動に(女性ゆえに)悩まされる。
ヒロインは、座席高さ調節装置の故障で、パラシュート嚢をクッションに敷けず、金属の座面に直座りする。いつもの何倍もの
振動に、ヒロインはアクメ寸前まで追い込まれる。そして、接敵。副交感神経に支配された脳にアドレナリンが流れ込み、交感神経とせめぎ合って――相反する二つの反応が止揚されて、ヒロインはアクメのまま、超人的な知覚と反射神経に覚醒した!
======諸注意======
この作品は、BOOK☆WALKER、BOOTH、DLsite、FANZA、Rakutenなどで有料販売している同一タイトル作品からR18要素を(書換ではなく)削除したものです。該当箇所には【XXX文字削除】と表記しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 08:30:06
80651文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
【古の惑星と遭遇した人類が出会う、太古の意識体との時を越えた物語】
太陽系外の宙域を移動する探査船。その行く先に未知の惑星と遭遇し、人型の分身体に意識を転送しているデイヴィット・ウォールトンは、創造された人工の意識体ガーディアンに見解を求める。
ガーディアンは未知の惑星探査を承認し、ウォールトンは生命科学を専門とするBIR-Fを招集、未知の惑星探査を開始する。
太古の昔、誕生間もない太陽系では、巨大なガス惑星達が、大きさを徐々に小さくしてゆきながら、整然と並ぶ美しい惑
星系が存在していた。
灼熱に滾る主星の傍には、グラファイトの地殻と、濃硫酸の大気に覆われた第一惑星が存在し、酸を吸収するアメーバが発生すると、長い歳月を掛け、クリスタルの周囲で集団生活をする真菌へと進化をしていった。
ある時、整然と公転していたすべての惑星達が、一列に並び始める。
惑星達は、互いの重力に引かれ、混沌としたガスの重力場へ、進化した真菌達を抱えた第一惑星が進入、一瞬の閃光と共に、第一惑星は、二つの塊に分かれ、外宇宙へと弾き出されてしまった。
その第一惑星の中では、真菌達が進化した知的生命体の物語が紡ぎ出されていた。
キの民、キナガのムゥは、戦士になる事を拒み、敵対するアヌの民、アヌナガの血を引くナンと共に、古から伝わる楽園へと旅立つ。
それを発見したムゥの父であるエキは、それを止める為に、クリスタルを纏った戦士たちをムゥのいる洞窟で発生させると、洞窟が振動し周囲の岩壁が崩壊し始め、
足元の割れ目から、
青い色の光に包まれ、黄金色の光を放つ巨大な何かが姿を現し、
天井が崩れた頭上の空間からは、
激しく光り輝き、ガスの帯で繋がった、惑星達が並んでいた。
惑星内部へと入るBIR-F隊、岩壁に溶け込んだクリスタルから、静電気を感じたウォールトンの意識の中に、何かの映像が浮かび上がると、最終目的地であるA333へ向かう事を決める。
途中、地底湖の奥底に、神殿のような空間へと辿り着く。すると洞窟が振動し岩壁が崩壊し、大量のクリスタルが水中へと落ちてゆき、未知の脅威からの攻撃を受けると、湖底が割れ地底奥底へと落ちてゆく。
ウォールトンは、地下空間に存在した生命溢れる世界で目覚めると、A333に誘われるように、巨大な何かの下へと向かって行き、その運命を錯綜させてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:37:58
41034文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
超能力。それに目覚めた人類史から幾年。そのきっかけと対峙した青年の首が飛ぶ。死んだのか? いや死んでない! 目覚めた先はファンタジー! 顔だけの自分と親友が繰り出す冒険!
饅頭「踏まれたガムみたいなクソ野郎をF○CKしてケツに振動とピストンを加えればそいつは黙る!!』
親友「止めとけバカ!」
饅頭「F○CKンガム宮殿も真っ青な日にしてやんよ!」
そんな冒険がここにある。
最終更新:2022-06-30 21:43:04
120772文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:12pt
朝早くに、村へ響き渡る音と振動。
かけつけた人たちは、見張り台のもとに、真新しいくぼみができているのを確認する。
どうも人が高いところから落ちたあとのように思えるのだが……
最終更新:2022-06-27 09:55:46
2454文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
言葉は無力だと、断ぜられた。
だが。
文字には情報量があり、書き起こせば質量を持つ。
声ならば、音量と振動まで。
言葉は無力ではない。微力なだけだ。
ならば。
連ねて。束ねて。綴って。編み上げて。
きみの胸へと。たしかに届くほど、強い力になるまで。
そしたら、きみも返してくれるかい?
