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検索結果:82 件
今は昔。美濃国、国司の娘に、菫野といふ幼き姫ありけり。
野に在りて、罠にかかりし狐を助けたまふ。狐、姫の優しき心に感じ入り、その恩義に報いんと、妖しの技を持って、姫に強力を授けん。
――それから数年後。
かつて菫野の母がお仕えしていた桐壺更衣。その更衣の遺児である女二の宮、桜花内親王にお仕えしてみないかという誘いが菫野にかかる。
女二の宮は、十四歳。同母の兄、安積親王と仲良く暮らしておられるが、やはり母を恋しがっておられるとのこと。
年の近い菫野なら、姉のように
接することでお慰めできるのではないか――という期待。
「絶対、ぜったいに、何があっても強力のこと、知られてはなりませんよ」
そう、母に強く念を圧されたのに。
「あなたも、十六。素敵な公達に見初められて、幸せな人生を掴み取るのです!」
なんて言われてきたのに。そのために、豪華な衣装を用意してもらったのに。
初出仕の日。「心配だから」とついてきた、狐の狐太を追いかけて木に登ってしまった宮の愛猫。それを助けるためにウッカリ強力を披露してしまい?
その上、イケメン安積親王にバッチリ見られて、笑われて?
内裏で働く女房として、美しい絵巻物のような世界で、ときめく物語のような恋をくり広げるはずだったのに! もしかしたら、素敵な公達が付け文なんか贈ってよこしてくれるかもって期待してたのに!
初っ端から、期待も希望もベッキリ圧し折られた菫野。
こんな強力女房、誰が好きになってくれるっていうのよ。
「まあまあ、ドンマイ、ドンマイ」
次があるさと、孤太が心のこもらない慰めをくれるけど。
わたしは、ここで幸せな恋をしたいの! こんな強力なんていらないのよ!
華やかな宮中でくり広げられる、平安「剛力」恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 17:00:00
58759文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
県内随一の底辺校である柏豊高校に通う不良少年・吉村遼太は、ひょんなことからセレブが集まる名門校である聖泉学園に通うお嬢様・白鳥陽菜乃と出会う。
隣接する高校に通い、通学路も同じ。お互いに恩義がある二人は、自然と一緒に登校するようになる。だが底辺校と名門校の溝は深く、不良とお嬢様の関係は一筋縄では進まなかった。
「わたし、吉村君と出会えて本当に良かったと思っています」
「まぁ俺も、オメーがいなかったら失明してたかもしれねーしよ……」
──周囲を巻き込みつつも進んでい
く、不良とお嬢様の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 07:30:00
44218文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
夏隣りの季節。壮年の男──紀川輔(きがわ たすく)は、家の前で倒れていたやせ細った少女を拾う。親に捨てられ、帰る家すらもなくしてしまった少女、深雪(みゆき)は輔の元で生活することとなる。輔の気紛れから始まった不思議な関係、生活の中で、徐々に輔に心を開いていく深雪。その感情はいつしかただの恩義から、抑えきれない恋慕と変わっていく。──しかし輔は、その関係がどこまでも歪なものであり、いつか終わりが来るものだと理解していた。
最終更新:2024-04-22 00:05:29
126180文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:446pt 評価ポイント:264pt
『貴方様に星を壊す程の愛を』
世界創世の頃から生きているような化物の婿などやっていられるか。東の大国扶桑の元英雄『ヨージ・衣笠』は、偏執的で執拗で嫌がらせのように強大な力を持つ原初の龍『女皇陛下』の魔の手から逃げた先で、早速躓いた。
躓いた結果死に瀕したヨージを救ったのは、産まれたての女神『シュプリーア』と、世間知らずの少女神官『エオ』であった。
恩義に報いねば、としてヨージは神シュプリーアを主神とした活動を展開し、その女神の奇跡『癒し』の力で彼女達に金の稼ぎ方、世の渡り方を
覚えさせる為宗教団体を立ち上げるものの、最初に訪れた村は、一般的な村とはどうにも様子が違う。
村人の手伝いに右往左往し、村の実権を握る者へ工作をし、信仰を争うライバル女神を適当にあしらいと苦心するが、梨の礫だ。やがて、この村が、何かしらの理由で信仰心を抱かぬようになったのではないか、という疑念を抱く。
そんな中に現れたのは超自然の具現、人類を害する神の成りそこない『森の残滓』であった。
戦う事などもう懲り懲りだと思いつつも、降りかかる火の粉を払わない訳にはいかない。何もかもを捨てて逃げて来たその先で、ヨージ・衣笠はまた魔法を紡ぎ、刀を手に取ることになる。
殺害不可能といわれた男を殺して『英雄』と謳われ、『動く災害』とまで疎まれた男が、また生きる決意をし、新たな女神と手を結んだ先にあるものは、一つの村では収まらない、大きな世界の濁流であった。
創世の大樹達が見下ろし、"リュウ"が支配し、大宗教が人類を治めるこの世界を、新生弱小宗教『治癒神友の会』が征く冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 23:56:21
2207872文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:1993pt 評価ポイント:925pt
作:ふみんのゆめ
ローファンタジー
連載
N9850IJ
少年は復讐を誓っていた。異能を操る『能力者』と呼ばれる者たちを目の敵する組織に命を奪われかけただけでない。双子の姉が深く傷つき、また自分の不甲斐なさを思い知らされる。それからはかつて自分の命を脅かした『能力者の殲滅』を目的とした組織を壊滅させることに身命を捧げた。ひたすら能力を活かした任務をこなすための研鑽の日々であった。
ところが恩義ある能力者一族のトップに立つ人物から、家族にならないかとくる。しかも学校へ行き、普通の少年としての生活を送らせたい意図も見えた。
少年は復讐に
生きたかった。だから敵組織の動向情報に飛びついた。
カクヨムにもアップしている作品となります。
夕刻と定められた15時から19時は、予測不能な不可思議現象が起こり、解明不能な情報通信網のプラックアウトや謎の電波障害、取り締まり不能ゆえ殺人を始めとしてあらゆる犯罪が許される「無法の時間帯」が法令化された『逢魔街』世界で最も危険とされる場所で動きが見えるという。
少年は復讐を続けたかった。学校へ行くような生活は送りたくなかった。だから敵組織壊滅へ気合いを込めて彼の地へ訪れる。
少年が逢魔街へ乗り込んだ矢先に出会った、カノジョ。運命的な出会いには違いなかったが、ここは逢魔街。住む人々もひと癖どころか二癖もある者たちだ。カノジョとその周囲にいる人たちだけでなく、実の姉やいずれ義理とはいえ父母に兄となる者たちも加わって・・・。
てんやわんやしていた少年が、やがてする決意。それは世界の命運に関わることだった。
これは苦境を潜り抜けても成長しているかどうか微妙な少年のボーイ・ミーツ・ガールの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 13:24:27
380051文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:58pt
辺境伯令嬢ディーナ・シュネーヴァイスは、青薔薇の咲く美しい庭園で、美貌の公爵令息オスカー・ヴァールハイトに裏切られ、息絶えた……はずだった。
目が覚めるとそこは、故郷シュネーヴァイス領にある自分の部屋。
そして半年前に時間が巻き戻っている⁉
それならば、今度こそ理不尽に殺されないために、彼とは赤の他人でいよう!
