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検索結果:125 件
夏休み初日、町が突然ヨーロッパ風の町とミックス状態になっていた!なんか見たことある気がすると思ったら、アニメ『運なし勇者』の町そのもの!?しかも異常現象が起きた影響で、住人まで一緒に現実世界に転移して来ちゃった!しかも、魔族討伐の旅の途中の勇者一行まで!SNSで話題になって作品のファンが観光に来るし、これはもう町おこしをするしかない!
コラボ商品の制作に、勇者一行とファンミーティング!?さらには地元のテレビ局も取材に来て町の知名度は上がったけど、なんとまた異常現象が!?私の町
どうなっちゃうの!?
アニオタ女子高生✕勇者一行のご当地現代ファンタジー、開幕!
※カクヨムでも投稿しています。
※たまに絵文字使って遊んでます。
※作品要素に【異世界転移】を選んでいますが、実際は【異世界から現実世界への逆転移】です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 13:10:00
19782文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
獣が車輪を牽き、風が帆船を走らせ、川が水車を回す原始的な社会。そこには、魔法使いと呼ばれる特殊なちからを持った人間が存在しています。その一人を求めて、主人公は旅立ちました。物語は、魔法使いが棲むという噂の深い深い森に、もっとも近い宿場町に到着したところから始まります。主人公の視点で描かれます。そこに生まれ、そこで見るもの。旅人は、重い荷物を背負っていました。──以下、本編【1】の冒頭をご紹介。
* * * * *
最終便で到着し、疲れもあって目を覚ましたのは、翌
日の午後だった。携行食の調達が必要だったが市場を見てまわるのはあとにして、おれは地図を売る店を探しに出た。碁盤割りの区画に腰折屋根の木造家屋が井然と並んでいる。公共の施設や商店はそれなりに独自の外観を見せていたが、一般住宅に至っては見事に画一的で、せいぜい軒先の趣にわずかの違いを見いだすのみだった。店の場所はあらかじめ聞いてはいたものの、あちらこちらの筋道を何度も行ったり来たりしてしまって、通行人の助けを借りてようやく見つけ出すことができた。地図を売る店は、通りに面した古書店の真裏にあった。棟続きだったのでどうやら地図屋の店主は古書店の店主でもあるようだった。斑のある硝子窓から中を覗くと、真正面の机に向かっている初老の男と目が合った。白髪まじりのあご髭をたくわえた店主然とした男だった。ためらいがちに扉を叩いてすぐ、背の高い細身の青年が顔を出し、どうぞ、と身をひらいた。こじんまりとした店内の壁一面に、町全体の大きな鳥瞰図が貼り出してあった。世界各地の精細な地形図も十枚ほど貼られており、その中にはロヴリアンス地方の宇宙船古跡の地図まであったので、おれは少し驚いた。青年が言う。「ご入り用は」
* * * * *
※本作品はエブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-15 20:20:00
532936文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:60pt
英雄を目指す少女、ユメ。
『あなたは英雄のママに選ばれました!』ある日ユメはそんなお告げを女神から受けた。
さらに女神によると、ユメが強いほど産まれてくる子供の潜在能力も高くなるからユメにも強くなって欲しいらしい。
なので女神は、天醒『天鐘楼(アマノショウロウ)』という力をユメに与えた。しかしその力はユメに残酷な試練を振りまく呪いだった。
ユメの生まれ育ったのどかな宿場町ハイノラ。そこへ最初の呪いは矛先を向けた……。
これは、次々と降りかかる試練と女神の思惑を乗り越え、一人の
少女が英雄のママではなく歴史に名を残す英雄を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 20:34:42
34114文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
第一幕
刀根田村。
古来より。独自の神、八千矛神(やちほこのかみ)を祀るその村は、毎年神事に供物を捧げていた。
だが、十年に一度。
八千矛神に生きた贄を捧げていた。
そして今年、選ばれたのは『椿』という名の妙齢の女。
咲いたばかりの百合の花の様に美しく、今にも散ってしまいそうなまでに儚げだ。目線は虚で視線は定まらない。
されど、椿は己が生贄の花嫁である事を知っていても尚、逃げる意思はなく、手を引かれるままに歩く。
その先にあるのは、八千矛神がいるとされる大きな蔵。
椿
は七日、そこで花嫁としての勤めを果たす事になる。
日の光も届かぬ蔵の中にいる、神の花嫁として。
