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検索結果:56 件
アメリカ大陸に派遣された私が最初に目にしたのは、駐屯地を囲むデモ隊だった。
怒号を飛ばし、プラカードを持った群衆が車両を取り囲む最中、自分がこの地に降り立ったことを不思議に思った。
1948年、日本はアメリカに勝利し、アメリカ大陸の西海岸を手に入れた。
植民地というシステムが形骸化しつつある時代、傀儡政権という形で樹立した西アメリカ帝国は、安定とは程遠い国家であった。
武装勢力との飽くなき戦闘、現地政府との軋轢、仕留め損なった隣国との拗れが、我々兵士に降り注ぐ。
イデオロギーが人の信念を強固なものに変え、狂乱へと誘うことは歴史が証明していた。
我々は繰り返すことしかできないのだから、また繰り返す為に殺すのだ。
資本主義も共産主義も民主主義も社会主義も、皆滅んだ後に何が残ると言うのだろう。
アナーキスト達の楽園だろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 02:27:19
159013文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:300pt 評価ポイント:190pt
数千年か、数万年経った未来の地球。
地球という呼び名は消え、世界の理すらも大きく変化していた。
科学文明は失せ、武力と魔法、魔物や亜人種も住む世界。
その世界に神の救いはなく、存在すら形骸化していた。
神は世界を見捨てたのか、既に死んでしまったのか。
ここに在る者は、この世界を【無神世界=イースルール】と呼んだ。
第一章は、奴隷落ちした少女の成長物語。やがて少女は仲間と共に、邪神と対峙する。
そして世界を、理すら変えた。
第二章は、十五年後。
前世の記憶を取り戻したのは連続殺人犯の少女の物語。
少女は魔王となり、自分と向き合いながら生まれた訳、そして真実にたどり着く。
最終章では、幕末に死んだ沖田総司が、猫人に生まれ変わった物語。
第二章の魔王や神を継ぐ者と呼ばれる存在達と戦い、そして助け合いながら、旧約聖書の、かぐや姫伝説の、そしてすべての真実が集約する。
【月水金更新 全177話】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 07:10:00
472171文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:72pt
平安王朝末期。
都は物質的、精神的な頽廃を辿っており、王朝を整備していた律令は形骸化していた。そうした世情の中、二条通りに面した辻で怠惰を享受する放免何某は、自己の将来に黙々と悩んでいた。自分の世界に入り込んでいた彼であったが、ふと、自身の足の上に片目のつぶれた蛇が這っていると気付き、驚くと、蛇を正面の空き家へと蹴り飛ばした。すると、空き家から女性の悲鳴が聞こえてきた。この出来事から彼は不安を解消する荒唐無稽な手段を画策し、それを実行しようと空き家へと侵入する。
そして、彼は
着物の中に隠れていた彼女を見つけると、当初の目的を忘れ、倒錯した世界へと入り込んで行く……。
*注意
世界観を演出するために女性蔑視的な表現及び、グロテスクな表現と性的な表現を多分に含んでいます。以上の表現が苦手な人はご注意ください。
*カクヨムの方にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 10:35:15
7706文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ANYA_ST
ハイファンタジー
連載
N2258IW
シーの魂が消え去ってから10年が経過した。それに続く10年間、蛍は一生懸命に自分の人生を取り戻すために努力した。
高校生ではなくなり、現在25歳の蛍は、地元の有力企業で主任プロジェクトマネージャーとして成功していた。外部から見れば、彼女の人生は完璧に見えた―愛する彼氏、中学校の頃からの幼馴染と一緒にアパートを共有し、魅力的な給料の満足な仕事、そして支えになる家族。すべては、彼女自身を含めて、人目を引くように整えられていた。
しかし、この表面の下に、蛍は心の中で微妙な不安を
感じていた。彼女は自分が築いた人生に満足していたが、何かを求める一部が彼女の心をざわつかせていた。過去に突っ込むことを恐れ、彼女は自分が育んだ安定の形骸を乱すことを恐れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 17:25:25
8419文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
顔が割れるのは勘弁してほしい。おれは日陰者でいい。
最終更新:2024-03-23 07:00:00
258文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:56pt
作:脱水カルボナーラ
空想科学[SF]
連載
N2476HZ
五度目の世界大戦に見舞われた地球。政治家や軍事政権が何世代にも渡り、戦争を続けることで得られる利権などの為に、本来の目的や意味を失った戦争を続けている。そのような時代の潮流の中で、国家という共同体の概念はいよいよ形骸化し、市民達により世界中に名も無きスラム街や自治区が樹立された。ある日、日本国の自治区「洲ガモ」の喫茶店「人参房」のマスター、ウサギマスクのバニ沢は、バイトの滝川(年齢・性別不詳)と共にいつも通り暇な営業時間を過ごしていたが、店に突如飛び込んできた、怪しげな謎の少
女を保護する。その後すぐに、謎の黒い影が地面から染み出してきて、店の窓を破壊して襲いかかってきた。黒い影の正体こそ、大戦で猛威を振るい始めた兵器、“フロイト”。滝川がモップで抵抗するも、あっけなく敗北。絶体絶命の状況で、フロイトに飲み込まれそうになった少女は、バニ沢にある言葉をかける——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 01:30:05
