レオス・ランバート。36歳。
冒険者ギルドに所属しながらも、毎日引退することを考えながら少数の魔物を狩るだけの仕事を続けていた彼の下に奇妙な双子の子供が現れた。
「レオスおじ様。私たちとパーティを組んで貰えませんか?」
二人が一人前になるまでという軽い気持ちで双子の面倒を見るようになったレオスだったが、次々と予想外の行動を取る双子に振り回されている内に、若かりし頃の夢を取り戻していく。
これは、20年遅咲きの中年冒険者と若すぎる天才双子冒険者が、まだ見ぬ大陸の奥地を目指す冒険
の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 06:00:00
329527文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:19pt
大国滅亡直前に反乱が鎮圧された。王族で唯一処刑されなかった姫君一人が行方不明となり、発見されず10年が経ってしまった。長きに渡って広大な領土と多くの人民を支配した王家の末裔の帰還を、貴族達は信じてやまなかった。
ある日、姫君に残された玉座を守るために結成された憲兵団に、新たな若い騎士達が入団した。後輩育成を任された23歳のクロードは、キースという18歳の新人騎士と組むことになった。話はよく聞く一方、言葉は愚か声も発さないキースに困っていたクロードだったが…。
最終更新:2020-12-11 11:48:09
2670文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:47pt