蔵の中。蠢く暗闇の存在と出会う――
第二幕
蔵から出た二人は、互いに人とは違う存在でありながらも、決して手放せない存在に寄り添って生きる。
春。
とある宿場町。
そこは山桜が有名で、特に丘の上から見る水鏡に映った山桜が絶景と有名だった。
二人もまた、その名所へと足を運んでいた。
だが、絶景と言われた山は枯れ野の様相。
何が起こったかは知らないが、旅籠で椿は山の方角を眺めるだけ。
そんな時、椿はしとしとした声を聴く。
今も、椿の耳は不可思議な声を拾うままだ。
その声に気取られて耳をすまそうとするも、朧が阻害する。
同調しすぎてはいけない。
二人は早々に街を出ようとするも、想いもよらぬ人物に足止めを喰らう。
春を嘆く女。その正体とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 20:48:36
90990文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
夏の窓辺は入道雲の見えるあの部屋で
夢ばかり見ていました
沢山のお墓の真ん中で
赤い糸を小指に結ぶおまじない
お地蔵様が雨に打たれて泣いている
その涙が赤い血のように見えたのは
十四の夏の頃
あの神社に行って狐の尾が隠れている
境内裏の小屋には
夕方になるとおかめのお面を被って舞う人々
最終更新:2024-03-18 09:18:22
3735文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
戦争孤児として育った少年レイ・フォワード達は、大人の争いにゆっくりと巻き込まれて行く。
時には小さな宿場町のいざこざに、時には港町の覇権争いに、そして次第に大きな戦争へと彼等の戦火は伸びていく事になる。
異なる価値観、異なる思想、異なる種族。あらゆる思いが交差していくこの世界。
蒸気機関が発達した西大陸、帝国が支配する中央大陸、法術発祥の地東大陸。あらゆる力に惑わされる少年達。
彼等は、世界の歯車に組み込まれながらその世界の仕組みと謎に触れていく事になる。
そん
な時代に生きた少年達が居る。
彼らの物語の書き出しはそう――「むかしむかし、ある所に」
お伽噺の様式美から始まる、あの日読んだ物語。
・ファンタジー×スチームパンク×ジュブナイルでお届けする、少年達の友情と希望の物語。
◆こんな方にお勧め!
・オリジナル世界観が好きな方
・成長物語が好きな方
・じっくり読みたい方
・ネクストファンタジー以外をお探しの方
・チートやハーレム物に飽きてしまった方
※当作品には『暴力描写、残酷描写、猟奇的な内容の描写、ゴア表現』があります。観覧の際にはご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 00:23:11
418981文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:20pt
領主令息のアレンは濡れ衣を着せられ、追われる身となった。
逃げ込んだ洞窟で流砂に呑まれ、気づけば最難関ダンジョンの中層域。
そこは、上位の冒険者でも命を落とす危険な場所だった。
早々に生還を諦めたアレンは安全地帯に篭もり、冒険者と物々交換しながらその日暮らしを始めた。
最初は露天商のような暮らしだったが、客が増えるに合わせてサービスも多様になっていった。
靴磨きに始まり料亭に宿場、銭湯に武具屋と業務は次々に拡大していき……。
いつしか、そこは深層を目指す冒険者たちのオアシス
となっていた。
疑惑が晴れても地上には戻れそうもない。
冒険者たちがアレンを必要としているから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 13:01:35
1319文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
その鷺は、朝に生まれて夜に死ぬ。
꧁ 『刺鳥刺』v×s『金朱の鷺』の奇恋譚 ꧂
江戸時代中期、享保四年(1719)。
八代将軍 : 徳川吉宗の享保の改革により、生類憐みの令で絶えていた『鷹狩り』が蘇った、鳥政治の治世。公僕となった鷹匠に、餌鳥を捧げる『刺鳥刺』達が居た。
公議鷹場、武蔵国葛飾郡・東小松川村の
御鳥見下役 :『刺鳥刺見習い』の蒿雀-あおじ-は、
亡き師匠 : 加納 源進の遺薫から逃げ出した。
――往くは、相模国鎌倉郡の宿場町・戸塚宿の
『平
旅籠 火鳥屋』。
嘘か誠か。『金朱の鷺』に逢えるという噂に胸を高鳴らせ、蒿雀は暖簾を潜ったのであった。古巣と金子を垣間見れば、刻限は十一日《とをかあまりひとひ》。幻の逢瀬を夢見るなら、心身を燃やしてでも叶えるべきだ。
꧁ 蒿雀・緑の挿絵 ꧂
【 https://38415.mitemin.net/i807117/ 】
꧁ 檀弓・火の挿絵 ꧂