32136文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
少女は少年のすべてを変えた。今日の闇を払い、明日に希望をもたらし、形骸の友情も、虚しいだけの恋も、少年の目に映る世界のすべてを色あざやかに塗り替えていく。しかし少年は気づいていなかった。本当は彼女こそが――少女が唱えた『魔法の言葉』と、そこに秘められた真実とは。
最終更新:2023-09-09 14:57:45
74209文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
【かつて邪神族と呼ばれた者達が信仰していた教えが存在した。その名をデモゴルゴ教という】
デモゴルゴ教を国教とする宗教国家ダーダルネクス。全世界で最も栄えと言われている伝説の国である。富、軍事、文化。どれをとってもダーダルネクスに敵う国は当時なかったといわれている。瞬く間に侵攻を重ね、膨大な信者を抱え、この世の全てを飲み込むと思われた。しかし、ダーダルネクスは何の前触れもなく一夜にしてその存在をこの世界より消すこととなる。
時が流れ数千年の時が流れる。かつての栄華を
誇った教えデモゴルゴ教は魔族の村でひっそりと消えようとしていた。信者と呼べるの者は形骸化した教えを金のために利用する教祖と異世界より転移し奴隷となったアルフレド=シュミットのみである。
アルフレドには戦う力も、突出した能力はなく、容姿も凡庸。転移後のあまりにも劣悪な環境で転生前の知識も失われつつあるというおまけ付きだ。しかし、アルフレドには唯一残されものがある。それがかつての邪神が広めたといわれる教えを信じる心と、デモゴルゴ経典の原典である。
アルフレドは自分の信じるデモゴルゴ教に救われ、その素晴らしさを皆に分け与えることにする。しかし、邪神の教えに集まるのは善良な市民だけではなかった。狂信、暴力、強欲、加虐性淫乱 etc. しかし、アルフレドはその者達を従え、時に彼らに身を任せながらなんとか信者を増やしてゆく。
信者が増え、自分と価値観を共有できる仲間と共に教えを広める。そんな明るい未来を描くアルフレドの見えないところで怪しく存在感を増してゆくデモゴルゴ神。
今日もアルフレドが布教活動に勤しむ陰でデモゴルゴ原典が怪しく光る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 07:09:42
195675文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
際限なく広がる経済的格差。
医療や社会保障の形骸化。
低賃金による少子高齢化。
労働や病気のストレスを苦にした自殺。
山積みの諸問題を無視しつづけ、先進国の人口が10分の1にまで減少した近未来。
しかし人類は、飽くなき成長を求めていた。
不要な命さえなくなれば、さらに世界は発展するだろう。
妄念に取り憑かれたように不要な命の抹殺と、人員の再分配で社会の効率化を図り、人々は優生市民とそれ以外とで別れていく。
そんな社会の現実など露ほども知らない優生市民の息子マコトは、何不自由な
く生活を送っていた。
だが心の何処かで世界に違和感を覚え、やがて真実へ辿り着く。
そんな彼の行き着く先とは……
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
三人称一元視点の短編SF小説。
拙作「異世界のジョン・ドウ 〜オールド・ハリー卿にかけて〜」に作中作として利用予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 23:31:59
7160文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
|神亀元年《西暦724年》、はじまりの|機神《クリガミ》が発見されたことで、日本の歴史は大きく変わる。戦は機神を駆る武官貴族がするものとなり、兵とは機神に従う者となった。
『其《そは》|不朽《くちず》、|不錆《さびず》|不腐《くさらず》、|不死《しなず》、|不眠《ねむらず》、|唯休也《ただやすむのみなり》』
蝦夷の反乱が続く中、各地の地方貴族は機神を求め、軍の魁として戦陣を駆けた。そうして、朝廷は官位として機神を授けるようになっていく。しかし、平和が訪れると、朝廷は形
骸化し、武門の公家が落ちぶれて、機神を伴い地方へと流れて行った。
平穏な時代は終わりを告げ、政治闘争に武力を伴うようになると、機神「|小鴉《コガラス》」を駆る伊勢平氏が成り上がる。朝廷はこれを良しとせず、陽成源氏を武家の棟梁として肩入れし、源氏は機神「|髭切《ヒゲキリ》」を筆頭に機神「|膝丸《ヒザマル》」・機神「|静《シヅカ》」を以て平氏を討ち果たした。
しかし、源氏は鎌倉に幕府を構えたため、後鳥羽院は朝廷復権を懸け、兵を挙げるも、幕府が勝利し、以後朝廷は中立となった。この頃、機神の移動手段として機馬が生み出された。
朝廷の復権を目論む後醍醐帝が鎌倉幕府を転覆させるも、武家を蔑ろにした公家政治を行ったことから、源氏の嫡流に最も近き足利氏が武家の棟梁として北朝を打ち立てる。足利尊氏は機神「|尊《みこと》」を駆って、後醍醐帝に|叛《そむ》いた。朝廷が二つに割れ、陰陽寮も二つに割れた。南北朝時代となったが、機神の供給が上手く行かぬ南朝は模造品ともいえる機兵を生み出し、この製造技術は寺社勢力に引き継がれていく。
足利義満が南北合一を果たしたが、機神に乗れぬ義政が将軍となると、天下の箍は直ぐに緩んだ。
時は戦国、日ノ本は各地の群雄らが覇を競う乱世。戦うのは機神と呼ばれる絡繰兵を駆る侍たちである。
大名は一騎当千の機神とその主である絡繰武者の招聘に躍起となり、神社はその力の源であると保護された。
