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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:58 件
プラスチック製品の使用が禁止になった2023年夏の日本は
2010年上海で見ることができた光景と同じになっていた
便利で手軽だった生活用品が、全て鉄と木に置き換えられて
ラジオだけが老後の娯楽になっていた。
最終更新:2024-02-23 13:25:13
11015文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ショコラ・ホワイト・リリムリリス
ハイファンタジー
短編
N3179IO
瓶の容器は割れやすいので持ち運びには工夫が必要。
キーワード:
最終更新:2023-12-24 18:36:14
209文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
特異隕石・ゼログラビティの持つ放電性質を利用した発電研究施設「ジグラット」。
ある日、ジグラットを運用する会社「シンアル」がジグラットの敷地内で行うフォーラム開催にあたり、登壇者となる環境省副大臣やシンアル社長、元アイドル、主婦とその娘、学者らがフォーラム前にジグラット内部を視察することになる。視察には、警備に当たる警察官・深雪と彼女の中学時代に同級生だったシンアルの研究員・九十九が同行。視察の模様を取材するマスコミらもジグラットに入っていた。
だが、視察途中、ゼログラビティ
が制御しきれなくなり、格納していた容器ごと破裂する事故が発生。PGTガスが拡散してしまう。多くの犠牲者を出しながら何とか逃げる一行だったが、ガスに囲まれ、地下3階の休憩エリアに閉じ込められてしまった。
そんな危機的状況の中、ガスが充満する廊下を通って1人離れた部屋にいた人間の遺体がガラス張りのドア越しに見つかる。しかも、殺害に使われたとみられる包丁は、残る生存者がいる休憩エリアにあったものだった。一体誰が、ガスをどうくぐり抜けて殺したのか、この状況で殺人を犯した理由は何なのか。深雪と九十九は、事件の謎を推理していくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 18:00:00
16472文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ネットサーフィンでフリマサイトを覗いていたら――――
水、お売り致します。と、『水』が販売されていた。
その『水』の紹介文には、商品の説明文にはところどころ不自然な伏字があった。
いまどき送料、手数料、容器代などが全て自己負担。おまけに、商品の写真すらも無い、文章だけの説明だというのに・・・この匿名の出品者は、高評価を得ている。
最終更新:2023-10-15 08:17:03
1122文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:290pt 評価ポイント:282pt
銀色の容器から感じること
最終更新:2023-08-10 08:56:43
496文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
俺は白煙の中から登場する。カプセルと呼ばれる両端が半球状の小さな円筒形の密閉容器を誰かが地面に叩きつけて、割る。そして爆発音と共に白煙が巻き起こり、鏡面仕上げのプレートアーマーの魔法剣士——つまり俺が現れる。
カプセルが割られてから俺が消えるまでの三分間、俺は適当に暴れまわる。基本的にはカプセルを割った人物の指示に従うが、絶対服従ではない。
三分間暴れて消えて、次に目覚めるまでの間、俺は時々夢を見る。かつて俺が勇者と呼ばれた世界からの仲間たちの呼びかけ。この世界の女神というか
ゲームマスターとの対話。ゲームマスターによるとこの世界の調整に協力してくれとのことなのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 16:00:00
41601文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:大蛇の皮をかぶったホオジロ
ホラー
連載
N9125IA
先生 私は間違えてしまった脳(の)ですか?どうすればよかった脳ですか?
病気になった
それもけっこうな大病?
脳の病気
くも膜下出血
なんかわかんないけど死にかけたみたい
健康だけが取り柄だと思ってた
健康“だけ“
それなのに
それも失っちゃった
そのうえ記憶も失っていた
そして
「幻覚?幻想?」
を見ていた!?
今でも信じられない
え!?
あぁ
なんていうの
ある人の
「未来の姿」
を見ていた?