まずは、何気ない会話から始めるとしよう。
最終更新:2022-06-17 07:00:00
498文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
ゴゴゴゴゴゴー
激しい振動とともに、私は宇宙空間に突入した。
数十分間の揺れ、僅かな時間だが何度経験しても楽しいものではない。振動と熱、私にとっては地獄の扉を開けるような不快な時間にしかない。
このまま爆発してしまうかと、いつも思ってしまう。慣れる事はない……
最終更新:2022-06-15 00:24:09
6909文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:渡小修(とおす)
ハイファンタジー
連載
N2352HF
そこは地球という名の惑星。
宇宙には多元宇宙論といって、複数宇宙の存在があると仮定した理論物理学による論説があるらしいが、そんな事はどうでも良い事として話を進めるとしよう。
地球に存在する人間の中にはおっさんと呼ばれる存在がどれだけの数生きているのだろうか、おっさんとは中年男性を表したおじさんを変化させた多分に軽視した意味合いを込めて用いる言葉で、紳士的にここではおじさんと表現していく事にする。
おじさんの生態系と題した時、とある人物がそこに生活をしていた。
そのおじさんは古着を粗末にしない性格の持ち主で、30年間使えるものは大事にしていた。
毎年、両親が好きで食べていた苺大福を用意し、墓参りへ行く為に揺られる電車内に鎮座していた。
突如としてその時が来た。おじさんにだけ襲いかかる大地震が起こったのである。
その突然の振動に抗える身体能力は無く、抵抗虚しく意識を失ってしまったおじさん。
どれだけの時間意識を失っていたのか分からないまま、目覚めてみると、おじさんの前にはお決まりの女神様がおじさんに微笑んでいた。
見た目は麗しく、見た目は知的な感覚を印象付ける佇まいにおじさんも警戒心を徐々に緩めようという気持ちになっていた。
しかし、悲しい事におじさんの目の前に現れた女神は想像に反し、短期的言動を進めてはおじさんの反応に応じる隙を見せてはくれない様子で話は進んでいくのであった。
突拍子もない話が進み、おじさんが話を出来る番が訪れ、今の状況に文句を言いながらも女神におじさんの要望を発言していく。
おじさんの混乱している状況を女神は把握し、女神魔法を発動。おじさんの頭の中に何がどうして起こったのか一部始終を刻んでいく。
混乱の解けたおじさんの中に新たに発生した葛藤は女神を微笑ませると女神の恩恵を与えると女神の権限魔法が発動する。
権限魔法は数あるスキルの中でいくつかのスキルを選ぶことが出来るというものであった。
おじさんはそのスキルを選ぶ事で異世界に存在する種族間同士の紛争を止めるという使命を達成しなければ、元の世界には帰れないと女神より語られるのであった。
数多くの生命が溢れる異世界でおじさんの幸せはどうなっていくのか、今新たな生活が幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 21:00:00
2117文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
任務遂行中、テレポートしようとした瞬間に時空振動に巻き込まれた超能力戦士。飛ばされた先は異世界なのか偏狭惑星なのか。
最終更新:2022-05-20 16:00:00
69140文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
それは回転し、一つの足の様なものが頭上を通り過ぎた。細長い足を起用に動かし、蔵之介の方に顔を向けた。その姿は蜘蛛。蜘蛛の体はトラック以上の大きさがあり、それから伸びる足のせいでさらにその姿は大きく見える
「またこの夢」
夢……、しかしこれは夢ではない。五歳の時、実際に起きたこと。でもこの時のことを誰に話しても、信じては貰えなかった。
*****
母親に売られ着いたのは、森の奥深く、自力で戻るのはこんなんだろう。服は全て脱がされ、見慣れない薄手の白い衣を羽織らされ
た。
それ以外は身に着けてはいけない。靴も、下着も全て着ることは止められた。
しばらく歩いていると、足元にねちょりとしたやわらかい感覚と音。
蔵之介が後退ろうとするが足のうらにくっつき、持ち上げると糸を引き、動けば動くほど足に絡みついてきた。
