-姉妹格差- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:360 件
瘴気を浄化する力を持つ公爵令嬢アストリア。
しかし妹のシェリルがより高い浄化能力を持つため、アストリアは「無能な出来損ないだ」と国中から虐げられていた。
そしてアストリアは、この国の王太子であり婚約者であるジェフリーの生誕祭で、彼から婚約破棄を言い渡される。彼はどうやら妹と結婚するようだ。
ここまでは予想の範囲内だったが、あろうことか、その場で父から勘当を言い渡されてしまう。
皆から笑いものにされ、呆然とするアストリア。
しかし、以前出会った不思議な青年が生誕祭に乗り込ん
できて、アストリアを攫っていくのだった。
一方、アストリアが去った後、王国は破滅の一途をたどることになる。
虐げられ少女がスパダリに溺愛される物語です。
※R15は保険です。
※全33話(執筆済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 10:12:20
24694文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:28pt
カリスタはブラックムーンストーン子爵家の跡取り娘。貴族の子供が通う学院を卒業し、完全政略で婚約を交わしたニール・ツァボライト男爵令息との結婚の準備が本格化しようとしていた。そんな時、カリスタを訪ねてきたニールはカリスタとの婚約の解消を望む。「はあ、そうですか」カリスタは別に傷つかない。何せ十割完全に政略でしかない婚約だった。異性としてニールの事を愛していた訳でもない。だがしかし、続けてニールが吐いた言葉は、カリスタとしては許しがたいものだった。「僕は君の妹のヘレンと結婚して
、君の代わりに子爵家を継ぐ」とか。意味が分からないんですか。私にヘレンなんて妹いませんが???
■
タイトル出オチ。二番煎じのネタです! 自分でも書いてみたかった! 短編のつもりでしたが、無駄に長くなってしまったパートが出てきたので、読みやすく区切ろうと思って投稿します。長引いても10話ぐらいで完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 07:26:05
125194文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:43254pt 評価ポイント:32092pt
王国で権勢を誇る大公家の次女アデールは、母である女大公から嫌われて育った。いつか温かい家族を持つことを夢見るアデールに母が命じたのは、悪名高い辺地の子爵家への政略結婚。
わずかな希望を胸に、華やかな王都を後に北の辺境へと向かうアデールを待っていたのは、戦乱と過去の愛憎に囚われ、すれ違いを重ねる冷徹な夫と心を閉ざした継子だった。
最終更新:2025-05-09 07:20:00
92042文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:123pt
総合ポイント:786pt 評価ポイント:386pt
「ねぇ、お姉様? 私の代わりに獣人国まで行って謝ってきてくれない?」「なんですって」
子爵家の長女──ドロテア・ランビリスは、ある日、妹のシェリーと両親から尻拭いを仰せつかった。
ドロテアの暮らすサフィール王国では美しい女性には『聖女』の称号を与えられる。シェリーはその聖女の一人であり、王族の婚約者でもある。
反対に、ドロテアは産まれた瞬間から『将来は売れ残り』と言われ続け、現に誰一人からも求婚されたことがなかったため、生きていくために侍女として働いていた、のだけれど。
「ドロテア、お前が気に入った。俺の妻になれ」
謝罪先に獣人国で、ドロテアは当たり前の行動をしただけなのに、何故か王である黒狼のヴィンスに見初められ──。
「ドロテア教えてやろう。今までサフィール王国で求められなかったのは、お前が──過ぎるからだ」
「はい?」
一方その頃、妹のシェリーはとある理由から『聖女』の称号が無くなることが決まり、婚約者から必要とされなくなっていき──?
これは結婚願望があるのに誰からも相手にされず、自身の秘めた才能に気付いていないドロテアが、思慮深いヴィンスに見初められ、もふもふで癒やされたり溺愛されたりする、そんなお話です。
◇短編版で日間総合1位ありがとうございます!
◇短編版よりも、溺愛&もふもふ増々、ザマァありでお届けいたします!