ある人が
「未来から来ていた!?」
触られて目覚めた
「脳」
が見せ
てくれた
「予知夢記憶?」
そんな感じ
だからね
思うのです
きっと会える
きっといつか会えるって
でも
早く会いたい
でもね
こうも思うのです
「先生あなたは誰ですか?」
「私がずっと会っていたのは本当にあなたなのですか?」
って
だから「つぶやく」の
先生に気づいてほしいから
ホオジロ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 20:41:55
220562文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
虹の橋を渡った愛猫が、六匹の子猫になって今日戻ってきた。 けれども、どことなくの面影はあるものの、天寿を全うした〝大福〟ではなく、よく似た子猫たちで、なにか違うというふわっとした感覚と可愛さで天秤がしなる音が心の中でしたようだった。
部屋と言うのにはやや手狭な納戸の四方は棚が占拠していて、そこには銀色の筐体になにやら数字やボタンが並んでいる操作パネルらしきのが着いている機械や、水槽を逆さにして照明を付けたかのような機械の中に、ビーカーや試験管などが並び、日が長くなったと
言え、春先の夕方は暗くなるのが早く、その部屋の煌々(こうこう)とした明かりと合わせ、なにやら世の中から完全に浮いているように感じた。LEDの純白に近いような照明で部屋中を照らし、その中の大ぶりなジャムの瓶みたいな容器の中に薄桃色っぽい色合いの液体が入れられ、そこに五〇〇円玉ぐらいの大きさの四角い透明な幕が浮かんでいる。 規則正しくヒクヒクと動き、なにやら切手とクラゲを足したような感じだが、これが〝大福の一部〟だと言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 19:13:11
12144文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
中学2年生の女の子、ルリには双子の姉、リリがいる。それから双子兄弟である海と蒼がいる。
さらに、ルリとリリの姉、海と蒼からは妹にあたる存在、双子の愛と澪がいる。
両親は単身赴任でいない。
そんなルリは今日は海とドキドキえちえち100%のキャンプに?!
最終更新:2023-04-05 17:53:33
3124文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
作:sordmany
ハイファンタジー
短編
N4605IB
セブンら霊界ガイアの住人は人工太陽の実験を行った。その実験は成功したが、人工太陽の光を浴びた星や星に住む者らが拡張されてしまった。人工太陽の光を浴びて生まれた怪獣を倒すため戦士となったガイア人。セブンに憧れるバリエルは強さを求め、人工太陽の光を閉じ込めた容器を開ける。強い光は暗黒物質を生み、凶悪な怪獣<銀河獣>が誕生する。バリエルを追う指示を受けたレイは、テラに着いた。そこで、バリエルとレイの命がけの戦いが行われた。
最終更新:2023-02-06 15:43:50
4406文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
異世界転生ついでに女神を成敗した
やりたい放題なメンバーが
チートパワー魔法少女?になって戦います
最終更新:2022-12-05 11:24:51
103592文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
伝統的に日本の竹は、竹竿、門松、竹箒、竹籠、竹刀、竹垣、鹿威し、竹笠、井戸蓋、竹槍、竹矢、水鉄砲、竹とんぼ、火縄銃の竹縄、フィラメントにと様々な用途に使われてきた。
人々は筍は灰汁抜きして食材とし、竹の皮で竹容器の弁当を包み、竹筒で水を飲んだ。
文学的にも深く愛好され、良く知られている竹取物語をはじめ、懐風藻では背奈行文が「竹葉禊庭に満ち、桃花曲浦に輕し」と詠み、枕草子では「夕暮れ、暁に河竹の風に吹かれたる、目覚まして聞きたる」と触れている。
日本にある竹のうち真竹は日本産
で、孟宗竹は中国原産である。
中国でも竹は生活に溶け込んでいて、数千年もの間親しまれてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 19:00:00
21178文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:20pt
即席麺との出会いはたいていコンビニかスーパーだ。人は300円ほどかそこらの値段を払ってそいつを手に入れる。そして、キッチンの戸棚にしまい込み、出番が来るのを待たせる。即席麺とは、そういう存在なのだ。
おそらく、君に彼女なんかがあれば、君の寝室で「ねえ、小腹がすいたな。何かいいものはないかしら?」と君にささやくだろう。
こんな場面がきて、ようやく即席麺の登場となる。往々にして、人生にはそういうポイントがいくつもあるものだ。
即席麺を作るにはお湯が必要だ。ケトルにお湯を入れ、
コンロに火をつけて、沸騰するまで待つ。それが終わると、かやくを入れて、お湯を容器に注ぎ、三分待たなければならない。ちょうど、タバコを一本吸い終わるぐらいの時間だろう。
今回の話は、この「即席」にこだわって人類が進化した後の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 13:02:53
613文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