【 https://38415.mitemin.net/i807118/ 】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 01:14:11
10027文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
宿場町に住む町居の剣術家のもとに、公儀の忍から暗殺の依頼があった。相手は水戸脱藩浪士にして北辰一刀流の人斬り。圧倒的な剣技の前に敗北を知った剣術家は、己の精神が士分に相応しくないものだと覚る。
最終更新:2023-12-28 12:16:09
18847文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
忠臣蔵――――世に有名な赤穂浪士討ち入り。吉良家の兵として戦い、討ち死にしたとされる剣の達人・清水一学は、名を一生一学と変え密かに生き延びていた。
事件から二十年後、赤穂浪士を義士と讃えるとある宿場に、死んだ筈の剣客が訪れる。
江戸時代を舞台にした歴史のイフ短編です。史実に忠実ではありません、エンタメとして楽しんでいただければ幸いです。
カクヨムにも同じ小説を投稿しています。https://kakuyomu.jp/works/16816452219844072212
最終更新:2023-12-07 20:14:02
20786文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
護衛任務の最中、立ち寄った宿場町の台所で冒険者アレックスは前世の記憶を取り戻した。
取り戻してしまったのだ!
奇しくも契約していた魔馬は鷲馬ヒッポグリフへと上位種転生を果たし、より良き主人に乗り換えたいとアレックスとの契約を破棄したいと申し出た。
「え、それじゃあ餌代と宿代は自腹でよろしく」
『ぬうううううん!』
だがアレックスにとって長年の相棒の離反よりも、目の前で練りあがった小麦粉の生地をどうかすることの方が一大事だったのだ!
――という感じの、山場も落ちもない
、どこにでもいる一流ではない冒険者アルフレッドと周辺の人達の、ある日の出来事。
※カクヨム先行掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 20:00:00
75495文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:13796pt 評価ポイント:8816pt
作:まえばる蒔乃(「空気な私」完結巻発売!)
推理
完結済
N6430IM
占い×問題解決×中華ファンタジー
「ーーこれがお前の『運命』だ」
華島国、佐州のとある宿場町。十七歳の嶌喜鵲(とうきじゃく)は、占い師である父に遺言とともに命式(1)の書かれた紙を渡された。父没後、占い師として暮らしていた彼女は、来訪した将軍の茗朱鷹(めいしゅおう)の命式を見て驚く。彼は父に託された『運命』の人だった。
茗将軍は喜鵲に、大貴族家隼家と隼家を重用する皇太后によって作られた皇城の空気に一石投じて欲しいと依頼する。どうやら隼家お抱えの占い師が「皇帝は皇帝に
不適格」と噂を立て、少年皇帝緋王を貶めているらしい。
「占いは人を謗るものじゃない。人を活かすためのものよ」
幼馴染の師兄、如子孝(じょしこう)が止めるのもなんのその。
占い師としての矜持と『運命』への興味を胸に、喜鵲は茗将軍に従い皇城へと向かう。
彼女に待ち受けるのは、動物が四貴妃と化した大混乱の後宮、そして皇太后主催による占いバトルだったーー
・(1)……生年月日から導き出した占いに用いる「図」
◇◇◇
・算命学をベースにした鑑定を行なっておりますが、現実の全ての占術とは無関係のフィクションです。
・ゆるふわ中華ファンタジー。酢醤油つきの肉まんを食べてます。
・後宮四夫人が動物です。
・ブラコン義兄と謎の将軍と元気な女主人公のわちゃわちゃ。恋愛要素薄め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 22:06:25
43252文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:498pt 評価ポイント:380pt
妻も亡くし、仕事もなくして暮らす日々だったが、友だちの紹介で職に就いたが、やる気がでない。
川宿場村への移住チラシを手に入れた。川宿場村に就職した。
最終更新:2023-11-01 13:39:43
5928文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日ノ本から渡ってきた雇われ侍の陸王(りくおう)と精霊使い兼盗賊の雷韋(らい)は、とある宿場町で紫雲(しうん)というモンク僧と出会う。彼は『妖刀』を探して旅をしていると言うが……?