◇R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 06:30:00
356784文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:51588pt 評価ポイント:29018pt
声にした瞬間、恋に落ちる。これは、不器用な二人の特別な物語。
子爵令嬢のシャルロッテは、美しく華やかな妹とは対照的に地味で目立たない存在。家族にも顧みられない彼女は自分の力で生きていこうと小説家を目指しているが、なかなかうまく行かない。そのため、変態侯爵の家で官能小説の朗読をするという怪しい仕事をして生活資金を貯めている。
ある日、妹の付き添いで夜会に出席したシャルロッテは不埒な男に関係を迫られそうになる。けれど、そこから颯爽と助け出してくれた美丈夫がいた。自分の書い
た物語のどのヒーローよりもかっこいい彼にときめくシャルロッテだったが、男は名前も告げずに消えてしまう。
「やあ、また会ったね」
偶然本屋で再会を果たすと、男はリチャードと名乗る。裕福な男爵家の生まれで財産に恵まれている彼は、シャルロッテの怪しい朗読の詳細を聞き、代わりに自分の仕事の手伝いをしてくれないかと持ちかけてくる。それは手紙の代筆や新聞の読み上げといった些細なことだった。
けれど、どこからどう見ても完璧なリチャードにもひた隠しにしているある事情があって……。
強がり令嬢×秘密を抱えた貴公子
全30話 1日2回更新(6:20、20:20) 5月16日完結予定
※R15は保険です
他サイトでも別タイトルで掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 06:20:00
42254文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:98pt
親友と婚約者に裏切られ、生まれ変わった先は公爵令嬢。
けれど親友(元)は義妹に生まれ変わっていて、またも幸せを全力で邪魔してくる。
父の愛も、婚約者の愛も、公爵家を継ぐ身分さえ奪われたミリヤ。
そちらが捨てるなら、私も捨ててやる。
切り替えたミリヤは強かった。
ここから始まる、ミリヤの快進撃。今更謝ろうが泣こうが知った事ではありません。
捨てるなら、捨てられる覚悟もしろ。
ミリヤは止まらない。
最終更新:2025-05-09 00:05:23
71502文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:9774pt 評価ポイント:4600pt
宝石鑑定士として働く私には、母親の決めた婚約者がいた。
荷物持ちや支払いを強要してくる最低の男だったが、
地味な自分には他に相手がいないからと、その婚約を受け入れていた。
ある日、実家に帰ると、妹が私の婚約者と浮気をして妊娠していた。
さらに「浮気して、何が悪い?」と開き直り、
母も「お姉ちゃんなんだから、妹の浮気くらい我慢しなさい」と理不尽なことを要求する始末。
さらに婚約者の借金まで押し付けられそうになった私は、家族と縁を切って、一人で生きていくことを決意する。金蔓を
失った家族は、抱えた莫大な借金に絶望する。一方で、私は宝石鑑定の知識を活用し、後宮の宮女として輝かしい人生を歩んでいくのだった
※他サイトでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:28:57
183011文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:108pt
総合ポイント:42420pt 評価ポイント:25616pt
「これは契約結婚だ」「はいありがとうございます!」「……は?」
幼い頃に天才と称されたことがあるエイヴリルは、義妹の身代わりで悪女として『訳ありな公爵様』のもとへ嫁ぐことになった。
当然、エイヴリルを悪女だと信じている公爵家からの扱いは残念なもの。しかし、虐げられ慣れすぎ&おっとりなエイヴリルは全く挫けない。素直に『悪女(※本人比)』として持ち前の鈍感さと能力を発揮し、周囲を味方に変えていく。
一方、公爵様はエイヴリルが無能でも悪女でもないことを早々とあっさり見抜く。
「エイヴリル、君を無能の悪女と言ったのは誰だ? 許さない」「……ええと、あの!?」
これは家族に愛されなくてもマイペースに強く生きてきたヒロインが、新天地でいつの間にか大切にされて幸せになっていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:00:00
443374文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:355302pt 評価ポイント:216634pt
物語であれば、めでたしめでたしで終われる。
けれど、ここは現実だ。
ざまぁした後も人生は続いていく。
ざまぁされた後、幸福になる事もできるし、ざまぁした後、幸福になるとは限らないのだ。
死ぬまで人生(物語)は終わらない――。
最終更新:2025-05-08 18:01:38
12011文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
リリム王国辺境伯エインズワース伯爵家の長女、ユーニス・エインズワース。伯爵令嬢であるはずなのに、生活は使用人以下で、まともに育てられたことはない。それでも心優しく強かに育った彼女は、ある日、隣国との国境である森で二人の怪我をした男性を見つけて……?※不定期更新です。他サイト様にも投稿しています。現在、アルファポリス様にて先行公開中。
最終更新:2025-05-08 12:00:00
38901文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:160pt 評価ポイント:68pt
公爵家主催の夜会で、突然婚約破棄を言い渡されるアンネ。婚約者だった公爵令息はあろうことか自分の代わりに美しい姉と婚約すると言う。魔族と戦う辺境へ送る保存食の研究をするため、資金援助してくれた先代公爵の為にずっと我慢して婚約を続けて献身的にサポートして来たのに、このままでは全て無駄に終わってしまう。『婚約破棄など認められないし、この歳では新しい婚約者など見つからない』と文句を言えば、『ならば新しい婚約者を見つけてやる』とたまたま会場にきていた貧乏子爵を指名して『今日からお前の婚
約者はコイツだ!』と勝手な事を言い出した。
そんな身勝手が通るはずもないと思っていたのだが、後日本当に婚約相手が変わったことを告げられて…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 12:47:36
15451文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:66pt
なろうで婚約破棄物を幾つも読んで思ったのですが、破棄後に別の所へ嫁がされて、愛するつもりはないとか言われつつも極端に虐げられることなく無視される程度で衣食住を提供されるような立場って理想だなあ……と。
生活に疲れているおばちゃんならではの感想でしょうかね。
気ままに暮らせるのに、わざわざその相手ないしそれ以外の男と恋愛関係になるのは面倒じゃない?とも。
ずっとそのままじゃいかんのでしょうかね。
物語として成立しない?あれ?
と思ったので書いてみました。
長くな
り過ぎたので幾つかにわけます。
しかし、
人のすなるテンプレといふものを我もしてみんとてする、とやってみたものの。
なんだか慣れないし、やっぱり妙な感じになりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 04:12:27
477308文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2998pt 評価ポイント:1730pt
動物が人へと進化した世界。
ネズミを祖先にもつ齧歯族の姫、ミレーユは、“神の種族”と呼ばれる竜族の王に、祈年祭の日に一目ぼれされ王妃にと望まれる。
だが、
「私、今年の祈年祭には参加しなかったわよね?」
どうやら、王は他国に嫁いだ妹とミレーユを勘違いしているようで――――??