……そう思っていたのに、彼のピンチを見るに見かねて助けたら、なんと婚約者に立候補してきた。
「恩義に報いる必要がありますので」
とおっしゃいますけど、それ本当
に本心ですか?
武力高めだけれど恋に臆病になった辺境伯令嬢と、彼女を深く愛するがゆえに絶望と戦い続ける公爵令息が、幸せをつかみ取るまでのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 07:01:58
162662文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:1634pt 評価ポイント:1092pt
「ちぎれた手足も治せないヒーラーとか、要らないんだよねぇ!」
主人公エイダ・エーデルワイスは、ある日パーティーリーダーであるドベルクに呼び出され、戦力外通告を受ける。
貧民同然として生きてきたエイダは、自分を拾ってくれたパーティーメンバーに恩義を果たすため、甲斐甲斐しく尽くしてきた。
回復術士も聖女も貴重で、後方待機が当たり前の世界で、常に最前線に同行し、彼女は独自の治療を続けてきた。
おかげで仲間たちはいかなる死地からでも生還する英雄として、ついに勇者の地位を得るにいた
った。
しかしこの不死身の武勲を、ドベルクたちは自分たちが強くなったからだと錯覚。
応急手当しかできないエイダにまで美味い汁を吸わせたくないと考え、突然の解雇を言い渡したのだ。
そうしてパーティーを追放されたエイダだったが、それでも誰かを助けたいという思いから従軍を決意。
配属された先は亜人たちの混成部隊で、常に死者が増産される戦場、地獄の最前線。
致命を救える聖女はいない。
回復術士のいる後方の野戦病院までは遙かに遠い。
怪我をした仲間が病院に辿り着くまで保たず死んでいく!
この世の地獄を目にした彼女は、そこで初めて気がつくのだった。
「ひょっとして、応急手当を施せばもっとたくさんの命が救えるのでは?」
かくして、のちに〝戦場の天使〟と呼ばれることになる少女の奮闘が幕を開ける……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 21:06:02
322314文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:72070pt 評価ポイント:53226pt
「ノースキルで異世界転移したけど、どうやって食っていこう……」
★文章一つで異世界で食いつなぐ!平凡女子が書き上げるお仕事ストーリー。
求人広告ライターとして半引きこもり生活を送る音無しのぶは、超久々の外出で車に轢かれた勢いで異世界に転移してしまう。
「憧れの異世界で王道ファンタジー生活を!」
なんて胸を膨らませるしのぶだが、まさかの特殊能力なし。現代と変わらぬスペックを使って、今晩の宿と日々の糧を得なければならない事態に陥った。
運よく首都郊外で農家を営むサブロー宅に
拾ってもらうしのぶ。一宿一飯の恩義として、人手不足な農場の求人広告を作ることに。「自分にできることで恩返しできれば」と軽い気持ちだったが、馴染みの酒場にチラシを貼ったところ大反響!
「ぜひうちにも書いてほしい!」
実は魔王出現の予言を受けて、首都フリエフには冒険者が殺到。また前職を辞めて冒険者を志す若者も続出。どの職種も人手不足で、求人広告を書けるしのぶはひっぱりだことなった。
なんとか順調に仕事をこなすしのぶ。その評判は街中を駆け巡り、ついには王宮まで届く。そしてなんと王宮から直々に「勇者パーティー募集」の依頼が……。
今日のご飯を買うために頑張れ、しのぶ!
※毎週土曜日0時に更新予定ですが、書き貯めていません。ぜひブックマーク登録して続きをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 00:00:00
20107文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:12pt
四十二歳のホワイトカラーの会社員から交通誘導員になった小山は「与えられた仕事を黙して勤め上げる人間のほうが、人生を達観している」と自分に言い聞かせて働いていた。小山は流浪の先輩警備員井上と、彼の恩人の娘の結婚式に員数合わせの出席をすることになっていたのだが、その直前、井上は孤独死してしまう。小山には仕事中、井上のおかげで命拾いをした恩義があった。井上の名代として結婚式に出席した小山は、井上に隠された過去を知る。
最終更新:2023-11-16 05:48:53
16801文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あらいやだ、貴方、私のことを子豚みたいな女だと思われたでしょう?
いいえいいえ、構いませんわよ、事実ですもの。
だけど貴方、不細工な私に笑っていられるのも今の内ですわよ?
私のお世話になっている女王……いえ、
お嬢様は、天使のような見た目ですの。
あまりの麗しさに目が潰れるかもしれませんから覚悟なさいませ。
……それと、見惚れたければ耳は塞いでおられた方がよろしいわ。
と、お嬢様を全力でヨイショするのが私クロエ・エヴァンズ子爵令嬢。
そんな私の敬愛する彼女が、
最近現
れた性格も容姿も完璧なご令嬢の前に婚約解消秒読みですって?
この見た目で取り立ててもらったのですから妙な勘違いはしませんし、他の綺麗な方のように旗色が悪くなったところで裏切るなんて、そんな恩義のないことをするはずがありませんわ!
良い機会ですからこの際見る目のない婚約者はスパッと忘れて、
もっと素敵な新しい婚約者を見つけて仕切り直しと行きましょう!
女王様の幸せを見届けるまで、きっちり侍って御覧に見せますわ!
アイリスNEO様より2020年12月に書籍化して頂きました。
これもこのサイトと応援して下さった読者様方のお陰です!
