大切な物があった。守りたい人がいた。
何度、守ろうとしたのか。何度、失う苦しみを味わったのか。
時を繰り返し、それでも何も救えなかった彼女――マレガレットは一言。
「もう……いいでしょう?」
一人の令嬢として生き、愛する人と共にありたいと願った。しかし裏切られ続け、破滅の道しかないことを知った。
だから諦めて全てをかなぐり捨て、マレガレットは決意する。――世界を滅ぼす魔女になることを。
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最終更新:2022-09-05 17:00:00
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