※注意事項※
ただの異世界勘違いラブコメディ(*'▽')
R15は保険です。
短編のつもりで書きましたが、文字数が5万文字を超えてしまったので連載としました。
短編感覚でお読みください。
短編感覚でお読みください(重要なので二回言います)
ちなみに、こちらは『暇で暇で仕方ない!』という方への暇つぶし小説として書いたものです。
――――そこの御仁、いまお暇ですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 12:52:46
389502文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:39324pt 評価ポイント:20984pt
ルナリアは幼い頃から周りに不思議な色のついた光が視えた。
それは、ルナリアにとって家族から疎まれる原因になった呪いのようなものだった。
ルナリアの真の能力とは………
※ちなみに、この話で黒オーラを悪意や恐怖などの対象として捉えて話をしてきますが、実際は違います。
※王侯貴族の異世界の物語ですが、言葉遣いは貴族な感はありません。
細かいところが気になる方は不向きだと思います。
気にならない方のみよろしくお願いします。
最終更新:2025-05-04 11:35:07
14806文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
とある時代の、とある国の都。
世の中には人々を襲うあやかしが跋扈していた。
そんな中、退治人のリツは婚約者だった上司から任務失敗の責任を押しつけられたあげく、一方的に婚約破棄を言い渡され妹と婚約すると――中略――
そんなテンプレートな運命を辿ったリツの左遷先では、セツと名乗る新しい上司が待っていた。
仕事の説明が始まると思ったリツに対して、セツは結婚相手にしか教えてはならないはずの真名を名乗りだし……。
すれ違い的なあれから始まる、平安風ファンタジーっぽい恋愛ものです。
※「【R18】半妖の退治人と呪われた上司」の前日譚ですがこちらはBLではなく男女CPとなっているため、ジャンルを女性向け恋愛にしています。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 00:01:51
172232文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:88pt 評価ポイント:26pt
頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したラフィーナ。『王都の毒花』という悪評をでっち上げられ、義妹に婚約者を奪われ、厄介払いのように『バケモノ辺境伯』の元へ嫁ぐという、ネット小説でありがちな目に遭っている真っ最中である。
ところが、出会って約十分で夫となったベリオンとは気楽な白い結婚。仕事と返済に追われる前世とは違い、借金も義務もプレッシャーもなく、あるのは美味しいごはんにふかふかベッド。何にも気にせずのんびり暮ら……せるわけがない! 元貧乏社畜のラフィーナはこの生活を無言の退職
(離婚)勧告だと受け取った。
退職(離婚)に備え前世の知識を活用したり、絶対解けないと言われていたベリオンの呪いが解けちゃったりしながら、ゆっくり距離を縮めていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 19:27:19
109294文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:115pt
総合ポイント:62600pt 評価ポイント:43620pt
ビリーヴの勤め先(元)は奇妙なところだった。双子の片割れのみ大切にするそれを指摘をし続けて首になったのだが、大切にされていなかったマリサお嬢さまを案じて、魔術師協会に相談を持ち掛けたら……。
最終更新:2025-05-01 13:00:00
4163文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:352pt 評価ポイント:332pt
「お姉様、私はヴィンス様と愛し合っているの。だから邪魔者は――消えてくれない?」
「分かったわ」
「えっ……」
男が生まれない王家の第一王女ノルティマは、次の女王になるべく全てを犠牲にして教育を受けていた。
毎日奴隷のように働かされた挙句、将来王配として彼女を支えるはずだった婚約者ヴィンスは──妹と想いあっていた。
裏切りを知ったノルティマは、手紙を残して王宮を去ることに。
何もかも諦めて、崖から湖に飛び降りたとき──救いの手を差し伸べる男が現れて……?
★ 誰にも選ば
れず、手紙を残して消えたはずの王女が幸せを掴み取るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 08:10:37
97165文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:42212pt 評価ポイント:26754pt
作:櫻田りん@12/14【悪人公爵様コミック②】発売!
異世界[恋愛]
完結済
N6030IR
「『役立たずの薬』しか作れず、妹の引き立て役をするくらいしか取り柄のない『出来損ないの魔女』に朗報だ」
妹のラリアが『麗しの天使』と呼ばれ異性から大人気であるのに対して、大の嫌われ者である魔女の先祖返り──メロリー・シュテルダム。
ある日、メロリーのもとに『変態辺境伯』と呼ばれるロイドから縁談が舞い込んだ。
メロリーは家族が求めるような魔女の秘薬を作ることができず、『出来損ないの魔女』と呼ばれていた。そんなメロリーに与えられた仕事は、妹のラリアの引き立て役。
家族から長年虐
げられ、妹の引き立て役も辞めたかった彼女は、この家から抜け出せるならばと、そして調合に使える新たな薬草を求め『変態辺境伯』のもとへと嫁いだ。
しかし、ロイドが変態辺境伯と呼ばれるのには、とある理由があった。更に、彼は何故かメロリーの作る薬に惚れ込んでいて──?