恋人も仕事も失い、自身の時間が止まってしまった男は、ある薬を受け取る。
それを飲み干すと、身心状態がカオス状態を取るが、
次第に、再び時間は動き始め、男は真理に気づく。
最終更新:2022-07-01 20:06:38
16538文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ノイングラート帝国皇立学園。
その最高学府、ベルンカイト校では本日、中等部の終業パーティが開かれていた。
パーティはダンスホールを使った立食形式で、終業する3年生と多くの来賓が、豪華な食事を楽しみながら歓談を続ける。
同盟国であるランドハウゼン皇国の第二皇女、アリア・リアナ・ランドハウゼンも、終業生の一人として、このパーティに参加していた。
アリアは本年度終業生の主席。彼女の元には、ひっきりなしに祝辞の声がかけられる。
ランドハウゼン皇国は、三大国でも容易
には攻め込めない強国だ。
アリアを通した皇国との繋がりは、誰もが欲しいところ。
それにアリア個人も、人気、実力、容姿、全て揃った魅力的な姫である。
男達の様々な思惑が渦巻いた結果、アリアはパーティ開始から1時間半、全くの休みなく来賓の相手をし続けることになった。
途切れることのない話し相手に笑顔で応え続けるアリア。
若年とはいえ、皇族たるアリアは平然とそれをこなしていくが、よく見ると、こめかみに一筋の汗が滴り、笑顔もどこか引き攣っている。
腰も僅かに落ち、膝上まで露出した脚は時たまブルっと震えて見せる。
疲れから来るものではない筈だ。
普段からよく鍛えているアリアは、例え2時間立ちっぱなしになったとしても、疲れを見せたりはしない。
なら、酔ったか? それも違う。
相手に付き合い、いくつもグラスを空けはしたが、アリアは毒物全般の分解が早い体質だ。酔いは精々ほろ酔い程度。
では一体何が、表面を取り繕えなくなる程に、アリアを追い詰めているのか。
(早くっ……早く終わって……!)
……分解されたアルコールは無くなるわけではない。血流として全身を巡り、やがて体外に排出されるのだ。
(このままじゃ……私……!)
汗や息、そして――尿として。
(こ、ここで、漏らしちゃう……っ!)
歓談と演奏に賑わう会場の中、アリアは耐え難い尿意に襲われていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 20:36:17
10504文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:48pt
女がいないので男同士で子供を作るしかありません。
方法は二つ。
『疑似子宮を使い男同士でも妊娠出来るようにする』
『一つの容器に二人分の精子を容れる』
20年俺が眠っている間に世界はとんでもない事になっていたよ……
最終更新:2021-12-27 22:06:01
1611文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:140pt 評価ポイント:124pt
あの頃を思い出しながら書く、日記みたいなもの。大人に近づく頭と身体についていけなくて、心がソワソワしていたあの頃。
あの頃の自分に言いたいことは、、、なんだろう。まだ思いつかない。
最終更新:2021-10-15 21:46:25
1029文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:あんたのわたし
ローファンタジー
完結済
N4769HE
スノードームをご存知ですか?
手のひらにのる球形の透明な容器の中に、雪の降る景色の世界が作られたオモチャ、スノードーム。
不思議なスノードーム。
スノードームをのぞき込む思いは、人それぞれに、時それぞれにあるものですが、
そのスノードームは、人それぞれに、時それぞれに、それを覗き込む人に不思議なお話しを語ってくれるのです。
毎日午前2時投稿予定
最終更新:2021-10-05 02:00:00
77876文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
大阪の国際見本市会場に輸送途中だった新型インフルエンザのワクチンが強奪された。
薬品専門車両から出された容器は72時間、3日しか持たない。
犯人と警察による72時間の攻防が始まった。
最終更新:2021-08-17 20:21:28
40916文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:26pt
回収してきた物品を部屋の中央へと置く。彼女はその様子を見守っている。
白い防護服に身を包んだ者とモニター越しの会話。
これは一体なんなのか。
最終更新:2021-07-29 01:08:49
1974文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:✞ BIBI ✞
ハイファンタジー
連載
N0974HC
神様のうっかりミスで容器(体)と魂が入れ替わってしまった双子は、それぞれの体を戻すように要求しますが上手くはいかず…。 失敗ばかりしてしまう双子の成長と変化を描いた切なくてどこか儚い、そんな話。
最終更新:2021-07-15 15:12:22
547文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
横浜在住の作者の元に、滋賀の実家から送られてきた食料品。その中に、なんとも見慣れない謎の食べ物を発見!
ずっしりと重みのある容器に入っているこれは……え、お菓子なの!?