機神と|機馬《クリウマ》、そして|機城《クリジロ》が織りなす架空戦記――の前日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 06:00:00
16626文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:20pt
貧乏子爵令嬢ヴィヴィアンは、エンターテイメント化した婚約破棄騒動の鎮静化を学長から言い渡されている。
対策のパートナーとして、学長に紹介されたのは、もっさり頭のアレクサンドル殿下。
「チヤホヤされたくて入学した王子なんかお荷物!」
国王のご落胤として、腫れ物扱いの第三王子アレクサンドルは、瓶底眼鏡の優等生ヴィヴィアンと学長の使いパシリをすることに。
「挨拶ぐらい目を合わせてしてくれ、引きこもりガリ勉令嬢…」
「これは、心の絆を確かめるために必要なだけ。たった一人
の友人なのだから…」
二人は、胸の中で言い訳しながら、口付けを交わす。
二人は、学院の風紀を取締るはずが、事件に巻き込まれていく。
--「婚約破棄学概論」アレクサンドルの講義メモ--
アルファ型
真実の愛、格差恋愛、嫌がらせの冤罪、廃嫡すると第三の女は逃げる(爵位又は資産目当て)
アルファ2型
真実の愛、平民聖女、異世界転生の虚言、薬物使用の疑い
ベータ型
両片思い、コミュニケーション不足、周囲はぐったり
ガンマ型
女が婚約破棄を希望。男の破棄宣言を快諾する場合を、破棄返し(はきがえし)と呼ぶ
※ 試験に出る
関連する社会問題
・貴族の政略結婚の形骸化
・聖女信仰の跋扈、異端取締
・女性の社会進出と政略結婚
・男女間の処罰格差
下級貴族女性が婚約できる条件
・同格(子爵同士、子爵×男爵、男爵×騎士爵など)
・爵位狙いの商家
・資産、事業狙い
・容姿
※ 残念ながら、ヴィヴィアンは該当なし
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 10:21:20
115748文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2618pt 評価ポイント:1906pt
作:toriki-kawaishion
純文学
短編
N5368IC
赤い月が出た夜に。海から伸ばされた手に捕まった時、ある男の子孫だと言えば助かる。それは形骸化し、観光地となり。
この作品はTwitter、pixivに掲載しております
最終更新:2023-03-04 09:11:59
2189文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
2月14日、特別な日バレンタインデイ。
しかし、すべての人々が若人やリア充のようにそれを待ち望んでいるわけではない。
くたびれたリーマンからすれば、あの甘酸っぱい青春の日々はとうに過ぎ去り、もはや形骸化した行事となってしまっている。
しかしそれでも続く、バレンタインデイ。
それは義理と人情だけで配られる可哀想なチョコたちの嘆きの日。
行事を重んじる、日本人の悪しき習慣が生み出した悲劇の日。
そう。多くの社会人が、非モテ男子が、義理人情チョコが蔓延ることで嘆き悲しん
でいるのだ。
そんな中、毎年ホワイトデイの出費に枕を濡らしていた非モテ社会人の男は、ある決意をもってこの2023年のバレンタインデイに臨む……折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-02-05 11:40:57
6966文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:100pt
かつて一世を風靡した大人気ゲーム、魔王の書。そんな大人気ゲームも、十と数年程経つと形骸化し、やがてプレイ人口も少なくなっていき、ついにはサービス終了にまで追い詰められた。
主人公、佐藤裕希も魔王の書に魅せられたひとりであり、そして今なおプレイしていた数少ないプレイヤーだ。サービス最終日、ストーリーを再履修し終わり、広大なマップを一通り巡ったあとにゲームを落としたはずの彼が次に目を覚ましたのは……見知らぬ土地であった。しかも姿はかのゲームの魔王。彼は魔王に憑依してしまったのだ
。
魔王に憑依した彼はドMな部下や保護した聖女と共に奮闘し、世界を生き抜いていく!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 22:50:29
28165文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
作:strayer
ハイファンタジー
連載
N4017HP
転生者アタル・パルティノによって民主主義国家がもたらされて三百年、政治は腐り形骸化を始めた。市民も政治家も揃いも揃って自己利益の最大化を図り、それでも過去の遺産であるインフラや福祉制度によってなんとなく生活が成り立ってしまう。そんな中、折れかかるとも腐らずに世のため人のためたろうとする稀有な首相ダールは神託を受ける。曰く「初代首相のアタルを背後霊アドバイザーとしてつけてやるからどうにかして頑張ってくれ」と。
これは、革命家であり扇動者であるアタルと、憂国の士であるダールが
どうにかして市民の政治への関心を取り戻し、国を再び民の手に戻すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 16:50:13
9726文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
魔術皇帝ルードルフ二世がこの世を去り、その魔術と錬金術の形骸が色濃く残る千塔の魔都プラーク。
そこにひきつけられるように集まってきた魔女、妖術師たち。
この町に生を受けたフランツ・ゼッペ男爵は、衰亡していく友人の商会主を助けようと、ある年老いた魔女を訪ねる。そこで出会った魔女の使い魔のような少女ゲルダ。
フランツはゲルダとともに、病める友人の元へと訪れる。
だが、ゲルダがとったその解決法は?