「もしかして蜘蛛の糸?」
絡みついた蜘蛛の糸は、振動を察知した主が現れる。これだけでかい蜘蛛の糸だ。主も相当大きいだろう。
記憶に残る巨大な蜘蛛が頭をよぎった。
「俺の獲物だ!」
背中の方から声がして振り返ると、一人の男が鋭い爪を光らせ飛びかかってきた。
それは蜘蛛ではなく人の形をしている。
*****
「君は誰の生贄になりたい?」
その男は少しだけ振り返り、問う。
しかし顔は見えない角度だった。
「俺は、怖いから早く終わって欲しい」
「分かった」
糸が外れ起き上がると後ろから手を脇に回され体を持ち上げられた。
そのまま抱きかかえ上げられ、木の上へ運ばれる。
「お、落ちる!」
蔵之介は目を閉じ、思わず体を持ち上げてくる相手の肩にしがみついた。
「信じて」
透き通ったような声。声の主を見ると先ほどの白い髪の蜘蛛。長い髪に白い服。先ほどは目の錯角かと思ったが、やはりその姿は暗闇の中でも輝いて見えた。
「綺麗……」
蔵之介はそうつぶやくと、白い髪の蜘蛛はほほ笑んだ。
「ありがとう」
白い髪の蜘蛛はそういって、蔵之介は唇を奪われる。
これはキス?
他pixiv、フジョッシー、カクヨム、エブリスタへも投稿している作品です。他のサイトへ投稿した物から内容を少し削った簡易版を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 20:00:00
14627文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
想いを告げると決意すると同時に高まっていく胸の振動。これはきっと想いの振動。だから、イヤホンに願いを込めて貴方に届ける、私の気持ち。恋の振動。
最終更新:2022-04-26 01:12:12
241文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
● 概要はTwitterでも断片的に紹介しています。アカウントは「MagoyasYasda」「意識のはじまり(安田孫康)」です。(https://twitter.com/MagoyasYasda)
● 末尾には、付録(日本語・English)が添付してあります。意識の概要が簡単につかめます。
● There is an appendix (in Japanese / English) at the end. The outline of consciousness can e
asily be grasped.
…………………………………………
【無は存在しない】生命と意識の関係を青葉が絵理とセァラに説明する。また、無は存在しないという考えを哲学者のベルクソンが表明せしことも紹介する。
【そんなの怪しい】ベルクソンの考えからの帰結として、青葉が世界はただ有であるばかりという考えを表明する。
【もちろん本当】絵理が嘘みたいと言い、青葉が嘘みたきことならこの宇宙には幾らでもあることを色いろ例示する。
【ちょっと変】ベルクソンの考えは哲学により発見されるに相応しい真理でありて、ベルクソンは大発見をしつ、と青葉がいう。
【ただ有であるばかり】世界の存在に、意図はなく、目的もなかりき、論理の厳密な定めでありき、という考えが導出される。
【そのバラは赤くない】ベルクソンによる無の説明を青葉が絵理とセァラに紹介する。
【難儀なことだ】存在の根源と有の開始点の問題につき三人が検討する。
【機能二面エナァジ一元論】意識の発生にかかわる物理的なことや理論的な根拠などにつき、三人が議論する。
【創発と量子】意識の発生に関して三人がさらに話を展開する。
【意識開闢】三人が意識発生の物理的なメカニズムなどにつき討論する。そして、ついに青葉が意識を発生させる。
【意識の様相】発生させし意識の様相や認知科学における様ざまな問題につき三人が話す。
【自由意志】自由意志の可否などにつき理論的な観点から三人が鳩首密談する。
【生物の能動的で生産的な動き】生物の能動的な動きの根拠につき三人がお喋りをする。
【自発的に動きだすジェリ】意識に関係することにつき三人が閑談する。
【存在しない人参】ベルクソンの命題に関係するジョークを青葉がいう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 15:38:31