一方その頃、メロリーを馬鹿にしていた家族には不幸が訪れていた。
これは出来損ないで妹の引き立て役の調合オタク──魔女メロリーが、ロイドと出会ったことで魔女の秘薬の本当の価値が知れ渡ったり、愛されたりするお話です。
※短編版はだいたい4話までになっていますが、連載版ではかなり加筆されています。できれば1話から読んでいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 06:30:00
121730文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:14162pt 評価ポイント:8972pt
両親が立て続けに亡くなったロミアの元に『伯爵』と名乗る男から手紙が届く。その伯爵は、何とロミアの実の父親であると名乗り出た。
自身が養子に出されていた事実を知ったロミアが伯爵家に戻ると、公爵家長男レドの誕生パーティーへの参加を提案されたロミアだったが……。
「おい、誰かこの娘を摘み出せ!」
なんとレドに不審者扱いされ、追い出されてしまう。
屋敷の外に放り出されたロミアが夜風に震えて呆然としていると、そこに一台の馬車が遅れて到着した。
ロミアを心配し手を差し伸べたジュリと名乗る
彼は、不審者だと誤解されたロミアから事情を聞き、彼女を伯爵家の屋敷まで送っていったのだが……。
──俺の初恋の人が、何故こんな扱いを受けているんだ……?
……素性を隠していたジュリが、幼い頃にロミアと出会っていた隣国の皇帝【氷獣の帝王】ジュリウスである事を、彼女はまだ知らない。
これは三姉妹の【いらない子】として養子に出され親に捨てられたはずの貴族の次女が、長年の初恋を拗らせたイケメン皇帝に全力で溺愛されながら、互いに支え合って生きていく恋物語です。
どこまでも顔が良く、物理的に強く、誰よりも愛が重く、一族の宿命がしんどい系の男がお好きな方の心に刺されば嬉しいです。
※この作品はカクヨム様で先行公開していた作品を、大幅に改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 20:10:00
108190文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:110pt 評価ポイント:50pt
作:三月べに(BENI)
異世界[恋愛]
完結済
N1076KJ
時は、魔王復活時代。
勇者と聖女の一行が封印しに向かう最中、王国を守るために各地の最果てで、魔塔の魔法使いを主戦力に、大勢の騎士が戦っていた。
魔塔の若き魔法使いのシルも、辺境伯領で『戦場の銀の閃光の天使』と呼ばれるほどに活躍をしていたが、魔物との戦争も終盤。ラストスパートが始まった日、シルは魔塔の仲間の救援要請に応えて、別の地の仲間の元へ魔法転移。
その場にいた魔力を豊富に持っていた相性のいい美丈夫と口付けして魔力を分けてもらい、事態を収拾。その後、魔王封印成功と勝
利が知らされた。
魔塔で、勇者との旅についていった魔塔主も帰ってきて、ワイワイ。
そんな最中、口付けをした美丈夫が、公爵だと発覚。
相手は、公爵領の若きライオネル・フェナールド公爵。さらには、すでに求婚しに来ていた。
面白がる魔塔主と仲間達に呆れつつ、シルは求婚の話を一旦保留にして、名乗る。自分の本名を。
王都では有名な悪女と言われている、その名を――――。
その名を巡り、真の悪女を暴く! シルと、求婚者と、魔塔仲間と、そして戦友!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 06:46:00
55293文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:2808pt 評価ポイント:1964pt
侯爵家の次女として生まれたが両親は姉にかかりっきりでその存在をすっかり忘れているようだった。が、次女は身内以外の愛情を受けてしっかり成長して、さっさと逃げ出すことにしたのだがなぜか第2王子に絡まれて逃亡に失敗したり、存在を思い出した父親に泣きつかれたりと本人的に面倒くさい展開になっていく。
転生、といっても残っているのは知識だけ。その知識を持って平民ライフを目指す少女のお話です。
思ったよりも長くなりそうなので連載にしました。恋愛要素は薄めかもしれません。
最終更新:2025-04-27 00:10:00
388402文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:49010pt 評価ポイント:23580pt
作:mimiaizu
異世界[恋愛]
完結済
N9099KI
ジュンメウキ王国の公爵令嬢シシラ・アリゲイタは毎日が忙しかった。来る日も来る日も聖女の妹アビス・アリゲイタの尻拭いを強いられてきたのだ。勉強も魔術も課題の提出は全て代わりに片付けて、聖女の仕事をサボったときのフォローもこなすなど、面倒事は全てシシラに回ってくる。公爵家の両親に訴えても、「お前は公爵家のために妹を支える立場だ」と聞き入れて貰えない。シシラの心は疲弊していくばかり。
だからこそ、浮気性な婚約者の王子が学園で「聖女こそ婚約者にふさわしい!」として婚約破棄を宣言した
とき、シシラは喜んで受け入れた。無論、冤罪を着せて国外追放されることすらも。
※初の聖女系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 00:00:00
11906文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:10690pt 評価ポイント:9434pt
作:茅@王命&ダイアナ発売中!
異世界[恋愛]
連載
N3651KH
「月あたり金貨10枚で弟子にしてあげる。私の仕事を手伝えば、気弱なままでも断る術を身につけることができるわよ」
前妻の娘である姉を追い出し、伯爵家の後継者となった愛人の娘。
ものの価値もわからぬ宝石大好きな浪費家。
男を手玉にとる悪女。
事実「有」根の噂により、可憐な見た目にもかかわらず婚約者のいないアイリーン・チャンドラー。
幼い頃に親戚の少女に怪我をさせてしまい、責任をとる形で婚約を結んだ帝国一の富豪セオドア。
婚約者に振り回され続け、心身共に疲弊しきって
いたセオドアは、とある夜会で噂の悪女に「金貨30枚であなたを自由にしてあげる」と持ちかけられる。
噂は事実なのに行動をともにするにつれ、セオドアはアイリーンが悪女だとは思えなくなる。
ざまぁ請負人のような悪縁切りを副業とするアイリーン。裕福な伯爵家の愛娘が金稼ぎに勤しむ理由とは――?