最終更新:2022-04-24 00:00:00
6677文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
性虐待を受けて生きてきた「春菜」と、兄と比較され劣等感を抱き続けてきた「純一」。
彼は私に、彼女は僕に、プラトニックな愛をくれるんだ。
肉欲と捻れた愛が形骸化していく、純情物語。
最終更新:2022-02-19 23:42:05
451文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「俺、魔王やめる」
先代魔王からその地位を引き継いで三日目。新魔王は配下たちにそう告げた。
かつての人間対魔族という図式が形骸化し、魔界領へ攻め入らんとする人間たちはもはや目的を別にしている。
そんな状況を察した新魔王は、城の中に現れた今代の勇者と交渉し、みずからを死んだことにしてもらうことにした。
こうして晴れて自由の身。新魔王にはやりたいことがあった。
「そうだ、旅に出よう」
この世界を見て回りたい。
そして最近趣味にしている〈料理〉でもって、行く先々の旅人に舌鼓を打たせ
たい。
「移動式の酒場なんて、洒落てて良くない?」
のちに『旅の途中で出会うと必ず良いことが起こる』と噂される〈旅する銀の食卓〉の伝説が、ここにはじまった。
※本作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 22:00:00
80637文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:462pt 評価ポイント:214pt
ブラック企業で形骸化した「リフレッシュ休暇」を取得しようと奮闘する社畜のおはなし。
※この物語は半分くらいフィクションです。
最終更新:2021-10-12 18:23:38
5355文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
子どもが生まれなくなり、人類は成長しなくなった世界。そんな世界で暮らしている俺と姉さん。仕事は趣味に変わり、学校は形骸化した世界で変わらない日常を過ごしている。もし、世界が壊れなければ、俺達人類が成長できたら、そんなことを考えていた俺と家族がいなくなることに恐怖を覚えてる姉さんが互いに依存し合いながら今日も生きていく。
最終更新:2021-07-07 00:00:00
5191文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:kengo
ヒューマンドラマ
完結済
N9985GX
三浦家のファミリー愛を書いてみた。
最終更新:2021-06-22 00:23:53
997文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:Wkumo(湖無カー)
純文学
短編
N7882GZ
「何かがおかしい、何がおかしいのか」
終末で一人残された「俺」が形骸的な思考を回す低温幻想純文。
この作品は自サイト・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-05-31 18:00:00
1045文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:浜藍 蓮華
ローファンタジー
完結済
N5780GX
ほんのちょっと先の近未来セカイ。
唐突に、そして何の拍子もなく空想上であったハズのありとあらゆる超能力が少年少女に芽生えたセカイ、世界各国はそれらを未知の病としてそれを認知した。
そして時は流れ、その認識が変化し正式に”超能力”として扱うようになるも、気付けば日本の誰かが呟いた『チューニ病』という呼称が超能力者を指し示すワードとなっていた。
超能力が根付いた未来社会においては、その力を持て余した思春期の少年少女が警察を圧倒する事態が多発し、その事態を重く見た政府は、苦肉の策と
して同等の力を持つ存在である同じく『チューニ病』を持つ学生による自警団の発足を宣言する…!!
「という経緯で私たちは活動しているわけだね」
「とは言え俺は強制的に所属しているようなもんですけどね、そもそも社会が荒れてたのは10年以上前だからこの制度とっくに形骸化してますよ」
「…そ〜やってすぐ正論を言う、つまんないな〜」
「俺がストッパーをやらないとすぐトンデモないことに頭突っ込むんですから、正論言うのやめてほしいならもうちょっと大人しくして貰っていいですか?」
「むむむ、正義の味方って世知辛いな〜」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 13:00:00
16153文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
作:Cardinal
ヒューマンドラマ
連載
N5803GX
『生存義務放棄法』──
10年ほど前に公布された、命を捨ててでも社会貢献したい、という考えを持つ人のための、
自己犠牲の法律。
しかし、その意味は形骸化し、『自殺』の婉曲的な表現に過ぎないものとなった。
それでも『自殺』と『生存義務放棄』の考え方は変化することはなく、
『自殺』した者は蛇蝎のごとく嫌われ、
『生存義務放棄』した者は野放しで称賛される──
その法の下で生きる人々の物語。
最終更新:2021-04-19 17:00:00
1975文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:iamonis
ローファンタジー
連載
N3441GW
グリーンランドで発見された謎の物体 "無儼の箱"(むげんのはこ)
各国の意向により、一国の軍隊を引き連れ、開封作業が行われた。
迎えた正午、午後零時。
箱の中に封印されていたのは、太古に存在し、人類を作り出した"起源神"や"クリーチャー"達。
大翔の目の前には、人間が変貌した異形の怪物。
状況が理解できないまま、間髪入れず攻撃してくる怪物に大翔は致命傷を負ってしまう。
すると、彼の腕から流れる血から、声が聞こえる。
――『立ちあがれ小僧、その怒り、彼奴等に付き当てろ』――
正気を失った大翔は、声に導かれるようにして怪物へと叫喚する。
大翔の背後に浮き上がる銀の法術陣、現れた男は拳を振るい、怪物を粉砕していく。
――『お前の思いは受け取った、宴の序開きだ。』
大翔の思いに応えて現れたクリーチャー"ニルヴァーナ"と契約し、
変貌した世界で、命懸けのデスマッチが幕を開ける!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 19:39:14