最終更新:2021-05-07 20:45:20
4436文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:320pt 評価ポイント:312pt
近未来的な都市の端に広がる高いフェンスやアクリルパネルによって仕切られたその先。廃工場地帯が広がるその先には、世界が発展を遂げるために利用されたある者が眠っているのだった。
少女は目が覚めた。重たい蓋を押し上げて、外に出ると青白く光る多層構造のラックが広がっていた。恐る恐る外へと足を踏み出すと水槽のような容器に入った人間がいる。 外から溢れる青白い光の元、月夜に惹かれるようにして外へと出ると 時間が止まった空間と、遠くに見える都市があるのだった。
そこに訪れた調査団によっ
て彼女は捕獲される。そして知る真実、人間となれ と言われるのだが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 18:48:13
1242文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
八田凪(やたなぎ)家は恵まれた家庭で幸せな日々を送っていた。しかし、事件の始まりは洗面容器の紛失だった。
家族の絆を確かめるハートフルストーリーです。
最終更新:2020-09-02 12:00:00
1546文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私が実家で暮らしていたときのことだ。
シュガーポッドが入っている棚と同じ段に、常備薬の入った袋が並んでいる。
ポッドを取ろうとして、ついその袋たちにひっかけ、床にこぼしてしまったときがある。
拾い集める私は、そのうちにひとつが気になった。
私の名前の書いてある容器。そして中にあるのは、見覚えのある赤黒いかけらと液体……。
最終更新:2020-06-06 23:18:16
2412文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
二匹別々の容器に飼っている金魚の片方について思っていること。
最終更新:2020-04-28 21:10:17
486文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:32pt
⑴『飲料狂い』・・・何度も飲み直す、水という物質 学生時代、授業中に飲めない水を、休み時間に飲みに行っていたという話。それに続いて、ここ数年、飲料を買わなかった日はないくらい、色彩を変える飲料に狂い切っているという、小説的エッセイ。
⑵『飲料狂い』・・・容器から見る、飲料のイメージ 飲料には、缶コーヒーの様に、内容がクローズなものと、透明で、内容が透視できるものがある。少し意味不明な内容だが、ともかく、容器から見る、飲料のイメージというものがあるとする、小説的エッセイ。
⑶『飲料狂い』・・・終わりに 地球最後の日に飲みたい飲料は缶コーヒーだが、ともかく、人類は太古の昔から飲料に狂わされてきた。地球が滅びても、人類は宇宙に飲料を求めるだろうとする、小説的エッセイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 05:48:13
1260文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
魔力を内包するのに必要な『魔力許容器(キャパシティ)』という魔術師としてのステイタスの一つが極端に低いせいで、魔力量が一般魔術師の10分の1にも満たない少年、緋影纏也。そんな彼はいわゆる天才の如き魔術の才能を秘めているが、先に述べた魔力量が低いせいで満足に魔術を扱えないために周りから〈欠けた天才(ロスト・ジーニアス)〉と揶揄されており、いわゆる落ちこぼれ扱いされている。だが、何の因果か偶然助けた後輩の少女に万象術を教えてくれと懇願され……。
(現実世界と似た別世界……いわゆ
る現実とはだいぶ違う歴史をたどった平行世界なので、一応ハイファンタジーに設定しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 01:08:26
2741文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
勘違いで僕は10万年後の世界に放り出された。
コールドスリープで1000年後に起きようと思ったら10万年後だった。そこでは人類は生存競争に負けて他の生物たちが人間に近い姿となった暮らしている。と勘違いした少年が迷い込んだ異世界で亜人やらモンスターやらと出会って成長していきます。最初は旅人、そこから2転3転しながら様々な縁を辿って異世界を謳歌する冒険譚です。強いて言えば言語チートです。たぶん毎日更新します。
旅の記録
今まで行ったところ 鯨狩りの村・虫の国「芦原」・
竜の里「蓬莱山」底の国「カナン」古き森
獣の国 神喰らいのテリオン
捧げたもの 右腕 心臓 涙 髪
契約 右腕「母なる海」 心臓「五つ目の災厄を告げる愚弟の喇叭(らっぱ)」 涙「白き親愛」 髪「茨の守り手」
できること
