俺の名は、ベルフェゴール。知る人ぞ知る悪魔だ。ひょんな事がきっかけで人間界に足を運んで、以来、ずっと人間として住んでいたんだが、彼女ができた。それで、どこか気の緩みがあったんだろうな。彼女が異世界送りされちゃって、サァ、大変!
取り返しに行って、ついでにこんな舐めた真似したヤツにケジメを付けさせなきゃなんねぇ。
それと、異世界ってアレだろ、イケメン勇者に追放されたオッサンとか何かと面倒なヤツがわんさかいる印象しかないんだけど、その辺、どうなんだろうな。まぁ、ボチボチやら
せてくれや。
【重要なお知らせ】
この作品は『フェゴールとアスモデ』と『フェゴールとファッキンファンタジー』の二作品を融合して、加筆肉付けしたリブートになります。ですので、ところどころ話の内容が変化しています。ご了承下さい。
更に、いつものことですが不定期&超鈍足更新なので、一見さんの『そっ閉じ』を推奨しています。
そして更に、相互評価の輩とはお付き合いしませんので、スパムを送らないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 15:30:29
70762文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:16pt
※毎日更新しています。
地獄で監視者として暮らしていた悪魔の「ゼルク・ゲルヴィント」
いつまでも終わることのない命を、とある者から授けられたゼルクだったが、当の本人は地獄で行われている刑罰よりも、死を迎えることができない事の方が、なによりも苦痛だといつからか考えるようになっていた。
選別される魂を見続けるだけの日々に、絶望しきっていたある日、選別を待つ者達が作る列から飛び出した一人の魂がいた。
ゼルクはその魂を追い詰め、列に連れ戻そうとすると突然、体が淡く光だし、気
付いたときには地獄とは全く違う別の世界にいた。
そこで出会う紫髪の少女との交流が、やがてゼルクとその少女の全てを変えていく出来事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-15 17:42:35
26681文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:15pt