本当にありがとうございました♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 23:56:59
121776文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:34889pt 評価ポイント:19321pt
中学3年になった真理は台本書きの後継者の候補に新1年生を二人スカウトする。今度の劇は珍日本昔話だ。二人の弟子と台本作りにいそしむ真理。この中の歌の作曲を山岡先生から音楽の大桐先生に頼むように言うが渋る山岡先生。そのことを武志に話すとその二人は怪しいと言われ、真理は美香や睦美に聞きまわる。が、作曲を大桐先生快く引き受け、自分の音楽部の生徒に作曲させ、二人の間は不明のまま、真理は捜索を取りやめることにする。中間テストも終わり、劇も順調に進んでいたのだが、女の鬼の数が一人足りない、
その時真理は、ばっちゃんが自分の劇にちょい役で良いから出たいと昔言ってた事を思い出し、山岡先生に相談する。渋っていた先生だったが、彼女の今までの恩義から仕方なく承知する。真理はそのお礼を噛めて期末テストの勉強をやる。傍らでそれを見ていた敦君も勉強して良い成績を収める。いよいよ劇は始まるが、ばっちゃんや一発芸の新人は無事大人しく演劇を終わらせてくれるのだろうか?
夏休み、沢口君はレギュラーになり睦美はテニス部を優勝に千鶴は日本代表に選ばれる。武志君と真理は大学受験勉強の相棒として頑張ろうと誓い合った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 16:12:20
47226文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:青野 瀬樹斗
現実世界[恋愛]
短編
N8458IK
幼い頃、二三枝圭也(ふみえけいや)は幼馴染みの倉梨水景(くらなしみかげ)を庇って事故に遭ってしまう。
幸い命に別状はなかったものの、入院を余儀なくされた圭也のために、水景は恩義と罪悪感から何でも言うことを聞くと約束した。
初めは入院中の世話、退院後は荷物を持って貰ったり宿題を見せて貰ったり子供らしい内容だった。
だが成長と共に圭也の要求はエスカレートしていき、第二次性徴を経てからは肉体関係をも強要する程に至る。
それでも水景は嫌がる素振りすら見せずに受け入れ続け、ひたすら
に圭也のお願いを叶えていく。
そんな歪な関係の二人が高校生になった頃、圭也は水景にあることを告げる。
「俺、彼女出来たからもうお前とは遊ばない」
「……うん。けー君のお願いだから、良いよ」
けれども水景は微笑みながら頷いた。
全ては自分を庇ってくれた幼馴染みへの償いのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:48:07
13476文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:1130pt 評価ポイント:870pt
高校三年生になった詩奏(しおん)。
高1迄、母の影響で音楽の世界に包まれる生活をしていたが、母の死で心に大きなダメージを受けてしまった。
時間が経験し、漸く母の死を乗り越えつつある詩奏が、転校を期に、新しい環境で青春真っ只中の高校生活最後の1年間を、どのように過ごしてゆくのか?
青春を謳歌出来るのか?
父や親友、恩義有る人など、詩奏を支える多くの人達との関係を描く、ヒューマンドラマである。
最終更新:2023-09-16 08:21:19
240122文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
聖女のアリスは王宮で使用人たちから不遇な扱いを受けていた。しかしそんな彼女にも味方がいた。婚約者のヒルメス王子である。
だがヒルメス王子はアリスの妹と浮気しており、「本当は愛していなかった」と一方的に婚約を破棄する。
さらにヒルメスはアリスの不遇な扱いを生み出していた首謀者だったと告白する。彼は自分に依存させるために、裏から手を回して、使用人たちに彼女をいじめさせていたのだ。
絶望するアリスに、辺境伯が救いの手を差し伸べる。国王に匹敵する権力者の彼は、彼女に傷を
治してもらった恩を感じていた。その恩義に報いるため、辺境で共に暮らさないかと提案する。
アリスはその提案を受け、辺境伯に溺愛される毎日を過ごす。一方、ヒルメスや使用人たちは聖女との婚約を破棄したことで、責任を追及されてしまう。彼は婚約破棄したことを後悔するのだが、その後悔は既に遅く、アリスはハッピーエンドを迎えるのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 19:29:24
5197文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:6848pt 評価ポイント:6212pt
世間から見れば、普通に暮らしている伯爵令嬢ルイーズ。
けれど実際は、愛人の子ルイーズは継母に蔑まれた毎日だ。
継母から、されるがままの仕打ち。育ててもらった恩義もあり反抗できずにいる。
継母は疎ましいルイーズを娼館へ売るのを心待ちにしており、それをルイーズに伝えてしまう。
18歳になれば自分は娼館へ売られる。そうなる前に逃げるつもりだ。
継母の狙いとは裏腹に、ルイーズは子爵家のモーガンと婚約。
モーガンの本性をルイーズは知らない。
婚約者の狙いでルイーズは
、騎士候補生の訓練に参加し、侯爵家嫡男のエドワードは出会う。
この2人、出会う前から互いに因縁があり、会えば常に喧嘩だ。
「どうしてエドワードは、わたしと練習するのよ。文句ばっかり言うなら、誰か別の人とやればいいでしょう! もしかして、わたしのことが好きなの?」
「馬鹿っ! 取り柄のないやつを、俺が好きになるわけがないだろう‼ お前、俺のことが分かっているのか? 煩わしいからお前の方が、俺に惚れるなよ」
エドワードは侯爵家嫡男の顔の他に、至上者としての職位がある。それは国の最重要人物たちしか知らない。
その2人に、ある出来事で入れ替わりが起き、互いの距離がグッと縮まる。
一緒にいると互いに居心地が良く、何の気兼ねも要らない2人。
2人で過ごす時間は、あまりにも楽しい…。
それでもエドワードは、ルイーズへの気持ちを自覚しない。
あるきっかけで体が戻る。
常々、陛下から王女との結婚を持ち掛けられているエドワード。
彼の気持ちはルイーズに向かず、自分の結婚相手ではないと判断。
そんななか、ルイーズがいなくなった…。
青ざめるエドワード。もう会えない…。焦ったエドワードは彼女を探しに行く。
エドワードが、ルイーズを見つけ声を掛けるが、彼女の反応は随分とそっけない。
このときのルイーズは、エドワードに打ち明けたくない事情を抱えていた。
「わたし、親戚の家へ行く用事があるので、あの馬車に乗らないと…。エドワード様お世話になりました」
「待てっ! どこにも行くな。ルイーズは俺のそばからいなくなるな」
吹っ切れたエドワード。自分はルイーズが好きだと気付く。
さらに、切れたエドワードは、ルイーズと共に舞踏会で大騒動を起こす!