改竄言語(クラック) 拘束限定解放「神の子(アーグヌス)」 拘束限定解放「神の娘(アグマリア)」
全言語対応
貰ったもの
古木の紋章「メディク家の家紋」 鯨の喉の骨のお守り 王蜜の蜂珠 白暴竜の牙とスリング
匂い袋「涙の香」 地底樹の種 紅木輪「カランコエ」 拘束具「沈黙の王」
空間歪曲型保存容器「儚きものよ永遠なれ」
会った転生者 3名
会った転移者 2名
今いるところ 交易都市シルク
PV15万 ユニーク2万 評価点600ポイント ブクマ200 超えました。ありがとうございます!!! 7/20
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 18:49:46
408413文字
会話率:70%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:817pt 評価ポイント:251pt
※過去作品に加筆修正を行ったリマスター版です。
亡き友人の遺した手紙を届けるために犬山を訪れた私は、漸進していく時間の中でいくつかの出会いを体験する。それらの出会いは私という容器を大きく変容させ、そして一つの場所へと導いていく。
最終更新:2019-07-26 22:00:00
41060文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:26pt
円筒状の硝子の容器の中にいた私は、外へ出る。
キーワード:
最終更新:2019-07-20 21:57:13
950文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
お母さんはレディースクリニックへ
最終更新:2019-05-07 17:41:33
1595文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
「あいつの頭ん中、どうなってるんだろう」
平成最後の夏の終わり。舞台は東京・宵中。
明らかに怪しい男を追って転がり込んだ『中(なか)』。それは人間の内面が作る異世界だった。
「同じ人間のはずなのになぜこうも違うのだろう」
好奇心と妄想プラスちょっとの勇気と愛?と決断が繰り広げる出たとこ勝負のうっかり異世界探索! と、時にまったり・時にリアル・時におバカな現代日常生活vのサンドイッチで美味しいハーモニー。いつのまにか思いもかけず深〜い展開に突入、堂々の完結…になってるはず。
予
想の斜め後ろからやってくるケチャップ満タンのポリ容器で殴られるような衝撃をあなたに。
WEB小説の人気路線を完全無視。
・主人公最強じゃない
・3話目に入るまで異世界感が微塵も出ない、異世界の設定が分からない
・剣と魔法のファンタジー界設定なんかじゃ全然ない
この三拍子揃ってます!
さらに『映像化不可能な作品』ってキャッチフレーズかっこいいよね〜という作者の安易な発想から、(いろんな意味で)映像化不可能な仕掛けが満載。
このマルチメディア展開前提時代に逆行する作品となっております(笑)
個人サイトにあとがき上げます。御興味ある方はそちらへどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 15:25:53
371018文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
最近、職場の給湯室で、容器の蓋という蓋がなくなるという。
※企画『ELEMENT 2019春号』(葵生りん様主催)参加作品です。お題は「蓋」。
最終更新:2019-04-15 23:00:00
9718文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
まず昆布を固く絞った布巾で優しく表面の汚れを落とします。
適当な容器に水を必要な分量入れて昆布を水1リットルあたり10gぐらい入れてつけておきます。
冷蔵庫で一晩ぐらいつけておくのが楽です。
漬け終わったら鍋に移し弱火で煮込みます。
沸騰の寸前に昆布を取り出します。取り出した昆布は細く切って醤油やらとつけて佃煮みたいにしたりして使うと無駄がありません。冷凍して取っておくといいですよ。
沸騰したら鰹節、水1リットルに対して20gぐらいを静かに入れます。
汁ものなどのすっきりした
出汁なら1・2分、そばつゆみたいにちょっと力強い出汁にしたいなら5分~10分くらい煮だしていきます。薄削り、厚削りでも変わってくるので、各自状況に合わせて高度な柔軟性をもって臨機応変に対応してください。
手ぬぐいや、なければキッチンペーパーで濾してあげれば一番だしの完成です。
濾し取った出がらしは二番だしに使ったり、醤油味醂砂糖酒を入れてフライパンで炒ってあげれば美味しいおかかにもなります。
皆さんも素晴らしい出汁ライフをお送りください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 18:00:00
117890文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:737pt 評価ポイント:331pt