そんな中、雷韋は悪夢にうなされる日々を過ごすことに。
そして、その先には信じられない事実が待っていた!
彼等が出会った宿命とも呼べる理由(わけ)とは──!?
陸王と雷韋の数奇な物語、第三幕!
一風変わった和洋折衷のハイファンタジーの第三弾をどうぞお楽しみください。
※多分、ライトノベルではありま
せんので、ラノベファンタジーが読みたい方はご注意ください。
※ハイファンタジーですが、ほぼ名前は漢字になります(ルビ振ってあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 18:42:00
382089文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:26pt
喫煙者にとっては、せちがらい。
宿屋のルールは、ドンドン厳しくなっています。
最終更新:2023-06-19 00:04:47
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
春が来て果てしない夢を見る
閉じ込められた座敷牢の中
西日にビー玉が光っている
包帯は血に汚れ
其れは春の呼び声か
いつまでも太陽は沈まず
夕陽は地平線を漂い
夜は丑三つ時で居間のボンボン時計は止まる
此処は常世の世界なのよ
お多福のお面をつけた
姉様が母上が家族そろって
仏間で踊っている
最終更新:2023-03-14 02:43:14
2796文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:110pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
宿場町の郵便ポストの傍にぼんやりと黒い影
懐かしさはある種の幸福物質
今日もびょうびょうと風は吹き
小鬼の持っている枝の櫻は散ってしまう
泣くな小鬼
お前を待っている人もいる
地蔵菩薩のお供えの牡丹餅を
咀嚼しながら
小鬼はいつか燃えさかる阿修羅にならんと
密かに宿場町で彼岸花を育てる
最終更新:2023-03-02 19:15:36
3178文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:親知らずの虫歯
ハイファンタジー
完結済
N4421IC
自由な旅がしたいと得意な料理を各地で振る舞いながら広大な大陸を冒険するオウカ。相棒のミホノと共に小さな宿場町から大都市ンタンバラまでの約4000kmの旅を行った。
十分に準備を整えて出発したはずなのに食料が底を尽きたり、オウカの意向で指定危険種の巨大な動物を食材と定め狩りに向かったりとハラハラドキドキする事もあったが2人の自由きままな姿を目にすればめまぐるしく過ぎ去るこの時代でもホッと息をつける事が出来るかも?