1038082文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:28pt
作:絹ごしホルモン
空想科学[SF]
完結済
N1699HN
西暦25XX年、人類は正体不明の巨大生物『怪獣』の脅威に晒されていた。
人類はその脅威に立ち向かうべく、人型兵器『アルバトロス』を開発。
適性ある年若い少女達を、パイロットとして戦場に送り出す。
高速機動、敵の攻撃による激しい振動や、時に長時間の任務を強いられる彼女達は、
顔を赤らめながら、腰の排尿タンクを満たしていく。
そんな中、どんな任務でも排尿タンクをつけず、だが決してパイロットスーツを濡らしたことのない、一人の女性がいた。
これは、そんな『鋼の膀
胱』を持つエースパイロット、ブリジット・フラウディーナを襲う、悲劇の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 10:11:46
14148文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:70pt
「俺の手で必ず、この腐った金融資本システムを変えてやる」
そう小学一年生の時に心に決めた大学院生、湊瞬馬はバイオインフォマティクスの研究をしていた。
機は熟した。
湊がこれから本格的に遂行しようとしている計画、その名もプランX。
湊はその全ての始まりである十一年前を思い出していた。
湊は小学生の頃に、その天才的な才能を使い、超小型バッテリーを開発し、工場と金を手に入れた。
小学六年生になり、湊瞬馬は遠隔で操作できる超音波振動子UBLTを開発し、それを使い、汚職疑惑
中の元総理大臣、汚部信造殺害計画を実行するのであった。
果たして事件の真相は―
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 10:58:35
6131文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
線路を噛む車輪の振動に目を覚ますと、私は列車の中にいた。
最終更新:2022-02-18 12:43:03
3991文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:RONTAISHAN
空想科学[SF]
連載
N2328HK
Never Garden < 三芒星編 >の続編です。
ゴミ山で暮らす世界中の子供たちがある島に集められ暮らし、生きる喜びと力を自分のなかにみつけていくお話です。自分個人の中にあるものを発見すれば外に求める手をおさめ、ありのままの自分を腑に落として生きていける、都合の良い魔法でなく、人間の体と意識は自分の人生を創造することができるようになっていると彼らは経験を通して伝えています。
言葉も違う、見かけも違う子供たちは赤ちゃんが母親の感情と共に言葉を覚える能力を素
直に使い相手の言語を自分たちの会話に取り入れ、いつしか島には世界語なる会話が生まれていきます。その能力は成長し、思考を自由に共有し合い、すぐれた発想を自給自足の暮らしに独自のテクノロジーとして取り入れていきます。
島に漂流した旅人は卓越した島の技術が子供たちの作品であることを教えられるとき、ジョーから「テクノロジーの進歩は人間の仕事ではない」とも言われます。
物に囲まれ、幾分生活が便利になっても、心落ち着かない社会に未来はなく、これまで幾度となく高度に繁栄し滅びた文明があったことを島の遺跡に教わる子供たちは、共鳴振動が物質として形をとるように、人との間にも共鳴によって創造されるものがあると決意します。
島で話される“世界語”ですが、それを島でただ一人の大人、ジョーは「地球語」だと、島を訪れた旅人に洒落っ気を込めて話します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 15:12:17
58001文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
オルデン大陸に住むフエルテは筋肉をぴくぴく動かすことで真空刃を生み出しビッグヘッドという怪物を切り裂きます。
彼にはアモルという美人の幼馴染の司祭がおり、司祭の最終試験に猛毒の山に行きます。
しかし途中には巨大なアライグマなどやビッグヘッドたちが襲ってきたのです。
果たしてふたりは試練を合格できるのでしょうか?