かつての超大国、プレセンティナ帝国の第二皇女イゾルテの元には、時々どこかの神様からの贈り物(現代製品)が届く。
「ここを動かすとシュコシュコ言うけど、何の意味があるんだろう……?」(ポンプ式水鉄砲)
「なんだこの奇妙な容器は……。ヤカン? それともランプかな?」(アランビック蒸留器)
だがそれは秘密である。彼女の祖国は隣のドルク帝国の攻撃に晒され続けており、その上国内では後継者問題を抱えているのだ。
だが彼女は国を守るため、その贈り物を使い、あるいは分析し、たまに勘違いしたま
ま再現して、自ら兵を率いて戦いへと乗り出していく。
贈り物(現代製品)の力やそのアイデアを用いつつも、一方で独自の兵器、戦術、戦略も駆使します。異世界ではありますが、ギリシャ神話や古代ローマを中心とする歴史ネタを下敷きにしています。
※舞台は地中海っぽい世界です。登場人物は全員その世界で生まれ育った人たちです。神様は武器をくれません。楽○とかアマ○ンとかで買えるようなものしかくれません。そして注文を出すことも出来ません。神様語も読めませんし、その他意思の疎通は全くできません。
※第1章は導入で、戦争は第2章から始まります。よろしければ第2章までお付き合いください。
※先頭から順次改訂中のため、途中で若干体裁が変わります。
サブタイトルに数字が付いているものが改定済みのものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 00:00:00
2528513文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:7829pt 評価ポイント:1803pt
ペットボトル、缶、瓶……彼らは人間の飲み物の容器として、現代社会を支えてきた。
誰が一番素敵な容器なのか? 彼らは人にリサイクルされるのを待ちながら語り合う。
最終更新:2019-01-11 22:42:59
3953文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:はぁぁぁぁぁんたぁぁぁぁ!!
異世界[恋愛]
短編
N9701FC
黄色くて冷たくて甘いプルプルした食べ物。
子供向けにも思えるその甘い味は、容器の底に隠された黒いソースで大人のお菓子に変貌する。
なんでも、その食べ物の名前は"ぷりん"というらしい。
それを食べたとき、俺の体は歓喜に打ち震えた。
ーーーあ、そういえば、魔冷庫にもう一つあったな。
「ご主人様、そこに正座」
「はいすみませんでした」
最終更新:2018-11-13 16:35:38
4935文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2377pt 評価ポイント:1575pt
私はきみより3年分、より多くのものを先に知ってしまったはずだ。/どうしてきみという人はそんな食べ方をするのだろうか?/400グラム入りの容器から直に、スプーンで、大きく開けた口に運ぶ、プレーン・ヨーグルト。/永遠に縮まることがない、この世に生を受けた日時の差。/きみに考えてもらうのがいちばんいいかもしれない。/年齢なんて、実は関係ないのだ。/性別だって関係ない。/言えることは、変わらない。/きみはまだ気がついていないかもしれないけれど。
最終更新:2018-11-08 07:13:07
5172文字
会話率:4%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ギルド最強かもしれないボクが付ける日記だよ!自前の大量魔力とお爺さんの研究成果を駆使して時には森を凍らせ、時には砂漠を凍らせ、時には海を凍らせる!
まあ、やりすぎて怒られることが多いのはご愛嬌
黒「ミュート、カンウ湖を早く解凍して来い!」
J「ミュート様、街の門前の氷像を退けてください。」
緋「ミュート、溶かした後の水も片付けろよ〜。」
鋏「ミュート、討伐の証拠部位を凍ったまま出すな!」
35「ミュート〜、街道が凍ってるって行商から苦情が来てるぞ〜(笑)」
V「ミュート
!あたしの楽譜に霜が走ってるんだけど!?」
4「ミュートさん、香水を凍らせないで下さい。容器が割れました。」
1位「ミュート……寒いから吹雪かせないで………。」
ご愛嬌(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-24 16:56:57
29502文字
会話率:1%
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和多志わたしは、最果ての世界を見た事がある。
でも・・どんな世界か。残念ながら説明はできるができない。あくまで、物理的三次元な檻の中答えだと矛盾パラドクスとして表現されることだ。このことを頭の片隅において、一つわかりやすい例えをしよう。
まずは、想像をしてみてくれ。ひらひらの短いスカートを履いている、女の子がいます。その女の子は、ど・ん・な・下・着・を入っているでしょうか・・。
ちなみに私は、何も履いていない女の子を想像しました。皆さんの思い思いのイメージがあった
と思う。では、答えは・・。『めくってみるまでわからない』
