新幹線産みの親である島秀雄。彼には先見の明はあっても小型機関車以外の車両の設計においては才能のsの字もなかった。
だがこの世界では違う。彼にはライバルができた。「瞬間沸騰ボイラー」や「ゴリ押し機関車」の異名をとる堺勇次郎だ。
鉄道員気質以外ほぼすべてが対極的な彼らが設計する機関車に「名機」はあっても「迷機」は存在しなかった。
そんな風に島秀雄を変えてしまった堺勇次郎のお話。
最終更新:2021-05-17 17:31:56
6420文字
会話率:53%
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同心清島安次郎は、ある夜向かいの店に監禁されていたお針子の命を助ける。
しかし、そのためこっそり忍び込んだことが元となり、その店の一人娘との婿入り話が持ち上がる。何とか婿入り話を破談にしようと友人の佐倉一真と、大堀兵庫に相談するうちにある事件と絡んでいることに気付く。
新米同心三人衆の三本目です。どうぞよろしくお願いします。
最終更新:2010-07-16 18:00:00
19479文字
会話率:32%
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