4162文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
現代の二潮流、形骸化した学問と、素人向けの通俗との二つによって、知的基盤が粉砕されているのではないか、という事。
キーワード:
最終更新:2021-03-02 18:35:49
3971文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:108pt
そう遠くない未来、人々にとって宇宙は、未知の空間から未開の土地へと変わっていた。国家の枠組みは取り払われ、企業の台頭により巡る世界。
国と国、思想と思想の対立は企業と企業の対立と化し、結果的にだが。
世界は、再び焼かれていた。
技術の発展により企業は人類を宇宙へと連れ、国家という枠組みは形骸化していく。国が力を持つのではなく、企業が国を支える時代が来てしまったのだ。
技術の発展は戦争の在り方も変えた。ifと呼ばれる人型兵器の登場により、現代戦の様相は大きく変化し、
また規模の大きいものとなっていった。
更にBFS、バイオフィードバックシステムの登場により、本来ならば守られてしかるべき少年少女までもが一兵士として存在を余儀なくされる。
歩兵同士の白兵戦ではない。互いに機械に乗ったまま、相手の死を実感することなく、迷うことなく戦術目標を制圧していく。
それはある種理想的なシステムであり、大した訓練も無しに新兵をプロフェッショナルへ変える魔法のような存在だったが。気付いてみればそこには子ども同士が銃を向け合う地獄のような戦場が広がっていた。
2070年を舞台にした、少年と少女の物語。
とある事情からif操縦兵として従事している少年、リオ・バネットが、偵察任務の際、遺跡で得体の知れない少女と出会う。
自分という物の所在も分からない少年が、言葉も在り方すら分からない少女の手を握る。
少年と少女を中心に、焼かれた世界はゆっくりと動き出していく。
※
月間更新、大体15日前後を目安に更新しています。更新時は活動報告やTwitterでその旨を流していたり。
俗に言うリアルロボット物ですが、少しファンタジーな部分も。ロボットやミリタリー、戦争というワードにときめく人にはばっちり合うと思います。
何と表現したらいいのか悩み所ですが、web小説というよりも‘小説’が、‘物語’が読みたい、という人にも合うかなあと。好きな人は好きだろうと思われる、そんな癖の強い作品に仕上がっています多分。
御意見感想、誤字脱字などなど、気軽に報告どぞ。メッセでもコメントでも何でもどぞ。どきどきしながら確認します。
ではでは、楽しんで貰えたら幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 19:40:41
1654803文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:560pt 評価ポイント:116pt
ニコライ・ビエフは六歳の朝、自らの中に別の存在が宿ったのに気付いた。
それは『寝取り・寝取られ』というジャンルをこよなく愛し、未来の出来事を知る不思議な存在。
ニコライは自身の内側に住むモノを『内なる神』と称し、敬い、彼の意志――いずれ出会う運命の相手を幸せに導くという、『寝取り男』になることを目指す。
内なる神は囁く。
この世界の名は『乙女ゲーム』。
涙に濡れる少女を必ず救え、と。
これは乙女ゲームの悪役令嬢を寝取るという、本来用意されていない攻略ルートに挑
む開拓者達の物語である。
※『ざまぁ』『無双』『ハーレム』『暴力的』といった描写はありません。
また、乙女ゲー的な『学力』や『容姿』等のステータスは存在する世界ですが、RPGのような『レベル』は存在しません。ステータスの方もすぐに形骸化します。
これらを期待されている方はブラウザバックを推奨します。
なろうでは必修と思しき悪役令嬢ものによる二作目です。すみません許してください何でも許してください。
一応、最後までのプロットもどきは用意してあります。今回は前作のように手元での完結はしておりませんが、完結まで二十万字はいかないと思うので、ある意味安心設計となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 20:35:29
101869文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:342pt 評価ポイント:178pt
平凡な青年はある日、勇者として選ばれてしまった。外堀を埋められ、甘言に惑わされ、気づけば肩に剣を背負い、世界の明暗も背負わされていた。
平凡な町娘は、形骸化した家業ーー巫女の最初で最後の大仕事を任されてしまった。身投げと共に町の皆の安寧を保証しなければならない。
二人の救世主ー生贄ーは出会ってしまった。
そして、役目から逃亡することを選んだ。そう、自己犠牲ではなく、自己保身を。
二人の行く道に何が立ち塞がるのか。
これは救世からの逃避の物語ーー旅の物語が幕を落とされた
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 04:36:52
403文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:麻美ヒナギ
ハイファンタジー
完結済
N8193GI
世界は二つに別れ戦っていた。
長い年月が過ぎ、いつの日か大規模な戦いは行われなくなる。
少しずつ少しずつ、戦いは小さくなり形骸化していった。
ある日から、戦う残りものを、誰かが『勇者』と『魔王』と呼ぶようになった。
それから、また年月が過ぎ、決着の時が来る。
最終更新:2020-09-08 21:00:00
43762文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:1346pt 評価ポイント:818pt
作:すかいふぁーむ
異世界[恋愛]
短編
N0594GH
「わかっているんだろう? 君だってもう、『聖女』なんてものが国民に必要とされてないことは」
ゲスな笑みを浮かべて迫るグロイス王国の次期国王候補筆頭、ロイド王太子殿下。
聖女の『祈り』が形骸化したものと信じ切るロイドは私の忠告など耳をかさず身体に迫った。
【連載候補短編 序章のみ】
最終更新:2020-06-03 18:18:33
2260文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:9872pt 評価ポイント:8290pt
人工知能を備えた人類監視人工衛星『WCSS』が宇宙に張り巡らされてから、犯罪はほぼ根絶されたかと思われた。