出会うはずのない2人の、変わり身の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 08:26:25
206788文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2776pt 評価ポイント:1630pt
海賊が跋扈し、新たな土地を求め人々が海に向かう大航海時代。そんなある船の上で一人の男が処刑されようとしていた。男の名はエンリケ。年齢も30を超えた凄腕船医であった。エンリケには未練がなかった。当然の定めと受け入れ海へと投げ出される。彼の人生はここで終わる...はずだった。
「ぬぁーはっハッー! お前は今日からいるかさん号の一員だ! 」
目が覚めるそこは船の上。更には特殊なことにこの船には女性船員しかいない美少女美女海賊団だった。そして何の因果か彼は船員の一員となる。傷を治す
ために薬を塗ったり、触診するたびにセクハラと疑われつつも、日々を過ごす。時折嵐に見舞われ、戦闘に巻き込まれ、一部の船員と対立しながらも自らをこの船に乗せてくれたコロン・パイオニアへの恩義として働き続ける。だが、女しかいない空間は流石に辛いです。
これは死にそびれたおっさん船医が、美少女美女達と絆を深めていく物語である。見えない航海の果たしてその先にあるものとはーー
主人公はおっさん。戦闘面に関しては中ほどで基本的に美少女達の方が強いです。なので最強ではありません。
作者は船について知識が曖昧ですので間違いがあれば指摘があると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 12:00:00
313784文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:4086pt 評価ポイント:1172pt
魔法の道具を生み出す『聖女』が生まれる国、エッフェルト王国。
そこで8歳から10年間戦争のため徴兵されていたサク・ブルーノアは、ある日勤めていた技術試験局への王族視察で、第一王子グラウス・エッフェルトから”自分専用の聖女“になれと言われてしまう。
普通なら大いに喜ぶ場面だが、サクは違った。
何故なら彼女は、王子なんかではなく国を救った英雄––––伝説の軍人ラインハルトという、自分の最推しのためだけに今まで宝具を作ってきたのだから。
自分をただの生産道具としか見ないグラウス
からサヨナラすべく、サクは自らの技術をフルに活用することにした。
そして何の因果か恩義か……、その企てのキッカケは今まで宝具を納めていた推しの軍人ラインハルトからもたらされた。
戦争も終わり、自身の障害となったラインハルトを抹殺しようと度重なる攻撃を仕掛けるグラウス。
暴走した王族を相手に今––––ただ”愛“のみを求めて、超大国すらぶっ飛ばす聖女と軍人の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 17:30:34
39304文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:314pt 評価ポイント:200pt
ポッド・ゴッドという街にボロボロの姿で現れたパシャ。
三白眼で冴えないおじさんであるパシャはどこかしら不気味。
けれど一宿一飯の恩義なのか、助けてくれたミオの窮地を救う。
あらかじめ用意していた「あれこれ」で。
※カクヨムにも投稿してます
最終更新:2023-05-25 19:06:37
117287文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:22pt
ガナーシャは40近いおじさんだが、未だに冒険者を続けている数少ない存在。
年齢と黒魔法使いを理由にパーティーへの参加が年々難しくなっていたが、とあるパーティーに拾われる。
孤児出身でありながら、その類稀なる素質によって英雄候補に選ばれた三人の少年少女のパーティー。
攻撃魔法に優れる強気な魔法使いの少女、リア。
大人顔負けの剣術を操る少年、ケン。
そして、治癒魔法の使い手、ニナ。
三人は同じ孤児院出身で、同じ人間からとある支援を受けていて、その人間に恩義を感じていた。その人物の
名は『アシナガ』。
彼らにとって、支援者アシナガに送るメッセージ、そして、その返事が癒しであり救いであった。
臆病で冴えないおじさんとアシナガおじさんを慕う三人の英雄候補の冒険物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 07:45:47
360741文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:6492pt 評価ポイント:3716pt
ルベド・アルス=マグナはキマイラだ。
外道錬金術師の作品として二度目の生を受けた彼は、一応恩義もあるし、今更人に未練もない――ということで、ファンタジーモノのボスとして自由気ままに生きると決めた。
今日も錬金術師のムチャブリに答えながら、異世界を満喫したりしなかったりする。
マジで非道なダメ人間クール系美女錬金術師に創られた主人公が、ひたすら振り回されたり異世界人を振り回したり蹂躙したりする話です。
この作品は、カクヨム様でも掲載しております。
最終更新:2023-05-15 04:34:49
646175文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:898pt 評価ポイント:458pt
ガナーシャは40過ぎのおじさんだが、未だに冒険者を続けている数少ない存在。
年齢と黒魔法使いを理由にパーティーへの参加が年々難しくなっていたが、とあるパーティーに拾われる。
孤児出身でありながら、その類稀なる素質によって英雄候補に選ばれた三人の少年少女のパーティー。
攻撃魔法に優れる強気な魔法使いの少女、リア。
大人顔負けの剣術を操る少年、ケン。
そして、治癒魔法の使い手、ニナ。
三人は同じ孤児院出身で、同じ人間からとある支援を受けていて、その人間に恩義を感じていた。その人物
の名は『アシナガ』。
彼らにとって、支援者アシナガに送るメッセージ、そして、その返事が癒しであり救いであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 17:14:45
17251文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:7350pt 評価ポイント:6412pt
元宮廷魔導士、現在はしがない魔女業を細々と営む魔女イブの元に、予想外の来客が訪れる。
客の名は現役宮廷騎士、ロベルト・ヴァレンティ。
イブの初恋の人であり、忘れようとしている人だった。
わざわざイブの元を訪れたロベルトの依頼は娘のルフィナに魔法を教えてほしいという内容だった。
ロベルトが結婚している事も、子供がいる事も全く知らなかったイブは、再会と同時に失恋した。
元々叶うなんて思っていなかった恋心だ。それにロベルトの事情を聞くと依頼を断れそうにもない。
今は1人
気ままに生きているイブだが、人の情には厚い。以前、ロベルトにお世話になった恩義もある。
「私が教えられる事で良ければ…」
自分に自信がないイブと言葉足らずなロベルト、自由奔放なルフィナ。3人が幸せを掴むのは一筋縄ではいかないようです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 18:00:00
44910文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:668pt 評価ポイント:432pt
【ネタバレ注意】
市民革命によって滅びた亡国の姫であるリーネットはたった一人、貧民街で政府から身を隠しながら身体を売って小銭を稼ぎ、厳しい生活を強いられていた。そんなある日、ひょんなことからかつて姫だった頃に命を救った同じ年頃の貧民・ピエールと再会する。大人になったピエールは現在、国の頂点に君臨する組織【ギロリア】のナンバー2として王家の血を継ぐ唯一の存在であるリーネットを追う立場に居た。しかし、現在の国の体制を内心快く思っておらず、自らの命を救ってくれたリーネットに恩義を感
じていたピエールは、危ない橋だと理解しながらも彼女を自らの屋敷に匿うことに・・・。
近世ヨーロッパをベースとした世界観で繰り広げられる、異世界ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 16:14:49
1627文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
自称大和撫子の立花ぎん子は、気が付けば異世界で奴隷にされていた。
運良くよさげな人物に買われたものの、ぎん子は迷宮奴隷という危険な労働、ダンジョンの探索を生業とする冒険者になることを強いられる。
愛国精神が強い訳ではないものの、拉致された挙げ句、奴隷身分にされたともなれば、当然のように思うだろう──帰りたい。
それに故郷の日本には、敬愛する師がいる。
なればこそ、ぎん子は何としてでも冒険者として成り上がり、いつしか元の世界に、生まれ故郷の日本に帰国するのだ。
そ
れなりにマシな人格者のマスターに恩義を返しつつ、己を買い戻し、愛する師のもとに帰るのだ。
がんばれぎん子。負けるなぎん子。お前の明日はこれからだ!