ふざけた話と思いますが、立派な物理学量子力学の話です。
元ネタは、<シュレディンガーの猫>という、シュレディンガー氏が提唱した話で、完全防音できる箱の中に、毒物が入った容器とその容器を割る装置と生きた猫が入っています。本当は、もっと複雑ですが、とりあえずこれだけ。
そんな箱の中で、猫が無邪気に遊んでしまったりしたら、もちろん死にますし、じっと動かなかったらまだ生きています。ここで変なことが起きている事に気づきます。
『あれ?この箱の中で死んでる猫と生きてる猫が同時に存在していないかと』
最初に言った、説明はできるができないということの理解と女の子の話で下着に注意を向けましたが、実は、下着の定義として肌に触れる衣類のことを指すから、靴下や腕バンド、手袋も下着に入ります。
すなわち、『物理上ではおかしな話でも言葉の世界でわ何ら問題なく存在している』=同じところに同時に存在ってこと
想像能力が高い人なら気づくかもしれません・・。最果ての世界とは、始まりであるとそして、意味が付く前は、一つの存在であることをどういうことか。
和多志、気づいた・・。全ては存在して存在していないとだからこそ、答えは・・。これから出していかなければいけないといけない。
望み続けろと・・。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-10-13 22:28:05
765文字
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不法投棄されるのは産業廃棄物ばかりではない。一般廃棄物も不法投棄されるし、リサイクル法が適用される使用済容器包装や使用済家電も不法投棄される。伊刈はさまざまな不法投棄問題を独自の切り口で解決に導いていく。不法投棄問題はついに全面解決に近づく。
最終更新:2018-05-30 16:14:29
96757文字
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誰だって元気なときもあれば泣きたいくらい辛いときもある。生まれつき身体が弱い人もいるし、丈夫な人でも風邪をひく事もある。
『それくらいの事で大袈裟だな』
『自分より、あの人の方が大変なのに』
『自分は駄目な人間だ・・・・・・』
そんな事ないよ。
『心が弱い? 怠けてるだけだ!』
『さぼりじゃねーか』
『大袈裟なんだよ、たいした事ねーだろ』
性格がみんな違うように、心の容器だって人其々。大丈夫。大丈夫。一度、深呼吸してみよう。
ちょっぴり心が疲れた主人公が、異
世界にて第二の人生を謳歌! とは上手くはいかないが、少しずつ心を癒し周りを癒していく物語。
ほんのり宿る恋心の行方は……
******
《アルファポリス様にて同時投稿しております》
https://www.alphapolis.co.jp/novel/561115575/691170417/cover
スローテンポ更新と編集の多さお許しください。
⚠前半は暗い表現が多くあります。心が不安定な方はご注意ください。(虐待に近い表現・暴力・ガス吸入・死・男女トラブルなど)
ファンタジー,恋愛,薬,癒し,トラウマ,セラピー,心,神,死,人間関係折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 23:32:27
16432文字
会話率:52%
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よくある異世界ファンタジーです。
淡々と進んでいくと思います。
「ある日、新しい容器に古い酒が詰められた」
頭の固くなってきたオジサンにはちょっと辛い話しです。
最終更新:2018-03-26 11:00:00
56780文字
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「私」がある泉のほとりで出会った青年は悩みを抱えていた。それは姉の結婚についてだった。姉は近所で周辺の美人、相手は大企業の御曹司、結婚を機に実家はますます繁盛し、青年自身も職を得ることが出来る。悩む要素は1つもないと思われたが、実は姉の美しさに秘密があった。姉の美貌は、この泉の水を飲み続けなければ維持出来ないのだ。泉の水を容器に詰めて嫁ぎ先に送ろうにも、水は腐りやすく煮沸も出来ないため、この場で飲み続けるしか方法はない。「泉の水の効果が切れ、姉が不美人だとバレたら即別れさせら
れる。姉も実家も自分も全てを失う」と嘆く青年に、「私」は一計を案ずる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 14:12:42
4222文字
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大手出版社で働き始めた錦織栞菜はお盆休みを利用し九十九里に遊びに来ていた。そこで浜辺に打ち上げられたプラスチック製の容器を拾う。
その中には一枚の手紙が……。
海流を調べていくうちにその容器は親潮(千島海流)により九十九里に運ばれて来た物であるという推論が成り立った。