そこに、とある凶悪殺人事件が報じられる。
A1県警刑事課に勤務する来栖刃(くるすやいば)は、現代では稀有となった熱い正義感に駆られ、犯人確保に乗り出そうとするが、どういう訳か平和ボケした警察組織は重い腰を上げようとしない。
憤慨した来栖は一人、正義の為に調査を始めた。
しかし次第に明らかになってくるのは、この様な凶悪事件には、警察では無く何か別の機関が対処をし
ているという事が明らかになって来た。
独自のルートで犯人を追い詰める来栖は、やがて謎の組織ansuと邂逅し、知ることとなる。
警察組織が形骸化しているという事。
犯罪が無くなったと平和を謳歌する世界の水面下では、凶悪事件が絶えず発生している事。
ansuという国家機密組織が平和の維持の為に怪人(かいびと)と呼ばれる突然変異した存在の殲滅の為に暗躍しているという事を。
自らの信じた正義を瓦解させていきながら、来栖は数多の形の正義を垣間見る事になる。
正義の為に人を殺すという選択は、果たして正しいのか。
正義とは何か、悪とは何か、怪人とは、新人類とは……
全てを見た来栖が選ぶ正義とは何なのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 21:11:52
117119文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、頭部に小型隕石が当たり死亡した黒翅 燕助は異世界転生を行うも形骸化した異世界に飛ばされてしまう。
それから早2年が経ち、毎年来る大勢の転生者たちを横目に今日も燕助はお金のために雇い主である自称探偵のヒカワの取ってくる依頼をこなし、混沌とした街で探偵と言う名の何でも屋業務を行い、癖しかない隣人たちとの異世界生活を満喫している…気がする。
最終更新:2020-03-12 11:00:00
15388文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある隔離された『監獄都市』と呼ばれる街に住む少女達。
一人は、外を知る壊れかけの少女。
もう一人は、外を知らない監獄の少女。
そんな二人の物語。
*作者がGL脳なので、そういう描写に見えるところが出るかもと思いガールズラブとキーワードを入れてますが、そこまではっきりとした描写はない(はず)です。
初心者が書いたものなので、拙いですが、楽しんでいただけたら幸いです。
ひどいくらいの不定期投稿ですのでご了承ください。
最終更新:2019-12-12 22:04:09
18207文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
これは『ワルツ』と呼ばれた世界の物語。
50年前の『はじまりの日』……世界一の大都市『ヴォルテッシアノ』は滅亡した。その日から、人類の死亡率は急上昇。人口はどんどん減少していった。各国政府は人口増加政策をとるが、結果は微々たるものだった。
世界は混乱し、体制は形骸化し、経済は崩壊した。いくつもの国家が滅んでいく。
そんな、人が死にやすいこの時代。とある国際自警団が存在した。
その名は『アイズ』。『アイズ』は死にかけた世界に蔓延る理不尽と戦いを続けていた。
これ
は『アイズ』と呼ばれた人々の物語。
************************************
毎日午後10時頃に最新話更新予定です。
ツイッターで更新報告等してます。
作者Twitter: @k_Shimanegamer
2019年10月23日 完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 22:00:00
2836235文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:386pt 評価ポイント:76pt
作:コモンサヴァ
ローファンタジー
完結済
N0490FT
全世界を巻き込み、二億もの人々が死んでいった大戦より四年が経ったある日、南方に位置するオーストラシア連邦にて王政復古のクーデターが勃発する。
クーデターは成功し、オーストラシア連邦王国国王として、ウィリス、マーセイドおよびカフカース大公であるウィリアム三世が即位する。そのつかの間、二世紀前の版図を失われた旧領とし再統一運動(リソルジメント)を開始した。
ウィリアム王は、再統一の為に首都コンスタンツァにおいて「連邦再統一のために行われる全諸侯同盟並びに正教会共同宣言による
公会議」を開催した。しかし、王国領が諸侯領として分裂し独立してからおおよそ一世紀半も経っており、また諸侯称号も形骸化していた為に会議は、会議としての体を為していなかった。
そんな中、極東の島国に外交使節として派遣されていた王国海軍第三機動艦隊が、共和制復古を目的として蜂起すという一報が全世界に伝えられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 00:00:00
358文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
バイク乗りの明るいジジイとインテリドSジジイが、24XX年の日本で起きた連続怪事件に挑む!
犯罪抑止率が異常に高くなった現代日本において、警察機関はほぼ形骸化していた。
その中で、唯一犯人逮捕に特化した窓際組織 “ 撃滅機関 ” 。
人員は、二名。
若手にガンガン絡み倒すウサギ(62)と、同じく若手に嫌味を言い倒すカメ(63)。いわゆる老害の厄介払い部署である。
ジジイ二人の退屈に足並みを揃えるよう、全てが管理されたこの世界は、呆れるほど上手く回っていた。
――ある一人
の犯罪者が現れるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 21:39:21
156870文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:463pt 評価ポイント:307pt
【無辺の剣聖】【叡智の旅人】【無影の暗殺者】【英傑の先導者】
かつて『勇者一行』として魔王を討伐したゼロには、そんな二つ名がついて回っていた。
しかし、そんな二つ名も魔王が討伐されてから平和を謳歌するようになった世界では形骸化し、ゼロもまた自堕落な生活を送るようになっていた。
それが平和な世界で出来る『最高の贅沢』だと、ゼロはそう信じていた。
だが、世の中はそれを許してはくれなかった。
世界中に名が売れてしまったゼロの元には、その力に期待して、様々な人間が顔を出す。
最初の
うちは『まあ、有名税だし、仕方ないか』と寛容だったゼロだが、いつの間にか頼まれ事の規模は次第に大きくなっていて――?
