白磁のような肌にきらめく金髪、宝石のようなディープグリーンの瞳のシルヴィ・ウィレムス公爵令嬢。
きらびやかに彩られた学院の大広間で、別の女性をエスコートして現れたセドリック王太子殿下に婚約破棄を宣言された。
傍若無人なふるまい、大聖女だというのに仕事のほとんどを他の聖女に押し付け、王太子が心惹かれる男爵令嬢には嫌がらせをする。令嬢の有責で婚約破棄、国外追放、除籍…まさにその宣告が下されようとした瞬間。
「心当たりはありますが、本当にご理解いただけているか…答え合わせい
たしません?」
令嬢との答え合わせに、青ざめ愕然としていく王太子、男爵令嬢、側近達など…
周りに搾取され続け、大事にされなかった令嬢の答え合わせにより、皆の終わりが始まる。
※R15は、保険。後半恋愛要素あり。ほのぼの系を書いていたので、気分転換にざまぁありの話を書き始めました。45話ほどで完結予定。
勉強不足、ご都合主義、誤字脱字は、どうか、温かい目でm(__)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:00:00
33514文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:106pt
ナヒロはヒスメド地方を納める領主の娘として育てられてきた。五歳のある日の夜。屋敷が突如賊に襲われた。
乳母と母が屋敷から逃がしてくれたおかげで、命を救われたナヒロは、賊に屋敷を襲わせた首謀者が父の弟だと知ると、ヒスメド地方奪還を心に誓い、領地を離れた。
逃げる途中、熱を出し、道で倒れていた所をアカリの両親に保護された。自身の話をすると、夫婦は私たちの本当の子供として過ごせばいいと言ってくれた。
――時期が来たら、自分の本当の名前を言えばいい。
五歳の子供が一人で生きてい
けるほど甘くない。
ナヒロは夫婦の子供として、新たな地で生活していくこととなった。
しかし、ヒスメドの現状を知ると、その時期がくるまで大人しく待ってなどいられなかった。
領地を早くこの手に取り戻そうと行動するが、そう簡単にことは運ばなかった。
アカリの姉ローラが領地を取り戻す話。
*自サイト「月のミチ(閉鎖)」で公開分は 【五幕 1話】まで。【五幕 2話】以降は新規です。
2019/12/31 完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 00:00:00
168274文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:77pt