最終更新:2023-03-02 15:00:00
81389文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
神様の好みの顔面だったがゆえに異世界転移を果たすことになる主人公、矢羽野威玖(ヤバノイク)。威玖は転移先の森でエイプリル・リンデバルトという名の少女と出会う。そして魔獣に襲われり、エイプリルの双子の妹であるエラ・リンデバルトとのいざこざに巻き込まれてしまう。食べ物に釣られて行った先の農村でも魔物と遭遇してしまい、神から授かったチート能力によって、消す事に成功するも、村の人々からは怪物扱いを受け、追い出されてしまう。
魔物との戦闘で傷を負う威玖だが、人化したチート能力によって
、怪我は消え、エイプリルとチート能力と三人(?)で宿場町へと向かう。
同じ布団で寝られるかもしれないと言うドキドキ感を抱きながらも、結局一人で寝る事となり、翌日を迎える。
翌日、何もわかっていない威玖を起こす、エラ。
エラは威玖を教会へと連れて行く。
教会で威玖を待っていたのは、神だった。
神から、重大な事を教えてもらった威玖。
差し迫った困難を解決するもどうも腑に落ちない彼はスローライフを送ろうと意気込むが、気づくと、エイプリルとエラと結婚することになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 15:51:05
31951文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
路地の影に夕間暮れ
少しの西日が僕らを夕暮れ怪人にするのさ
夕暮れ横丁では豆腐がよく売れる
じゃんけんはグーがよく勝ちやすい
傷口にヨードチンキ
下駄箱の中の上履きの汚れ
幽かな幼さが人をメロウにさせる
グラスの中のカルピスは
遠き過去へ連れて行ってくれるか
列車の向こうは
夜が隠れてる
最終更新:2023-02-12 13:07:42
3267文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:109pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
何処か知らない町へ行きたい
雪に凍える海を眺めたい
誰もゐない静かな道端で
一人で隠れんぼをする
裏山の鬼と子供を取り換えっこする
山奥の山彦と寝るまで会話をする
僕らは何時まで経っても子供の様
賽の目はまたも壱
蔵の裏の人魚と酒盛りをしたら
両手一杯の彼岸花を抱えたまま死んでしまおう
最終更新:2023-01-17 03:59:14
2267文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
小径に差し掛かった処で死人とぶつかる
嗚呼、此処は宿場町だった
格子の間から怪し気な瞳が幾つも幾つも幾つも
目玉が何個あれば地獄へ行ける
黄泉比良坂に逢いたい人がいるんだ
先生、死体は八百屋さんでいくらで売ってますか
懐かしい夏は亡者の懐に隠されている
墓場で花一匁
櫻の匂いは死の香り
最終更新:2023-01-03 11:13:11
2380文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
夢灯籠
想いは儚く何処までも永遠に
久遠の夏はいつまでも呼んでいる
あの鈍色の夏の彼方
祈り子が吊るされて
恐山から地蔵菩薩が
母親の涙を受け止める為に
風車と共に
闇の中の灯りですら
人を癒し慈しむ
よい子ははよ寝ろや
辻占婆が邪悪に変化しても
御子らはあの祭りの灯りを知ってるから
最終更新:2022-12-08 18:16:13
3099文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
宿場町で暮らす幼い子供の寿(ひさ)は、ある日、綺麗な紅い着物を着た多恵(たえ)という女の子と知り合う。裕福そうな多恵は親戚のところに預けられているらしい。家に帰りたくないと言う多恵を連れ、寿は沼の辺りに隠れるところがあると教え、多恵は足を滑らせて沼に落ちてしまい――。
最終更新:2022-11-25 17:00:00
24312文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:104pt
総合ポイント:172pt 評価ポイント:150pt
祭りの夜には神様とタップダンス
お遊戯会の操り人形には藁人形を
小指に巻いてある赤い糸を切ってほくそ笑む老婆
竹藪の中の家には包帯だらけの娘
全部、学校の教科書には載ってないこと
今日も音楽室ではベートーベンが泣いている
永遠に夏が終わらないように願って
提灯の裏の狐に挨拶をするのだ
最終更新:2022-11-22 12:27:59
2941文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:28pt
東海道の宿場町のひとつであった岡崎には化け猫伝説が残っている。
女の嫉妬から始まる悲しくて恐ろしい一匹の化け猫の物語。
化け猫視点で進む怪異譚。
歌舞伎の独道中五十三駅のエピソードから着想を得て書き上げた作品になります。
勝手にこねくり回して元の話とは違ったものになってしまったので、興味のある方はそちらもどうぞ。