だからゼロは、自宅のベッドの上でぼやく。
『……まだ寝てたいんだけどなぁ』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 12:00:00
17995文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:16pt
作:KAIZOKU
ローファンタジー
連載
N4398ER
人々はその歴史の中で悪魔という存在と歩みを共にし(出会ったのか、創り出したのかは分からない)、それに様々な顔形を与え、物語をこしらえた。
その伝播はヒトリアルキの生易しい範疇を超え、今や荒唐無稽、形骸化して、創作に想像、伝説やホラ話として世の中に染み込んでいる。
まるで壁紙にタバコの油脂が少しずつ付着していくようにというのが、個人的にはシックリくる感覚だ。
だから今更も今更の話だが、ある男がこう言ったとする。
「俺は、悪魔に会ったことがあるよ」
男の言う
ことに、あなたは耳を傾けたいと思うだろうか。この物語はとどのつまり、そういった話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 18:18:42
77005文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:82pt 評価ポイント:50pt
あらゆる武道やスポーツは、将棋で勝つための技術にすぎない。
『将棋こそ最強』を掲げ、隆盛する日本将棋協会。だが、興行化したプロ棋士の対局は盤上での|試合《ためしあい》に矮小化され、『最強』の看板は形骸化していた。
若きプロ棋士|藤囲爽太朗《ふじがこいそうたろう》。将来の名人と|囃《はや》され、自分の歩む輝かしい未来に一片の疑いも持たなかった彼は、ある少年との出逢いを契機に己の将棋道を模索し始める。
そして、|鎖《ルール》から解き放たれた棋士同士の超人的な|対局《
バトル》は、やがて世界の行く末を賭けた決戦へと繋がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 08:33:48
16624文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
形骸化した罪悪感は人生を奪っても命を狩るに足らず。浅く繰り返す呼吸さえ生き延びた事実。
最終更新:2017-08-14 04:06:26
646文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
太古の昔、一世を風靡した魔法少女。しかし敵を失い、いつしか形骸化し、制度維持を目的とするだけの体制が構築された異世界。
そんな中、指名された日本の魔法少女は、今までにない女子高校生。
魔法少女という「ふざけた仕事」に取り組む、彼女達の1年が始まる。
最終更新:2017-08-13 23:22:03
99942文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
かつて、魔王を倒す為にある国の王は勇者を召喚した。
数多の困難と絶望と試練を乗り越えて、勇者は見事魔王を打倒した。
しかし、魔王を打倒し魔族の国を滅ぼした勇者だったが、勇者を待っていたのは数多の人間との戦争だった。
勇者を召喚した国が他の国に対して自らの国が保有する勇者の力を背景に他国に対して強硬姿勢を取ったのだ。
これに反発した国は勇者が所属する国に滅ぼされた。
この出来事を非難した国は勇者によって滅ぼされた。
此処に至って、勇者を召喚した国は他の
国から孤立した。
孤立した国はそれでも尚、勇者と言う力を背景に他国に対して無茶な要求を突きつけた。
敵対した国々は勇者を打倒すべく、新たな勇者を召喚するべく召喚術を行使した。
異世界からの来訪者が次から次へとあらゆる国々で召喚された。
勇者と言う形骸は形を崩し、それはただの『来訪者』と呼ばれるようになった。
気が付けば多くの国々が自らの国に『来訪者』を抱え、他国と戦争を行っていた。
『来訪者』による戦国時代の幕開けである。
そして、その戦国時代は100あった国が6まで減ったところで勇者と呼ばれた『来訪者』が打ち取られたことで幕を閉じた。
多くの国々は戦争の爪痕を抱えながら、それでも戦争が終わったことに歓喜し、
勇者と呼ばれた『来訪者』を打倒したその『来訪者』に対して恐れた。
だが、その『来訪者』は姿を消した。
富を求めるのではなく、
名声を求めるのではなく、
名誉も金も地位も顧みることなく、
ただ、それは『勇者』を斬って捨てただけだった。
その『来訪者』についてわかっていることは少ない。
剣術の使い手であったことだけ。
名前は『無灯』。
その2つ名だけが都市伝説のように語り継がれる事。
50年の月日が流れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 12:00:00
27002文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
形骸化した神様を宿した主人公が、美味しいものを食べながら傭兵団で戦う話。
注意!!シリアスを含む可能性があります(死ネタを含む)
最終更新:2017-01-15 20:27:02
4739文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Chat-Noir
ノンジャンル
連載
N1426DH
今からおよそ1000年後の未来。世界各国で全面核戦争が起こったのち、荒れ果てた地球となってしまった。人々は絶望の中で、中には異能力を覚醒する者もいた。これは原因としては、大気に散った核物質である、と唱える者もいるが、真相は依然謎のままである。また、異能力を持った者が、持たぬ者を迫害したり、圧政を敷いている事態も多発している。
かくして、そういう惨い状態の地球であるが、この惨い状態の地球でのあらゆる紛争の一番の争点は、「資源」や「食糧」の問題である。国家というものは存続している