「私、ゴブリンより雑魚ってマジですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 00:00:00
45399文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
鬼の血を継ぎ、忌み嫌われ、虐げられる存在であった紗夜。そんな紗夜の元に訪れたのは国の4大名家に含まれる如月家の当主、如月清俊であった。彼は紗夜に出会った瞬間、嫁に来てほしいと結婚を申し込む。それには彼の妖をひきつける異常体質が関係していた。助けられた恩義からか、紗夜は妖をひきつける体質が原因でまともな生活すらおくれていなかった清俊を守り、支えることにする。こうして二人の生活が始まった。結婚を前提にした関係でありながら、幼い頃の扱いのせいか、感情が乏しい紗夜は清俊に情を抱きつつ
もそれが恋情なのかわからず、なかなか二人の仲は進展せずにいた。
これはそんな二人が惹かれ合い、本当の夫婦になるまでの物語。
この作品はPixivにも同タイトルで掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 09:33:39
68280文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:10pt
浅巳家は武州北部の秋霜村の豪農であった。広大な農地と小作人を抱え、絹、煙草、お茶などを扱う商家としての側面も、持っていた。
また関東八州取締出役(八州廻り)から十手を預かっており、秋霜村寄場組合の大惣代を勤めていた。秋霜村寄場組合は秋霜村を中心に近隣の村々が協力して運営している、現代で言うところの警察組織であった。八州廻りの役人の道案内が仕事だったが、実際には、無宿ものの捕縛や賭場の手入れなどの荒事にも従事していた。
秋霜村寄場組合は二百五十名余りの取り方を動員できた。そ
してこの二百五十余りは、実質的に浅巳家の私兵であった。
上州で博徒同士の争いが起きた。親分を殺された四辻の捨松は、単身で仇である新免一家に挑むが、重傷を負う。その捨松を救ったのは、浅巳家の跡取りである嘉一郎であった。嘉一郎は手代の音吉を使い、捨松を浅巳家で匿った。
嘉一郎は捨松に恩義があった。そのことを知っていた嘉右衛門は、食客の間尚蔵や八州廻り同心の、佐々木繁明等を使い、新免一家を葬り去る。
秋霜村から西の永尾郡は山深い土地であり、「山筋」などと呼ばれていた。山筋は一揆の暴発の危険が常にあり、八州廻りは警戒を怠らなかった。
八州廻り同心、佐々木繁明が、山筋の巡視に向かった。道案内として、秋霜村寄場組合から、浅巳家次男の勇次郎を筆頭に十数名が同行した。一向は、永尾郡の中心である永尾宿に一泊し、翌日に奥永尾の豪農である大野家を訪れた。
大野家で待っていたのは、久馬と三人の侍であった。この浪人立ちは、過去に一揆を先導したかどで、お尋ね者となったいた。
久馬は、浅巳家に、一揆を手始めに、大規模な反乱を起こす協力を求めてきた。しかし、勇次郎は即座に断り、逃走を図る。
一行は間道を抜けて秋霜村を目指すが、その途中の戦いで数名の犠牲でたが、その対価として、大野久馬を討ち取り、勇次郎や佐々木らは、無事に秋霜村に逃げ切った。
大野久馬と浪人たちは、一揆の中核として犬神党を組織していた。二百名余りの犬神党は、故大野久馬の妹を新たに党首として担ぎ出し、秋霜村に向けて進軍を始めた。
秋霜村では、寄場組合の二百五十に近隣や付き合いのある者の助力を得て、三百余りを動員し、山筋の一揆勢を迎え撃つ準備を始めた。
三日後、犬神党を中核とした一揆勢は、千二百余りとなり、秋霜村に襲い掛かってきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 09:33:18
36573文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
一つの大陸に八つの国と、八つの神、そして八人の主【化神官】がおり、それらが激戦を繰り広げるVRMMORPG【ロジスティクス・サーガ】。
ある日そこへ、風変わりな少女、ネロア・ルォーナピアナがログインし、環境劣悪、治安最悪な死国【トードイスムカ】を目指した。
それは怖い物見たさというだけではなく、ある人への恩義だった。
だが、その時彼女は知らなかった、現在、その死国は、二重の意味を含んでいるとは。
これは、意思ある異端者が、意思無き多数者を嘲るための戦い……
最終更新:2022-05-23 23:01:43
566315文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:36pt
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。
アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。
ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきてアイリスは連れ去られた。
アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。
去ろうとしている人物は父と母だった。
ここで声を出し、起きていることがバレると最悪
殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたがそのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。
朝になり起こしに来た専属メイドがアイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずにその場でアイリスが誘拐された責任として専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。
クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして公爵家から出ていった。
しばらく歩いていると次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。
アイリスの無事に安心した二人はカイルの話を聞き、三人は王城に向かった。
王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは
命られ、アイリスは公爵家の目がなくなったので無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 12:00:00
196111文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:3636pt 評価ポイント:1812pt
作:古芭白 秋良
ハイファンタジー
短編
N9238HN
リスロウ王国の心優しき王女シルヴァリアが看取った女性は少年ソアルの母。
この時の2人の出会いが後の運命を動かす――
北の小国リスロウの王女シルヴァリアの美しさは近隣諸国にも知られていた。その美貌に目をつけた氷の魔王が侵攻してきた。数多の英雄がそれを迎え撃ったが魔王の圧倒的な力の前にみな敗れ去る。そしてリスロウは閉ざされた氷の国となった。
ただ1人の生き残ったソアルは恩義あるシルヴァリアを救いたかったが、己の弱いスキルでは太刀打ちできないと魔王を倒す術を求めて旅に出た。
それから3年――
ソアルは立派な青年となってリスロウへと戻ってきた。
果たして彼は魔王を打倒しリスロウを、国民を、そしてシルヴァリアを救うことができるのか?