痛快冒険活劇の幕開けである。
ツギクルにも掲載しています。
最終更新:2022-01-01 06:00:00
122693文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:16pt
海は嫌い
あの人を思い出すから
海は嫌い
あの人を思い出せないから
あの日の、あの事故の、あの出来事
手に持つ、携帯電話
約束した時刻通り、着信する
振動を続ける、携帯電話
震える指で、通話ボタンを押す
海は嫌い
あの人を思い出すから
海は嫌い
あの人を思い出せないから
※此の作品(2018)は小説投稿SNS「novelist.jp」にも投稿しています
キーワード:
最終更新:2021-12-10 20:39:55
4690文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対の女の子の話その3
最終更新:2021-08-05 10:44:56
950文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:斬裂ブンブン丸
ハイファンタジー
連載
N9251HB
東京都在住の少女・斎宮涼音は地震に似た振動とともに、家ごと異世界にやってきてしまった。
家に入ってきた犬モドキ(※狼です)に左腕と左目を奪われるも、趣味のために買っていた銃で応戦し、何とか勝利する。
が、残念ながらそれと同時に彼女は壊れてしまった。
斎宮涼音は、一度死亡した。
そして、彼女は無垢となる。
何に染められ、何者になるか。
それを見るのは、あなた達であって、ボクではない。
最終更新:2021-07-13 21:34:48
9312文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
西暦2112年の未来世界。
内閣直属の秘密の特殊部隊が存在した。
彼らは薬物強化兵と呼ばれ、強化されて超人と化した知覚能力と筋力とスピードで、高周波振動ブレードをもってどんな危険な建物にも突入する。
作戦に与えられた時間、体がもつ時間は12分間。
だがその12分間でどんな危険なテロリストも制圧するのが彼らの所属する特殊部隊『火車』である。
その中に紅一点、女の隊員、もとい軍曹が存在した。
最終更新:2021-07-05 00:46:15
22358文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、世界中の携帯へ向けて一斉に同じメールが届いた。
しかしそこに書いてあったのは世界が変わるという馬鹿げた文章だった。
だがそれを読んだ最上 夕(サイジョウ ユウ)は勘に従い生き残る為の準備を始める。
そして指定の日になった深夜0時に地球全体がまるで産声をあげた様に振動した。
それは少し強いくらいの地震だったがその直後に新たなメールが届く。
するとそこには世界が融合した事を知らせる内容が書かれており、同時に日常が変わってしまった事を知らせるものだった。
そして急ぎ周囲を確
認した彼の目には異形の魔物が映し出された。
その瞬間から彼の運命という歯車が回り始めそれは周囲を巻き込みながら大きな流れへと変わっていく。
すると彼の許にはある者は押し掛け、またある者は助けた後にそのまま住み着いてしまう。
そしてこのお話はそんな非日常に呑み込まれていく男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 07:51:00
1472064文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:13460pt 評価ポイント:5860pt
作:MIZAWA
ハイファンタジー
連載
N7847GB
獅子沢 博介(ししさわひろすけ)は派遣切りにあってしまい、無職となっていた。
そんな時に手稲にある実家から呼び出しを受けて帰省すると父親が亡くなっていた。
不思議と悲しくならなかった。父親と母親はリサイクルショップを経営しており、現在は母親だけでなんとか経営している。
しかし、父親の遺書には博介がリサイクルショップの店長に任命すると書かれてある。
ちょうど無職なので父親の跡を引き継ぐのだが、
リサイクルショップには開かずの扉があった。どんなに力を加えても開かない
その扉は、ある振動とともに開かれた。
そこに繋がっていた場所は異世界であった。
異世界で山奥のほうにある場所だとわかり、滅びかけた村を見つけた。
そこでは栄養失調と餓死者で苦しむ人々がいた。
博介はリサイクルショップで使用されている売れ残りの家具などを持っていくことに、
間違って電気がないと動かない携帯ゲーム機などを持っていくと。
なんと起動したのだ。どうやら異世界に充満するエネルギーが電子機器を動かしていることを知り、村の村長であるネンネとともに、村開拓を始める。
リサイクルの品をもってくる博介に村人たちは薬草や鉱石などをお金のかわりに提供する。
それを博介は現実世界に戻って、薬草を使用すると、なんと傷が魔法のように消滅するではないか、
弟の林助がそういった謎のものを売るお店をやっており、
林助とタッグを組んで、ぼろ儲けを企む、沢山のお金を稼いだら、リサイクル品を沢山仕入れて、また村に持っていく、これはリサイクルショップの交易物語である。
あと交易の品を奪おうともくろむ山賊や、
なんとか交易村と交易したい王国の王様や、
山の向こうから侵略してくる魔族など。
色々な要素がまざっている物語である。
※カクヨムにて掲載しています
※アルファポリスにて掲載しています
※エブリスタにても掲載しています
※ノベルバにても掲載しています
※ノベルアップ+にても掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 17:52:18
168172文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:502pt 評価ポイント:248pt
検索結果:132 件