錦織は編集長の命令により取材という口実で手紙の送り主を探しまわる。ようやく見つけたその男性は、かつて想いを寄せた相手に瓜二つであった。
淡く切ない恋物語。
最終更新:2016-06-30 17:26:52
39628文字
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ある日、学校から帰ってきて机を見たら即席異世界転移と書かれたカップ麺みたいな容器が置いてある事に気がついた普通の高校生、華崎 秦(かざき しん)
秦は興味本位でその容器にお湯と中に入っていた粉を入れて三分待ち、封を開けたら異世界に転移した。
そして気がつくと異世界の大半を管理している存在、ユーリ・ストラスに秦は元の世界に帰れない事を知った。
色々考えた結果、秦は異世界で生きることを決めてユーリから六枚のカードからスキルを選んだ。
秦はその選んだスキル、薬草師で異世界を生きる事
になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-29 08:22:10
88769文字
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〝自ブログ(http://kigaru.doorblog.jp/)にて公開しておりますが、こちらは縦書きでも読めるので併せて掲載させて頂いております〟
コーヒーに誘われてカフェへやってきた少女。
そこで店員のお姉さんに、「コーヒーが好き?」と訊かれたのに対し、その嗜好が分からないと返す。
少女は、自身が記憶の一部を失っていることを告げる。
すると店員さんは、「失われた記憶を取り戻したいですか?」と真摯に尋ねた。
少女は思う。私は……私を知りたい。胸中で芽生えた想い
は答えとなる。
店員さんは初回サービスと銘打って、彼女にコーヒーを勧めた。
それは不思議なコーヒーで、ミルクを入れれば自ずから渦を描いてミルクコーヒーへと変わる。
「黒いコーヒーはあなたが抱える〝ブラックボックス〟、左に渦巻くミルクはあなたが遡った〝時間〟、現在の色付いたカップはあなた自身が抽出した〝記憶〟――」
飲んだ時の味とともに、過去の出来事も思い起こされるという。
少女が静かに口を付けると、苦い味覚の後、失われた過去がフラッシュバックしてゆく。
真実を知った彼女は、涙を溢しながら、店員さんに話を聞いてもらう。
一年前の思い出、気になっていた三年の先輩、手渡したメアド、返ってこない――……
彼の卒業式、胸元に同じ白いバラ、女生徒の告白、快諾――……
心が壊れそうだった少女は、もう一人の自分を作り擦り付けて、記憶を封印した。
語り終えた彼女は、自身と一緒に、また涙と鼻水でぼろぼろになって嗚咽する。
そんな様子を辛そうに見ていた店員さんが、一つの提案を申し出た。
「苦い記憶を甘くすることは可能です」と。
彼女は水差し型の容器を手に取り、黄褐色の液体をコーヒーへと注いだ。
これを再び飲めば、遠い悲恋の様な記憶へと移り変わっていく。
そう伝えると、少女は恐る恐るカップを持って一口だけ嚥下する。
次第に嗚咽が止まり顔色が良くなって、私はやっぱりコーヒーが好き、と心から思える様になった。
ふと疑問を抱いた彼女が、店員さんの正体を問う。
お姉さんは冗談めかして「元魔法少女」だと答え、少女が年齢を訊くと「企業ヒミツ」と返した。
彼女は、トシマ法少女さんから励ましの言葉を貰い、お互い自然と笑い合うことが叶う。
そうして、少女はまたカフェを訪れる約束を交わし、お開きとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 06:00:00
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もしもしもしも、もしもの話。
一例としての、容器の話。
最終更新:2015-09-24 22:00:00
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戦い続ける余り、目的も理由も、そして己の名前すら忘れてしまった勇者。
暗黒島に巣食っていた邪神を打倒した彼はその代償に致命傷を負う。
己の限界を悟った勇者は死に委ねようとしたその時、助けを呼ぶ少女の声が聞こえる。
その声に応えた勇者は突然目の前が真っ白になったかと思えば、何処か薄暗い場所に寝かされていた。
起きた勇者は己の横に額を付いて眠っている少女を見つける。
勇者の額から落ちた濡れタオルに水の入った容器があることから、少女が主人公を看病していたことを知る。
勇者が起きたと動きで目を開ける少女。
勇者は主人公が眼を開けている様子に驚いた後、コホンと咳ばらいして厳かな調子でこう告げた。
「ようこそ、我がギルドへ。私がギルド――ラフィンクスの神――カナン=ラフィンクス=マルローよ」
異世界から召喚された勇者と崩壊寸前のギルドの神との邂逅。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-30 17:38:14
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