秋月忍様主催『アンドロメダ型企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 12:01:02
11697文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:218pt 評価ポイント:202pt
諸葛亮から反骨の相が有るとして初対面の席でいきなり死罪を言い渡された武将である魏延。
劉備の取り成しで配下となり、南鄭太守・北伐軍先鋒隊大将として蜀の重鎮としての地位を築いた。
軍師諸葛亮が第五次北伐中に陣没した事から話が始まる。
「俺を配下として遇してくれた劉備様の恩義に報いる為だけに戦ってきた。反骨の相など単なる言い掛かりである。俺は劉備様の為にもう一度戦い抜いてみせる。」
*登場人物によっては史実と人物像が大幅に異なる場合があります。
*カクヨムに先行投稿しています
最終更新:2022-02-16 18:49:29
204528文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:3588pt 評価ポイント:2118pt
村で働く16歳の少年ルークは、嵐の中で大怪我をし、謎の青年イーベルトに助けられる。
恩義を感じたルークは、村から離れて生活をするイーベルトの生活を支え親睦を深めていくが、イーベルトにはルークに語れない秘密があった。
最終更新:2022-02-10 06:28:54
1970文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日野(ひの)佳那(かな)は、文芸同好会の先輩である藤峰(ふじみね)照子(てるこ)とVRゲームをしていた。照子がゲームの奈落へ落ち、ついていったところバグのような空間に閉じ込められた。そこでカムナオヌシと名乗る謎の男から神殻の神駆りになるよう頼まれる。カムナオヌシの話が終わり、通常のゲームに戻ったところで照子に確認すると、日本が地震に襲われるのでそれを食い止めると説明された。照子は災害を止める気でいた。照子に対して恩義と恋慕を抱く佳那としては、照子を一人で行かせる理由はなく、
一緒に地震を止めることにした。ゲームを終えた佳那は、カムナオヌシから現実世界、佳那の部屋へ送られて来た木製のVRゴーグルに気付いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 17:24:47
115431文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
寒い寒い冬の日の日暮れの事です。一人の少女が真っ白い息を吐きながら、一人森の奥を目指し歩いています。
淡い榛色の髪と、透き通るようなエメラルドの瞳が印象的な、彼女の名はリア。リアは七年ぶりにやってくる流星群を見る為、森の奥深くの湖に向かっていくところなのでした。
先を急ぐリアの前に、次々と助けを求める動物達が現れます。
心優しいリアは、リアに助けられたことに恩義を感じついてきたオオカミの忠告を聞かずその動物達を助けてやるのですが……。
果たして、リアは夜明けまでに湖にたどり着
き、流れ星を見る事が叶うのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 11:41:04
7512文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:254pt 評価ポイント:242pt
領主に対して恩義を感じており、領主からの信頼もあつい男が、金庫番に任命されました。
それを見ていた悪魔が、男をたぶらかそうとします。
領主の事を裏切ることはないと思われていた男でしたが……
人を信頼して仕事を任せるとはどういう事なのか、と考えながら書かせて頂きました。
皆様は、悪魔の言葉をうのみにしないようご注意ください。
最終更新:2021-10-24 06:00:00
3646文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:34pt
不意を打たれ倒れた武人・山民(サンミン)は、しかし死の淵から蘇る。身を起こした先に見えたのは、白衣の占者・師尊(シズン)であった。
恩義を感じた山民(サンミン)は、半ば押しかける形で旅に同行する。師尊(シズン)の行く先を、あるいは行く末を見届けるために。
かくして動乱の世、奇妙な二人旅が始まった。
山民(サンミン):武人。流れ者。生命を救われ、護衛を買って出る。
師尊(シズン):占者。「おさめよ」と天の声を聞く。
最終更新:2021-09-16 20:01:52
30130文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:22pt
希代の魔術師であった青年は前代未聞の大規模殲滅魔術を開発した。戦争の在り方を変えるその大規模魔術に目を付けた組織はとある仕掛けを施し青年を利用する。
平和のための抑止力となるはずだった大規模魔術は一国を滅ぼし、知らずに発動させた青年は厄災の首謀者として後世に名を残すことになる。
青年は二度と厄災が起こらないよう組織の隙をついて自分ごと研究結果を闇に葬り去ることを決意。その短い生涯に幕を降ろした。
復讐に身を捧げ、利用し利用され続けた日々。後悔の連鎖に苛まれた人生の終わり迎えた
青年だったが、目が覚めると少年時代に戻っていた。
戻ってきた青年は後悔し続けた人生をやり直し、起こり得る悲劇を防ぎ、前世での恩を返すことを決意する。
「前世での恩とはいえ、返さなければならない恩義がある」
先の知識を持つ希代の魔術師が歩む因果応報のお礼参り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 00:00:00
49806文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:8pt
地球にダンジョンが出現して半年。
各国がこぞって攻略を競ったが、未だ攻略者が出たという報告は聞かない。
未だに増え続けるダンジョン。
あふれ出したモンスターが人を襲い大惨事を起こした光景が放送されたことも、記憶に新しい。
日本も対策に出た。
若者の積極的起用のため、ダンジョン対策に新たな資格を創設。
そして、第1期生としての合格通知が発送された。
これは、その有資格者となり、初めてダンジョン攻略者となる青年の冒険譚を描いた、ダンジョン攻略物語!!
――ではな
かった!!
普通のボッチな青年が、とある少女と協力関係を築き、その対価として得たものを使って奴隷少女を買って行きます。
奴隷少女たち、ダンジョン攻略なんて朝飯前です。
なんでこれに手こずってるのか理解できていません。
このお話は。
異世界から地球へと買われて、恩義や色んな意味で慕う主人のためにワタシTUEEE!!する奴隷少女たちから、なんとか存在意義を奪われまいと奮闘するボッチ主人の、戦いの記録である。
……という感じになればいいなと思ってます。
この作品は奴隷表現があります。
苦手な方は閲覧をお控えください。
後、作者の都合上更新が不安定です。
予めご了承ください。
2019/11/09:ローファンタジー部門日間ランキング1位になりました。ありがとうございます!!
2019/11/12:ローファンタジー部門週間ランキング1位になりました! 継続的にご声援を頂けて、大変うれしく思います、ありがとうございます!