ものの、政治家や国民の自浄能力がなく、国内で暴動や殺人ばかり起こるケースが多く、法やそれを管理する国家も形骸化しているのが現状だ。そのような状況では、互いに協力しあって「資源」や「食糧」を発見や生産することもなく、個人の私物化、略奪のし合いが益々続くばかりである。そんながんじがらめの状況の「地球」なのである。
そんながんじがらめの「地球」の中で、ただ明日を信じて生きるとある異能持ちの少年と少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 02:59:53
20620文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
勇者、国王、魔王――いわゆる“登場人物”の、死んだら次は生まれるまで待つしかない彼らと、死んだ次の日ソレと違う名前同じ年齢の誰かが現れるいわゆる“モブ”。気まぐれで村をモンスターに襲わせ楽しむ勇者。一生国王だと国政を捨てた国王。どうせ勇者に殺されるとやけになった魔王。すべての矛先は彼らへと向く。形骸化した“登場人物”にきまぐれに痛めつけられ弄ばれ殺されるそうした彼らの中から、ある日二人の少年少女が動き出す。「僕は――登場人物になりたいッ! 形骸化した登場人物たちをぶっ潰してや
る! 僕たちだって唯一無二だってことを思い知らせてやるッ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 20:00:00
11726文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人が歴史を数えて2780年
幾度となる開発と開拓により人類は、驚異的な科学力を有していた。
驚嘆に値するスピードで全ての生活が快適化と機械化していき、その為に生じる資源枯渇問題が徐々に深刻化していった。
海面上昇の対策として予想された水位に都市や街路を建設、海で阻まれた各国間を車両で往来する事すら可能となり、技術革命により齎された重要臓器の機械化により総人口も凄まじいスピードで増加していった。
その後、更に利便化が進行。
身体的活動の機会が減少、社会の急激な
高度化に伴う生活水準の上昇、大勢のニーズと不足した供給、社会成長に答える為に資源消費は更に勢いを増して進行して行く。
そして苦渋に瀕したある国は、遂に消費される資源の枠を他国から奪う事により解消してしまう。
同盟国、近辺国が経済的事由の元この戦争に乗じ、その国家間の戦争は世界大戦へと発展した。
そしてそれ故人類は
秩序と自然を失った。
耐えかねる資源枯渇に各国は独自の国家体制を開始した。
然し、度重なる戦争によって発生した領土改変や資本主義の拡大により最早求心力を失い形骸化した政府は、自国の安定すら望めない状態でもあった。
暴動する市民、破壊活動、物価の高騰による貨幣価値及び信頼性の低下、残された食糧の奪い合い人間同士の抗争、異常気象がもたらす熾烈な環境変化。
雨と海が強い酸性と化して真っ黒に染まり、世界が混迷を深める中、それでも人は目の前の希望を求めて、必死に足掻いて生きようとしていた。
そう。
この荒涼とした世界には、未だ、唯一の希望が存在した。
人はそれを
無限機関と呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-16 23:57:19
1997文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:わんこそば太郎
ノンジャンル
完結済
N9891CH
東北地方の自然に囲まれたとある村落。
そこは古くから近隣の町との交流をはかり、近代化を受け入れながらも独自の風習を発展させてきた村であった。
しかし、時代が流れと共に数々の風習や慣習が消えてゆき、今ではもう形骸化した祭事以外は残っていない。最後まで残っていた慣習、この村に深く根差していたそれも、つい二年前に村民会の意向のもと廃止された。
※一昨年くらいに書いたもので、誰にも読んでもらえないのは寂しいから投稿しました。
設定はお気に入りです。夏という舞台が大好きです。
短いで
す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-03 00:29:25
12747文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
五感表現されたインターネットが、ようやく普及し出した日本。第三次世界大戦勃発の局面に立たされた「東京侵攻」から十余年が経ち、人々は再び安穏とした平和を謳歌していた。そんな中、養護施設暮らしの中学三年生、礼・ファウダーは突如として大資産家の蒼井家に引き取られる。しかし、総当主である蒼井一騎は正体不明の敵の手によって殺され、礼は専属侍女と共に命からがら屋敷から脱出し───。そして、教育軍事機関ミラシェスタ学院の存在を知る。
人はどのようにして環境に変化させられるのか。人はどの
ようにして自己を認識するのか。中身の無い人間として、社会不適合者の烙印を押された少年少女。これは、彼らが前を見上げる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 19:10:05
34608文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
――僕らの音楽は、いつだって心を通わせたものじゃなくちゃいけないんだ。音楽に対して恐怖心を抱いていた私に、彼はそう教えてくれた。一つ一つの言葉に自分の心を乗せて歌えば、それはその人の歌になる……逆に心が通わなければ、どんな歌もただ形骸化したものになってしまう。心を乗せて作った音楽は、必ず誰かの心に残って、空っぽだった心を潤していくはずだ――そんな希望を信じて、私達は駆け抜け続けた――。 他サイトより転載。
最終更新:2014-07-14 21:32:38
34926文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
検索結果:56 件