黒で始まり、どす黒く終わる。稀代の悪女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:43:46
28669文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:606pt 評価ポイント:364pt
伯爵家の双子として生まれたレベッカはいつも見下してくる双子の姉エイミーが少しだけ苦手だった。
学園に通うようになるとレベッカは勉強が得意で誰にも負けないと自信を持てるようになった。
そんなある日、公爵家から婚約打診をされ公爵家に嫁げるだけの教養がないと断るものの、ならば一年間公爵家で教育を受けてみないかと誘われる。
姉のエイミーも一緒に受ければいいと言われ公爵家に通い始める。
最終更新:2025-04-18 17:00:00
17386文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:5132pt 評価ポイント:4644pt
同じ姉妹なのに、私だけ家族に愛されない。
妹のルルだけが特別なのはどうして?
婚約者のレオナルド王子も、どうして妹ばかり可愛がるの?
でもある時、鏡を見て思い出してしまったのです。
愛されないのは当然です。
だって私は…。
最終更新:2025-04-18 12:00:00
4568文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:8346pt 評価ポイント:8000pt
学園で悪女と言われている侯爵令嬢のイザベルは
自分の婚約者が双子の姉と浮気しているところに遭遇する。
追及の最中、身体の弱い姉が発作を起こしたことで話は有耶無耶に……。
その後も二人は悪びれることなく逢瀬を重ねていた。
さらにイザベルが悪女だという噂を流していたのはまさかの姉と婚約者で、
婚約者は卒業パーティーでイザベルを糾弾して婚約破棄を告げ、姉と婚約すると約束する。
やりたい放題の二人だったが卒業パーティーでまさかの事態が発生して――。
「だって、お姉様お望みの悪女
ですもの」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 20:00:00
23519文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:31644pt 評価ポイント:29272pt
癒しの魔力をほとんど持たないため「役立たずの穀潰し」の烙印を押されたアルジェリータは森の奥深くで竜のお世話係──なくてはならない尊い仕事、と言われているが過酷で人が寄りつかない職に従事していた。ある日の朝、アルジェリータは実家から婚約者が妹に鞍替えした事と、自分が老将軍の後妻として嫁ぐ事を事後報告で知らされる。選択肢もなく公爵家に送られたアルジェリータだったが、彼女を出迎えたのは若き公爵マーガスで、彼の祖父である老将軍はすでに鬼籍に入った後だと告げられる。行き場がなくなってし
まったアルジェリータはマーガスに「仕事がないのでここで働かせてほしい」と頼み込むのだが、マーガスは「仕事が欲しいなら俺の妻になればよい」と一言。突然の求婚に戸惑うアルジェリータだが、なし崩しに彼の「提案」を受け入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 00:44:49
121709文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:71678pt 評価ポイント:54184pt
アルメリアとセレナは、名門貴族であるレグニエ侯爵家の双子の娘だった。アルメリアは跡継ぎとして厳しく育てられ、どちらかといえば控えめで、華やかさに欠けると評されることが多かった。一方セレナは愛らしく、見る者を惹きつけずにはいられない華やかな存在だった。ある時、アルメリアは婚約者と跡継ぎの座をセレナに奪われる。絶望の中、アルメリアの才能を認めた公爵に拾われ、彼女の才能は花開く。そして運命は逆転する——最後に笑うのは、私。
最終更新:2025-04-14 19:00:00
52535文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:19022pt 評価ポイント:15656pt
「お前の聖女の力は偽物だった。エリン・アズナヴェールは【幻光の樹海】へ追放する!」
妹に居場所を奪われ、追放されたエリン。
彼女は追放先の【幻光の樹海】で、不思議な魔法使い・クラトスと出会う。
人嫌いを自称する彼は、エリンに冷たい態度をとるが、一方で幻獣には優しかった。
エリンは傷付いた幻獣を、聖女による力で治療する。すると、冷たかったクラトスの態度が氷解してきて――。
エリンはクラトスや彼の仲間たちと共に、幻獣の保護活動を始める。
そして、エリンには治癒能力の他に、不思
議な力があった。
エリンが追放されたのも、その不思議な力に秘密があるらしく……?
聖女の力で傷付いた幻獣を癒し、もふもふに懐かれる――!
人嫌いのツンツン魔法使いからいつの間にか大切にされている(?)、もふもふ&ツンデレ&ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 15:05:04
138429文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:6722pt 評価ポイント:3892pt
土地(領地)をください、お父様。
ある日、メアリーは気がついた。私、生まれかわってる!
姉の物を欲しがる妹、妹ばかり可愛がる母、無関心な父。止めに妹に想いをむける婚約者に絶望して前世を思い出したのだ。前世は歴史大好きな喪女だった。
今からでも遅くないわ、妹を後継に、婚約者交代して貰いましょう。
寝とる気満々な妹に寝とられる気満々な婚約者。それを後押しする母親の為に馬車馬みたいに働くのはごめんだもの。
それなら、お父様から土地をもらって引きこもりましょうか。
最終更新:2025-04-13 21:49:20
4933文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:22830pt 評価ポイント:21440pt
あなたにお願いされると断れないのはどうしてかしら?