【書籍化】集英社WEB小説大賞にて奨励賞を頂き、書籍化することになりました。
これも読んでくださった読者の皆さんのおかげです、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 23:59:29
1728836文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:44821pt 評価ポイント:22503pt
介添《かいぞえ》 栄信《えいしん》はしがない雑誌編集者だ。
品川にあるいかがわしい出版社で、ジャーナリストというチンピラヤクザを使いパシリにしている、編集者だ。
ある日、デスクで勤務中に突き上げるような衝撃を感じ、地震かと調べていた介添に、社長から内線が入る。
社長室に来てくれ、と。
電話の向こうの社長は雲行きが怪しそうだったが恩義ある社長に逆らうことはできず、介添は社長室へ向かう。
そして、そこで伝えられた言葉は――
「さぁ、これを手に、魔法少女戦隊に入り込んで、中か
ら崩壊させるんだ」
・この作品はハードボイルド風文学的TS魔法少女ものになります
・はっきり言いますと、頭が悪い内容です
・魔法少女モノを期待してはいけません
・気まぐれなので思いついたらしか書けません
・深く考えたら負けです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 16:10:58
2520文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
俺は冒険者パーティーから追放された。
元は、ここいらでは有名な最底辺のパーティーだった。
それが、俺がここに入ってから数ヶ月でこの辺りではなのしれた有名パーティーへと上り詰めたのだ。
俺はそんなパーティーから追放された。
冒険者どもに比べれば、俺の力なんて屁みたいなもんだ。もちろん、魔物なんて倒せるはずない。
俺はこんな頭のおかしな連中とは違うのだから。
まあでも、こいつらのおかげでスキルについては色々知れたし……
最終更新:2021-06-19 23:24:39
8457文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:68pt
隣国の革命に大きく関与した、立憲君主制の国があった。
そのままの姿で突然、転生した十八歳のエリカは、王家に伝わる宝物『魔導具』を操ることができる、国内では特別な人間だった。
そのため、王女の侍女(じじょ)として働くことが許されている。
前世では碌(ろく)なことが無かったため、侍女の立場で悠々自適に暮らしていた。
ところが転生して二年後、始めての失恋を経験して、侍女を辞めることにした。
旅立つ直前、王女と再会すると、彼女がなぜか婚約破棄の危機に瀕(ひん)している。
少なからず恩義を感じていたエリカは、旅を延期し、彼女を助ける決意をした。
実は、婚約者には以前から秘密があった。
それを知っていたエリカは、秘密を暴き立てようと動き出す。
苦い初恋のあと、秘密をめぐる娯楽サスペンスアクション劇が始まる。
※「失恋の描写」があります。ご注意ください。
※本作は以下の小説投稿サイトにも満載しております。
・アルファポリス
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 13:12:26
123652文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:64pt
主人公、三浦康男は仕事で取り返しのつかない失敗を犯してしまった。それを数年来の友人と有能な女性が救う。彼らには康男に対して大きな恩義があったのだ。その恩義とは?
最終更新:2021-05-07 10:39:33
5718文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:22pt
ある冬の日。
著名な画家であるオリバー・カーティスの元に、一通の手紙が届いた。
「私の絵を描いてください」
差出人はカミラ・レミニエル元侯爵令嬢。
六年前、婚約者だった王太子に無実の罪を着せられて婚約破棄された悲劇の令嬢だ。
彼女に恩義を感じていたオリバーは、依頼を受けることを即決。
すぐに彼女が住む旧侯爵邸に向かうが、彼女の依頼が、実は自らの遺影を描くことだったと知る。
この話は、「無実の罪で断罪され婚約破棄された令嬢」の、その後の話である。
最終更新:2021-04-23 17:47:41
9288文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:34490pt 評価ポイント:31692pt
その夜の月はブルームーンと呼ばれ 芸香 ルウ の亡くなった母のスズが好んでいた。月に詳しいわけではないが 幼い頃 ベランダからよく一緒に月見をした。一番心に残っている思い出だ。ルウはブルームーンの日に生まれたという。
主人公芸 香ルウ
京都在住 1975年8月22日生 美男子で容姿端麗 具有族
芸術工科大卒でクリエイター志望
2人目の主人公芸香リン ルウの甥
東京在住 1989年5月21日生 ルウと同じ美形具有族
叔父と父が疎遠なため ルウとは殆ど会っていない。
青い
月: 多くは火山の噴火、もしくは隕石の落下時に発生するガスや塵などの影響によって、かなり稀でいつ起こるか予測できないものの、月が青く見えることがあるとされている
Blue Moon は、二分二至(春分・夏至・秋分・冬至)で区切られた季節の中に4回満月があるときに、その3つ目をブルームーンと呼んだ
※Wikipedia 出典
1995年1月 神戸に滞在し地震の被害にあい転換期となる。セレンに対する恩義は忘れないルウ。大学時代から京都に住んでいる。勤務先は大阪。
この物語は 根源に仙士の術使いの能力保持のために一子相伝を守った芸香家の叔父が後継のルウに託すところから始まる。後半2人目の主人公 そのルウの甥である芸香リンのメンターとなり徐々に託していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 14:00:00
55056文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
災いを被った者である被災者。それは、なにも大きな災害に遭って苦難を強いられる人々だけを指すのではなく、実は人は生まれた時から死ぬ瞬間まで、被災者なのではないか。我々は、日々何かしらの禍を被っている。心の中をもし窓ガラスのように覗けるとしたら、チクチク刺されたトゲだらけでびっくりするかもしれない。自分自身の力でそのトゲを抜く勇気と力と経済力を持っている人など世の中にどれだけいるだろう。平和な毎日とは何もない状態、それがふつうで当たり前。でも実はサーカスの綱渡りみたくふつう(・
・・)という細い綱の上を危なっかしく歩いているだけで、いつそこから転落してしまうか誰も分からない。大きな網の目のセーフティーネットからもこぼれ落ちてしまったら、人はどうして生きていったらいいのか。ある災害が起こって、そこに集まったボランティアたち、愛知県の小さな町で代々続く酒蔵を営んではいるが、親から譲り受けた家業を判で押したようにこなしているだけで、ボランティアをして人助けをすることだけが生き甲斐のような蔵元杜氏、各地で災害があると、まるで一時保護施設のように避難所に潜り込んで、一宿一飯の恩義でボランティアをしつつ、老母の年金で食い繫いでいる無職の中年男、日本の社会の中で苦悩する外国人留学生の悲哀、被災者であるろう者の生き難さ、認知症の家族を抱えた葛藤、そして彼らを支えサポートする社会福祉協議会の男性の様々なストレスなど、ふつうに生きたくても、そのふつうが出来なくて、もがきながらもそれでも生きている人々の有り様が各章に分けて描かれています。人が人として人を助け、その温情に人として『ありがとう』と感謝の念を持つ。最後に残るのは、お金でも権威でも損得でもなく、人の心であると信じたい。
毎日は皆忙しくて、時間と時間の狭間でどうにか生きているようなもので、時間があればスマートフォンだって覗きたいし、名のある作家ならともかく、無名の者が書いたものなど眼を通す奇特な方などいないかもしれませんが、もしよろしければチラリとでも見てもらえるとほんとに嬉しいです。コンクリートのように硬くて重い物語ではなくて、笑える要素もあるので日常の息抜きにでも読んでもらえれば幸いです。保育園の頃、お寺のお堂で正座をして両手の親指と人差し指をくっ付けて三角を拵えてお辞儀をすることを覚えました。どうかよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:00:00
57179文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あの方はどこかな。すぐ見つかると思うけど。
手で輪っかを作りその間から地上を見下ろした女は信じ難い光景に目を疑い、そして思考が停止した。
前世の面影など欠片もない、自堕落な少年が'あの方'の生まれ変わりであることを発見したからである。
『信じたくないけど、間違いないわ。、、仕方ないわね。』
そこで'あの方'の恩義に報いるために男を鍛え直す決心をした女は地上へ降り立った。
『おい、君。名を名乗りなさい。』
『僕ですか、、。佐野隆二ですけど。』
本来交わることの無い
2人が隆二の人生を変えるため、波乱の生活が今始まる!
