万葉集は現存する我が国最古の歌集。
天皇、皇后をはじめとして、皇族、貴族、宮廷官人から農民、遊行女婦、乞食者に至り、実に多様な階層の歌を収録しています。
万葉作者の総数としては、約450名。総歌数としては、4,500首を超えるほどの、膨大な歌集。
その中から、筆者なりの選により、相聞歌を中心に、約1300年以上前の、この日本に生きた人々の、想い溢れる歌を、紹介してみたいと思います。
※カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-08-24 09:00:00
497338文字
会話率:2%
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「人間は何のためにいるのか」という疑問から派生したお話です。
ある日、山部赤人の句碑を見にいった杉三と蘭は、そこ自殺をしようとやってきた男、望月優と知り合います。優は、通常の平民ではなく、「新平民」と呼ばれ、革細工を生業としてきた人物でした。杉三たちは、何とか彼を人種差別から救おうとしますが効果なし。優は、スマートフォン店でりまという女性と知り合い、彼女の計らいで自宅で革工芸教室を開きますが、それも成功せず、最期まで人種差別を受け続けました。優が、何のために生きてきたのか。そ
れを感じ取ってくれたら幸いです。
シナリオ形式。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 20:43:46
98824文字
会話率:82%
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