※凄惨な描写が多々あります。耐性の無い方は一時退却をお願いします。
※拙作「マル@猫又検定苦戦中」とは関係のあるような、無いような、やっぱ無いかなって関係です。
マル@が好きなら読まなれない方がいいかも。うん読まない方がいい。
※しれっとGC短い小説大賞に応募。「このヒロイン実は○○」←もう答えかな
良いねって思われた方は☆評価を投げつけていただけると嬉しいです。
※岡崎さまから苦情が来たら地名は外します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 17:50:48
23700文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:千葉 仲達
ヒューマンドラマ
完結済
N6335HX
主君とその細君を惨殺した剣客・日影龍真は、妖怪退治のため人喰い鬼の出るという宿場町を訪れた。そこで龍真は鳳仙と名乗る九尾の狐と出会う。鳳仙は、龍真の胸に巣くう厭世の病を見透かし「貴方の在り方には瑕(きず)がある――」と嘯いた。
無常を肯定する鳳仙の態度に興を惹かれた龍真は、彼女との同行を決意するが、都から鳳仙を連れ戻しにきた密使・月原麟之助が行く手を阻む。
龍真と麟之助。二人の剣客は、鳳仙と武士の矜恃をかけて衝突する。あと一撃で決着がつくという瞬間、かつて龍真が討った因
縁の妖怪・土蜘蛛が現れて――。
晩秋の宿場町を舞台に、美しき妖怪と虚無を巡る若き剣客の物語。和風伝奇小説。
――――――――――
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構・フィクションです。
※登場する団体、地名、氏名その他に於いて万一符合する事があったとしても、それは創作上の偶然である事をお断りします。
※失敗作。詳細は活動日報をご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 13:20:29
79963文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
遠い故郷は誰かの夢の中で見る御先祖の幽霊
寂しい旅人は涅槃の夢を見る
川の流れは絶えずして
笹船が宴を知らせる
海の見える宿場町には
老婆だらけの銭湯の安らぎ
夢はいつか終わるものですか?
問いかけを隠して
狐面の少年は神社の境内に消えていった
あの暗がりに夢
秋は静かに背中に吹いてくる
最終更新:2022-10-26 22:39:38
2288文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
彼らの名前は「マーティン・フルグラント」
そして「ジーンズ・バルケッタ」
王都と辺境の街とを繋ぐ宿場町を拠点とする冒険者である。
特に大きな功績もなく、特に大きな失敗もなく
本当にどこにでもいる冒険者の中の2人
積み上げてきた実績は信頼感そのもの
一流とは言えないが、二流ではない
新人から憧れられる事もなく
一流から侮られる事もなく
そんな2人の冒険者の物語
「冒険者は冒険しなくなったら終わりだろ」
「俺にも、そんな時期があったよ
」
「このまま歳を重ねて、どこかで朽ち果てる」
「焦るなと言い聞かせては、無駄に時がすぎていく」
「C級冒険者の意地、見せねぇか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 17:50:04
2875文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
仏壇を磨いては亡くなった人を
影法師の手招きが消える午後六時頃
時計の音がやけに大きく響いて
胸の鼓動がドクドクと早鐘を打つ
賽銭箱に真っ赤な呪い紙を入れたら
逆さ時計がぐるぐる廻りだす
此処は何処でも呪いばかり
日は沈んで夜が来る頃
私は布団に潜り込んで
怖いものから逃げようとしている
最終更新:2022-09-26 17:48:24
2639文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
これは昔々の、吸血鬼がいた時代の話。
ある街道の途中に、塔がありました。
宿場町と宿場町との中間にあり、ちょうどよい休憩場所になりそう。
実際、貨物を馬車に積んだ商人たちや旅芸人一団が、ひとときの安らぎを求めて扉をたたいたものです。
しかし、妙な噂がありました……
最終更新:2022-09-26 08:00:00
2083文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
夕立は服の袖を濡らしてゆく
昔の世が息づく田舎では
野辺送りを繰り返し
時計は逆さに廻って
末の世を嘆いているというというのに
季節は巡って
また涙は繰り返し
輪廻も繰り返し
人の想いを残して
蜉蝣は去ってゆく…
緑豊かな水田では
滾々と湧き水が
神社では灯篭があかあかと
夕べの祭りみたいに
最終更新:2022-09-24 17:42:10
1778文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
斬った張ったの世界に生きる侍が、おのれの生きる道を見出すなら。
それはどこへと、通じる道なのか?