ちょっとファンタジー要素ありますが、考えてヒューマンドラマにしました。様々な要素ありますが、楽しんで読んでいただけたらなと思います。
面白いと思うので空き時間に是非。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 17:34:05
9057文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ほぼ廃墟と化したオンボロアパート 『イエナガ莊』を半ば騙され押し付けられた漫画家志望の青年・家永真人は、使っていない一室で倒れている謎の男を発見し、とりあえずは介抱する。
男は自称 異世界から転移してきた伝説の賢者 パラケルススと名乗り、助けてもらった恩義に何か願いを叶えようかと持ちかける。
答えに悩む真人であったがら、ふとあるアイディアを閃く。
「あれ、この状況漫画にしたらメチャクチャ面白くね?」
こうして、異世界から流れ着いた伝説の賢者を題材に漫画を描く
ことを決意した真人は取材を家賃にアパートの一室を貸し与えることを持ちかけ、パラケルススも了承。
異世界人向けアパートの大家としての生活が始まった。
さらに、伝説の賢者以外にも、異世界から流れ着いた住民が、次々と集まってくることになり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 21:00:00
14674文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
外れユニークスキル【経験値増加】を授かったノルンは幼馴染で恋人でもあるローザと勇者パーティに加入していた。
しかしいつの間にかローザと勇者がいい関係になっておりレベルの上がりにくかったノルンを疎ましく思った勇者は彼を追放する。
恋人を奪われパーティを追放されたノルンは家に戻ったが、出来の良い弟と比べられ実の親からも要らないと言われ縁を切られ、村人たちからも身に覚えのない罪で叩かれた。
やけくそになった彼は自ら四天王の1人がいると言われる城に向かったがそこで出会ったのはまさ
かの女魔王だった。
「それは辛かったな。良ければ私と来ないか?それと、お前のスキル面白いな。私が少し鍛えてやろう」
そうして少しどころかぶっ壊れチートスキルになった外れスキル。
彼は恩義を感じて魔王側に寝返ったら、いつの間にか魔王からも右腕と信頼される存在にまで成り上がっていて。
その一方、意外なところで役に立っていたノルンを失った勇者パーティは勢いを失いその地位を落としていくことになる。
その結果勇者との繋がりがあったノルンの元家族にも影響があり、それでも様々な作戦を考えるがノルンの前ではすべて無駄で、ノルンを裏切った者達は破滅の道を辿っていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 00:58:30
55065文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:16846pt 評価ポイント:8614pt
ハルシュタット帝国の第1皇子マティアスは、いずれ帝位を継ぐときのために、部下集めに余念がない。そんな彼が官僚候補として目を付けたのは、アイクラー公爵家に引き取られたライヒシュタイン辺境伯位継承権保持者のイルムヒルデだった。皇子の学友フィリベルトが彼女を助けたことから、ライヒシュタイン辺境伯位継ぐか継がないか騒動に発展していく。
一方、フィリベルトの叔母シグリは、帝国軍をまとめる優秀な幕僚長である。もともと官僚であった彼女は、くすぶっているところを元帥に拾い上げてもらった恩
義があった。
※主人公はイルムヒルデです。後ろ向きかつ、直接場面はありませんが、暴力を受けていたという設定があるので、忌避感のある方は回避願います。
※話の中で、視点が一人ではなく、第3者視点になるように書いています。慣れていないので、読みにくいかもしれません。
※そのほかはいつも通り緩めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 07:00:00
132241文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:302pt 評価ポイント:156pt
「きみはいったい、『何』ですか?」
「ボク? ──『動く死体』だよ」
『未来視』を持つ少年は、生物の終点が『死』であるがゆえに、道行く人間がすべて死体にしか見えなかった。
高校の入学式の日、彼は生きたように見える少女と出会い──借金を負わされた。
積もり積もって絡まり合う、恩義と負債と因縁の物語。
そして、余裕ぶった敬語で話す少年が、笑顔を失うまでの物語だ。
最終更新:2020-06-30 18:49:57
80283文字
会話率:57%
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総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
家族を養うために田舎領主の使いっ走りをしているオグマは、その苦しい立場をいいことに安い給料でこき使われていたが、特別な能力もない自分を雇ってくれた領主に恩義を感じ、身を粉にして働く日々を送っていた。
ある日、神として崇められている竜の像に雷が落ち、その破片が頭に突き刺さるという大怪我を負うが、一命をとりとめたばかりか、それをきっかけに【理解】という聞いたこともないスキルを会得する。相手の心の声を知ることができるその力で領主に駒としか見られていないことに気づいたオグマは、使い
っ走りをやめて王都へ向かう。
つまづくことはありながらもなんとか新生活を始めた彼はあるとき、王都内に現れたサイクロプスと遭遇する。退治には小隊が必要とされるその強力な魔物を、オグマはなんとひとりで討ち果たしてしまう。
「どうして勝てたんだ……?」
自分の中に秘められた規格外の力に戸惑うオグマ。
その様子を目撃していた、商家の娘であり絶世の美女であるリュエットに、
「どうか王都の英雄になってくださいませんか?」
と乞われ、人びとを幸せを守るために戦うことを決意する。
黒いフードとフェイスガードで顔を隠し、人びとを苦しめる魔物を次々と討ち果たす謎の人物の噂は瞬く間に王都に広がる。同時に【理解】は底知れない進化をたどっていく――。
これは優しさとひたむきさだけが取り柄の不遇な青年が、やがて英雄となるまでの物語である。
※『カクヨム』でも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 18:13:16
55767文字
会話率:44%
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