幼い頃から、ずっと一緒に育ったあなた。
ずっとずっと好きだった。
あなたが妹の事を好きだと知るまでは…。
最終更新:2025-04-11 19:00:00
4305文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:1844pt 評価ポイント:1768pt
歴史だけはあるが貧乏な伯爵家に産まれた双子の姉妹。
鮮やかなプラチナブロンドの髪を持つ妹は両親から愛され、一方で黒髪に産まれた姉は両親から疎んじられている。
そんな姉に『悪魔大公』と呼ばれている大公家から縁談話が来た。
一人大公家へと嫁いで行く姉と、それを見送る妹の会話。
両親同様に姉を疎んじているような態度の妹の本音とは。
※この作品はエブリスタにも掲載しています
最終更新:2025-04-10 07:30:08
1361文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:52pt
モノじゃないんですから、叩いても逆さにしても、「真実の愛」は出てきません。
何です、手にお持ちなのはハタキですか?
貴族の令息の持つものじゃ、だから部屋中掃除したって出てこないんですってば……って、あれ?
サザーランド子爵家の虐げられた前妻の娘ジニアと、「真実の愛」で産まれた後妻の娘、義理の妹・ミリアム。
そして滞在したサザーランド家の客室で「真実の愛」を探す幼なじみの伯爵家の次男・ノーマンの短い話。
――残り物には愛がある。
※この話はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2025-04-10 07:12:56
10674文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:550pt 評価ポイント:530pt
五行の国は、各々が相生(そうせい)と相克(そうこく)の関係でなりたっていた。木国、火国、土国、金国、水国。各々が支え合い、干渉することで均衡を保っていた。
しかし十三年前、水の国が滅んだことにより、火国を抑える水がなくなり、火国の権力が高まっていた。
水蓮は、土国に暮らす十八歳の少女だ。義母や義妹から虐げられて生きてきた。義妹には土の加護があり、東宮妃に決まっていた。
加護とは、土国なら豊かな土を生み、火国なら火、木国なら木、金国なら金、水国なら水を生み出す力を言う。加
護で生み出された物には、祝福が宿り特別な力を持つ。
何を隠そう、水蓮には水の加護がある。その日水蓮は義妹の己花(きか)をお茶会に送り届け、帰り際に『もうひとりの東宮』と出会う。土国の東宮は双子で、水蓮が出会った兄東宮は無能と嘲笑われる存在だった。
水蓮と兄東宮――灰夏(はいか)が出会う時、運命が回り出す。
水蓮を妃とする灰夏。そして水蓮は、何者かの企てと謎を解き明かしていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 06:42:39
101307文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
作:三月べに(BENI)
異世界[恋愛]
短編
N1874KI
異世界転生の自覚があるシェアリンは、あるきっかけで無能扱いをされてしまう姉妹格差の伯爵家で冷遇生活を強いられていたが、子犬姿の精霊と魔法学びが出来ればそれでよかったのだが、ある日美少女姿の精霊が目を釣り上げて仁王立ちしていたーーーー。
最終更新:2025-04-09 15:18:48
10472文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:34324pt 評価ポイント:31320pt
麗しくも不良な王子様と添い寝をすべく、私ルナはキングサイズベッドを前に、気絶しそうなほど緊張しております。ひょんな事故から私の夢見る特技が王子様にバレてしまい、宮廷に夢使いとして招致されたのです。王子様は幼少の頃から、恐ろしい悪夢に悩まされているご様子。僭越ながら、私が王子萌えの力を以て、悪夢を退治してみせましょう。これは姉妹格差が酷いおちこぼれ聖女の、夢中のサクセス物語で御座います。
最終更新:2025-04-04 20:08:00
156618文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:106pt
総合ポイント:24634pt 評価ポイント:20268pt
植物を育てるのが好きな伯爵令嬢のリオは、家族から気味が悪いと疎まれる日々を過ごしていた。
母のイザベラは姉のクラリッサだけを溺愛し、リオの功績は全て「運が良かっただけ」と片付け、家の役に立っても感謝の言葉ひとつない。
そんな状況下で、ある事件が起きる。
「気味が悪い貴様との婚約は解消する」
婚約者のレオンが突如、リオとの婚約破棄を宣言したのだ。さらに姉のクラリッサと浮気していたことまで判明する。
婚約解消を受け入れたリオだが、不幸な現実はいつまでも続かなかった。
リオの作った薬が、騎士団団長の命を救い、その薬が聖女にしか調合できないものだと判明したからだ。
伝説の聖女の再来として称えられるリオ。一方、聖女を冷遇してきた母や姉は手痛いしっぺ返しを受けることになる。さらに婚約破棄したレオンも手の平を返したようにリオに媚を売るのだった。
本物語は冷遇されてきた伯爵令嬢が、周囲から認められ、幸せになるまでのハッピーエンドの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 20:01:22
20777文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:15952pt 評価ポイント:13652pt
優秀な姉聖女と、出来損ないの妹聖女。
ナディアはその妹聖女の方だった。
潜在的な聖力は歴代一といわれても、強すぎる力を扱いきれず、聖女の本分でもある解呪も浄化も美味く出来ないナディア。
それとは対照的に何でもそつなくこなす姉──アマーリエは、聖女になるよりもずっと前の幼い頃から、ナディアの事を苛めていた。