最終更新:2022-09-08 07:00:00
385文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:104pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:32pt
半円球世界(リクラード)に存在するザルド王国に不穏な噂が流れていた。
凶戦士マルスが、山猫族セグが、それぞれが王国の城下町を目指していた。
同時にジタンとロイドも向かっていたが途中の宿場町で、怪物退治を頼まれるハメになってしまた。
白い闇の森に向かった二人はそこで変異したトカゲの群れに囲まれてしまった。
最終更新:2022-09-05 20:14:06
32232文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
【全27+1話 完結まで予約投稿済】
戦乱の時代も遠い昔、今は天下人の治める太平の世。
修行中の剣客・クロウはとある宿場で奇妙な依頼を受ける。
依頼人曰く、町を騒がせる妖怪を退治して欲しい、というのだ。
妖怪の実在を疑いつつも調査を始めたクロウ。
そんな彼の前に、妖怪を探す謎めいた女や百年前の落ち武者が現れて……。
最終更新:2022-08-31 19:47:41
180336文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:68pt
異世界宿場町は、ダンジョンの近くに作った宿場町の話。段々発展します。
最終更新:2022-07-14 14:33:33
1226文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
懐かしさの塊が道に落ちていた
亡くなった祖母の笑顔とか
昔亡くした抽斗の鍵とか
でもあの黒い影だけは
思い出したくない
懐かしさの塊は風に吹かれて
遠い故郷へ帰ってしまった
門前橋の手前で
黒い影が背中を押して
私は鬼やらいを呼ばなくてはと
必死で耳を塞いでいた
郷愁には必ずつきものの亡霊
最終更新:2022-05-30 16:56:23
1862文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:28pt
ジタンとロイドは宿場町の依頼を受けトカゲ退治を受け、トカゲ人と一戦交えるが、敵対する意思が無いこと確認し、和解する。
二人は宿場町の一件を解決し、一路城下町に向いマルスとセグの二人と合流した。
宿屋で夢見の姫の依頼を聞き、5年前の事件のやり残した、案件が動き出した事を知る。
最終更新:2022-05-22 20:56:56
7834文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
たましひ揺れる草葉の陰
川の中に蛍石が一つ転がってました
蔵の裏の川の人魚は唄を歌いながら
もうすぐ生まれる子供の名前を考えている
もう終わりですか?
キネマ館の隅でジッポに火をつけ
煙草がジジ…と燃えゆくたましひ
シンクタンクに落ちたヒトデ
枕元の鈴虫を踏みつぶしてしまいました
夏薫る
最終更新:2022-05-07 20:53:47
2757文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
嘉永六年。関東の宿場町に、吉蔵と呼ばれる博奕打ちがいた。彼は、自らの神通力を駆使して、ツボ振りを稼業として暮らしていた。そんなとき、吉蔵のもとに、不思議な形の腕輪がもたらされる。
最終更新:2022-04-15 22:51:11
26178文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人はどうして想いを捨てられないのでしょうかね
亡くなった恩師が櫻の木の下でそう嘆いていた朧に
先生には誰か戀をして居たのかもしれない
思う人間凡ての戀が成就すればいいのに
そうしたら悲しみも苦しみもあの櫻の下に埋めなくて済むから
櫻の木は今年も人の想いを吸って薄紅色の櫻を咲かせる
最終更新:2022-03-10 17:45:06
3691文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
啓蟄の頃
黄金虫が寝ている娘の頬に
貼り憑いている
棚の神棚の七福神
恵比寿様が台所のシンクタンクに
小判を置いて逃げてった
まこと此の世はおかしなもの
押し入れに父親のコートがかけてあって
ポケットの中ではそよ風が吹いていた
コートの中に隠れると
私は見知らぬ街に出た
不可視の世界
最終更新:2022-03-07 13:41:18
2374文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
「1666(シックスティーン
シックスティシックス)」
あらすじ
1666年。
寛文六年。
八月の暑い盛り。
風が凪いでいる。
チェダ屋の奴隷商人間垣富三
(まがきとみぞう)は
杉作村を訪れていた。
この村で六人の奴隷少女たちを
買い付けていた。
最終目的地、天外へと
搬送するために。
『をどあける』と呼ばれる
十六歳の奴隷少女と、
悪徳商人間垣の
旅が始まった。
宿場町で出会う摩訶不思議な
住人たち。
奇想なるスチームパンク小説の
新機軸!
痛快大江戸ギャグ絵巻!