姉は優秀で美しくて、そんな姉は上手にナディアを貶めるから、周囲の皆もナディアの事を出来損ないの無能聖女と馬鹿にする。
ナディアはそれを受け入れていた。だって、力をうまく
使えないのは事実だから。
それでもナディアは聖女として正しくあろうと、努力する事をやめなかった。
聖力の強さだけで王子の婚約者となったけれど、そのイグナーツ王子もナディアを蔑む一人だった。
姉と懇意になったイグナーツ王子に婚約を破棄されたナディアは、イグナーツ王子が目の敵にしている辺境伯テオフィルの元に送られる。
テオフィルは魔獣討伐の際に瘴気を浴び、呪われてしまっていたのだ。
姉聖女をはじめとして、他の聖女でも解けなかった強い呪い。
辺境伯領にもナディアの噂は回っていて、テオフィルもナディアを「無能聖女」と蔑み冷遇する。
ナディアの力は弱々しく、種の形にも似た雫状でしか流れていかない。
すぐさま呪いを解くだけの力が、自分にはないと分かっていながらも、ナディアは目の前の呪いを解く為に、テオフィルの苦痛を和らげる為に、浄化の力を注ぎ続ける。
そんな日々を繰り返す中、テオフィルの態度が軟化していって──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 18:24:40
13969文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:14698pt 評価ポイント:13514pt
ベルティーナは伯爵家の娘だが、家族に見放され、ずっとひとりきりで過ごしてきた。やがて年頃になった彼女は、政略結婚の手駒として見ず知らずの男性のもとに嫁ぐことになった。
しかし夫となったシルヴィオは彼女のことを毛嫌いし、目を合わせようともしない。嫁ぐ前と同じ孤独な日々を、彼女はただ過ごすのだった。
そんなベルティーナは、ある事件をきっかけに決意する。ここを出て、子供の頃からの夢をかなえにいこう。はるか南の海にあるという、緑色の海を見にいこう、と。
彼女がいなくなって初め
て、シルヴィオは彼女が隠してきた思いを、秘密を知る。そうして彼もまた、屋敷を飛び出したのだった。彼女を見つけ、今度こそ夫婦としてやり直したい、そんな願いを胸に。
(全28話のお話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 12:07:00
91229文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:2824pt 評価ポイント:2128pt
烏が鳴いた日暮れには、必ず遺体が見つかる。
羅切【らせつ】村にとって烏という生き物は、死を告げる鳥。
羅切村にとって烏という生き物は、死を招く鳥。
「なあ、鳥屋越【とやこし】様の嫁、怪しくないか」
「ああ、それは思ってた。怪しい妖術か何かで、烏を操っているんじゃないだろうか」
鳥屋越傑【とやこしすぐる】と金を引き換えに、政略結婚を強いられた日花【にちか】。
愛のないところから始まる恋もあるものだと信じて生きてきたが、鳥屋越傑は妻である日花に指一本触れることなく、日花の結
婚生活は終わりを迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 12:10:00
12339文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:あまいみんと
異世界[恋愛]
完結済
N9836HN
聖女に認定された双子の妹リズラインの付き人として虐げられてきたアリアテッサは、ある日突然、身に覚えのない殺人未遂の罪で捕らえられてしまう。
アリアテッサの婚約者を略奪するため、「姉に殺されかけた」とリズラインが嘘をついたのだ。
故郷を追放され、命まで奪われかけたところを異国の魔法騎士シルヴィオに救われたアリアテッサは、アリッサと名を変えて生き直すことを決意する。
そんな彼女に、シルヴィオは思いがけない提案を持ちかけてきた。
「一年間、俺の婚約者を演じてくれないか?
」
まだ結婚する気がないのに縁談の嵐で困っているという。
一年間の住まいの保証を条件に、自立するまでの足掛かりとして偽装婚約を受け入れるアリッサ。
謎に包まれたシルヴィオの過去は気になるものの、彼と過ごす日々は初めての連続で、意外にも楽しい。美味しいものを食べたり、仕事を見つけたり、舞踏会に行ってみたり……。
一方その頃、故郷が異変に見舞われはじめて――?
孤独だった少女が愛されて自分の居場所を見つけるお話。
(戦闘シーンあり。主人公は動物を飼っています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:25:02
275170文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:16722pt 評価ポイント:11018pt
幼い頃からの婚約者に婚約破棄を告げられたのは、沈丁花の花の咲く頃。
卒業パーティーの席で同じ年の義妹と婚約を結びなおすことを告げられた。
沈丁花の花の香りが好きだった彼。
沈丁花の花言葉のようにずっと一緒にいられると思っていた。
母が生まれた隣国に帰るように言われたけれど、例え一緒にいられなくても、私はあなたの国にいたかった。
だから王都から遠く離れた、海の見える教会に入ることに決めた。
あなたがいなくても、いつも一緒に海辺を散歩した夏はやって来る。
最終更新:2025-03-18 06:50:00
6340文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:19236pt 評価ポイント:18200pt
遥か昔、あやかしと人間は争う関係にあった。
あやかしを束ねる鬼の一族を滅ぼした日ノ宮家は、鬼が残したと伝えられる呪詛を解呪する解呪師の一族だ。
その解呪師の家に生まれながらも、その能力を発現できない楓は、一族から無能で恥だと言われていた。義妹の凛に日ノ宮の当主で初恋の人、柊を取られたばかりか、家で使用人同然の扱いを受けていた。
人生を踏みにじられ、諦めようとしたとき、同じ解呪師である月之院の当主、夏煌が楓を迎えに来る。
夏煌は、昔楓が助けた男の子で!?
楓は夏煌から甘すぎる愛
を受けながら、自身の持つ力を解放させていく。そして、解呪師の真の歴史を知ったとき、二人の距離が近付く。
これは、ずっと虐げられてきた女の子が、一途に愛してくれる人と出会い、色々なことを乗り越えながら自身の幸せを掴んでいくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 20:02:35
91240文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:228pt 評価ポイント:158pt
侯爵令嬢のリゼットは、妹に聖女の力と婚約者を奪われ、更には身に覚えのない罪で身分も奪われダンジョンに捨てられる。
事実上の死刑宣告だったが初期スキル【貴族の血脈】で獲得スキルポイントが3倍になり、スキル【全体攻撃魔法】と【先制行動】でソロでさくさくとダンジョンを攻略していく。
そんなリゼットの前に立ちはだかったのは食料問題。
「……モンスターって食べられるのかしら?……――な、な、なんておいしいの! よし、私はダンジョンの恵みをおいしくいただくことにしますわ!」
モ
ンスター料理の効果もあって探索は絶好調。リゼットは出会う冒険者たちにモンスター料理を振る舞いながら、ダンジョン生活をエンジョイする。
一方そのころ聖女になった妹は、力の謎の弱体化に苦しんでいた。
【最終話まで執筆済】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 18:19:54
518266文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:114pt
総合ポイント:64480pt 評価ポイント:40290pt
作:路地裏ぬここ。
異世界[恋愛]
連載
N1448JS
キャッツランド王国第二王子・アレク・オーウェン・キャッツランドは、陰で「銀糸のスパダリ」と称される上級魔術師、第一級魔道具師のライセンスを持つ将来有望な銀髪美少年。そんなアレクは留学中の皇立学園高等部の創立記念パーティーで、婚約破棄されて断罪される公爵令嬢――アリスン・コールリッジを目撃する。留学先の国の皇子にギロチンにかけられそうになる可憐な令嬢を救うべく、アレクは動きだす。
「あんな可愛い令嬢をギロチンにかけさせてたまるか! カチコミかけるぜ!
アレクの章では婚約破棄から
の馬鹿王子ざまぁ、前世の因果応報、アリスンの章では姉妹格差からのおかんざまぁ、その他ざまぁが入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 10:26:16
87281文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:14pt
「……お姫様じゃないわ」
そう言って母の腕を滑り落ちたマリアベル。
溢れんほど注がれるはずだった愛情もまた、その瞬間全て失った。
心を壊し自分を見る事がない母親と、母を選びながらも娘を捨てきれない父親。
行き場のない思いを抱えたまま成長するマリアベルへ手を差し伸べたのは、優しい祖父母とその向こうのまだ見ぬ世界だった。
※ストーリーの後半部分に恋愛要素を含む為恋愛タグをつけています。
書き溜めた分を少しずつ投稿しますがストックがなくなったらペース落ちるかもしれません。
最終更新:2025-03-06 17:00:00
138108文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:5006pt 評価ポイント:2522pt
公爵令嬢ロゼは、優秀な妹の引き立て役だった。周囲は妹ばかりを優先し、ロゼは妹の命令に従わされて辛い日々を過ごしていた。
そんなとき、大公から縁談を持ちかけられる。妹の引き立て役から解放されたロゼは、幸せになっていく。一方の妹は、破滅の道をたどっていき……?
脇役だと思っていたら妹と立場が逆転する話。
最終更新:2025-03-04 06:30:00
19323文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:30572pt 評価ポイント:28252pt
姉妹格差にも負けず、お互いを思い合う姉妹のお話。
あるいは執着心強めの幼馴染がサクッと全部解決しちゃうお話。
ご都合主義のハッピーエンド。
ざまぁ要素はほぼなし。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2025-03-03 19:46:30
3113文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:2420pt 評価ポイント:2312pt
「私のことが好きなノア様の下へ嫁いで、せいぜい慰めてあげなさいな」
テティスは、膨大な魔力を持ち、結界魔術師である有能な姉──ヒルダと比べられ、魔力が少ないことから無能扱いされてきた。
そんな中舞い込んだ縁談。相手は筆頭魔術師であり、公爵でもある雲の上の存在であるノアだった。
姉のことが好きなはずのノアとの婚約に、テティスは憂鬱になるのだが──。
「君は本当に愛らしいな」「努力を続けることは凄いことだよ」「テティスが好きだ」
何故かノアに溺愛されたテティスは、不思議に
思いつつも彼に惹かれてしまい、同時に何故愛されるのか、理由を知ることになる。
直後、突然の魔物の襲来により、ノアと共に現場へ向かうテティス。招集された結界魔術師であるヒルダよりも、何故かテティスの魔力が急激に増えて──?
これは、無能扱いされてきたテティスがノアに溺愛され、後天的に増えた魔力と今までの努力の成果で、結界魔術師になる夢を叶える、そんなお話です。
◆短編版 2/11 日間4位ありがとうございます!
◆R15は念のため
◆ハッピーエンドはお約束折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 06:30:00
194718文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:37748pt 評価ポイント:24710pt
検索結果:360 件