全六
話。
(この作品は星空文庫、カクヨム、ノベルアッププラスにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 09:36:57
11967文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
廊下に立っていた御婆さんは誰
こっちを振り返って
ふっと煙の様に消えてしまった
覚えているのは
やけにぎょろぎょろとした大きな眼窩
昔この家で
家族に虐められて亡くなった親戚がいたという
やっぱり無念は残るのか
御婆さんの霊はたまに現れて
縁側で独り寂しそうに毬を転がして遊んでいたという
最終更新:2022-02-18 21:42:05
2515文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
『わざわざ提案をびりびりに破くことなど、するだろうか?』
ルリとウラベが宿場で出会ったのは、そんな疑問だった。
『破られた書面』と『たった二文字しか書かれていない指示』
これは、挑戦的な謎かけに違いない。
そう気づいたルリは謎かけへ挑む。もちろん、解いた者には金一封のお礼付き。
金のためなら頭が回るルリと、頭のねじが外れたウラベ
二人は謎を解くことができるのか?
最終更新:2021-11-14 12:25:09
30521文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:52pt 評価ポイント:44pt
夢想千歩。空を探す人、水たまりのなかに見つける。
列車は行ってしまった。
蝶も草臥れたようにトランクに停まる。
あの赤信号は、禁断の果実か。
人魚も秋の空を見つける旅を、常世まで。
煙草が、線香花火の最後みたいに、闇のホームに赤く沈む。
眼底書物を、阿弥陀堂のお坊さんの秘密の抽斗へ。
最終更新:2021-10-17 10:42:32
3340文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
春の息吹、里に折々。四季廻る、音色仄かに。
夢の幕間、さめざめと。櫻散るらん、かぼそけき。
春眠暁を覚えず。夢から醒めず。午睡、うたた寝、桜幽かに、
夕べの微睡み、緋やらず。閼伽し水、蓮の雫。
寝入りばな、翡翠飛んでもなお。
夢の跡形、五行思想。
春の旋律里深し、小夜千鳥、三千世界の鴉を殺し
最終更新:2021-10-10 14:50:48
936文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
入道雲を追いかけて何処までも走る
川には夏の魚が綺羅綺羅と鱗を翻し、
真夏の道には人の子ひとりおりませぬ。
死に絶えた道に蜃気楼が油を塗る
蝉だけがワンワンと頭の中を痛めつけて
神社の奥にはなにかの神様や亡者がいて、
悪い遊びでまぐわっている、妄想。
永遠に終わらない、失われた夏休み。
最終更新:2021-09-20 20:11:53
552文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
宿場町ノノイにある「はじまりの迷宮」を中心に活動する、「運び屋」(いわゆるポーター)のシュウは、雪の日に黒猫のクロと出会う。「チート」も、「無双」も無いけれど、あんまり生き易くはないこの世界の中で、時々しんどいこともあるけれど、それでものんびり生きていく。
(端々に今の社会に対する比喩や批判めいたものが出てくるかもしれませんが、実在する特定の団体等を指すものではありません)
最終更新:2021-07-16 23:00:00
21970文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:渋谷 恩弥斎
ハイファンタジー
連載
N0751FC
のっぺらぼうの最強ゴーストが、得意の魔法と剣術を活かして、RPG的ファンタジー世界を旅する冒険物語。
舞台は、多種多様な種族が存在する、剣と魔法の幻想的欧風異世界。
旅人ゴーストの『ワガハイ』は、盗賊を自称する少女と関わったことをきっかけに、何やかんやで投獄されてしまう。情けない自分の状況に嘆いていた彼の前に現れたのは、意外にも、事の原因を作り出した少女だった。
「――ゴーストなんだから、壁とか通り抜けられないの?」
「……吾輩に、そういう特性はないんですよ」
的外れな偏見を受けつつも、彼女の助力により、ワガハイは牢屋から脱出する。うながされるままに訪れたのは、町はずれの民家。そこで彼は、ふらりと立ち寄っただけの宿場町に潜む闇を認識する――。
「この世界って、何でできていると思います?」
ゴーストだけど、悪いヤツには鉄拳制裁(物理)!!
無数の出会いと、未知なる風景を求め、ワガハイの国境なき旅路は続いていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 13:15:58
511420文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:84pt
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